JP2636634B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP2636634B2 JP4153325A JP15332592A JP2636634B2 JP 2636634 B2 JP2636634 B2 JP 2636634B2 JP 4153325 A JP4153325 A JP 4153325A JP 15332592 A JP15332592 A JP 15332592A JP 2636634 B2 JP2636634 B2 JP 2636634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のバッテリを含む
電気負荷に電力を供給できる車両用交流発電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用交流発電機は、図12に示
すように、図示しないエンジンにより駆動され、その回
転運動で発電する同期発電機101と、この同期発電機
101からの交流を交流入力端子から取り込んで直流に
変換し、図示の極性の直流出力端子から出力するダイオ
ードブリッジ103と、このダイオードブリッジ103
からの直流電圧を取り込み、当該直流電圧が一定となる
ように同期発電機101の界磁コイル102に流す界磁
電流を調整制御する電圧調整器105とからなる。この
車両用交流発電機の出力端子119a,119bには、
バッテリ121と、車両用負荷123とが並列接続され
ている。なお、符号101u,101v,101wは同
期発電機101の電機子コイルである。
【0003】このような車両用交流発電機において、エ
ンジンが一定回転数以上で回転すると、同期発電機10
1から交流電力が発生する。この交流電力は、ダイオー
ドブリッジ103の交流端子に供給される。ダイオード
ブリッジ103では、入力された交流を直流に変換して
直流端子から出力する。この直流は、電圧調整器105
に供給されるとともに、出力端子119a,119bを
介してバッテリ121及び車両用負荷123に供給され
る。そして、電圧調整器105では、出力端子119
a,119b間の直流電圧が一定電圧となるように、界
磁コイル102に流す電流を調整している。
【0004】ところで、上記車両用交流発電機の場合、
同期発電機101の回転数Nと、同期発電機101から
取り出し得る電流Iとの関係は、図13に示すような特
性となる。このような特性となる理由を以下に説明す
る。
【0005】同期発電機101の界磁磁束をΦ、電機子
コイル101u,101v又は101wの巻数をZ、発
電機回転数をN、係数をKとすると、発電機の出力電圧
Vは、
【0006】
【式1】V=KΦZN となり、発電を開始する回転数(図13のA点)は、式
1を変形して、
【0007】
【式2】N=V/(KΦZ) となる。ここで、界磁磁束Φは一定であるので、式2か
ら発電開始の回転数は電機子コイル巻数Zに反比例する
ことが分かる。
【0008】また、使用最大回転数である図13のB点
においては、出力電流により電機子に起磁力が発生し、
その起磁力が界磁の起磁力とつりあったときの出力電流
が、その発電機の最大出力電流になる。界磁の起磁力は
一定であるとすると、発電機の電機子起磁力は電機子コ
イル巻数Zに比例するので、最大回転数時の出力電流は
電機子コイル巻数Zに反比例することが分かる。
【0009】したがって、電機子コイル巻数Zを多くす
ると、発電を開始する回転数(図13のA点)を低速に
することができるものの、最大回転数時の出力電流(図
13のB点)が低下する。逆に、電機子コイル巻数Zを
少なくすると、最大回転数時の出力電流(図13のB
点)が多くできるものの、発電を開始する回転数(図1
3のA点)が高速になる。
【0010】このことから、同期発電機は、界磁磁束Φ
と電機子コイル数Zとが決まると、その出力特性が一意
的に決まってしまい、任意の特性を得ることができな
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
車両用交流発電機によれば、発電開始の回転数及び最大
回転数時の出力電流ともに電機子コイル巻数に反比例す
る関係にあって、電機子コイル巻数を多くすれば、発電
開始回転数を低速化することが可能となるが、最大回転
数時の出力電流が低下してしまうという欠点を生じ、逆
に電機子コイル巻数を少なくすれば、最大回転数時の出
力電流を多くできるが、発電開始回転数が高速化してし
まうという欠点を生じる。
【0012】したがって、上述した車両用交流発電機に
よれば、界磁磁束と電機子コイル数とが決まると、その
出力特性が一意的に決まってしまい、任意の特性を得る
ことができないという欠点があった。
【0013】本発明は、上述した欠点を解消し、発電を
開始する所定の回転数以下でも、電機子コイル巻数に関
係なく、簡単な回路構成で出力電流を取り出し得るよう
にした車両用交流発電機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明において、発電機とバッテリと
の間に接続され、発電機からの交流出力を整流して直流
成分を該バッテリに供給するための第1の整流手段と、
入力側が前記発電機の電機子コイルと接続され、出力側
がスイッチング素子を介して該電機子コイルに接続され
た第2の整流手段と、前記スイッチング素子を所定条件
下で所定周期で連続的にオン・オフし、該スイッチング
素子のオン期間は前記第2の整流手段の出力電流を短絡
し、上記発電機の電機子コイルに該短絡電流を与えて前
記電機子コイルのインダクタンス成分に電力として蓄積
し、該スイッチング素子のオフ期間は該蓄積された蓄積
電力を前記第1の整流手段を介して上記バッテリに供給
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明において前記制御手段
は、前記発電機からの回転数信号を取り込み、当該発電
機の回転数が所定の回転数より小さいときに信号を出力
する回転検出器と、前記回転検出器からの信号により前
記スイッチング素子をオン・オフ動作させる駆動回路と
から構成すればよい。
【0016】また、請求項3記載の発明において前記回
転検出器は、前記発電機からの回転数信号を取り込み、
前記発電機からの回転数が、前記スイッチング素子をオ
ン・オフ動作させたときの出力特性と前記スイッチング
素子を常時オフとしたときの出力特性との交点以下の回
転数のときに、駆動回路を動作させる信号を出力するよ
うな回路構成とすることが望ましい。
【0017】請求項4記載の発明において前記制御手段
は、前記発電機からの回転数信号を取り込み、前記発電
機の回転数が所定の回転数以下のときに、回転数の連続
的な変化に対応してオン・オフ期間に占めるオフ時間が
漸次変化するオンオフ比で前記スイッチング素子をオン
・オフ動作させる様に構成すればよい。
【0018】また、請求項5記載の発明では、前記発電
機の出力特性が原点を通る直線と接する回転数でオフ時
間の比が最大になるような信号を出力するように構成し
てもよい。
【0019】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、前記スイッ
チング素子をオンすることにより、上記発電機の電機子
コイルに流れる短絡電流を上記第2の整流手段で一方向
に規制して前記電機子コイルに電力を蓄える。また、前
記スイッチング素子をオフとし、このオフのときに、上
記電機子コイルの発電電力に前記蓄積電力を加えて前記
第1の整流手段を介して上記負荷に供給する。したがっ
て、発電開始回転数が低くても発電が可能になる。
【0020】また、上記請求項2記載の発明によれば、
前記制御手段により、当該発電機の回転数が所定の回転
数より小さいときに、前記スイッチング素子をオン・オ
フ動作させているため、所定回転数より小さいときに大
きな電流が取り出せ、かつ所定回転数より大きいときに
は発電機の最大能力で発電させることがてきる。
【0021】また、上記請求項3記載の発明によれば、
前記制御手段が、前記発電機からの回転数が、前記スイ
ッチング素子をオン・オフ動作させたときの出力特性と
前記スイッチング素子をオフとしたときの出力特性との
交点以下の回転数のときに、駆動回路を動作させるた
め、所定回転数より小さいときに大きな電流が取り出
せ、かつ所定回転数より大きいときには発電機の最大能
力で発電させることがてきる。
【0022】加えて、請求項4記載の発明によれば、前
記制御手段は、前記発電機の回転数が所定の回転数以下
のときに、回転数の低下に応じてオン・オフ期間に占め
るオフ時間が小さくなるようなオンオフ比で前記スイッ
チング素子をオン・オフ動作させるため、原点から一定
回転数まで直線で電流が増加し、その回転数以上では当
該発電機の最大能力で電流を取り出すことがてきる。
【0023】また、請求項5記載の発明では、前記発電
機の出力特性が原点を通る直線と接する回転数でオフ時
間の比が最大になるような信号を出力できるため、回転
数に応じて直線的に電流が増加する特性を得ることがで
きる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
【0025】図1乃至図3は本発明の第1の実施例を説
明するためのものであり、図1が本発明の第1の実施例
の車両用交流発電機を示す回路図である。
【0026】図1において、本発明の車両用交流発電機
は、同期発電機1と、第1の整流手段であるダイオード
ブリッジ3と、電圧調整器5と、第2の整流手段である
ダイオードアレイ7と、スイッチング素子9と、制御回
路11とを有し、次のように構成されている。
【0027】前記同期発電機1は、電機子コイル1ua,
1va,1wa、1ub,1vb,1wbと、界磁コイル2とから
なり、界磁コイル2をエンジンで回転させることにより
電機子コイル1ua,1va,1waに起電力を発生する構造
を有している。また、前記同期発電機1において、電機
子コイル1ub,1vb,1wbは発電に寄与しない部分であ
って、一般に漏洩インダクタンスと呼ばれている。この
同期発電機1の電機子コイル1ub,1vb,1wbは、三相
ダイオードブリッジ3の交流端子にそれぞれ接続されて
いる。
【0028】三相ダイオードブリッジ3は、ダイオード
Dun,Dvn,Dwnと、ダイオードDum,Dvm,Dwmとを
備え、次のように構成されている。すなわち、ダイオー
ドDunのアノードとダイオードDumのカソードとが接続
されており、この接続点がU相の交流端子となる。ダイ
オードDvnのアノードとダイオードDvmのカソードとが
接続されており、この接続点がV相の交流端子となる。
ダイオードDwnのアノードとダイオードDwmのカソード
とが接続されており、この接続点がW相の交流端子とな
る。ダイオードDun,Dvn,Dwnのカソードは接続され
ており、この接続点が+直流端子となる。ダイオードD
um,Dvm,Dwmのアノードは接続されており、この接続
点が−直流端子となる。ダイオードブリッジ3の+直流
端子は出力端子19aに、ダイオードブリッジ3の−直
流端子は出力端子19bに、それぞれ接続されている。
【0029】上記電圧調整器5の入力端子は前記出力端
子19a,19bの間に接続されており、かつ前記電圧
調整器5の出力端子は界磁コイル2に接続されている。
この電圧調整器5は、前記出力端子19a,19bの間
の電圧が一定になるように、同期発電機1の界磁コイル
2に流す界磁電流を調整制御できるような回路構成とな
っている。
【0030】前記ダイオードアレイ7は、この実施例で
は三つのダイオードからなり、かつ各カソードを共通接
続した回路構成となってる。前記ダイオードアレイ7の
各アノードは上記発電機1の電機子コイル1ub,1vb,
1wbにそれぞれ接続されており、またそのカソードはス
イッチング素子9に接続されている。このダイオードア
レイ7は、上述のように接続することにより、前記発電
機1の電機子コイル1ua,1va,1waに流す短絡電流を
一方向に規制している。
【0031】上記スイッチング素子9は、この実施例で
は、トランジスタQからなる。このトランジスタQのコ
レクタは、前記ダイオードアレイ7のカソードに接続さ
れている。また、トランジスタQのエミッタは、出力端
子19bに接続されている。前記トランジスタQは、そ
のベースが制御回路11の出力端子に接続されており、
制御回路11からの制御信号によりオンオフ制御され
る。
【0032】この制御回路11は、トランジスタQにオ
ン・オフ信号を供給できるようになっている。
【0033】このような車両用交流発電機の出力端子1
9a,19bには、バッテリ21と、電気負荷23とが
並列接続されている。
【0034】このように構成された第1の実施例の作用
について図1を基に図2及び図3を参照しながら説明す
る。
【0035】まず、図1及び図2を参照しながら、車両
用交流発電機の動作を説明する。
【0036】図2は、本発明の実施例の作用を説明する
ためのタイムチャートであり、横軸に時間t(秒)をと
っている。また、図2(a)は電圧Vを、同(b)はス
イッチング素子9のオンオフ信号を、同(c)はダイオ
ードアレイ7に流れる電流Iを、同(d)はダイオード
ブリッジ3の出力電流Iを、同(e)は電機子コイル1
ua,1va,1waに流れる電流Iを、それぞれ示したもの
である。
【0037】まず、スイッチング素子9をオンオフ制御
していない場合の動作について説明する。この場合、同
期発電機1がバッテリ21の電圧Vbより低い電圧で発
電しているとき、同期発電機1の電機子コイル1ua,1
va,1waに発生する電圧は、図2(a)に示すような波
形の電圧Vgとなっている。
【0038】ここで、制御回路11からの制御信号によ
りスイッチング素子9を、図2(b)に示すように、周
期T(秒)毎に、時間t(秒)間オンさせる。すると、
オン時には、同期発電機1の電流は、電機子コイル(漏
洩インダクタンス)1ub,1vb,1wb、ダイオードアレ
イ7、スイッチング素子9、ダイオードブリッジ3のダ
イオードDum,Dvm,Dwmの閉回路を通って流れる。こ
の電流の変化分Ionは、各電機子コイル(漏洩インダク
タンス)1ub,1vb,1wbのインダクタンスをそれぞれ
Lとすると、
【0039】
【式3】Ion=(Vg/L)・t となり、各電機子コイル(漏洩インダクタンス)1ub,
1vb,1wbに電力として蓄えられる。このときに、各電
機子コイル(漏洩インダクタンス)1ub,1vb,1wbか
らダイオードアレイ7に流れる電流は、図2(c)に示
すような波形となる。
【0040】一方、制御回路11からの制御信号により
スイッチング素子9がオフとなると、スイッチング素子
9がオン時に流れた電流による電圧が、同期発電機1の
電機子コイル1ua,1va,1waの発生電圧Vgに重畳さ
れて、ダイオードブリッジ3を通してバッテリ21に流
入する。この電流の変化分Ioffは、
【0041】
【式4】Ioff=〔(Vb−Vg)/L〕・(T−t) となる。このダイオードブリッジ3からの出力電流は、
図2(d)に示すような波形となる。また、同期発電機
1の各電機子コイル1ua,1va,1waの出力電流Iは、
図2(e)に示すような波形となる。
【0042】そして、IonとIoffとは等しいので、
【0043】
【式5】 (Vg/L)・t=〔(Vb−Vg)/L〕・(T−t) となり、これを変形すると、
【0044】
【式6】Vg=〔(T−t)/T〕・Vb となり、同期発電機1の出力電圧Vgは、バッテリ電圧
Vbの(T−t)/T倍の電圧となる。したがって、同
期発電機1の電機子コイル1ua,1va,1waの発電電圧
Vgがバッテリ21の電圧Vbより低い電圧であって
も、バッテリ21を充電することが可能になる。
【0045】次に、図1及び図3を参照しながら、車両
用交流発電機の回転数に対する出力電流の関係について
説明する。
【0046】図3は、前記発電機1の回転数Nに対する
出力電流Iの関係を示す特性図であり、横軸に回転数N
を、縦軸に出力電流Iを、それぞれとったものである。
【0047】図3において、Xは従来の発電機の出力特
性であって、(T−t)/T=1、すなわちスイッチン
グ素子9が常時オフのとき出力特性を表している。ま
た、Yは(T−t)/T=0.5のときの出力特性を表
している。すなわち、スイッチング素子9によるスイッ
チングをしない同期発電機1にあっては、X特性のA点
以下で発電をしない。これに対して、(T−t)/T=
0.5でスイッチング素子9をスイッチングした同期発
電機1にあっては、最低発電回転数がY特性のC点に移
動する。このC点の回転数は、A点の1/2の回転数に
なる。また、この実施例の場合、スイッチング素子9を
オンオフ制御すると、図2(e)の電流のうちオフ時の
電流しか取り出せないから、オンオフ制御しない場合に
B点まで電流を取り出せるものが、B点の1/2の電流
値であるD点に移動してしまう。
【0048】したがって、(T−t)/T=0.5のと
き、あたかも電機子コイル1の巻数が2倍になったよう
な特性を示すことになる。
【0049】また、(T−t)/Tを1から徐々に低下
させてゆくと、あたかも電機子コイル1の巻数がT/
(T−t)倍となるような特性を示し、従来の車両用交
流発電機では充電できなかった回転数でも充電すること
が可能になる。
【0050】以上のように本発明の実施例では、少ない
部品(ダイオードアレイ7、スイッチング素子9、制御
回路11)を使用することにより、従来ではできなかっ
た発電機の特性を変更することができるという効果を有
することになる。
【0051】図4は、本発明の第2の実施例を示す回路
図である。
【0052】図4に示す第2の実施例において、制御回
路11は、回転検出器13と、駆動回路14とから構成
されており、他の構成は第1の実施例と同様な構成とな
っている。前記回転検出器13は、例えば発電機の回転
軸に取り付けられた回転センサで構成され、前記発電機
1の回転数を検出して回転数が所定の値より小さいとき
に信号を出力するような構成となっている。前記駆動回
路14は、前記回転検出器13からの信号があるとき
に、スイッチング素子9のトランジスタQのベースに駆
動パルスを送出するような回路構成となっている。
【0053】また、図4で図1と同一の符号は図1と同
一のものをそれぞれ示す。
【0054】このような第2の実施例の動作を図4及び
図5を参照して説明する。
【0055】上記第1の実施例では、オンオフ比(T−
t)/Tを一定で駆動すると、図3に示すようなY特性
となり、E点より低い回転数では従来の発電機よりも多
く出力電流を取り出すことができるが、E点より高い回
転数では逆に出力電流が小さくなってしまっていた。
【0056】そこで、第2の実施例では、回転検出器1
3で同期発電機1の回転数を監視しておき、E点より低
い回転数である場合には、回転検出器13から信号を出
力し、駆動回路14を動作させる。これにより、同期発
電機1がE点より低い回転数で回転しているときに、駆
動回路14を動作させてスイッチング素子9をオンオフ
制御する。また、回転検出器13は、同期発電機1の回
転数がE点より高くなったときには、信号の出力を止め
て、駆動回路14の動作を停止させる。これにより、ス
イッチング素子9は動作しなくなるので、同期発電機1
は従来の特性Xで発電をすることになる。この結果、こ
の第2の実施例の車両用交流発電機は、図5の実線で示
す特性を呈することになる。
【0057】これにより、図3に示した従来の発電機出
力特性Xに比べて著しく改善された発電機出力特性を得
ることができる。
【0058】図6乃至図9は、本発明の第3の実施例を
説明するための図であり、図6は本発明の第3の実施例
を示す回路図である。
【0059】図6に示す第3の実施例において、制御回
路11は、回転数・電圧変換回路15と、変換駆動回路
16とから構成されており、他の構成は第1の実施例と
同様な構成となっている。回転数・電圧変換回路15
は、同期発電機1の回転数を取り込み、同期発電機1の
回転数に比例した電圧に変換できるように構成されてい
る。変換駆動回路16は、回転検出器13からの出力電
圧に比例してオンオフ比〔(T−t)/T〕に変換し
て、スイッチング素子9を駆動できるように構成されて
いる。
【0060】また、図6で図1と同一の符号は図1とそ
れぞれ同一のものを示す。
【0061】このような第3の実施例の動作を図6乃至
図9を参照して説明する。
【0062】まず、従来の車両用交流発電機の出力特性
Xは、図8に示すような特性となることは既に説明した
とおりである。また、第3の実施例において、オンオフ
比〔(T−t)/T〕を2/3、1/2、1/3と固定
してスイッチング素子9を駆動したとすると、図8に示
すように、各オンオフ比において特性C、D、Eが得ら
れることになる。すなわち、図8の特性から分かるよう
に、従来の特性Xが原点0を通る直線で接する点F(回
転数Nb)以上の回転数ではオンオフ比を1とし、それ
以下の回転数では回転数が低下すればするほどオンオフ
比を漸次低下させれば、各回転数で発電機のもっている
最大出力を得られることになる。
【0063】そこで、回転数・電圧変換回路15では、
回転数Nb以下では回転数に比例した電圧信号を出力
し、回転数Nb以上では回転数に関係なく一定の電圧信
号を出力する。すると、変換駆動回路16では図7に示
すように、回転数Nb以下では回転数に比例してオンオ
フ比〔(T−t)/T〕を制御する制御信号を出力し、
回転数Nb以上では回転数に関係なくオンオフ比〔(T
−t)/T=1〕の制御信号を出力する。
【0064】このように動作することにより、車両用交
流発電機では、出力端子19a,19bから取り出せる
出力電流Iと同期発電機1の回転数Nとの関係が、図9
に示すように、回転数0から回転数Nbまで直線で電流
Iが増加し、回転数Nb以降では従来の車両用交流発電
機と同様な発電特性を呈することになる。
【0065】なお、上記第3の実施例では、回転数Nb
が使用回転数より低い回転数の場合を説明したが、回転
数Nbが使用最高回転数になるように同期発電機1を選
定すれば、原点0から使用最高回転数まで直線的に出力
電流が増加する車両用交流発電機とすることもできる。
【0066】図10は、本発明の第4の実施例を示す回
路図である。
【0067】第4の実施例では、第1の整流手段である
ダイオード3aと、第2の整流手段であるダイオードブ
リッジ7aとの接続に特徴があり、図10で図1と同一
符号は図1とそれぞれ同一のを示している。他の構成は
第1の実施例と同様の構成となっている。
【0068】この第4の実施例では、第2の整流手段で
あるダイオードブリッジ7aは、同期発電機1の電機子
コイル1ua,1va,1wa、1ub,1vb,1wbに流す電流
の方向を規制する働きをするとともに、交流を直流に変
換する作用もさせている。すなわち、ダイオードブリッ
ジ7aは、各交流端子に電機子コイル1ub,1vb,1wb
をそれぞれ接続している。また、ダイオードブリッジ7
aの+直流端子は図示の極性で接続した第1の整流手段
たるダイオード3aを介して出力端子19aに接続され
ている。また、ダイオードブリッジ7aの−直流端子は
出力端子19bに接続されている。また、ダイオードブ
リッジ7aの+直流端子とダイオード3aの接続端には
スイッチング素子9のトランジスタQのコレクタが接続
されている。スイッチング素子9のトランジスタQのエ
ミッタは、出力端子19bに接続されている。トランジ
スタQのベースには、制御回路11からのオンオフ信号
が供給されるようになっている。
【0069】このような第4の実施例によっても、第1
の実施例と同様な作用効果を奏することになる。
【0070】図11は、本発明の第5の実施例を示す回
路図である。
【0071】図11に示す第5の実施例では、ダイオー
ドブリッジ3の+直流端子と出力端子19aとの間に第
3のダイオード17を図示の極性で接続し、スイッチン
グ素子9のトランジスタQbのエミッタを第3のダイオ
ード17のアノードに接続し、かつトランジスタQbの
コレクタを三つのダイオードのアノードが共通接続され
て構成されたダイオードアレイ7bのアノードに接続
し、ダイオードアレイ7bの各カソードを電機子コイル
1ub,1vb,1wbに接続したものである。上述したよう
な接続以外は、第1の実施例と同様であり、図1と同一
の符号はそれぞれ図1と同一のものを示す。
【0072】このような第5の実施例によっても、第1
の実施例と同様な作用効果を奏することになる。
【0073】なお、上記第5の実施例において、トラン
ジスタQbを同期発電機1の回転とともに動作させるよ
うにすれば、ダイオード17を省略してもよい。
【0074】上記各実施例では、スイッチング素子9と
してトランジスタQを使用していたが、サイリスタ(S
CR)、ゲートターンオフサイリスタ(GTO)等の制
御整流素子や、双方向サイリスタ(SSS)等で構成し
てもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、スイッチング素子をオンオフ制御するととも
に、スイッチング素子のオン時に電機子コイルに流れる
電流方向を第2の整流手段で規制して電機子コイルに電
力を蓄え、電機子コイルの発電電圧に重畳できるように
したので、低速回転しているときにも、簡単な回路構成
でもって出力電流を大きくとれるという効果がある。
【0076】また、請求項2記載の発明によれば、所定
の回転数以下ではスイッチング素子をオンオフ制御し、
所定回転以上ではスイッチング素子をオフとしておくの
で、所定回転数以下では大きな発電電流を取り出せ、所
定回転数以上では当該発電機の持つ最大能力で発電がで
きる効果がある。
【0077】さらに、請求項3記載の発明では、前記所
定の回転数が、スイッチング素子をオンオフ制御しない
ときの特性と、スイッチング素子をオンオフ制御したと
きの特性の交点としたので、当該交点以下のときに回転
数の割りには大きな電流を取り出せ、当該交点以上の回
転数のときには当該発電機の持つ最大能力で発電ができ
る効果がある。
【0078】請求項4記載の発明では、所定回転数以下
では回転に応じて漸次小さくなるオンオフ比でスイッチ
ング素子をオンオフ制御し、所定回転以上ではスイッチ
ング素子をオフとしておくので、所定回転数まで直線的
に電流が増加し、所定回転数以上では当該発電機の持つ
最大能力で発電ができる効果がある。
【0079】また、請求項5記載の発明では、前記発電
機の出力特性が原点を通る直線と接する回転数でオフ時
間の比が最大となるようにスイッチング素子を制御して
いるので、回転数の増加に伴って出力電流が増加する電
流を取り出すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用交流発電機の第1の実施例
を示す回路図である。
【図2】同第1の実施例の作用を説明するためのタイム
チャートである。
【図3】同第1の実施例の電流出力・回転数の関係を示
す特性図である。
【図4】同第2の実施例を示す回路図である。
【図5】同第2の実施例の電流出力・回転数の関係を示
す特性図である。
【図6】同第3の実施例を示す回路図である。
【図7】同第3の実施例のオンオフ比と回転数の関係を
示す特性図である。
【図8】同第3の実施例の電流・回転数の関係を示す特
性図である。
【図9】同第3の実施例の電流出力・回転数の関係を示
す特性図である。
【図10】同第4の実施例を示す回路図である。
【図11】同第5の実施例を示す回路図である。
【図12】従来の車両用交流発電機を示す回路図であ
る。
【図13】従来の車両用交流発電機の出力電流・回転数
の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 同期発電機 1Ua 電機子コイル 1Va 電機子コイル 1Wa 電機子コイル 1Ub 電機子コイル 1Vb 電機子コイル 1Wb 電機子コイル 2 界磁コイル 3 ダイオードブリッジ(第1の整流手段) 3a ダイオード(第1の整流手段) 5 電圧調整器 7 ダイオードアレイ(第2の整流手段) 7a ダイオードアレイ(第2の整流手段) 7b ダイオードアレイ(第2の整流手段) 9 スイッチング素子 11 制御回路 13 回転検出器 14 駆動回路 15 回転数・電圧変換回路 16 変換駆動回路 21 バッテリ 23 負荷 Q トランジスタ Qb トランジスタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機とバッテリとの間に接続され、発
    電機からの交流出力を整流して直流成分を該バッテリに
    供給するための第1の整流手段と、 入力側が前記発電機の電機子コイルと接続され、出力側
    がスイッチング素子を介して該電機子コイルに接続され
    た第2の整流手段と、 前記スイッチング素子を所定条件下で所定周期で連続的
    にオン・オフし、該スイッチング素子のオン期間は前記
    第2の整流手段の出力電流を短絡し、上記発電機の電機
    子コイルに該短絡電流を与えて前記電機子コイルのイン
    ダクタンス成分に電力として蓄積し、該スイッチング素
    子のオフ期間は該蓄積された蓄積電力を前記第1の整流
    手段を介して上記バッテリに供給する制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記発電機からの回転
    数信号を取り込み、当該発電機の回転数が所定の回転数
    より小さいときに信号を出力する回転検出器と、前記回
    転検出器からの信号により前記スイッチング素子をオン
    ・オフ動作させる駆動回路とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 前記回転検出器は、前記発電機からの回
    転数信号を取り込み、前記発電機からの回転数が、前記
    スイッチング素子をオン・オフ動作させたときの出力特
    性と前記スイッチング素子を常時オフとしたときの出力
    特性との交点以下の回転数のときに、駆動回路を動作さ
    せる信号を出力するような回路構成としたことを特徴と
    する請求項2記載の車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記発電機からの回転
    数信号を取り込み、前記発電機の回転数が所定の回転数
    以下のときに、回転数の連続的な変化に対応してオン・
    オフ期間に占めるオフ時間が漸次変化するオンオフ比で
    前記スイッチング素子をオン・オフ動作させる様に構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電
    機。
  5. 【請求項5】 前記制御回路が、前記発電機の出力特性
    が原点を通る直線と接する回転数でオフ時間の比が最大
    になるような信号を出力するように構成されたことを特
    徴とする請求項1または4に記載の車両用交流発電機。
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