JP2636050B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2636050B2
JP2636050B2 JP1230895A JP23089589A JP2636050B2 JP 2636050 B2 JP2636050 B2 JP 2636050B2 JP 1230895 A JP1230895 A JP 1230895A JP 23089589 A JP23089589 A JP 23089589A JP 2636050 B2 JP2636050 B2 JP 2636050B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術・・第8図〜第10図 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段・・第1図〜第3図 作用 実施例・・第4図〜第7図 発明の効果 [概要] 制御端をワード線に接続し、一方の電荷入出力端ビッ
ト線に接続した電荷入出力制御用のnMOSトランジスタ
と、一端を電荷入出力制御用のnMOSトランジスタの他方
の電荷入出力端に接続し、他端に所定の電圧が印加され
る電荷蓄積用のキャパシタとからなるメモリセルと、昇
圧用のキャパシタと、該昇圧用のキャパシタの一端をプ
リチャージ電圧VPにプリチャージするプリチャージ手段
とを備え、一端をプリチャージ手段によりプリチャージ
電圧VPにプリチャージされた昇圧用のキャパシタの他端
に電源電圧VCCを印加して昇圧用のキャパシタの一端に
現れた昇圧電圧を前記ワード線に供給する半導体記憶装
置に関し、 ワード線に対して昇圧電圧として[電源電圧+電荷入
出力制御用のnMOSトランジスタのスレッショルド電圧]
を供給し、メモリセルの動作特性の均一性を確保すると
ともに、電荷入出力制御用のnMOSトランジスタのゲート
に必要以上の昇圧電圧を印加しないようにし、その劣化
を防止し、その信頼性の向上を図ることを目的とし、 プリチャージ電圧VP(但し、Vthは電荷入出力制御用のnMOSトランジスタの
スレッショルド電圧、CWLはワード線の寄生容量、CKU
昇圧用のキャパシタの容量である。)となるようにプリ
チャージ手段を制御する昇圧制御回路を設けて構成す
る。
[産業上の利用分野] 本発明は、ワード線に対して昇圧電圧として[電源電
圧+一定値]を供給する半導体記憶装置に関する。
例えば、DRAMにおいては、メモリセルは、電荷蓄積用
のキャパシタと、電荷入出力制御用のnMOSトランジスタ
(以下、nMOSという)とで構成される。かかるDRAMにお
いては、データ書込み時、電荷蓄積用のキャパシタに電
荷を蓄積させる場合、ビット線には電源電圧VCC[V]
が供給されるが、ワード線には電源電圧VCC[V]より
も高電圧に昇圧された、いわゆる昇圧電圧が供給され
る。この理由は以下の通りである。
仮に、ワード線にもビット線と同様に電源電圧V
CC[V]を供給すると、電荷蓄積用のキャパシタには、
電源電圧VCCを供給することができず、供給できる電圧
はVCC−Vth[V](但し、Vth=電荷入出力制御用のnMO
Sのスレッショルド電圧)となってしまい、この分、電
荷蓄積用のキャパシタに蓄積できる電荷量が少なくなっ
てしまう。このため、リフレッシュ動作のサイクルを短
い間隔で行わなければならない等の不都合が生じてしま
う。他方、電荷蓄積用のキャパシタの面積を大きくする
ことで、蓄積できる電荷量を増加させることができる
が、このようにすると、高集積化を図ることができなく
なるという不都合が生じてしまう。
そこで、DRAMにおいては、上述のように昇圧電圧をワ
ード線い供給することによりキャパシタに電源電圧VCC
を供給し、蓄積できる電荷量の増加を図っている。
[従来の技術] 従来、この種、DRAMとして第8図にその要部を示すよ
うなものが提案されている。
図中、1は昇圧用のキャパシタ、2はプリチャージ手
段であって、キャパシタ1は、nMOSのソース及びドレイ
ンをショートして構成されており、プリチャージ手段2
は、キャパシタ1をその一端1A側から電源電圧VCCにプ
リチャージできるように構成されている。なお、キャパ
シタ1の一端1Aはトランスファゲート(図示せず)、ワ
ードデコーダ3を介してワード線WLに接続されている。
また、4はメモリセルであって、電荷入出力制御用の
nMOS5及び電荷蓄積用のキャパシタ6を設けて構成され
ている。ここに、nMOS5は、そのゲートをワード線WLに
接続され、そのソースをビット線BLに接続され、そのド
レインをキャパシタ6の一端に接続されており、キャパ
シタ6は、その他端を接地されている。
かかるDRAMにおいては、昇圧用のキャパシタ1の他端
1Bを0[V]にした状態において、その一端1Aが電源電
圧VCCにプリチャージされ、その後、キャパシタ1の他
端1Bが電源電圧VCC[V]に押し上げられ、その一端1A
の電圧が昇圧され、この昇圧された電圧がトランスファ
ゲート、ワードデコーダ3を介して選択されたワード線
WLに供給される。
ここに、ワード線WLの昇圧電圧VWLは、次のようにし
て求めることができる。
まず、第9図Aに示すように、キャパシタ1の他端1B
の電圧を0[V]とした状態で昇圧用のキャパシタ1の
一端1Aを電源電圧VCC[V]にプリチャージした場合、
キャパシタ1に蓄積される電荷量QKUは、 QKU=CKUVCC となる。
この電荷量QKUは、第9図Bに示すように、その後、
キャパシタ1の他端1Bの電圧を電源電圧VCC[V]に押
し上げて、キャパシタ1の一端1Bの電圧を昇圧し、この
昇圧した電圧をワード線WLに供給する場合に、キャパシ
タ1とワード線WLの寄生容量CWLに分配される。
この場合、キャパシタ1に分配される電荷量を
QKU′、ワード線WLの寄生容量CWLに分配される電荷量を
QWLとすれば、 QKU=QKU′+QWL となる。ここに、QKU′及びQWLは、 QKU′=CKU(VWL−VCC) QWL=CWLVWL となるから、QKU=QKU′+QWLは、 CKUVCC=CKU(VWL−VCC)+CWLVWL と書き換えることができ、これをVWLについて整理する
と、 となる。ここに、CKU>CWLであるから、 となる。そこで、式(1)を図示すると、第10図に実線
で示すようになる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、かかるDRAMにおいては、ワード線WLを最
低、VCC+Vth[V]に昇圧できれば、即ち、nMOS5のゲ
ートにVCC+Vth[V]を供給できれば、キャパシタ6に
電源電圧VCCを供給できるのであって、ワード線WLをVCC
+Vth[V]以上に昇圧する必要はなく、むしろ、VCC
Vth[V]以上に昇圧する場合には、nMOS5のゲートに必
要以上に大きな電圧を印加することになり、nMOS5の劣
化を招いてしまう。
ここに、かかる第8図従来例のDRAMにおいては、VWL
とVCCとは、 の関係にあるので、第10図に示すように、電源電圧VCC
の許容範囲のうち、低い側の許容電圧、例えば4.5
[V]において、ワード線WLに供給する電圧をVCC+Vth
[V]に設定すると、高い側の許容電圧、例えば5.5
[V]においては、ワード線WLの電圧はVCC+Vth[V]
を越えてしまい、必要以上の電圧がnMOS5のゲートに印
加されることになってしまう。このため、従来のDRAMに
おいては、nMOS5の劣化が早く、これが信頼性を低下さ
せる原因となっていた。
本発明は、かかる点に艦み、ワード線に対して昇圧電
圧として[電源電圧+電荷入出力制御用のnMOSのスレッ
ショルド電圧]を供給し、メモリセルの動作特性の均一
性を確保するとともに、電荷入出力制御用のnMOSのゲー
トに必要以上の昇圧電圧を印加しないようにし、その劣
化を防止し、その信頼性の向上を図ることができるよう
にした半導体記憶装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の半導体記憶装置は、第1図にその原理説明図
を示すように、制御端をワード線WLに接続し、一方の電
荷入出力端をビット線BLに接続した電荷入出力制御用の
nMOS5と、一端を電荷入出力制御用のnMOS5の他方の電荷
入出力端に接続し、他端に所定の電圧が印加される電荷
蓄積用のキャパシタ6とからなるメモリセル4と、昇圧
用のキャパシタ1と、この昇圧用のキャパシタ1の一端
1Aをプリチャージ電圧VPにプリチャージするプリチャー
ジ手段11とを備え、一端1Aをプリチャージ手段11により
プリチャージ電圧VPにプリチャージされた昇圧用のキャ
パシタ1の他端1Bに電源電圧VCCを印加して昇圧用のキ
ャパシタ1の一端1Aに現れた昇圧電圧をワード線WLに供
給する半導体記憶装置において、プリチャージ電圧VP(但し、Vth電荷入出力制御用のnMOS5のスレッショルド
電圧、CWLはワード線WLの寄生容量、CKUは昇圧用のキャ
パシタ1の容量である。)となるようにプリチャージ手
段11を制御する昇圧制御回路13を設けるというものであ
る。
[作用] 本発明においては、ワード線WLの昇圧電圧VWLは、次
のようにして求めることができる。
まず、第2図Aに示すように、キャパシタ1の他端1B
の電圧を0[V]とした状態で昇圧用のキャパシタ1の
一端1Aを電圧VP[V]にプリチャージした場合、キャパ
シタ1に蓄積される電荷量QKUは、 QKU=CKUVP となる。
この電荷量QKUは、第2図Bに示すように、その後、
キャパシタ1の他端1Bの電圧を電源電圧VCC[V]に押
し上げて、キャパシタ1の一端1Aの電圧を昇圧し、この
昇圧した電圧をワード線WLに供給する場合に、キャパシ
タ1とワード線WLの寄生容量CWLに分配される。
この場合、キャパシタ1に分配される電荷量を
QKU′、ワード線WLの寄生容量CWLに分配される電荷量を
QWLとすれば、 QKU=QKU′+QWL となる。ここに、QKU′及びQWLは、 QKU′=CKU(VWL−VCC) QWL=CWLVWL となるから、QKU=QKU′+QWLは、 CKUVP=CKU(VWL−VCC)+CWLVWL と書き換えることができ、これをVWLについて整理する
と、 となる。ここに、 であるから、VWLとなる。なお、この関係を図示したものが第3図であ
る。
このように、本発明によれば、電源電圧VCCの変動に
関係なく、ワード線WLの昇圧電圧VWLをVCC+Vth[V]
とできるので、電荷入出力制御用のnMOS5のゲートにVCC
+Vth[V]以上の電圧を印加することがない。
[実施例] 以下、第4図〜第7図を参照して、本発明の一実施例
につき説明する。
一実施例の構成と動作 第4図は本発明の一実施例の要部を示す回路図であ
る。
図中、14は昇圧制御回路をなす基準電圧発生回路、15
はワード線ドライブ回路であり、ワードデコーダ3、メ
モリセル4については、第8図従来例と同様に構成され
ている。
(1)基準電圧発生回路14の構成 基準電圧発生回路14は、VP発生部16及び(VP+Vth
発生部17から構成されている。
VP発生部16は、抵抗器18とnMOS19、20、21、22を設
け、nMOS19、20、21、22を順方向にダイオード接続し、
nMOS19のゲートとドレインとの接続中点(以下、ノード
N1という)を抵抗器18を介して電源線23に接続するとと
もに、nMOS22のソースを接地し、ノードN1に電圧VPを得
ることができるように構成されている。
ここで、VP発生部16は、式 で示される電圧VPを発生するものであり、式の右辺にか
かる定数値をnMOS19〜22のオン電圧(各nMOSのしきい値
がVthnの場合、4Vthn)で実現し、傾き(CWL+CKU)でV
CCに比例する上記式の左辺の値を抵抗18と、上記オンし
たnMOS19〜22との抵抗分割された値で実現するものであ
る。なお、VP発生部16の動作は、第5図に示す通りであ
り、VCCがnMOS19〜22のオン電圧以下の場合は、ノードN
1の値はVCCであり、VCCがnMOS19〜22のオン電圧よりも
大きくなると、抵抗18と、オンしたnMOS19〜22との抵抗
分割された値、つまり、上記式のVPがノードN1に現れる
のである。
また(VP+Vth)発生部17は、nMOS24、25、50及びキ
ャパシタ26、27を設けて構成されている。なお、キャパ
シタ26は昇圧用のキャパシタ、キャパシタ27は電圧安定
化用のキャパシタである。
ここに、nMOS24は、ゲートとドレインとを接続され、
その接続中点をノードN1に接続され、そのソースをキャ
パシタ26の一端に接続されている(以下、nMOS24のソー
スと、キャパシタ26の一端との接続中点をノードN2とい
う)。
また、nMOS25は、そのソースがノードN1に接続されて
いるとともに、ゲートとドレインが共通に接続され、そ
の接続中点(以下、ノードN3という)をnMOS50のソース
に接続している。
nMOS50は、ゲートとドレインを共通に接続され、その
接続中点がノードN2に接続されている。
なお、キャパシタ26の他端には、第6図Aに示すよう
に、その振幅を3Vth[V]よりも大きいVth′[V]と
する、比較的周期の大きい、例えば、数十μSの周期を
有する駆動電圧φが印加される。
(2)基準電圧発生回路14の動作 基準電圧発生回路14においては、ノードN1にVP[V]
が発生するので、ノードN2には、VP−Vth[V]が供給
されるが、キャパシタ26の他端には、駆動電圧φが供
給されるので、ノードN2の電圧は、VP−Vth−Vth′に押
し上げられる。
しかしながら、ノードN2はノードN3に接続されてお
り、また、nMOS25はダイオード接続され、そのソースに
はVPが供給されているので、第6図Bに破線で示すよう
にノードN3の電圧がVP+Vth[V]以上になろうとする
と、nMOS25がオン状態となり、この結果、ノードN3の電
圧はVP+Vthに維持される。一方、φがゼロに向かっ
て減少を始めると、nMOS25がオフ状態になるとともに、
nMOS50はノードN3からみて逆方向接続のダイオードとし
て作用するので、ノードN3の電位はnMOS50のゲート容量
程度しか減少せず、また、その減少分も、電圧安定化用
のキャパシタ27が補償しているため、ノードN3の電圧
は、VP+Vthに維持される。
このように、かかる基準電圧発生回路14においては、
ノードN3に基準電圧VP+Vth[V]を得ることができ
る。
(3)ワード線ドライブ回路15の構成 ワード線ドライブ回路15は、昇圧回路をなす昇圧電圧
発生部28と、昇圧電圧伝送ゲート部29とを設けて構成さ
れている。
昇圧電圧発生部28は、プリチャージ手段をなすnMOS30
及び昇圧用のキャパシタ1から構成されている。ここ
に、nMOS30は、そのドレインを電源電圧VCCが供給され
る電源線31に接続され、そのゲートをノードN3に接続さ
れ、そのソースをキャパシタ1の一端1Aに接続されてい
る。この昇圧電圧発生部28はキャパシタ1の他端1Bに第
7図Bに示すような駆動電圧φを供給し、nMOS30のソ
ースとキャパシタ1の一端1Aとの接続中点(以下、ノー
ドN4という)に昇圧電圧を得ようとするものである。
また、昇圧電圧伝送ゲート部29は、nMOS32、33、34、
35、36、37、38、pチャネルMOSトランジスタ(以下、p
MOSという)39及びキャパシタ40を設けて構成されてい
る。
ここに、nMOS32は、そのゲートを電源線41に接続さ
れ、そのソースをnMOS33のゲートに接続されている。な
お、このnMOS32のドレインには、第7図Cに示すような
制御信号φが供給される。
また、pMOS39はそのソースを電源線42に接続され、そ
のドレインをnMOS33のドレインに接続されている。ま
た、nMOS33は、そのソースをnMOS34のドレインに接続さ
れ、nMOS34は、そのソースを接地されている。また、nM
OS33のソースとnMOS34のドレインとの接続中点(以下、
ノードN5という)はキャパシタ40の一端40A及びnMOS3
5、37のゲートに接続されている。なお、pMOS39のゲー
ト及びnMOS3のゲートには第7図Dに示すような制御信
号φが供給される。
また、nMOS35は、そのドレインをノードN4に接続さ
れ、そのソースをnMOS36のドレインに接続されており、
nMOS36は、そのソースを接地されている。また、nMOS3
のソースとnMOS36のドレインとの接続中点はキャパシタ
40の他端40Bに接続されている。なお、nMOS36のゲート
には、第7図Eに示すような制御信号φが供給され
る。
また、nMOS37は、そのドレインをノードN4に接続さ
れ、そのソースをnMOS38のドレインに接続されており、
nMOS38は、そのソースを接地されている。また、nMOS37
のソースと、nMOS38のドレインとの接続中点(以下、ノ
ードN6という)は、ワードデコーダ3を介してワード線
WLに接続されている。なお、nMOS38のゲートには、第7
図Fに示すような制御信号φが供給される。
(4)ワード線ドライブ回路15の動作 nMOS30は、そのドレインにVCC[V]、そのゲートにV
P+Vth[V]が供給されている。
そこで、まず、第7図において、T=t1では駆動電圧
φは0[V]にあるので、キャパシタ1の他端1Bは0
[V]にされている。
また、このとき、制御信号φはVCC[V]にあるか
ら、nMOS33のゲートにはVCC−Vthが供給され、このnMOS
33はオン状態にされている。しかしながら、制御信号φ
はVCC[V]にあるから、pMOS39はオフ状態、nMOS34
はオン状態となっており、この結果、ノードN5は0
[V]とされており、nMOS35及び37はオフ状態にされて
いる。
したがって、T=t1では、キャパシタ1は、VP[V]
に充電され、ノードN4の電圧はVP[V]とされている。
また、このとき、制御信号φはVCC[V]にあるか
ら、nMOS36のゲートにはVCC[V]が供給されて、nMOS3
6はオン状態にされている。したがって、キャパシタ40
の他端40Bの電圧は0[V]となり、キャパシタ40は何
ら充電されていない状態にある。
また、このとき、制御信号φはVCC[V]にあるか
ら、nMOS38のゲートにはVCC[V]が供給されて、nMOS3
8はオン状態にされており、ノードN6は0[V]とされ
ている。
次に、T=t2で、▲▼RASがローレベル“L"に
なると、所定時間遅延して、T=t3で、制御信号φ
0[V]となり、pMOS39がオン状態、nMOS34がオフ状態
に反転する。この結果、nMOS33のドレインはVCC[V]
になる。このとき、nMOS33のゲート電圧は、ドレイン・
ゲート間の寄生容量によってVCC[V]以上に昇圧さ
れ、ノードN5の電圧はVCC[V]に向かって上昇を開始
し、nMOS35、37がオン状態に反転する。
また、T=t3では、制御信号φが0[V]になるの
で、この結果、nMOS38がオフ状態に反転し、ノードN6
電圧は上昇し始める。
その後、T=t4になると、制御信号φは0[V]に
なり、nMOS33のゲート電圧が0[V]になるので、nMOS
33はオフ状態に反転する。
また、T=t4で、ノードN5の電圧は、VCC[V]にま
で上昇しており、キャパシタ40は、VCC[V]に充電さ
れている。
また、T=t5になると、制御信号φが0[V]にな
り、nMOS36がオフ状態となる。この結果、nMOS35を介し
てキャパシタ40の他端40Bの電圧が上昇するので、キャ
パシタ40の一端40Aの電圧、即ち、ノードN5の電圧はVCC
[V]以上に上昇する。この場合、ノードN5の電圧は最
終的には、即ちT=t6では、VP+VCC[V]に上昇し、
この電圧がnMOS37のゲートに印加される。この結果、ノ
ードN4とノードN6とは同電位で接続される。
(5)ワードデコーダ3の構成と動作 ワードデコーダ3は、従来周知のように構成されてお
り、行アドレス信号に応答して、対応するワード線WLを
選択できるようにされている。また、ノードN6とワード
線WLも同電位で接続できるように構成されている。
一実施例の効果 本実施例においては、ワード線WLの昇圧時、ノード
N4、ノードN6及びワード線WLは接続され、ノードN4、ノ
ードN6及びワード線WLの電位は等しくなる。即ち、キャ
パシタ1の他端1Bを0[V]にした状態において、一端
1Aの電圧をVP[V]にプリチャージした後、他端1BをV
CC[V]に押し上げた場合、ワード線WLの電圧VWLは、
「作用」の項で説明したように、VWL=VCC+Vth[V]
に昇圧される。
したがって、本実施例によれば、メモリセル4の動作
特性の均一性を確保するとともに、nMOS5のゲートに必
要以上の昇圧電圧を印加しないようにし、かかるnMOS5
の劣化を防止し、その信頼性の向上を図ることができ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、選択したワード線に対して昇圧電圧
として[電源電圧+メモリセルを構成する電荷入出力制
御用のnMOSのスレッショルド電圧]を供給することがで
きるので、メモリセルの動作特性の均一性を確保すると
ともに、電荷入出力制御用のnMOSのゲートに必要以上の
昇圧電圧を印加しないようにし、かかるnMOSの劣化を防
止し、その信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の原理説明図、 第3図は本発明におけるワード線WLの昇圧電圧VWLと電
源電圧VCCとの関係を示す図、 第4図は本発明の一実施例の要部を示す回路図、 第5図は本発明の一実施例(第4図例)が備える基準電
圧発生回路を構成するVP発生部の動作を説明するための
図、 第6図は本発明の一実施例(第4図例)における基準電
圧発生回路の動作を説明するためのタイムチャート、 第7図は本発明の一実施例(第4図例)におけるワード
線ドライブ回路の動作を説明するためのタイムチャー
ト、 第8図は従来のDRAMの要部を示す回路図、 第9図は第8図従来例の動作を説明するための原理説明
図、 第10図は第8図従来例におけるワード線WLの昇圧電圧V
WLと電源電圧VCCとの関係を示す図である。 1……昇圧用のキャパシタ 4……メモリセル 5……電荷入出力制御用のnMOS 6……電荷蓄積用のキャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 H02M 3/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御端をワード線に接続し、一方の電荷入
    出力端をビット線に接続した電荷入出力制御用のnMOSト
    ランジスタと、一端を前記電荷入出力制御用のnMOSトラ
    ンジスタの他方の電荷入出力端に接続し、他端に所定の
    電圧が印加される電荷蓄積用のキャパシタとからなるメ
    モリセルと、昇圧用のキャパシタと、該昇圧用のキャパ
    シタの一端をプリチャージ電圧VPにプリチャージするプ
    リチャージ手段とを備え、一端を前記プリチャージ手段
    によりプリチャージ電圧VPにプリチャージされた前記昇
    圧用のキャパシタの他端に電源電圧VCCを印加して前記
    昇圧用のキャパシタの一端に現れた昇圧電圧を前記ワー
    ド線に供給する半導体記憶装置において、 前記プリチャージ電圧VP[但し、Vthは前記電荷入出力制御用のnMOSトランジス
    タのスレッショルド電圧、CWLは前記ワード線の寄生容
    量、CKUは前記昇圧用のキャパシタの容量である。]と
    なるように前記プリチャージ手段を制御する昇圧制御回
    路を設けていることを特徴とする半導体記憶装置。
JP1230895A 1989-09-06 1989-09-06 半導体記憶装置 Expired - Lifetime JP2636050B2 (ja)

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