JP2627334B2 - 2―アミノベンジルアルコール誘導体の製造方法 - Google Patents

2―アミノベンジルアルコール誘導体の製造方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
造方法に関し、特に、一般式: (式中、R1はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、アル
キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ又はニトロを示し、R2は炭素数1〜7のアルキ
ルを示し、nは1〜3の整数である) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体、又
は、一般式(III): (式中、R1、R2及びnは前記と同じであり、R3はアルキ
ルを示す) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
造方法に関する。
[発明の背景] 上記一般式(II)又は(III)で表わされる2−アミ
ノベンジルアルコール誘導体は、医薬、農薬等の合成中
間体として広く使用することができ、特に本発明者らに
より見出された一般式(IV): (式中、Yは、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキ
シ、トリフルオロメチル又はアミノを示し、R1、R2及び
nは前記と同じであり、R4は水素又は前記のR3と同じで
ある) で表わされる2−(2−置換アミノベンジルスルフィニ
ル)ベンズイミダゾール誘導体(特開昭61−60660号公
報、特開昭61−221175号公報及び特開昭61−221176号公
報参照)、又は、特願昭63−297856号明細書に記載の化
合物のうち、一般式(V): (式中、R1及びR2は前記と同じであり、R5は水素又は前
記のR3と同じであり、R6は水素、低級アルキル又は低級
アルコキシを示し、mは0又は1である) で表わされるイミダゾール誘導体の重要な合成中間体と
して使用することができる。
本発明者らは、一般式(II)又は(III)で表わされ
る化合物の一部の製造方法について特許出願している
(特開昭64−3157号公報参照)。この製造方法は、一般
式(II)又は(III)で表わされる化合物を高収率で製
造することができる優れた方法であるが、その還元工程
において水素化リチウムアルミニウムを使用しており、
大量製造する際には安全上の面から極めて慎重に操作し
なくてはならない。
[発明の目的] 本発明は、より安全に高収率で一般式(II)又(II
I)で表わされる化合物を製造することができる、工業
的大量生産に適した一般式(II)又は(III)で表わさ
れる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製造方法を
提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、一般式(I): (式中、R1はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、アル
キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ又はニトロを示し、nは1〜3の整数である) で表わされる化合物と、炭素数2〜8の脂肪族アルデヒ
ドとを脱水反応させる第一工程、及び、第一工程の反応
生成物を還元する第二工程とからなることを特徴とす
る、一般式(II): (式中、R1及びnは前記と同じであり、R2は炭素数1〜
7のアルキルを示す) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
造方法にある。
本発明はまた、一般式(I): (式中、R1はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、アル
キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ又はニトロを示し、nは1〜3の整数である) で表わされる化合物と、炭素数2〜8の脂肪族アルデヒ
ドとを脱水反応させる第一工程、 第一工程の反応生成物を還元して一般式(II): (式中、R1及びnは前記と同じであり、R2は炭素数1〜
7のアルキルを示す) で表わされる化合物を製造する第二工程、及び、一般式
(II)で表わされる化合物をN−アルキル化して、一般
式(III): (式中、R1、R2及びnは前記と同じであり、R3はアルキ
ルを示す) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
造方法にある。
本発明の第一工程の脱水反応生成物は互変異性であ
り、一般式(VI a): (式中、R1、R2及びnは前記と同じである)で表わされ
る構造と、一般式VI b): (式中、R1、R2及びnは前記と同じである)で表わされ
る構造の互変異性体が存在する。
[発明の詳細な記述] 本発明において、前記各一般式におけるR1は、水素、
ハロゲン(塩素、臭素、弗素が好ましい)、アルキル
(メチル、エチル、n−又はi−プロピル、n−又はi
−ブチル等の炭素数1〜6のアルキルが好ましい)、ア
ルコキシ(メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ
等の炭素数1〜5のアルコキシが好ましい)、トルフル
オロメチル、トリフルオロメトキシ又はニトロを示す。
また、R2は直鎖又は分子鎖のメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル、ヘキシル等の炭素数1〜7のア
ルキルを示し、特に、プロピル、イソプロピル、ブチル
又はペンチルであることが好ましい。
また、R3は、R2について例示したような炭素数1〜7
のアルキルを示し、特に、メチル又はエチルであること
が好ましい。
一般式(I)で表わされる化合物と反応させる脂肪族
アルデヒドは、炭素数2〜8を有するアルデヒドであ
り、例えば、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、
ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアル
デヒド、ヘキサナール等を挙げることができる。
一般式(I)で表わされる化合物と上記脂肪族アルデ
ヒドとは、例えば、ベンゼン、トルエンのような炭化水
素、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンの
ようなハロゲン化炭化水素、テトラヒドロフラン、酢酸
エチル、及びこれらの混合物のような適当な不活性溶剤
中で、0℃〜溶媒の沸点、好ましくは、0℃〜40℃の温
度で脱水反応させる。この反応は、反応系から、例えば
反応溶媒との共沸により生成する水を除去することによ
って速く進行するが、反応系に適当な脱水剤、例えば、
塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム等
の無水物、及びモレキュラーシーブス等を存在させるこ
とによって、より一層迅速に進行する。一般式(I)で
表わされる化合物には比較的不安定な化合物が多いの
で、比較的低い反応温度で反応を行なう場合には、脱水
剤を存在させることが好ましい。
一般式(I)で表わされる化合物と脂肪族アルデヒド
との反応させる量割合は、等モル割合でもよいが、一般
式(I)で表わされる化合物1モルに対して、脂肪族ア
ルデヒドを1〜1.5モルの比率で反応させることが好ま
しい。
この反応時間は、反応温度、脱水方法等によっても異
なるが、一般に30分〜3時間で十分であり、ほぼ定量的
に両者の脱水反応生成物が生成する。
反応終了後、不溶物を除去し母液から適当な手段で脱
水反応生成物を取得することができる。
本発明の製造方法においては、次いで、この脱水反応
生成物を還元して一般式(II)で表わされる2−アミノ
ベンジルアルコール誘導体を製造する。
上記還元方法としては、例えば、パラジウム−炭素の
ような触媒の存在下で水素添加、水素化硼素、水素化硼
素金属等の金属水素化物による還元方法を使用すること
ができる。水素化硼素としては、ジボラン、ペンタボラ
ン、デカボラン等の化合物を、水素化硼素金属の金属と
しては、ナトリウム、カリウム、リチウム、等を例示す
ることができる。
上記還元反応は、それ自体公知の方法により行なうこ
とができる。例えば、水素添加は、第一工程の脱水反応
生成物を適当な溶剤、例えば、メタノール、エタノール
などのアルコール、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、
酢酸などの、水素添加反応において一般的に用いられる
溶媒に溶解し、水素添加触媒を加え、1〜150kg/cm2
水素圧力下、0℃〜溶媒の沸点の範囲の温度、好ましく
は室温で行なうことができる。また、上記金属水素化物
による還元は、第一工程の反応生成物を適当な溶剤、例
えば、メタノール、エタノールのようなアルコール、テ
トラヒドロフランのような環式エーテル、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族炭化水素、クロロホル
ム、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素及びこ
れらの混合物に、金属水素化物と共に添加し、0℃〜還
流温度の範囲の温度、好ましくは還流温度で行なうこと
ができる。
水素化硼素金属を使用する場合には、ZnCl2、AlCl3
BF3−OEt2等のルイス酸を添加してもよく、また、トリ
エチルアミン、N,N−ジメチルアニリンのような三級ア
ミンを添加してもよい。特に、水素添加法、又は水素化
硼素ナトリウムによる還元方法が好ましい。
上記還元方法もほぼ定量的に進行する。
上記還元反応生成物を常法により処理して一般式(I
I)で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体
を得ることができる。
本発明においては、上記の方法によって得られた一般
式(II)で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘
導体をN−アルキル化して、一般式(III)で表わされ
る2−アミノベンジルアルコール誘導体を製造すること
ができる。このN−アルキル化方法としては、それ自体
公知のN−アルキル化方法、例えば、アルキルハライ
ド、ジアルキル硫酸等を使用する方法、又は、N−アシ
ル化後、還元反応に付す方法等を挙げることができる。
本発明の製造方法により製造された、一般式(II)又
は一般式(III)で表わされる2−アミノベンジルアル
コール誘導体から、特開昭64−3157号公報に記載されて
いる方法により、一般式(IV)で表わされる2−(2−
置換アミノベンジルスルフィニル)ベンズイミダゾール
誘導体を、また、特願昭63−297856号明細書に記載され
ている方法により、一般式(V)で表わされるイミダゾ
ール誘導体を製造することができる。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
[実施例1] i)2−アミノベンジルアルコール24.6g(0.2モル)を
シクロロメタン130mlに加え、この液にイソブチルアル
デヒド19.8g(0.275モル)を室温下に撹拌しながら一度
に添加した。更に無水塩化カルシウム12.3gを加え、室
温で1時間撹拌した。反応液中の不溶物を濾別し、瀘液
を濃縮し、これにヘキサン75mlを加え、氷冷下に1時間
静置した。析出した結晶を濾取し、結晶を少量の冷ヘキ
サンで洗浄し、脱水反応生成物27.0g(収率76.3%)を
淡褐色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3) δ=1.05 (d,6H,J=7Hz) 1.7−2.1 (m,1H) 3.84 (br,1H) 4.2−4.4 (m,1H) 4.76and4.95 (each d,2H) 6.5−7.2 (m,4H) IRν(KBr):cm-1 3290,1580,1480,1250,1080,1040,1020,980,885,745 ii)2−(N−イソブチルアミノ)ベンジルアルコール 上記i)で得られた脱水反応生成物27.0g(152ミリモ
ル)をエタノール190ml及びトルエン100mlの混合物に溶
解し、これに水素硼素ナトリウム14.45gを加え、4時間
の間に少しずつ加えながら還流させた。更に1.5時間加
熱還流させた後、反応混合物から溶媒を減圧留去し、残
渣にトルエン100ml及び水300mlを加え室温で30分間撹拌
し、静置して有機層を分取した。有機層を20%塩化アン
モニウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄後、芒硝乾燥し
た。溶媒を減圧留去することにより、表題化合物31.3g
(純度87.5%:1H NMR)を淡褐色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3) δ=0.96 (d,6H,J=8Hz) 1.6−2.1 (m,1H) 2.92 (d,2H,J=8Hz) 3.16 (br,2H) 4.56 (s,2H) 6.4−7.3 (m,4H) [実施例2] 実施例1−i)におけると同様な方法により得られた
脱水生成物8.85g(50ミリモル)をエタノール50ml及び
酢酸10mlに溶解し、10%Pd/C440mgを加え、水素雰囲気
下、常温、2〜3気圧で6時間撹拌した。触媒を濾別し
た後、溶媒を50℃以下で減圧留去した。残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水、水及び飽和食
塩水で洗浄した。溶媒を減圧留去し残渣をシリカゲルカ
ラムで精製し、4.1g(45.8%)の2−(N−イソブチル
アミノ)ベンジルアルコールを淡褐色油状物として得
た。
[実施例3] 2−(N−イゾブチル−N−メチルアミノ)ベンジルア
ルコール 実施例1で得られた2−(N−イソブチルアミノ)ベ
ンジルアルコールに、ジメチル硫酸を作用させ、常法に
より標題化合物を得た。1 H−NMR(CDCl3) δ=0.96 (d,6H,J=7Hz) 1.6−2.1 (m,1H) 2.64 (s,3H) 2.70 (d,2H,J=7Hz) 4.78 (s,2H) 5.40 (br,1H) 7.0−7.4 (m,4H) 次に、本発明により製造された2−アミノベンジルア
ルコール誘導体から前記イミダゾール誘導体を製造する
方法を、参考例として示す。
[参考例1] i)2−(N−イソブチルアミノ)ベンジルクロリド・
塩酸塩 実施例1におけると同様にして製造した2−(N−イ
ソブチルアミノ)ベンジルアルコール31g(純度90%)
をジクロロメタン230mlに溶解し、冷却下内温−5℃か
ら0℃を保って、塩化チオニル23gを滴下した。滴下後
常温で30分間撹拌し、溶媒を40℃で減圧留去した。塩化
チオニルを十分留去し、折出した結晶にアセトンを加え
た後濾取し、エーテルで洗浄し、21g(57.6%)の標題
化合物を白色結晶として得た。
ii)2−[2−(N−イソブチルアミノ)ベンジルチ
オ]イミダゾール: 2−メルカプトイミダゾール(427mg)のエタノール
(5ml)溶液に、室温で2−(N−イソブチルアミノ)
ベンジルクロリド・塩酸塩(1.0g)を約5分で加えた。
得られた均一溶液を、室温で1時間撹拌した後、エタノ
ールを40℃以下で減圧留去し、残渣に水を少量及び飽和
炭酸水素ナトリウム水を加えクロロホルムで抽出し、芒
硝乾燥させ減圧留去し、標題化合物1.05g(収率94%)
を白色結晶性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3) δ=0.88 (d,6H,J=7Hz) 1.84 (m,1H) 2.84 (d,2H,J=7Hz) 4.12 (s,2H) 6.2−7.1 (m,6H) IRν(KBr):cm-1 3390,2950,1605,1515,1460,1420,1315,1100,750. [参考例2] 2−[2−(N−イソブチルアミノ)ベンジルスルフィ
ニル]イミダゾール: 2−[2−(N−イソブチルアミノ)ベンジルチオ]
イミダゾール(1g)、クロロホルム(40ml)及びメタノ
ール(10ml)の混合液に、氷冷下m−クロロ過安息香酸
(等モル)を少量ずつ添加し、TLCで反応が終了したこ
とを確認し飽和炭酸水素ナトリウム水を加えてアルカリ
性にした。クロロホルムを加えて抽出し、0.1NNaOH10ml
で3回、20mlで1回、目的物を水層へ抽出した。この4
フラクションを別々に20%塩化アンモニウム水溶液でア
ンモニアアルカリ性にし、折出した結晶をそれぞれ濾取
し、エーテルで十分洗浄し乾燥し、標題化合物0.6g(収
率56.5%)を白色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3/CD30D=1/1 v/v) δ=1.02 (d,6H,J=7Hz) 1.94 (m,1H) 2.90 (d,2H,J=7Hz) 4.32 (d,1H,J=13Hz) 4.54 (d,1H,J=13Hz) 6.4−7.3 (m,4H) 7.24 (s,2H) IRν(KBr):cm-1 3360,3340,3160,2950,1600,1580,1515,1465,1315,1020,
740, 融点:132〜133℃(分解) [発明の効果] 本発明は、医薬、農薬等の中間体として有用な前記一
般式(II)又は(III)で表わされる化合物を、より安
全に高収率で製造することができ、工業的大量生産に適
するという顕著に優れた効果を奏することができる2−
アミノベンジルアルコール誘導体の製造方法である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I): (式中、R1はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、アル
    キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
    メトキシ又はニトロを示し、nは1〜3の整数である) で表わされる化合物と、炭素数2〜8の脂肪族アルデヒ
    ドとを脱水反応させる第一工程、及び、第一工程の反応
    生成物を還元する第二工程とからなることを特徴とす
    る、一般式(II): (式中、R1及びnは前記と同じであり、R2は炭素数1〜
    7のアルキルを示す) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】一般式(I): (式中、R1はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、アル
    キル、アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
    メトキシ又はニトロを示し、nは1〜3の整数である) で表わされる化合物と、炭素数2〜8の脂肪族アルデヒ
    ドとを脱水反応させる第一工程、 第一工程の反応生成物を還元して一般式(II): (式中、R1及びnは前記と同じであり、R2は炭素数1〜
    7のアルキルを示す) で表わされる化合物を製造する第二工程、及び、一般式
    (II)で表わされる化合物をN−アルキル化して、一般
    式(III): (式中、R1、R2及びnは前記と同じであり、R3はアルキ
    ルを示す) で表わされる2−アミノベンジルアルコール誘導体の製
    造方法。
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