JP2637182B2 - トラヒック輻輳制御方法 - Google Patents

トラヒック輻輳制御方法

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JP2637182B2 JP63223590A JP22359088A JP2637182B2 JP 2637182 B2 JP2637182 B2 JP 2637182B2 JP 63223590 A JP63223590 A JP 63223590A JP 22359088 A JP22359088 A JP 22359088A JP 2637182 B2 JP2637182 B2 JP 2637182B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信網の輻輳において交換機の規制処理量
の増加を抑えることができ、かつ最適なトラヒック輻輳
制御が可能となるトラヒック輻輳制御方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
近年、電話によるチケット予約等の販売が盛んになっ
ている。このようなサービスでは特定の加入者に呼が一
斉に集中するため、該加入者を収容している交換機が輻
輳し、他の加入者への呼も接続しにくくなり、社会的に
も問題になっている。また、地震等の自然災害に伴い、
特定地域へ見舞い呼や問い合わせ呼が集中し特定地域の
交換機が輻輳し、その輻輳が他の地域にまで伝搬して通
信網全体が麻痺する恐れも生じている。前者は加入者輻
輳、後者は地域輻輳と呼ばれている。
このような異常輻輳に対して、輻輳加入者や輻輳地域
への呼を発側の中継交換機や加入者交換機で選択的に規
制するトラヒック輻輳制御方式が採用されている。従来
のトラヒック輻輳制御方法は以下のものである。
交換機からのトラヒック情報に基づき、トラヒック輻
輳制御センタで判断した輻輳地域や輻輳加入者の番号、
例えば、地域輻輳であれば0422等の市外局番、加入者輻
輳であれば0422−50−4451等の市外局番、市内局番、加
入者番号を含めた番号を発側の交換機に通知する。この
番号は規制番号と呼ばれ、交換機に登録される。交換機
では発信呼の通信相手番号である着信番号と登録された
規制番号とを逐次照合し、一致していれば指示された規
制量、例えば呼の一定の割合を規制したり、一定の単位
時間当たりの呼数を越えた呼を規制する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、交換機では呼毎に着信番号が規制番号と一
致しているか否かを識別する必要がある。登録された規
制番号の数が少ない場合には交換機の処理増加は無視で
きる程度であるが、登録された規制番号の数が多くなる
と規制番号と着信番号とを照合する回数が増加するた
め、交換機の処理量が増加し、本来の呼接続処理にも支
障が生じるおそれもある。このため、従来、登録できる
規制番号の数は高々20程度であった。
しかし、最近では、チケット電話予約の普及に伴い、
同時に登録する規制番号の数が増加する傾向にある。ま
た、従来は代表加入者番号のみを規制番号として登録す
ればよかったが、最近では未公表の子番号(被代表加入
者番号)自体は規制番号として登録されていないことか
ら、これを入手して子番号で電話をかける加入者もみら
れるため、多数の子番号も規制番号として登録する必要
性が生じている。交換機に多数の規制番号を登録する
と、規制番号と着信番号の照合処理が増加するため交換
機の呼接続処理能力が減少し、逆に、登録数を制限する
と通信網の輻輳を回避出来ない問題がある。
また、従来の方法では規制番号をもつ加わる呼数の計
算や複雑な規制制御を交換機で行うため、交換機の規制
処理が増加している。
また、従来の方法では規制判断が個々の交換機で行わ
れるため、全体として必ずしも最適な制御が行われず、
網全体として過剰規制や規制不足になる恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、交換機の規制処理量の増加を抑え、か
つ網全体としても最適な制御が可能となるトラヒック輻
輳制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために、本発明では、規制番号と
その規制量を記憶する規制制御データベースを設け、交
換機には規制候補番号を登録し、交換機では呼の着信番
号と前記規制候補番号とを指定された桁数で照合し、照
合の一致がとれた場合には前記規制制御データベースに
前記着信番号を転送し、規制制御データベースは着信番
号と規制番号を照合し、照合の一致がとれた場合には規
制番号に指定された規制量で規制すべきか否か判断して
その結果を交換機に通知し、交換機は該判断に従って該
呼を規制するように構成したものである。
〔作用〕
本発明においては、規制制御データベースを設け、交
換機には規制候補番号のみを登録し、交換機は呼の着信
番号と交換機に登録された規制候補番号とを比較し、一
致した場合には規制制御データベースに該着信番号を転
送し、規制制御データベースで規制量に応じて交換機に
該呼を規制すべきか否かの規制処理や加わる呼数の計数
を行うので、交換機は単に着信番号が規制候補番号と一
致しているか否かのみ判断すればよく、交換機の規制処
理の増加を抑えることができ、また規制制御が一元的に
行われるので過剰規制や規制不足が避けられ、最適な制
御が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、1,2は加入者、3,4は交換機、5は中
継回線、11はトラヒック輻輳制御センタ、12は規制制御
データベース、13,14,15,16は制御リンク、21,22は交換
機に内蔵する規制制御回路である。
ここで、加入者2は代表加入者であって、その代表番
号を509−9900(509は市内局番、9900は加入者番号であ
り、ここでは市外局番は省略する)とし、子番号として
509−9800から509−9855の連続番号をもつものとする。
加入者2に呼が集中し、交換機4が輻輳し、交換機4に
収容された他の加入者への疎通も困難な状況を想定す
る。
交換機4は、例えば交換機処理装置の使用率等の交換
機輻輳情報と加入者からの溢れ呼数を常時監視し、これ
らがしきい値を越えると制御リンク13を介してトラヒッ
ク輻輳制御センタ11に代表加入者番号、子番号、交換機
輻輳情報を転送する。なお、子番号は代表加入者番号か
ら索引できるデータベースをトラヒック輻輳情報センタ
11にもつことも可能である。
トラヒック輻輳制御センタ11は加入者2に関する加入
者輻輳と判断し、加入者2の輻輳を制御するために、代
表加入者番号である509−9900と、子番号509−9800から
9855を規制番号とし、またこれらの規制番号の共通上位
桁番号509−9を規制候補番号とする。さらに規制量を
決定し、これらの制御情報をデータリンク17を介して規
制制御データベース12に転送する。規制制御データベー
ス12は個々の規制番号及び規制量を記憶し、交換機3等
に規制候補番号である509−9、照合桁数4をデータリ
ンク15を介して転送する。交換機3はこの規制候補番号
を受信し、規制候補番号を規制制御回路21に記憶する。
交換機3は加入者1等からの呼の着信番号を規制制御
回路21に与え、該規制候補番号を照合する。一致した場
合には、交換機3は規制制御データベース12に該着信番
号をデータリンク15を介して転載する。規制制御データ
ベース12は該着信番号と規制番号を比較し、規制番号と
一致しない場合には交換機3に呼接続の継続をデータリ
ンク15を介して通知する。規制番号と一致した場合には
該規制量に基づいて規制すべきか否かを決定し、データ
リンク15を介して交換機3にその結果を通知する。規制
が支持された場合には、交換機3は該呼をアナウンスマ
シン等に接続して規制する。規制が指示されない場合に
は呼接続処理が継続される。
上記の動作を具体例で示すと以下のようになる。例え
ば、加入者1が509−9321をダイヤルすると、交換機3
は509−9321を規制制御回路21に転送し、規制制御回路2
1で上位4けたの規制候補番号を照合し、一致がとられ
ると交換機3は着信番号509−9321を規制制御データベ
ース12に転送する。規制制御データベースには、509−9
321が規制番号として登録されていないため、交換機3
に呼接続の継続を指示し、交換機3は該呼の接続処理を
継続する。
一方、加入者1が509−9811をダイヤルすると、同様
に交換機3は規制制御回路21で規制候補番号との一致を
検出し、規制接続データベース12に着信番号509−9811
を転送する。規制制御データベース12は509−9811が規
制番号であることを認識すると規制量に応じて該呼を規
制するか否かを、例えば一定の割合でランダムに決定す
る。この結果を交換機3に通知し、交換機3はこの指示
に従い該呼の接続を継続し、あるいは該呼を規制する。
以上説明したように、従来の方法では交換機3に規制
番号509−9900と509−9800から509−9855までの57個の
規制番号を登録し、呼毎に57個の規制番号との照合を行
う必要があり、交換機の実質的な処理能力が低下する。
これに対して、本方法では交換機3では規制候補番号1
つのみ照合すればよく、上記のように規制番号が非常に
多い場合でも交換機3の処理増加を抑えることができ
る。
上記は説明の都合上、交換機3に注目したが交換機4
も同様の動作を行い、また第1図には記載していないが
他の交換機も制御リンクを規制制御データベース12との
間に張って同様の動作を行う。
第2図は交換機3等に設置された規制制御回路21の構
成例を示す説明図である。同図において、31はメモリで
縦方向は番地を横方向は各語のフィールドを示し、32は
制御回路、33,34,35,36はメモリ31のフィールド、37,3
8,39は制御線である。なお、40は交換機3における呼接
続処理部である。
規制制御データベース12から規制候補番号が転送され
てくると、呼接続処理部40から制御線37を介して規制候
補番号が制御回路32に入力される。規制候補番号の情報
には照合桁数、規制候補番号であることを示す規制候補
番号表示が付随しており、例えば、規制候補番号が509
−9とすると、照合桁数は4、規制候補番号表示=1と
示される。これらの情報はメモリ31の空き番地に書き込
まれ、規制候補番号はフィールド33に、照合桁数はフィ
ールド34に、規制候補番号表示は35に記憶される。呼が
発生すると呼接続処理部40は制御線38を介して着信番号
を制御回路32に転送する。制御回路32はメモリ31の内容
を読みだし、規制候補番号と着信番号を照合桁数に応じ
て照合し、一致しかつフィールド35が1の場合には制御
線39を論理1に、一致しない場合には制御線39を論理0
にして呼接続処理部40に返送する。呼接続処理部40は制
御線39が論理1の場合には、該着信番号を規制制御デー
タベース12に転送し、論理0の場合には呼の接続処理を
継続する。
なお、規制制御データベース12から直接規制番号が転
送されてくる番号には、規制番号、照合桁数、規制候補
番号表示=0、および規制量が送られてくる。規制番号
はフィールド33に、照合桁数はフィールド34に、規制候
補番号表示はフィールド35に、規制量はフィールド36に
記憶される。規制候補番号表示=0が転送されてきた場
合には、交換機3等で直接規制することを意味し、着信
番号が規制番号と一致すると規制制御回路21で該呼をフ
ィールド36の規制量に応じて直接規制するか否かを判断
し、制御線39にその結果を出力し、呼接続処理部40に通
知する。したがって、交換機3で規制対象呼か伊那か、
また、規制対象呼であれば規制すべきか否か独自に判断
できるモードと、規制制御データベース12に問い合わせ
るモードの2つのモードで動作できる。
また、特別な場合として、照合桁数を0に設定すれば
交換機3からの発信呼、あるいは中継呼のすべてに関す
る着信番号を規制制御データベース12に転送することも
可能である。
第2図の実施例はハードウェアで実施した例である
が、ソフトウェアの処理で実施できることは言うまでも
ない。
第3図は規制制御データベースの構成例を示す説明図
である。同図において、51はメモリで縦方向は番地を横
方向は各語のフィールドを示し、52は制御回路、53,54,
55,56はメモリ51のフィールド、61,62,63は制御線であ
る。トラヒック輻輳制御センタ11から、規制候補番号、
規制番号、規制量、規制候補番号表示が制御リンク17を
介して転送されてくると、制御線61を介して制御回路52
にこれらの情報を与える。制御回路52は規制番号および
規制量をメモリ51を空き番地のフィールド53,54に書き
込む。これと同時に、規制候補番号、照合桁数、規制候
補番号表示を制御線62から、制御リンク15を介して交換
機3に供給する。
交換機3から制御リンク15を介して着信番号が転送さ
れてくると、着信番号は制御線63を介して制御回路52に
供給される。制御回路52は該着信番号とメモリ51のフィ
ールド53の規制番号を順次照合し、一致した場合には同
じ番地のフィールド54から規制量を読み出し、規制量に
応じ該呼を規制すべきか否かを決め、その結果を制御線
62に出力し、制御リンク15を介して交換機3に通知す
る。着信番号が規制番号と一致しない場合はその結果を
制御線62に出力し、制御リンク15を介して交換機3に呼
接続の継続を通知する。なお、規制の方法は、周知のよ
うに呼の一定割合を規制する相対量規制、絶対呼数で規
制する絶対量規制の方法があるが、いずれの方法を用い
てもよい。相対量規制の場合には規制量として%値が、
また絶対量規制の場合には単位時間あたりの疎通呼数や
その逆数であるゲート時間が転送されてくる。
次に、フィールド55について説明する。フィールド55
にはフィールド53の規制番号に対する親規制番号を記憶
させるもので絶対量規制を行う時に有効である。絶対量
規制では(代表加入者番号+子番号)で処理できる単位
時間当りの呼数やその逆数であるゲート時間が割り当て
られる方式であり、代表加入者番号と子番号で疎通した
呼数等を管理する必要がある。
上記の例では、例えば、親規制番号を509−9900と
し、他の509−9800から509−9855を子規制番号とする。
トラヒック輻輳制御センタ12からは規制番号にその親規
制番号が付いて送られてくると、509−9800から509−98
55までの規制番号のフィールド55には509−9900が書き
込まれる。例えば交換機3から509−9830が転送されて
くると、制御回路52はメモリ51から規制番号を読みだ
し、509−9830と照合する。一致するとフィールド55を
読みだし、親規制番号である509−9900を知ると、再び
メモリ51から509−9900の番地を探索し、該番地のフィ
ールド54に示されている規制量に基づいて規制する。
具体的には次のように動作する。第4図はフィールド
54の構成例であり、71,72は、フィールド54のサブフィ
ールドであり、サブフィールド71にはゲート時間、72に
はフラグが記憶されている。制御回路52は親規制番号と
の一致を検出した場合サブフィールド72のフラグを検査
し、0の場合には該呼を規制しないものと判断し、フラ
グを1にしてサブフィールドにフラグを書き込む。フラ
グが1の場合には既に呼が疎通したため該呼を規制すべ
きと判断する。なお、サブフィールド72のフラグはサブ
フィールド71に示されたゲート時間毎に制御回路52によ
り0に設定される。したがって、親規制番号と子規制番
号とのいずれかの呼がゲート時間内に1つ疎通されるこ
とになる。
このように、絶対量規制において、従来は各々の交換
機に単位時間当りの疎通呼数やゲート時間を割り当てて
いたため、過剰規制や規制不足になる恐れがあったが、
本方法では網全体で管理できるため、過剰規制や規制不
足を避けることができる。また、絶対量規制の複雑な処
理を規制制御データベースで行うため、交換機3等の規
制処理の増加を抑えることができる。
次に、フィールド56について説明する。フィールド56
は、トラヒック輻輳制御で必要になる「規制番号に加わ
った呼数」を記憶するものである。制御回路52は規制番
号の照合において着信番号との一致を検出すると、フィ
ールド56の内容を1加算し再びフィールド56に書き込
む。この結果、規制番号に加わった呼数がフィールド56
に記憶される。これらの呼数は周期的に制御回路52で読
み出され、制御リンク17を介してトラヒック輻輳制御セ
ンサ11に報告される。また、周知のデータ処理技術によ
り交換機別に加わる呼数を計数することも可能である。
さらに、フィールド55を用いて、親規制番号で集計して
加わる呼数を計数することも可能である。このように、
従来、交換機3等で規制番号毎に加わる呼数を計数して
いたのに対し、本方法では規制制御データベースで加わ
る呼数の計数を行うため、交換機3等の規制処理の増加
を抑えることができる。
第3図の実施例はハードウェアで実施した例である
が、ソフトウェアの処理で実施できることは言うまでも
ない。
上記の実施例では代表加入者が輻輳し、代表加入者番
号、子番号を規制番号とする例であったが、交換機4に
複数の加入者輻輳が発生した場合にも有効である。例え
ば、508−3456、508−1234、508−4567、508−2345、50
8−6789が輻輳したものとする。この場合には、規制候
補番号を508(照合桁数は3)が交換機3に登録され、
規制制御データベース12には上記5個の規制番号が登録
される。このため、従来方法では5個の規制番号の照合
が必要であったものが1つの規制候補番号とのみ照合す
ればよく、交換機3の規制処理の増加を抑えることがで
きる。
上記の実施例では、規制候補番号は幾つかの規制番号
の上位桁の共通番号の例であったが1つの規制番号をそ
のまま規制候補番号とすることもなんら問題はない。
上記の実施例は、特定の加入者が輻輳し特定加入者へ
の呼を規制する例であったが、特定地域が輻輳し、特定
地域への呼を規制する場合にも適用できることも明らか
である。例えば、特定地域が輻輳し、特定地域の市外番
号0422から0426まで規制する必要が生じた場合を考え
る。この例では、規制番号は0422から0426であり、この
規制番号は規制制御データベース12に登録されるととも
に交換機3には規制候補番号042のみが登録される。こ
のため、上記の加入者輻輳の例と同様に規制番号が多い
地域輻輳の場合にも交換機3の処理増加をおさえること
ができる。
上記の実施例は、規制制御データベース12を通信網内
に1つ設置する場合で通信網内の全ての交換機が1つの
規制制御データベース12にアクセスする例を示したが、
規制制御データベース12を地域毎に設置し、地域内の交
換機はその規制制御データベースにアクセスするように
構成することも可能である。また、規制制御データベー
スを各交換機の外付け装置として用い、各交換機対応に
設置することも可能である。
上記の実施例では、規制制御データベース12とトラヒ
ック輻輳制御センタ11とは別々のシステムであったが、
規制制御データベース12をトラヒック輻輳制御センタ11
に組み入れる方式も可能である。また、規制制御データ
ベース12を他のデータベース、例えば、加入者に割り付
けられた論理番号と物理番号との変換を行う番号変換デ
ータベースや着信者課金を行うデータベース等と併合で
きることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、従来の問題を解決す
るために、規制番号とその規制量を記憶する規制制御デ
ータベースを設け、交換機には規制候補番号を登録し、
交換機では呼の着信番号と前記規制候補番号とを指定さ
れた桁数で照合し、照合の一致がとれた場合には前記規
制制御データベースに前記着信番号を転送し、規制制御
データベースは着信番号と規制番号を照合し、照合の一
致がとれた場合には規制番号に指定された規制量で規制
すべきか否かを判断してその結果を交換機に通知し、交
換機は該判断に従って該呼を規制するように構成したも
のである。このため、規制番号が多くなっても規制番号
との照合回数か増加しないため交換機の規制処理の増加
を抑えることができ、交換機を効率よく運用することが
できる。絶対量規制を行う場合において、規制制御デー
タベースで複数の交換機に関して一括して制御できるた
め、過剰規制、規制不足を回避することができ、また、
複雑な規制処理も規制制御データベースで行われるため
交換機の規制処理の増加を抑えることができる。さら
に、規制番号対応の加わる呼数の測定も規制制御データ
ベースで行うことができるため、交換機の規制処理の増
加を抑えることができる。
本発明では、交換機に規制候補番号と規制番号を登録
することができ、規制番号の場合には規制制御データベ
ースにアクセスせずに交換機で直接規制することもで
き、例えば、単独加入者輻輳の場合には従来方法もとる
ことができるため、従来方法との整合性もたもたれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
交換機に設置される規制制御回路の構成例を示す説明
図、第3図は規制制御データベースの構成例を示す説明
図、第4図はメモリのサブフィールドを示す説明図、で
ある。 符号の説明 1,2……加入者、3,4……交換機、5……中継回線、11…
…トラヒック輻輳制御センタ、12……規制制御データベ
ース、13,14,15,16……制御リンク、21,22……規制制御
回路、31……メモリ、32……制御回路、33,34,35,36…
…メモリのフィールド、37,38,39……制御線、40……呼
接続処理部、51……メモリ、52……制御回路、53,54,5
5,56……メモリのフィールド、61,62,63……制御線、7
1,72……サブフィールド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網の輻輳時に輻輳地域、輻輳加入者を
    検出し、輻輳地域、輻輳加入者への呼を選択的に規制す
    るトラヒック輻輳制御を行うに際し、 1つまたは複数の規制番号と、前記1つまたは複数の規
    制番号を着信番号とする呼に対する規制量と、を記憶す
    る規制制御データベースを交換機とは別に設置すると共
    に、交換機には前記規制番号の一部の桁のみからなる1
    つまたは複数の番号を規制候補番号として登録してお
    き、 前記交換機では受け付けた呼の着信番号と、前記規制候
    補番号とを指定された桁数で照合し、照合の一致がとれ
    た場合には前記規制制御データベースに前記着信番号を
    転送し、前記規制制御データベースは前記着信番号と前
    記1つまたは複数の規制番号を照合し、照合の一致がと
    れた場合には、照合の一致がとれた規制番号に指定され
    た規制量に基づいて規制すべきか否かを判断して、その
    結果を交換機に通知し、前記交換機は、前記判断に従っ
    て前記呼を規制することを特徴とするトラヒック輻輳制
    御方法。
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