JP2629346B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2629346B2 JP2629346B2 JP1082164A JP8216489A JP2629346B2 JP 2629346 B2 JP2629346 B2 JP 2629346B2 JP 1082164 A JP1082164 A JP 1082164A JP 8216489 A JP8216489 A JP 8216489A JP 2629346 B2 JP2629346 B2 JP 2629346B2
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- Japan
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- thickness
- joint
- louver
- leg
- lighting
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Description
本発明は、照明用ルーバを有する照明器具に関する。
従来、横断面の形状がＶ字状のルーバを有する照明器
具は、実願昭59−197009号（実開昭61−113316号）のマ
イクロフィルム（従来例１）および実願昭60−71720号
（実開昭61−188207号）のマイクロフィルム（従来例
２）等に開示されて周知である。 また、樹脂成形されるタイマー用カムの外周面部およ
び内周面部の肉厚を薄くかつ均等にすることにより、ひ
けの発生を防止しようとしたものは、実願昭57−57358
号（実開昭58−159141号）のマイクロフィルム（従来例
３）に開示されている。
具は、実願昭59−197009号（実開昭61−113316号）のマ
イクロフィルム（従来例１）および実願昭60−71720号
（実開昭61−188207号）のマイクロフィルム（従来例
２）等に開示されて周知である。 また、樹脂成形されるタイマー用カムの外周面部およ
び内周面部の肉厚を薄くかつ均等にすることにより、ひ
けの発生を防止しようとしたものは、実願昭57−57358
号（実開昭58−159141号）のマイクロフィルム（従来例
３）に開示されている。
しかしながら、従来例１および２に開示されているよ
うな横断面の形状がＶ字状の照明用ルーバは樹脂で成形
されており、ルーバ片の脚片の接合部は、特に肉厚が厚
くなる傾向にあり、照明用ルーバ成形時にひけが発生す
るという問題がある。このようなひけがあると、光学設
計された反射面を有する照明用ルーバでは、その反射面
形状が設計どおりにならなくなるとともに、ひけの部分
が部分的に光る等して照明器具として所定の光学特性を
得られにくくなるという問題がある。 これに対し、従来例３のタイマー用カムでは、その外
周面部および内周面部の肉厚を薄くかつ均等にすること
により、ひけの発生を防止しようとすることが開示され
ている。 しかしながら、照明用ルーバにおいて、従来例３のよ
うに一対の脚片と接合部の肉厚を均等にしようとする
と、一対の脚片が接合する接合部上端ではその肉厚が脚
片の２倍となり、さらに接合部の脚片の肉厚と同じにす
るには接合部の肉厚を途中から急激に減少させなければ
ならない。このようにすると、照明用ルーバの反射面に
段差が生じることになり、滑らかな曲面の反射面を構成
することができにくくなり、所定の光学設計ができにく
くなるものである。 本発明は、ひけを抑制して反射面形状を維持するとと
もに反射面で所定の光学特性を得られうる照明用ルーバ
を有する照明器具を提供することを目的とする。
うな横断面の形状がＶ字状の照明用ルーバは樹脂で成形
されており、ルーバ片の脚片の接合部は、特に肉厚が厚
くなる傾向にあり、照明用ルーバ成形時にひけが発生す
るという問題がある。このようなひけがあると、光学設
計された反射面を有する照明用ルーバでは、その反射面
形状が設計どおりにならなくなるとともに、ひけの部分
が部分的に光る等して照明器具として所定の光学特性を
得られにくくなるという問題がある。 これに対し、従来例３のタイマー用カムでは、その外
周面部および内周面部の肉厚を薄くかつ均等にすること
により、ひけの発生を防止しようとすることが開示され
ている。 しかしながら、照明用ルーバにおいて、従来例３のよ
うに一対の脚片と接合部の肉厚を均等にしようとする
と、一対の脚片が接合する接合部上端ではその肉厚が脚
片の２倍となり、さらに接合部の脚片の肉厚と同じにす
るには接合部の肉厚を途中から急激に減少させなければ
ならない。このようにすると、照明用ルーバの反射面に
段差が生じることになり、滑らかな曲面の反射面を構成
することができにくくなり、所定の光学設計ができにく
くなるものである。 本発明は、ひけを抑制して反射面形状を維持するとと
もに反射面で所定の光学特性を得られうる照明用ルーバ
を有する照明器具を提供することを目的とする。
請求項１の発明は、下部および上部を有する器具本体
と；器具本体の上部側に位置する一対の脚片および器具
本体の下部側に位置する接合部を有し、脚片の肉厚は脚
片上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄くな
り接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満となる
ように成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部上端
から下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部下端
の肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成形さ
れてなるルーバ片を格子状に配設して構成された樹脂製
照明用ルーバと；を具備している。 本発明によると、樹脂製照明用ルーバは、脚片の肉厚
は脚片上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄
くなり接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満と
なるように成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部
上端から下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部
下端の肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成
形されてなるルーバ片を格子状に配設して構成されてい
るので、ひけを抑制して反射面形状を維持するとともに
反射面で所定の光学特性を得られうるものである。
と；器具本体の上部側に位置する一対の脚片および器具
本体の下部側に位置する接合部を有し、脚片の肉厚は脚
片上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄くな
り接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満となる
ように成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部上端
から下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部下端
の肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成形さ
れてなるルーバ片を格子状に配設して構成された樹脂製
照明用ルーバと；を具備している。 本発明によると、樹脂製照明用ルーバは、脚片の肉厚
は脚片上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄
くなり接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満と
なるように成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部
上端から下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部
下端の肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成
形されてなるルーバ片を格子状に配設して構成されてい
るので、ひけを抑制して反射面形状を維持するとともに
反射面で所定の光学特性を得られうるものである。
本発明の一実施の形態を図１ないし３を参照して説明
する。図１は、本発明の一実施の形態を示す照明器具の
斜視図であり、図において照明器具は、器具本体１と樹
脂製照明用ルーバ２を有している。器具本体は、下部1a
および上部1bを有している。 図２は同じく照明用ルーバの要部底面図、図３は同じ
く照明用ルーバのＡ−Ａ要部拡大横断面図である。図に
おいて、照明用ルーバ２は、ルーバ片３が格子状に組み
合わされて構成されている。 そして、ルーバ片３は、器具本体１の上部1a側に位置
する一対の脚片４および下部1b側に位置する接合部５を
有し、接合部５上端5aの肉厚L3は脚片４上端4aの肉厚L1
の２倍未満であり、接合部５上端5aから下端5bからいく
にしたがって徐々に薄くなり、接合部５下端5bの肉厚と
脚片４上端4aの肉厚L2がほぼ同一になるように成形され
ている。 ここで、肉厚L1、L2およびL3の寸法は、それぞれ2m
m、2mmおよび3mmまたはそれ以下となっている。 したがって、本実施の形態のルーバ片の肉厚L1、L2と
肉厚L3は、それぞれ異なるが一対の脚片から接合部に至
る変化は緩やかになっているので、ひけが抑制される。
よってランプ点灯時、部分的に光るところが抑制されて
照明器具の外観が向上する。
する。図１は、本発明の一実施の形態を示す照明器具の
斜視図であり、図において照明器具は、器具本体１と樹
脂製照明用ルーバ２を有している。器具本体は、下部1a
および上部1bを有している。 図２は同じく照明用ルーバの要部底面図、図３は同じ
く照明用ルーバのＡ−Ａ要部拡大横断面図である。図に
おいて、照明用ルーバ２は、ルーバ片３が格子状に組み
合わされて構成されている。 そして、ルーバ片３は、器具本体１の上部1a側に位置
する一対の脚片４および下部1b側に位置する接合部５を
有し、接合部５上端5aの肉厚L3は脚片４上端4aの肉厚L1
の２倍未満であり、接合部５上端5aから下端5bからいく
にしたがって徐々に薄くなり、接合部５下端5bの肉厚と
脚片４上端4aの肉厚L2がほぼ同一になるように成形され
ている。 ここで、肉厚L1、L2およびL3の寸法は、それぞれ2m
m、2mmおよび3mmまたはそれ以下となっている。 したがって、本実施の形態のルーバ片の肉厚L1、L2と
肉厚L3は、それぞれ異なるが一対の脚片から接合部に至
る変化は緩やかになっているので、ひけが抑制される。
よってランプ点灯時、部分的に光るところが抑制されて
照明器具の外観が向上する。
本発明では、樹脂製照明用ルーバの脚片の肉厚は脚片
上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄くなり
接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満となるよ
うに成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部上端か
ら下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部下端の
肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成形され
てなるルーバ片を格子状に配設して構成されているの
で、ひけを抑制して反射面形状を維持するとともに反射
面で所定の光学特性得られうるものである。
上端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄くなり
接合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満となるよ
うに成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部上端か
ら下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部下端の
肉厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成形され
てなるルーバ片を格子状に配設して構成されているの
で、ひけを抑制して反射面形状を維持するとともに反射
面で所定の光学特性得られうるものである。
図１は、本発明の一実施の形態を示す照明器具での斜視
図である。 図２は、同じく照明用ルーバの要部底面図である。 図３は、同じく照明用ルーバのＡ−Ａ要部拡大横断面図
である。
図である。 図２は、同じく照明用ルーバの要部底面図である。 図３は、同じく照明用ルーバのＡ−Ａ要部拡大横断面図
である。
１……器具本体、２……照明用ルーバ
Claims (1)
- 【請求項１】下部および上部を有する器具本体と； 器具本体の上部側に位置する一対の脚片および器具本体
の下部側に位置する接合部を有し、脚片の肉厚は脚片上
端から接合部上端にいくにしたがって徐々に薄くなり接
合部上端の肉厚が脚片上端の肉厚の２倍未満となるよう
に成形されるとともに、接合部の肉厚は接合部上端から
下端にいくにしたがって徐々に薄くなり接合部下端の肉
厚と脚片上端の肉厚がほぼ同一になるように成形されて
なるルーバ片を格子状に配設して構成された樹脂製照明
用ルーバと； を具備していることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082164A JP2629346B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082164A JP2629346B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02262207A JPH02262207A (ja) | 1990-10-25 |
| JP2629346B2 true JP2629346B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=13766790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1082164A Expired - Lifetime JP2629346B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2629346B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5678922A (en) * | 1995-08-16 | 1997-10-21 | H. E. Williams, Inc. | Lighting fixture and anodized metallic louver system therefor |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58159141U (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | オムロン株式会社 | タイマ−用カム |
| JPS645286Y2 (ja) * | 1984-12-25 | 1989-02-09 | ||
| JPS6345689Y2 (ja) * | 1985-05-15 | 1988-11-28 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082164A patent/JP2629346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02262207A (ja) | 1990-10-25 |
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