JP2626207B2 - 衛星追尾アンテナの駆動装置 - Google Patents

衛星追尾アンテナの駆動装置

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JP2626207B2
JP2626207B2 JP2213877A JP21387790A JP2626207B2 JP 2626207 B2 JP2626207 B2 JP 2626207B2 JP 2213877 A JP2213877 A JP 2213877A JP 21387790 A JP21387790 A JP 21387790A JP 2626207 B2 JP2626207 B2 JP 2626207B2
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linear
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徹 荒木
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星追尾アンテナの駆動装置に関し、特に衛
星軌道が8の字状の軌道運行をしている場合における衛
星追尾アンテナの駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の衛星追尾アンテナの駆動装置は、2つ
のモータで2軸を動かすことにより衛星軌道を追尾する
のが通常の方式であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の衛星追尾アンテナの駆動装置ではモー
タおよび駆動装置がそれぞれ2個になり、かつ、軌道追
尾のための制御装置も大かがりとなってコストが高くな
る欠点がある。
本発明の目的は、衛星軌道の8の字状の軌跡がほぼ定
っている場合に、簡単なアンテナ軸のガイド機構を設け
ることにより、一つのモータのみで衛星の軌道追尾を可
能にした衛星追尾アンテナの駆動装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の衛星追尾アンテナ駆動装置は衛星を追尾する
衛星追尾アンテナの背面取付部に固定されたアンテナ軸
と前記衛星追尾アンテナの衛星を追尾する軌跡が所定の
距離を直線運動する第1の直線軌跡(α,β)とこの第
1の直線軌跡の端部から所定の距離を曲線運動する第1
の曲線軌跡γとこの第1の曲線軌跡の端部から所定の距
離を直線移動して前記第1の直線軌跡と交差した後にさ
らに直線運動する第2の直線軌跡(θ)とこの第2の直
線軌跡の端部から所定の距離を曲線運動して前記第1の
直線軌跡の始まりの端部に到達する第2の曲線軌跡とを
有する衛星追尾アンテナの駆動装置であって、固定台上
の支持板に設けられ前記アンテナ軸の支点として回動自
在に支持し前記背面取付部に近い距離Aに位置する支持
部と、前記アンテア軸に緩嵌合するジャッキ作用を有す
る棒を介して前記背面取付部から距離B(B>A)の位
置のアンテナ軸を押動せしめる1個のモータと、前記第
1および第2の直線軌跡を案内するスリットを有し前記
背面取付部から距離C(C>B>A)の位置に取付けら
れた振子ガイドと、前記第1および第2の曲線軌跡を案
内する曲面を有し前記振子ガイドと同一の距離Cの位置
に取付けられた制御ガイドとを有する。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本実施
例の要部の振り子式ガイドの斜視図、第3図(a)〜
(c)は本実施例の動作説明図、第4図は本実施例のア
ンテナ軸の軌跡と衛星の軌道とを示す断面図である。
第1図の実施例は衛星追尾用のパラボラアンテナ20の
軌跡案内用の振り子式ガイド1、パラボラアンテナ20の
アンテナ軸2、アンテナ軸2を駆動するジャッキー(モ
ータ)5と、アンテナ軸2のいわゆるすりこぎ運動の支
持部2Aを設定する支持板21から構成される。なおジャッ
キー(モータ)5はジャッキとモータからなりそのジャ
ッキーの一端が固定台に載置されている。ジャッキのも
う一つの端部(アンテナ軸2上)が水平面内を移動する
のでジャッキも水平面内を移動する。ジャッキー5はウ
ォーム軸と減速機を介してモータの回転軸に接続されて
おり、モータが回転することによりジャッキ5を押動も
しくは引き寄せる運動を付与している。また、振り子式
ガイド1は第2図に示すように、アンテナ軸2を案内す
るスリット1A、アンテナ軸2の軌跡に沿った制御を行う
制御ガイド3,4、アンテナ軸2の軌跡の方向転換の限界
を示す固定ピン6〜9、アンテナ軸2に、ばね力で半円
形部がはまり込んで固定するか又は解放するつめ10,11
(第3図(a),(b)参照)から構成される。
次に、本実施例の動作を第3図(a)〜(d)および
第4図を参照して説明する。第3図(a)のように、ま
ず振り込式ガイド1がつ11、固定ピン7,8により固定さ
れたガイド状態でアンテナ軸2がつめ11の方向へ動く
と、アンテナ軸2は軌道αの直線運動をする。アンテナ
軸2が第3図(b)のようにアンテナガイド3に達する
と同時につめ11にもかかる。つめ11が押し下げられて振
り子ガイド1は自由になり回転運動ができるようにな
る。つめ11がはずれた後はアンテナ軸2は第3図(c)
の軌跡γのようにガイド3にそって動く。制御ガイド
3、4、固定ピン6〜8とつめの位置はジャッキー5の
振幅、アンテナの軌道等で調整する。振り子ガイド1が
固定ピン6,8に達し、同時につめ10にはまったときに振
り子ガイド1は第3図(d)のように再び固定される。
つめは片側はなだらかになっているので自然にはめるこ
とができるが反対側は平面なので力が加わってもはずれ
ない構造となっている。制御ガイド3にそって軌跡γの
曲線運動をしてきたアンテナ軸2は、第3図(e)のよ
うにジャッキーの動きにしたがって反対側へ軌跡θの直
線運動をする。制御ガイド3の端点とジャッキーの最大
振幅は一致するように配置されている。この動きが繰り
返されてアンテナ軸2は8の字を描く。なお、アンテナ
軸2は中央部に支持部2A(第1図参照)があるので、ア
ンテナ20の動きは振り子式ガイド1の動きと点対称にな
る。したがって、支持部の位置もガイド,振り子の形状
を決定するうえで重要のファクタある。
以上述べたように振り子ガイド1のスリット1Aにそっ
てアンテナ軸が軌跡α,β,γ,θのように移動するの
で、第4図に示すアンテナ軸の動く軌跡(点線)は、衛
星の動く軌跡(実践)にほぼ同じ軌跡軌道をとることが
できる。なお本実施例では、振り子式ガイド機構をアン
テナ軸下部にとり付けた場合であるが、この方法を用い
れば他の8の字状の動きを行う軌跡を制御することも可
能である。またガイド振り子の形状によっては3角形の
軌跡などに制御することも可能となる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明は振り子式ガイド機構によりア
ンテナ軸を案内する構成とすることにより一つのモータ
のみで8の字状軌道を運行する衛星の追尾を経済的に実
現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本実施例
の要部の振り子式ガイドの斜視図、第3図(a)〜
(e)および第4図は本実施例の動作説明図である。 1……振り子式ガイド、2……アンテナ軸、3,4……制
御ガイド、5……ジャッキー(モータ)、6〜9……固
定ピン、10,11……つめ、20……パラボラアンテナ、21A
……支持部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星を追尾する衛星追尾アンテナの背面取
    付部に固定されたアンテナ軸と前記衛星追尾アンテナの
    衛星を追尾する軌跡が所定の距離を直線運動する第1の
    直線軌跡(α,β)とこの第1の直線軌跡の端部から所
    定の距離を曲線運動する第1の曲線軌跡γとこの第1の
    曲線軌跡の端部から所定の距離を直線移動して前記第1
    の直線軌跡と交差した後にさらに直線運動する第2の直
    線軌跡(θ)とこの第2の直線軌跡の端部から所定の距
    離を曲線運動して前記第1の直線軌跡の始まりの端部に
    到達する第2の曲線軌跡とを有する衛星追尾アンテナの
    駆動装置であって、固定台上の支持板に設けられ前記ア
    ンテナ軸の支点として回動自在に支持し前記背面取付部
    に近い距離Aに位置する支持部と、前記アンテア軸に緩
    嵌合するジャッキ作用を有する棒を介して前記背面取付
    部から距離B(B>A)の位置のアンテナ軸を押動せし
    める1個のモータと、前記第1および第2の直線軌跡を
    案内するスリットを有し前記背面取付部から距離C(C
    >B>A)の位置に取付けられた振子ガイドと、前記第
    1および第2の曲線軌跡を案内する曲面を有し前記振子
    ガイドと同一の距離Cの位置に取付けられた制御ガイド
    とを有することを特徴とする衛星追尾アンテナの駆動装
    置。
JP2213877A 1990-08-13 1990-08-13 衛星追尾アンテナの駆動装置 Expired - Lifetime JP2626207B2 (ja)

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JPH0496504A JPH0496504A (ja) 1992-03-27
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JPS631102A (ja) * 1986-06-19 1988-01-06 Aisin Seiki Co Ltd アンテナ駆動装置

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