JP2632963B2 - 記録または再生装置 - Google Patents

記録または再生装置

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JP2632963B2 JP23415888A JP23415888A JP2632963B2 JP 2632963 B2 JP2632963 B2 JP 2632963B2 JP 23415888 A JP23415888 A JP 23415888A JP 23415888 A JP23415888 A JP 23415888A JP 2632963 B2 JP2632963 B2 JP 2632963B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録または再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、携帯用の電子機器においては、電池による
電源供給が可能なことが重要な条件となるが、特に近年
急速な普及を遂げているビデオテープレコーダ、電子カ
メラにおいては、屋外での撮影を行うため、小型軽量化
及び電池による駆動が極めて必須の要素となる。また電
灯線(AC電源と称す)等のある場所では、長時間の記
録、撮影した画像情報の長時間にわたる再生、編集等を
行えるよう、AC電源等も使用できるようになっている。
またこのような映像機器においては、記録、再生、不
要となった記録トラツクの情報を消去してその記録トラ
ツクに再び記録できるようにするため消去等の動作が必
要となり、これらのモードは機器の用途に応じて搭載さ
れるようになっているが、搭載するモードごとに消費電
力が異なるため搭載するモードに応じて電源電圧も考慮
する必要がある。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら電池を電源として用いる場合、その電池
の持続時間を常に考慮しておかなければならないことは
言うまでもないが、撮影中再生中に電池が消耗すると撮
影動作が不能となって撮影のチヤンスを逃したり、正常
な記録が行えなくなる等の重大な問題を生じることにな
るため、電池使用時には電池の消耗を最小限に抑える工
夫が必要であるが、単に電池の容量を大きくすると電池
自体大型となり、重量も増加するため携帯用機器の特長
である小型軽量化が損なわれるという問題点がある。
また、例えば消去機内を有する装置においては消去動
作中の消費電力は、記録、再生の動作モードにおける消
費電力よりも大きく、電源装置として電池を用いる場合
消去動作中に電源容量が低下して、記録、再生が不可能
になり、大切な記録のチヤンスを逃してしまうという問
題がある。
また、記録動作に比べて、再生動作は一定の電力消費
を持続して必要とするものであり、ここでも再生動作中
に、電源容量が低下して記録が不可能になるという問題
がある。
本発明はかかる点に鑑み、種々の動作モードで確実な
動作を保障出来、かつ有効に電源を利用することが出来
る記録又は再生装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決する手段〕
本発明は上述の課題を解決するため、記憶手段の各記
憶ブロツクに記録または、再生または消去モードの動作
を行う装置であって、設定モードに応じて電源のチエツ
クレベルを変更することを特長とする。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例においては上述した従来
例の問題点を解決することを目的とし、電源部の電圧を
検出する手段、記録、再生、消去モードに対応する複数
の基準電圧の設定手段、及び上記検出された電源部の電
圧と複数の基準電圧との比較手段を設け、前記比較手段
の出力結果に応じて、前記記録または再生装置の設定さ
れた動作モードにおける動作を制限する制御手段を設け
ることにより電源容量に制約のある電源装置使用時にお
ける消費電力の消滅、及び各動作モードにおける確実な
動作を可能にした装置が開示され、また複数の電源装置
を識別する手段を設け、電源装置の識別結果に応じて、
前記基準電圧レベルを変更することにより複数の特性の
異なる電源装置に対しても、各動作モードにおける確実
な動作を可能にした装置が開示される。
以上本発明における記録または再生装置の一実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図は回転する磁気デイスクに同心円状に形成され
たトラツクに画像信号を記録、再生、消去する電子カメ
ラのブロツク図である。同図において、1は記録媒体と
しての磁気デイスク、2は回転する磁気デイスク1の半
径方向に移動し、磁気デイスク1に形成されたトラツク
に、信号の記録、再生、消去を行なう磁気ヘツド、3は
磁気デイスク1を回転させるモータ、4はモータ3を制
御して、磁気デイスク1を一定速度で回転させるモータ
サーボ回路、5は磁気ヘツド2を磁気デイスク1の半径
方向に移動させ、磁気デイスク2に同じ円状に形成され
たトラツクに磁気ヘツド2を位置させるヘツド移動機
構、6は撮影レンズを含む光学系、絞りシヤツター、光
学系により撮影された画像情報を電気信号に変換する撮
像素子等から形成されるカメラ部、7はカメラ部より出
力された電気信号をFM変調等の信号処理を施して、磁気
デイスクに記録するのに適した信号に変換し、Su1を介
して磁気ヘツド2に信号を供給する記録信号処理回路、
8は磁気ヘツド2より磁気デイスク1上のトラツクより
再生された信号かSu2を介して入力される再生信号処理
回路であり、FM復調等の信号処理を施して、もとの映像
信号に交換し、映像信号出力端子へ映像信号を出力する
再生信号処理回路である。9はSW1を介して、磁気ヘツ
ド2に消去電流を供給する消去信号の供給回路である。
10は本装置を制御するシステムコントロール回路であ
り、これにより前述したモータサーボ回路4、ヘツド移
動機構5、カメラ部6、記録信号処理回路7、再生処理
回路8、消去信号供給回路9、Sul等が制御されてい
る。
11はシステムコントロール回路10に各種モードに応じ
た指令を入力する操作部であり、モードスイツチ11−1
を有し、該スイツチ11−1により記録モード、再生モー
ド、消去モードを切り換える。12はシステムコントロー
ル回路10により、各モードに関連する情報を表示する表
示部であり、後述する第7図(a)(b)に示す様にヘ
ツド2のマクセルしているトラツクの番号、及び電圧低
下の警告を行う。13は本装置に電源を供給する電源部で
あり、これにより本装置の各ブロツクは電源を供給され
ているものである。14は電源部13より出力された電源電
圧を1/4に分圧する分圧回路、15,16,17は1/4分圧回路14
より出力された信号が+端子に入力され、また一端子に
はあらかじめ設定された電圧V1,V2,V3が入力されている
電圧比較回路である。また、電圧比較回路15,16,17の出
力信号は前述したシステムコントロール回路10に入力さ
れている。
以下に本発明の実施例の動作について詳細に説明す
る。
まず、操作部11に設けられたモードSul1−1により記
録モードの設定指令がシステムコントロール回路10に入
力されると、システムコントロール回路10は、電圧比較
回路15の出力がHighかLowかの判別を行なう。この時電
圧比較回路15の+入力端子には電源電圧の1/4の電圧レ
ベルが入力され、−端子には、記録動作を禁止する電源
電圧レベルの1/4に設定されたV1という電圧が入力され
ている。電圧比較回路15の出力信号がHighレベルの時に
は、電源部の電圧が記録動作を禁止する電圧よりも高い
と判定され、システムコントロール10は、カメラ部、記
録信号処理回路及び、モータサーボ回路を駆動して、記
録動作を実行する。記録動作の実行は、システムコント
ローラ10がモータサーボ回路4を制御して、磁気デイス
ク1を定速回転させ、カメラ部6の絞り、シヤツター等
を制御し、撮像素子より電気信号に変換された画像情報
が記録信号処理回路7に入力されSw1がAに接続される
ことにより、記録信号処理回路より出力される信号が、
磁気ヘツド2を介して磁気デイスク1のトラツク上に電
気信号に変換された画像情報が記録されることにより行
なわれる。1トラツクの記録が終了するとシステムコン
トローラ10は、ヘツド移動機構5を制御して、磁気ヘツ
ド2を隣接するトラツクに移動させる。ここでシステム
コントローラ10は、次の記録モードの設定指令が操作部
11より入力されているか否かを再度判別し、記録モード
の設定指令が入力されている場合には、再度電圧比較回
路15の出力信号を判別し、出力のHighレベルの時には上
述した制御をくり返す。また、磁気デイスク1上の最ト
ラツクへの記録終了が終了した場合には、記録モードの
設定指令が入力されている場合でも記録動作は実施する
ことはない。さらに、表示部12はシステムコントローラ
10により制御され、これには磁気ヘツド2が位置してい
るトラツク番地が表示されており、記録が終了し、磁気
ヘツド2のトラツク移動が行なわれる毎に、表示内容は
変更され、常に磁気ヘツド2の位置しているトラツク番
地の表示が行なわれている。次に、記録モードの設定指
令が操作部11よりシステムコントロール回路10に入力さ
れた時、電圧比較回路15の出力信号がLowレベルにあっ
た場合について説明する。電圧比較回路15の出力信号が
Lowレベルである場合、電源部の電圧が記録動作を禁止
する電圧より低くなっていると判別され、この時システ
ムコントローラ10は記録動作を禁止する。すなわち、こ
の場合には、モーターサーボ回路4を駆動して磁気シー
ト1を回転させることも禁止し、カメラ部6、記録信号
処理回路7を制御することも禁止し、記録動作のシーケ
ンスに入ることはない。この時、システムコントローラ
10は、表示部12を制御して電源電圧が低いことを示す表
示、Lb(Low Batteryを意味する)を第7図(a)に示
すように表示部に出す。またシステムコントローラ10
は、記録動作の実行中も電圧比較回路15の出力信号を検
出し続けており、記録動作中に電圧比較回路15の出力が
Lowレベルに変化した場合には、1トラツクの記録が終
了した後、表示部12に上述した電源電圧が低いことを示
す表示を行なう。すなわち1度記録動作の実行に入った
後は、記録を途中で停止することなく、記録動作終了後
以後の記録動作を禁止するようシステムコントロール回
路10は制御を行なう。
次に、操作部11より図示していないモードSuにより再
生モードの設定指令がシステムコントロール回路10に入
力された場合について説明する。再生モードの設定指令
が入力されるとシステムコントロール回路10は電圧比較
回路16の出力信号がHighかLowかの判別を行なう。電圧
比較回路16の+入力端子には電源部より出力される電源
電圧の1/4に対応する電圧が入力され、−入力端子には
再生動作を禁止する電源電圧の1/4の電圧レベルV2が入
力されている。すなわち、システムコントロール回路10
は電圧比較回路16の出力信号がHighレベルにあることを
検出すると電源電圧レベルが再生動作を禁止する電圧レ
ベルよりも高いと判別し、システムコントロール回路は
モータサーボ回路4を駆動してモータ3を回転させるこ
とにより磁気シート1を低速回転させる。また、Sw1を
Bに切り換え、再生信号処理回路の動作を行なわせるよ
うに制御するすなわち磁気シート1上のトラツクより磁
気ヘツド2、Sw1を介して再生信号が再生信号処理回路
8に入力され、再生信号処理回路8により、再生映像信
号が出力される。また、再生動作実行中にもシステムコ
ントロール回路10は電圧比較回路16の出力信号を常に検
出しており、再生動作中に電源部の電圧が低下し、再生
動作を禁止するレベルに達した場合には、電圧比較回路
16の出力信号がLowレベルになり、これをシステムコン
トロール回路10が検出するとモータサーボ回路を制御し
てモータ3の回転を停止させるとともに、再生信号処理
回路の動作を停止させ、再生動作を停止する。またこの
時、表示部12には前述と同様に電源電圧が低いことを示
す表示「Lb」を出すようにシステムコントロール回路10
が表示部12を制御する。また再生モード設定指令がシス
テムコントロール10に入力された時、電圧比較回路16の
出力信号がLowレベルにあるときには、再生動作を実行
することなく表示部12に電源電圧が低いことを示す表示
「Lb」を表示して、再生動作が禁止されていることを示
す。
次に消去動作について説明する。消去動作の設定指令
は操作部11によりシステムコントロール回路10に入力さ
れるが、消去動作の実行は本装置が再生モードにある場
合にのみ可能である。すなわち本装置が再生モードの動
作中以外の時に、操作部により消去動作の設定指令がシ
ステムコントロール回路10に入力されても、消去動作を
実行することはない。再生モード実行中に、操作部によ
り消去動作の設定指令がシステムコントロール回路10に
入力されると、システムコントロール回路は、電圧比較
回路17の出力信号がHighレベルかLowレベルかの判別を
行なう。電圧比較回路17の+入力端子には、電源部より
出力される電源電圧の1/4に対応する電圧が入力されて
おり、−端子には消去動作を禁止する電源電圧の1/4に
対応する電圧V3が入力されている。つまり、電圧比較回
路17の出力信号がHighレベルの時には消去動作が実行で
きる電源電圧レベルであるか、Lowレベルの時には消去
動作が禁止される電源電圧レベルに電源電圧が低下して
いるものとシステムコントロール回路は判別する。電圧
比較回路17の出力信号がHighレベルにある時、システム
コントロール10は、再生信号処理回路8の動作を停止さ
せSw1をCに接続し、消去信号供給回路9を動作させる
ことにより、消去信号をSu1を介して磁気ヘツド2に入
力し、磁気ヘツドが位置している磁気シート上の1トラ
ツクの消去を実行する。1トラツクの消去が終了すると
システムコントロール回路10は消去信号供給回路の動作
を停止させ、Sw1をBに接続し、再生信号処理回路8を
動作させることにより、消去が実行されたトラツクの再
生信号、すなわちランダムノイズを再生信号処理回路8
は出力することになり、消去動作の完了が確認されるこ
とになる。
また、本装置が再生モードにあり、操作部により消去
動作の設定指令がシステムコントロール回路10に入力さ
れた時、電圧比較回路17の出力信号がLowレベルにある
場合には、電源電圧が消去動作の禁止電圧レベルよりも
低いと判別され、システムコントロール回路10は表示部
に電源電圧が低下していることを示す。「Lb」を表示す
るように表示部12を制御する。この時には再生モードの
動作を停止することなく再生信号処理回路8より、再生
映像信号が出力され続けている。また、消去動作が実行
不能な電源電圧レベルに電源が低下していることを示す
「Lb」表示は操作部より消去動作の設定指令が入力され
ている間のみ継続して行なわれ、消去動作の設定指令が
解除された場合には「Lb」表示を停止するようシステム
コントロール回路10は表示部を制御する。
次に、電源部に特性の異なる複数種の電源を用いる場
合について説明する。まず、電源装置の識別方法につい
て述べる。
第3図〜第6図は電源識別手段を電池及びAC電源アダ
プタの識別を行う場合について説明した図で、第3図が
電池の斜視図、第4図はAC電源アダプタの斜視図、第5
図、第6図はそれぞれAC電源アダプタ、電池を装置の電
池収納部内に装着した状態を示す斜視図である。
各図において、1は装置に形成された電池収納部、2
は電池収納部内に装着される電池、3は同じく電池収納
部内に装着され装置に電源を供給可能なAC電源アダプタ
本体で、電源プラグ4が配されている。そして電池2の
上面には+電極2a、−電極2bが配されており、AC電源ア
ダプタ3の対応する上面には、+電極3a.−電極3bがそ
れぞれ配されており、その一方の電極たとえば−電極3b
が電池2の電極2bに比較して幅方向に広く形成されてい
る。
一方装置の電池収納部1内には、電池2あるいはAC電
源アダプタ3を該電池収納部1内へと装着した場合、電
池2の+電極2aまたはAC電源アダプタ3の+電極3aに接
続される+側接続片5a、同じく電池2の−電極2bまたは
AC電源アダプタ3の−電極3bに接続される−側接続片5b
がそれぞれ電源供給用の端子として配されているととも
に、電池2が装着された場合には第6図に示すようにい
ずれの電極にも接触せず、AC電源アダプタ3が装着され
た場合には第5図に示すように幅広に形成された−電極
3bに−側接続片5bとともに接続される識別用接続片5cが
配されている。電池2が装着されている場合には、電源
供給用の接続片5a,5bがそれぞれ対応する各電極2a,2bに
接続されるが、識別用接続片5cは電池上面に接するのみ
で、いずれの電極にも非接続となる。
一方AC電源アダプタ3が装着されている場合には、電
源供給用の接続片5a,5bがそれぞれ電極3a,3bに接続され
て電源供給路を形成るとともに、識別用接続片5cが電極
3bに接続されるための接続片5b,5cが電極3bによって導
通される。このように電池収納部に電池2が装着された
場合とAC電源アダプタ3が装着された場合とを電気的に
識別することができるものである。
上述の実施例では、AC電源アダプタ3の−電極3bを幅
広にして接続片5b及び電源識別用接続片5cを導通させる
ような構造とした場合について説明したが、AC電源アダ
プタ3の+電極3aを幅広にして接続片5a及び電源識別用
接続片5cとを導通させるような構造にしてもよい。
次に上述した電源の識別手段の識別情報を実際に記録
又は再生装置の動作モード制御に用いた場合について図
番は前後するが第13図を用いて例をあげて説明する。
第13図が電源の識別手段の識別情報を記録または再生
装置の動作モード制御に用いたブロツク図であり、第1
図中の電圧比較回路15,16,17の−端子に入力される電圧
レベルを電源の識別情報により切り換える構成となって
いる。
すなわち電源部に第3図に示す、電源装置が設定され
た場合に電源部に設けられている検出信号は、電源装置
の−極と接続されていないため、抵抗R1によりプルアル
プされることになり、Sw3,Sw4,Sw5が検出信号により切
り換え制御されてV1、V2、V3がそれぞれ電圧比較回路1
5,16,17の−入力端子に接続される。また、第4図に示
す電源装置が電源部に設定された場合には、検出信号
は、電源装置の−極と接続されるため検出信号はLowレ
ベルとなり、Sw3,Sw4,Sw5はV1′、V2′、V3′と接続さ
れ、それぞれの電圧比較回路の−入力端子にV1′、V
2′、V3′が接続される。つまり電源装置の種類によっ
て記録、再生、消去の禁止電圧がV1、V2、V3かV1′、V
2′、V3′かに切り換え制御されることになる。
また本実施例では電源装置と12AC電源アダプタと電池
を用いて、電源装置の識別及び識別情報による記録、再
生、消去の禁止電圧の切り換えについて説明したが、こ
れは電源装置の種類として2種類に限定されるものでは
なく識別用電極及び接続片の数及び形成装置を変更する
ことにより、AC電源アダプタと、Nicd電池、鉛電池、ア
ルカリマンガン電池など複数の電源装置に対して電圧比
較回路の−入力端子に入力される電圧レベルを切り換え
ることにより、それぞれの電源装置の特性、容量に対応
した記録、再生、消去の禁止電圧の設定が可能である。
又電源装置の識別方法も実施例に示した方法にかぎら
ず、他の例えば電源に負荷を接続し、端子電圧の低下の
特性を判別することによって電源の種類、方法を判別し
てもよい。
また前述の実施例においては記録、再生、消去の各モ
ードにおいて電源電圧が動作禁止電圧を下回った場合に
は、第7図(a)に示す表示を行わせ各モードの動作を
停止したが第8図に示す様に第1図示の15〜17と同様の
構成を更にもう一組15′−17′として設け、基準となる
電圧をV1′、V2′、V3′を夫々V1,V2,V3より若干高めに
設定しておき、各電圧比較回路15′〜17′の出力に応じ
て表示部12に第7図(b)に示す様な マーク表示を行わせてもよい。尚第7図(b)に示す表
示例においては はヘツド2のデイスク1上の位置に示すものであり、第
7図(a)に示す例ではかかる位置表示用セグメントを
用いて を表示させている。これに依り構成を更に簡単にするこ
とが出来る。
次に第8図の様に構成された実施例の動作について第
19図乃至第12図のフローチヤートを用いて説明する。
第9図乃至第12図はシステムコントロール回路10の動
作を説明するためのフローチヤートである。
第9図は再生モードが設定されている際の動作を説明
するフローチヤートである。
かかるフローにおいて、まず再生モードが設定されて
いることの確認を行い(S−1)、電圧比較回路16の出
力が“H"か否かを判別し(S−3)、“H"でない場合に
はモータ3を停止させ再生信号処理回路の動作を停止さ
せ、電圧の低下による異常動作を発生を防止し(S−
5)、更に第7図(a)に示す様な表示を表示部12に行
わせる(S−7)。一方S−3において電圧比較回路16
の出力が“H"である場合には電圧比較回路16′の出力が
“H"か否かを判別し(S−9)、Hである場合には再生
動作を開始或いは続行し(S−13)、比較回路16′の出
力がHでない場合には第7図(b)に示す様な表示を表
示部12に行わせてS−13へ進む。尚、この場合には再生
動作を停止することなく続行させ、再生モードの設定が
解除されるか比較回路16によって電源電圧が低下したこ
とが検出されるまで再生を続ける。
次に第10図を用いて記録モードが設定されている際の
動作について説明する。
かかるフローにおいてまず記録モードが設定されてい
ることを確認し(S−15)、記録モードが設定されてい
る場合には電圧比較回路15の出力が“H"か否かを判別し
(S−17)、“H"でない場合には記録信号処理回路7、
カメラ部6の動作を停止させる。又、この場合には設定
されるモードを再生モードとすれば動作可能となる場合
が有るのでモータ3は回転させつづける。尚S−19にお
いて節電のためにモータ3の回転を停止させる様にして
もよい。S−20はS−7と同様に第7図(a)に示す表
示を行わせる。一方、電圧比較回路15の出力が“H"であ
る場合には電圧比較回路15′の出力が“H"であるかを判
別し(S−22)、“H"でなければS−11と同様に第7図
(b)に示す表示を行う(S−23)。S−25において
は、記録レベルのトリガが入力されたかを検出し、トリ
ガが入力された際には記録制御を開始し(S−25)、記
録動作を開始すべくカメラ部6、記録信号処理回路7へ
記録の開始を指示する。
次に記録動作が終了したことを判別し(S−27)、終
了していなければ電圧比較回路15の出力が“H"であるか
を判別し(S−29)、“H"でなければフラグLB1FLAGを
セツトし(S−31)、電圧比較回路15′の出力が“H"で
あるかを判別し(S−33)、“H"でなければフラグLB2F
LAGをセツトし(S−35)、“H"であればS−27にフロ
ーは戻る。一方S−27において記録動作が終了したこと
が判別されたならばLB1FLAG,LB2FLAGがセツトされてい
るかを判別し(S−37,S−39)、LB1FLAGがセツトされ
ていればフローはS−19に分岐し、LB2FLAGがセツトさ
れていればS−23と同様に第7図(b)の表示を行い、
ヘツド2を1トラツク分移動させ(S−41)、表示部12
において表示されるトラツクの番号を変更し(S−4
3)、フローはS−15へ戻る。
以上の様に記録モードの際には記録のトリガによって
実際に記録動作が開始された後には、かかる記録再生が
終了するまでの間はたとえ比較回路15,15′から電圧の
低下が検出されたとしても、これによって装置の動作の
禁止或いは警告表示を行わず、記録動作が終了してから
初めて前述の禁止或いは警告表示を行う。これによって
一旦開始した記録動作を確実に行うことが出来る。
次に、第11図を用いて消去動作が指示されている際の
動作について説明する。
消去動作が指示されている場合にはかかる動作の指示
がなされているかを判別し(S−51)、指示がなされて
いる場合には再生動作中か否かを判別し(S−53)、再
生動作中であればS−55へ再生動作中でなければ消去動
作を実行しない様にフローはS−51に戻る。
一方S−55においては、電圧比較回路17の出力が“H"
であるかを検出し、“H"であれば消去動作を開始し(S
−57)、消去動作が終了したことがS−59で検出される
まで電圧比較回路17の出力が“H"となっていることを判
別し(S−61)、“H"となっていなければフラグLB2FLA
Gをセツトする(S−63)。
消去動作が終了した場合にはフラグLB2FLAGがセツト
されているか否かを判別し(S−65)、セツトされてい
なければ第9図のS−1にフローはジヤンプする。セツ
トされている場合には第7図(a)の表示を行い消去動
作の指示がなされているかを判別し(S−67)、指示が
なされている場合には、表示部12の「Lb」表示を解除し
て(S−70)、第9図のS−1にフローは分岐する。
以上説明した本実施例においては、消去動作の開始が
指示されている場合であって、電源電圧のレベルが所定
以上ない場合には、表示部12に第7図(b)に示す様な
表示を行わせる。又かかる表示部12における前述の表示
は消去動作の開始の指示が解除されると自動的に解除さ
れる。
又10図において説明したのと同様、消去動作中はたと
え電源電圧が低下しても消去動作の停止制御や或いは警
告表示を行うことなく、消去動作が終了してからかかる
停止制御や警告表示を行う様にしている。
又第11図に示した実施例においては、電圧比較回路17
の出力のみを用いたフローとしたが、第10図に示したフ
ローと同様に電圧比較回路17、17′両方の出力を用いて
第7図(a)(b)のいずれの表示を行わせる様にして
もよい。
また第8図に示す構成においては比較回路15〜17,1
5′〜17′と数が多いため構成が複雑になるが再生モー
ド時における第7図(b)の表示を行う際の警告電圧と
消去の際における第7図(a)の表示を行う際の禁止電
圧とを等しくすることによって構成を簡単にすることが
出来る。
かかる場合には第11図に示したフローチヤートは第12
図に示す様に変更される。即ち第11図のフローチヤート
においてはS−61として電圧比較回路17の出力が“H"で
あることを判別したが第12図のフローチヤートにおいて
はS−61′として電圧比較回路16′の出力が“H"である
ことを判別すればよい。
又、第11図のフローチヤートにおいてはS−63、S−
65としてフラグLB2FLAGを用いたが第12図のフローチヤ
ートにおいてはフラグLB3FLAGを用いる様にすればよ
い。
〔他の実施例〕
第2図に電圧比較回路部の他の実施例を示す。第2図
中第1図と同一ブロツクについては同一番号で示し、説
明を省略する、18は電圧比較回路で+入力端子には、第
1図電圧比較回路15,16,17と同様に電源部の電圧の1/4
の電圧レベルが入力されている。一方−入力端子にはSw
2を介して記録の禁止電圧レベルV1、再生の禁止電圧レ
ベルV2、消去の禁止電圧レベルV3が入力され、Sw2の切
り換えは、システムコントロール回路10により行なわ
れ、システムコントロール回路10は操作部11により指令
された動作モードに対応する禁止電圧レベルが電圧比較
回路18の−端子に入力されるようSw2を制御して電圧比
較回路18の出力信号レベルを検出することにより、電源
電圧レベルの判別を行なって本装置の動作を制御する。
また、電圧比較回路18の−入力端子に入力する電圧レベ
ルを一定として、+入力端子に入力する電源電圧の1/4
に分圧した電圧レベルを記録、再生、消去それぞれのモ
ードに対応してレベルシフトしたものとしても同一の効
果が得られることは明らかである。尚、第2図において
は+入力端子に入力する電圧として3種類を示したが、
これは例えば第8図に示す様に6種類容易してもよい。
以上説明したように記録、再生、消去モードにおける
電源電圧の禁止レベルをそれぞれ設定することにより、
記録、再生、消去動作という消費電力の異なる動作条件
において各モードにおける動作を確実なものとすること
ができる。
また、本実施例においては禁止電圧の設定レベルを記
録、再生、消去モードの順に大きくすることにより、特
に実施例に示す電子カメラにおいて、再生、消去を実行
している間に、電源装置の容量が低下した場合において
も、記録が可能なものとなり、大切なシヤツターチヤン
スを逃すこともなく、電子カメラとしての特性を十分に
引き出せるものである。また上述の実施例では記録、再
生、消去の3つのモードを有する装置について説明した
が、これらの3つのモードを有している必要はなく複数
のモードを有している装置であれば本発明を適用するこ
とが出来、また本実施例においては、電源装置の種類を
判別することにより、上記記録、再生、消去の禁止電圧
を電源の種類に応じて設定することにより、容量の異な
る電源装置、また放電特性の異なる電源装置に対して適
切な禁止電圧を設定することが可能であり、各動作モー
ドにおける動作を確実なものとすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明に依れた各動作モードにおけ
る動作を確実なものとすることが出来、かつ電源の有効
利用を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成を示すブロツク図、 第2図は電圧比較回路の他の実施例を示すブロツク図、 第3図,第4図は電源装置の外観を示す斜視図、 第5図,第6図は電源装置の識別端子を示す斜視図、 第7図は第1図示の表示部12による表示の一例を示す
図、 第8図は本発明の他の実施例の構成を示すブロツク図、 第9図乃至第12図は第8図示の実施例の動作を説明する
ためのフローチヤート、 第13図は本発明の他の実施例の電圧比較回路のブロツク
図、 1は磁気デイスク、13は電源部、15,16,17は電圧比較回
路、10はシステムコントロール回路である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段の各記憶ブロツクに記録または、
    再生または消去モードの動作を行う装置であって、設定
    モードに応じて電源のチエツクレベルを変更するを特徴
    とする記録または再生装置。
  2. 【請求項2】前記チエツクレベルは消去モード、再生モ
    ード、記録モードの順で高いことを特徴とする記録また
    は再生装置。
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