JP2630585B2 - 吐水口 - Google Patents

吐水口

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JP2630585B2
JP2630585B2 JP6334727A JP33472794A JP2630585B2 JP 2630585 B2 JP2630585 B2 JP 2630585B2 JP 6334727 A JP6334727 A JP 6334727A JP 33472794 A JP33472794 A JP 33472794A JP 2630585 B2 JP2630585 B2 JP 2630585B2
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明 西岡
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources
    • Y02A20/411Water saving techniques at user level

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直放水とシャワー状の
散水(何れも水と称しているが、例えば湯沸器などから
の湯や、湯水混合栓などからの混合湯水などを含む。)
とを選択的に吐水させるようにした吐水口の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記の吐水口の一つとして、特開平4−
306331号公報によって提案され且つ図7にも概略
を示したように、中央部の直放水の流路31まわりに散
水用の流路32を形成すると共に、上記の両流路31,
32を択一的に給水路33に連通させる流路切り換え用
の弁機構34を設けたものがある。
【0003】上記の弁機構34は、具体的には、前記直
放水流路31の上端部まわりに弁体35を設ける一方、
旋回流チャンバ36を備えたスリーブ37を本体38内
に昇降可能に設け、かつ、このスリーブ37の下端に
は、スリーブ37の昇降に伴って弁体35に離接する弁
座39を形成して成るもので、前記スリーブ37を下降
させて、同図に仮想線で示すように、前記弁体35に弁
座39を当接させると、給水路33からの水が直放水流
路31から直放水として吐水される。
【0004】或いは、スリーブ37を上昇させて弁体3
5から弁座39を離間させると、給水路33からの給水
が旋回流チャンバ36内で旋回して、これが円錐状の水
膜になって散水流路32に供給されると共に、このと
き、水膜の流れが速くなって円錐状水膜の内部圧が低下
し、この空間部に直放水流路31を通して外気が吸引さ
れて、この外気が給水路33からの水に混入すること
で、散水の流路32から散水がいわゆる泡沫水となって
吐水されるもので、簡単な弁の切り換え操作によって、
直放水と散水との吐水を選択できることに加えて、散水
の形態をとった際には、これに気泡が混入した泡沫水と
なることから、消音や水跳ね防止の面で好適であると言
える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の円錐
状水膜による圧低下空間は、直接的に大気に開放してい
ることから、さほど大きな圧低下を期待することができ
ず、従って、外気の導入が不確実であると共に、外気の
導入割合が少ない泡沫水しか得られず、その上、円錐状
水膜の形成が不安定であって、一寸したショックで水膜
が崩れて、水膜の一部が直放水流路31に流れ込んだ
り、例えば蛇口などの給水管の傾きや、給水管に対する
吐水口の取り付け姿勢の傾きなどによって、円錐状水膜
の軸芯が僅かにでも傾くと、水膜の一部が直放水流路3
1に流れ込んだりし、或いは、給水量を絞ったり、給水
圧が低く変動したりしても、水膜の拡がりが小さくなっ
て水膜の大部分の水が直放水流路31に流れ込んだりす
るもので、消音や水跳ね防止の効果が極端に薄れる問題
があった。更には、上記の事態によって外気の導入量が
少なくなって、これが消音や水跳ね防止の更なる低下に
繋がることに加えて、特に円錐状水膜の軸芯が傾いた際
には、外気の導入に偏りが生じて、散水に対する外気の
混入が不均一になり易い問題もあった。
【0006】本発明は、かゝる実情に鑑みて、簡単な構
造の改良によって上記の不都合を一挙に解消できるに至
った吐水口を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、中央部の直放水の流路まわりに散水用の
流路を形成すると共に、上記の両流路を択一的に給水路
に連通させる流路切り換え用の弁機構を備えた吐水口に
おいて、前記直放水流路と散水流路との間に、大気に連
通する環状の空間部を形成する一方、前記散水流路の流
路途中に、散水流路の周方向に所定の間隔を隔てて絞り
流路を形成し、かつ、前記空間部を前記絞り流路の直下
流側に連通させる外気導入用の流路を、空間部まわりに
所定の間隔を隔てて形成した点に特徴がある。
【0008】
【作用】上記の特徴構成によれば、散水流路の流路途中
に絞り流路を形成して、この流路を流れる水の流速をア
ップさせた上で、この流路の直下流側に外気導入流路を
形成したことで、散水の吐水形態をとった際には、絞り
流路の直下流部で且つ散水流路の周方向に分散させる状
態で、ベンチュリー効果による外気導入が均一に成され
る。
【0009】而して、この外気の導入部が殆ど閉空間で
あって、ここにベンチュリー効果によって外気を導入さ
せるので、外気の導入が確実で且つ導入量も多くなり、
しかも、吐水口の姿勢が傾き気味であっても、或いは、
給水量を絞ったり、給水圧が低く変動したりしても、散
水流路と直放水流路とを完全に分離させたことに加え
て、絞り流路によって積極的に水の流速をアップさせる
ようにしたことから、散水流路への均一な外気導入が確
実に達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例にかゝる吐水口の分解断
面を示し、これらの図において、図中の1は合成樹脂製
の吐水口本体で、蛇口などの給水管2に対する接続用の
給水路3を横側部に備えている。4は吐水口本体1の下
部側に螺着される合成樹脂製の吐水キャップであって、
中央部の直放水の流路5まわりに散水用の流路6を形成
して成り、それぞれ直放水流路5と散水流路6の吐水口
部には、例えばメッシュの周囲を合成樹脂材で縁取りし
た複数枚の散水板7…が設けられている。8は吐水口本
体1に内蔵された合成樹脂製の分流部材で、前記直放水
流路5に連通する第1チャンバ9と、前記散水流路6に
連通する第2チャンバ10とを備えている。
【0011】11は流路切り換え用の弁機構で、図4に
も示すように、前記分流部材8の上面板8aに、それぞ
れ第1及び第2チャンバ9,10に対応させて、前記給
水路3に連通する弁座12,13を設けると共に、前記
吐水口本体1の上部側の空間部に、上下方向の軸芯まわ
りで回動可能に合成樹脂製の弁体保持部材14を設け、
この弁体保持部材14に、回動に伴って弁座流路a,b
を択一的に開弁させる金属製のボール弁体15を、スプ
リング16によって閉弁方向に付勢させて設けると共
に、この弁体保持部材14に回動操作具17を連設し、
かつ、この操作具17を吐水口本体1の横側部に露出さ
せて成る。
【0012】上記の構成によれば、前記ボール弁体15
による弁座流路a,bの択一的な開弁の操作によって、
図2,4に示すように、弁座流路aを開いて給水路3を
直放水流路5に連通させる直放水の吐水状態と、図3に
示すように、弁座流路bを開いて給水路3を散水流路6
に連設させる散水の吐水状態とを、確実に切り換え現出
させることができる。
【0013】これまでの構成より成る吐水口は、構成が
異なるものの機能的には同じであるところの、本出願人
が既に提案している例えば実公平6−7229号公報に
よって公知のものであるが、本発明では、かゝる流路切
り換えの機能を有する吐水口において、前記直放水流路
5と散水流路6との間に、大気に連通する環状の空間部
18を形成する一方、前記散水流路6の流路途中に、散
水流路6の周方向に所定の間隔を隔てて絞り流路c…を
形成し、かつ、前記空間部18を前記絞り流路c…の直
下流側に連通させる外気導入用の流路d…を、空間部1
8まわりに所定の間隔を隔てて形成した点に特徴があ
る。
【0014】具体的には、吐水口本体1に吐水キャップ
4を螺着することで、この吐水キャップ4と分流部材8
とによって挟着保持される合成樹脂製の板状部材19
に、第1チャンバ9と直放水流路5とを連通させる筒部
材20を連設すると共に、この板状部材19の第2チャ
ンバ10と散水流路6とを遮断する板部21に、多数の
小径孔から成る絞り流路c…を形成(図6を参照)して
いる。
【0015】一方、前記吐水キャップ4を合成樹脂材に
よって一体成型する際に、図5に示すように、前記直放
水流路6と散水流路7との間に、下部側で外気に連通す
る環状の空間部18を形成し、更に、前記散水流路6を
形成する空間部18側の壁体部分6aの上角部に、キャ
ップ成型型枠の抜きによって成形される前記空間部18
まわりで複数個の外気導入流路d…を形成すると共に、
1個の直放水の吐水口部5aと6個(何れも戸数は不問
である。)の散水の吐水口部6bとを形成している。
【0016】従って、上記の構成によれば、散水の吐水
形態をとった状態では、給水路3から散水流路6に供給
された水が絞り流路c…を通過する際に、その水の流速
が大幅にアップし、これによって絞り流路c…の直下流
側の圧力が低下することで、いわゆるベンチュリー効果
によって、殆ど閉空間である散水流路6に、前記外気導
入流路d…を通して空間部18から外気が万遍なく導入
されることになる。而して、絞り流路c…を通して勢い
よく流れる水に外気を導入させることで、この水に外気
を均一に水に混入させることができるようになり、これ
が散水板7…と吐水口部6bとを通して、いわゆる泡沫
水として吐水されることになる。
【0017】このように、散水流路6の流路途中に絞り
流路c…を形成して、水の流速をアップさせて外気を導
入させるようにしているので、吐水口の姿勢が傾き気味
であっても、或いは、給水量を絞ったり、給水圧が低く
変動したりしても、散水流路6に対する均一な外気導入
が確実に達成されるのであり、加えて散水流路6と直放
水流路5とを完全に分離させているので、いわゆる泡沫
水として吐水される散水が直放水流路5に流れ込むこと
は一切なく、消音や水跳ね防止の面で極めて好適なもの
となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、散水流路
と直放水流路とを完全に分離させて、その内の散水流路
をとる水の流速を積極的にアップさせ、この殆ど閉空間
である部位に、ベンチュリー効果によって外気を導入さ
せるようにしたことで、直放水流路への散水の流れ込み
を一切伴わせないで、多量の外気を確実に散水流路に導
入させ得るようになり、しかも、吐水口の姿勢が傾き気
味であっても、或いは、給水量を絞ったり、給水圧が低
く変動したりしても、ベンチュリー効果によって外気の
導入が確実に行われることから、外気の混入割合の大き
な散水を泡沫水として吐水できるようになり、これによ
って、散水の吐水形態をとる際の消音や水跳ね防止が効
果的に達成されるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】吐水口の分解断面図である。
【図2】直放水の吐水状態を示す吐水口の縦断側面図で
ある。
【図3】散水の吐水状態を示す吐水口の縦断側面図であ
る。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】吐水口部側から見た吐水キャップの全体図であ
る。
【図6】絞り流路を形成した板状部材の斜視図である。
【図7】従来例の吐水口の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
3…給水路、5…直放水流路、6…散水流路、11…弁
機構、18…空間部、c…絞り流路、d…外気導入流
路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部の直放水の流路まわりに散水用の
    流路を形成すると共に、上記の両流路を択一的に給水路
    に連通させる流路切り換え用の弁機構を備えた吐水口で
    あって、前記直放水流路と散水流路との間に、大気に連
    通する環状の空間部を形成する一方、前記散水流路の流
    路途中に、散水流路の周方向に所定の間隔を隔てて絞り
    流路を形成し、かつ、前記空間部を前記絞り流路の直下
    流側に連通させる外気導入用の流路を、空間部まわりに
    所定の間隔を隔てて形成してあることを特徴とする吐水
    口。
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