JP2627716B2 - テープカッター - Google Patents

テープカッター

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JP2627716B2
JP2627716B2 JP5260433A JP26043393A JP2627716B2 JP 2627716 B2 JP2627716 B2 JP 2627716B2 JP 5260433 A JP5260433 A JP 5260433A JP 26043393 A JP26043393 A JP 26043393A JP 2627716 B2 JP2627716 B2 JP 2627716B2
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JP
Japan
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locking
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龍彦 川嶋
康宏 竹尾
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、ロール状に巻回された粘
着テープを引出し可能に保持した卓上用のテープカッタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープカッターの本体
は、一般にロール状に巻回された粘着テープを嵌合支持
する回転枠を垂直回動可能に、かつ、着脱可能に軸承す
るテープ支持部と、引き出した粘着テープを所要の長さ
で切断する刃及び切断後の粘着テープの先端を仮着する
仮着面を有した切断部とを前後位置に配設し、下部周縁
に段部を介して嵌合部を有すると共に、内部に複数のか
しめ止め用の軸杆を垂設した下面で開口する中空状の合
成樹脂製の主部材と、前記嵌合部に嵌合して主部材の下
面を閉じ、かつ、前記軸杆と合致する位置に係止孔を設
けた板状の合成樹脂製の底蓋とから成り、前記主部材内
にコンクリートを充填し、かつ、前記嵌合部に底蓋を嵌
合すると共に、軸杆の下端を係止孔にかしめ止めする構
成のものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来の構成によれば、テープカッターの本体が、主部材の
下部に設けた嵌合部に板状の底蓋を嵌合して主部材の下
面を閉じる構成であるので、製作上の誤差やコンクリー
トの充填に伴う多少の膨張作用により、主部材の下部内
周面と底蓋の周面との間に多少とも隙間が生じ、そのた
め硬化したのちのコンクリートの白い粉が、取扱い中に
前記した嵌合部の隙間から落下して机上面を汚損する惧
れがあり、また底蓋の係止孔の位置で軸杆をかしめ止め
する工程を必要とするので、作成に手数を要し、作業性
を損なうなどの欠陥があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は前記した従
来の欠陥を解消するために、ロール状に巻回された粘着
テープを回転可能に支持するテープ支持部と、粘着テー
プの引出し端部を切断する切断部とを有した下面で開口
する中空状の主部材内にコンクリートを充填し、かつ、
主部材の下面を底蓋により閉じて成るテープカッターに
おいて、前記主部材の下部周縁に沿って、内壁と外壁と
によって形成されて下面で開口する嵌合溝を有したスカ
ート部を設け、前記底蓋の周縁に沿って前記嵌合溝に嵌
合する嵌合リブを設けたことを特徴とするものであり、
前記において、主部材に底蓋を止着する手段として、主
部材が、内部に、下方に延び、先端に係止鍔を有した取
付軸を垂設して成り、底蓋が、前記取付軸と対向する位
置に、下面から凹状に窪みその窪み面に、中心孔から放
射状に延びる切り込みを介して前記係止鍔と係止する係
止舌片を有した係止部を設け、またスカート部の内壁
と、底蓋の嵌合リブとの間に、係止孔と係止突部とから
成る係止手段を設け、さらに、底蓋が、内面に、上部に
係止部を有し、該上部がコンクリート内に埋入する止着
杭を突設して成る。また、好ましくは、主部材が、前面
に、高さ方向に延び、外壁が中断して嵌合溝がその位置
で開口する凹状部を有し、底蓋が、前記凹状部の下部前
面に嵌合する起立片を嵌合リブに一体に設けて成るもの
である。
【0005】
【作用】しかして、テープカッターを構成する際は、主
部材の底面を上にして、その内部にコンクリートを充填
し、かつ、底蓋の嵌合リブをスカート部の嵌合溝に嵌挿
してその下面を閉じ、このようにしてコンクリートを硬
化させたのちテープ支持部に粘着テープを軸架するもの
である。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、図1はテープカッター1の総体を示す斜視図で、
回転枠5を垂直回転自在に、かつ、着脱自在に軸承する
本体2は、下面で開口した中空状で合成樹脂から成る主
部材3と、その下面開口部を閉じる合成樹脂から成る底
蓋4とから構成されている。
【0007】前記主部材3は、図2,5で示すように、
後部に前記回転枠5を垂直回転可能に介挿し得る間隔6
を介してその左右位置に側壁7,7を対峙し、その対向
する内面に、ロール状に巻回された粘着テープ8を嵌合
支持する回転枠5の中心軸9を垂直回転自在に、かつ、
着脱可能に軸承する軸受溝10を夫々形成したテープ支
持部11が、また前部に、引き出した粘着テープ8を所
要の長さで切断する刃12及び切断後の粘着テープ8の
先端を仮着する仮着面13を有した切断部14が、前記
テープ支持部11との間に窪み部15を介して配設され
ていると共に、切断部14の前面に高さ方向に延びる凹
状部16が形成されている。下部外周また下部外周縁に
は、前記凹状部16の位置で連続する内壁17aと前記
凹状部16の位置で切断する外壁17bとによって形成
されて、下面と前記凹状部16の位置で夫々開口する嵌
合溝18を有したスカート部17が設けてあり、かつ、
内部の中心位置に、先端に係止鍔19を有した取付軸2
0が垂設してあり、前記内壁17aの前後位置には、係
止孔21,22が夫々設けてある。
【0008】前記底蓋4は、図4,5で示すように前記
主部材3の下面開口部を閉じる大きさの覆板23の周縁
に沿って前記嵌合溝18内に嵌合する嵌合リブ24を設
けて成り、その上縁は嵌合溝18に介入し易いように先
鋭状に形成してあると共に、前記嵌合リブ24の後部内
面には、前記スカート部17の内壁17aに設けた後位
の係止孔22に嵌合係止する係止突部25が、また嵌合
リブ24の前部に、前記主部材3の凹状部16の下部に
嵌合すると共に、内面下部に前記前位の係止孔21と嵌
合係止する係止突部26を有した起立片27が夫々設け
てあり、前記覆板23の上面所要個所には、上端に係止
部28を有した複数の止着杭29が、また前記主部材3
の取付軸20と対向する位置には、下面で凹状に窪み、
その窪み面30に中心孔30aから放射状に延びる切込
み30bを介して前記取付軸20の係止鍔19と係止す
る複数の係止舌片30cを形成した係止部31が夫々突
設してあり、さらに所要位置に乾燥させるための通孔3
2が穿設してある。33は底蓋4の下面に重着されるゴ
ムなどから成る滑止板である。
【0009】しかして、テープカッター1を構成する際
は、主部材3を上向きにして、その内部にコンクリート
34を充填し、かつ、底蓋4の嵌合リブ24をスカート
部17の嵌合溝18に嵌挿してその下面を閉じる。する
と凹状部16の下部に起立片27が嵌合し、かつ、前位
係止孔21と後位係止孔22とに、前位係止突部26と
後位係止突部25が夫々係止すると共に、止着杭29の
上部がコンクリート34内に埋入し、さらに取付軸20
の先端が係止部31の中心孔30aを貫通して係止鍔1
9が係止舌片30cと係止する。この状態でコンクリー
ト34を硬化させたのち、底蓋4の下面に滑止板33を
重着することによって本体2が作成され、次いでテープ
支持部11の軸受溝10に粘着テープ8を支持した回転
枠5の中心軸9を軸架するものである。
【0010】
【発明の効果】以上のように本願によれば、主部材の下
部周縁に沿って内壁と外壁とによって形成されて下面で
開口する嵌合溝を設けて、この嵌合溝に、底蓋の周縁に
沿って設けた嵌合リブを嵌合する構成であるので、嵌合
溝は嵌合リブを嵌合した状態で閉じられるので主部材内
に充填されたコンクリートの粉が嵌合溝を通過しようと
しても、その通過は確実に阻止されて机上面などに落下
する惧れはなく、また本体の下部周縁部が三重壁に構成
されるので、誤って落下した場合、或いは他の物に衝合
した場合の耐衝撃強度に強く、また請求項2及び3記載
の構成によるときは、主部材の下面に底蓋を嵌合するだ
けで主部材に対する底蓋の組み付けが容易にできて本体
の構成に有効であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】総体の斜視図
【図2】総体の縦断側面図
【図3】主部材の下面図
【図4】底蓋の平面図
【図5】分解斜視図
【符号の説明】
1 テープカッター 3 主部材 4 底蓋 8 粘着テープ 11 テープ支持部 14 切断部 16 凹状部 17 スカート部 17a 内壁 17b 外壁 18 嵌合溝 19 係止鍔 20 取付軸 21,22 係止孔 24 嵌合リブ 26,26 係止突部 27 起立片 28 係止部 29 止着杭 30 窪み面 30a 中心孔 30b 切込み 30c 係止舌片 31 係止部 34 コンクリート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻回された粘着テープを回転
    可能に支持するテープ支持部と、粘着テーブの引出し端
    部を切断する切断部とを有した下面で開口する中空状の
    主部材内にコンクリートを充填し、かつ、主部材の下面
    を底蓋により閉じて成るテープカッターにおいて、前記
    主部材の下部周縁に沿って、内壁と外壁とによって形成
    されて下面で開口する嵌合溝を有したスカート部を設
    け、前記底蓋の周縁に沿って前記嵌合溝に嵌合する嵌合
    リブを設けたことを特徴とするテープカッター。
  2. 【請求項2】 主部材が、内部に、下方に延び、先端に
    係止鍔を有した取付軸を垂設して成り、底蓋が、前記取
    付軸と対向する位置に、下面から凹状に窪みその窪み面
    に、中心孔から放射状に延びる切り込みを介して前記係
    止鍔と係止する係止舌片を有した係止部を設けて成る請
    求項1記載のテープカッター。
  3. 【請求項3】 スカート部の内壁と、底蓋の嵌合リブと
    の間に、係止孔と係止突部とから成る係止手段を設けて
    成る請求項1または2記載のテープカッター。
  4. 【請求項4】 主部材が、前面に、高さ方向に延び、外
    壁が中断して嵌合溝がその位置で開口する凹状部を有
    し、底蓋が、前記凹状部の下部前面に嵌合する起立片を
    嵌合リブに一体に設けて成る請求項1,2または3記載
    のテープカッター。
  5. 【請求項5】 底蓋が、内面に、上部に係止部を有し、
    該上部がコンクリート内に埋入する止着杭を突設して成
    る請求項1,2,3または4記載のテープカッター。
JP5260433A 1993-09-27 1993-09-27 テープカッター Expired - Lifetime JP2627716B2 (ja)

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