JP2625723B2 - 画像2値化処理装置 - Google Patents

画像2値化処理装置

Info

Publication number
JP2625723B2
JP2625723B2 JP62126178A JP12617887A JP2625723B2 JP 2625723 B2 JP2625723 B2 JP 2625723B2 JP 62126178 A JP62126178 A JP 62126178A JP 12617887 A JP12617887 A JP 12617887A JP 2625723 B2 JP2625723 B2 JP 2625723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
image
binarization
image signal
signal level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62126178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63291175A (ja
Inventor
彰彦 金森
由人 加藤
秀一 砂原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP62126178A priority Critical patent/JP2625723B2/ja
Publication of JPS63291175A publication Critical patent/JPS63291175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2625723B2 publication Critical patent/JP2625723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は画像2値化処理装置に係り、特に対象物の明
るさが変化しても略一定の2値化画像が得られる画像2
値化処理装置の改良に関するものである。
従来技術 TVカメラ等の撮像装置を用いて、例えば、部品の種類
を識別したり被加工物の位置を計測したりすることが行
われているが、このような種類識別や位置計測等の画像
処理を2値化画像に基づいて行うようになっているもの
がある。すなわち、上記撮像装置から出力される画像信
号を2値化レベルと比較して、その2値化レベルの上か
下かによって二つの値に2値化し、かかる二つの値で表
される2値化画像に基づいて画像処理を行うのである。
このような2値化画像によれば、2値化を行わない濃淡
画像に比較して画像処理時間が速く、装置が簡単かつ安
価に構成され得る利点がある。
ところで、上記2値化レベルが予め一定の値に設定さ
れていると、照明照度の経時変化や対象物の表面状態の
変化などに起因して対象物の明るさが変わるのに伴って
得られる2値化画像も変化してしまう。このため、本願
出願人は、先に出願した特願昭61−289404号において、
照度計等の照度センサにより撮像装置が配置された付近
の照度を検出し、その照度に基づいて前記2値化レベル
を決定することにより、対象物の明るさが変化しても略
一定の2値化画像を得られるようにした画像2値化処理
装置を提案した。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる画像2値化処理装置は、撮像装
置から出力される画像信号と照度センサから出力される
照度信号との関係に基づいて、その照度信号が表す照度
から2値化レベルを決定するための演算式やデータマッ
プ等が設定されているため、必ずしも充分に満足し得る
ものではなかった。すなわち、上記画像信号と照度信号
との関係は、例えば照度センサの機能や撮像装置との相
対的な位置関係等によって異なるため、それ等の条件が
変わると上記設定された演算式やデータマップ等によっ
ては正確な2値化レベルが得られなくなってしまうので
ある。
なお、濃淡画像処理装置を用いて画面全体の濃度ヒス
トグラム分布を求めて2値化レベルを補正したり、照度
変化に対応して絞りを自動的に調節する機能を備えた撮
像装置を用いたりする方法もあるが、前者は、濃度ヒス
トグラム分布より精度良く2値化レベルを算出するアル
ゴリズムが確立されていないとともに、濃淡画像処理を
行うために扱うデータ量が多くなるため、大きな記憶容
量を必要として装置が高価となり且つ処理速度が遅くな
るなどの問題がある。また、後者においては、絞りの自
動調節は一般にサーボ機構を利用してメカニカルに行わ
れるため、画像2値化処理において充分に満足し得る程
の精度が得られないとともに、耐久性が低いなどの問題
がある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために為されたもので
あり、その目的とするところは、対象物の明るさが変化
しても略一定の2値化画像を得られる2値化レベルが常
に高い精度で決定されるようにすることである。
そして、かかる目的を達成するために、本発明は、撮
像装置から出力された画像信号を2値化レベルと比較し
て2値化する画像2値化処理装置であって、(a)1画
面分の前記画像信号の信号レベルである画像信号レベル
を検出する画像信号レベル検出手段と、(b)前記画像
信号レベルと予め設定された目標信号レベルとの偏差に
基づいて、その画像信号レベルの変動に拘らず略一定の
2値化画像が得られるように予め定められた関係から前
記2値化レベルを演算により決定する2値化レベル決定
手段とを有することを特徴とする。
作用および発明の効果 このようにすれば、画像信号レベル検出手段によって
検出された画像信号レベルと予め設定された目標信号レ
ベルとの偏差に基づいて、その画像信号レベルが変動し
ても略一定の2値化画像が得られるように2値化レベル
決定手段により2値化レベルが演算により決定されるた
め、対象物の明るさが変化して画像信号レベルが変動し
ても略一定の2値化画像が得られる。しかも、本発明の
画像2値化処理装置は、撮像装置から出力された画像信
号そのものを基準としており、略一定の2値化画像を得
るための2値化レベルと画像信号レベルとの関係は変化
することがないため、従来のように照度センサを利用す
る場合に比較して、予め定められた関係から常に高い精
度で2値化レベルが決定されるのである。
ここで、上記2値化レベル決定手段は、例えば、前記
画像信号レベルと前記目標信号レベルとの偏差を求め、
その偏差を変数とする予め定められた演算式に従って前
記2値化レベルを決定するように構成されるが、上記目
標信号レベルを考慮した演算式或いはデータマップ等に
より、画像信号レベルから直接2値化レベルを決定する
ように構成することもできる。なお、この目標信号レベ
ルは、最適な画像が得られる時の画像信号レベルに設定
される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
先ず、第1図は、本発明に係る画像2値化処理装置を
備えた視覚装置の構成を説明するブロック線図である。
かかる視覚装置は、ロボット,自動加工機等に供給され
た対象物10の種類を識別するためのものであり、その対
象物10には蛍光灯などの照明器具12によって光が照射さ
れるようになっている。また、対象物10の上方には撮像
装置としてのTVカメラ14が設置されており、照明器具12
から対象物10に照射された光の反射光を受光して、その
反射光の強さに比例した画像信号SPを出力する。
上記TVカメラ14には、第2図に詳しく示されているよ
うに遮光板18が設けられ、対象物10からの反射光のみが
入射穴20を通してTVカメラ14に入射されるようになって
いる。かかる第2図における範囲SはTVカメラ14が本来
備えている視野で、範囲S′は遮光板18によって制限さ
れた視野である。入射穴20は対象物10と同一形状を成し
ており、その大きさは対象物10とTVカメラ14との距離に
基づいて対象物10からの反射光のみを通過させるように
設定されている。第3図および第4図はその具体例を示
す図であり、第3図は円形の対象物10aを取り扱う場合
で遮光板18には円形の入射穴20aが形成されており、第
4図は四角形の対象物10bを取り扱う場合で遮光板18に
は四角形の入射穴20bが形成されている。
ここで、本実施例では取り扱う対象物10の外形状は略
同一で、その対象物10に形成された穴や切欠の大きさ,
数等に基づいてその対象物10の種類を識別するようにな
っているため、対象物10からの反射光のみが受光されれ
ば良いのである。このことは、対象物10に形成された穴
や切欠の位置等から対象物10の中心線まわりの姿勢を計
測する場合も同様であるが、対象物10の外形状が異なる
場合や対象物10の位置等を計測する場合には、かかる遮
光板18は不要である。また、対象物10が円形の場合に
は、遮光板18を用いることなくTVカメラ14と対象物10と
の距離を調整して対象物10からの反射光のみがTVカメラ
14に入射するようにすることもできる。
上記TVカメラ14から出力された画像信号SPは、画像信
号レベル検出器22および画像2値化コンパレータ24に供
給される。画像信号レベル検出器22は画像信号レベル検
出手段を成すもので、例えば一画面を構成する画像信号
SPの電圧の実効値若しくは平均値から画像信号レベルLP
を求め、その画像信号レベルLPを表す信号SLPを信号レ
ベル比較器26に出力する。信号レベル比較器26には、目
標信号レベル設定器28から目標信号レベルLMを表す信号
SLMが供給されるようになっており、信号レベル比較器2
6は、その目標信号レベルLMと画像信号レベルLPとを比
較してそれ等の偏差ε(=LM−LP)を算出し、その偏差
εを表す偏差信号SSをA/Dコンバータ30およびパラレルI
/F32を介してCPU34に供給する。目標信号レベルLMは、
最適な画像が得られる時の画像信号SPの画像信号レベル
LPであって、目標信号レベル設定器28に予め設定されて
いる。また、その目標信号レベルLMを表す信号SLMは、A
/Dコンバータ36を介してCPU34に供給されるようになっ
ている。
一方、前記画像2値化コンパレータ24には、CPU34か
ら出力された2値化レベルLを表すレベル信号SLがD/A
コンバータ38を介して供給されるようになっており、画
像2値化コンパレータ24は、その2値化レベルLを基準
として上記画像信号SPを2値化し、その2値化画像信号
SP′をCPU34に出力する。
CPU34は、データバスラインを介して接続されたROM4
0,RAM42,ビデオRAM44,および外部機器I/F46と共に所謂
マイクロコンピュータを構成しており、RAM42およびビ
デオRAM44の一時記憶機能を利用しつつROM40に予め記憶
されたプログラムに従って信号処理を行い、前記レベル
信号SLをD/Aコンバータ33に供給するとともに、外部機
器I/F46からパラレルI/F48,シリアルI/F50を介して前述
したロボット,自動加工機等に対象物10の種類を表す識
別信号を出力する。
そして、以上のように構成された視覚装置は、第5図
のブロック線図で示される機能を備えている。
すなわち、前記信号レベル比較器26および目標信号レ
ベル設定器28から出力された信号SSおよびSLMは2値化
レベル決定ブロック52に供給される。2値化レベル決定
ブロック52は、次式(1)に従って信号SLMが表す目標
信号レベルLMから信号SSが表す偏差εと予め定められた
比例定数kとの積を減算することにより、2値化レベル
Lnを連続して算出するとともに、一定数aの2値化レベ
ルL1〜Laのばらつきが一定値Rよりも小さいときに、そ
れ等a個の2値化レベルLnの平均値を2値化レベルLと
して決定し、その決定された2値化レベルLを表すレベ
ル信号SLを画像2値化コンパレータ22に供給する。上記
比例定数kは、画像信号レベルLPの変動に拘らず2値化
画像が常に一定となるように実験的に或いは論理的に予
め設定された数値である。また、一定数aは図示しない
設定器により目的に応じて任意の値に設定可能とされて
いる。本実施例では、この2値化レベル決定ブロック52
が偏差εを算出する信号レベル比較器26と共に2値化レ
ベル決定手段を構成している。
Ln=LM−k・ε ……(1) 画像2値化コンパレータ24は、TVカメラ14から供給さ
れる画像信号SPを上記2値化レベルLを基準として2値
化し、その2値化された2値化画像信号SP′を出力す
る。この画像2値化コンパレータ24から出力された2値
化画像信号SP′は、2値化画像としてビデオRAM44に記
憶される一方、画像処理ブロック54からの要求に応じて
そのビデオRAM44から読み出される。そして、かかる画
像処理ブロック54は、読み込んだ2値化画像と、対象物
10に形成された穴や切欠の大きさ,数等について予め登
録された複数種類のパターンとを比較して、その対象物
10の種類を識別し、対象物10の種類を表す識別信号を外
部機器I/F46からパラレルI/F48,シリアルI/F50を介して
ロボット,自動加工機等に供給する。
第6図は、上述した機能を実行するために前記ROM40
に記憶されたプログラムのフローチャートである。以
下、このフローチャートに従って更に具体的に説明す
る。
図示しない電源スイッチが投入されると、先ずステッ
プS1が実行され、ロボット,自動加工機等から画像計測
開始信号が入力されたか否かが判断される。電源スイッ
チが投入された起動開始当初においては未だ画像計測開
始信号は入力されないため、続いてステップS2が実行さ
れ、カウンタCの内容が0とされる。その後、ステップ
S3において偏差信号SSが表す偏差εが読み込まれるとと
もに、ステップS4では、その読み込まれた偏差εに基づ
いて前記(1)式に従って2値化レベルLnが算出され
る。そして、ステップS5において前記カウンタCの内容
に1が加算され、ステップS6においてはそのカウンタC
の内容が一定数aに達したか否かが判断される。
カウンタCの内容が一定数aに達するまでは、TVカメ
ラ14から例えば一画面分の画像信号SPが出力されて画像
信号レベルLPが検出され、前記信号レベル比較器26から
偏差信号SSが供給される毎に、前記ステップS3以下の実
行が繰り返され、一定数aに達すると、換言すればステ
ップS4において2値化レベルLnが一定数aだけ連続して
算出されると、次にステップS7が実行される。ステップ
S7においては、算出されたa個の2値化レベルL1〜La
ばらつきが予め定められた一定値Rよりも小さいか否か
が判断され、ばらつきが一定値R以上の場合には前記ス
テップS2以下の実行が繰り返され、新たに一定数aの2
値化レベルL1〜Laが算出される。また、2値化レベルL1
〜Laのばらつきが一定値Rよりも小さい場合にはステッ
プS8が実行され、一定数aの2値化レベルL1〜Laの平均
値が算出され、その平均値が最終的な2値化レベルLと
して決定されるとともに記憶される。
その後、再び前記ステップS1が実行され、画像計測開
始信号が入力されるまで上記ステップが繰り返されるこ
とにより、2値化レベルLは順次最新の値に更新され
る。これ等のステップS2〜S8は、前記2値化レベル決定
ブロック52の具体的な内容を表している。
そして、画像計測開始信号が入力され、ステップS1の
判断がYESとなると、次にステップS9以下が実行されて
画像計測が行われる。すなわち、先ず、ステップS9にお
いては、前記ステップS8において決定された最新の2値
化レベルLを表すレベル信号SLが画像2値化コンパレー
タ24に出力され、ステップS10では、その画像2値化コ
ンパレータ24から出力される2値化画像信号SP′を読み
込んで、その2値化画像信号SP′が表す2値化画像をビ
デオRAM44に記憶する。その後、ステップS11が実行さ
れ、ビデオRAM44に記憶された2値化画像を適宜読み出
して対象物10の種類を識別し、その種類を表す識別信号
が出力される。このステップS11は、前記画像処理ブロ
ック54に対応する。
このようにして一つの対象物10に対する画像計測が終
了すると、新たな対象物10が供給されるとともに前記ス
テップS1以下が実行されて新たな2値化レベルLが決定
され、供給された対象物10に対する画像計測がその新た
な2値化レベルLに基づいて行われる。
ここで、本実施例の視覚装置は、TVカメラ14から出力
された画像信号SPの画像信号レベルLPを検出するととも
に、その画像信号レベルLPと予め設定された目標信号レ
ベルLMとの偏差εを求め、その偏差εに基づいて画像信
号レベルLPが変動しても常に一定の2値化画像が得られ
るように2値化レベルLが決定されるため、外部から侵
入する光の変化や照明器具12による照明照度の経時変
化、或いは対象物10の反射率の変化などに伴って画像信
号SPの信号レベルLPが変動しても、その変動に応じて2
値化レベルLも変更されることとなり、対象物10の明る
さに影響されることなく常に一定の2値化画像が得られ
るようになるのである。
しかも、2値化レベルLはTVカメラ14から出力された
画像信号SPの画像信号レベルLPに基づいて決定されるよ
うになっているため、従来のように照度センサを利用す
る場合に比較して、予め定められた演算式(1)から常
に高い精度で2値化レベルLが決定されるのである。
また、本実施例ではTVカメラ14に遮光板18が取り付け
られ、対象物10からの反射光のみがTVカメラ14に入射さ
れるようになっているため、周囲からの反射光の変化に
起因して2値化レベルLが誤って決定されることがな
く、対象物10の2値化画像が常に安定して得られる利点
がある。なお、この遮光板18がなくても本発明の効果は
得られる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
したが、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例では画像信号レベルLPと目標信号
レベルLMとの偏差εを求めて前記(1)式から2値化レ
ベルLnを算出するようになっているが、かかる(1)式
は次式(2)で表すこともできるため、上記画像信号レ
ベルLPを(2)式に適用して直接2値化レベルLnを算出
するようにすることもできる。なお、これ等の演算式
(1),(2)の替わりに2値化レベルLnと偏差ε或い
は画像信号レベルLPとの関係を表すデータマップ等を用
いることも可能である。
Ln=LM(1−k)+k・LP ……(2) また、前記実施例では一定数aの2値化レベルL1〜La
を算出してそれ等のばらつきが一定値Rよりも小さいと
きに最終的な2値化レベルLを決定するようになってい
るが、この2値化レベルLを決定するに際しては、必ず
しもばらつきの判断を行う必要はない。また、複数個の
偏差ε或いは画像信号レベルLPを読み込み、その平均値
を(1)式または(2)式に適用して最終的な2値化レ
ベルLを決定するようにしても差支えない。なお、a個
の2値化レベルL1〜Lnを算出することなく、(1)式ま
たは(2)式に従って1個の2値化レベルを算出するの
みでそれを最終的な2値化レベルLとしても、本発明の
効果は得られる。
また、前記実施例では2値化レベル決定ブロック52が
所謂マイクロコンピュータにて構成されているが、ハー
ドロジック海路にて構成することもできる。なお、画像
信号レベル検出器22,画像2値化コンパレータ24,信号レ
ベル比較器26などをマイクロコンピュータにて構成する
ことも勿論可能である。
また、前記実施例では画像計測が行われていない時に
は常時偏差信号SSを読み込んで2値化レベルLを更新す
るようになっているが、起動開始当初に決定された2値
化レベルLをそのまま用いるようにしたり、予め定めら
れた所定回数の画像計測が行われる毎に2値化レベルL
を更新したりするようにしても差支えない。
また、前記実施例では電源スイッチが投入されること
により2値化レベルLを決定して記憶するようになって
いるが、環境照度条件などに基づいて予め一定の2値化
レベルLを設定しておき、照明器具12の照明照度等が変
化した時にこれを補正して新たな2値化レベルLを決定
するようにすることも可能である。
また、前記実施例のTVカメラ14は対象物10からの反射
光を受光するようになっているが、照明器具12を対象物
10の裏側に配置して、対象物10に形成された穴等を通過
する透過光を受光するように構成することもできる。
また、前記実施例では対象物10の種類を識別する場合
について説明したが、対象物10の位置や中心線まわりの
姿勢等を計測する場合にも本発明は同様に適用され得
る。
その他一々例示はしないが、本発明はその精神を逸脱
することなく当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る画像2値化処理装置を備えた視覚
装置の一例の構成を説明するブロック線図である。第2
図は第1図の視覚装置のTVカメラを示す一部を切り欠い
た正面図である。第3図は円形の対象物を取り扱う場合
のTVカメラの先端を示す斜視図である。第4図は四角形
の対象物を取り扱う場合のTVカメラの先端を示す斜視図
である。第5図は第1図の視覚装置の機能を説明するブ
ロック線図である。第6図は第5図の機能ブロック線図
を更に具体的に説明するためのフローチャートである。 14:TVカメラ(撮像装置) 22:画像信号レベル検出器(画像信号レベル検出手段) 26:信号レベル比較器 52:2値化レベル決定ブロック SP:画像信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像装置から出力された画像信号を2値化
    レベルと比較して2値化する画像2値化処理装置であっ
    て、 1画面分の前記画像信号の信号レベルである画像信号レ
    ベルを検出する画像信号レベル検出手段と、 前記画像信号レベルと予め設定された目標信号レベルと
    の偏差に基づいて、該画像信号レベルの変動に拘らず略
    一定の2値化画像が得られるように予め定められた関係
    から前記2値化レベルを演算により決定する2値化レベ
    ル決定手段と を有することを特徴とする画像2値化処理装置。
  2. 【請求項2】前記2値化レベル決定手段は、前記画像信
    号レベルと前記目標信号レベルとの偏差を求め、該偏差
    を変数とする予め定められた演算式に従って前記2値化
    レベルを決定するものである特許請求の範囲第1項に記
    載の画像2値化処理装置。
JP62126178A 1987-05-23 1987-05-23 画像2値化処理装置 Expired - Lifetime JP2625723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62126178A JP2625723B2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23 画像2値化処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62126178A JP2625723B2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23 画像2値化処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63291175A JPS63291175A (ja) 1988-11-29
JP2625723B2 true JP2625723B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=14928615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62126178A Expired - Lifetime JP2625723B2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23 画像2値化処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2625723B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0757078A (ja) * 1993-08-17 1995-03-03 Fujitsu Denso Ltd 画像処理装置
JP2937030B2 (ja) * 1994-09-14 1999-08-23 三菱電機株式会社 画像処理装置及び人物状態判定装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534704A (en) * 1978-08-31 1980-03-11 Hajime Sangyo Kk Threshold setting circuit
AT383037B (de) * 1984-05-18 1987-05-11 Amf Sport Freizeitgeraete Ski
JPS61199180A (ja) * 1985-03-01 1986-09-03 Nissan Motor Co Ltd 二値化回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63291175A (ja) 1988-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2625723B2 (ja) 画像2値化処理装置
US4544268A (en) Method and apparatus for detecting flaw on threads of male screw
JP2995124B2 (ja) 寸法測定装置
JP2535958B2 (ja) 画像計測装置
JP3755319B2 (ja) 主被写体検出装置およびそれを用いた機器
GB2303915A (en) Counting the revolutions of a rotating component
JPH08201288A (ja) 路面状態検出装置
JPH078042B2 (ja) 画像2値化処理装置
KR0181993B1 (ko) 레이저광을 이용한 물체의 외관치수측정장치 및 외관치수측정방법
JP3137559B2 (ja) 測距装置
JPH02143127A (ja) フラッシュ装置の閃光時間を測定する方法及びこの方法を実施するための装置
JP3385043B2 (ja) 画像計測装置
JP3439521B2 (ja) 光電センサ
JPH0424543A (ja) 検査方法
JPH0555801B2 (ja)
JPH08339746A (ja) 光電センサ
JPH06201609A (ja) 面検査方法
JPS63128203A (ja) 物体の光学式位置測定方法
JPS582722A (ja) 路面状態識別装置
JPH0672806B2 (ja) 色測定方法
JPH04223206A (ja) Ccd素子によるセンサー信号の処理方法
JPH05249046A (ja) 建材の検査方法
JPH05180638A (ja) 建材の検査方法
JPS63225111A (ja) 視覚検査方法
JPH09101374A (ja) エンジン外付け部品の誤欠品検査方法