JP2630932B2 - 円盤状記録媒体のプログラム記録方法 - Google Patents

円盤状記録媒体のプログラム記録方法

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JP2630932B2 JP60238463A JP23846385A JP2630932B2 JP 2630932 B2 JP2630932 B2 JP 2630932B2 JP 60238463 A JP60238463 A JP 60238463A JP 23846385 A JP23846385 A JP 23846385A JP 2630932 B2 JP2630932 B2 JP 2630932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プログラムを記録する円盤状記録媒体への
プログラム記録方法に係り、特に、円盤状記録媒体に記
録したプログラムの不正複写による使用を防止できる円
盤状記録媒体のプログラム記録方法に関する。
〔従来の技術〕
最近、パーソナルコンピュータ等が普及し、このパー
ソナルコンピュータ等で使用するプログラム等のソフト
ウェアをフレキブルディスク等の円盤状記録媒体に記録
して販売することが行われている。
上記のソフトウェアの作成には多額の開発コストがか
かるので、ソフトウェアの無断複写による使用がなされ
ないよう、従来より円盤状記録媒体の不正複写防止対策
がなされている。
従来の円盤状記録媒体の不正複写による使用防止対策
として、記録媒体の記録領域の一部に物理的な傷をつ
け、記録領域の記録プログラム中に上記傷の部分に対応
する値の設定データを付加しておき、記録プログラムを
実行する際に傷の部分の読取データと設定データとを比
較して一致した場合にのみ上記記録プログラムを正常に
実行させる方法がある。
また、他の方法として、記録媒体の記録領域の一部を
通常のシステムのフォーマットで記録された他の部分と
異なるフォーマットで記録し、上記他の部分の記録プロ
グラム中に、異なるフォーマットの部分に対応する値の
設定データを付加しておき、記録プログラムを実行する
際に異なるフォーマットの部分の読取データと設定デー
タとを比較して一致した場合にのみ上記記録プログラム
を正常に実行させる方法がある。
上記両方法では、記録媒体の記録プログラムを新たな
記録媒体に複写する際に傷の部分又は異なるフォーマッ
トの部分がコピープログラムにおいてエラーとなり、エ
ラー部分の読取データは新たな記録媒体に記録されな
い。このため、複写された新たな記録媒体の記録プログ
ラムを実行しようとすると設定データとの比較が不一致
となり、この記録プログラムを正常に実行させることが
できない。このようにして記録媒体の複写による不正使
用を防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の記録媒体を複写する際には、傷の
部分又は異なるフォーマットの部分がコピープログラム
においてエラーとなり、コピープログラムはそのエラー
表示を行うため、無断複写を行う者は複写防止対策の方
法をある程度知ることができる。これによって、例え
ば、記録プログラム中の設定データとの比較を行うステ
ップを実行せず、比較で一致した場合に移行するステッ
プに常に移行するように記録プグラムを変更することに
よって、複写された記録プログラムを正常に動作させる
ことが可能であるため、記録媒体の複写防止を比較的簡
単に破ることができ、複写による不正使用防止が完全で
はないという問題点があった。
そこで、本発明では、ディスク・オペレーティング・
システムが通常使用する通常使用領域の外の物理的に使
用可能な特別使用領域を用いることにより、上記の問題
点を解決した円盤状記録媒体のプログラム記録方法を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成するために、本発明により円
盤状記録媒体のプログラム記録方法は、ディスク・オペ
レーティング・システムで制御され書き込み及び読み出
しが行われる円盤状記録媒体のプログラム記録方法であ
って、当該システムで通常の書き込み及び読み出しに使
用する通常使用領域にプログラムの一部を欠如した状態
で記録し、前記通常使用領域の外の物理的に使用可能で
あり当該システムのコピープログラムでは書き込みがで
きない特別使用領域を用い、該特別使用領域に該通常使
用領域に記録されたプログラムの欠如部分を記録するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明の円盤状記録媒体のプ
ログラム記録方法においては、ディスク・オペレーティ
ング・システムが通常使用する通常使用領域の外の物理
的に使用可能な特別使用領域が用いられ、通常使用領域
にはプログラムの一部を欠如した状態で記録し、通常使
用領域には記録されたプログラムの被記録プログラムの
欠如部分が前記特別使用領域に記録される。
この本発明のプログラム記録方法により記録された円
盤状記録媒体をコピープログラムにより他の記録媒体に
複写したとき、通常使用領域の記録プログラムだけが複
写され、特別使用領域の被記録プログラムの欠如部分は
複写されない。このため、複写された記録プログラムが
実行されるとき、被記録プログラムの欠如部分によって
プログラムが正常に実行されなくなる。つまり、プログ
ラムの処理の実行が欠如部分に到るまでは正常に実行さ
れるが、プログラムの欠如部分に至って、そのプログラ
ムの処理が正常に実行されなくなる。または、場合によ
って、プログラムの一部の機能しか実行されなくなる。
複写時には、コピープログラムは正常にコピー処理を行
い終了するので、コピープログラムでエラーが表示され
ることはない。
〔実施例〕
第1図は本発明のプログラム記録方法により記録され
た円盤状記録媒体の記録状態を模式的に示す図である。
第1図に示す記録媒体はフレキシブルディスク1であ
り、例えば、5.25インチ両面高密度型のものである。フ
レキシブルディスク1の書き込み,読み出しを制御する
ディスク・オペレーティング・システム(以下「基本シ
ステム」という)のうちマイクロソフト社のシステムで
あるMS−DOSにおいては、第1図に示すフレキシブルデ
ィスク1の第0シリンダ(トラック)S0からディスク内
周方向に第NシリンダSNまでの(N+1)シリンダを使
用し、第(N+1)シリンダ以降は使用しない。フレキ
シブルディスクが5.25インチ両面高密度型の場合、Nは
「76」である。上記のMS−DOSでは、5.25インチ両面倍
密度倍トラック型のフレキシブルディスクでは、Nは
「79」であり、5.25インチの両面倍密度型及び片面単密
度型のフレキシブルディスクでは、Nは「39」である。
このようにNの値は、フレキシブルディスク1の型式及
びディスク・オペレーディグ・システム(DOS)の種類
によって異なっている。
フレキシブルディスク1の第0シリンダS0から第Nシ
リンダSNまでは、基本システムに応じたフォーマッティ
ングがなされて基本システムの通常使用領域とされてお
り、この(N+1)シリンダ内に単一又は複数のプログ
ラムが記録されている。更にフレキシブルディスク1の
シリンダSNより内周の部分も基本システムに応じたフォ
ーマッティグが可能であり、物理的に使用可能な部分と
なっている。このため、例えば、第(N+3)シリンダ
SN+3(5.25インチ両面高密度型の場合S79)は基本シス
テムに応じたフォーマッティングがなされて、基本シス
テムの特別使用領域とされており、プログラムの一部を
欠如した状態で記録された通常使用領域のプログラムに
対して、その被記録プログラムの欠如部分が記録され
る。
ここでのオリジナルとなるフレキシブルディスクを作
成する場合、特別使用領域への書き込みは、基本システ
ムのコピープログラムでは行えないので、ディスク駆動
装置を直接に制御する械械語プログラム(シリンダ番
号,ヘッド番号等を直接に指定してデータを書込むプロ
グラム)により行われる。
したがって、このフレキシブルディスク1を通常の基
本システムのコピープログラムを用いて新たなフレキシ
ブルディスクに複写した場合、フレキシブルディスク1
の第0シリンダS0〜第NシリンダSNの通常使用領域だけ
が複写され、第(N+3)シリンダSN+3の特別使用領域
は複写されない。また、全通常使用領域のフォーマット
は基本システムに応じたフォーマットであるため、この
コピープログラムの実行中にエラーが発生することはな
い。
第2図に上記のフレキシブルディスク1の記録プログ
ラムによる処理のフローチャートを示す。第2図は、フ
レキシブルディスク1の第(N+3)シリンダSN+3にプ
ログラムの欠如部分が記録されている場合のフローチャ
ートを示している。フレキシブルディスク1より第0シ
リンダS0〜第NシリンダSNの通常使用領域より任意の被
記録プログラムが基本システムによって読み出され、例
えばパーソナルコンピュータの主記憶装置に転送されて
第2図の処理が開始される。
ここでは、通常使用領域にはプログラムの一部を欠如
した状態で記録されており、特別使用領域には、前記通
常使用領域に記録されたプログラムの被記録プログラム
の欠如部分が記録されているので、つまり、通常使用領
域より読み出された各々の被記録プログラムの一部が欠
如されているので、このため、この記録プログラムが実
行を開始し、プログラムの実行に伴い、装着されたフレ
キシブルディスクの第(N+3)シリンダSN+3の特別使
用領域をアクセスする(ステップ14)。ここで、装着さ
れたフレキシブルディスクが複写されたものでない元
(オリジナル)のフレキシブルディスクであれば、特別
使用領域より被記録プログラムの欠如部分が読み出され
るので、記録プログラムが完成して正常に処理が実行さ
れることになるが、複写されたフレキシブルディスクの
場合、記録プログラムの欠如部分がないため上記記録プ
ログラムは未完成の状態となる。従って、ステップ15に
おいて、記録プログラムが実行されたとき、元のフレキ
シブルディスク1から読み出した記録プログラムは、正
常に実行され、この記録プログラムの処理を正常に終了
する。しかし、複写されたフレキシブルディスクから読
み出した記録プログラムは欠如部分に至って、実行不能
となり、その時に、実行を中止する。
このように、第1図に示すフレキシブルディスク1は
複写を行う際にエラーが発生しないので、複写による不
正使用防止対策がなされていること自体を知ることがで
きず、複写された記録プログラムが正常動作するように
記録プログラムを変更することが非常に困難である。ま
た、特別使用領域には記録プログラムの欠如部分を記録
したことにより、単に比較を行うステップを回避するよ
うな簡単な被記録プログラムの変更ができない。従っ
て、フレキシブルディスク1の複写による不正使用を略
完全に防止できる。
なお、特別使用領域はシリンダSN+3以外に設定しても
よく、本発明はフレキシブルディスクに限らず、例え
ば、ハードディスク等の他の円盤状記録媒体に適用して
も良く、上記実施例に限定されない。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明の円盤状記録媒体へのプログラム
記録方法によると、不正な複写時には通常使用領域だけ
が複写されて特別使用領域のプログラムの欠如部分が複
写されないため、複写された記録プログラムが正常に実
行されることがなく、また、プログラムの欠如部分によ
り一部の機能が制限された態様で実行される。不正な複
写時にもエラーが発生しないため、この複写による不正
使用防止対策がなされていること自体を知ることは困難
であり、略完全に複写を防止することができる等の特長
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる円盤状記録媒体の一実施例の記録
状態を模式的に示す図、第2図は第1図に示す記録媒体
の記録プログラムによる処理例のフローチャートであ
る。 1……フレキシブルディスク、10〜15……各ステップ、
S0〜SN……通常使用領域、SN+3……特別使用領域。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク・オペレーティング・システムで
    制御され書き込み及び読み出しが行われる円盤状記録媒
    体のプログラム記録方法であって、当該システムで通常
    の書き込み及び読み出しに使用する通常使用領域にプロ
    グラムの一部を欠如した状態で記録し、前記通常使用領
    域の外の物理的に使用可能であり当該システムのコピー
    プログラムでは書き込みができない特別使用領域を用
    い、該特別使用領域に該通常使用領域に記録されたプロ
    グラムの欠如部分を記録することを特徴とする円盤状記
    録媒体のプログラム記録方法。
JP60238463A 1985-10-24 1985-10-24 円盤状記録媒体のプログラム記録方法 Expired - Lifetime JP2630932B2 (ja)

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