JP2631635B2 - 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ - Google Patents

電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ

Info

Publication number
JP2631635B2
JP2631635B2 JP1878795A JP1878795A JP2631635B2 JP 2631635 B2 JP2631635 B2 JP 2631635B2 JP 1878795 A JP1878795 A JP 1878795A JP 1878795 A JP1878795 A JP 1878795A JP 2631635 B2 JP2631635 B2 JP 2631635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planetary gear
gear
thrust
valve
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1878795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08193668A (ja
Inventor
猛 斎藤
忠男 露木
淳一 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BEEREE KK
Original Assignee
NIPPON BEEREE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BEEREE KK filed Critical NIPPON BEEREE KK
Priority to JP1878795A priority Critical patent/JP2631635B2/ja
Priority to CN 95102555 priority patent/CN1094576C/zh
Publication of JPH08193668A publication Critical patent/JPH08193668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631635B2 publication Critical patent/JP2631635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は事業用ボイラ等における
高圧流体の流量、圧力等を高精度に調整するに好適な調
節弁駆動用リニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊星歯車減速装置を用いた弁駆動
用リニアアクチュエータとして、特開平2ー35284 号公報
に記載の如くの「弁作動装置」が提案されている。この
従来技術は、手動操作入力軸と電動操作入力軸それぞれ
と遊星歯車装置との間に不可逆回転性(自動締まり)を
有するウォーム歯車装置を備えることを必須とする弁作
動装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】事業用ボイラ等におけ
る高圧流体の流量、圧力等を高精度に調整するに好適な
調節弁は通常、弁体位置をリニアに調節し流体制御面積
を増減するグローブ弁又はアングル弁が用いられてい
る。また、当然のことながら調節弁であるので、弁軸に
は常時、流体の圧力変動に伴うアンバランス力が作用し
ており、弁体のポジションがこの流体の圧力変動に伴う
アンバランス力の影響を受けずに常に入力信号に正確に
追随するように、アクチュエータ側ではこのアンバラン
ス力に対抗する反力を常時確保しておく必要がある。更
に、事業用ボイラ等のエネルギー効率を高めるため、ア
クチュエータ駆動源に要するエネルギーはできるだけ低
減する必要がある。また、ボイラの起動、停止時間を短
縮するため、調節弁のアクチュエータは急速動作機能等
非常に高い応答性を備えることを要求される。
【0004】然しながら、前記従来技術にあってはモー
タが流体の圧力変動に伴うアンバランス力に対抗するト
ルクを常時発生できないので、これを、モータ軸の手前
で遮断すべく、電動操作入力軸と遊星歯車装置との間に
前述の如くの自動締まりを有するウォーム歯車装置を備
えることを必須としているのである。
【0005】従って、ウォーム歯車装置の例えば0.3
の如くの非常に低い機械伝達効率がアクチュエータ全体
の機械損失を大きく損ない、プラントのエネルギー効率
を悪化させる方向となる。更に、同ウォーム歯車装置
の不可逆回転性(自動締まり)の成立条件が、tan ρ=
μ/cos αn の時λ≦ρで定義されるためウォ−ムの進
み角が制限を受け(例えば、通常のウォーム歯車装置で
はαn は20度、μは動作時や振動下では動摩擦係数が静
摩擦係数の略1/2 (約0.07)であるので、ρ=4.26度従
ってλ≦4.26度となる)、結果として弁駆動装置の減速
比が必要以上に大きくなる。このため、アクチュエータ
の応答性が非常に悪く、ボイラの起動、停止時間を短縮
するための急速動作に対応不可能となる。ここで、ρは
ウォーム歯車の摩擦角、μは摩擦係数、αn は歯直角圧
力角、また、λは進み角である。
【0006】更に、前記従来技術にあっては、調節弁の
メンテナンス時等に頻繁に使用する手動ハンドル操作時
において、遊星歯車が通常の1段減速のみで構成されて
いるため、ウォーム歯車装置の自動締まり条件も相まっ
て、ハンドル総回転数が非常に多くなり、操作性が非常
に悪い。
【0007】本発明の第1の目的は、調節弁において、
流体の圧力変動に伴うアンバランス力に抗する反力をア
クチュエータ側で常時確保して弁体のポジションを常に
入力信号に正確に追随させ、流体の流量、圧力等を高精
度に調整可能としながら、アクチュエータ駆動源に要す
るエネルギーをできるだけ低減し、かつアクチュエータ
に急速動作機能等の高い応答性を確保することを目的と
する。
【0008】また、本発明の第2の目的は、電動操作時
の減速比が1段の遊星歯車では不足する場合、別途長大
な歯車列を設けることなく、かつ手動ハンドル操作時の
必要回転数が比較的少なく操作性の良いコンパクトなア
クチュエータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、電動モータにより駆動される電動式調節弁駆動用リ
ニアアクチュエータにおいて、ベクトル制御方式により
速度制御される交流インダクション電動モータと、上記
電動モータ軸に連結された太陽歯車と、太陽歯車回りを
旋回可能な遊星歯車と、遊星歯車と外側で噛み合う内歯
歯車とからなる遊星歯車装置と、上記遊星歯車装置の内
歯歯車をウォーム歯車装置を用いて手動回転可能とする
手動操作装置と、前記遊星歯車装置の出力トルクをスラ
ストに変換して弁棒に伝えるスラストコンバータとを有
してなるようにしたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記遊星歯車装置が複数段の
遊星歯車列からなり、前段の遊星歯車キャリアを後段の
太陽歯車に連結するように各段の遊星歯車列を連結する
とともに、それら各段の遊星歯車を共通の内歯歯車に噛
合いさせてなるようにしたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記スラルトコンバー
タが、前記遊星歯車装置の出力トルクをスラスト軸に伝
えるボールねじと、スラスト軸の回り止めキーとからな
るようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記〜の
作用がある。 電動操作時は、手動操作側のウォーム歯車装置により
遊星歯車装置の内歯歯車がロックされるため、モータ軸
と直結された太陽歯車は遊星歯車を公転させこの結果、
減速されたトルクがスラストコンバータによりスラスト
に変換されて弁棒に伝えられる。
【0013】このとき、流体の圧力変動に伴うアンバラ
ンス力は、モータがベクトル制御方式により速度制御さ
れているため、常にモータの実回転数が(モータバラン
ス停止時を含む)弁体の現在位置と指令信号との偏差に
見合った速度指令と一致するよう、モータトルクが制御
される。即ち、モータトルクが常に流体のアンバランス
力と釣り合うため、モータ軸と遊星歯車装置との間にウ
ォ−ム歯車装置の如くを介装することなく、弁体のポジ
ションを常に入力信号に正確に追随させ、流体の流量、
圧力等を高精度に調整できる。
【0014】モータ軸と遊星歯車装置との間に例えば
0.3 の如く機械伝達効率の非常に悪いウォーム歯車装置
を介装する必要がないのでアクチュエータ全体の機械損
失が非常に低く、従って、プラントのエネルギー効率を
高めることが可能となる。
【0015】モータ軸と遊星歯車装置との間にウォー
ム歯車装置を介装する必要がないので、不可逆回転性の
成立条件によるウォーム歯車の進み角の制限も受けるこ
とがないため、アクチュエータの減速比を必要以上に大
きくする必要もなく、従って、ボイラの起動、停止時間
を短縮するための急速動作機能等非常に高い応答性の要
求に対し、十分対応が可能となる。
【0016】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 手動操作時は通常モータ側の電源がオフされているた
めモータ内の電磁ブレーキが無励磁となり、モータ軸を
拘束する。従ってハンドル操作により、ウォーム歯車装
置を介し内歯歯車を回転すると、先ず前段の遊星歯車に
てソーラー型(太陽歯車が固定で、内歯歯車を駆動する
場合の遊星歯車減速機構を言う)として減速し、後段の
太陽歯車をプラネタリー型(内歯歯車が固定で、太陽歯
車を駆動する通常の遊星歯車減速機構を言う)としてト
ルクを伝達すると同時に、後段の遊星歯車をソーラー型
にて駆動する。即ち、後段の遊星歯車装置においては、
プラネタリー型+ソーラー型にて駆動されるので、後段
の遊星歯車キャリアの回転数は1段のみの場合に比べ、
むしろ増速されることになる。
【0017】この複数段遊星歯車列の挙動は、あたかも
エスカレータの上を歩いて登る如くの格好となり、より
少ないハンドル回転数にて弁体ポジションを変化させら
れるため、ハンドル操作が大幅に楽になる。即ち、ハン
ドル操作時の必要回転数が比較的少なく操作性の良いコ
ンパクトなアクチュエータを構成できる。
【0018】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 スラストコンバータがボールねじと回り止めキーとか
らなるものとすることにより、アクチュエータの機械伝
達効率を更に向上させることができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明が適用された調節弁の一例を示
す模式図、図2は図1のアクチュエータの構成を示す模
式図、図3は図1の弁棒連結構造を示す模式図、図4は
電動モータのベクトル制御ブロック図、図5はスラスト
検出系統ブロック図である。
【0020】調節弁100は、図1に示すように、入口
流路1及び出口流路2並びに弁室3を備えるケーシング
4と、ケーシング4の弁室3に形成される弁座5と、ケ
ーシング4に移動可能に支持されて弁体6を備える弁棒
7とを有している。
【0021】更に、調節弁100のアクチュエータ10
1は、アクチュエータハウジング101Aに、駆動装置
としてのACサーボモータ(交流インダクション電動モ
ータ)8を有している。モータ8は、遊星歯車装置9、
平歯車減速装置10、スラストコンバータ11を介して
弁棒7に連結され、弁体6が弁座5に対して接離するよ
うに弁棒7を駆動し、弁開度を調節する。尚、上記遊星
歯車装置9には、手動操作装置12が連結されている。
【0022】遊星歯車装置9は、第1段(前段)と第2
段(後段)の全2段の遊星歯車列13、14から構成さ
れている。第1段の遊星歯車列13は、モータ軸8Aに
連結された太陽歯車13Aと、太陽歯車13A回りを旋
回可能な遊星歯車13Bと、遊星歯車13Bと外側で噛
み合う内歯歯車13Cとからなる。第2段の遊星歯車列
14は、第1段の遊星歯車キャリア13Dが連結される
太陽歯車14Aと、太陽歯車14A回りを旋回可能な遊
星歯車14Bと、遊星歯車14Bと外側で噛み合う上記
第1段の遊星歯車列13と共通の内歯歯車13Cとから
なる。そして、第2段の遊星歯車キャリア14Dには出
力軸14Eが連結されている。
【0023】尚、内歯歯車13Cは、アクチュエータハ
ウジング101Aにボール軸受15を介して回転可能に
支持されるとともに、手動操作装置12を構成するウォ
ーム歯車装置16のウォームホイール16Aが固着され
ている。手動操作装置12は、ウォーム歯車装置16の
ウォーム16Bをアクチュエータハウジング101Aに
支持し、このウォーム16Bに手動操作ハンドル16C
を連結してある。これにより、内歯歯車13Cは、アク
チュエータ101の電動操作時にはウォーム歯車装置1
6によりロックされ、アクチュエータ101の手動操作
時にはウォーム歯車装置16により回転せしめられる。
【0024】平歯車減速装置10は、小歯車17Aと大
歯車17Bとの噛み合いから構成され、小歯車17Aは
遊星歯車装置9の前記出力軸14Eに固着されている。
大歯車17Bは、コロ軸受18を介してアクチュエータ
ハウジング101Aに支持されている。
【0025】スラストコンバータ11は、遊星歯車装置
9の出力トルクをスラストに変換して弁棒7に伝える。
スラストコンバータ11は、互いに螺合するボールねじ
(ボールナット)19Aとスラスト軸19Bとを有す
る。ボールねじ19Aは上述の平歯車減速装置10の大
歯車17Bに固着され、大歯車17Bと一体に回転して
遊星歯車装置9の出力トルクをスラスト軸19Bに伝え
る。スラスト軸19Bは、ローラー付回り止めキー19
Cを直径方向に貫通され、この回り止めキー19Cをア
クチュエータハウジング101Aに設けたキー溝19D
に係合されて直線動するようになっている。そして、ス
ラスト軸19Bの下端部には弁棒7が連結される。
【0026】尚、弁棒7は、スラストコンバータ11の
スラスト軸19Bが結合される上弁棒23、弁体6を備
える下弁棒24、上弁棒23の下端部に固定されるアダ
プタ25、下弁棒24の上端部に固定されてアダプタ2
5と軸方向に結合するカップリング26の各部に分割さ
れている。
【0027】また、調節弁100は、下弁棒24の軸方
向移動量をリンケージを介し伝達され電気信号に変換せ
しめる差動トランス方式等からなる開度発信器27をヨ
ーク27Aに備え、弁開度を検出可能としている。
【0028】また、調節弁100は、エンコーダ28を
モータ8に備え、モータ8の回転量を検出可能としてい
る。
【0029】また、調節弁100は、弁棒7に作用する
スラスト力を検出するスラスト力検出器29を備えてい
る。スラスト力検出器29は、アダプタ25に設けた図
3に示す小径部25Aにホイートストンブリッジ状に貼
り付けられる歪ゲージ30にて構成される。図5に示さ
れるように、歪ゲージ30には電源回路30Aが接続さ
れ、歪ゲージ30の出力は増幅器30Bを経て後述する
スラスト力判断器36に転送される。図3において、3
1は防水コネクタである。
【0030】尚、調節弁100は、アダプタ25とカッ
プリング26とを弁棒7の伸長方向に図3に示す係合部
32A、32Bにて係合可能とする状態下で、両者の間
に皿ばね(緩衝装置)32を介装している。
【0031】また、調節弁100は、電磁ブレーキ(制
動装置)33をモータ8に備え、モータ8の停止制御時
における空転を制動可能としている。
【0032】更に、調節弁100は、図4に示すよう
に、制御装置34を備えるとともに、該制御装置34に
付帯するトルク判断器35、スラスト力判断器36を備
えている。
【0033】制御装置34は、指令弁開度K0 と開度発
信器27から転送される現在弁開度Kを増幅器37を介
して速度指令演算回路38に伝達し、速度指令演算回路
38にて、両開度の偏差Ke に応じた開速度指令OV0
もしくは閉速度指令CV0 を演算する。速度指令演算回
路38にて演算された開閉速度指令OV0 、CV0 はイ
ンターフェイス39を介してACサーボアンプ40に伝
達される。
【0034】他方、制御装置34は、エンコーダ28の
出力信号をACサーボアンプ40の速度演算回路41に
伝達し、実際のモータ回転速度Vを演算する。
【0035】ACサーボアンプ40は、上記開閉速度指
令OV0 、CV0 と実際のモータ回転速度Vから速度偏
差Ve を求め、トルク指令演算回路42にて上記偏差V
e に応じたトルク指令It(電流値)を演算する。上記
トルク指令Itはベクトル演算回路43に伝達され、ベ
クトル演算回路43はモータ8が上記指令トルクItを
出力するようにモータ8の1次電流I1 (U相、V相、
W相の各電流指令Iu、IV 、IW )をベクトル制御方
式にて演算する。然して、ACサーボアンプ40は、上
記1次電流指令I1 と電流検出器44から転送される現
在1次電流Iとの電流偏差Ie を求め、給電制御回路4
5にて上記電流偏差Ie に応じた電圧指令信号Eu 、E
V 、EW を3相交流の各相に対応するパワートランジス
タ46に供給し、これによりモータ8を駆動制御可能と
する。
【0036】ベクトル演算回路43においてはトルク指
令演算回路42にて演算されたトルク指令Itと、速度
演算回路41により演算されたモータ回転角速度ωm
びACサーボアンプ40の外部から初期設定値として与
えられる励磁電流指令I0 を受けて下記(1) 〜(4) 式の
演算を行ない、これらの演算結果により更に下記(5-1)
、(5-2)、(5-3)式の演算を行ない演算結果である各
相の1次電流指令Iu 、IV 、IW を出力する。
【数1】 尚、τは使用するモータのモータ定数である。
【数2】
【0037】即ち、ベクトル演算回路43においてはト
ルクItを指令して(1) 〜(4) 式から1次電流の大きさ
1 、1次電流の位相角φ、すべり周波数ωs を演算す
るとともに実回転速度に応じた各周波数ωm を検出し、
ωs 、ωm 、φ、I1 を用いて(5-1) 〜(5-3) 式から3
相の1次電流指令Iu 、IV 、IW を演算するものであ
る。
【0038】また、調節弁100にあっては、最大許容
トルクTmax がインターフェイス52を介してベクトル
演算回路43に転送され、これによりモータ8の最大出
力トルクを規制し、安全かつ確実な起動、運転を行なう
こととしている。
【0039】また、調節弁100にあっては、前述のト
ルク判断器35に弁締切トルク、弁運転トルク等を記憶
させている。トルク判断器35は、ACサーボアンプ4
0にて演算されるモータ8の出力トルクを上記記憶デー
タと比較し、弁締切時、もしくは弁中間開度における異
常トルク発生時にそれぞれモータ8を停止させる停止信
号SVを給電制御回路45に伝達する
【0040】また、調節弁100にあっては、前述のス
ラスト力判断器36により、弁締切状態下におけるスラ
スト力検出器29の検出結果が弁棒スラスト力の変化を
示す時、停止制御状態にあるモータ8を再起動し、流体
の温度変化により弁棒7に作用する過負荷或いは低負荷
に対抗する最適トルクにてモータ8を駆動制御する。こ
のとき、スラスト力判断器36はインターフェイス3
9、給電制御回路45のそれぞれに再起動信号RVを伝
達する。尚、弁締切状態におけるモータ8の空転を電磁
ブレーキ33が制動しているから、スラスト力判断器3
6はモータ8の再起動時に電磁ブレーキ33を無制動状
態に切換設定する。尚、スラスト力判断器36は常時ス
ラスト力検出器29の検出結果を監視し、これによりA
Cサーボアンプ40の制御回路故障時のバックアップ機
能をも果たし、調節弁100の信頼性、安全性を向上可
能とする。
【0041】また、調節弁100は、手動/自動運転切
換スイッチ48を手動側に切換える状態下で、開操作ボ
タン49、閉操作ボタン50に加える操作により手動開
閉できる。尚、手動運転時の開閉速度は任意に設定でき
る。
【0042】また、調節弁100は、緊急操作ボタン5
1に加える操作により、自動運転、手動運転のいずれの
状態下でも、予め設定した開/閉方向に駆動できる。緊
急運転時の開閉速度は任意に設定できる。
【0043】ところで、上記調節弁100にあっては、
交流電源(3相 200V )61が開閉器62、整流器6
3、モータ18を駆動するためのパワートランジスタ4
6を備えたインバータ整流回路部64を介して、モータ
18に接続されている。
【0044】従って、調節弁100のベクトル制御動作
は以下の如くなされる。 指令弁開度K0 と現在弁開度Kとに偏差がある時、速
度指令演算回路38にて両開度の偏差Ke 及び該偏差K
e に応じた開閉速度指令OV0 、CV0 が演算され、A
Cサーボアンプ40のトルク指令演算回路42にて開閉
速度指令OV0、CV0 と実際の開閉速度Vとの偏差Ve
に応じたトルク指令Itが演算され、更にACサーボ
アンプ40のベクトル演算回路43にて上記トルク指令
Itを出力するに必要なモータ8の1次電流I1 が演算
された後、給電制御回路45にて上記1次電流I1 が給
電されるようにモータ8が駆動制御される。これによ
り、モータ8は指令弁開度K0 と現在弁開度Kとの偏差
が零となるまで弁棒7を駆動せしめられる。
【0045】調節弁100が中間開度にある状態下
で、指令弁開度K0 と現在弁開度Kとの偏差が零となる
場合には、モータ8は弁棒7に作用するスラスト力に対
抗する出力トルクを与えられてその開度を保持する。
【0046】指令弁開度K0 が全閉(締切)信号とな
る場合には、上記にて指令弁開度K0 と現在弁開度K
との偏差Ke が零になるまでモータ8を駆動制御し、弁
締切時におけるACサーボアンプ40の演算トルクが予
め定めた締切トルクに一致したことをトルク判断器35
にて判断した後、モータ8を停止制御し、かつ電磁ブレ
ーキ33にてモータ8の空転を制動する。
【0047】尚、トルク判断器35は弁中間開度での
適正運転トルクをも記憶しており、ACサーボアンプ4
0の演算トルクが上記記憶データと異なる時に異常トル
ク発生を検知してモータ8を停止制御し、かつ電磁ブレ
ーキ33にてモータ8の空転を制動する。
【0048】また、調節弁100の締切状態下で、弁
棒7は弁室内の流体の温度変化により熱収縮又は熱膨張
するから、スラスト力判断器36はスラスト力検出器2
9の検出結果により弁棒スラスト力の変化を監視し、
(a) 弁棒スラスト力が低下したらモータ8を再起動する
とともに電磁ブレーキ33を無制動として調節弁100
を締込み、(b) 弁棒スラスト力が増加したらモータ8を
再起動するとともに電磁ブレーキ33を無制動として調
節弁100の締込みを緩和し、結果として常に適正なス
ラスト力を弁棒7に付与せしめる。
【0049】以下、調節弁100の電動操作と手動ハン
ドル操作について説明する。 (電動操作)電動操作時には、手動操作装置12のウォ
ーム歯車装置16により、遊星歯車装置9の内歯歯車1
3Cがロックされるため、モータ軸8Aと直結された第
1段の遊星歯車列13の太陽歯車13Aは遊星歯車13
Bを公転させこの結果、減速されたトルクは第1段の遊
星歯車キャリア13Dにより第2段の遊星歯車列14の
太陽歯車14Aに導かれる。そして、太陽歯車14Aに
導かれたモータトルクは、第2段の遊星歯車列14によ
り更に減速された後、第2段の遊星歯車キャリア14D
に連結されている出力軸14Eから、平歯車減速装置1
0を介して、スラストコンバータ11のボールねじ19
Aに伝えられる。ボールねじ19Aは回り止めキー19
C、キー溝19Dにより回転を拘束されているので、こ
のボールねじ19Aに伝達されたトルクは、ここでスラ
ストに変換され、弁棒7を上下方向に駆動する。
【0050】(手動操作)手動操作時には、モータ8側
の電源がOFFされているためモータ8内の電磁ブレー
キ33が無励磁となり、モータ軸8Aを拘束する。従っ
て、手動操作ハンドル16Cにより、ウォーム歯車装置
16を介し内歯歯車13Cを回転すると、先ず第1段の
遊星歯車列13にてソーラー型(太陽歯車13Aが固定
で、内歯歯車13Cを駆動する場合の遊星歯車減速機構
を言う)として減速し、第2段の太陽歯車列14をプラ
ネタリー型(内歯歯車13Cが固定で太陽歯車14Aを
駆動する通常の遊星歯車減速機構を言う)としてトルク
を伝達すると同時に、第2段の遊星歯車列14をソーラ
ー型にて駆動する。即ち、第2段の遊星歯車列14にお
いては、プラネタリー型+ソーラー型にて駆動されるの
で第2段の遊星歯車キャリア14Dの回転数は1段のみ
の場合に比べむしろ増速される。従って、手動操作ハン
ドル16Cの必要回転数を比較的少なくしながら、弁棒
7を上下方向に駆動できる。
【0051】以下、本実施例の作用について説明する。 電動操作時は、手動操作側のウォーム歯車装置16に
より遊星歯車装置9の内歯歯車13Cがロックされるた
め、モータ軸8Aと直結された第1段の遊星歯車列13
の太陽歯車13Aは遊星歯車13Bを公転させこの結
果、減速されたトルクは第1段の遊星歯車キャリア13
Dから第2段の遊星歯車列14に導かれて更に減速され
た後、平歯車減速装置10を介し、スラストコンバータ
11によりスラストに変換されて弁棒7に伝えられる。
【0052】このとき、流体の圧力変動に伴うアンバラ
ンス力は、モータ8がベクトル制御方式により速度制御
されているため、常にモータ8の実回転数が(モータバ
ランス停止時の含む)弁体6の現在位置と指令信号との
偏差に見合った速度指令と一致するよう、モータトルク
が制御される。即ち、モータトルクが常に流体のアンバ
ランス力と釣り合うため、モータ軸8Aと遊星歯車装置
9との間にウォ−ム歯車装置の如くを介装することな
く、弁体6のポジションを常に入力信号に正確に追随さ
せ、流体の流量、圧力等を高精度に調整できる。
【0053】モータ軸8Aと遊星歯車装置9との間に
例えば0.3 の如く機械伝達効率の非常に悪いウォーム歯
車装置を介装する必要がないのでアクチュエータ101
全体の機械損失が非常に低く、従って、プラントのエネ
ルギー効率を高めることが可能となる。
【0054】モータ軸8Aと遊星歯車装置9との間に
ウォームホイール16Aを介装する必要がないので、不
可逆回転性の成立条件によるウォーム歯車の進み角の制
限も受けることがないため、アクチュエータ101の減
速比を必要以上に大きくする必要もなく、従って、ボイ
ラの起動、停止時間を短縮するための急速動作機能等非
常に高い応答性の要求に対し、十分対応が可能となる。
【0055】遊星歯車装置9を全2段の遊星歯車列1
3、14にて構成したので、手動操作時には、第1段の
遊星歯車列13にてソーラー型として減速し、第2段の
遊星歯車列14にてプラネタリー型+ソーラー型にて駆
動するので、前述の如く、第2段の遊星歯車キャリア1
4Dの回転数は1段のみの場合に比べむしろ増速され
る。
【0056】この第2段の遊星歯車列14の挙動は、あ
たかもエスカレータの上を歩いて上る如くの格好とな
り、より少ないハンドル回転数にて弁体ポジションを変
化させるため、ハンドル操作が大幅に楽になる。
【0057】今、ウォームホイール16Aの回転数をN
H 、遊星歯車装置9の出力回転数(出力軸14Eの回転
数)をN0 、第1段の太陽歯車13Aの歯数をZ1 、第
2段の太陽歯車14Aの歯数をZ2 、内歯歯車13Cの
歯数をZ3 とすれば、遊星歯車装置9が1段のみの場合
のハンドル操作時のN0 は、 N0 =NH /(1 +Z1 /Z3 ) …(6) 一方、内歯歯車13Cを共通とした2段の遊星歯車装置
9の場合は、 N0 =NH /(1 +Z1 /Z3 )+[NH /(1 +Z1 /Z3 )]/ [ 1+Z3 /Z2 ] …(7) となり、手動操作時の出力回転数は後者の方が第2項の
分だけ増速されることが分かる。
【0058】スラストコンバータ11がボールねじ1
9Aと回り止めキー19Cとからなるものとすることに
より、アクチュエータ101の機械伝達効率を更に向上
させることができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調節弁に
おいて、流体の圧力変動に伴うアンバランス力に抗する
反力をアクチュエータ側で常時確保して弁体のポジショ
ンを常に入力信号に正確に追随させ、流体の流量、圧力
等を高精度に調整可能としながら、アクチュエータ駆動
源に要するエネルギーをできるだけ低減し、かつアクチ
ュエータに急速動作機能等の高い応答性を確保すること
ができる。
【0060】また、本発明によれば、電動操作時の減速
比が1段の遊星歯車では不足する場合、別途長大な歯車
列を設けることなく、かつ手動ハンドル操作時の必要回
転数が比較的少なく操作性の良いコンパクトなアクチュ
エータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用された調節弁の一例を示す
模式図である。
【図2】図2は図1のアクチュエータの構成を示す模式
図である。
【図3】図3は図1の弁棒連結構造を示す模式図であ
る。
【図4】図4は電動モータのベクトル制御ブロック図で
ある。
【図5】図5はスラスト検出系統ブロック図である。
【符号の説明】
100 調節弁 101 リニアアクチュエータ 8 電動モータ 8A 電動モータ軸 9 遊星歯車装置 11 スラストコンバータ 12 手動操作装置 13、14 遊星歯車列 13A、14A 太陽歯車 13B、14B 遊星歯車 13C 内歯歯車 16 ウォーム歯車装置 19A ボールねじ 19B スラスト軸 19C 回り止めキー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにより駆動される電動式調節
    弁駆動用リニアアクチュエータにおいて、 ベクトル制御方式により速度制御される交流インダクシ
    ョン電動モータと、 上記電動モータ軸に連結された太陽歯車と、太陽歯車回
    りを旋回可能な遊星歯車と、遊星歯車と外側で噛み合う
    内歯歯車とからなる遊星歯車装置と、 上記遊星歯車装置の内歯歯車をウォーム歯車装置を用い
    て手動回転可能とする手動操作装置と、 前記遊星歯車装置の出力トルクをスラストに変換して弁
    棒に伝えるスラストコンバータとを有してなることを特
    徴とする電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記遊星歯車装置が複数段の遊星歯車列
    からなり、前段の遊星歯車キャリアを後段の太陽歯車に
    連結するように各段の遊星歯車列を連結するとともに、
    それら各段の遊星歯車を共通の内歯歯車に噛合いさせて
    なる請求項1記載の電動式調節弁駆動用リニアアクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】 前記スラルトコンバータが、前記遊星歯
    車装置の出力トルクをスラスト軸に伝えるボールねじ
    と、スラスト軸の回り止めキーとからなる請求項1又は
    2記載の電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ。
JP1878795A 1995-01-12 1995-01-12 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ Expired - Lifetime JP2631635B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1878795A JP2631635B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ
CN 95102555 CN1094576C (zh) 1995-01-12 1995-09-27 电动式调节阀驱动用直线运动执行机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1878795A JP2631635B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08193668A JPH08193668A (ja) 1996-07-30
JP2631635B2 true JP2631635B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=11981331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1878795A Expired - Lifetime JP2631635B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2631635B2 (ja)
CN (1) CN1094576C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102667279A (zh) * 2009-11-26 2012-09-12 Bue-Sch配件有限公司 用于有壳体的或无壳体的配件的操纵装置
WO2017166532A1 (zh) * 2016-03-30 2017-10-05 太原理工大学 一种机电联动液控闸阀驱动器

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187145A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Kofurotsuku Kk 定流量バルブを装備した医療用酸素濃縮器
KR20000024467A (ko) * 2000-02-11 2000-05-06 박일열 유성치차내장 고효율 밸브 엑츄에이타
JP4352702B2 (ja) * 2003-01-07 2009-10-28 三菱マテリアルシ−エムアイ株式会社 弁駆動構造
JP4877657B2 (ja) * 2007-09-26 2012-02-15 日本ギア工業株式会社 電動アクチュエータ
US8201478B2 (en) 2009-04-29 2012-06-19 Molon Motor And Coil Corp. Gear box for ice dispenser
JP5004038B2 (ja) * 2010-05-10 2012-08-22 島津エミット株式会社 弁駆動用アクチュエータ
CN102281081B (zh) * 2010-06-08 2013-12-04 创杰科技股份有限公司 无线通信收发机
CN102913675B (zh) * 2011-08-01 2014-10-08 艾默生过程管理(天津)阀门有限公司 用于阀组件的连接器以及包括该连接器的阀组件
JP6222599B2 (ja) 2013-08-30 2017-11-01 三菱重工コンプレッサ株式会社 調整弁駆動機構、蒸気タービン
DE102013018946B4 (de) * 2013-11-12 2024-02-29 Zf Active Safety Gmbh Elektromechanisch und hydraulisch betätigbare Kraftfahrzeugbremse mit wahlweiser Selbsthemmung
US10190810B2 (en) 2014-05-28 2019-01-29 Molon Motor & Coil Corporation Miniaturized motor assembly
JP6400372B2 (ja) * 2014-07-31 2018-10-03 Ntn株式会社 スプールバルブ
JP6545947B2 (ja) * 2014-11-13 2019-07-17 株式会社カワデン 電動アクチュエータ
CN104653848B (zh) * 2015-02-13 2017-03-08 浙江澳翔自控科技有限公司 一种多回转电动执行器的开关型力矩调节机构
CN104964086A (zh) * 2015-05-26 2015-10-07 英诺威阀业有限公司 防剪切阀门驱动装置
CN108692090A (zh) * 2018-06-28 2018-10-23 江苏新颖氧科技发展有限公司 手自一体自动控制阀
CN108953736B (zh) * 2018-08-29 2019-10-15 绥中泰德尔自控设备有限公司 一种电动执行器
KR102244723B1 (ko) * 2019-10-30 2021-04-27 주식회사 삼보산업 이중 재질 스템너트를 가지는 온도 보정용 밸브 개폐장치, 듀얼 감속비 감속기 및 듀얼 감속비 온도 보정용 밸브 개폐장치
CN112815107A (zh) * 2021-02-04 2021-05-18 江苏江浪阀门有限公司 一种高精度电动波纹管调节阀及其加工工艺
CN114440437A (zh) * 2021-12-09 2022-05-06 华帝股份有限公司 一种热水器及其运行方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102667279A (zh) * 2009-11-26 2012-09-12 Bue-Sch配件有限公司 用于有壳体的或无壳体的配件的操纵装置
CN102667279B (zh) * 2009-11-26 2015-06-24 Bue-Sch配件有限公司 用于有壳体的或无壳体的配件的操纵装置
WO2017166532A1 (zh) * 2016-03-30 2017-10-05 太原理工大学 一种机电联动液控闸阀驱动器
US10330213B2 (en) 2016-03-30 2019-06-25 Taiyuan University Of Technology Electromechanical-linkage hydraulic control gate valve actuator

Also Published As

Publication number Publication date
CN1094576C (zh) 2002-11-20
JPH08193668A (ja) 1996-07-30
CN1145482A (zh) 1997-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2631635B2 (ja) 電動式調節弁駆動用リニアアクチュエータ
US4794309A (en) Electric actuator for a control valve
JP4877657B2 (ja) 電動アクチュエータ
EP1954538B1 (en) Controller for electromechanical braking system with running clearance adjustment and method
JP4988119B2 (ja) 車両操舵装置
US6393904B1 (en) Stress test rig for helicopter transmissions
US20070216218A1 (en) Brake by wire type brake system
JP5928723B2 (ja) 車両の電動制動装置
JPS63208632A (ja) スロツトル弁制御装置
US20210354679A1 (en) Electromechanical brake system
US20100206208A1 (en) Steering unit for a steer-by-wire ship's control system and method for operating the steering unit
JPH0346706B2 (ja)
EP4223612A1 (en) Brake system for a rail vehicle
JPH0316547B2 (ja)
JP3399396B2 (ja) モータ制御システム
US1924377A (en) Regulator system
CN113874265A (zh) 车辆的制动控制装置
JPH0465332B2 (ja)
WO2019132022A1 (ja) 電動ブレーキ装置
JP2006009876A (ja) 弁駆動用電油圧式アクチュエータ
JP3824668B2 (ja) 電動サーボモータ式調速機の制御装置
JPH09137873A (ja) 調節弁用電動アクチュエータ
JP2006182053A (ja) 車両用操舵装置
KR20050040205A (ko) 능동 전륜 조향 시스템의 페일세이프 제어방법
KR940003531B1 (ko) 스피드와 토오크 측정 제어식 자동제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970218

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150425

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term