JP2634267B2 - 空気調和機の凍結防止装置 - Google Patents
空気調和機の凍結防止装置Info
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- JP2634267B2 JP2634267B2 JP1326817A JP32681789A JP2634267B2 JP 2634267 B2 JP2634267 B2 JP 2634267B2 JP 1326817 A JP1326817 A JP 1326817A JP 32681789 A JP32681789 A JP 32681789A JP 2634267 B2 JP2634267 B2 JP 2634267B2
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- refrigerant
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和機の室内側熱交換器を着霜を防止
する凍結防止装置に関し、特に、着霜の進行を確実に回
避する対策に関する。
する凍結防止装置に関し、特に、着霜の進行を確実に回
避する対策に関する。
(従来の技術) 一般に、空気調和機において、冷房運転時の外気温度
が低いときには、低圧ガス温度の低下により室内側熱交
換器が着霜することがある。そして、この着霜に伴って
熱交換器の熱伝達率が低下するので、さらに低圧温度が
低下し、この低圧温度の低下と熱伝達率の低下との相乗
作用によって着霜が進行して、良好な冷房能力が得られ
なくなるばかりでなく、霜の成長度が大きいと、融解し
た水がファンによって飛散するいわゆる水飛びが生じる
という問題がある。
が低いときには、低圧ガス温度の低下により室内側熱交
換器が着霜することがある。そして、この着霜に伴って
熱交換器の熱伝達率が低下するので、さらに低圧温度が
低下し、この低圧温度の低下と熱伝達率の低下との相乗
作用によって着霜が進行して、良好な冷房能力が得られ
なくなるばかりでなく、霜の成長度が大きいと、融解し
た水がファンによって飛散するいわゆる水飛びが生じる
という問題がある。
このため、従来、例えば第5図に示すように、低圧温
度の低下を液管のサーミスタで検出し、その検出温度
(T2)が一定温度(Ti)以下の状態に低下した条件をタ
イマでカウントして、タイマのタイムアップにより上記
条件が所定時間連続したときに、凍結防止サーモ等を作
動させて、空気調和機の温調運転を停止し、室内側熱交
換器の霜を解凍する一方、液管サーミスタによる検出温
度が一定温度(To)以上に上昇してそれが所定時間連続
すると、凍結防止運転を解除して、温調運転に復帰させ
るようにしたものがある(例えば特開昭62−119368号公
報参照)。図中、(Te)は冷媒蒸発温度である。
度の低下を液管のサーミスタで検出し、その検出温度
(T2)が一定温度(Ti)以下の状態に低下した条件をタ
イマでカウントして、タイマのタイムアップにより上記
条件が所定時間連続したときに、凍結防止サーモ等を作
動させて、空気調和機の温調運転を停止し、室内側熱交
換器の霜を解凍する一方、液管サーミスタによる検出温
度が一定温度(To)以上に上昇してそれが所定時間連続
すると、凍結防止運転を解除して、温調運転に復帰させ
るようにしたものがある(例えば特開昭62−119368号公
報参照)。図中、(Te)は冷媒蒸発温度である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような凍結防止方法では問題がないわけ
ではない。すなわち、この方法では、液管サーミスタの
検出温度(T2)が一定温度(Ti)以下に低下した条件が
連続することを検出するため、第6図に示す如く、その
検出中(タイマのカウント中)に空気調和機の運転が停
止すると、タイマは新たに最初からカウントを開始する
こととなり、そのタイマのタイムアップ寸前に空気調和
機の停止及び運転が繰り返されると、凍結防止サーモが
作動しなくなり、着霜の進行を阻止できないこととな
る。
ではない。すなわち、この方法では、液管サーミスタの
検出温度(T2)が一定温度(Ti)以下に低下した条件が
連続することを検出するため、第6図に示す如く、その
検出中(タイマのカウント中)に空気調和機の運転が停
止すると、タイマは新たに最初からカウントを開始する
こととなり、そのタイマのタイムアップ寸前に空気調和
機の停止及び運転が繰り返されると、凍結防止サーモが
作動しなくなり、着霜の進行を阻止できないこととな
る。
また、複数台の室外側熱交換器を有し、これら熱交換
器を室内ユニットの運転要求に応じて凝縮器又は蒸発器
として機能させるようにした空気調和機では、冷房運転
時であっても、室内ユニットによっては暖房運転をする
要求があり、そのときには、室外側熱交換器を蒸発器と
して機能させるが、外気温度が低いときには、それより
も低い温度に蒸発温度を制御する必要がある。そして、
このような制御上の理由により、第6図に示すように、
低圧温度を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合、低圧が一定温度以下に連続して下が
らないので、上記と同様にタイマがタイムアップするま
で連続してカウントを行わず、凍結防止サーモが作動せ
ずに着霜が進行するという問題が生じる。
器を室内ユニットの運転要求に応じて凝縮器又は蒸発器
として機能させるようにした空気調和機では、冷房運転
時であっても、室内ユニットによっては暖房運転をする
要求があり、そのときには、室外側熱交換器を蒸発器と
して機能させるが、外気温度が低いときには、それより
も低い温度に蒸発温度を制御する必要がある。そして、
このような制御上の理由により、第6図に示すように、
低圧温度を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合、低圧が一定温度以下に連続して下が
らないので、上記と同様にタイマがタイムアップするま
で連続してカウントを行わず、凍結防止サーモが作動せ
ずに着霜が進行するという問題が生じる。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目
的は、着霜する条件の検出を変えることにより、その着
霜を確実に検出できるようにして、着霜の進行を未然に
防ぎ、快適性及び信頼性を向上させることにある。
的は、着霜する条件の検出を変えることにより、その着
霜を確実に検出できるようにして、着霜の進行を未然に
防ぎ、快適性及び信頼性を向上させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成すべく、請求項(1)記載の発明で
は、第1図に示すように、圧縮機(1)、室外側熱交換
器(2a),(2b)、減圧機構(25a),(25b),(51)
及び室内側熱交換器(5)を閉回路に接続してなる冷媒
回路(3)を備えた空気調和機において、上記室内側熱
交換器(5)の温度(T2)を検出する検出手段(Th1)
と、冷房運転時、上記室内側熱交換器(5)の温度
(T2)が第1設定値よりも低くなる時間を積算する第1
積算手段(60)と、冷房運転時、上記室内側熱交換器
(5)の温度(T2)が上記第1設定値よりも低い第2設
定値よりも低くなる時間を積算する第2積算手段(63)
と、上記第1積算手段(60)による積算時間が第1基準
値に達するか、又は、上記第2積算手段(63)による積
算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値に達する
か、の少なくとも一方が成立したときに室内側熱交換器
(5)の凍結を解除する凍結防止手段(61)とを設け
る。
は、第1図に示すように、圧縮機(1)、室外側熱交換
器(2a),(2b)、減圧機構(25a),(25b),(51)
及び室内側熱交換器(5)を閉回路に接続してなる冷媒
回路(3)を備えた空気調和機において、上記室内側熱
交換器(5)の温度(T2)を検出する検出手段(Th1)
と、冷房運転時、上記室内側熱交換器(5)の温度
(T2)が第1設定値よりも低くなる時間を積算する第1
積算手段(60)と、冷房運転時、上記室内側熱交換器
(5)の温度(T2)が上記第1設定値よりも低い第2設
定値よりも低くなる時間を積算する第2積算手段(63)
と、上記第1積算手段(60)による積算時間が第1基準
値に達するか、又は、上記第2積算手段(63)による積
算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値に達する
か、の少なくとも一方が成立したときに室内側熱交換器
(5)の凍結を解除する凍結防止手段(61)とを設け
る。
また、請求項(2)記載の発明では、低圧温度の室内
側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一定に制御する場
合として、上記の空気調和機は、圧縮機(1)と、一端
が圧縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続さ
れ、複数台並列に設けられた熱源側熱交換器(2a),
(2b)と、該熱源側熱交換器(2a),(2b)の各々に対
応して設けられ、冷媒の減圧及び流量調節可能な複数の
熱源側減圧機構(25a),(25b)と、一端が上記圧縮機
(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続された利用
側熱交換器(5)と、該利用側熱交換器(5)の各々に
対応して設けられ、冷媒の減圧及び流量調節可能な利用
側減圧機構(51)と、上記利用側熱交換器(5)が蒸発
器又は凝縮器となるように冷媒流通方向を切り換える切
換機構(21a),(21b)とが配設された冷媒回路(3)
を備えた空気調和機とする。
側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一定に制御する場
合として、上記の空気調和機は、圧縮機(1)と、一端
が圧縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続さ
れ、複数台並列に設けられた熱源側熱交換器(2a),
(2b)と、該熱源側熱交換器(2a),(2b)の各々に対
応して設けられ、冷媒の減圧及び流量調節可能な複数の
熱源側減圧機構(25a),(25b)と、一端が上記圧縮機
(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続された利用
側熱交換器(5)と、該利用側熱交換器(5)の各々に
対応して設けられ、冷媒の減圧及び流量調節可能な利用
側減圧機構(51)と、上記利用側熱交換器(5)が蒸発
器又は凝縮器となるように冷媒流通方向を切り換える切
換機構(21a),(21b)とが配設された冷媒回路(3)
を備えた空気調和機とする。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)に係る発明では、空
気調和機の冷房運転中、室内側熱交換器(5)の温度
(T2)が検出手段(Th1)により検出され、室内側熱交
換器(5)の温度(T2)が第1設定値よりも低くなる時
間が第1積算手段(60)により積算され、室内側熱交換
器(5)の温度(T2)が上記第1設定値よりも低い第2
設定値よりも低くなる時間が第2積算手段(63)により
積算される。そして、第1積算手段(60)による積算時
間が第1基準値に達するか、又は、第2積算手段(63)
による積算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値
に達するか、の少なくとも一方が成立したときに凍結防
止手段(61)により室内側熱交換器(5)の凍結が解除
される。こうして凍結条件の積算時間によって凍結解除
を開始するために、着霜条件の途中で空気調和機の運転
が停止したり、或いは低圧を室内側熱交換器(5)で凍
結が始まる温度以下に一定に制御する場合であっても、
着霜時間の積分能力を十分に確保して、着霜の進行を確
実に防止することができる。
気調和機の冷房運転中、室内側熱交換器(5)の温度
(T2)が検出手段(Th1)により検出され、室内側熱交
換器(5)の温度(T2)が第1設定値よりも低くなる時
間が第1積算手段(60)により積算され、室内側熱交換
器(5)の温度(T2)が上記第1設定値よりも低い第2
設定値よりも低くなる時間が第2積算手段(63)により
積算される。そして、第1積算手段(60)による積算時
間が第1基準値に達するか、又は、第2積算手段(63)
による積算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値
に達するか、の少なくとも一方が成立したときに凍結防
止手段(61)により室内側熱交換器(5)の凍結が解除
される。こうして凍結条件の積算時間によって凍結解除
を開始するために、着霜条件の途中で空気調和機の運転
が停止したり、或いは低圧を室内側熱交換器(5)で凍
結が始まる温度以下に一定に制御する場合であっても、
着霜時間の積分能力を十分に確保して、着霜の進行を確
実に防止することができる。
しかも、着霜条件の積算時間の基準値が室内側熱交換
器(5)の温度(T2)に応じて変更され、温度(T2)が
低いほど基準値が短くなるので、室内側熱交換器(5)
の温度(T2)が極度に低下して室内側熱交換器(5)が
完全に凍結していると見做し得るときには、早期に室内
側熱交換器(5)の凍結が解除されることとなり、着霜
をより一層確実に防止することができる。
器(5)の温度(T2)に応じて変更され、温度(T2)が
低いほど基準値が短くなるので、室内側熱交換器(5)
の温度(T2)が極度に低下して室内側熱交換器(5)が
完全に凍結していると見做し得るときには、早期に室内
側熱交換器(5)の凍結が解除されることとなり、着霜
をより一層確実に防止することができる。
さらに、請求項(2)に係る発明では、空気調和機
は、低圧を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合の空気調和機であり、上記効果を有効
に期待できる望ましい空気調和機を得ることができる。
は、低圧を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合の空気調和機であり、上記効果を有効
に期待できる望ましい空気調和機を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて
説明する。
説明する。
第2図は本発明の実施例に係る空気調和機(X)を示
し、この空気調和機(X)は1台の室外ユニット(A)
に対して複数台(図では3台)の室内ユニット(B),
(B),…が並列に接続されてなるマルチ型の空気調和
機である。
し、この空気調和機(X)は1台の室外ユニット(A)
に対して複数台(図では3台)の室内ユニット(B),
(B),…が並列に接続されてなるマルチ型の空気調和
機である。
上記室外ユニット(A)は圧縮機(1)と、熱源側熱
交換器である2台の室外側熱交換器(2a),(2b)とを
備えている。上記圧縮機(1)は、出力周波数を可変に
切り換えられるインバータ(図示せず)により容量が調
整される第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差
動するアンローダ(図示せず)により容量がフルロード
状態(例えば100%)及びアンロード状態(同50%)の
2段階に調整される2圧縮機(1b)とを逆止弁(1c)を
介して並列に接続してなる容量可変タイプであり、上記
第1及び第2圧縮機(1a),(1b)の吐出側にはそれぞ
れ圧縮機(1a),(1b)から吐出されるガス中の油をそ
れぞれ分離して圧縮機(1a),(1b)の吸込側に戻す第
1及び第2油分離器(1d),(1e)が配設されている。
交換器である2台の室外側熱交換器(2a),(2b)とを
備えている。上記圧縮機(1)は、出力周波数を可変に
切り換えられるインバータ(図示せず)により容量が調
整される第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差
動するアンローダ(図示せず)により容量がフルロード
状態(例えば100%)及びアンロード状態(同50%)の
2段階に調整される2圧縮機(1b)とを逆止弁(1c)を
介して並列に接続してなる容量可変タイプであり、上記
第1及び第2圧縮機(1a),(1b)の吐出側にはそれぞ
れ圧縮機(1a),(1b)から吐出されるガス中の油をそ
れぞれ分離して圧縮機(1a),(1b)の吸込側に戻す第
1及び第2油分離器(1d),(1e)が配設されている。
上記圧縮機(1)の吐出側には冷媒回路(3)の高圧
ガスライン(31)が、また吸込側には低圧ガスライン
(32)がそれぞれ接続されている。また、上記各室外側
熱交換器(2a),(2b)は圧縮機(1)に対して並列に
設けられ、各室外側熱交換器(2a),(2b)の一端はそ
れぞれ四路切換弁(21a),(21b)を配設したガス管
(22a),(22b)を介して上記高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)とに切換可能に接続されている一
方、各室外側熱交換器(2a),(2b)の他端には冷媒回
路(3)における液ライン(33)の液管(33a),(33
b)が接続されている。そして、上記各四路切換弁(21
a),(21b)は、各室外側熱交換器(2a),(2b)が凝
縮器として機能する場合には、ガス管(22a),(22b)
が高圧ガスライン(31)に連通するように図中実線に切
り換わる一方、逆に各室外側熱交換器(2a),(2b)が
蒸発器として機能する場合には、ガス管(22a),(22
b)が低圧ガスライン(32)に連通するように図中破線
に切り換わるものである。また、上記四路切換弁(21
a),(21b)の1つのポートはそれぞれキャピラリ(23
a),(23b)を備えた接続管(24a),(24b)を介して
四路切換弁(21a),(21b)と低圧ガスライン(32)と
の間のガス管(22a),(22b)に接続されている。
ガスライン(31)が、また吸込側には低圧ガスライン
(32)がそれぞれ接続されている。また、上記各室外側
熱交換器(2a),(2b)は圧縮機(1)に対して並列に
設けられ、各室外側熱交換器(2a),(2b)の一端はそ
れぞれ四路切換弁(21a),(21b)を配設したガス管
(22a),(22b)を介して上記高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)とに切換可能に接続されている一
方、各室外側熱交換器(2a),(2b)の他端には冷媒回
路(3)における液ライン(33)の液管(33a),(33
b)が接続されている。そして、上記各四路切換弁(21
a),(21b)は、各室外側熱交換器(2a),(2b)が凝
縮器として機能する場合には、ガス管(22a),(22b)
が高圧ガスライン(31)に連通するように図中実線に切
り換わる一方、逆に各室外側熱交換器(2a),(2b)が
蒸発器として機能する場合には、ガス管(22a),(22
b)が低圧ガスライン(32)に連通するように図中破線
に切り換わるものである。また、上記四路切換弁(21
a),(21b)の1つのポートはそれぞれキャピラリ(23
a),(23b)を備えた接続管(24a),(24b)を介して
四路切換弁(21a),(21b)と低圧ガスライン(32)と
の間のガス管(22a),(22b)に接続されている。
さらに、上記高圧ガスライン(31)にはガス管(22
a),(22b)の接続部よりも下流側(室内ユニット
(B)側)に一方向弁(4),(4)が、また低圧ガス
ライン(32)にはガス管(22a),(22b)の接続部より
も下流側(圧縮機(1)側)にアキュムレータ(41)が
それぞれ配設されている。また、ガス管(22a),(22
b)の接続部よりも上流側の高圧ガスガスライン(31)
と、ガス管(22a),(22b)の接続部よりも下流側でか
つアキュムレータ(41)よりも上流側の低圧ガスライン
(32)との間、換言すると圧縮機(1)の吐出側と吸込
側との間は均圧用バイパス路(42)により接続されてい
る。この均圧用バイパス路(42)には開閉弁(42a)と
流量調節用キャピラリ(42b)とが配設されている。
a),(22b)の接続部よりも下流側(室内ユニット
(B)側)に一方向弁(4),(4)が、また低圧ガス
ライン(32)にはガス管(22a),(22b)の接続部より
も下流側(圧縮機(1)側)にアキュムレータ(41)が
それぞれ配設されている。また、ガス管(22a),(22
b)の接続部よりも上流側の高圧ガスガスライン(31)
と、ガス管(22a),(22b)の接続部よりも下流側でか
つアキュムレータ(41)よりも上流側の低圧ガスライン
(32)との間、換言すると圧縮機(1)の吐出側と吸込
側との間は均圧用バイパス路(42)により接続されてい
る。この均圧用バイパス路(42)には開閉弁(42a)と
流量調節用キャピラリ(42b)とが配設されている。
また、上記液ライン(33)における各液管(33a),
(33b)は各々の液冷媒が互いに合流するようにレシー
バ(43)に接続され、該レシーバ(43)には液ライン
(33)のメイン液管(33c)が接続されている。さら
に、上記各液管(33a),(33b)には熱源側減圧機構で
ある室外電動膨張弁(25a),(25b)がそれぞれ配設さ
れており、この室外電動膨張弁(25a),(25b)は室外
側熱交換器(2a),(2b)が蒸発器として機能する際に
液冷媒を減圧し、凝縮器として機能する際に液冷媒の流
量を調節するものである。
(33b)は各々の液冷媒が互いに合流するようにレシー
バ(43)に接続され、該レシーバ(43)には液ライン
(33)のメイン液管(33c)が接続されている。さら
に、上記各液管(33a),(33b)には熱源側減圧機構で
ある室外電動膨張弁(25a),(25b)がそれぞれ配設さ
れており、この室外電動膨張弁(25a),(25b)は室外
側熱交換器(2a),(2b)が蒸発器として機能する際に
液冷媒を減圧し、凝縮器として機能する際に液冷媒の流
量を調節するものである。
圧縮機(1)の吐出側である高圧ガスライン(31)に
おける一方向弁(4)の下流側と、レシーバ(43)との
間は高圧ガス冷媒であるいわゆるホットガスをレシーバ
(43)に導くホットガスバイパスライン(45)により接
続され、該ホットガスバイパスライン(45)にはホット
ガス開閉弁(45a)とホットガスの流量を調節するキャ
ピラリ(45b)とが配設されている。
おける一方向弁(4)の下流側と、レシーバ(43)との
間は高圧ガス冷媒であるいわゆるホットガスをレシーバ
(43)に導くホットガスバイパスライン(45)により接
続され、該ホットガスバイパスライン(45)にはホット
ガス開閉弁(45a)とホットガスの流量を調節するキャ
ピラリ(45b)とが配設されている。
一方、上記高圧ガスライン(31)、低圧ガスライン
(32)及びメイン液管(33)の各々は室内側に延長さ
れ、高圧ガスライン(31)は分流器(31a)を介して高
圧分岐管(31b),(31b),…に、また低圧ガスライン
(32)は分流器(32a)を介して低圧分岐管(32b),
(32b),…に、さらにメイン液管(33)は分流器(33
d)を介して液分岐管(33e),(33e),…にそれぞれ
分岐され、これら各分岐管(31b),(32b),(33e)
が各室内ユニット(B),(B),…に接続されてい
る。
(32)及びメイン液管(33)の各々は室内側に延長さ
れ、高圧ガスライン(31)は分流器(31a)を介して高
圧分岐管(31b),(31b),…に、また低圧ガスライン
(32)は分流器(32a)を介して低圧分岐管(32b),
(32b),…に、さらにメイン液管(33)は分流器(33
d)を介して液分岐管(33e),(33e),…にそれぞれ
分岐され、これら各分岐管(31b),(32b),(33e)
が各室内ユニット(B),(B),…に接続されてい
る。
上記室内ユニット(B),(B),…は同一に構成さ
れ、各々利用側熱交換器である室内側熱交換器(5)と
利用側減圧機構であ室内電動膨張弁(51)とを備えてい
る。該室内電動膨張弁(51)は上記液分岐管(33e)に
配設され、この液分岐管(33e)が上記室内側熱交換器
(5)の一端に接続され、室内側熱交換器(5)の他端
はガス管(5a)を介して上記高圧分岐管(31b)及び低
圧分岐管(32b)に接続されている。そして、高圧分岐
管(31b)及び低圧分岐管(32b)のガス管(5a)側端部
にはそれぞれ開閉弁(52),(53)が配設されており、
この両開閉弁(52),(53)を開閉制御して室内側熱交
換器(5)を高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン
(32)とに切換接続し、室内側熱交換器(5)が蒸発器
として機能する際(冷房時)に低圧側開閉弁(53)を、
凝縮器として機能する際(暖房時)に高圧側開閉弁(5
2)をそれぞれ開くように構成されている。
れ、各々利用側熱交換器である室内側熱交換器(5)と
利用側減圧機構であ室内電動膨張弁(51)とを備えてい
る。該室内電動膨張弁(51)は上記液分岐管(33e)に
配設され、この液分岐管(33e)が上記室内側熱交換器
(5)の一端に接続され、室内側熱交換器(5)の他端
はガス管(5a)を介して上記高圧分岐管(31b)及び低
圧分岐管(32b)に接続されている。そして、高圧分岐
管(31b)及び低圧分岐管(32b)のガス管(5a)側端部
にはそれぞれ開閉弁(52),(53)が配設されており、
この両開閉弁(52),(53)を開閉制御して室内側熱交
換器(5)を高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン
(32)とに切換接続し、室内側熱交換器(5)が蒸発器
として機能する際(冷房時)に低圧側開閉弁(53)を、
凝縮器として機能する際(暖房時)に高圧側開閉弁(5
2)をそれぞれ開くように構成されている。
さらに、上記室内ユニット(B)の液分岐管(33e)
と低圧分岐管(32b)における開閉弁(53)の下流側と
の間は低圧バイパス路(54)により接続され、この低圧
バイパス路(54)にはバイパス弁(54a)及びキャピラ
リ(54b)が配設されている。また、低圧バイパス路(5
4)と液分岐管(33e)との間には配管熱交換器(54c)
が形成されていて、暖房時に室内側熱交換器(5)より
流出する液冷媒のフラッシュを防止するように構成され
ている。また、上記高圧分岐管(31b)における開閉弁
(52)の上流側と上記ガス管(5a)との間は流量調節用
のキャピラリ(55a)を備えた高圧バイパス路(55)で
接続されており、冷房時に高圧分岐管(31b)等に溜ま
る凝縮液をバイパスするように構成されている。そし
て、上記開閉弁(52),(53)及び両バイパス路(5
4),(55)はキット(56)内に一体に収納されてお
り、圧縮機(1)、室外側熱交換器(2a),(2b)、室
内側熱交換器(5),(5),…が高圧ガスライン(3
1)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)によっ
て接続されて冷媒回路(3)が構成されている。
と低圧分岐管(32b)における開閉弁(53)の下流側と
の間は低圧バイパス路(54)により接続され、この低圧
バイパス路(54)にはバイパス弁(54a)及びキャピラ
リ(54b)が配設されている。また、低圧バイパス路(5
4)と液分岐管(33e)との間には配管熱交換器(54c)
が形成されていて、暖房時に室内側熱交換器(5)より
流出する液冷媒のフラッシュを防止するように構成され
ている。また、上記高圧分岐管(31b)における開閉弁
(52)の上流側と上記ガス管(5a)との間は流量調節用
のキャピラリ(55a)を備えた高圧バイパス路(55)で
接続されており、冷房時に高圧分岐管(31b)等に溜ま
る凝縮液をバイパスするように構成されている。そし
て、上記開閉弁(52),(53)及び両バイパス路(5
4),(55)はキット(56)内に一体に収納されてお
り、圧縮機(1)、室外側熱交換器(2a),(2b)、室
内側熱交換器(5),(5),…が高圧ガスライン(3
1)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)によっ
て接続されて冷媒回路(3)が構成されている。
尚、(26)は室外側熱交換器(2a),(2b)に近接配
置された室外ファンであり、(44)は低圧ガスライン
(32)とメイン液管(33c)との間で熱交換させる吸入
熱交換器である。(57)は室内側熱交換器(5)に近接
配置された室内ファンである。
置された室外ファンであり、(44)は低圧ガスライン
(32)とメイン液管(33c)との間で熱交換させる吸入
熱交換器である。(57)は室内側熱交換器(5)に近接
配置された室内ファンである。
さらに、上記冷媒回路(3)には各種センサが配設さ
れている。すなわち、(Th1)は室内ユニット(B)の
液冷媒温度(T2)を検出する検出手段としての液温セン
サ、(Th2)は室内ユニット(B)のガス冷媒温度を検
出するガス温センサ、(Th3)は室内ファン(57)の吸
込空気温度を検出する室温センサである。(Th4)は室
外側熱交換器(2a),(2b)側の液冷媒温度を検出する
液温センサ、(Th5)は室外側熱交換器(2a),(2b)
側の吐出ガス冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th
6)は外気温度を検出する外気温センサ、(Th7)は圧縮
機(1)の吐出ガス冷媒温度を検出する吐出ガス温セン
サ、(HPS)は圧縮機(1)の吐出ガス冷媒圧力を検出
する高圧圧力センサである。
れている。すなわち、(Th1)は室内ユニット(B)の
液冷媒温度(T2)を検出する検出手段としての液温セン
サ、(Th2)は室内ユニット(B)のガス冷媒温度を検
出するガス温センサ、(Th3)は室内ファン(57)の吸
込空気温度を検出する室温センサである。(Th4)は室
外側熱交換器(2a),(2b)側の液冷媒温度を検出する
液温センサ、(Th5)は室外側熱交換器(2a),(2b)
側の吐出ガス冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th
6)は外気温度を検出する外気温センサ、(Th7)は圧縮
機(1)の吐出ガス冷媒温度を検出する吐出ガス温セン
サ、(HPS)は圧縮機(1)の吐出ガス冷媒圧力を検出
する高圧圧力センサである。
(6)は以上の冷媒回路(3)における各機器を作動
制御するCPU内蔵の制御装置で、この制御装置(6)に
は上記各センサの出力信号が入力されている。ここで
は、上記各室内ユニット(B)における室内ファン(5
7)及び室内電動膨張弁(51)を作動させて室内側熱交
換器(5)に対し凍結防止サーモ運転を行う制御につい
て限定して説明する。凍結防止サーモ運転は室内電動膨
張弁(51)を全閉にし、かつ室内ファン(57)を送風運
転させることで行われる。すなわち、制御装置(6)に
おいて処理される凍結防止サーモの制御手順について
は、第3図に示すように、まず、ステップS1で、上記液
温センサ(Th1)により検出された液冷媒温度(T2)がT
o=7℃よりも低いか又は室内ファン(57)がOFF状態で
あるかどうかを判定する。この判定がNO、つまり液冷媒
温度(T2)が7℃以上でかつ室内ファン(57)がON状態
にあるときにはステップS2でタイマ1がカウント中か否
かを判定し、「タイマカウント中」のYESのときにはス
テップS3でタイマ1をカウントさせた後に、またNOのと
きにはステップS4でタイマ1を10分間にセットした後に
それぞれステップS5に進む。このステップS5ではタイマ
1がタイムアップしたかどうかを判定し、判定がNOのと
きにはステップS6で復帰フラグを「0」にした後に、ま
た判定がタイムアップによりYESになると、ステップS7
で復帰フラグ「1」にセットした後にそれぞれステップ
S9に進む。上記復帰フラグは空気調和機(X)が凍結防
止サーモ運転から温調運転に復帰したときに「1」にセ
ットされ、その他のときには「0」にクリアされる。ま
た、上記ステップS1での判定がYESのときには、ステッ
プS3で全てのタイマをリセットした後、ステップS6に進
む。
制御するCPU内蔵の制御装置で、この制御装置(6)に
は上記各センサの出力信号が入力されている。ここで
は、上記各室内ユニット(B)における室内ファン(5
7)及び室内電動膨張弁(51)を作動させて室内側熱交
換器(5)に対し凍結防止サーモ運転を行う制御につい
て限定して説明する。凍結防止サーモ運転は室内電動膨
張弁(51)を全閉にし、かつ室内ファン(57)を送風運
転させることで行われる。すなわち、制御装置(6)に
おいて処理される凍結防止サーモの制御手順について
は、第3図に示すように、まず、ステップS1で、上記液
温センサ(Th1)により検出された液冷媒温度(T2)がT
o=7℃よりも低いか又は室内ファン(57)がOFF状態で
あるかどうかを判定する。この判定がNO、つまり液冷媒
温度(T2)が7℃以上でかつ室内ファン(57)がON状態
にあるときにはステップS2でタイマ1がカウント中か否
かを判定し、「タイマカウント中」のYESのときにはス
テップS3でタイマ1をカウントさせた後に、またNOのと
きにはステップS4でタイマ1を10分間にセットした後に
それぞれステップS5に進む。このステップS5ではタイマ
1がタイムアップしたかどうかを判定し、判定がNOのと
きにはステップS6で復帰フラグを「0」にした後に、ま
た判定がタイムアップによりYESになると、ステップS7
で復帰フラグ「1」にセットした後にそれぞれステップ
S9に進む。上記復帰フラグは空気調和機(X)が凍結防
止サーモ運転から温調運転に復帰したときに「1」にセ
ットされ、その他のときには「0」にクリアされる。ま
た、上記ステップS1での判定がYESのときには、ステッ
プS3で全てのタイマをリセットした後、ステップS6に進
む。
上記ステップS9では上記復帰フラグが「1」であるか
又は空気調和機(X)の電源投入時かどうかを判定す
る。この判定がYESのときには、ステップS10でタイマ2
を10分後に、またタイマ3を60分間にそれぞれセット
し、次いでステップS11で凍結防止サーモをOFF状態にし
た後、元に戻る。一方、ステップS9での判定がNOのとき
には、ステップS12で凍結防止サーモがON状態にあるか
否かを判定する。この判定がYESのときにはそのままス
テップS18に進み、凍結防止サーモをON状態にしたまま
元に戻るが、判定がNOのときには、ステップS13で液冷
媒温度(T2)のTi=0℃との高低を比較し、T2<0℃の
NOのときには、ステップS14でタイマ3のカウントを行
わせる。次いで、ステップS15で液冷媒温度(T2)のTi
=−5℃との高低を比較し、T2<−5℃のNOのときに
は、ステップS16でタイマ2のカウントを行わせた後、
ステップS17に進む。また、上記ステップS13の判定がT2
≧0℃のYESのとき、又はステップS15の判定がT2≧−5
℃のYESのときには、いずれもステップS17に進む。この
ステップS17ではタイマ2又はタイマ3のいずれかがタ
イムアップしたかどうかを判定し、タイムアップしない
ときには上記ステップS11に、またタイムアップしたと
きにはステップS18にそれぞれ進む。
又は空気調和機(X)の電源投入時かどうかを判定す
る。この判定がYESのときには、ステップS10でタイマ2
を10分後に、またタイマ3を60分間にそれぞれセット
し、次いでステップS11で凍結防止サーモをOFF状態にし
た後、元に戻る。一方、ステップS9での判定がNOのとき
には、ステップS12で凍結防止サーモがON状態にあるか
否かを判定する。この判定がYESのときにはそのままス
テップS18に進み、凍結防止サーモをON状態にしたまま
元に戻るが、判定がNOのときには、ステップS13で液冷
媒温度(T2)のTi=0℃との高低を比較し、T2<0℃の
NOのときには、ステップS14でタイマ3のカウントを行
わせる。次いで、ステップS15で液冷媒温度(T2)のTi
=−5℃との高低を比較し、T2<−5℃のNOのときに
は、ステップS16でタイマ2のカウントを行わせた後、
ステップS17に進む。また、上記ステップS13の判定がT2
≧0℃のYESのとき、又はステップS15の判定がT2≧−5
℃のYESのときには、いずれもステップS17に進む。この
ステップS17ではタイマ2又はタイマ3のいずれかがタ
イムアップしたかどうかを判定し、タイムアップしない
ときには上記ステップS11に、またタイムアップしたと
きにはステップS18にそれぞれ進む。
以上のフローにおいては、空気調和機(X)の冷房時
の運転中、液温センサ(Th1)により検出された室内側
熱交換器(5)における液冷媒温度(T2)が(Ti=0℃
又は−5℃)よりも下がったときにタイマ2又はタイマ
3をカウントさせて着霜条件の時間を積算し、タイマ2
又はタイマ3のタイムアップにより着霜条件の積算時間
が基準値(60分又は10分)に達すると、凍結防止サーモ
運転を実行し、その後、凍結防止サーモに伴って液冷媒
温度(T2)が(To=7℃)以上に上昇したときには、タ
イマ1をカウントさせて、そのタイムアップの後に温調
運転を復帰させるように構成されている。
の運転中、液温センサ(Th1)により検出された室内側
熱交換器(5)における液冷媒温度(T2)が(Ti=0℃
又は−5℃)よりも下がったときにタイマ2又はタイマ
3をカウントさせて着霜条件の時間を積算し、タイマ2
又はタイマ3のタイムアップにより着霜条件の積算時間
が基準値(60分又は10分)に達すると、凍結防止サーモ
運転を実行し、その後、凍結防止サーモに伴って液冷媒
温度(T2)が(To=7℃)以上に上昇したときには、タ
イマ1をカウントさせて、そのタイムアップの後に温調
運転を復帰させるように構成されている。
そして、ステップS14により、タイマ3をカウントさ
せて、第1積算手段(60)が構成され、ステップS16に
より、タイマ2をカウントさせて、第2積算手段(63)
が構成される。
せて、第1積算手段(60)が構成され、ステップS16に
より、タイマ2をカウントさせて、第2積算手段(63)
が構成される。
また、ステップS13,S15,S17により、上記積算手段(6
0)及び液温センサ(Th1)の各出力を受け、液温センサ
(Th1)で検出された液冷媒温度(T2)(室内側熱交換
器(5)の温度)が第1設定値(0℃)よりも低いとき
には、タイマ3がタイムアップして積算手段(60)によ
る積算時間が第1基準値(60分)に達したときに、また
上記液冷媒温度(T2)が、上記第1設定値(0℃)より
も低い第2設定値(−5℃)よりも低いときには、タイ
マ2がタイムアップして積算手段(60)による積算時間
が上記第1基準値(60分)よりも短い第2基準値(10
分)に達したときに、それぞれ連結サーモ運転を実行し
て室内側熱交換器(5)の凍結を解除するようにした凍
結防止手段(61)が構成される。
0)及び液温センサ(Th1)の各出力を受け、液温センサ
(Th1)で検出された液冷媒温度(T2)(室内側熱交換
器(5)の温度)が第1設定値(0℃)よりも低いとき
には、タイマ3がタイムアップして積算手段(60)によ
る積算時間が第1基準値(60分)に達したときに、また
上記液冷媒温度(T2)が、上記第1設定値(0℃)より
も低い第2設定値(−5℃)よりも低いときには、タイ
マ2がタイムアップして積算手段(60)による積算時間
が上記第1基準値(60分)よりも短い第2基準値(10
分)に達したときに、それぞれ連結サーモ運転を実行し
て室内側熱交換器(5)の凍結を解除するようにした凍
結防止手段(61)が構成される。
次に、この空気調和機(X)の空調動作について説明
する。
する。
先ず、各室内ユニット(B),(B),…を冷房運転
する場合、室外ユニット(A)の両四路切換弁(21
a),(21b)が第2図実線に切り換えられてガス管(22
a),(22b)が高圧ガスライン(31)に連通する。ま
た、各室内ユニット(B),(B),…では高圧側開閉
弁(52)が閉じ、かつ低圧側開閉弁(53)が開いて、ガ
ス管(5a)が低圧分岐管(32b)に連通される。この状
態においては、圧縮機(1)より吐出した高圧ガス冷媒
は各室外側熱交換器(2a),(2b)に流れて凝縮し、こ
の凝縮した液冷媒は液ライン(33)を通って各室内ユニ
ット(B),(B),…に流れ、室内電動膨張弁(5
1),(51),…で膨張した後、各室内側熱交換器
(5),(5),…で蒸発し、低圧ガスライン(32)を
流れて圧縮機(1)に戻ることになる。
する場合、室外ユニット(A)の両四路切換弁(21
a),(21b)が第2図実線に切り換えられてガス管(22
a),(22b)が高圧ガスライン(31)に連通する。ま
た、各室内ユニット(B),(B),…では高圧側開閉
弁(52)が閉じ、かつ低圧側開閉弁(53)が開いて、ガ
ス管(5a)が低圧分岐管(32b)に連通される。この状
態においては、圧縮機(1)より吐出した高圧ガス冷媒
は各室外側熱交換器(2a),(2b)に流れて凝縮し、こ
の凝縮した液冷媒は液ライン(33)を通って各室内ユニ
ット(B),(B),…に流れ、室内電動膨張弁(5
1),(51),…で膨張した後、各室内側熱交換器
(5),(5),…で蒸発し、低圧ガスライン(32)を
流れて圧縮機(1)に戻ることになる。
一方、上記各室内ユニット(B),(B),…を暖房
運転する場合、冷媒は冷房時と逆に流れる。つまり、室
外ユニット(A)の四路切換弁(21a),(21b)が第2
図破線に切り換えられ、各室内ユニット(B),
(B),…においては高圧側開閉弁(52)が開き、かつ
低圧側開閉弁(53)が閉じて、高圧ガスライン(31)か
らの冷媒は室内側熱交換器(5)で凝縮した後、液ライ
ン(33)を流れて室外電動膨張弁(25a),(25b)で膨
張し、室外側熱交換器(2a),(2b)で蒸発して圧縮機
(1)に戻ることになる。
運転する場合、冷媒は冷房時と逆に流れる。つまり、室
外ユニット(A)の四路切換弁(21a),(21b)が第2
図破線に切り換えられ、各室内ユニット(B),
(B),…においては高圧側開閉弁(52)が開き、かつ
低圧側開閉弁(53)が閉じて、高圧ガスライン(31)か
らの冷媒は室内側熱交換器(5)で凝縮した後、液ライ
ン(33)を流れて室外電動膨張弁(25a),(25b)で膨
張し、室外側熱交換器(2a),(2b)で蒸発して圧縮機
(1)に戻ることになる。
そして、上記冷房運転時に、例えば1台の室内ユニッ
ト(B)における両開閉弁(52),(53)の開閉状態を
切り換えると暖房運転になり、また逆に、上記全暖房運
転時に、例えば1台の室内ユニット(B)における両開
閉弁(52),(53)を切り換えると冷房運転になり、こ
のことでいわゆる冷暖同時運転が行われる。その際、例
えば全室内ユニット(B),(B),…のうち2台が暖
房運転で、残りの1台が冷房運転で運転されると、暖房
運転の室内ユニトで(B),(B)より流出した液冷媒
は液ライン(33)の分流器(33d)で合流した後、冷房
運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して低圧ガスラ
イン(32)より圧縮機(1)に戻ることになる。
ト(B)における両開閉弁(52),(53)の開閉状態を
切り換えると暖房運転になり、また逆に、上記全暖房運
転時に、例えば1台の室内ユニット(B)における両開
閉弁(52),(53)を切り換えると冷房運転になり、こ
のことでいわゆる冷暖同時運転が行われる。その際、例
えば全室内ユニット(B),(B),…のうち2台が暖
房運転で、残りの1台が冷房運転で運転されると、暖房
運転の室内ユニトで(B),(B)より流出した液冷媒
は液ライン(33)の分流器(33d)で合流した後、冷房
運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して低圧ガスラ
イン(32)より圧縮機(1)に戻ることになる。
この冷暖同時運転時において、2台の室外側熱交換器
(2a),(2b)は室内負荷に対応して蒸発器或いは凝縮
器として作動し、さらには1台が運転され、他の1台は
運転を停止することになる。
(2a),(2b)は室内負荷に対応して蒸発器或いは凝縮
器として作動し、さらには1台が運転され、他の1台は
運転を停止することになる。
このような空気調和機(X)の冷房運転中、各室内ユ
ニット(B)の室内側熱交換器(5)における液冷媒温
度(T2)が液温センサ(Th1)により検出され、この液
冷媒温度(T2)は制御装置(6)において基準温度(Ti
=0℃又は−5℃)と高低が比較される。そして、第4
図(a)に示す如く、液冷媒温度(T2)が基準温度(T
i)よりも低下した着霜条件にあると、タイマ2又はタ
イマ3のカウントが行われて、その着霜条件の時間
(t1),(t2),…が積算される(図中、(Te)は冷媒
蒸発温度である)。この着霜条件の積算時間(=t1+t2
+…)が基準値に達すると、室内電動膨張弁(51)が全
開に保たれ、かつ室内ファン(57)が送風作動して、そ
れまでの温調運転から凍結防止サーモ運転に切り換えら
れ、室内側熱交換器(5)の霜が解凍される。この後、
このような凍結防止サーモ運転により冷媒温度が上昇す
るが、その温度が(To=7℃)以上に上昇したときに
は、タイマ1がカウントを開始し、そのタイムアップの
後(10分経過後)に元の温調運転に復帰する。従って、
こうして凍結条件の積算時間によって凍結解除を開始す
るために、着霜条件の途中で空気調和機(X)の運転が
停止したり、或いはこの実施例の構成の空気調和機
(X)のように、低圧を室内側熱交換器(5)で凍結が
始まる温度以下に一定に制御する場合であっても、着霜
時間の積分能力を十分に確保して、着霜の進行を確実に
防止することができる。
ニット(B)の室内側熱交換器(5)における液冷媒温
度(T2)が液温センサ(Th1)により検出され、この液
冷媒温度(T2)は制御装置(6)において基準温度(Ti
=0℃又は−5℃)と高低が比較される。そして、第4
図(a)に示す如く、液冷媒温度(T2)が基準温度(T
i)よりも低下した着霜条件にあると、タイマ2又はタ
イマ3のカウントが行われて、その着霜条件の時間
(t1),(t2),…が積算される(図中、(Te)は冷媒
蒸発温度である)。この着霜条件の積算時間(=t1+t2
+…)が基準値に達すると、室内電動膨張弁(51)が全
開に保たれ、かつ室内ファン(57)が送風作動して、そ
れまでの温調運転から凍結防止サーモ運転に切り換えら
れ、室内側熱交換器(5)の霜が解凍される。この後、
このような凍結防止サーモ運転により冷媒温度が上昇す
るが、その温度が(To=7℃)以上に上昇したときに
は、タイマ1がカウントを開始し、そのタイムアップの
後(10分経過後)に元の温調運転に復帰する。従って、
こうして凍結条件の積算時間によって凍結解除を開始す
るために、着霜条件の途中で空気調和機(X)の運転が
停止したり、或いはこの実施例の構成の空気調和機
(X)のように、低圧を室内側熱交換器(5)で凍結が
始まる温度以下に一定に制御する場合であっても、着霜
時間の積分能力を十分に確保して、着霜の進行を確実に
防止することができる。
その際、実際には室内側熱交換器(5)に着霜してい
ない状態も考えられるが、その場合には第4図(b)に
示す如く、凍結防止サーモ運転の開始に伴って直ちに液
冷媒温度(T2)が上昇して温調運転に復帰するので、さ
ほど問題は生じない。
ない状態も考えられるが、その場合には第4図(b)に
示す如く、凍結防止サーモ運転の開始に伴って直ちに液
冷媒温度(T2)が上昇して温調運転に復帰するので、さ
ほど問題は生じない。
また、上記着霜条件の積算時間の基準値が液冷媒温度
(T2)(室内側熱交換器(5)の温度)に応じて変更さ
れ、液冷媒温度(T2)が基準温度Ti=0℃よりも低いと
きには、積算時間の基準値が60分とされるが、液冷媒温
度(T2)が基準温度Ti=−5℃よりも低下して室内側熱
交換器(5)が完全に凍結していると見做し得るときに
は、上記基準値が60分から10分に短縮される。従って、
早期に室内側熱交換器(5)の凍結が解除されることと
なり、着霜をより一層確実に防止することができる。
(T2)(室内側熱交換器(5)の温度)に応じて変更さ
れ、液冷媒温度(T2)が基準温度Ti=0℃よりも低いと
きには、積算時間の基準値が60分とされるが、液冷媒温
度(T2)が基準温度Ti=−5℃よりも低下して室内側熱
交換器(5)が完全に凍結していると見做し得るときに
は、上記基準値が60分から10分に短縮される。従って、
早期に室内側熱交換器(5)の凍結が解除されることと
なり、着霜をより一層確実に防止することができる。
尚、上記両室外側熱交換器(2a),(2b)において、
着霜が生起した場合、該両室外側熱交換器(2a),(2
b)の一方を凝縮器に、他方を蒸発器として機能させて
デフロスト運転を行うようにしている。つまり、全室内
電動膨張弁(51),(51),…を閉鎖し、高圧ガス冷媒
を高圧ガスライン(31)より一方の室外側熱交換器(2a
又は2b)に流して凝縮させ、この凝縮した液冷媒をレシ
ーバ(43)より他方の液管(33b又は33a)に流し、室外
電動膨張弁(25b又は25a)で膨張させた後、他方の室外
側熱交換器(2b又は2a)で蒸発させ、低圧ガスライン
(32)を介して圧縮機(1)に戻す。この動作を両室外
側熱交換器(2a),(2b)で交互に行い、該両室外側熱
交換器(2a),(2b)のデフロストを行うことになる。
このデフロスト運転によると室内ユニット(B),
(B),…においてコールドドラフトが生じることがな
く、かつ室内ファン(57)を停止する必要がない。
着霜が生起した場合、該両室外側熱交換器(2a),(2
b)の一方を凝縮器に、他方を蒸発器として機能させて
デフロスト運転を行うようにしている。つまり、全室内
電動膨張弁(51),(51),…を閉鎖し、高圧ガス冷媒
を高圧ガスライン(31)より一方の室外側熱交換器(2a
又は2b)に流して凝縮させ、この凝縮した液冷媒をレシ
ーバ(43)より他方の液管(33b又は33a)に流し、室外
電動膨張弁(25b又は25a)で膨張させた後、他方の室外
側熱交換器(2b又は2a)で蒸発させ、低圧ガスライン
(32)を介して圧縮機(1)に戻す。この動作を両室外
側熱交換器(2a),(2b)で交互に行い、該両室外側熱
交換器(2a),(2b)のデフロストを行うことになる。
このデフロスト運転によると室内ユニット(B),
(B),…においてコールドドラフトが生じることがな
く、かつ室内ファン(57)を停止する必要がない。
本実施例は室外ユニット(A)と室内ユニット(B)
とを高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)と液
ライン(33)との3本配管で接続したが、ガスラインと
液ラインとの2本配管で接続するようにしてもよい。
とを高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)と液
ライン(33)との3本配管で接続したが、ガスラインと
液ラインとの2本配管で接続するようにしてもよい。
また、室外側熱交換器(2a),(2b)は3台以上設け
てもよく、また、室内ユニット(B)は1台であっても
よい。
てもよく、また、室内ユニット(B)は1台であっても
よい。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)に係る発明による
と、空気調和機の室内熱交換器の温度を検出するととも
に、その室内熱交換器の温度が第1設定値よりも低くな
る積算時間が第1基準値に達するか、又は、室内熱交換
器の温度が第1設定値よりも低い第2設定値よりも低く
なる積算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値に
達するか、の少なくとも一方が成立したときに室内側熱
交換器の凍結を解除するようにしたことにより、空気調
和機を周期的に発停しても霜の成長を抑制できるととも
に、冷媒蒸発温度が着霜温度近傍に一定に制御される場
合でも、着霜時間の積分能力を確保して霜の成長を未然
に防ぐことができ、熱交換器の温度が低いときには、そ
の着霜を早期に除去して着霜をより一層確実に防止で
き、室内側熱交換器の着霜による水飛び等を防止して信
頼性の向上を図るとともに、着霜時間を積分能力の確保
により快適性の向上を図ることができる。
と、空気調和機の室内熱交換器の温度を検出するととも
に、その室内熱交換器の温度が第1設定値よりも低くな
る積算時間が第1基準値に達するか、又は、室内熱交換
器の温度が第1設定値よりも低い第2設定値よりも低く
なる積算時間が上記第1基準値よりも短い第2基準値に
達するか、の少なくとも一方が成立したときに室内側熱
交換器の凍結を解除するようにしたことにより、空気調
和機を周期的に発停しても霜の成長を抑制できるととも
に、冷媒蒸発温度が着霜温度近傍に一定に制御される場
合でも、着霜時間の積分能力を確保して霜の成長を未然
に防ぐことができ、熱交換器の温度が低いときには、そ
の着霜を早期に除去して着霜をより一層確実に防止で
き、室内側熱交換器の着霜による水飛び等を防止して信
頼性の向上を図るとともに、着霜時間を積分能力の確保
により快適性の向上を図ることができる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、空気調和機
は、低圧を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合の空気調和機であるので、上記効果を
有効に期待できる望ましい空気調和機を得ることができ
る。
は、低圧を室内側熱交換器で凍結が始まる温度以下に一
定に制御する場合の空気調和機であるので、上記効果を
有効に期待できる望ましい空気調和機を得ることができ
る。
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図〜第4図
は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和機の全体構
成を示す冷媒回路図、第3図は制御装置での処理手順を
示すフローチャート図、第4図は着霜及びその後の解凍
時の温度変化に伴う室内側熱交換器温度及び蒸発温度の
変化を示す特性図である。第5図及び第6図はそれぞれ
従来例を示す第4図相当図である。 (X)……空気調和機 (A)……室外ユニット (B)……室内ユニット (1)……圧縮機 (2a),(2b)……室外側熱交換器(熱源側熱交換器) (3)……冷媒回路 (5)……室内側熱交換器(利用側熱交換器) (6)……制御装置 (21a),(21b)……四路切換弁(切換機構) (25a),(25b)……室外電動膨張弁(熱源側減圧機
構) (51)……室内電動膨張弁(利用側減圧機構) (60)……第1積算手段 (61)……凍結防止手段 (63)……第2積算手段 (Th1)……検出手段 (T2)……液冷媒温度(室内側熱交換器の温度)
は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和機の全体構
成を示す冷媒回路図、第3図は制御装置での処理手順を
示すフローチャート図、第4図は着霜及びその後の解凍
時の温度変化に伴う室内側熱交換器温度及び蒸発温度の
変化を示す特性図である。第5図及び第6図はそれぞれ
従来例を示す第4図相当図である。 (X)……空気調和機 (A)……室外ユニット (B)……室内ユニット (1)……圧縮機 (2a),(2b)……室外側熱交換器(熱源側熱交換器) (3)……冷媒回路 (5)……室内側熱交換器(利用側熱交換器) (6)……制御装置 (21a),(21b)……四路切換弁(切換機構) (25a),(25b)……室外電動膨張弁(熱源側減圧機
構) (51)……室内電動膨張弁(利用側減圧機構) (60)……第1積算手段 (61)……凍結防止手段 (63)……第2積算手段 (Th1)……検出手段 (T2)……液冷媒温度(室内側熱交換器の温度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−119368(JP,A) 実開 昭60−59021(JP,U) 実開 昭62−77764(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機(1)、室外側熱交換器(2a),
(2b)、減圧機構(25a),(25b),(51)及び室内側
熱交換器(5)を閉回路に接続してなる冷媒回路(3)
を備えた空気調和機において、 上記室内側熱交換器(5)の温度(T2)を検出する検出
手段(Th1)と、 冷房運転時、上記室内側熱交換器(5)の温度(T2)が
第1設定値よりも低くなる時間を積算する第1積算手段
(60)と、 冷房運転時、上記室内側熱交換器(5)の温度(T2)が
上記第1設定値よりも低い第2設定値よりも低くなる時
間を積算する第2積算手段(63)と、 上記第1積算手段(60)による積算時間が第1基準値に
達するか、又は、上記第2積算手段(63)による積算時
間が上記第1基準値よりも短い第2基準値に達するか、
の少なくとも一方が成立したときに室内側熱交換器
(5)の凍結を解除する凍結防止手段(61)とを設けた
ことを特徴とする空気調和機の凍結防止装置。 - 【請求項2】空気調和機は、圧縮機(1)と、 一端が圧縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接
続され、複数台並列に設けられた熱源側熱交換器(2
a),(2b)と、 該熱源側熱交換器(2a),(2b)の各々に対応して設け
られ、冷媒の減圧及び流量調節可能な複数の熱源側減圧
機構(25a),(25b)と、 一端が上記圧縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能
に接続された利用側熱交換器(5)と、 該利用側熱交換器(5)の各々に対応して設けられ、冷
媒の減圧及び流量調節可能な利用側減圧機構(51)と、 上記利用側熱交換器(5)が蒸発器又は凝縮器となるよ
うに冷媒流通方向を切り換える切換機構(21a),(21
b)とが配設された冷媒回路(3)を備えた空気調和機
であることを特徴とする請求項(1)記載の空気調和機
の凍結防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326817A JP2634267B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 空気調和機の凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326817A JP2634267B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 空気調和機の凍結防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186135A JPH03186135A (ja) | 1991-08-14 |
JP2634267B2 true JP2634267B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=18192042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1326817A Expired - Lifetime JP2634267B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 空気調和機の凍結防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634267B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3786133B1 (ja) | 2005-03-03 | 2006-06-14 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JP4566845B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2010-10-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059021U (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-24 | 株式会社東芝 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP1326817A patent/JP2634267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03186135A (ja) | 1991-08-14 |
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Legal Events
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