JP2635773B2 - 陰極線用アノード部の製造方法、及び陰極線管及びこれを用いた装置 - Google Patents

陰極線用アノード部の製造方法、及び陰極線管及びこれを用いた装置

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JP2635773B2
JP2635773B2 JP1192517A JP19251789A JP2635773B2 JP 2635773 B2 JP2635773 B2 JP 2635773B2 JP 1192517 A JP1192517 A JP 1192517A JP 19251789 A JP19251789 A JP 19251789A JP 2635773 B2 JP2635773 B2 JP 2635773B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アノードとアース又は低電位部との間の絶
縁性を向上させた陰極線管(以下、CRTと略す)に関す
るものである。
〔従来の技術〕
近年のテレビ,ディスプレイ等に用いられるCRTにお
いては、アノードとなるアノードボタンにアノードキャ
ップをかぶせる際、アノードキャップとガラス管の外面
との間に絶縁性グリース又は絶縁性接着剤を塗布するこ
とが常識となっている。その目的は、近年、テレビ,デ
ィスプレイ等において、そのフォーカス性能を向上させ
るためにアノード電圧が30kV以上になっており、アノー
ドから周囲のアース又は低電圧部への放電を防止するこ
とにある。特に、投写型のテレビ,ディスプレイにおい
ては、CRTが小型であり、アノードとなるアノードボタ
ンとアースとなるテンションバンドとの距離が小さいた
め放電防止が重要となる。
従来のCRTにおけるアノードボタン部分の断面を第4
図に示す。
同図において、1はガラス管、2はテンションバン
ド、3はアノードボタン、4はアノードキャップ、5は
フック、6は接着剤、8は空間である。
テンションバンド2は、防爆補強のためのバンドであ
り、アースとなる。また、アノードボタン3は、凹部を
有しており、アノードとなる。アノードキャップ4は、
ゴムの弾性体でできている。フック5は、導体でできて
おり、アノードボタン3へ電圧を印加する電線を兼ねて
おり、アノードキャップ4に一体的に固定されている。
接着剤6は、絶縁性を有している。また、空間8は、ア
ノードキャップ4の内面とガラス管1の外面とで構成さ
れる空間である。
では、アノードキャップ4の取り付けについて説明す
る。
まず、ガラス管1の外面に、アノードボタン3を中心
としてドーナツ状に接着剤6を一定量塗布する。その
後、接着剤6にそのドーナツ状の形状を維持させたま
ま、その上からアノードキャップ4をかぶせ、フック5
をアノードボタン3の凹部に係止させる。この時、アノ
ードキャップ4を押し回すことによって、接着剤6とガ
ラス管1の外面との間のぬれを良くすると共に、接着剤
6をアノードキャップ4の内面にそった形状に変形させ
る。そして、その状態でしばらくおき接着剤6を硬化さ
せる。こうして、アノードキャップ4は、その弾性力と
フック5、及び接着剤6の接着力によって、アノードボ
タン部分に固定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、従来技術においては、ガラス管1の
外面にアノードボタン3を中心としてドーナツ状に接着
剤6を塗布し、その後、その上からアノードキャップ4
をかぶせるまでの間、接着剤6にそのドーナツ状の形状
を維持させておく必要がある。そのため、接着剤6とし
ては、硬化前の状態がペースト状であり、硬化後の状態
がゴム状となる接着剤が用いられ、例えば、通常、一液
室温硬化型シリコーンゴム又は二液室温硬化型シリコー
ンゴムが使用される。
しかしながら、上記した従来技術においては、次のよ
うな問題点があった。
即ち、ガラス管1の外面にペースト状の接着剤6を塗
布すると、その際に、接着剤6の内部や接着剤6とガラ
ス管1の外面との間に空気が入り込む可能性があった。
また、アノードキャップ4をかぶせた後、アノードキ
ャップ4を押し回すと、空間8より空気が外部に押し出
され、押し回すのをやめると、ゴムの弾性でアノードキ
ャップ4が元の形状に戻る際に、空間8に外部より空気
が吸い込まれ、それにより、接着剤6の内部や接着剤6
とガラス管1の外面との間に空気が入り込む可能性があ
った。
しかも、この様に接着剤6の内部や接着剤6とガラス
管1の外面との間に空気が入り込んでしまうと、その入
り込んだ空気は、接着剤6がペースト状であって、その
粘度が高いため、抜けることなく、空気粒としてそのま
ま残留し、接着剤6の硬化と共に、その位置に固定され
てしまう可能性が大きかった。
そして、この様に、接着剤6の内部や接着剤6とガラ
ス管1の外面との間に空気粒が残留すると、この空気粒
を電気が伝わって、アノードとなるアノードボタン3か
ら、近接したアースとなるテンションバンド2やその他
の低電位部(図示せず)に放電が起こる可能性があり、
絶縁性が低下すると言う問題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決
し、アノードとアースまたは他の低電位部との間の耐圧
性を改善し放電を防止できる技術を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、アノー
ドボタンに外側よりアノードキャップをかぶせた後、該
アノードキャップの内面と前記アノードボタンの外面及
び前記ガラス管のアノードボタン周辺部の外面とにより
構成される空間に、空気よりも高耐圧性の部材を注入
し、少なくとも上記アノードボタンの外面及び陰極線管
の表面部との間を覆うようにする。
〔作用〕
前記アノードボタンに前記アノードキャップをかぶせ
た後、前記空間に前記部材を静かに注入することによっ
て、該部材の内部や、該部材と前記アノードボタンの外
面及び前記ガラス管のアノードボタン周辺部の外面との
間に、空気が入り込む可能性を非常に少なくすることが
できる。しかも、このように部材を注入する方法を用い
るため、前記部材の粘度を従来に比べ低くすることがで
き、従って、仮に空気が入り込んだとしても、その入り
込んだ空気は、容易に抜けることが可能であり、空気粒
としてそのまま残留することがない。
このため、従来のように、空気粒を電気が伝わって、
アノードからアース又は低電位部へ放電が起きることが
無く、従って、アノードとアース又は低電位部との間の
耐放電性を向上させることができる。
〔実施例〕
本発明の第1の実施例を第1図に示す。
第1図において、第4図と同一のものについては同一
の符号を付した。そのほか、4aはアノードキャップ4に
設けられた注入口、7は接着剤6を注入するための注入
ノズルである。なお、接着剤6としては、通常、室温硬
化型シリコーンゴムが使用される。
では、アノードキャップ4の取り付けについて説明す
る。
まず、アノードボタン3の上からアノードキャップ4
をかぶせ、フック5をアノードボタン3の凹部に係止さ
せる。この結果、アノードキャップ4は、その弾性力と
フック5とによって、アノードボタン部分に固定され
る。
次に、アノードキャップ4の注入口4aより注入ノズル
7を挿入し、アノードキャップ4の内面とガラス管1の
外面とで構成される空間8に、注入ノズル7によって接
着剤6を注入して、接着剤6にて空間8を充填する。
注入し終えたら、注入ノズル7を注入口4aより抜き取
り、そのままの状態で室温放置することにより、接着剤
6を硬化させる。
なお、注入口4aの口径は、注入ノズル7のノズル径よ
りわずかに大きくしてあり、接着剤6が注入されるのに
伴い、排出の必要な空間8内の空気が、注入口4aと注入
ノズル7と間の隙間から出られるようにしてあるのと共
に、接着剤6注入後、注入ノズル7を注入口4aより抜い
た際に、接着剤6が注入口4aから外部へ流れ出さないよ
うにしてある。
また、接着剤6の粘度は、接着剤6が、注入ノズル7
により注入が可能であること、或いは、注入ノズル7抜
き取り後、注入口4aから外部へ流れ出さないことを条件
として設定される。実験によれば、その粘度は、150〜3
00ポアズが適当である。一方、注入ノズル7のノズル径
としては、1.6〜2.5mmが適当である。
以上の様にアノードキャップ4をアノードボタン部分
に固定した後、注入ノズル7により接着剤6を静かに注
入することによって、接着剤6の内部や接着剤6とガラ
ス管1の外面との間に空気が入り込む可能性を非常に少
なくすることができる。
しかも、仮に、空気が入り込んだとしても、その入り
込んだ空気は、接着剤6の粘度が従来に比べて低いた
め、容易に抜けることが可能であり、空気粒としてその
まま残留することがない。
このため、従来のように、空気粒を電気が伝わって、
アノードとなるアノードボタン3から、近接したアース
となるテンションバンド2やその他の低電位部(図示せ
ず)に放電が起きることが無く、従って、絶縁性を向上
させることができる。
次に、本発明の第2の実施例を第2図に示す。
第2図において、第4図と同一のものについては同一
の符号を付した。
本実施例が第1図の実施例と異なる点は、アノードキ
ャップ4に注入口4aを設けていない点と、注入ノズル7
の先端が鋭利である点である。
では、アノードキャップ4の取り付けについて説明す
る。
まず、アノードボタン3の上からアノードキャップ4
をかぶせ、フック5をアノードボタン3の凹部に係止さ
せる。この結果、アノードキャップ4は、その弾性力と
フック5とによって、アノードボタン部分に固定され
る。
次に、注入ノズル7をその鋭利な先端によってアノー
ドキャップ4を突き破って挿入し、空間8に注入ノズル
7によって接着剤6を注入して、接着剤6にて空間8を
充填する。
注入し終えたら、注入ノズル7を抜き取り、そのまま
の状態で室温放置することにより、接着剤6を硬化させ
る。
なお、接着剤6を注入する際、空間8内の空気は、接
着剤6の注入による圧力により、アノードキャップ4の
外周とガラス管1の外面との間にわずかに生じた隙間か
ら排出される。しかし、接着剤6は空気に比してその粘
度が高いため、前述した隙間から流れ出ることはない。
一方、注入ノズル7を抜いた後は、アノードキャップ
4の素材がゴムであることから、突き破ってできた注入
口は縮小し、この注入口から接着剤6が流れ出すことは
ない。このため、本実施例では、第1図の実施例と比較
して、接着剤6として、より低粘度な接着剤を使用する
ことができ、注入作業の効率が向上するという利点をも
つ。
以上により、本実施例においても、第1図の実施例と
同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施例を第3図に示す。
第3図において、第1図または第4図と同一のものに
ついては、同一の符号を付した。その他、4bは隔壁であ
る。また、8a,8bは、それぞれ、空間8を隔壁4bにより
仕切ることによって形成された空間であり、8aは隔壁4b
の内側の、8bは外側の、それぞれ空間である。
本実施例が第1図の実施例と異なる点は、アノードキ
ャップ4に隔壁4bを設けた点である。
では、アノードキャップ4の取り付けについて説明す
る。
まず、アノードボタン3の上からアノードキャップ4
をかぶせ、フック5をアノードボタン3の凹部に係止さ
せる。この結果、アノードキャップ4は、その弾性力と
フック5とによって、アノードボタン部分に固定され
る。また、この際、アノードキャップ4の隔壁4bは、少
なくともアノードボタン3の凹部の周辺を取り囲むと共
に、アノードキャップ4の外面またはガラス管1の外面
に当接するように、配置されている。
次に、アノードキャップ4の注入口4aより注入ノズル
7を挿入し、隔壁4bの外側の空間8bのみに注入ノズル7
によって接着剤6を注入して、接着剤6にて空間8bを充
填する。
注入し終えたら、注入ノズル7を注入口4aより抜き取
り、そのままの状態で室温放置することにより、接着剤
6を硬化させる。
本実施例では、接着剤6を注入する際、隔壁4bの外側
の空間8bのみに注入し、隔壁4bの内側の空間8aには、接
着剤6が隔壁4bによって囲まれて侵入できないため、ア
ノードボタン3の凹部の中にも接着剤6が流れ込むこと
はない。
従って、作業不良などで、アノードキャップ4の取り
付けの直しをしなければならなくなった場合、アノード
ボタン3の凹部の中に詰まった接着剤6の除去作業が不
要になるという利点がある。
以上により、本実施例においても、第1図の実施例と
同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本実施例によれば、アノードキャップ
をアノードボタン部分に固定した後、注入ノズルにより
部材を注入することによって、部材の内部や部材とガラ
ス管の外面との間に空気が入り込む可能性を非常に少な
くすることができる。しかも、部材の粘度を従来に比べ
低くすることができるため、仮に、空気が入り込んだと
しても、その入り込んだ空気は、容易に抜けることが可
能であり、空気粒としてそのまま残留することがない。
このため、従来のように、空気粒を電気が伝わって、
アノードからアース又は低電位部へ放電が起きることが
無く、従って、アノードとアース又は低電位部との間の
耐放電性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としてのCRTのアノード
ボタン部分の断面を示す断面図、第2図は本発明の第2
の実施例としてのCRTのアノードボタン部分の断面を示
す断面図、第3図は本発明の第3の実施例としてのCRT
のアノードボタン部分の断面を示す断面図、第4図は従
来のCRTのアノードボタン部分の断面を示す断面図、で
ある。 符号の説明 1……ガラス管、3……アノードボタン、4……アノー
ドキャップ、4a……注入口、4b……隔壁、6……接着
剤、7……注入ノズル。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにアノードキャップをかぶせた
    後、該アノードキャップの内側において、該アノードキ
    ャップの内面と、上記アノードボタンの外面と、該アノ
    ードボタン周囲の上記ガラス管外面とで囲まれ形成され
    る空間部に、空気よりも高耐圧性の部材を上記アノード
    キャップに形成された孔から注入して、少なくとも上記
    アノードボタンの外面及び該アノードボタン周囲の上記
    ガラス管外面を覆うようにすることを特徴とする陰極線
    用アノード部の製造方法。
  2. 【請求項2】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにかぶせたアノードキャップの内
    側において、該アノードキャップの内面と、上記アノー
    ドボタンの外面と、該アノードボタン周囲の上記ガラス
    管外面とで囲まれ形成される空間部に、空気よりも高耐
    圧性の部材を上記アノードキャップに形成された孔から
    注入することにより形成された高耐圧性部材部を持ち、
    該部材部は少なくとも上記アノードボタンの外面及び該
    アノードボタン周囲の上記ガラス管外面を覆うように形
    成されたことを特徴とする陰極線管。
  3. 【請求項3】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにかぶせたアノードキャップの内
    側において、上記アノードボタンと同心状の位置関係で
    該アノードボタンを取り巻くように位置する、上記アノ
    ードキャップと一体の隔壁部であって、 上記アノードキャップの内面と、上記アノードボタンの
    外面と、該アノードボタン周囲の上記ガラス管外面とで
    囲まれ形成される空間部を、上記アノードボタンを含む
    内側空間部と、その外側空間部と、に分離する上記隔壁
    部を備え、 上記外側空間部に、空気よりも高耐圧性の部材を上記ア
    ノードキャップに形成された孔から注入することにより
    形成された高耐圧性部材部を持ち、該部材部は上記外側
    空間部の範囲内で、上記アノードボタンの外面及び該ア
    ノードボタン周囲の上記ガラス管外面を覆うように形成
    されていることを特徴とする陰極線管。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の陰極線管をディ
    スプレイ部に用いた構成を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにアノードキャップをかぶせた
    後、該アノードキャップの内側において、該アノードキ
    ャップの内面と、上記アノードボタンの外面と、該アノ
    ードボタン周囲の上記ガラス管外面とで囲まれ形成され
    る空間部に、空気よりも高耐圧性の部材を上記アノード
    キャップに突き刺された注入ノズルを介して注入して、
    少なくとも上記アノードボタンの外面及び該アノードボ
    タン周囲の上記ガラス管外面を覆うようにすることを特
    徴とする陰極線用アノード部の製造方法。
  6. 【請求項6】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにかぶせたアノードキャップの内
    側において、該アノードキャップの内面と、上記アノー
    ドボタンの外側と、該アノードボタン周囲の上記ガラス
    管外面とで囲まれ形成される空間部に、空気よりも高耐
    圧性の部材を上記アノードキャップに突き刺された注入
    ノズルを介して注入することにより形成された高耐圧性
    部材部を持ち、該部材部は少なくとも上記アノードボタ
    ンの外面及び該アノードボタン周囲の上記ガラス管外面
    を覆うように形成されたことを特徴とする陰極線管。
  7. 【請求項7】陰極線管を構成するガラス管の外面に形成
    されたアノードボタンにかぶせたアノードキャップの内
    側において、上記アノードボタンと同心状の位置関係で
    該アノードボタンを取り巻くように位置する、上記アノ
    ードキャップと一体の隔壁部であって、 上記アノードキャップの内面と、上記アノードボタンの
    外面と、該アノードボタン周囲の上記ガラス管外面とで
    囲まれ形成される空間部を、上記アノードボタンを含む
    内側空間部と、その外側空間部と、に分離する上記隔壁
    部を備え、 上記外側空間部に、空気よりも高耐圧性の部材を上記ア
    ノードキャップに突き刺された注入ノズルを介して注入
    することにより形成された高耐圧性部材部を持ち、該部
    材部は上記外側空間部の範囲内で、上記アノードボタン
    の外面及び該アノードボタン周囲の上記ガラス管外面を
    覆うように形成されていることを特徴とする陰極線管。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の陰極線管をディ
    スプレイ部に用いた構成を特徴とする装置。
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