JP2628766B2 - 薄膜el表示装置の駆動方法 - Google Patents

薄膜el表示装置の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容量性フラット・マトリクスディスプレイ
パネル(以下、薄膜EL表示装置と呼ぶ)の駆動方法に関
する。
従来の技術 第3図は、一般的な薄膜EL表示装置の構成を概略的に
示すブロック図である。表示パネル1は、薄膜EL素子か
ら成っている。この薄膜EL素子が、たとえば二重絶縁型
薄膜EL素子の場合には、ガラス基板上に帯状の複数の透
明電極を互いに平行に配列し、この上に透電物質を積層
し、さらにその上にEL層を積層し、さらにその上に誘電
物質を積層して三層構造にし、その上に透明電極と直交
する方向に延びる帯状の複数の背面電極を互いに平行に
配列して構成される。
上記薄膜EL素子は、第4図に示す印加電圧−輝度特性
を持つ。第4図から明らかなように、この薄膜EL素子は
200V程度の比較的高電圧を印加して駆動される。
第3図の表示パネル1では、薄膜EL素子の透明電極が
データ側電極D1〜D8とされ、また薄膜EL素子の背面電極
が走査側電極S1〜S4とされる。
データ側スイッチング回路2は、各データ側電極D1〜
D8に個別的に変調電圧VMを印加するための回路であり、
各データ側電極D1〜D8に個別的に接続されたデータ側出
力ポート群3と、各データ側電極D1〜D8に対応する表示
データを受け入れ、その表示データに応じてデータ側出
力ポート群3をオン・オフさせる論理回路4とを有す
る。
走査側スイッチング回路5は、各走査側電極S1〜S4に
その線順次に従って書込み電圧VW1,−VW2(VW1=VW2
VMの関係をもつ)を印加する回路であり、各走査側電極
S1〜S4に個別的に接続された走査側出力ポート群6と、
走査側出力ポート群6を走査側電極S1〜S4の線順次に従
ってオン・オフさせる論理回路7とを有する。
駆動回路8は、一定の基準電圧VDから表示パネル1駆
動用の高電圧を発生させる回路であり、データ側出力ポ
ート群3に変調電圧VMを供給するための変調駆動回路9
と、走査側出力ポート群6に書込み電圧VW1,−VW2を供
給するための書込み駆動回路10とを有する。
駆動論理回路11は、表示データ信号D,データ転送クロ
ックCK,水平同期信号H,垂直同期信号Vなどの入力信号
に基づいて、表示パネル1の駆動に必要な各種のタイミ
ング信号を発生するための回路である。
前記薄膜EL表示装置の基本的な表示駆動は、第1およ
び第2の2つのフィールドにわたる区間を1周期とし、
データ側電極D1〜D8には発光・非発光を決める表示デー
タに対応する変調電圧VMを与える一方、走査側電極S1〜
S4には第1フィールドで書込み電圧VW1を、また第2フ
ィールドで書込み電圧−VW2を線順次に与えることによ
って行われる。
この表示駆動によって、データ側電極D1〜D8と走査側
電極S1〜S4が交差する画素Aに相当する部分に書込み電
圧VW1,−VW2と変調電圧VMの重畳効果あるいは相殺効果
が生じ、画素Aには実効電圧として発光しきい値電圧V
th(Vth≒VW2)以上の電圧VW1あるいは発光しきい値電
圧Vth以下の電圧VW2が印加され、これによって各画素A
が発光・非発光の状態となり所定の表示が得られる。し
たがって、1つの画素Aに対しては、第1フィールドと
第2フィールドとでそれぞれ極性の反転した実効電圧が
交互に印加され、2つのフィールドを1周期として薄膜
EL素子にとって理想的とされる対称な交流駆動が行われ
ることになる。
このような薄膜EL表示装置では、各画素Aの輝度を複
数段階に変化させる駆動方法すなわち階調表示を行う方
法として、データ側電極D1〜D8に印加する変調電圧VM
パルス幅を変化させ、画素Aにかかる実効電圧の面積強
度を制御するパルス幅変調方式や、変調電圧VMの振幅を
制御する振幅変調方式が知られている。
第5図は、パルス幅変調方式による階調表示の従来例
の場合に任意の画素に印加される実効電圧を示す波形図
であり、そのうち第5図(1)は最高輝度Bmaxの発光状
態のときの波形を、第5図(2)は中間調表示の輝度Bx
の発光状態のときの波形を、第5図(3)は非発光状態
(輝度Bo)のときの波形をそれぞれ示している。
また、第6図はパルス幅変調方式による階調表示をす
る本発明の前提となる技術において、任意の画素に印加
される実効電圧を示す波形図である。この前提となる技
術は中間調表示を容易にするために書込み電圧VW1,−V
W2としてランプ電圧を用いたものであり、そのうち第6
図(1)は最高輝度Bmaxの発光状態のときの波形を、第
6図(2)は中間調の輝度Bxの発光状態のときの波形
を、第6図(3)は非発光状態(輝度Bo)のときの波形
をそれぞれ示している。
発明が解決しようとする課題 ところが、上述した従来の駆動方法における第5図
(3)および本発明の前提となる技術における第6図
(3)に示すように非発光状態の場合でも、発光しきい
値電圧Vthに近い実効電圧が画素に印加されるため、長
時間非発光状態にあった画素が発光状態に切り替えられ
たとき、その画素とそれまで発光状態にあった画素との
間に輝度差が生じて安定した階調表示を行えないという
問題点があった。
すなわち、第4図に示す薄膜EL素子の印加電圧−輝度
特性のグラフにおいて、安定した輝度状態は実線で示す
曲線(イ)のようになるが、同図の動作点C(輝度Bo
非発光状態)で長時間使用し続けたあと発光状態に切り
替えると、輝度状態は破線で示す曲線(ロ)のようにシ
フトしてしまうという現象が有ることがわかっている。
その結果、たとえば第7図(1)に示すように画面の一
部S1が中間調表示の輝度Bxでその他の部分S2が非発光で
ある表示パターンから、第7図(2)に示すように全面
を中間調表示の表示パターンに切り替えた場合、切り替
え前に非発光状態であった部分S2の画面が中間調表示を
継続する部分S1よりも明るくなって輝度むらが生じるこ
とになる。このような輝度むらは、画面の一部が最高輝
度Bmaxとなっている表示パターンから画面全体が最高輝
度Bmaxの表示パターンに切り替えた場合にも同様にして
起こる。
薄膜EL素子における上述した現象は、次のような理由
によって起こるものと考えられる。
すなわち、薄膜EL素子を発光しきい値電圧Vth付近の
実効電圧で動作させると、薄膜EL素子の発光層(EL層)
全域でなく絶縁層(誘電層)付近での部分的な発光が生
じ、その結果発光層に電荷が蓄積され、次により高い動
作点に移ったとき蓄積電荷が重畳されて通常より明るく
発光する。
したがって、本発明の目的は、輝度むらのない安定し
て階調表示を行うことのできる薄膜EL表示装置の駆動方
法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の走査
側電極と複数のデータ側電極との間に三層構造のEL素子
を介在させ、データ側電極には表示データに応じて変調
電圧を印加し、走査側電極には順次書込み電圧を印加し
て階調表示を行うようにした薄膜EL表示装置の駆動方法
において、 各画素を構成する対を成す走査側電極とデータ側電極
とに、対を成す第1および第2の各フィールドで極性が
反転する書込み電圧(VW1,−VW2)と、各フィールドで
予め定める一方極性を有する変調電圧VMとをそれぞれ与
え、 書込み電圧(VW1,−VW2)は、 各フィールドで、パルス前部からパルス後部へと波高
値の絶対値が減少する波形を有する単一のランプ電圧で
あり、 第1フィールドで、パルス前部は、EL素子の発光しき
い値電圧Vthと変調電圧VMとの和の電圧VW1であり、 第2フィールドで、パルス前部は、発光しきい値電圧
Vthにほぼ等しい電圧VW2であり、 変調電圧VMは、書込み電圧(VW1,−VW2)のパルス前
部とパルス後部との間で階調に対応したパルス幅を有す
ることを特徴とする薄膜EL表示装置の駆動方法である。
また本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の
走査側電極と複数のデータ側電極との間に三層構造のEL
素子を介在させ、データ側電極には表示データに応じて
変調電圧を印加し、走査側電極には順次書込み電圧を印
加して階調表示を行うようにした薄膜EL表示装置の駆動
方法において、 各画素を構成する対を成す走査側電極とデータ側電極
とに、対を成す第1および第2の各フィールドで極性が
反転する書込み電圧(VW1,−VW2)と、各フィールドで
予め定める一方極性を有する変調電圧VMとをそれぞれ与
え、 書込み電圧(VW1,−VW2)は、 各フィールドで、パルス前部からパルス後部へと波高
値の絶対値が増大する波形を有し、かつパルス前部にEL
素子の発光しきい値電圧Vthを越える突起状波高部aを
有する単一のランプ電圧であり、 第1フィールドで、パルス後部は、EL素子の発光しき
い値電圧Vthと変調電圧VMとの和の電圧VW1であり、 第2フィールドで、パルス後部は、発光しきい値電圧
Vthにほぼ等しい電圧VW2であり、 変調電圧VMは、書込み電圧(VW1,−VW2)のパルス前
部とパルス後部との間で階調に対応した幅を有すること
を特徴とする薄膜EL表示装置の駆動方法である。
作用 本発明に従えば、発光の最初の段階で画素に高い電圧
が印加されることになって、画素を構成するEL素子の発
光層に蓄積されている電荷が直ちに消失し、蓄積電荷に
影響されない本来の安定した発光輝度が得られる。請求
項1の本発明に従えば、書込み電圧VW1,−VW2は、各フ
ィールドで、波高値の絶対値が減少する波形を有する単
一のランプ電圧であり、このパルスの前部をそのまま利
用して、EL素子の波高層に蓄積されている電荷を消失さ
せ、このランプ電圧によれば、変調電圧VMのパルス幅制
御だけでなく、このランプ電圧をさらに利用して中間調
表示を容易にすることができる。
請求項2の本発明によれば、書込み電圧VW1,−V
W2は、その波高値の絶対値が増大する波形を有し、しか
もそのパルス前部には、EL素子の発光しきい値電圧Vth
を越える突起状波高部aを有する単一のランプ電圧と
し、この突起状波高部aを用いてEL素子の蓄積電荷の消
失を行わせるとともに、このランプ電圧を利用すること
によって中間調表示を容易に行うことができる。
さらに請求項1,2の本発明によれば、書込み電圧VW1
−VW2は、対を成す第1および第2の各フィールドで極
性が反転し、これによってEL素子のいわゆる交流駆動を
行うことができ、EL素子の寿命を長くすることができ
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例である薄膜EL表示装置の駆
動方法において、任意の画素への印加される実効電圧を
示す波形図である。
すなわち、この実施例の駆動方法は第3図に示した一
般的な薄膜EL表示装置にパルス幅変調方式を適用して階
調表示を行う場合の駆動方法であって、第1図(1)は
最高輝度Bmaxの発光状態のときの波形を、第1図(2)
は中間調の輝度Bxの発光状態のときの波形を、第1図
(3)は非発光状態(輝度Bo)のときの波形をそれぞれ
示している。ここでは、第3図の表示パネル1における
走査側電極S1〜S4に印加する書込み電圧VW1,−VW2とし
てパルス前部からパルス後部へと波高値の絶対値が減少
する波形を成すランプ電圧が用いられる。
第1図から明らかなように、書込み電圧VW1,−V
W2は、対を成す第1および第2の各フィールドで極性が
反転し、変調電圧VMは、各フィールドで予め定める一方
極性を有する。書込み電圧VW1,−VW2は、各フィールド
で、単一のランプ電圧である。
したがって、この駆動方法の場合は、第1図(3)に
示す非発光状態においても実効電圧印加の最初の段階で
発光しきい値電圧Vthを越える高い電圧が画素に印加さ
れることになり、これによって非発光状態において薄膜
EL素子の発光層に電荷が蓄積されるのが解消され、次に
発光状態に切り替わっても明るくなり過ぎることがな
い。
第2図は本発明の他の実施例の駆動方法において、任
意の画素へ印加される実効電圧を示す波形図である。
すなわち、この実施例の駆動方法も第3図に示した一
般的な薄膜EL表示装置にパルス幅変調方式を適用して階
調表示を行う場合の駆動方式であって、第2図(1)は
最高輝度Bmaxの発光状態のときの波形を、第2図(2)
は中間調の輝度Bxの発光状態のときの波形を、第2図
(3)は非発光状態(輝度Bo)のときの波形をそれぞれ
示している。ここでは、第3図の表示パネル1における
走査側電極S1〜S4に印加する書込み電圧VW1,−VW2とし
て、パルス前部からパルス後部へと波高値が増大するラ
ンプ波形であって、その前部に幅の狭い突起状波高部a
を持つパルス電圧が用いられている。この第2図の実施
例は、前述の第1図の実施例に類似している。パルス前
部の突起状波高部aを持つことによって、次に述べるよ
うにEL素子の発光しきい値電圧Vthを越える電圧とし、E
L素子の蓄積電荷を消失させる。
したがって、この駆動方法の場合も、第2図(3)に
示す非発光状態において実効電圧印加の最初の段階で発
光しきい値電圧Vthを越える高い電圧が画素に印加され
ることになり、これによって非発光状態において薄膜EL
素子の発光層に電荷が蓄積されるのが解消され、次に発
光状態に切り替わっても明るくなり過ぎることがない。
発明の効果 請求項1の本発明では、書込み電圧VW1,−VW2は、波
高値の絶対値が減少する波形を有する単一のランプ電圧
であり、そのパルス前部を利用してEL素子の蓄積電荷を
消失させ、また請求項2の本発明では、書込み電圧
VW1,−VW2は波高値の絶対値が増大する波形であって、
そのパルス前部に発光しきい値電圧Vthを越える突起状
波高部aを設けた単一のランプ電圧であり、この突起状
波高部aによってEL素子の蓄積電荷を消失させるので、
EL素子の発光の最初の段階で画素に高い電圧が印加され
ることになり、画素を構成するEL素子の発光層に蓄積さ
れている電荷が直ちに消失し、蓄積電荷に影響されない
本来の安定した発光輝度を得ることができる。
さらに本発明によれば、書込み電圧VW1,−VW2は、対
を成す第1および第2の各フィールドで極性が反転して
おり、これによってEL素子をいわゆる交流駆動し、EL素
子の寿命を長くすることができる。
また本発明では、書込み電圧VW1,−VW2は、上述のよ
うに単一のランプ電圧であり、したがって変調電圧VM
パルス幅とともに、中間調表示を容易に行うことができ
るという効果もある。
また本発明によれば、書込み電圧VW1,−VW2は、各フ
ィールドで単一のランプ電圧であるので、画素数が多
く、したがって走査期間、すなわちフィールド期間が短
い表示装置においても、本発明を容易に実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である薄膜EL表示装置の駆動
方法において画素に印加される実効電圧の波形を示す波
形図、第2図は本発明の他の実施例の駆動方法において
画素に印加される実効電圧の波形を示す波形図、第3図
は一般的な薄膜EL表示装置の概略的な構成を示すブロッ
ク図、第4図はその薄膜EL表示装置におけるEL素子の印
加電圧−輝度特性を示すグラフ、第5図は従来の薄膜EL
表示装置の駆動方法において画素に印加される実効電圧
の波形を示す波形図、第6図は本発明の前提となる技術
の薄膜EL表示装置の駆動方法において画素に印加される
実効電圧の波形を示す波形図、第7図は従来の駆動方法
により生じる輝度むらの現象を示す説明図である。 1…表示パネル、2…データ側スイッチング回路、5…
走査側スイッチング回路、8…駆動回路、11…駆動論理
回路、D1〜D8…データ側電極、S1〜S4…走査側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 敏弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 上出 久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−241594(JP,A) 特開 昭50−51692(JP,A) 特開 昭59−35595(JP,A) 特開 平2−149888(JP,A) 特開 平1−149094(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに交差する方向に配列した複数の走査
    側電極と複数のデータ側電極との間に三層構造のEL素子
    を介在させ、データ側電極には表示データに応じて変調
    電圧を印加し、走査側電極には順次書込み電圧を印加し
    て階調表示を行うようにした薄膜EL表示装置の駆動方法
    において、 各画素を構成する対を成す走査側電極とデータ側電極と
    に、対を成す第1および第2の各フィールドで極性が反
    転する書込み電圧(VW1,−VW2)と、各フィールドで予
    め定める一方極性を有する変調電圧VMとをそれぞれ与
    え、 書込み電圧(VW1,−VW2)は、 各フィールドで、パルス前部からパルス後部へと波高値
    の絶対値が減少する波形を有する単一のランプ電圧であ
    り、 第1フィールドで、パルス前部は、EL素子の発光しきい
    値電圧Vthと変調電圧VMとの和の電圧VW1であり、 第2フィールドで、パルス前部は、発光しきい値電圧Vt
    hにほぼ等しい電圧VW2であり、 変調電圧VMは、書込み電圧(VW1,−VW2)のパルス前部
    とパルス後部との間で階調に対応したパルス幅を有する
    ことを特徴とする薄膜EL表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】互いに交差する方向に配列した複数の走査
    側電極と複数のデータ側電極との間に三層構造のEL素子
    を介在させ、データ側電極には表示データに応じて変調
    電圧を印加し、走査側電極には順次書込み電圧を印加し
    て階調表示を行うようにした薄膜EL表示装置の駆動方法
    において、 各画素を構成する対を成す走査側電極とデータ側電極と
    に、対を成す第1および第2の各フィールドで極性が反
    転する書込み電圧(VW1,−VW2)と、各フィールドで予
    め定める一方極性を有する変調電圧VMとをそれぞれ与
    え、 書込み電圧(VW1,−VW2)は、 各フィールドで、パルス前部からパルス後部へと波高値
    の絶対値が増大する波形を有し、かつパルス前部にEL素
    子の発光しきい値電圧Vthを越える突起状波高部aを有
    する単一のランプ電圧であり、 第1フィールドで、パルス後部は、EL素子の発光しきい
    値電圧Vthと変調電圧VMとの和の電圧VW1であり、 第2フィールドで、パルス後部は、発光しきい値電圧Vt
    hにほぼ等しい電圧VW2であり、 変調電圧VMは、書込み電圧(VW1,−VW2)のパルス前部
    とパルス後部との間で階調に対応したパルス幅を有する
    ことを特徴とする薄膜EL表示装置の駆動方法。
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