JP2631764B2 - セメント混和材 - Google Patents

セメント混和材

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセメント混和材に関し、詳しくはモルタル又
はコンクリートの強度促進及び強度増進を起うものであ
り、一般土木建築構造物のほか、コンクリート製品に使
用される。
〔従来の技術〕
従来、セメントは普通、早強、超早強、その他に分類
される。
JISモルタルの1日強度でみると、普通セメントに対
し早強は約2倍、超早強は約4倍の強度発現性を有し、
普通セメントを使用する場合に対し、早強、更には、超
早強セメントを使用すれば脱型時期を速くすることが出
来、土木、建築構造物では、工期の短縮が計れ、工事の
能率化、合理化が達成できる。また、コンクリート製品
工場においても型枠の脱型サイクルを早めることが出
来、生産効率を高めることが出来る。
しかしながら、超早強セメントはJISで制定されてい
るにもかかわらず、実際には一社、一工場、一地域でし
か製造販売していないのが現状であり、早強セメントも
厳冬期の一時期、しかも寒い地方でしか使用されていな
いのが現状である。
更に、コンクリートの凝結硬化を促進させるための塩
類の種類や方法は従来より無数に知られている。
例えば、特開昭50−6635号公報では仮焼ミョウバン石
とセッコウ及びイオン封鎖系のリターダーであるクエン
酸、2−ケトグルコン酸、酒石酸等の有機酸を配合する
セメントの凝結硬化促進方法が提案されている。また、
特開昭52−98730号公報には不溶性無水セッコウの凝結
遅延を正常化するために硫酸アルミニウムを併用した高
強度コンクリートの製造方法が記載されている。しかし
ながら、前者の方法では併用するリターダーが有機酸で
あるため仮焼ミョウバンの急活性を押さえ作業時間を充
分確保しようとして、リターダーの添加量を多くすると
セメントの水和が遅延され強度発現が著しく遅延される
という課題があった。後者は、単に、不溶性無水セッコ
ウの凝結遅延作用を正常化するための目的で使用される
もので、作業性を確保するために、添加量も少なく、強
度の増進作用はないのが課題であった。
アルカリ金属のアルミン酸塩やケイ酸塩はアルカリ金
属の炭酸塩と同様に、セメントの急結剤として古典的に
知られ、吹付けコンクリートに多用されているが、セメ
ントに単独で添加した場合、急結させない範囲の少量添
加では強度増進作用は小さいものであり、むしろ、中、
長期強度は低下するという課題があった。
更に、特公昭55−11630号公報にはカルシウムアルミ
ネートと硫酸カルシウムの混合物、更に、塩化物、硫酸
塩、亜硝酸塩等の無機塩類を添加し強度発現を促進する
方法が記載されている。しかしながら、この方法ではア
ルカリ金属の亜硫酸塩や重亜硫酸塩については全く言及
されていないことと、カルシウムアルミネートと硫酸カ
ルシウムと塩化物などの無機塩の組合せでは最近の早強
セメント(当時の早強セメントはJISモルタルベースで
みると一日で100kg/cm2程度の強度に対して、最近は150
kg/cm2程度と早強性が強くなっており、中途半端な促進
剤では全く効かない状態となっており、むしろ、中、長
期強度は低下する場合が多いことが本発明者によって確
認された)に対してほとんど強度増進作用は認められな
いという課題がある。また、普通セメントに添加して、
蒸気養生する場合は、カルシウムアルミネート、無機塩
の配合量によって早強生を高めると、蒸気養生後の強度
の伸びが小さくなり、無添加の場合より、むしろ、強度
は低下することも本発明者によって確認された。
生石灰や消石灰と無水セッコウからなるセメント混和
材をセメントに添加して、蒸気養生することにより、凝
結硬化を促進することが特公昭56−21742号公報に記載
されているが、この場合も同様であり、特に、常温で
は、最近の早強性の強い早強セメントでは硬化が示され
ないという課題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記した各課題を解決し、セメント
の早期、中期、長期強度を増大させることが出来るセメ
ント混和材を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はセメント混和材に関す
る発明であって、セメントに対してCaSO4として0.5〜6w
t%割合のセッコウと、セメントに対して無水物換算で
0.4〜4.0wt%割合の硫酸バンド又はミョウバン石と、セ
メントに対して無水物換算で0.05〜0.8%wt%割合の亜
−、重亜−又はピロ亜−硫酸塩とを含有していることを
特徴とする。
本発明者は前記のような公知の、それぞれの課題を解
決するために、鋭意研究しした結果、(1)作業時間を
充分確保した状態でも、セメントの水和反応を害さない
で、早期及び中、長期強度を高める。(2)最近の水硬
性の強い、早強セメントに対しても、充分効果を発揮
し、早、中、長期強度を高める。(3)蒸気養生でも、
常温養生でも、凝結効果を早め、強度を高める。等の万
能型の混和材組成を知見し、本発明を完成させたもので
ある。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明で使用されるセッコウの例には、不溶性、又は
難溶生と呼ばれる無水セッコウのほか、二水セッコウ、
半水セッコウ、可溶性の無水セッコウがあり、不溶性又
は難溶性の無水セッコウが最も好ましい。その量は、セ
メントに対してCaSO4で0.5〜6wt%添加されるように配
合されるのが好ましく、0.5wt%未満では、中、長期強
度が伸びないので好ましくなく、6wt%を超えるように
なると、セッコウの遅延性により、早期強度が小さくな
り好ましくないものである。より好ましい範囲は、1.0
〜5wt%であり、最も好ましいのは1.5〜4.0wt%であ
る。
また、セッコウの粉末度は、2500cm2/g以上で良く、
特に上限は限定されないものである。
なお、2500cm2/g未満では、添加量が多くなると未水
和状態が残るので長期の水中膨張が懸念されるものであ
り、好ましくないものである。
硫酸バンドは通常、市販されているものが使用され、
通常含まれる不純物には、影響されないものであり、無
水塩、結晶水を含むもの、いずれもそのまま、使用可能
である。
ミョウバン石は天然産で、〔(k,Na)(Al,Fe)(S
O4(OH)〕の成分範囲を示すものであり、これを
粉砕した生ミョウバン石粉末及び、800℃以下で仮焼し
て粉砕した仮焼ミョウバン石粉末が使用される。
これら、硫酸バンド、ミョウバン石は無水物換算でセ
メントに対して0.4〜4.0wt%添加されるよう配合される
のが好ましく、0.4wt%未満では早期強度が小さくな
り、4.0wt%を超えると作業性が取れず、かつ、中、長
期強度が低下するので、好ましくないものである。好ま
しくは、0.6〜3.5wt%、最も好ましくは、0.8〜2.5wt%
である。
また、これらの粉末度は、特に限定されず、顆粒状や
ザラメ状でも充分効果を発揮するものである。
亜−、重亜−又はピロ亜−硫酸塩は、セッコウとの相
互作用により硫酸バンドなどの急結を押え作業性を確保
するだけでなく、中、長期強度を高める作用を示すもの
で、ナトリウム、カリウム、カルシウムの亜硫酸塩、重
亜硫酸塩又はピロ亜硫酸塩(以下、亜硫酸塩等と総称す
る)が使用されるものである。これらの亜硫酸塩等は、
セメントに対して無水物換算で、0.05〜0.8wt%添加さ
れるよう配合されるのが好ましく、0.05wt%未満では急
結を押えることは出来ず、強度増進効果も小さい。そし
て、0.8wt%を超えると遅延性が大きくなって、早期強
度が小さくなるので好ましくない。
そして、好ましくは、0.07〜0.6wt%であり、最も好
ましくは、0.10〜0.4wt%である。
以上、説明したように、セッコウは中、長期強度を高
めるが、遅延性があるため早期強度が小さく、硫酸バン
ド、ミョウバン石等は早期強度を高めるが、作業性が取
れず,かつ、添加量を多くすると、中、長期強度が害さ
れるものである。そして、作業性を確保しながら早、
中、長期強度のバランスをとる作用を亜硫酸塩等が示す
ものであるが、亜硫酸塩等と硫酸バンド等だけの組合せ
では硫酸バンド等の急結を抑えることが出来ず、ただセ
メントの水和反応を遅延するだけで、硫酸バンド等の急
結によって得られる数kg/cm2の強度に対して、セメント
の水和反応による機械的強度の発現が遅れるものであ
る。
なお、ここで本発明でいう、早、中、長期強度とは、
通常の養生の場合は、1日以内が早期強度、28日までを
中期強度、28日を超える材令を長期強度とし、蒸気養生
の場合は、通気から5〜7時間程度までを早期強度、そ
れ以後1週間程度までを中期強度、それ以後の材令にお
ける強度を長期強度とした。
更に、本発明では、早、中、長期強度を高めるため
に、アルカリ金属のアルミン酸塩又はケイ酸塩を配合す
ることが出来る。アルカリ金属とはナトリウム、カリウ
ムであり、そのアルミン酸塩、ケイ酸塩である。これら
はセメントに対し多くても無機物換算で0.8wt%添加さ
れるように配合することが好ましく、0.8wt%を超える
量では、作業時間が取れなくなるばかりでなく、中、長
期強度が低下するので好ましくないものであり、好まし
くは0.6wt%以下、最も好ましくは0.1〜0.5wt%であ
る。
また、本発明は、早、中期強度を高めるために、アル
ミン酸塩等のほかに、生石灰、消石灰及び/又はカルシ
ウムアルミネートの一種又は二種以上を配合することが
出来る。穴石灰や消石灰はセメントに対して、多くても
2.0wt%添加となるように配合するのが好ましく、より
好ましくは、1.5wt%以下、最も好ましくは0.1〜1.0wt
%であり、2.0wt%を超えて添加しても強度の増大は望
めないものである。カルシウムアルミネートとはアルミ
ナセメントや3CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、CaO・Al
2O3、CaO・2Al2O3等を主成分とするものが好ましく、こ
れらの結晶系、ガラス質、あるいはその共存系が使用出
来る。
アルミネートはセメントに対して、多くても、3wt%
になるように配合することが好ましく、3wt%を超える
と、作業時間が取れず、かつ、中、長期強度が低下する
ので好ましくない。より好ましくは、2.5wt%以下、最
も好ましくは、0.2〜2.0wt%である。
本発明のセメント混和材が適用できるセメントの種類
は各種ポルトランドセメント及びスラグ、フライアッシ
ュ、シリカ等の混合ポルトランドセメントであり、急硬
性のセメントでは効果が期待出来ず、使用は好ましくな
い。
更に、本発明のセメント混和材は一般の土木建築構造
物及びコンクリート二次製品の軟練り、硬練りモルタル
やコンクリートのほか、ローラー コンパクテッド ダ
ム(Roller Compacted Dam、RCD)やローラー コンパ
クテッド コンクリート ペーブメント(Roller Compa
cted Concrete Pavement、RCCP)等の超硬練り用モルタ
ル及びコンクリートに使用出来、本混和材のコンクリー
ト等への配合方法や添加方法は制限を受けないものであ
るが、あらかじめ、それぞれの成分を粉末状で混合して
おいて、あるいは、それぞれの成分を単独で、モルタ
ル、コンクリートの練り混ぜ時に同時にミキサーに添加
しても良いし、それぞれの成分を単独、又は混合物を懸
濁液として添加しても良い。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 表−1に示すコンクリート配合を用いて、セッコウ、
硫酸バンド等、亜硫酸塩等の種類と添加量を変えて、20
℃の室内で、スランプの経時変化と圧縮強度を測定し
た。
その結果を表−2に示す。
(コンクリート使用材料) (1) 減水剤−デンカグレース(株)製商品名「スー
パー(super)100PH」 (2) セメント−電気化学工業(株)製 早強ポルト
ランドセメント (3) 砂−新潟県姫川産 川砂 (4) 砕石−同上 砕石 (混和材) A.セッコウ A−1:不溶性又は難溶性セッコウ(フッ酸発生副生セッ
コウ、粉末度6000cm2/g) A−2:二水セッコウ(排煙脱硫セッコウ、粉末度3800cm
2/g) A−3:半水セッコウ(二水を150℃で熱処理、粉末測定
不可能) A−4:可溶性無水セッコウ(半水を200℃で脱水、粉末
度測定不可能) B.硫酸バンド等 B−1:無水硫酸アルミニウム(工場用) B−2:勝光山のミョウバン石を650℃で仮焼(粉末度680
0cm2/gに粉砕、純度90%) C.亜硫酸塩等 C−1:重亜硫酸ナトリウム C−2:亜硫酸カリウム C−3:亜硫酸ナトリウム C−4:亜硫酸カルシウム C−5:ピロ亜硫酸ナトリウム (いずれも試薬) 混和材は、セメント内割り重量%で、いずれも、無水
物換算で、コンクリート練り混ぜ時、各成分を一度混合
したものを、セメントに軽く混ぜて添加した、コンクリ
ート練り巻ぜは、強制練りミキサーで60を3分行い、
圧縮強度試験用供試体はφ10×20cmのシリンダーに棒バ
イブレーターを使用して成形した。
なお、スランプの経時変化は、練り上げたコンクリー
トを約3分、箱に取り、静置しておいて、時間がきた
らスコップで練り返して測定した。
養生は、24時間まで型枠養生とし、その後、脱型し
て、そのまま、20℃の室内に養生して、材令がきたら強
制測定した。
表−2で示されるように、セッコウ単独では、その遅
延性のため早期強度は小さく、硫酸バンド単独では硫酸
バンド自身の急結性のためスランプドロップは大きく、
かつ、急活性により早期強度は若干、促進されるがセメ
ントの水和量の増進までは行かず、中、長期強度は低下
する。更に、亜硫酸塩などの単独添加では、その遅延性
のため早、中、長期強度共低下が大きい。
また、それぞれ、二成分の併用でも、十分な効果は得
られない。
それに対して、本発明例の三成分の併用では、早、
中、長期強度が飛躍的に増大する。
セッコウは、セメントに対して0.5〜6wt%の範囲が好
ましく、1.5〜4wt%が最も好ましい。
硫酸バンド等は、添加量が多くなるほど、スランプ保
持や強度のバランスから亜硫酸塩などの添加量も多くす
る必要があるが、0.4〜4.0wt%が好ましく、0.8〜2.5wt
%が最も好ましい。
亜硫酸塩等は、セッコウとの併用でスランプを保持
し、セッコウ、硫酸バンド等との併用で、セメントの凝
結硬化を促進し、強度を早、中、長期共高め、0.05〜0.
8wt%が好ましい。そして、セッコウや硫酸バンドの配
合量にもよるが、最も好ましくは、0.1〜0.4wt%であ
る。
実施例2 表−2の実験No.11のコンクリートを使用して、ケイ
酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム、生石灰、消石
灰、各種カルシウムアルミネートを添加し、実施例1と
同様にコンクリートを練り混ぜ、キャップレスのφ10×
20の型枠に成形し、前置き1時間後から蒸気を掛け、1
時間で70℃まで上げ、そのまま2時間保持して取出し脱
型して、20℃の室内養生を行い、脱型強度と材令毎の強
度を測定した。なお、比較として実験No.1−1、−4、
−7を同様に実験した。その結果を表−3に示す。
(使用材料) D.アルカリ金属のアルミン酸塩等 D−1:ケイ酸ナトリウム 1級試薬 D−2:アルミン酸ナトリウム 1級試薬 E.石灰等 E−1:生石灰 UCLのガス焼きのものを粉末度4000cm2/g
に粉砕したもの。
E:2:消石灰 E−1を消化させたもの。
F.カルシウムアルミネート等 F−1:アルミナセメント電気化学工業製アルミナ2号 F−2:3CaO・Al2O3、白ポーキサイトと生石灰を3CaO・A
l2O3となるように調合して電気炉で溶融して徐冷して粉
末度4500cm2/gに粉砕。
F−3:12CaO・Al2O3、F−2と同様に溶融して、急冷し
てガラス質とし、4000cm2/gに粉砕度に粉砕。
F−4:CaO・Al2O3、F−2と同様に溶融して、急冷し、
4500cm2/gの粉末度に粉砕。
なお、本発明において、粉末度とは、ブレーン比表面
積をいい、ポロシチィーは0.5とした。
D、E、Fの各成分を第三成分として表−3に表示す
る。また、第三成分はセメントに対する重量%で内割り
添加した。
表−3に示されるように、アルカリ金属のアルミン酸
塩等、生石灰等、カルシウムアルミネート等の併用添加
はそれぞれ、適量であれば早、中、長期強度を増進す
る。
そして、それ等の二種以上の組合せで、更に、強度は
増進され、特に早期において顕著である。
なお、実験No.2−2、2−4、2−5について、蒸気
養生をしないで、20℃の室内で、成形後、そのまま養生
した12時間強度は、それぞれ、136、207、243kgf/cm2
得られ、24時間強度では、それぞれ、405、437、478kgf
/cm2が得られた。
〔発明の効果〕
本発明の、セッコウ等、硫酸バンド等、及び亜硫酸塩
等を主成分とするセメント混和材を、セメントに添加す
ることにより、早期、中期、長期強度が増大し、更に、
アルカリ金属のアルミン酸塩等、生石灰等、カルシウム
アルミネート等の一種又は二種以上を併用添加すること
により、より強度が増進される。
したがって、一般の土木建築構造物では工期の短縮が
計れ、工事の能率化、合理化が達成でき、二次製品工場
では型枠の脱型サイクルを早め、生産能率を高めること
ができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C04B 103:14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セメントに対してCaSO4として0.5〜6wt%
    割合のセッコウと、セメントに対して無水物換算で0.4
    〜4.0wt%割合の硫酸バンド又はミョウバン石と、セメ
    ントに対して無水物換算で0.05〜0.8wt%割合の亜−、
    重亜−又はピロ亜−硫酸塩とを含有していることを特徴
    とするセメント混和材。
  2. 【請求項2】セメントに対して無水物換算で0.8wt%以
    下の割合のアルミン酸アルカリ金属塩又はケイ酸アルカ
    リ金属塩、セメントに対して2.0wt%以下の割合の生石
    灰又は消石灰、及びセメントに対して3wt%以下の割合
    のカルシウムアルミネートよりなる群から選択した材料
    の少なくとも1種が配合されている請求項1記載のセメ
    ント混和材。
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