JP2633902B2 - 矯正機,矯正装置,及び矯正方法並びに矯正ライン設備 - Google Patents

矯正機,矯正装置,及び矯正方法並びに矯正ライン設備

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JP2633902B2 JP63102564A JP10256488A JP2633902B2 JP 2633902 B2 JP2633902 B2 JP 2633902B2 JP 63102564 A JP63102564 A JP 63102564A JP 10256488 A JP10256488 A JP 10256488A JP 2633902 B2 JP2633902 B2 JP 2633902B2
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は薄板などを矯正する矯正機,矯正装置,多び
矯正方法,並びに矯正ライン設備に係り、特に、薄板の
反り、ウエーブ、中伸びなどの形状不良を矯正するに好
適な矯正機,矯正装置,及び矯正方法,並びに矯正ライ
ン設備に関する。 〔従来の技術〕 従来の矯正機は、ワークローラを多数の短尺ローラか
ら構成された2組のバツクローラで支持する4段式や、
ワークローラを2本の中間ローラで、さらに多数の短尺
ローラから構成された3組のバツクローラで支持する6
段式でワークローラを放射状に支持していた。 尚、この種の装置として関連するものには、例えば特
公昭58−922号公報等が挙げられる。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は4段式レベラにおいて、多数の短尺ロ
ーラからなるバツクローラのエツヂ端面によりワークロ
ーラが疵付き、製品板の表面に疵マークが転写する。6
段式レベラにおいて、細くて長い中間ローラの増加、お
よび多数の端尺ローラからなるバツクローラの増加によ
り高速度で共振を起こして製品板の表面にチヤタマーク
が発生する。また高速運転中にレベラを急速に解放、押
付けを行うとワークローラが飛び出す。また、被矯正材
の中には、板幅方向の降状点分布が不均一なものがあ
り、特に板端部(幅方向で約30〜60mmの部分)の降状点
で中央部に比較して約2〜5kg/mm2低い、いわゆるリム
層材と呼ばれるものをテンシヨンレベラに通した場合に
は、降状点の低い端部の方が中央部よりも大きく伸びる
ので、通過後に形状不良が残り良好な平坦形状を得るこ
とができなかつた。また、4段および6段レベラにおい
て、ワークローラ1群当りのローラ本数が多数であり、
保守費用が増大する。また、ワークローラ、中間ローラ
のスラスト軸受の寿命が短かい等の問題点があつた。 本発明の目的は、製品板の表面の転写マークやチヤタ
マークの疵付きを無くし、かつ、幅方向の降状点分布が
不均一なストリツプの形状を良好に修正できる高品質で
高精度の矯正機,矯正装置,及び矯正方法,並びに矯正
ライン設備を提供するにことにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の目的は、被矯正材に対してワークローラで引
張り曲げを行い塑性変形を与えて矯正する矯正機におい
て、前記ワークローラと、該ワークローラの垂直方向を
支持する該ワークローラより大径のバツクローラと、前
記ワークローラの水平方向を両側から支持するサポート
ローラとを備え、該サポートローラに前記ワークローラ
を水平方向にローラベンドさせるベンド機能を設けるこ
とにより達成される。 また、本発明の目的は、被矯正材に引張り曲げを行い
塑性変形を与えるワークローラと、該ワークローラの垂
直方向を支持する該ワークローラより大径のバツクロー
ラと、前記ワークローラの水平方向を両側から支持する
サポートローラとを備え、該サポートローラに前記ワー
クローラを水平方向にローラベンドさせるベンド機能を
設けた矯正機を、前記被矯正材をはさんで少なくとも1
対配置して構成することにより達成される。 また、本発明の目的は、ワークローラの水平方向を両
側から支持するサポートローラに備えられたベンド機能
によって前記ワークローラを水平方向にローラベンドさ
せる矯正方法であって、該ワークローラの垂直方向を支
持する該ワークローラより大径のバツクローラを矯正速
度と同調させて回転させることにより達成される。 また、本発明の目的は、被矯正材に引張り曲げを行い
塑性変形を与えて矯正する矯正方法において、ワークロ
ーラより大径のバツクローラで該ワークローラの垂直方
向を支持し、該ワークローラの水平方向を押付自在に支
持するサポートローラで前記ワークローラを水平方向に
ローラベンドさせることにより、前記被矯正材の板幅方
向の曲げ曲率を漸次変化させることにより達成される。 また、本発明の目的は、被矯正材にワークローラで引
張り曲げを行い塑性変形を与えて矯正する矯正方法にお
いて、ワークローラの水平方向を両側から支持するサポ
ートローラに備えられたベンド機能によって前記ワーク
ローラを水平方向にローラベンドさせる矯正方法であっ
て、前記ワークローラの垂直方向を支持し、該ワークロ
ーラより大径で、かつ、その胴部が磁石部材からなるバ
ツクローラを、矯正中のみ前記磁石部材の吸着作用が解
除するよう制御することにより達成される。 〔作用〕 ワークローラに作用する薄板の曲げ、及び引張りの垂
直方向荷重は、ワークローラの垂直方向を大径で、か
つ、ワークローラの胴部長さと等しい長尺のバツクロー
ラ1本で支持されるので、バツクローラのエツヂ端面に
よりワークローラが疵付かず製品板の表面にマークを転
写しない。ワークローラに作用する水平方向荷重は、垂
直方向荷重の約5〜6%程度であり、ワークローラの水
平方向の支持するサポートローラにより支持するので、
ワークローラの水平たわみを防止することができると共
に、確実にワークローラを支持できる。また、幅方向の
降状点分布が不均一なストリツプの形状修正は、ワーク
ローラの水平方向を押付自在に支持するサポートローラ
を設け、ワークローラを水平方向にローラベンドさせる
ことにより板幅方向の曲げ曲率を漸次変化させ、ストリ
ツプの中央部と端部で伸び差を生じさせてストリツプの
伸びを板幅方向に均一にすることにより、中伸びや端伸
びのない平坦でそりのない良好なストリツプ形状を得ら
れる。伸長ローラ群、およびその後段に設けられるそり
修正ローラ群を配列させてなるテンシヨンレベラにおい
て、伸長ローラ群の出側ワークローラを、水平方向にロ
ーラベンドさせて板幅方向の曲げ曲率の漸次変化させる
と特に中伸び、あるいは端伸びの板を平坦に形状修正で
きる、また、そり修正ローラ群の出側ワークローラを、
水平方向にローラベンドさせて板幅方向の曲げ曲率を漸
次変化させると、特に板幅方向そりと長手方向そりのあ
る板を平坦に形状修正できることを実験により確認し
た。バツクローラの胴部を磁石部材から構成されている
ので、ワークローラは磁石の吸着作用によりバツクロー
ラと密着し、かつ、ワークローラの水平方向はサポート
ローラで支持されているので、高速度でローラが共振し
製品板の表面にチヤタマークが発生することがない。ま
た、高速運転中にレベラを急速に解放、押付けを行つて
もワークローラが飛び出す恐れがない。ワークローラの
軸方向を支持する磁石式スラスト軸受は、磁石の反発作
用により、回転側と固定側を非接触で回転自在に保持で
きるので、消耗部品が全く無くなりローラおよび軸受の
寿命を飛躍的に伸ばすことができる。また、ワークロー
ラ1群当りのローラ本数の減少により経済的な設備とな
る。 また、ワークローラの垂直方向を支持する該ワークロ
ーラより大径のバツクローラを矯正速度と同調させて回
転させることにより、回転不良によるストリップを防止
することができる。
【実施例】
以下、図面の実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図に本発明の一実施例を示す。通常、薄板は種々の製
造工程により反り、ウエーブ、中伸びなどの形状不良が
生じる。この形状不良を矯正するために小径のワークロ
ーラ1を組込んだ矯正機によつて被矯正材2に引張り曲
げを行い、塑性変形を与えて矯正する。ワークローラ1
と、これを垂直方向から支持する大径で長尺の1本のバ
ツクローラ3、およびワークローラ1の水平方向から支
持するサポートローラ4からなる一群のローラを被矯正
材2に対して千鳥状に配置して矯正装置は構成されてい
る。第7図に示す如く、バツクローラ3は軸受5にて回
転自在に支持され、クラツチ10を介してモータ11により
駆動可能となつており、矯正機の運転開始時、および加
減速時にライン速度と同調させ各ローラの回転不良によ
るストリツプを防止する。矯正中の定常運転時にはクラ
ツチ10を切りバツクローラ4をフリー状態にて運転を行
う。サポートローラ4はフレーム6にて軸支されネジ、
あるいはクサビ等からなるローラベンド装置7によりワ
ークローラ1を水平方向に押付自在に調整する。端伸び
形状不良ストリツプ2を矯正する場合には、第2図に示
す如く、ワークローラ1の端部を水平方向にベンドさせ
て、二点鎖線にて図示した形状に板幅方向の曲げ曲率を
漸次変化させる。そうすると第5図に示す如くストリツ
プ2はワークローラ1とアンチクリンピングローラ8間
で板端部の径路l2が板中央部の径路l1よりも小さくなつ
て軸方向の伸びが均一化される。反対に中伸び形状不良
ストリツプ2を矯正する場合には、第3図に示す如く、
ワークローラ1の中央部を水平方向にベンドさせ、二点
鎖線にて図示した形状に板幅方向の曲げ曲率を漸次変化
させる。そうすると、第6図に示す如く、板端部の径路
l3が板中央部の径路l4よりも大きくなり幅方向の伸びが
均一化される。被矯正材の中には、板幅方向の降状点分
布が不均一なものがあり、特に板端部の降状点が中央部
に比較してわずかに低いリム層材は、テンシヨンレベラ
を通した場合には降状点の低い端部の方が中央部よりも
大きく伸びるので、第2図の二点鎖線の形状にワークロ
ーラ1を水平ベンドさせると、上述の端伸び材の形状修
正と同様の効果により幅方向の伸びを均一化されるので
形状の良好の板が得られる。 第4図に本発明の他の実施例を示す。該図の実施例は
バツクローラ3の軸芯をワークローラ1の軸芯の垂線か
らわずかオフセツトx1させ、バツクローラ3のオフセツ
ト方向と反対側にワークローラ1を水平方向から支持す
るサポートローラ4からなる矯正機とすることにより、
矯正機当りのローラ総本数は3本となり6段式レベラの
6本と比較し半減する。 第8図には、バツクローラ3を胴部に磁石9と非磁石
部12が交互に配置した構成を示し磁石9の吸着作用がワ
ークローラ1へ有効に発揮できるようになっている。ま
た、磁石9の磁力を解除する場合には、吸着時と逆方向
の電流を整流器13によりスリツプリング14を介して流す
ことができる。第9図にはバツクローラ3にて垂直方向
から支持されるワークローラ1の両軸端に非磁気体から
なるスリーブ15により磁石16が固着され、ワークローラ
1と一体で回転する例を示す。これと対面する固定側
は、ギャップx2の距離をもたせて磁石17が非磁気体から
なる軸受18に固着され、磁石16との間で磁気の反発作用
が有効に発揮できるようになつている。また、磁石17の
磁力を切つたり、逆に吸着方向に作用するよう電流を整
流器19により流すことができる。第17図は矯正装置23の
入側にブライドルローラ24、および出側にブライドルロ
ーラ25から配置された矯正ライン設備を示し、矯正装置
23は矯正中にワークローラ群1にて被矯正材2を押付け
て曲げを与えると共に、テンシヨンメータ26にて適正な
張力が被矯正材2に作用するように制御されている。ま
た、被矯正材2の溶接つなぎ部は、溶接点検出器27にて
検出され、矯正装置23の通過前にワークローラ群1を被
矯正材2から解放して、ローラの疵付きや板切れを防止
するように制御されている。また、バツクローラ3の磁
石部材は、矯正中のみ吸着作用が解除するよう制御盤28
を介して整流器29により逆方向の電流を磁石に流すこと
ができる。第18図に示す例は、矯正装置23の出側に脱磁
装置30と集じん装置31を配置しており、被矯正材2に残
存する磁気を脱磁すると共に微細なごみを吸引する。 第10図は、ワークローラ1とバツクローラ3、および
サポートローラ4からなる矯正器の例を示し、本実施例
ではバツクローラ3、およびサポートローラ4の胴部が
磁石部材から構成され、かつ、ワークローラ1のスラス
ト軸受部18が磁石部材から構成されているので、ワーク
ローラ1の支持がさらに強力にすることができる。ま
た、第11図に示す如く、ワークローラ1の胴部、および
スラスト軸受部が磁石部材から構成することにより、磁
石式ローラの本数を減少できる。また、ワークローラ1,
バツクローラ3,およびサポートローラ4の各ローラの胴
部が磁石部材から構成され、かつ、ワークローラ1のス
ラスト軸受部が磁石部材から構成された矯正機は、ワー
クローラ1の支持が最も強力にすることができる。第12
図はワークローラ1,中間ローラ21、およびバツクローラ
20からなる矯正機において、バツクローラ20、および中
間ローラ21の胴部を磁石部材から構成し、かつ、ワーク
ローラ1、および中間ローラ21のスラスト軸受部を磁石
部材から構成しているので、ワークローラ1を中間ロー
ラ21、およびバツクローラ20により吸着できる。第13図
に示す如く、短尺のバツクローラ20は、軸受22により回
転自在に支持されている。第14図は中間ローラ21の胴
部、およびスラスト軸受部を磁石部材から、また、ワー
クローラのスラスト軸受部が磁石部材から構成されてお
るので、ワークローラ1を中間ローラ21により吸着する
と共に、中間ローラ21はバツクローラ20に吸着できる。
第15図はバツクローラ20、およびワークローラ1の胴部
が磁石部材から、また、ワークローラ1、および中間ロ
ーラ21のスラスト軸受部材が磁石部材から構成されてお
るので、上記と同様にワークローラ1、中間ローラ21を
バツクローラ20に吸着できる。また、ワークローラ1,中
間ローラ21、およびバツクローラ20の各ローラ胴部が磁
石部材から、また、ワークローラ1、および中間ローラ
21のスラスト軸受部が磁石部材から構成することにより
さらに強力なローラ支持ができる。 第16図に示す如く、ワークローラ1の胴部に、磁石32
と非磁気部33を交互に配置し、磁石の吸着作用が相手の
ローラへ有効に発揮できるようになつている。軸端部に
は第9図で示したような磁石部材を固着する。第14図に
示した磁石式中間ローラ21は、第16図の磁石式ワークロ
ーラ1と同じ構造になつている。 〔発明の効果〕 本発明の矯正機,矯正装置,及び矯正方法,並びに矯
正ライン設備によると、製品板の表面の転写マークやチ
ヤタマークの疵付きを無くし、かつ、軸方向の降状点分
布が均一なストリツプの形状を良好に修正でき、製品板
の品質及び精度が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す矯正装置のローラ配置
図、第2図は第1図のI−I矢視図で端伸び形状不良材
のローラベンド形状を示す図、第3図は中伸び形状不良
材のローラベンド形状を示す図、第4図は本発明の他の
例を示すローラ配置図、第5図は第2図のII−II断面
図、第6図は第3図のIII−III断面図、第7図は第1図
のIV−IV矢視図、第8図は第1図のV−V断面図、第9
図は第7図のVI部詳細図、第10図から第12図,第14図,
第15図は本発明の他の例を示すローラ配置図、第13図は
第12図のVII−VII矢視図、第16図は第15図のVIII−VIII
断面図、第17図、及び第18図は本発明の矯正ライン設備
を示す図である。 1……ワークローラ、2……被矯正材、3,20……バツク
ローラ、4……サポートローラ、5,18,22……軸受、7
……ローラベンド装置、8……アンチクリンピングロー
ラ、9,16,17,32……磁石、10……クラツチ、11……モー
ター、12,33……非磁気部、13,19,29……整流器、14…
…スリツプリング、15……スリーブ、21……中間ロー
ラ、23……矯正装置、24,25……ブライドルローラ、26
……テンシヨンメータ、27……溶接点検出器、28……制
御盤、30……脱磁装置、31……集じん装置。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被矯正材に対してワークローラで引張り曲
    げを行い塑性変形を与えて矯正する矯正機において、前
    記ワークローラと、該ワークローラの垂直方向を支持す
    る該ワークローラより大径のバツクローラと、前記ワー
    クローラの水平方向を両側から支持するサポートローラ
    とを備え、該サポートローラに前記ワークローラを水平
    方向にローラベンドさせるベンド機能を設けることを特
    徴とする矯正機。
  2. 【請求項2】被矯正材に対してワークローラで引張り曲
    げを行い塑性変形を与えて矯正する矯正機において、前
    記ワークローラと、該ワークローラの軸芯の垂線からそ
    の軸芯をわずかにオフセツトさせ、前記ワークローラの
    垂直方向を支持するバツクローラと、該バツクローラの
    オフセツト方向と反対側に前記ワークローラを水平方向
    から支持するサポートローラとを備え、該サポートロー
    ラに前記ワークローラを水平方向にローラベンドさせる
    ベンド機能を設けることを特徴とする矯正機。
  3. 【請求項3】前記ワークローラ,バツクローラ,及びサ
    ポートローラの少なくとも1つのローラ胴部を磁石部材
    で構成し、前記ワークローラの軸端部に磁石を設け、該
    ワークローラ軸端を支持する軸受を磁石部材で構成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の矯正機。
  4. 【請求項4】前記バツクローラの胴部は、磁石と非磁気
    部が交互に配置されて形成されていることを特徴とする
    請求項3記載の矯正機。
  5. 【請求項5】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を与
    えるワークローラと、該ワークローラの垂直方向を支持
    する該ワークローラより大径のバツクローラと、前記ワ
    ークローラの水平方向を両側から支持するサポートロー
    ラとを備え、該サポートローラに前記ワークローラを水
    平方向にローラベンドさせるベンド機能を設けた矯正機
    を、前記被矯正材をはさんで少なくとも1対配置して構
    成することを特徴とする矯正装置。
  6. 【請求項6】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を与
    えるワークローラと、該ワークローラの垂直方向を支持
    する該ワークローラより大径のバツクローラと、前記ワ
    ークローラの水平方向を両側から支持するサポートロー
    ラとを備え、該サポートローラに前記ワークローラを水
    平方向にローラベンドさせるベンド機能を設けた矯正機
    を、前記被矯正材をはさんで複数個千鳥状に配置して構
    成することを特徴とする矯正装置。
  7. 【請求項7】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を与
    えるワークローラと、該ワークローラの軸芯の垂線から
    その軸芯をわずかにオフセツトさせ、前記ワークローラ
    の垂直方向を支持するバツクローラと、該バツクローラ
    のオフセツト方向と反対側に前記ワークローラを水平方
    向から支持するサポートローラとを備え、該サポートロ
    ーラに前記ワークローラを水平方向にローラベンドさせ
    る機能を設けている矯正機を、前記被矯正材をはさんで
    少なくとも1対配置して構成することを特徴とする矯正
    装置。
  8. 【請求項8】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を与
    えるワークローラと、該ワークローラの軸芯の垂線から
    その軸芯をわずかにオフセツトさせ、前記ワークローラ
    の垂直方向を支持するバツクローラと、該バツクローラ
    のオフセツト方向と反対側に前記ワークローラを水平方
    向から支持するサポートローラとを備え、該サポートロ
    ーラに前記ワークローラを水平方向にローラベンドさせ
    る機能を設けている矯正機を、複数個千鳥状に配置して
    構成することを特徴とする矯正装置。
  9. 【請求項9】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を与
    えて矯正する矯正方法において、ワークローラの水平方
    向を両側から支持するサポートローラに備えられたベン
    ト機能によって前記ワークローラを水平方向にローラベ
    ントさせる矯正方法であって、該ワークローラの垂直方
    向を支持する該ワークローラより大径のバツクローラを
    矯正速度と同調させて回転させることを特徴とする矯正
    方法。
  10. 【請求項10】前記バツクローラの矯正速度と同調する
    回転は、矯正機の運転開始時、又は加減速時に行うこと
    を特徴とする請求項9記載の矯正方法。
  11. 【請求項11】被矯正材に引張り曲げを行い塑性変形を
    与えて矯正する矯正方法において、ワークローラより大
    径のバツクローラで該ワークローラの垂直方向を支持
    し、該ワークローラの水平方向を押付自在に支持するサ
    ポートローラで前記ワークローラを水平方向にローラベ
    ンドさせることにより、前記被矯正材の板幅方向の曲げ
    曲率を漸次変化させることを特徴とする矯正方法。
  12. 【請求項12】被矯正材にワークローラで引張り曲げを
    行い塑性変形を与えて矯正する矯正方法において、ワー
    クローラの水平方向を両側から支持するサポートローラ
    に備えられたベンド機能によって前記ワークローラを水
    平方向にローラベンドさせる矯正方法であって、前記ワ
    ークローラの垂直方向を支持し、該ワークローラより大
    径で、かつ、その胴部が磁石部材からなるバツクローラ
    を、矯正中のみ前記磁石部材の吸着作用が解除するよう
    制御することを特徴とする矯正方法。
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