JP2634693B2 - ウエハのクリーニングシステム - Google Patents
ウエハのクリーニングシステムInfo
- Publication number
- JP2634693B2 JP2634693B2 JP31473990A JP31473990A JP2634693B2 JP 2634693 B2 JP2634693 B2 JP 2634693B2 JP 31473990 A JP31473990 A JP 31473990A JP 31473990 A JP31473990 A JP 31473990A JP 2634693 B2 JP2634693 B2 JP 2634693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- cleaning
- chamber
- wafer
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Description
に半導体製造工程に於いてウエハ表面の酸化膜を除去す
ると共に洗浄後のウエハに酸化膜を生じさせないウエハ
のクリーニングシステムに関する。
膜が生じる場合がある。ウエハ表面の酸化膜はICの製造
に於いて信頼性を失わせる原因となる。
でウエハ表面の酸化膜を希フッ酸で除去する作業を行っ
ているが、作業能率が悪い欠点があった。
手作業によらずに自動的にウエハ表面の酸化膜が除去で
きるウエハのクリーニングシステムを提案することを目
的とする。
入されウエハがカセット単位で搬入される密閉状のカセ
ットローディング室と、密閉状の内槽と外槽とから成
り、内槽には希フッ酸と純水とが給排水される給排水管
とが接続され、外槽には不活性ガスの給気管と真空タン
クとが接続された洗浄室と、洗浄後のウエハを不活性ガ
ス雰囲気中で次工程処理部に向けて搬送するカセット搬
送手段と、不活性ガスが封入された容器内に配置されカ
セットローディング室のカセットを保持して洗浄室の内
槽内にカセットを搬入し、ウエハ洗浄後内槽内のカセッ
トを保持してカセット搬送手段に搬出するカセットハン
ドリング手段と、から成ることを特徴とする。
ガス雰囲気中のカセットローディング室からウエハカセ
ットを取り出して洗浄室に搬入する。洗浄室ではウエハ
は希フッ酸で酸化膜を除去された後、不活性ガス雰囲気
中で洗浄室からカセット搬送手段に送られ、カセット搬
送手段は不活性ガス雰囲気中でカセットを次工程処理部
に送る。
ニングシステムの実施例を説明する。
システムの全体図を示し、第1図はその平面図、第2図
は正面図、第3図は側面図である。図に於いて、10はカ
セットローディング室、12は洗浄室、14はハンドリング
手段、16はカセット搬送手段である。
れ、詳細に図示しないが、カセットの入口、出口18が形
成され、真空ポンプ20とパイプ22を介して連通されてい
る。従ってカセットローディング室10は真空状態に維持
することができると共に、チッ素ガス供給管からチッ素
ガスを封入することができる。
容器24と、内槽としての洗浄槽26とで分割構成される。
洗浄槽26は、全体として円筒状に形成された密閉容器で
あり、上側円筒体26Aと下側円筒体26Bとから構成され、
下側円筒体26Bの当接面にはシール材としてのOリング2
8が装着されている。下側円筒体26Bは外側容器24の底面
に固着され、上側円筒体26Aは、上下動シリンダ30の作
動ロッド32に固着されている。従って上下動シリンダ30
が作動すると、上側円筒体26Aは上下動し、洗浄槽26を
開閉する。
側円筒体26Aにはパイプ36が設けられ、パイプ36は伸縮
可能なスパイラルパイプ38を介して排出パイプ40と接触
されている。
してパイプ36と接続され、、これにより洗浄槽26内に高
温エアーを供給できるようになっている。
52を介してパイプ36と接続され、これにより洗浄槽26内
に高純度のチッ素ガスを供給できるようになっている。
パイプ54を介して真空パイプ20と接続され、洗浄室12内
を真空状態に維持できるようになっている。
第4図に示すようにカセットハンドリング手段14は密閉
状の容器に収納され、駆動源56にはロッド58が設けら
れ、ロッド58の上端には支持台60が設けられている。支
持台60上にはアーム62が設けられ、駆動源56の回転動作
によりアーム62は少なくとも180゜回転させられ、ま
た、駆動源56の昇降動作によりアーム62は上下動するこ
とができる。更にアーム62には、支持台60上の図示しな
い横置きの駆動シリンダと連結され、アーム62は伸縮動
作ができるようになっている。第5図に示すようにアー
ム62の先端62Aはカセット100の凹部102と係合可能なよ
うにL字形に形成され、これによりカセット100を保持
して、ローディング室10→洗浄室12→搬送手段16に移動
できるようになっている。
示すように天井室64、ハンドリング室66、床下空間68か
ら構成される。天井室64にはHEPAフイルタ70が設けら
れ、HEPAフイルタ70を通過したチッ素ガスは整流板72を
通ってハンドリング室66に吹き込み、ハンドリング室66
のガスはグレーチングを介して床下空間68に吸引され、
図示しない構成によって再び天井室64に送られて循環使
用される。
示す搬送レール74にはビークル76が摺動自在に配置さ
れ、ビークル76はリニアモータ78でレール74に沿って左
右に移動される。更にクリーンガス供給ユニット80が設
けられ、クリーンガス供給ユニット80からはパイプ82を
介してチッ素ガスがビーフル76の摺動面に供給される。
即ち、チッ素ガスはレール74の摺動面の小孔から吹き出
し、ビークル76を浮上させ、摺動面から発塵しないよう
になっている。ビークル76上にはウエハのカセット100
が載置される。
間88から構成される。天井室84にはHEPAフイルタ90が設
けられ、HEPAフイルタ90を通過したチッ素ガスは整流板
92を通って搬送室86に吹き込み、搬送室86のガスはグレ
ーチングを介して床下空間88に吸引され、再び天井室84
に送られて循環使用される。
スにより搬送室86内のダウンフロー気流が撹乱されない
ように、浮上エアの噴射ノズルの上部に半円形のガイド
バーを取付けた方がよい。
ングシステムの運転例を説明する。
室66、搬送室86は真空ポンプ20で吸引されて減圧された
後、チッ素ガス供給管から供給されたチッ素ガスが封入
される。この状態でローディング室10内にウエハを載置
したカセット100が搬入される。次にアーム62の先端62A
がローディング室10内に挿入されてカセット100を保持
し、洗浄室12の開口部からカセット100を挿入し、開放
した洗浄槽26内にカセット100を搬入する。洗浄槽26が
閉じた後、パイプ34から希フッ酸が注入され、希フッ酸
はウエハの酸化膜を除去する。使用済みの希フッ酸はパ
イプ36、スパイラルパイプ38、排出パイプ40を通って排
出される。次にパイプ34から純水が注入されて希フッ酸
と置換されリンス処理され、使用済みの純水はパイプ3
6、スパイラルパイプ38、排出パイプ40を通って排出さ
れる。
を乾燥処理、又は高温乾燥処理する。この場合、リンス
処理の後で、高温の純水をウエハに流すと乾燥処理の時
間が短縮される。
36を介してチッ素ガスが洗浄室12内に封入される。この
状態でアーム62の先端62Aがカセット100の凹部102と係
合し、アーム62が180゜回転してカセット100を搬送室86
の開口部から挿入し、搬送室86のビークル76上に載置す
る。ビークル76はリニアモータ78によって駆動され、次
工程処理部へ移動される。この場合、搬送室86はチッ素
ガスが封入されていてウエハは酸化されず、また、ビー
クル76の摺動面からは発じんしない。
ス、非酸化性ガスでもよい。
ング手段14の周囲に複数設けて、洗浄を同時に複数処理
してもよい。
グシステムによれば、カセットローディング室、洗浄
室、カセット搬送手段、カセットハンドリング手段を設
け、カセットハンドリング手段でカセットローディング
室のカセットを洗浄室に搬入し、洗浄後カセットハンド
リング手段でカセット搬送手段に向けて搬送し、カセッ
ト搬送手段は次工程処理に向けてウエハカセットを搬送
する。これらの処理工程は不活性雰囲気でなされ、酸化
膜が生じることはない。
図、第2図は本発明のウエハのクリーニングシステムの
正面図、第3図は本発明のウエハのクリーニングシステ
ムの側面図、第4図は本発明の要部を示す拡大図、第5
図はアームとカセットとを示す説明図、第6図はカセッ
ト搬送手段を示す斜視図である。 10……カセットローディング室、 12……洗浄室、 14……カセットハンドリング手段、 16……カセット搬送手段。
Claims (1)
- 【請求項1】不活性ガスが封入されウエハがカセット単
位で搬入される密閉状のカセットローディング室と、 密閉状の内槽と外槽とから成り、内槽には希フッ酸と純
水とが給排水される給排水管とが接続され、外槽には不
活性ガスの排気管と真空タンクとが接続された洗浄室
と、 洗浄後のウエハを不活性ガス雰囲気中で次工程処理部に
向けて搬送するカセット搬送手段と、 不活性ガスが封入された容器内に配置されカセットロー
ディング室のカセットを保持して洗浄室の内槽内にカセ
ットを搬入し、ウエハ洗浄後内槽内のカセットを保持し
てカセット搬送手段に搬出するカセットハンドリング手
段と、 から成るウエハのクリーニングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31473990A JP2634693B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ウエハのクリーニングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31473990A JP2634693B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ウエハのクリーニングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04184927A JPH04184927A (ja) | 1992-07-01 |
JP2634693B2 true JP2634693B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=18057000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31473990A Expired - Fee Related JP2634693B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | ウエハのクリーニングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634693B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0809284B8 (en) * | 1995-12-28 | 2007-06-13 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Method and system for transporting substrate wafers |
JP2000264438A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Ribaaberu:Kk | ウエーハ搬送装置 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31473990A patent/JP2634693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04184927A (ja) | 1992-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100304127B1 (ko) | 가반식 밀폐 컨테이너를 사용한 전자기판 처리시스템과 그의 장치 | |
JP4583461B2 (ja) | 基板の搬送方法、基板処理方法、半導体装置の製造方法および基板処理装置 | |
KR100406337B1 (ko) | 기판이송및처리시스템 | |
US6374837B2 (en) | Single semiconductor wafer processor | |
US8591664B2 (en) | Integrated cleaner and dryer system | |
TW201935597A (zh) | 前開式晶圓傳送盒清潔裝置及前開式晶圓傳送盒清潔方法 | |
KR20210045673A (ko) | 풉 세정 장치 | |
JP2006086308A (ja) | 半導体製造装置 | |
US7021323B1 (en) | Dust-incompatible article transfer container cleaner | |
JP3082389B2 (ja) | クリーンルーム用保管庫 | |
KR100523822B1 (ko) | 진공처리장치 및 진공처리시스템 | |
JP2634693B2 (ja) | ウエハのクリーニングシステム | |
JP2000301082A (ja) | 処理装置 | |
TW202116641A (zh) | 前開式晶圓傳送盒清潔裝置 | |
JP3643954B2 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP2002134588A (ja) | 基板搬送処理装置 | |
US6358328B1 (en) | Method for dry cleaning a wafer container | |
JP4505563B2 (ja) | 液処理装置 | |
JP3239320B2 (ja) | 基板搬送システム | |
KR100398583B1 (ko) | 반도체제조장비용석영튜브의세정방법및그장치 | |
JP3102826B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP3035436B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JPH1074815A (ja) | 搬送方法及びその装置 | |
JPH03134176A (ja) | 真空処理装置用ユニット | |
JP2996579B2 (ja) | 把持装置の洗浄処理装置と洗浄処理方法及び基板の洗浄処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |