JP2626105B2 - ディジタルミキシングレコーダ - Google Patents
ディジタルミキシングレコーダInfo
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- track
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Description
ーダを組み合わせたディジタルミキシングレコーダに関
し、外部入力を録音する外部入力録音ステージと、ミッ
クスダウン等録音済トラックの再生出力を加工する編集
ステージとを合理的なハードウェア構成で実現したもの
である。
せて、マルチトラック録音、パンチイン・アウト、ミッ
クスダウン等の各種作業形態を実現するものである。
の外部入力録音ステージにおける録音用ミキシング段が
ミックスダウン等の編集ステージにおける編集入力用ミ
キシング段にそのまま用いられており、通常外部入力チ
ャンネル数と編集入力チャンネル数は同数(例えば8チ
ャンネルずつ)であった。
ル数よりも多い数の入力を録音する場合、入力チャンネ
ル数に見合うように複数台のミキシングレコーダを接続
し、これらを同期駆動して録音することが行なわれる。
例えば、外部入力可能なチャンネル数が1台当り8チャ
ンネルのミキシングレコーダを用いて24チャンネルの外
部入力を録音しようとする場合、これを3台接続して合
計24チャンネル入力として、これらを同期駆動して録音
する。このようにして録音したものをミックスダウンす
る場合、これら複数台のミキシングレコーダを同時再生
して、各ミキシングレコーダの各チャンネル再生出力を
これら複数台のうちメイン機として定めた1台のミキシ
ングレコーダに同時に入力して(例えば、上記の例で
は、8チャンネル×3台=24チャンネルの再生出力を、
そのうちの1台のミキシングレコーダに入力する。)、
このメイン機のミキシングレコーダで全チャンネル同時
にミックスダウンできれば、ミックスダウン作業を一度
に行なえるので便利である。
に、編集入力用ミキシング段の容量が録音用ミキシング
段の容量と等しく、外部入力チャンネル数と同数しか編
集入力チャンネル数をとることができないため、メイン
機のミキシングレコーダに全チャンネルを同時に入力し
て一度にミックスダウンすることができなかった。この
ため、各ミキシングレコーダごとに個々にミックスダウ
ンしたものをメイン機のミキシングレコーダにて再度ミ
ックスダウンしなければならず(例えば、上記の例で
は、ミキシングレコーダごとに8チャンネルの再生出力
を2チャンネルにミックスダウンした後、2チャンネル
×3台=6チャンネルの再生出力をメイン機のミキシン
グレコーダで更に2チャンネルにミックスダウンす
る。)、二度手間となって操作が煩雑になる等の問題が
あった。
グレコーダの録音用ミキシング段の容量を大容量化して
おくことにより、各機のミキシングレコーダの再生出力
を全チャンネル同時にメイン機に入力して一度にミック
スダウンすることも考えられるが、ハードウェアの増大
につながり、コストアップになる欠点があった。
て、ハードウェアの増大を招くことなく編集ステードに
おける編集入力チャンネル数を外部入力ステージにおけ
る入力チャンネル数よりも増加することができるディジ
タルミキシングレコーダを提供しようとするものであ
る。
路と、マルチトラックレコーダユニットと、作業形態と
して、外部からの入力を前記マルチトラックレコーダユ
ニットのトラックに録音する外部入力録音ステージと前
記マルチトラックレコーダの録音済のトラックの再生出
力および他機のマルチトラックレコーダの録音済のトラ
ックの再生出力を加工する編集ステージとを選択的に指
令可能な操作手段と、前記操作手段で前記外部入力録音
ステージが指令された時に、前記ディジタル信号処理回
路にマルチトラック録音用のミキシング段およびモニタ
用のミキシング段を構成して、前記外部からの入力を前
記マルチトラック録音用のミキシング段で信号処理して
前記マルチトラックレコーダユニットに送出させるとと
もに、当該外部からの入力を前記モニタ用のミキシング
段でミキシングしてモニタ信号として出力させ、前記操
作手段で前記編集ステージが指令された時に、前記ディ
ジタル信号処理回路に前記マルチトラック録音用のミキ
シング段および前記モニタ用のミキシング段に代えて編
集入力用のミキシング段を構成して、前記マルチトラッ
クレコーダユニットの録音済のトラックの再生出力およ
び前記他機のマルチトラックレコーダユニットの録音済
のトラックの再生出力を当該編集入力用のミキシング段
でミキシングして出力させる制御回路とを具備してなる
なるものである。
入力をミキシングする録音用または編集用ミキシング段
のほかに、外部入力録音ステージにおいてモニタ信号
(CUEモニタ(演奏者用モニタ)、C−Rモニタ(コン
トロールルーム用モニタ)等)を作るためのモニタ用ミ
キシング段が独立に設けられている。ところが、ミック
スダウン等の編集ステージではモニタ出力は入力ミキシ
ング段を経て作られたミックスダウン出力をそのまま用
いるので、モニタ用ミキシング段は不要である。
信号処理回路を用いて、編集ステージに(言い換えれ
ば、モニタ専用にミキシング段を必要としない作業モー
ドに)この使われないモニタ用ミキシング段に代えて編
集入力用ミキシング段を構成するようにしている。これ
により、ハードウェア構成の増大を招くことなく編集入
力用ミキシング段の増強(容量の増加)が図れ、外部入
力録音ステージの入力チャンネル数よりも多くの編集入
力チャンネル数をとることができる。
入力録音ステージと編集ステージとでハードウェア構成
の接続を切換えるようにすることもできる。例えば外部
入力録音ステージのモニタ用にエフェクト付与等のディ
ジタル信号処理デバイスを独立に具えている場合、編集
ステージにはこれを編集用に接続を切換えて用いること
により、ハードウェア構成の有効利用を図ることができ
る。
割当て状態等)を表示手段で表示することにより、ディ
ジタル信号処理回路の処理内容の変更や信号切換手段に
よるハードウェア構成の接続切換等に伴う操作の混乱を
防止することができる。
発明が適用されたミキシングレコーダの概略構成を示し
たものである。ROM10には、ミキシングレコーダの各種
作業形態(マルチトラック録音、パンチイン・アウト、
ミックスダウン等)を実現するためのマイクロプログラ
ム(ソフトウェア)やデータ(ミキサの状態の情報、例
えば内部エフェクタやイコライザのパラメータ等)を記
憶している。操作パネル12には、作業形態選択スイッ
チ、フェーダ操作子、パラメータ設定キー、インジケー
タランプ等が具えられている。また、ICD表示器14が具
えられている。
理回路としての複数のDSP(Digital Signal Processo
r)チップのほか、RAM、イコライザ等のデバイスが具え
られている。マイクロコンピュータ17は、操作パネル12
の操作に基づいてROM10からマイクロプログラムおよび
データを読み出して、DSPLSI群16におけるDSPチップ中
のRAMに転送して、操作パネル12における操作に対応し
た構成を得る。また、必要に応じてハードウェア構成の
接続を切換える。
ジタルレコーダユニット18の各トラック再生出力が入力
され、設定された作業形態に応じた信号処理を施して出
力し、レコーダユニット18に送出する。またモニタ用出
力やミックスダウン出力を作成する。
キシング段の構成を第2図に示す。マルチトラック録音
(1度にすべての演奏および録音を行なうパラレルマル
チ録音や、少数のトラックずつ録音を繰返して全体を仕
上げていくシリーズマルチ録音等)、パンチイン・アウ
ト等の外部入力録音ステージにおいては、第2図(a)
に示すように入力ミキシング段20、C−Rモニタミキシ
ング段22、CUEモニタミキシング段24が構成される。入
力ミキシング段20には例えば8チャンネルの入力信号
(外部入力またはレコーダユニット18の出力のうちチャ
ンネルごとに選択された信号)が入力され、イコライジ
ング、チャンネルエフェクト付与、チャンネルフェー
ド、パンポット等の処理が施された後、トラックアサイ
ンされて例えば8チャンネルで出力され、レコーダユニ
ット18に送出される。
ルフェード、パンポット等の処理を施した後に左右2チ
ャンネル化して、C−Rモニタ信号として出力する。
フェード、パンポット等の処理を施した後に左右2チャ
ンネル化して、CUEモニタ信号として出力する。
(b)に示すように、編集入力ミキシング段26,28,30が
構成される。編集入力ミキシング段26には本機のレコー
ダユニット18の各トラック再生出力が入力される。編集
入力ミキシング段28には、他のレコーダユニットの各ト
ラック再生出力が入力される。編集入力ミキシング段30
には、さらに別のレコーダユニットの各トラック再生出
力が入力される。これら編集入力ミキシング段26,28,30
は入力信号にイコライジング、チャンネルフェード、パ
ンポット等の信号処理を施した後左右2チャンネルにミ
ックスダウンする。この場合、各編集入力ミキシング段
26,28,30がそれぞれ8チャンネルの入力を有していれ
ば、合計24チャンネルの信号を同時に入力して2チャン
ネルにミックスダウンすることができる。また、C−R
モニタはミックスダウン出力をそのまま用いる。
信号処理構成を第3図に示す。入力端子32からは8チャ
ンネルの外部入力が入力されて入力ミキシング段20に入
力される。また、レコーダユニット18の8チャンネル再
生出力も入力可能とされ、各チャンネルごとに外部入
力、レコーダユニット再生出力が選択可能とされてい
る。例えば、1度にすべての演奏および録音を行なうパ
ラレルマルチ録音においては、全チャンネルとも外部入
力が選択される。また、少数のトラックずつ録音を繰り
返して全体を仕上げていくシリーズマルチ録音では、既
に録音されたチャンネルについてはレコーダユニット18
の出力が選択され、新たに録音しようとするチャンネル
は外部入力が選択される。
クション34にはイコライザ、チャンネルエフェクタ、チ
ャンネルフェーダ等が構成され、各チャンネル入力信号
についてイコライジング、エフェクト付与、レベル調整
等の信号処理を行なう。これら信号処理が施された各チ
ャンネル信号は、パンポット36でそれぞれ定位が調整さ
れた後、トラックアサイン部38でマルチチャンネルバス
39にアサインされる。
ス40で2チャンネル化されて、エフェクト付与部42に供
給される。エフェクト付与部42は内部エフェクタ1,2を
有し、個々にスイッチ44を端子aに接続することによ
り、2種類の内部エフェクトを付与する。また、エフェ
クト付与部42にはセンド1,2の端子46およびリターン1,2
の端子48が2個ずつ設けられ、2台の外部エフェクタを
接続して、スイッチ44を接点bに接続することにより、
2種類の外部エフェクトを付与することができる。エフ
ェクト付与部42の出力(左右2チャンネル化された出
力)は、イコライザ50、パンポット52、レベル調整回路
54を介してマルチチャンネルバス39にアサインされる。
ここから左右2チャンネル信号が入力されて、イコライ
ザ58、パンポット60、レベル調整回路62を介してマルチ
チャンネルバス39にアサインされる。
コーダユニット18に供給されて、録音される。
の8チャンネル入力または8チャンネル再生出力のいず
れか一方が作業形態に応じてチャンネルごとに選択され
て入力される。C−Rミックスセクション64にはチャン
ネルフェーダ等が構成され、各チャンネル入力信号につ
いてレベル調整等の信号処理を行なう。これら信号処理
が施された各チャンネル信号は、パンポット66でそれぞ
れ定位が調整された後、C−Rモニタバス68にアサイン
されて左右2チャンネルにミックスされる。
で1チャンネル化され、エフェクト付与部74に入力され
る。
ッチ76を端子aに接続することにより、1種類の内部エ
フェクトを付与する。また、エフェクト付与部74にはセ
ンド3の端子78およびリターン3の端子80が設けられ、
1台の外部エフェクタを接続して、スイッチ76を接点b
に接続することにより、1種類の外部エフェクトを付与
することができる。エフェクト付与部74の出力(左右2
チャンネル化された出力)は、イコライザ82、パンポッ
ト84、レベル調整回路86を介してC−Rモニタバス68に
アサインされる。
ニタ端子70に導かれる。
8チャンネル入力または8チャンネル再生出力のいずれ
か一方が作業形態に応じてチャンネルごとに選択されて
入力される。CUEミックスセクション88にはチャンネル
フェーダ等が構成され、各チャンネル入力信号について
レベル調整等の信号処理を行なう。これら信号処理が施
された各チャンネル信号は、パンポット90でそれぞれ定
位が調整された後、CUEモニタバス92にアサインされて
左右2チャンネルにミックスされる。
および前記エフェクト付与部74でエフェクト付与されて
レベル調整回路91でレベル調整された信号もCUEモニタ
バス92にアサインされる。そして、CUEモニタバス92で
ミックスされた信号は、CUEモニタ端子94に導かれる。
る。
SI群16により構成される信号処理構成を第4図に示す。
ミックスダウン時には、本機のマルチトラックディジタ
ルレコーダユニット18のほかに2台の外部マルチトラッ
クディジタルレコーダユニット96,98を接続して、合計2
4チャンネルの信号を同時に入力することができる。こ
の場合、本機18のレコーダユニット18はミキシングレコ
ーダの内部で接続される。また、レコーダユニット96は
外部入力録音ステージにおいて外部入力用に設けられた
入力端子32(第3図)を利用して接続される。さらに、
レコーダユニット98は編集ステージ用に設けられた入力
端子100を利用して接続される。
ンネルの信号が同期録音されている。これらレコーダユ
ニット96,18,98を同期再生すると、各再生出力は編集ミ
キシング段26,28,30に入力される。編集ミキシング段26
において、インプットミックスセッション102には、イ
コライザ、チャンネルエフェクト、チャンネルフェーダ
等か構成され、各チャンネル入力信号についてイコライ
ジング、エフェトク付与、レベル調整等の信号処理を行
なう。これら信号処理が施された各チャンネル信号は、
パンポット104でそれぞれ定位が調整される。この編集
ミキシング段26は例えば前記外部入力録音ステージにお
ける入力ミキシング段20の処理のための構成部分を用い
ることができる。
ッション106には、イコライザ、チャンネルフェーダ等
が構成され、各チャンネル入力信号についてイコライジ
ング、レベル調整等の処理を行なう。これら信号処理が
施された各チャンネル信号は、パンポット108でそれぞ
れ定位が調整される。この編集ミキシング段28は例えば
前記外部入力録音ステージにおけるC−Rモニタミキシ
ング段22の処理のための構成部分を用いることができ
る。
ッション110には、イコライザ、チャンネルフェーダ等
が構成され、各チャンネル入力信号についてイコライジ
ング、レベル調整等の処理を行なう。これら信号処理が
施された各チャンネル信号は、パンポット112でそれぞ
れ定位が調整される。この編集ミキシング段30は例えば
前記外部入力録音ステージにおけるCUEモニタミキシン
グ段24の処理のための構成部分を用いることができる。
ス114にアサインされて、2チャンネルにミキシングさ
れる。
クション102,106,110の出力は、バス116で3チャンネル
化されて、エフェクト付与部118に供給される。エフェ
クト付与部118は内部エフェクタ1,2,3を有し、個々にス
イッチ120を端子aに接続することにより、3種類の内
部エフェクトを付与する。また、エフェクト付与部118
にはセンド1〜3の端子122およびリターン1〜3の端
子124が3個ずつ設けられ、3台の外部エフェクタを接
続して、個々にスイッチ118を接点bに接続することに
より、3種類の外部エフェクトを付与することができ
る。エフェクト付与部118の出力(左右2チャンネル化
された出力)は、イコライザ125、パンポット126、レベ
ル調整回路128を介してステレオバス114にアサインされ
る。
コライザ129、パンポット130およびレベル調整回路132
を介してステレオバス114にアサインされる。
ディジタル出力端子134に供給されて、他のステレオテ
ープテッキにミックスダウンされる。また、このミッキ
スダウン出力はC−Rモニタ端子70にも導かれる。
記編集ステージ(第4図)におけるDSPLSI群16(第1
図)内のハードウェア構成例についてそれぞれ説明す
る。
を示したものである。外部入力録音ステージの指令が与
えられると、マイクロコンピュータ17(第1図)からの
指令によりDSP136,138,140のマイクロプログラムが変更
され、かつ必要に応じてデバイスの接続が切換えられて
外部入力録音ステージが実現される。
ニットの再生出力およびサブ入力端子56から入力された
サブ入力は、それぞれDSP136,138,140に入力され、RAM1
42およびバス144を介して相互に連結されて信号処理が
行なわれる。外部入力およびレコーダユニット18の再生
出力のうち外部入力録音ステージの各種作業形態に応じ
て各チャンネルごとに選択された信号はイコライザEQ1
〜4でイコライジング処理(第3図のインプットミック
スセッション34中のイコライジング処理)される。
ド端子46およびリターン端子48に接続される外部エフェ
クタ1,2の処理等が行なわれる。イコライザEQ5(エフェ
クタ1,2で共用、ただし機能は相互に独立)はエフェク
ト信号に対するイコライジング処理(第3図のイコライ
ザ50による処理)を行なう。
またはセンド端子78およびリターン端子80に接続される
外部エフェクタ3の処理、ならびにサブ入力端子56に入
力されるサブ入力の信号処理等が行なわれる。イコライ
ザEQ6(エフェクト3およびサブ入力で共用、ただし機
能は相互に独立)はエフェクト信号およびサブ入力信号
に対するイコライジング処理(第3図のイコライザ82,5
8による処理)を行なう。
ット18に録音される。また、C−Rモニタ、CUEモニタ
は各モニタ出力端子70,94から出力される。
ものである。第5図と共通する部分には同一の符号を用
いる。編集ステージの指令が与えられると、マイクロコ
ンピュータ17(第1図)からの指令によりDSP136,138,1
40のマイクロプログラムが変更され、かつ必要に応じて
デバイスの接続が切換えられて編集ステージが実現され
る。
3,4でイコライジング処理されてDSP138に入力される。
他機のレコーダユニット96の再生出力は入力端子32から
入力されてDSP136に入力される。他機のレコーダユニッ
ト98の再生出力は入力端子100から入力されてイコライ
ザEQ5,6でイコライジング処理されてDSP140に入力され
る。サブ入力はサブ入力端子56からDSP140に入力され
る。
に接続されて編集ステージの処理を行なう。DSP138では
内部エフェクタ1,2の処理またはセンド端子46およびリ
ターン端子48に接続される外部エフェクタ1,2の処理等
が行なわれる。エフェクタ1,2用のイコライザ処理は、D
SP138内部で行なっている。
80およびリターン端子78に接続される外部エフェクタ3
の処理等が行なわれる。サブ入力およびエフェクタ3用
のイコライザ処理はDSP140内部で行なっている。
出力の外部入力録音ステージと、24チャンネル入力−2
チャンネル出力の編集ステージをマイクロプログラムの
変更および必要に応じてハードウェア接続の切換により
実現することができる。
操作部に対し、内部的な処理が変更されるので、操作面
での混乱が起こる可能性がある。そこで、前記第1図の
ようにLCD表示器14を設け、各ステージでのフェーダに
アサインされた信号の名前(チャンネル名またはトラッ
ク名)をはじめ、各ステージにおける各ミックスセッシ
ョンのパラメータ設定情報等をスイッチ操作により選択
的に表示するようにしている。
ェーダのアサイン状況およびフェーダレベルの設定状況
の表示で、下段にチャンネル番号(またはトラック番
号)1〜8、中段にフェーダレベルのパーグラフ、上段
にチャンネル名が表示される。
ン状況およびフェーダレベルの設定状況の表示で、
(a)1〜8チャンネル、(b)9〜16チャンネル、
(c)17〜24チャンネルの3グループに切換えて表示さ
れる。各表示は、下段にチャンネル番号、中段にフェー
ダレベル、上段にチャンネル名がバーグラフで表示され
る。
れ、スイッチ操作により選択されたグループの各フェー
ダ操作子にアサインされて調整可能とされ、かつこの選
択されたグループが表示される。
択操作に応じて各チャンネルのイコライザパラメータ設
定値、イフェクトパラメータ設定値等が各チャンネルご
とに表示される。また、外部入力録音ステージでは、各
入力チャンネルのトラックアサイン状況が表示される。
る調整操作等を行なうことができる。
音ステージと編集ステージとを切換構成可能なディジタ
ルミキシングレコーダにおいて、編集ステージに、外部
入力録音ステージでのみ使用されるモニタ用ミキシング
段に代えて編集入力用ミキシング段を構成するようにし
たので、ハードウェア構成の増大を招くことなく編集入
力用ミキシング段の増強(容量の増加)が図れ、外部入
力録音ステージの入力チャンネル数よりも多くの編集入
力チャンネル数をとることができる。
具えて、外部入力録音ステージと編集ステージとでハー
ドウェア構成の接続を切換えるようにして、ハードウェ
ア構成の有効利用を図ることができる。
することにより、ディジタル信号処理回路の処理内容の
変更や信号切換手段によるハードウェア構成の接続切換
等に伴う操作の混乱を防止することができる。
概略構成を示すブロック図である。 第2図は、各種作業形態において第1図のDSPLSI群16に
より構成されるミキシング段を示すブロック図で、
(a)は外部入力録音ステージ、(b)は編集ステージ
のものである。 第3図は、外部入力編集ステージに第1図のDSPLSI群16
により構成される信号処理構成の詳細を示すブロック図
である。 第4図は、編集ステージに第1図のDSPLSI群16により構
成される信号処理構成の詳細を示すブロック図である。 第5図は、外部入力録音ステージにおける第1図のDSPL
SI群16内のハードウェア構成を示すブロック図である。 第6図は、編集ステージにおける第1図のDSPLSI群16内
のハードウェア構成を示すブロック図である。 第7図は、外部入力録音ステージにおけるフェーダのア
サイン状況およびフェーダレベルの設定状況の表示例を
示す図である。 第8図は、編集ステージにおけるフェーダのアサイン状
況およびフェーダレベルの設定状況の表示例を示す図で
ある。 12……操作パネル(操作手段)、14……LCD表示器(表
示手段)、16……DSPLSI群(プログラマブルな信号処理
回路)、18……マルチトラックディジタルレコーダユニ
ット、20……入力ミキシング手段(マルチトラック録音
用のミキシング段)、22……C−Rモニタミキシング段
(モニタ用のミキシング段)、24……CUEモニタミキシ
ング段(モニタ用のミキシング段)、26,28,30……編集
入力ミキシング段(編集入力用のミキシング段)、17…
…マイクロコンピュータ(制御回路)。
Claims (2)
- 【請求項1】プログラマブルなディジタル信号処理回路
と、 マルチトラックレコーダユニットと、 作業形態として、外部からの入力を前記マルチトラック
レコーダユニットのトラックに録音する外部入力録音ス
テージと前記マルチトラックレコーダの録音済のトラッ
クの再生出力および他機のマルチトラックレコーダの録
音済のトラックの再生出力を加工する編集ステージとを
選択的に指令可能な操作手段と、 前記操作手段で前記外部入力録音ステージが指令された
時に、前記ディジタル信号処理回路にマルチトラック録
音用のミキシング段およびモニタ用のミキシング段を構
成して、前記外部からの入力を前記マルチトラック録音
用のミキシング段で信号処理して前記マルチトラックレ
コーダユニットに送出させるとともに、当該外部からの
入力を前記モニタ用のミキシング段でミキシングしてモ
ニタ信号として出力させ、前記操作手段で前記編集ステ
ージが指令された時に、前記ディジタル信号処理回路に
前記マルチトラック録音用のミキシング段および前記モ
ニタ用のミキシング段に代えて編集入力用のミキシング
段を構成して、前記マルチトラックレコーダユニットの
録音済のトラックの再生出力および前記他機のマルチト
ラックレコーダユニットの録音済のトラックの再生出力
を当該編集入力用のミキシング段でミキシングして出力
させる制御回路と を具備してなるディジタルミキシングレコーダ。 - 【請求項2】前記各ステージにおける前記制御回路によ
る制御状態を表示する表示手段を具備してなる請求項1
記載のディジタルミキシングレコーダ。
Priority Applications (1)
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JP33018989A JP2626105B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディジタルミキシングレコーダ |
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JP33018989A JP2626105B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディジタルミキシングレコーダ |
Publications (2)
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JPH03189984A JPH03189984A (ja) | 1991-08-19 |
JP2626105B2 true JP2626105B2 (ja) | 1997-07-02 |
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JP33018989A Expired - Lifetime JP2626105B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディジタルミキシングレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2626105B2 (ja) |
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Families Citing this family (1)
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- 1989-12-20 JP JP33018989A patent/JP2626105B2/ja not_active Expired - Lifetime
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