JP2638314B2 - 仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式 - Google Patents
仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式Info
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- JP2638314B2 JP2638314B2 JP3011379A JP1137991A JP2638314B2 JP 2638314 B2 JP2638314 B2 JP 2638314B2 JP 3011379 A JP3011379 A JP 3011379A JP 1137991 A JP1137991 A JP 1137991A JP 2638314 B2 JP2638314 B2 JP 2638314B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮想記憶システムにおけ
るスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式に関し、
特にプログラムとスワッピング用外部記憶装置との対応
を変更できる仮想記憶システム(情報処理ハンドブッ
ク,社団法人情報処理学会編,第1版,166頁参照)
におけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式に
関する。
るスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式に関し、
特にプログラムとスワッピング用外部記憶装置との対応
を変更できる仮想記憶システム(情報処理ハンドブッ
ク,社団法人情報処理学会編,第1版,166頁参照)
におけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】仮想記憶システムでは、主記憶装置と外
部記憶装置との間でプログラムのスワッピング(情報処
理ハンドブック,社団法人情報処理学会編,第1版,1
64頁参照)が発生するが、主記憶装置の容量が小さか
ったりすると、スワッピングに伴う外部記憶装置に対す
る入出力のオーバヘッドが過大となり、その効率改善が
大きな問題となっていた。
部記憶装置との間でプログラムのスワッピング(情報処
理ハンドブック,社団法人情報処理学会編,第1版,1
64頁参照)が発生するが、主記憶装置の容量が小さか
ったりすると、スワッピングに伴う外部記憶装置に対す
る入出力のオーバヘッドが過大となり、その効率改善が
大きな問題となっていた。
【0003】従来、仮想記憶システムにおけるスワッピ
ングの効率を上げるためには、プログラムの追出しアル
ゴリズムの改善やスワッピング用外部記憶装置の分散化
による方法等があった。
ングの効率を上げるためには、プログラムの追出しアル
ゴリズムの改善やスワッピング用外部記憶装置の分散化
による方法等があった。
【0004】ここで、スワッピング用外部記憶装置の分
散化による方法(以下、負荷分散方式という)によれ
ば、プログラムのスワッピングに伴う入出力が1つの外
部記憶装置に集中するとオーバヘッドが大きくなるが、
スワッピングに使用する外部記憶装置を複数の外部記憶
装置に分散化することによりスワッピングに伴う外部記
憶装置に対する入出力のオーバヘッドも分散化されるの
で、仮想記憶システム全体のオーバヘッドが少なくなっ
て効率が向上することが知られている。
散化による方法(以下、負荷分散方式という)によれ
ば、プログラムのスワッピングに伴う入出力が1つの外
部記憶装置に集中するとオーバヘッドが大きくなるが、
スワッピングに使用する外部記憶装置を複数の外部記憶
装置に分散化することによりスワッピングに伴う外部記
憶装置に対する入出力のオーバヘッドも分散化されるの
で、仮想記憶システム全体のオーバヘッドが少なくなっ
て効率が向上することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の負荷分
散方式では、複数の外部記憶装置に分かれたスワッピン
グ用外部記憶装置をどのプログラムのスワッピング用に
使用するかによって仮想記憶システムの効率が影響され
るので、一度設定したスワッピング用外部記憶装置の使
用方法でも情報処理装置の運用により効率が悪くなるこ
とがあり、利用者はスワッピング用外部記憶装置の使用
方法を仮想記憶システムの効率が最適となるように常時
変更しなければならないという問題点があった。
散方式では、複数の外部記憶装置に分かれたスワッピン
グ用外部記憶装置をどのプログラムのスワッピング用に
使用するかによって仮想記憶システムの効率が影響され
るので、一度設定したスワッピング用外部記憶装置の使
用方法でも情報処理装置の運用により効率が悪くなるこ
とがあり、利用者はスワッピング用外部記憶装置の使用
方法を仮想記憶システムの効率が最適となるように常時
変更しなければならないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、SMF
部(本部分は、情報処理装置では通常に装備されるSy
stem Management Facilityを
指す。以下同様)(情報処理ハンドブック,社団法人情
報処理学会編,第1版,277頁参照)の情報を利用し
て、仮想記憶システムの効率が向上するようにスワッピ
ング用外部記憶装置を自動的に変更するようにした仮想
記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自
動変更方式を提供することにある。
部(本部分は、情報処理装置では通常に装備されるSy
stem Management Facilityを
指す。以下同様)(情報処理ハンドブック,社団法人情
報処理学会編,第1版,277頁参照)の情報を利用し
て、仮想記憶システムの効率が向上するようにスワッピ
ング用外部記憶装置を自動的に変更するようにした仮想
記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自
動変更方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の仮想記憶システ
ムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式
は、情報処理装置のプログラムとスワッピング用外部記
憶装置との対応を変更できる仮想記憶システムにおい
て、主記憶装置と外部記憶装置との間で行われるプログ
ラムのスワッピングを計測するSMF部と、このSMF
部により計測されたプログラム毎の外部記憶装置に対す
るスワッピング回数情報を保持するスワッピング回数保
持部と、このスワッピング回数保持部に保持されたスワ
ッピング回数情報に基づいてプログラム毎の外部記憶装
置に対するスワッピング回数が複数の外部記憶装置で平
均化しているかどうかを判定して平均化していない場合
にはプログラムの外部記憶装置に対するスワッピング回
数を複数の外部記憶装置で平均化するようなスワッピン
グ変更指示情報を作成する評価部と、この評価部により
作成されたスワッピング変更指示情報を保持するスケジ
ュール変更保持部と、プログラムとプログラムがスワッ
ピング用に使用する外部記憶装置との対応が保持されて
いるスケジュール管理部と、前記スケジュール変更保持
部に保持されているスワッピング変更指示情報を判読し
前記スケジュール管理部に保持されているプログラムと
外部記憶装置との対応を変更するスケジュール変更部と
を有し、前記評価部が、前記スワッピング回数保持部に
保持されているスワッピング回数情報について複数ある
外部記憶装置毎に区分けを行うスワッピング回数区分け
手段と、複数の外部記憶装置毎のスワッピング回数の平
均値を算出し外部記憶装置のスワッピング回数がその平
均値より大きいものと小さいものとに区分けするスワッ
ピング回数平均値判定手段と、スワッピング回数の平均
値で区分けされた外部記憶装置のスワッピング回数情報
でスワッピング回数が平均値より小さいものが保持され
る小スワッピング回数保持手段と、外部記憶装置のスワ
ッピング回数情報でスワッピング回数が平均値より大き
いものが保持される大スワッピング回数保持手段と、こ
の大スワッピング回数保持手段に保持されているスワッ
ピング回数が他のどの外部記憶装置よりも大きい外部記
憶装置を選択しさらにその外部記憶装置にスワッピング
したプログラムのうちのスワッピング回数の大きいプロ
グラムを選択するプログラム判読手段と、前記小スワッ
ピング回数保持手段に区 分けされている外部記憶装置よ
りスワッピング回数の小さいものから検索して前記スワ
ッピング回数の大きいプログラムのスワッピング回数を
外部記憶装置のスワッピング回数に足してスワッピング
回数の平均値より小さい外部記憶装置を選択し前記スワ
ッピング回数の平均値より小さい外部記憶装置で前記ス
ワッピング回数の大きいプログラムのスワッピングが実
行されるように前記スケジュール管理部に対するスワッ
ピング変更指示情報を作成し前記スケジュール変更保持
部に保持させる外部記憶装置判読手段とからなる。
ムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式
は、情報処理装置のプログラムとスワッピング用外部記
憶装置との対応を変更できる仮想記憶システムにおい
て、主記憶装置と外部記憶装置との間で行われるプログ
ラムのスワッピングを計測するSMF部と、このSMF
部により計測されたプログラム毎の外部記憶装置に対す
るスワッピング回数情報を保持するスワッピング回数保
持部と、このスワッピング回数保持部に保持されたスワ
ッピング回数情報に基づいてプログラム毎の外部記憶装
置に対するスワッピング回数が複数の外部記憶装置で平
均化しているかどうかを判定して平均化していない場合
にはプログラムの外部記憶装置に対するスワッピング回
数を複数の外部記憶装置で平均化するようなスワッピン
グ変更指示情報を作成する評価部と、この評価部により
作成されたスワッピング変更指示情報を保持するスケジ
ュール変更保持部と、プログラムとプログラムがスワッ
ピング用に使用する外部記憶装置との対応が保持されて
いるスケジュール管理部と、前記スケジュール変更保持
部に保持されているスワッピング変更指示情報を判読し
前記スケジュール管理部に保持されているプログラムと
外部記憶装置との対応を変更するスケジュール変更部と
を有し、前記評価部が、前記スワッピング回数保持部に
保持されているスワッピング回数情報について複数ある
外部記憶装置毎に区分けを行うスワッピング回数区分け
手段と、複数の外部記憶装置毎のスワッピング回数の平
均値を算出し外部記憶装置のスワッピング回数がその平
均値より大きいものと小さいものとに区分けするスワッ
ピング回数平均値判定手段と、スワッピング回数の平均
値で区分けされた外部記憶装置のスワッピング回数情報
でスワッピング回数が平均値より小さいものが保持され
る小スワッピング回数保持手段と、外部記憶装置のスワ
ッピング回数情報でスワッピング回数が平均値より大き
いものが保持される大スワッピング回数保持手段と、こ
の大スワッピング回数保持手段に保持されているスワッ
ピング回数が他のどの外部記憶装置よりも大きい外部記
憶装置を選択しさらにその外部記憶装置にスワッピング
したプログラムのうちのスワッピング回数の大きいプロ
グラムを選択するプログラム判読手段と、前記小スワッ
ピング回数保持手段に区 分けされている外部記憶装置よ
りスワッピング回数の小さいものから検索して前記スワ
ッピング回数の大きいプログラムのスワッピング回数を
外部記憶装置のスワッピング回数に足してスワッピング
回数の平均値より小さい外部記憶装置を選択し前記スワ
ッピング回数の平均値より小さい外部記憶装置で前記ス
ワッピング回数の大きいプログラムのスワッピングが実
行されるように前記スケジュール管理部に対するスワッ
ピング変更指示情報を作成し前記スケジュール変更保持
部に保持させる外部記憶装置判読手段とからなる。
【0008】
【作用】本発明の仮想記憶システムにおけるスワッピン
グ用外部記憶装置の自動変更方式では、SMF部が主記
憶装置と外部記憶装置との間で行われるプログラムのス
ワッピングを計測し、スワッピング回数保持部がSMF
部により計測されたプログラム毎の外部記憶装置に対す
るスワッピング回数情報を保持し、評価部がスワッピン
グ回数保持部に保持されたスワッピング回数情報に基づ
いてプログラム毎の外部記憶装置に対するスワッピング
回数が複数の外部記憶装置で平均化しているかどうかを
判定して平均化していない場合にはプログラムの外部記
憶装置に対するスワッピング回数を複数の外部記憶装置
で平均化するようなスワッピング変更指示情報を作成
し、スケジュール変更保持部が評価部により作成された
スワッピング変更指示情報を保持し、スケジュール管理
部にプログラムとプログラムがスワッピング用に使用す
る外部記憶装置との対応が保持され、スケジュール変更
部がスケジュール変更保持部に保持されているスワッピ
ング変更指示情報を判読しスケジュール管理部に保持さ
れているプログラムと外部記憶装置との対応を変更す
る。評価部では、スワッピング回数区分け手段がスワッ
ピング回数保持部に保持されているスワッピング回数情
報について複数ある外部記憶装置毎に区分けを行い、ス
ワッピング回数平均値判定手段が複数の外部記憶装置毎
のスワッピング回数の平均値を算出し外部記憶装置のス
ワッピング回数がその平均値より大きいものと小さいも
のとに区分けし、小スワッピング回数保持手段にスワッ
ピング回数の平均値で区分けされた外部記憶装置のスワ
ッピング回数情報でスワッピング回数が平均値より小さ
いものが保持され、大スワッピング回数保持手段に外部
記憶装置のスワッピング回数情報でスワッピング回数が
平均値より大きいものが保持され、プログラム判読手段
が大スワッピング回数保持手段に保持されているスワッ
ピング回数が他のどの外部記憶装置よりも大きい外部記
憶装置を選択しさらにその外部記憶装置にスワッピング
したプログラムのうちのスワッピング回数の大きいプロ
グラムを選択し、外部記憶装置判読手段が小スワッピン
グ回数保持手段に区分けされている外部記憶装置よりス
ワッピング回数の小さいものから検索してスワッピング
回数の大きいプログラムのスワッピング回数を外部記憶
装置 のスワッピング回数に足してスワッピング回数の平
均値より小さい外部記憶装置を選択しスワッピング回数
の平均値より小さい外部記憶装置でスワッピング回数の
大きいプログラムのスワッピングが実行されるようにス
ケジュール管理部に対するスワッピング変更指示情報を
作成しスケジュール変更保持部に保持させる。
グ用外部記憶装置の自動変更方式では、SMF部が主記
憶装置と外部記憶装置との間で行われるプログラムのス
ワッピングを計測し、スワッピング回数保持部がSMF
部により計測されたプログラム毎の外部記憶装置に対す
るスワッピング回数情報を保持し、評価部がスワッピン
グ回数保持部に保持されたスワッピング回数情報に基づ
いてプログラム毎の外部記憶装置に対するスワッピング
回数が複数の外部記憶装置で平均化しているかどうかを
判定して平均化していない場合にはプログラムの外部記
憶装置に対するスワッピング回数を複数の外部記憶装置
で平均化するようなスワッピング変更指示情報を作成
し、スケジュール変更保持部が評価部により作成された
スワッピング変更指示情報を保持し、スケジュール管理
部にプログラムとプログラムがスワッピング用に使用す
る外部記憶装置との対応が保持され、スケジュール変更
部がスケジュール変更保持部に保持されているスワッピ
ング変更指示情報を判読しスケジュール管理部に保持さ
れているプログラムと外部記憶装置との対応を変更す
る。評価部では、スワッピング回数区分け手段がスワッ
ピング回数保持部に保持されているスワッピング回数情
報について複数ある外部記憶装置毎に区分けを行い、ス
ワッピング回数平均値判定手段が複数の外部記憶装置毎
のスワッピング回数の平均値を算出し外部記憶装置のス
ワッピング回数がその平均値より大きいものと小さいも
のとに区分けし、小スワッピング回数保持手段にスワッ
ピング回数の平均値で区分けされた外部記憶装置のスワ
ッピング回数情報でスワッピング回数が平均値より小さ
いものが保持され、大スワッピング回数保持手段に外部
記憶装置のスワッピング回数情報でスワッピング回数が
平均値より大きいものが保持され、プログラム判読手段
が大スワッピング回数保持手段に保持されているスワッ
ピング回数が他のどの外部記憶装置よりも大きい外部記
憶装置を選択しさらにその外部記憶装置にスワッピング
したプログラムのうちのスワッピング回数の大きいプロ
グラムを選択し、外部記憶装置判読手段が小スワッピン
グ回数保持手段に区分けされている外部記憶装置よりス
ワッピング回数の小さいものから検索してスワッピング
回数の大きいプログラムのスワッピング回数を外部記憶
装置 のスワッピング回数に足してスワッピング回数の平
均値より小さい外部記憶装置を選択しスワッピング回数
の平均値より小さい外部記憶装置でスワッピング回数の
大きいプログラムのスワッピングが実行されるようにス
ケジュール管理部に対するスワッピング変更指示情報を
作成しスケジュール変更保持部に保持させる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係る仮想記憶
システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変
更方式の構成を示すブロック図である。本実施例の仮想
記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自
動変更方式は、仮想記憶システムで使用される複数の外
部記憶装置1と、内部記憶装置(一般的には、メモリと
いう)である主記憶装置2と、主記憶装置2と外部記憶
装置1との間で仮想記憶システムの運用時に発生するプ
ログラムのスワッピング回数を計測するSMF部3と、
SMF部3で計測されたプログラム毎の外部記憶装置1
に対するスワッピング回数情報を保持するスワッピング
回数保持部4と、スワッピング回数保持部4で保持され
ているスワッピング回数情報に基づいて複数の外部記憶
装置1間でスワッピング回数が平均化されているかどう
かを判定し平均化されていない場合には複数の外部記憶
装置1間でスワッピング回数が平均化されるようにあら
かじめ定められているプログラムが使用するスワッピン
グ用外部記憶装置1の指定を変更するための指示(以
下、スワッピング変更指示情報という)を作成する評価
部5と、評価部5で作成されたスワッピング変更指示情
報を保持するスケジュール変更保持部6と、スケジュー
ル変更保持部6に保持されているスワッピング変更指示
情報を判読しプログラムがスワッピングのために使用す
る外部記憶装置1の対応情報(以下、スワッピング対応
情報という)を変更するスケジュール変更部7と、仮想
記憶システムがプログラムを複数の外部記憶装置1のう
ちのどの外部記憶装置1にスワッピングするかを示すス
ワッピング対応情報をあらかじめ保持しているスケジュ
ール管理部8とから構成されている。
システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変
更方式の構成を示すブロック図である。本実施例の仮想
記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自
動変更方式は、仮想記憶システムで使用される複数の外
部記憶装置1と、内部記憶装置(一般的には、メモリと
いう)である主記憶装置2と、主記憶装置2と外部記憶
装置1との間で仮想記憶システムの運用時に発生するプ
ログラムのスワッピング回数を計測するSMF部3と、
SMF部3で計測されたプログラム毎の外部記憶装置1
に対するスワッピング回数情報を保持するスワッピング
回数保持部4と、スワッピング回数保持部4で保持され
ているスワッピング回数情報に基づいて複数の外部記憶
装置1間でスワッピング回数が平均化されているかどう
かを判定し平均化されていない場合には複数の外部記憶
装置1間でスワッピング回数が平均化されるようにあら
かじめ定められているプログラムが使用するスワッピン
グ用外部記憶装置1の指定を変更するための指示(以
下、スワッピング変更指示情報という)を作成する評価
部5と、評価部5で作成されたスワッピング変更指示情
報を保持するスケジュール変更保持部6と、スケジュー
ル変更保持部6に保持されているスワッピング変更指示
情報を判読しプログラムがスワッピングのために使用す
る外部記憶装置1の対応情報(以下、スワッピング対応
情報という)を変更するスケジュール変更部7と、仮想
記憶システムがプログラムを複数の外部記憶装置1のう
ちのどの外部記憶装置1にスワッピングするかを示すス
ワッピング対応情報をあらかじめ保持しているスケジュ
ール管理部8とから構成されている。
【0011】図2は、評価部5の詳細を示すブロック図
である。評価部5は、スワッピング回数保持部4に保持
されているスワッピング回数情報について複数ある外部
記憶装置1毎に区分けを行うスワッピング回数区分け手
段51と、複数の外部記憶装置1毎のスワッピング回数
の平均値を算出し外部記憶装置1のスワッピング回数が
その平均値より大きいものと小さいものとに区分けする
スワッピング回数平均値判定手段52と、スワッピング
回数の平均値で区分けされた外部記憶装置1のスワッピ
ング回数情報でスワッピング回数が平均値より小さいも
のが保持される小スワッピング回数保持手段53と、外
部記憶装置1のスワッピング回数情報でスワッピング回
数が平均値より大きいものが保持される大スワッピング
回数保持手段54と、大スワッピング回数保持手段54
に保持されているスワッピング回数が他のどの外部記憶
装置1よりも大きい外部記憶装置1を選択しさらにその
外部記憶装置1にスワッピングしたプログラムのうちの
スワッピング回数の大きいプログラム(以下、プログラ
ムAとする)を選択するプログラム判読手段55と、小
スワッピング回数保持手段53に区分けされている外部
記憶装置1よりスワッピング回数の小さいものから検索
してプログラムAのスワッピング回数を外部記憶装置1
のスワッピング回数に足してスワッピング回数の平均値
より小さい外部記憶装置1(以下、外部記憶装置Xとす
る)を選択しプログラム判読手段55によって選択され
たプログラムAと外部記憶装置判読手段56によって選
択された外部記憶装置Xとより外部記憶装置Xでプログ
ラムAのスワッピングが実行されるようにスケジュール
管理部8に対するスワッピング変更指示情報を作成しス
ケジュール変更保持部6に保持させる外部記憶装置判読
手段56とからなる。
である。評価部5は、スワッピング回数保持部4に保持
されているスワッピング回数情報について複数ある外部
記憶装置1毎に区分けを行うスワッピング回数区分け手
段51と、複数の外部記憶装置1毎のスワッピング回数
の平均値を算出し外部記憶装置1のスワッピング回数が
その平均値より大きいものと小さいものとに区分けする
スワッピング回数平均値判定手段52と、スワッピング
回数の平均値で区分けされた外部記憶装置1のスワッピ
ング回数情報でスワッピング回数が平均値より小さいも
のが保持される小スワッピング回数保持手段53と、外
部記憶装置1のスワッピング回数情報でスワッピング回
数が平均値より大きいものが保持される大スワッピング
回数保持手段54と、大スワッピング回数保持手段54
に保持されているスワッピング回数が他のどの外部記憶
装置1よりも大きい外部記憶装置1を選択しさらにその
外部記憶装置1にスワッピングしたプログラムのうちの
スワッピング回数の大きいプログラム(以下、プログラ
ムAとする)を選択するプログラム判読手段55と、小
スワッピング回数保持手段53に区分けされている外部
記憶装置1よりスワッピング回数の小さいものから検索
してプログラムAのスワッピング回数を外部記憶装置1
のスワッピング回数に足してスワッピング回数の平均値
より小さい外部記憶装置1(以下、外部記憶装置Xとす
る)を選択しプログラム判読手段55によって選択され
たプログラムAと外部記憶装置判読手段56によって選
択された外部記憶装置Xとより外部記憶装置Xでプログ
ラムAのスワッピングが実行されるようにスケジュール
管理部8に対するスワッピング変更指示情報を作成しス
ケジュール変更保持部6に保持させる外部記憶装置判読
手段56とからなる。
【0012】次に、このように構成された本実施例の仮
想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の
自動変更方式の動作について、図3〜図7に示す具体的
な例に基づいて説明する。
想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の
自動変更方式の動作について、図3〜図7に示す具体的
な例に基づいて説明する。
【0013】図3は、スケジュール管理部8に格納され
ているスケジュール管理表を示す図である。スケジュー
ル管理表中のプログラム名欄はプログラムの名前を格納
し、外部記憶装置名欄は外部記憶装置1の名前を格納し
ており、各プログラムとそのプログラムが仮想記憶シス
テムの運用時に使用するスワッピング用外部記憶装置1
との対応が示されている。
ているスケジュール管理表を示す図である。スケジュー
ル管理表中のプログラム名欄はプログラムの名前を格納
し、外部記憶装置名欄は外部記憶装置1の名前を格納し
ており、各プログラムとそのプログラムが仮想記憶シス
テムの運用時に使用するスワッピング用外部記憶装置1
との対応が示されている。
【0014】図4は、SMF部3によってスワッピング
回数保持部4に格納されたスワッピング回数情報の一例
を示す図である。外部記憶装置名欄は外部記憶装置1の
名前を、プログラム名欄は外部記憶装置1毎にスワッピ
ングに使用したプログラムの名前を、プログラムスワッ
ピング回数欄は各プログラムによるスワッピング回数
を、外部記憶装置スワッピング回数欄は外部記憶装置1
を使用したプログラム毎のスワッピング回数の総和をそ
れぞれ格納する。
回数保持部4に格納されたスワッピング回数情報の一例
を示す図である。外部記憶装置名欄は外部記憶装置1の
名前を、プログラム名欄は外部記憶装置1毎にスワッピ
ングに使用したプログラムの名前を、プログラムスワッ
ピング回数欄は各プログラムによるスワッピング回数
を、外部記憶装置スワッピング回数欄は外部記憶装置1
を使用したプログラム毎のスワッピング回数の総和をそ
れぞれ格納する。
【0015】図5は、図4に示したスワッピング回数情
報が評価部5によって小スワッピング回数保持手段53
と大スワッピング回数保持手段14とに分類されて格納
されている状態を示す図である。スワッピング回数保持
部4に保持されている図4のスワッピング回数情報は、
スワッピング回数区分け手段51によって外部記憶装置
1毎に外部記憶装置スワッピング回数の昇順に並べら
れ、スワッピング回数平均値判定手段52によってすべ
ての外部記憶装置D1,D2およびD3の外部記憶装置
スワッピング回数の平均値(=(90+80+20)/
3)が算出され、その平均値63に基づいてスワッピン
グ回数情報が小スワッピング回数保持手段53と大スワ
ッピング回数保持手段54とに分類されて格納される。
つまり、図5のaで示される外部記憶装置名D1および
D3の外部記憶装置スワッピング回数90および80が
スワッピング回数の平均値63より大きいので、大スワ
ッピング回数保持手段54に保持され、図5のbで示さ
れる外部記憶装置名D2の外部記憶装置スワッピング回
数20が外部記憶装置スワッピング回数の平均値63よ
り小さいので、小スワッピング回数保持手段53に保持
される。
報が評価部5によって小スワッピング回数保持手段53
と大スワッピング回数保持手段14とに分類されて格納
されている状態を示す図である。スワッピング回数保持
部4に保持されている図4のスワッピング回数情報は、
スワッピング回数区分け手段51によって外部記憶装置
1毎に外部記憶装置スワッピング回数の昇順に並べら
れ、スワッピング回数平均値判定手段52によってすべ
ての外部記憶装置D1,D2およびD3の外部記憶装置
スワッピング回数の平均値(=(90+80+20)/
3)が算出され、その平均値63に基づいてスワッピン
グ回数情報が小スワッピング回数保持手段53と大スワ
ッピング回数保持手段54とに分類されて格納される。
つまり、図5のaで示される外部記憶装置名D1および
D3の外部記憶装置スワッピング回数90および80が
スワッピング回数の平均値63より大きいので、大スワ
ッピング回数保持手段54に保持され、図5のbで示さ
れる外部記憶装置名D2の外部記憶装置スワッピング回
数20が外部記憶装置スワッピング回数の平均値63よ
り小さいので、小スワッピング回数保持手段53に保持
される。
【0016】次に、プログラム判読手段55によって、
大スワッピング回数保持手段54に保持されたスワッピ
ング回数情報中のプログラム名P1が最初に読み込まれ
(読み込まれる順番は、P1,P4,P3およびP5と
なる)、続いて外部記憶装置判読手段56によって、プ
ログラム名P1のスワッピング用外部記憶装置1を変更
してもその外部記憶装置1の外部記憶装置スワッピング
回数がスワッピング回数の平均値63以下になるような
外部記憶装置名が小スワッピング回数保持手段53に保
持されている外部記憶装置名から検索される。ここで
は、図5より、小スワッピング回数保持手段53に保持
されている外部記憶装置名はD2になるが、プログラム
名P1のプログラムスワッピング回数50を外部記憶装
置名D2の外部記憶装置スワッピング回数20に足すと
70(=50+20)になり、この値がスワッピング回
数の平均値63を越えていることにより、プログラム名
P1は外部記憶装置1を変更できないことがわかる。
大スワッピング回数保持手段54に保持されたスワッピ
ング回数情報中のプログラム名P1が最初に読み込まれ
(読み込まれる順番は、P1,P4,P3およびP5と
なる)、続いて外部記憶装置判読手段56によって、プ
ログラム名P1のスワッピング用外部記憶装置1を変更
してもその外部記憶装置1の外部記憶装置スワッピング
回数がスワッピング回数の平均値63以下になるような
外部記憶装置名が小スワッピング回数保持手段53に保
持されている外部記憶装置名から検索される。ここで
は、図5より、小スワッピング回数保持手段53に保持
されている外部記憶装置名はD2になるが、プログラム
名P1のプログラムスワッピング回数50を外部記憶装
置名D2の外部記憶装置スワッピング回数20に足すと
70(=50+20)になり、この値がスワッピング回
数の平均値63を越えていることにより、プログラム名
P1は外部記憶装置1を変更できないことがわかる。
【0017】次に、同様にして、プログラム判読手段5
5によってプログラム名P4が読み込まれるが、プログ
ラム名P4のスワッピング回数は40であり、外部記憶
装置判読手段56によって読み込まれる外部記憶装置名
D2の外部記憶装置スワッピング回数20に足しても6
0回となり、スワッピング回数の平均値63より小さい
ことにより、図6に示すようなプログラム名P4のスワ
ッピング用外部記憶装置1を外部記憶装置名D2の外部
記憶装置1に変更するスワッピング変更指示情報が作成
されてスケジュール変更保持部6に保持される。
5によってプログラム名P4が読み込まれるが、プログ
ラム名P4のスワッピング回数は40であり、外部記憶
装置判読手段56によって読み込まれる外部記憶装置名
D2の外部記憶装置スワッピング回数20に足しても6
0回となり、スワッピング回数の平均値63より小さい
ことにより、図6に示すようなプログラム名P4のスワ
ッピング用外部記憶装置1を外部記憶装置名D2の外部
記憶装置1に変更するスワッピング変更指示情報が作成
されてスケジュール変更保持部6に保持される。
【0018】図7は、スケジュール変更部7がスケジュ
ール変更保持部6に保持されている図6に示したスワッ
ピング変更指示情報を読み取り、図3に示したスケジュ
ール管理表のうちのプログラム名P4のスワッピング用
外部記憶装置1を外部記憶装置名D1の外部記憶装置1
から外部記憶装置名D2の外部記憶装置1に変更した状
態を示す。
ール変更保持部6に保持されている図6に示したスワッ
ピング変更指示情報を読み取り、図3に示したスケジュ
ール管理表のうちのプログラム名P4のスワッピング用
外部記憶装置1を外部記憶装置名D1の外部記憶装置1
から外部記憶装置名D2の外部記憶装置1に変更した状
態を示す。
【0019】このようにスケジュール管理表の内容が変
更されることによって、外部記憶装置スワッピング回数
の最大値90回が50回(=外部記憶装置名D1の外部
記憶装置スワッピング回数−プログラム名P4のスワッ
ピング回数=90−40)になり、情報処理装置全体の
外部記憶装置スワッピング回数の最大値を外部記憶装置
名D1の90回より外部記憶装置名D3の80回以下に
減少させることができ、仮想記憶システムにおけるスワ
ッピング用外部記憶装置1の自動変更が行えたことにな
る。
更されることによって、外部記憶装置スワッピング回数
の最大値90回が50回(=外部記憶装置名D1の外部
記憶装置スワッピング回数−プログラム名P4のスワッ
ピング回数=90−40)になり、情報処理装置全体の
外部記憶装置スワッピング回数の最大値を外部記憶装置
名D1の90回より外部記憶装置名D3の80回以下に
減少させることができ、仮想記憶システムにおけるスワ
ッピング用外部記憶装置1の自動変更が行えたことにな
る。
【0020】ここで、一般的には、スケジュール管理表
は仮想記憶システムが起動されたときに主記憶装置2内
に読み込まれて運用されるので、このように変更された
スケジュール管理表は利用者の指定により次の仮想記憶
システムの起動時または明示的に利用者がスケジュール
管理表を仮想記憶システムに読み込ませる操作を行うこ
とによって運用がなされる。
は仮想記憶システムが起動されたときに主記憶装置2内
に読み込まれて運用されるので、このように変更された
スケジュール管理表は利用者の指定により次の仮想記憶
システムの起動時または明示的に利用者がスケジュール
管理表を仮想記憶システムに読み込ませる操作を行うこ
とによって運用がなされる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プログラ
ムが使用するスワッピング用の外部記憶装置を変更でき
る仮想記憶システムにおいて、SMF部,スワッピング
回数保持部,評価部,スケジュール変更保持部,スケジ
ュール変更部およびスケジュール管理部を設け、スケジ
ュール管理表におけるプログラムと外部記憶装置との対
応をプログラム毎の外部記憶装置に対するスワッピング
回数を複数の外部記憶装置で平均化するように自動的に
変更することにより、仮想記憶システムにおいてスワッ
ピングに伴う外部記憶装置に対する入出力が分散化され
て情報処理装置を効率的に動作させることができるとい
う効果がある。
ムが使用するスワッピング用の外部記憶装置を変更でき
る仮想記憶システムにおいて、SMF部,スワッピング
回数保持部,評価部,スケジュール変更保持部,スケジ
ュール変更部およびスケジュール管理部を設け、スケジ
ュール管理表におけるプログラムと外部記憶装置との対
応をプログラム毎の外部記憶装置に対するスワッピング
回数を複数の外部記憶装置で平均化するように自動的に
変更することにより、仮想記憶システムにおいてスワッ
ピングに伴う外部記憶装置に対する入出力が分散化され
て情報処理装置を効率的に動作させることができるとい
う効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る仮想記憶システムにお
けるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式の構成
を示すブロック図である。
けるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1中の評価部の詳細を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1中のスケジュール管理部に格納されている
プログラムと外部記憶装置との対応を示すスケジュール
管理表の内容例を示す図である。
プログラムと外部記憶装置との対応を示すスケジュール
管理表の内容例を示す図である。
【図4】図1中のスワッピング回数保持部に格納されて
いる外部記憶装置と主記憶装置との間のスワッピング回
数情報の一例を示す図である。
いる外部記憶装置と主記憶装置との間のスワッピング回
数情報の一例を示す図である。
【図5】図4のスワッピング回数情報が小スワッピング
回数保持手段と大スワッピング回数保持手段とに分類さ
れて格納されている状態を示す図である。
回数保持手段と大スワッピング回数保持手段とに分類さ
れて格納されている状態を示す図である。
【図6】図1中のスケジュール変更保持部に保持された
スワッピング変更指示情報の一例を示す図である。
スワッピング変更指示情報の一例を示す図である。
【図7】図3のスケジュール管理表が図6のスワッピン
グ変更指示情報に基づいて変更された状態を示す図であ
る。
グ変更指示情報に基づいて変更された状態を示す図であ
る。
1 外部記憶装置 2 主記憶装置 3 SMF部 4 スワッピング回数保持部 5 評価部 6 スケジュール変更保持部 7 スケジュール変更部 8 スケジュール管理部 51 スワッピング回数区分け手段 52 スワッピング回数平均値判定手段 53 小スワッピング回数保持手段 54 大スワッピング回数保持手段 55 プログラム判読手段 56 外部記憶装置判読手段
Claims (1)
- 【請求項1】 プログラムとスワッピング用外部記憶装
置との対応を変更できる仮想記憶システムにおいて、 主記憶装置と外部記憶装置との間で行われるプログラム
のスワッピングを計測するSMF部と、 このSMF部により計測されたプログラム毎の外部記憶
装置に対するスワッピング回数情報を保持するスワッピ
ング回数保持部と、 このスワッピング回数保持部に保持されたスワッピング
回数情報に基づいてプログラム毎の外部記憶装置に対す
るスワッピング回数が複数の外部記憶装置で平均化して
いるかどうかを判定して平均化していない場合にはプロ
グラム毎の外部記憶装置に対するスワッピング回数を複
数の外部記憶装置で平均化するようなスワッピング変更
指示情報を作成する評価部と、 この評価部により作成されたスワッピング変更指示情報
を保持するスケジュール変更保持部と、 プログラムとプログラムがスワッピング用に使用する外
部記憶装置との対応が保持されているスケジュール管理
部と、 前記スケジュール変更保持部に保持されているスワッピ
ング変更指示情報を判読し前記スケジュール管理部に保
持されているプログラムと外部記憶装置との対応を変更
するスケジュール変更部とを有し、 前記評価部が、前記スワッピング回数保持部に保持され
ているスワッピング回数情報について複数ある外部記憶
装置毎に区分けを行うスワッピング回数区分け手段と、
複数の外部記憶装置毎のスワッピング回数の平均値を算
出し外部記憶装置のスワッピング回数がその平均値より
大きいものと小さいものとに区分けするスワッピング回
数平均値判定手段と、スワッピング回数の平均値で区分
けされた外部記憶装置のスワッピング回数情報でスワッ
ピング回数が平均値より小さいものが保持される小スワ
ッピング回数保持手段と、外部記憶装置のスワッピング
回数情報でスワッピング回数が平均値より大きいものが
保持される大スワッピング回数保持手段と、この大スワ
ッピング回数保持手段に保持されているスワッピング回
数が他のどの外部記憶装置よりも大きい外部記憶装置を
選択しさらにその外部記憶装置にスワッピングしたプロ
グラムのうちのスワッピング回数の大きいプ ログラムを
選択するプログラム判読手段と、前記小スワッピング回
数保持手段に区分けされている外部記憶装置よりスワッ
ピング回数の小さいものから検索して前記スワッピング
回数の大きいプログラムのスワッピング回数を外部記憶
装置のスワッピング回数に足してスワッピング回数の平
均値より小さい外部記憶装置を選択し前記スワッピング
回数の平均値より小さい外部記憶装置で前記スワッピン
グ回数の大きいプログラムのスワッピングが実行される
ように前記スケジュール管理部に対するスワッピング変
更指示情報を作成し前記スケジュール変更保持部に保持
させる外部記憶装置判読手段とからなる ことを特徴とす
る仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装
置の自動変更方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011379A JP2638314B2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011379A JP2638314B2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619796A JPH0619796A (ja) | 1994-01-28 |
JP2638314B2 true JP2638314B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=11776381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3011379A Expired - Fee Related JP2638314B2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 仮想記憶システムにおけるスワッピング用外部記憶装置の自動変更方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638314B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1640873A4 (en) | 2003-06-27 | 2008-03-05 | Fujitsu Ltd | STORAGE CAPABILITY MANAGEMENT METHOD, ASSOCIATED SERVER, AND RECORDING MEDIUM |
JP2006270283A (ja) | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Fujitsu Ltd | 多波長光源を用いた波長分割多重伝送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6410320A (en) * | 1987-07-03 | 1989-01-13 | Nec Corp | I/o load dispersion system for secondary memory file |
-
1991
- 1991-01-07 JP JP3011379A patent/JP2638314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619796A (ja) | 1994-01-28 |
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