JP2638650B2 - 回線制御装置 - Google Patents

回線制御装置

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JP2638650B2 JP1343787A JP34378789A JP2638650B2 JP 2638650 B2 JP2638650 B2 JP 2638650B2 JP 1343787 A JP1343787 A JP 1343787A JP 34378789 A JP34378789 A JP 34378789A JP 2638650 B2 JP2638650 B2 JP 2638650B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、単一の電話回線をモデムとファクシミリ
装置が共用する場合に適用して好適な回線制御装置に関
する。
[従来の技術] モデムを電話回線に接続して使用する場合で、相手か
ら発信されたモデムのデータを受ける場合には、一度電
話機でお互に回線を接続した後、モデムに切り換えてデ
ータ通信を行なう手動方式の他に、自動方式つまり自動
着信方式がある。
自動着信方式では、電話回線の呼出し用着信信号(リ
ング信号)が検出されると、自動的に回線が接続されて
データ通信が行なわれる。
また、電話回線を有効に利用するため、モデムの他
に、ファクシミリ装置用の電話回線と共用する場合があ
る。
[発明が解決しようとする課題] このような共用構成の場合で、モデムとして自動着信
機能を採用すると、以下のような問題を惹起するおそれ
がある。
すなわち、モデムとファクシミリ装置も自動着信機能
を動作させるためには、電話回線より送られてくる着信
信号(75V,16Hzの交流信号)が1秒オン、2秒オフの繰
り返しであることを利用してこれを検出するようにして
いる。
したがって、両者とも着信機能を動作させる信号は同
一である。これに対して、着信信号の何サイクル目で回
線を捕捉するかは、個々の装置によって異なるため、回
線捕捉サイクル数の少ない方の装置が常に着信すること
になってしまって、他の装置は着信することができなく
なってしまう。
そこで、この発明ではこのような課題を解決したもの
であって、電話回線をモデムとファクシミリ装置が共用
する場合であっても、電話回線側から送られてくる情報
に適合した端末装置を確実に選択できるようにした回線
制御装置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、モ
デムとファクシミリ装置の何れか一方を電話回線に接続
する一対の回線スイッチと、 電話回線側からの着信信号を検出するリング検出回路
と、 このリング検出回路からの着信検出信号に基づいて、
上記回線スイッチを制御するCPUで構成された制御部と
を有し、 上記モデムの回線捕捉のための着信検出サイクル数は
上記ファクシミリ装置のそれよりも早くなるように設定
されると共に、上記モデム側のオフフック時間は、上記
ファクシミリ装置が着信検出後オフフックするまでの時
間以上に遅延するように設定され、 上記制御部では上記モデムを電話回線側に接続したの
ち、上記モデムのハンドシェーク状態を監視し、ハンド
シェークが失敗したときには上記回線スイッチを制御し
て上記モデムに代えて上記ファクシミリ装置を上記電話
回線に接続するようにしたことを特徴とするものであ
る。
[作 用] この発明では、モデム14の着信検出サイクル数をファ
クシミリ装置のそれよりも早めに設定し、そしてモデム
14側の回線を接続するためのオフフックする時間を、フ
ァクシミリ装置16が着信検出後ファクシミリ装置16側の
回線をオフフックするまでの時間以上に遅延(実際には
2〜3サイクル分の遅延時間)させる。これによって次
のような制御動作を実現する。
着信信号が到来すると、先ず最初にモデム14が着信信
号を検出するが直ちにはオフフックはしない。次に来る
2サイクル目の着信信号でファクシミリ装置16がオフフ
ックする(回線スイッチ32オン)。この時点で着信信号
は切れるが、モデム14は既に着信信号を検出しているの
で、設定された時間だけ遅れてオフフックする(回線ス
イッチ22オン)。
ファクシミリ装置16は既にオフフックされているの
で、決められた手順通りにトレーニングを開始するが、
モデム14がオフフックすることにより、回線はモデム14
側に接続されることになる。
モデム14が相手側(発呼側)とハンドシェイクを開始
し、相手側とのハンドシェイクが成功すればそのまま通
信を行う。その時には、ファクシミリ装置16は相手側と
トレーニングシーケンスに入れず、約1分後にオンフッ
ク(回線スイッチ32オフ)して次の着信を待つことにな
る。
しかし、モデム14が相手側とのハンドシェークシーケ
ンスに失敗すると、モデム14は、数秒でオンフックし、
これと同時に回線スイッチ22、32が制御されて図1に示
す状態に切り替わる。この動作で回線がファクシミリ装
置16側に切り替えられるので、ファクシミリ装置16は中
断したトレーニングを再開する。そして、相手側がファ
クシミリ装置16なら画像の受信モードに遷移する。
このようにモデム14とファクシミリ装置16とで、回線
を捕捉するための着信信号検出サイクル数を異ならせる
と共に、回線接続のためのモデム14側のオフフック時間
を所定時間遅延させる処理を行ない、さらにファクシミ
リ装置16のトレーニング機能を利用することによって、
単一の電話回線を利用する場合であっても、モデム14側
への着信とファクシミリ装置16側への着信とを確実に検
出して対応する回線接続を実現することができる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係る回線制御装置の一例を、第1
図及び第2図を参照して詳細に説明する。
電話回線を共用する端末装置としては、上述したよう
にモデムとファクシミリ装置を示す。
第1図に示す回線制御装置10において、12は電話回
線、14はモデム本体、16はファクシミリ装置である。モ
デム本体14には以下に述べる回線制御手段20が設けら
れ、この回線制御手段20を含めてモデムとなされる(破
線図示)。
電話回線21に対して第1の回線スイッチ22及びトラン
ス24を介してモデム本体14が接続される。また、第1の
回線スイッチ22の前段の電話回線21より第2の回線スイ
ッチ32を介してファクシミリ装置16が接続される。
そして、同じく第1の回線スイッチ22の前段の電話回
線12に、回線制御手段20を構成するリング検出回路(着
信信号検出回路)26が接続される。
リング検出回路26は着信信号(リングトーン信号)を
検出するためのものである。リング検出出力は制御手段
を構成するCPU28に供給される。
34,36は、第1及び第2の回線スイッチ22,32を制御す
るためのリレーであって、何れもCPU28によって制御さ
れる。
L1,L2は電話回線用ジャック、L3,L4は電話機用ジャッ
クである。
さて、このように構成された回線制御装置10におい
て、モデム本体14もファクシミリ装置16も共に自動着信
機能が選択されており、モデム本体14の着信信号に対す
る回線捕捉サイクル数に対し、ファクシミリ装置16の回
線捕捉サイクル数の方が長く設定されている。例えば、
前者が1サイクルであるのに対して、後者が2〜3サイ
クルに設定される。
また、周知のモデム本体14は着信信号が検出される
と、直ちに若しくは1秒程度置いてオフフックされるよ
うに、オフフックのタイミングが選択されているが、こ
の発明では着信信号検出後ファクシミリ装置16がオフフ
ックされるまでの間は少なくともオフフックされないよ
うに、そのタイミングが設定されているものとする。
したがって、モデム本体14のオフフック遅延時間は、
2〜3サイクル以上に設定される。
また、その初期状態では図示するように、第1の回線
スイッチ22が開(オフ)で、第2の回線スイッチ32が閉
(オン)に制御されているものとする。
続いて、第2図に示す回線制御フロー40を参照して、
回線制御動作を説明する。
まず、CPU28に内蔵された制御プログラムでは、モデ
ム本体14側において自動応答機能が着信信号の1サイク
ル(リングの1回目)に設定されているかがチェックさ
れ(ステップ41)、次に自動応答時モデム本体14のオフ
フック遅延時間が0でない値に設定されているかがチェ
ックされる(ステップ42)。
これらの条件が満足されたとき、次の動作に遷移す
る。
すなわち、着信信号があると、これがリング検出回路
26で検出されてCPU28では着信信号の到来と判断する
(ステップ43)。これとは別に着信信号の入力が検出さ
れてから所定のサイクル数(通常2サイクル)が経過す
ると、2サイクル目の着信信号で回線が捕捉され、その
回線を接続するためにファクシミリ装置16がオフフック
して電話回線12を接続する(ステップ44)。
回線接続が終わると、今度はモデム本体14でのオフフ
ック遅延設定時間(上例では2〜3サイクルの時間)が
チェックされ(ステップ45)、この時間が経過している
ときには、CPU28よりの指令でリレー34が制御されて第
1の回線スイッチ22がオンして、モデム本体14に電話回
線12が接続されると共に、リレー36が制御されて第2の
回線スイッチ32がオフしてファクシミリ装置16への電話
回線12が切断される(ステップ46)。
そして、この制御装置と同時に、CPU28よりモデム本
体14に対してオフフック指令がなされる。
電話回線12がモデム本体14側に切り換えられると、モ
デム本体14では電話回線12に接続された端末装置側との
間において回線接続のためのハンドシェークを行なう
(ステップ47)。
モデム本体14から電話回線12に送出したアンサートー
ン信号(2100Hz)に対して、相手側端末装置が応答した
ときは、相手側端末装置との間でのハンドシェークが成
功したことになる。
したがって、その場合には、相手側端末装置(モデム
など)との間でデータ通信が行なわれる(ステップ4
8)。
ハンドシェークが成功しないときは、相手側端末装置
はデータ通信装置ではないので、この場合には、第1と
第2の回線スイッチ22,32が切り換え制御されて、今度
は電話回線12がファクシミリ装置16側に切り換えられる
(ステップ50)。
ここで、上述したように電話回線12をモデム本体14側
に切り換えると、今まで回線接続状態にあったファクシ
ミリ装置16な突然回線が切断されることになってしま
う。
しかし、ファクシミリ装置16は電話回線12が一旦接続
されると、途中で電話回線12が切断されても、しばらく
の間(1分程度、この時間を回線接続処理用のトレーニ
ング時間という)は回線接続のための信号送信処理を継
続しているので、ファクシミリ装置16はオフフックされ
た状態を保持している。
そのため、モデム本体14側に電話回線12を切り換えて
からトレーニング時間を経過する前に、再び電話回線12
をファクシミリ装置16側に接続すれば、電話回線12はフ
ァクシミリ装置16に接続されることになる。
その後、相手端末装置との間でハンドシェークを行な
い、これが成功した場合には、ファックス通信(画像情
報の通信)が開始される(ステップ51,52)。
ステップ48において、モデム本体14が相手側端末装置
との間でのハンドシェークが成功したときには、電話回
線12を利用してデータ通信が継続するため、トレーニン
グ時間が経過すると、ファクシミリ装置16は自動的にオ
ンフックされて、着信待機状態に遷移する。
このような回線制御を行なうことによって、電話回線
12を共用しても、電話回線12側から送られてくる情報
(データ情報若しくは画像情報)に適合した端末装置
(モデム本体14若しくはファクシミリ装置16)を確実に
選択できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の構成によれば、電話
回線を共用しても、電話回線側から送られてくる情報
(データ情報若しくは画像情報)に適合した端末装置
(モデム本体若しくはファクシミリ装置)を確実に選択
できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る回線制御装置の一例を示すブロ
ック図、第2図は回線制御動作の一例を示すフローチャ
ートである。 10……回線制御装置 12……電話回線 14……モデム本体 16……ファクシミリ装置 20……回線制御手段 22,32……回線スイッチ 26……リング検出回路 28……CPU 34,36……リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデムとファクシミリ装置の何れか一方を
    電話回線に接続する一対の回線スイッチと、 電気回線側からの着信信号を検出するリング検出回路
    と、 このリング検出回路からの着信検出信号に基づいて、上
    記回線スイッチを制御するCPUで構成された制御部とを
    有し、 上記モデムの回線捕捉のための着信検出サイクル数は上
    記ファクシミリ装置のそれよりも早くなるように設定さ
    れると共に、上記モデム側のオフフック時間は、上記フ
    ァクシミリ装置が着信検出後オフフックするまでの時間
    以上に遅延するように設定され、 上記制御部では上記モデムを電話回線側に接続したの
    ち、上記モデムのハンドシェーク状態を監視し、ハンド
    シェークが失敗したときには上記回線スイッチを制御し
    て上記モデムに代えて上記ファクシミリ装置を上記電話
    回線に接続するようにしたことを特徴とする回線制御装
    置。
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