JPH10161987A - コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム - Google Patents

コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム

Info

Publication number
JPH10161987A
JPH10161987A JP8315839A JP31583996A JPH10161987A JP H10161987 A JPH10161987 A JP H10161987A JP 8315839 A JP8315839 A JP 8315839A JP 31583996 A JP31583996 A JP 31583996A JP H10161987 A JPH10161987 A JP H10161987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
load
job
executed
computers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8315839A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kawamori
和美 川森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8315839A priority Critical patent/JPH10161987A/ja
Publication of JPH10161987A publication Critical patent/JPH10161987A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 次々に発生するジョブを適切なコンピュータ
に実行させる。 【解決手段】 複数のワークステーション1〜5がネッ
トワーク6により結合されたコンピュータシステムにお
ける負荷分散処理システムであって、各ワークステーシ
ョンの負荷率を取得する負荷状況取得手段11−1〜1
1−5と、各ワークステーションにおいて発生するジョ
ブを検出するジョブ発生検出手段14−1〜14−5
と、上記負荷状況取得手段11−1〜11−5により取
得された負荷率が最も低いコンピュータを検出し、上記
ジョブ発生検出手段14−1〜14−5により発生が検
出されたジョブを当該コンピュータに実行させるように
負荷調整を行う負荷調整手段12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のコンピュ
ータがネットワークにより結合されたコンピュータシス
テムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の負荷分散処理システムとしては、
特開平5−151177号公報に記載されているシステ
ムが知られている。このシステムにおいては、ネットワ
ークのワークステーション毎に実行されているジョブ名
と、そのCPU使用率を記憶した管理テーブルを設け
て、この管理テーブルを基に使用率が100パーセント
を越えた高負荷CPUを検出し、高負荷CPUのジョブ
を低負荷CPUへ移動することにより処理の分散を図ろ
うとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータシステムにおいては、次々にジョブが発生するも
のであるから、上記のように現状で実行されているジョ
ブの再配置を適切に行ったとしても、新たに発生したジ
ョブが実行されることにより、低負荷である筈のCPU
の使用率が100パーセントを越えている事態も起こり
得る。
【0004】このような場合には、再配置に係るジョブ
が高負荷のCPUにより処理されることになり処理時間
が長くなる問題があり、また、実行待ち処理にキューイ
ングされてしまうと、再配置に係るジョブが実行されな
い状態が生じる。
【0005】本発明は上記の従来の分散処理システムが
有する問題を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、次々に発生するジョブを適切なコンピュータに実行
させることにより、ジョブの適切な配置を確保し、シス
テム全体として負荷の偏りが生じにくく均等に負荷を分
散させることの可能なコンピュータシステムにおける負
荷分散方法および負荷分散システムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のコンピュータシステムにおける負荷分散方法は、複数
のコンピュータがネットワークにより結合されたコンピ
ュータシステムにおける負荷分散方法であって、各コン
ピュータの負荷率を取得すると共に各コンピュータにお
いて発生するジョブを検出し、発生したジョブを前記各
コンピュータの負荷率が低いコンピュータに実行させる
ようにすることを特徴とする。これによって、ジョブが
発生する毎に適切なコンピュータに配置されて実行され
ることが確保され、システム全体として負荷の偏りが生
じにくく均等に負荷を分散させることが可能となる。
【0007】本発明の請求項2に記載のコンピュータシ
ステムにおける負荷分散方法は、複数のコンピュータが
ネットワークにより結合されたコンピュータシステムに
おける負荷分散方法であって、各コンピュータの負荷率
を取得すると共に各コンピュータにおいて発生するジョ
ブおよびその属性を検出し、発生したジョブをジョブの
属性に対応する前記各コンピュータの適応性と前記各コ
ンピュータの負荷率とに基づき最適なコンピュータに実
行させるようにすることを特徴とする。これによって、
ジョブの属性にあったコンピュータに対しジョブが割り
振られると共に、負荷率も考慮されてジョブが発生する
毎に適切なコンピュータに配置されて実行されることが
確保される。
【0008】本発明の請求項3に記載のコンピュータシ
ステムにおける負荷分散方法は、各コンピュータの適応
性の値と負荷率の差を算出し、上記差が最大となるコン
ピュータを検出して、当該ジョブを実行させるようにす
ることを特徴とする。これによって、各コンピュータの
適応性の値と負荷率の差が最大となるコンピュータ、つ
まり、適応性によって余裕のあるコンピュータが選択さ
れ、ジョブが割り振られ、ジョブが発生する毎に適切な
コンピュータにジョブが配置されて実行されることが確
保される。
【0009】本発明の請求項4に記載のコンピュータシ
ステムにおける負荷分散方法は、各コンピュータの適応
性の値により負荷率を補正し、補正した負荷率が最低と
なるコンピュータを検出して、当該ジョブを実行させる
ようにすることを特徴とする。これによって、各コンピ
ュータの適応性の値により負荷率を補正し、補正した負
荷率が最低となるコンピュータを検出して、当該ジョブ
が実行されるようにされ、ジョブが発生する毎に適切な
コンピュータにジョブが配置されて実行されることが確
保される。
【0010】本発明の請求項5に記載のコンピュータシ
ステムにおける負荷分散方法は、各コンピュータに、優
先順位を付しておき、複数のコンピュータが選択された
場合には、上記優先順位の高いコンピュータを選択して
ジョブを実行させるようにすることを特徴とする。これ
により、負荷率等の条件から複数のコンピュータが求め
られた場合に、所望のコンピュータを選択してジョブが
発生する毎に適切なコンピュータにジョブが配置されて
実行されることが確保される。
【0011】本発明の請求項6に記載の負荷分散処理シ
ステムは、複数のコンピュータがネットワークにより結
合されたコンピュータシステムにおける負荷分散処理シ
ステムであって、各コンピュータの負荷率を取得する負
荷状況取得手段と、各コンピュータにおいて発生するジ
ョブを検出するジョブ発生検出手段と、上記負荷状況取
得手段により取得された負荷率が最も低いコンピュータ
を検出し、上記ジョブ発生検出手段により発生が検出さ
れたジョブを当該コンピュータに実行させるように負荷
調整を行う負荷調整手段とを具備することを特徴とす
る。これによって、各コンピュータの負荷率が取得さ
れ、各コンピュータにおいて発生するジョブが検出さ
れ、上記取得された負荷率が最も低いコンピュータが検
出され、上記発生が検出されたジョブを当該コンピュー
タに実行させるように負荷調整が行われ、ジョブが発生
する毎に適切なコンピュータに配置されて実行されるこ
とが確保され、システム全体として負荷の偏りが生じに
くく均等に負荷を分散させることが可能となる。
【0012】本発明の請求項7に記載の負荷分散処理シ
ステムは、複数のコンピュータがネットワークにより結
合されたコンピュータシステムにおける負荷分散処理シ
ステムであって、各コンピュータの負荷率を取得する負
荷状況取得手段と、各コンピュータにおいて発生するジ
ョブおよびその属性を検出するジョブ発生検出手段と、
発生したジョブをジョブの属性に対応する前記各コンピ
ュータの適応性と前記各コンピュータの負荷率とに基づ
き実行させるべき最適なコンピュータを検出し、上記ジ
ョブ発生検出手段により発生が検出されたジョブを当該
コンピュータに実行させるように負荷調整を行う負荷調
整手段とを具備することを特徴とする。これによって、
ジョブの属性に対応する前記各コンピュータの適応性と
前記各コンピュータの負荷率とに基づき実行させるべき
最適なコンピュータが検出され、ジョブの属性にあった
コンピュータに対しジョブが割り振られると共に、負荷
率も考慮されてジョブが発生する毎に適切なコンピュー
タに配置されて実行されることが確保される。
【0013】本発明の請求項8に記載の負荷分散処理シ
ステムでは、負荷調整手段が、各コンピュータの適応性
の値と負荷率の差を算出し、上記差が最大となるコンピ
ュータを検出して、当該ジョブを実行させるようにする
ことを特徴とする。これによって、各コンピュータの適
応性の値と負荷率の差が最大となるコンピュータ、つま
り、適応性によって余裕のあるコンピュータが選択さ
れ、ジョブが割り振られ、ジョブが発生する毎に適切な
コンピュータにジョブが配置されて実行されることが確
保される。
【0014】本発明の請求項9に記載の負荷分散処理シ
ステムでは、負荷調整手段が、各コンピュータの適応性
の値により負荷率を補正し、補正した負荷率が最低とな
るコンピュータを検出して、当該ジョブを実行させるよ
うにすることを特徴とする。これによって、各コンピュ
ータの適応性の値により負荷率を補正し、補正した負荷
率が最低となるコンピュータを検出して、当該ジョブが
実行されるようにされ、ジョブが発生する毎に適切なコ
ンピュータにジョブが配置されて実行されることが確保
される。
【0015】本発明の請求項10に記載の負荷分散処理
システムでは、負荷調整手段が、各コンピュータに、優
先順位を付しておき、複数のコンピュータが選択された
場合には、上記優先順位の高いコンピュータを選択して
ジョブを実行させるようにすることを特徴とする。これ
により、負荷率等の条件から複数のコンピュータが求め
られた場合に、所望のコンピュータを選択してジョブが
発生する毎に適切なコンピュータにジョブが配置されて
実行されることが確保される。
【0016】本発明の請求項11に記載の負荷分散処理
システムでは、負荷調整手段が、実行中のジョブによる
コンピュータの使用率を各コンピュータ毎に登録すると
共に、発生したが実行されていないジョブの予約を各コ
ンピュータ毎に登録し、コンピュータの負荷率の管理を
行うことを特徴とする。これによって、ジョブの予約が
なされ、負荷分散が適切に行われることと相俟って、当
該ジョブが適切に実行される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係るコンピュータシステムの負荷分散方法
および負荷分散処理システムを説明する。図1には、本
発明の実施の形態に係る負荷分散システムが示されてい
る。このシステムでは、ネットワーク6には、コンピュ
ータの1種としてのワークステーション(WS)1〜5
が接続され、それぞれ、ワークステーション1はジョブ
(JOB)1.1を実行し、ワークステーション2はジ
ョブ(JOB)2.1、2.2を実行し、ワークステー
ション3はジョブ(JOB)3.2、3.4、3.5を
実行し、ワークステーション4はジョブ(JOB)4.
1,4.3を実行し、ワークステーション5はジョブ
(JOB)5.1、5.2を実行している。上記のネッ
トワーク6は、特に限定されないが、各ワークステーシ
ョン1〜5が相互に通信を行うことができることが必要
である。そして、各ワークステーション1〜5には、上
記のネットワーク6を介して通信を行う手段が備えられ
ている。
【0018】各ワークステーション1〜5には、コンピ
ュータの負荷率を取得する負荷状況取得手段11−1〜
11−5、各コンピュータにおいて発生するジョブを検
出するジョブ発生検出手段14−1〜14−5が設けら
れている。ワークステーション1には、上記負荷状況取
得手段11−1〜11−5により取得された負荷率が最
も低いコンピュータを検出し、上記ジョブ発生検出手段
14−1〜14−5により発生が検出されたジョブを当
該コンピュータに実行させるように負荷調整を行う負荷
調整手段12が備えられている。このとき、負荷調整手
段12は負荷状況管理テーブル13を用いて負荷調整を
行う。
【0019】図2には、上記の負荷状況管理テーブル1
3の内容が示されている。つまり、ワークステーション
毎に、負荷水準値(ワークステーションの能力)、優先
順位、負荷率、予約に係るジョブ名、実行中のジョブ名
とそのジョブがCPUを使用する使用率が登録されてい
る。予約に係るジョブ名はジョブ実行予約エリアに登録
される。また、負荷率は実行中のジョブによるCPU使
用率の合計である。
【0020】以上のように構成されたシステムにおい
て、各ワークステーション1〜5の負荷状況取得手段1
1−1〜11−5は、図3、図4に示されるフローチャ
ートのプログラムにより動作を行うのでこれを説明す
る。まず、自ワークステーションの負荷状況を取得する
(S1)。つまり、実行中の各ジョブ名とそのジョブの
CPU使用率を調べてこれを取得する。次に、この取得
した実行中の各ジョブ名とそのジョブのCPU使用率を
ワークステーション1の負荷調整手段12へネットワー
ク6を介して通知する(S2)。そして、当該ワークス
テーションにおいて新たなジョブの発生を検出し(S
3)、ジョブが発生すると、発生ジョブ名(より好適に
は、ジョブの属性を含む)を負荷調整手段12へ通知し
(S4)、ステップS1へ戻って動作を継続する。
【0021】そして、発生したジョブ名の通知を行った
後には、図4に示されるフローチャートのプログラムに
基づき、負荷調整手段12からの返送を待ち(S5)、
返送の有無を検出する(S6)。返送があると、負荷調
整手段12から送られた上記ジョブを実行するワークス
テーション名を受け取り(S7)、受け取ったワークス
テーションへ上記のジョブの実行処理を移行する(S
8)。
【0022】一方、負荷調整手段12は、図5に示され
るフローチャートのプログラムにより動作を行う。ま
ず、各ワークステーションからジョブ発生または負荷状
況の通知が到来するのかを検出する(S10)。そし
て、ジョブ発生の通知があると、ワークステーションか
ら通知されたジョブ名を受け取り(S11)、負荷状況
管理テーブル13を参照して、各ワークステーションに
付されている優先順位と負荷率を考慮し、ジョブ実行を
させるべきワークステーションを選択する(S12)。
具体的には、図1に破線で示されるようにワークステー
ション3にジョブ3.6が発生すると、図2に示す負荷
状況管理テーブル13を参照し、負荷率が最も少ないワ
ークステーションを検出する。ここでは、負荷率が50
パーセントのワークステーションW1が選択される。優
先順位は負荷率が同一の場合に参照され、優先順位の高
い方のワークステーションが選択される。次に、選択し
たワークステーションのジョブ実行予約エリアにジョブ
名(つまり、JOB3.6)を図2に示されるように書
き込む(S13)。そして、選択したワークステーショ
ン名をジョブ発生元のワークステーションへ返送する。
【0023】一方、負荷状況の通知を受けた場合には、
各ワークステーションの負荷状況取得手段11−1〜1
1−5からジョブ名とCPU使用率を受け取る(S1
5)。そして、負荷状況管理テーブル13に負荷状況を
格納し(S16)、負荷状況管理テーブル13における
各ワークステーション毎の負荷率を計算する(S1
7)。そして、ステップS15において受け取ったジョ
ブ名と同じジョブ名が当該ワークステーションに対応し
たジョブ実行予約エリアに登録されている否かを検出し
(S18)、登録がある場合にはそれをクリアしてジョ
ブが予約状態から実行状態に移ったことを示す。
【0024】以上のようにして、本実施の形態では、実
行中のジョブを移行するのではなく、次々に発生するジ
ョブを負荷率が最も低いワークステーションに割振り、
当初から適切な負荷状態を実現する。
【0025】次に、第2番目の実施の形態を説明する。
この実施の形態における負荷調整手段12は、図6に示
すように、各ワークステーション毎にジョブの属性に対
する適応性が記憶されたテーブルを有する。つまり、こ
こに、ジョブの属性とは、ジョブの処理内容であり、例
えば、数値計算、画像処理、表計算等である。図6の例
では、ワークステーション1が数値計算のジョブに向い
ており、ワークステーション3が画像処理のジョブに向
いていることが判る。
【0026】そして、負荷調整手段12は、図3のステ
ップS3において、各ワークステーションがジョブ名と
共に、そのジョブの属性を送ってくることに対応して図
7のフローチャートのプログラムを実行する。つまり、
ジョブ名と属性を受け取ると、ジョブの属性を検出し
(S21)、属性対応の適応値と負荷率との差より、該
当するワークステーションを求める(S22)。例え
ば、ジョブの属性が画像処理であったとすると、ワーク
ステーション1〜3の画像処理のジョブに対応する適応
性は、それぞれ、「60」、「50」、「80」であ
り、負荷率は図2から「50」、「60」、「80」で
あるから、これらの関係を座標にプロットすると、図8
のようになる。そして、その差は、それぞれ、「1
0」、「−10」、「0」となり、ワークステーション
1において差が最大であり、処理の余裕があることが検
出され、ワークステーション1が当該ジョブを実行する
ワークステーションとして選択される。
【0027】上記のようにして差によりワークステーシ
ョンが求まると、次に、ワークステーションが1つに絞
られたのかを検出し(S23)、もし2つ以上である場
合には、優先順位よりその順位が高い1つを選択し(S
24)、求めたワークステーションの通知およびテーブ
ル13への登録を行う(S25)。この実施の形態によ
れば、一般的にジョブの属性に対する適応性が高いワー
クステーションに該当ジョブが配置され、効率の良い処
理が実行される。また、負荷率が多少高くとも適応性が
高いことから、対応ジョブを処理可能と考えられ、適応
性の高いワークステーションに対応ジョブを配置してシ
ステムの効率化を図ることができる。
【0028】上記実施の形態では、適応性と負荷率の差
に基づきワークステーションを決定したが、他の実施の
形態では、図9のフローチャートのステップ30に示す
ように、属性対応の適正値により負荷率を補正し、これ
を用いてワークステーションを決定する。例えば、図6
に示すように、ワークステーション1〜3の画像処理に
対する適応性が「60」、「50」、「80」であるか
ら、適応性が「50」から「10」増す毎に、負荷率を
「10」ずつ引いて補正負荷率とする。この結果、実際
の負荷率が「50」、「60」、「80」であるが、補
正負荷率は「40」、「60」、「50」となり、ワー
クステーション1が選択される。つまり、補正された負
荷率は図10に示されるように、適応性の高いワークス
テーションのものほどマイナス側に移動させられる。こ
の実施の形態によっても、ジョブの属性に対する適応性
が高いワークステーションに該当ジョブが配置され、効
率の良い処理が実行される。、負荷率が多少高くとも対
応ジョブを処理させることができ、システムの効率化を
図ることができる。
【0029】上記の第2番目、第3番目の実施の形態に
おける適応性の値は、システムにより任意に設定される
ものである。なお、本発明では、適応性をジョブの属性
毎に設定したが、負荷水準等のコンピュータの処理能力
を用いて、発生したジョブを配置するようにしても良
い。つまり、負荷水準と負荷率との差が大きいワークス
テーションにジョブを配置し、または、負荷率を負荷水
準により補正して補正負荷率を求め、補正負荷率の低い
ワークステーションにジョブを配置する。これによる
と、ジョブの属性によるほど細かくはないが、コンピュ
ータの能力を考慮したジョブの配置がなされ、システム
の効率の良い運用を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法に
よれば、ジョブが発生する毎に適切なコンピュータに配
置されて実行されることが確保されるので、システム全
体として負荷の偏りが生じにくく均等に負荷を分散させ
ることが可能となる。
【0031】以上説明したように、本発明の請求項2に
記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法によ
れば、ジョブの属性にあったコンピュータに対しジョブ
が割り振られると共に、負荷率も考慮されてジョブが発
生する毎に適切なコンピュータに配置されて実行される
ことが確保されるので、負荷分散とシステムの効率の良
い運用がなされる。
【0032】以上説明したように、本発明の請求項3に
記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法によ
れば、各コンピュータの適応性の値と負荷率の差が最大
となるコンピュータ、つまり、適応性によって余裕のあ
るコンピュータが選択され、ジョブが割り振られ、ジョ
ブが発生する毎に適切なコンピュータにジョブが配置さ
れて実行されることが確保されるので、適切な負荷分散
とシステムの効率の良い運用がなされる。
【0033】以上説明したように、本発明の請求項4に
記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法によ
れば、各コンピュータの適応性の値により負荷率を補正
し、補正した負荷率が最低となるコンピュータを検出し
て、当該ジョブが実行されるようにされ、ジョブが発生
する毎に適切なコンピュータにジョブが配置されて実行
されることが確保されるので、適切な負荷分散とシステ
ムの効率の良い運用がなされる。
【0034】以上説明したように、本発明の請求項5に
記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法によ
れば、負荷率等の条件から複数のコンピュータが求めら
れた場合に、所望のコンピュータを選択してジョブが発
生する毎に適切なコンピュータにジョブが配置されて実
行されることが確保される。
【0035】以上説明したように、本発明の請求項6に
記載の負荷分散システムにによれば、ジョブが発生する
毎に適切なコンピュータに配置されて実行されることが
確保されるので、システム全体として負荷の偏りが生じ
にくく均等に負荷を分散させることが可能となる。
【0036】以上説明したように、本発明の請求項7に
記載の負荷分散システムにによれば、ジョブの属性にあ
ったコンピュータに対しジョブが割り振られると共に、
負荷率も考慮されてジョブが発生する毎に適切なコンピ
ュータに配置されて実行されることが確保されるので、
負荷分散とシステムの効率の良い運用がなされる。
【0037】以上説明したように、本発明の請求項8に
記載の負荷分散システムにによれば、適応性によって余
裕のあるコンピュータが選択され、ジョブが割り振ら
れ、ジョブが発生する毎に適切なコンピュータにジョブ
が配置されて実行されることが確保される。
【0038】以上説明したように、本発明の請求項9に
記載の負荷分散システムにによれば、各コンピュータの
適応性の値により負荷率を補正し、補正した負荷率が最
低となるコンピュータを検出して、当該ジョブが実行さ
れるようにされるので、ジョブが発生する毎に適切なコ
ンピュータにジョブが配置されて実行されることが確保
される。
【0039】以上説明したように、本発明の請求項10
に記載の負荷分散システムにによれば、負荷率等の条件
から複数のコンピュータが求められた場合に、所望のコ
ンピュータを選択してジョブが発生する毎に適切なコン
ピュータにジョブが配置されて実行されることが確保さ
れる。
【0040】以上説明したように、本発明の請求項11
に記載の負荷分散システムにによれば、ジョブの予約が
なされ、負荷分散が適切に行われることと相俟って、当
該ジョブが適切に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
構成図。
【図2】本発明の実施の形態に係る分散処理システムに
おける負荷状況管理テーブルの内容を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
動作を説明するためのフローチャート。
【図4】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る分散処理システムに
備えられる適応性のテーブルの内容を示す図。
【図7】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の実施の形態に係る分散処理システムに
よるワークステーション選択の手法を説明する図。
【図9】本発明の実施の形態に係る分散処理システムの
動作を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の実施の形態に係る分散処理システム
によるワークステーション選択の他の手法を説明する
図。
【符号の説明】 1〜5 ワークステーション 11−1〜11−
5 負荷状況取得手段 12 負荷調整手段 13 負荷状況テ
ーブル 14−1〜14−5 ジョブ発生検出手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータがネットワークによ
    り結合されたコンピュータシステムにおける負荷分散方
    法であって、 各コンピュータの負荷率を取得すると共に各コンピュー
    タにおいて発生するジョブを検出し、 発生したジョブを前記各コンピュータの負荷率が低いコ
    ンピュータに実行させるようにすることを特徴とするコ
    ンピュータシステムにおける負荷分散方法。
  2. 【請求項2】 複数のコンピュータがネットワークによ
    り結合されたコンピュータシステムにおける負荷分散方
    法であって、 各コンピュータの負荷率を取得すると共に各コンピュー
    タにおいて発生するジョブおよびその属性を検出し、 発生したジョブをジョブの属性に対応する前記各コンピ
    ュータの適応性と前記各コンピュータの負荷率とに基づ
    き最適なコンピュータに実行させるようにすることを特
    徴とするコンピュータシステムにおける負荷分散方法。
  3. 【請求項3】 各コンピュータの適応性の値と負荷率の
    差を算出し、 上記差が最大となるコンピュータを検出して、当該ジョ
    ブを実行させるようにすることを特徴とする請求項2に
    記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方法。
  4. 【請求項4】 各コンピュータの適応性の値により負荷
    率を補正し、 補正した負荷率が最低となるコンピュータを検出して、
    当該ジョブを実行させるようにすることを特徴とする請
    求項2に記載のコンピュータシステムにおける負荷分散
    方法。
  5. 【請求項5】 各コンピュータに、優先順位を付してお
    き、 複数のコンピュータが選択された場合には、上記優先順
    位の高いコンピュータを選択してジョブを実行させるよ
    うにすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載のコンピュータシステムにおける負荷分散方
    法。
  6. 【請求項6】 複数のコンピュータがネットワークによ
    り結合されたコンピュータシステムにおける負荷分散処
    理システムにおいて、 各コンピュータの負荷率を取得する負荷状況取得手段
    と、 各コンピュータにおいて発生するジョブを検出するジョ
    ブ発生検出手段と、 上記負荷状況取得手段により取得された負荷率が最も低
    いコンピュータを検出し、上記ジョブ発生検出手段によ
    り発生が検出されたジョブを当該コンピュータに実行さ
    せるように負荷調整を行う負荷調整手段と、 を具備することを特徴とする負荷分散処理システム。
  7. 【請求項7】 複数のコンピュータがネットワークによ
    り結合されたコンピュータシステムにおける負荷分散処
    理システムにおいて、 各コンピュータの負荷率を取得する負荷状況取得手段
    と、 各コンピュータにおいて発生するジョブおよびその属性
    を検出するジョブ発生検出手段と、 発生したジョブをジョブの属性に対応する前記各コンピ
    ュータの適応性と前記各コンピュータの負荷率とに基づ
    き実行させるべき最適なコンピュータを検出し、上記ジ
    ョブ発生検出手段により発生が検出されたジョブを当該
    コンピュータに実行させるように負荷調整を行う負荷調
    整手段と、 を具備することを特徴とする負荷分散処理システム。
  8. 【請求項8】 負荷調整手段は、各コンピュータの適応
    性の値と負荷率の差を算出し、上記差が最大となるコン
    ピュータを検出して、当該ジョブを実行させるようにす
    ることを特徴とする請求項7に記載の負荷分散処理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 負荷調整手段は、各コンピュータの適応
    性の値により負荷率を補正し、補正した負荷率が最低と
    なるコンピュータを検出して、当該ジョブを実行させる
    ようにすることを特徴とする請求項7に記載の負荷分散
    処理システム。
  10. 【請求項10】 負荷調整手段は、各コンピュータに、
    優先順位を付しておき、 複数のコンピュータが選択された場合には、上記優先順
    位の高いコンピュータを選択してジョブを実行させるよ
    うにすることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1
    項に記載の負荷分散処理システム。
  11. 【請求項11】 負荷調整手段は、実行中のジョブによ
    るコンピュータの使用率を各コンピュータ毎に登録する
    と共に、発生したが実行されていないジョブの予約を各
    コンピュータ毎に登録し、コンピュータの負荷率の管理
    を行うことを特徴とする請求項6乃至10に記載の負荷
    分散処理システム。
JP8315839A 1996-11-27 1996-11-27 コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム Withdrawn JPH10161987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315839A JPH10161987A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315839A JPH10161987A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161987A true JPH10161987A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18070206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8315839A Withdrawn JPH10161987A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10161987A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268012A (ja) * 1999-03-12 2000-09-29 Nec Corp クライアントサーバシステムにおけるサーバ負荷の分散方法ならびに装置
US6665716B1 (en) 1998-12-09 2003-12-16 Hitachi, Ltd. Method of analyzing delay factor in job system
JP2008097378A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Nomura Research Institute Ltd ジョブ管理装置、ジョブ実行装置、及びそれら装置を含むジョブ管理システム
US7743148B2 (en) 2007-02-23 2010-06-22 Nec Corporation Server migration planning system and server migration planning method
JP2012198631A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ntt Data Corp 仮想マシン配置装置、仮想マシン配置方法、仮想マシン配置プログラム
US20180067774A1 (en) * 2016-09-08 2018-03-08 Fujitsu Limited System for information processing

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6665716B1 (en) 1998-12-09 2003-12-16 Hitachi, Ltd. Method of analyzing delay factor in job system
JP2000268012A (ja) * 1999-03-12 2000-09-29 Nec Corp クライアントサーバシステムにおけるサーバ負荷の分散方法ならびに装置
JP2008097378A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Nomura Research Institute Ltd ジョブ管理装置、ジョブ実行装置、及びそれら装置を含むジョブ管理システム
US7743148B2 (en) 2007-02-23 2010-06-22 Nec Corporation Server migration planning system and server migration planning method
JP2012198631A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ntt Data Corp 仮想マシン配置装置、仮想マシン配置方法、仮想マシン配置プログラム
US20180067774A1 (en) * 2016-09-08 2018-03-08 Fujitsu Limited System for information processing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5778224A (en) Method of executing a plurality of transactions and a distributed processing system for performing such a method
CN105468450B (zh) 任务调度方法及系统
US8095935B2 (en) Adapting message delivery assignments with hashing and mapping techniques
US7856572B2 (en) Information processing device, program thereof, modular type system operation management system, and component selection method
CN103227838B (zh) 一种多重负载均衡处理装置与方法
CN108881512B (zh) Ctdb的虚拟ip均衡分配方法、装置、设备及介质
US20040158831A1 (en) Process scheduling appratus, process scheduling method, program for process scheduling, and storage medium recording a program for process scheduling
US7296269B2 (en) Balancing loads among computing nodes where no task distributor servers all nodes and at least one node is served by two or more task distributors
WO2022105138A1 (zh) 去中心化的任务调度方法、装置、设备及介质
CN110365748A (zh) 业务数据的处理方法和装置、存储介质及电子装置
CN108536539B (zh) 一种工业分布式数据采集系统中的任务调度方法
CN105701099A (zh) 用于在分布式环境中执行任务的方法、装置及系统
CN111459642B (zh) 一种分布式系统中故障处理和任务处理方法及装置
JPH07334436A (ja) ソフトウエア自動配布方式
CN110519406A (zh) 一种虚拟地址分配方法、装置及ctdb集群和存储介质
CN114070739A (zh) 一种集群部署方法、装置、设备和计算机可读存储介质
JPH10161987A (ja) コンピュータシステムにおける負荷分散方法および負荷分散処理システム
CN112162839A (zh) 任务调度方法、装置、计算机设备和存储介质
CN111209098A (zh) 一种智能渲染调度方法、服务器、管理节点及存储介质
CN114338670B (zh) 一种边缘云平台和具有其的网联交通三级云控平台
CN115629854A (zh) 分布式任务调度方法、系统、电子设备和存储介质
CN112567687A (zh) 朝向网络切片的可用性
CN113051063B (zh) 分布式任务的任务调度方法、装置及电子设备
CN111556126B (zh) 模型管理方法、系统、计算机设备和存储介质
JP2001075934A (ja) 負荷分散処理システム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203