JP2632432B2 - 押出成形の良否判定方法 - Google Patents

押出成形の良否判定方法

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JP2632432B2
JP2632432B2 JP19459190A JP19459190A JP2632432B2 JP 2632432 B2 JP2632432 B2 JP 2632432B2 JP 19459190 A JP19459190 A JP 19459190A JP 19459190 A JP19459190 A JP 19459190A JP 2632432 B2 JP2632432 B2 JP 2632432B2
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智幸 福永
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルミ合金、その他の金属材料を押出成形す
ることにより長尺の製品を製造する方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 今日、金属製長尺製品の製造には、多くの場合押出成
形が採用されている。
この押出成形は、第1図に示す如く、コンテナ15の前
面にダイス18を位置させる様にプラテン17を用いてコン
テナ15にダイス18を固定し、該コンテナ15に形成した空
腔16の内部にビレット31と称する高温の金属塊を挿入
し、油圧等を用いた液圧シリンダ11により駆動されるラ
ム13をもって前記ビレット31をダイス18に形成した透孔
19から押し出し、以てダイス18に形成した透孔19の形状
に応じた断面形状を有する押出材15を成形するものであ
り、この押出材35は、製品によっては数十mの長さに及
ぶことが有り、この様な長尺の押出材35を成形する場合
には、プラー25と称する補助装置のチャック26により押
出材35の端部36をチャッキングし、押出材35がダイス18
から押し出される速度に同期した移動速度でプラー25を
移動させることにより、端部36をチャッキングされた押
出材35をランアウトテーブル21の上に引き出すことが行
なわれている(例えば特公昭54−37.062号)。
ところで、押出成形に際しては、ダイス18の摩耗や欠
けが発生することにより、所定の断面形状をした押出材
35を成形することができなくなり、又、プラー25による
引張り過ぎや引張り不足によって押出材35に変形等が生
じることが有る。
この為、ラム13の前進速度とダイス18から押し出され
た押出材35の速度とを検出し、コンテナ15内に形成した
空腔16の断面積とダイス18に形成した透孔19の断面積と
の比により算出されるラム13前進速度に対する押出材35
の算出速度を求めておき、該算出速度と前記押し出され
る押出材35の検出速度とを比較することにより、成形時
の異常を検出する方法(例えば特公平2−9.524号)や
プラー25の移動速度を押出材35の速度に同期させつつ一
定の張力を押出材35に加える制御が採用されている(例
えば特公昭54−25.905号)。
[発明が解決しようとする課題] 前記押出材が押し出される速度とラムの移動速度との
比により製品の良否を判別する方法は、ダイスの異常を
検出するには適している方法であるも、適切な押出材の
成形には、ダイスが正常であることを前提とし、且つ、
プラーの移動制御が適確に行なわれ、プラーによる引張
り過ぎによって押出材の断面積減少や亀裂が発生した
り、又、引張り不足によって押出材に曲りや歪、更には
傷が発生したりすることが防止されていなければなら
ず、ダイスの異常検出と併せ、プラーの作動制御が適切
に行なわれたか否かを知ることが良品の成形に要求され
ることになる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ラムによってダイスからビレットを押し出
すと共に、押出材をプラーにて引き出す押出成形におい
て、押出成形完了時のプラー位置を検出し、該プラーの
停止位置に基いて良品か否かを判定することとする。
[作用] 本発明は、プラーの停止位置により押出材の良否を判
定するものである故、一定量のビレットが所定の断面積
をもって直線状に成形されているか否かを知ることがで
きる。
[実施例] 本発明の実施例では、第1図に示す様に、コンテナ15
の空腔16に挿入したアルミ合金のビレット31を、液圧シ
リンダ11の押出しステム12により駆動されるラム13によ
ってダイス18の透孔19から押し出し、以て所定の断面形
状を有するアルミサッシの如き長尺物を製造するもので
あり、ランアウトテーブル21と平行に設けた走行レール
28に沿って移動するプラー25に設けたチャック26により
押出材35の端部36をチャッキングし、ダイス18から押し
出される長尺の押出材35をランアウトテーブル21の上に
引き出すことにより押出材35を成形する方法である。
この様にダイス18からアルミ合金を押し出してアルミ
サッシを成型するに際しては、先ず、ビレット31をコン
テナ15の空腔16に挿入し、ラム13によって押し出しを開
始してプラー25のプラーヘッドに設けたチャック26によ
り押出材35の端部36をチャッキングすることが可能とな
る長さの押出材35がダイス18から押し出されたときにプ
ラー25によるチャッキングを行ない、このときのプラー
25の位置をポテンションメータや位置エンコーダ等のセ
ンサにより検出すると共に、チャッキングを行なったと
きのラム13の位置についても、押出しステム12の前進距
離等に基いて適宜の各種センサを用いることにより検出
することとする。
そして、ラム13の前進に従ってプラー25を移動させ、
以てダイス18から押し出された押出材35をランアウトテ
ーブル21の上に引き出しつつ押出成型を継続し、押出材
35の押し出しを終了する押出成型完了時におけるラム13
の位置及びプラー25の位置を検出する。
他方、ダイス8に形成した透孔19の断面積とコンテナ
15に形成した空腔16の断面積との比を予め算出してお
き、前記ラム13により押出材35をチャッキングしたとき
のラム13の位置と押出成型完了時のラム13の位置との距
離に前記断面積比を乗じて目標移動距離を算出し、チャ
ッキング時のラム13位置と押出成形完了時のラム13位置
からラム13の移動距離を算出し、前記目標移動距離とラ
ム13の移動距離とを比較し、誤差が例えば3%未満の場
合は良品が成形されたと判定し、誤差が3%以上の場合
には警報を発する様にする。
又、コンテナ15に挿入するビレット31が常に一定容積
に保たれているときは、ラム13が所定位置迄前進したと
きにプラー25による押出材35のチャッキングを行なうこ
ととし、且つ、チャッキング時のプラー25位置を常に一
定位置としておき、前記位置エンコーダやポテンション
メータの他、位置調整が可能なリミットスイッチ等のセ
ンサによりプラー25の停止位置が所定範囲内であるか否
かを検出することにより判定を行なうこともできる。
尚、誤差の範囲は、製品に要求される精度に基いて定
め、又、押出成形を繰り返すことにより上限値や下限値
を修正することも有る。
本実施例は、上述の様にコンテナ15に形成した空腔16
の断面積と、成形される押出材35の断面積であるダイス
18に形成した透孔19の断面積と、の比に基いてラム13の
前進距離に応じた押出材35の長さを算出し、現実に押し
出された押出材35の長さを算出値と比較するものである
故、押出材35が所定の断面積を有する形状として直線状
に押し出されたときの長さを基準値として成形された押
出材35の長さを基準値と比較し、ダイス18の摩耗や欠け
による押出材35の断面変形による異常のみでなく、プラ
ー25による引張り不足や引張り過ぎによる押出材35の変
形等が生じているか否かも含めて良品が成形されたか否
かを判定することができる。
[発明の効果] 本発明は、ラムによりビレットをダイスから押し出
し、押し出された押出材の端部をプラーによってチャッ
キングしつつ押出材をランアウトテーブル上に引き出す
押出成形において、押出成形完了時のプラー位置を検出
して押出材の良否を判定する方法である故、押出材が所
定の長さに成形されたか否か、ひいては所定の断面形状
や太さの断面積を有し、且つ、直線状に成形されている
か否かを容易に知ることができる方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は押出成形装置の概要を示す図である。 11=液圧シリンダ、12=押出しテム、13=ラム、15=コ
ンテナ、18=ダイス、21=ランアウトテーブル、25=プ
ラー、26=チャック、28=走行レール、31=ビレット、
35=押出材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビレットをラムによりダイスから押し出し
    て所要断面形状の押出材を成形し、且つ、該押出材の端
    部をプラーにてチャッキングしつつ押出材を引き出す金
    属材の押出成形において、ラムによる押し出しを終了し
    たときのプラー位置を検出し、該プラー位置が所定の範
    囲内に停止していないときは不良品が成形されたとする
    押出成形の良否判定方法。
JP19459190A 1990-07-23 1990-07-23 押出成形の良否判定方法 Expired - Lifetime JP2632432B2 (ja)

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