JP2625714B2 - プリンタ用紙押機構 - Google Patents
プリンタ用紙押機構Info
- Publication number
- JP2625714B2 JP2625714B2 JP7932787A JP7932787A JP2625714B2 JP 2625714 B2 JP2625714 B2 JP 2625714B2 JP 7932787 A JP7932787 A JP 7932787A JP 7932787 A JP7932787 A JP 7932787A JP 2625714 B2 JP2625714 B2 JP 2625714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- platen
- slope
- printer
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/106—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet output section
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プリンタの用紙排出側における紙押え機構
に関する。
に関する。
（従来技術） プラテンの軸方向に印字手段を往復動させながら印字
を行なうプリンタにおいては、印字ズレを防止するため
にプラテン軸方向で用紙をプラテン表面に押え付ける関
係上、用紙の進入側には紙押え板を、また排出側にはペ
ーパベイルが設けられている。
を行なうプリンタにおいては、印字ズレを防止するため
にプラテン軸方向で用紙をプラテン表面に押え付ける関
係上、用紙の進入側には紙押え板を、また排出側にはペ
ーパベイルが設けられている。
ところで、用紙のセット時、プラテン下部から上昇し
た用紙の先端がペーパベイルに付き当たるため、用紙を
所定位置にセットするまでプラテン表面から離してお
き、セットした段階でペーパベイルを元の位置に戻すと
いう操作が必要となる。このため、カット紙を自動的に
セットするプリンタにおいては、ペーパベイルを自動的
に開閉する機構が必要となって、構造が複雑化するとい
う問題がある。
た用紙の先端がペーパベイルに付き当たるため、用紙を
所定位置にセットするまでプラテン表面から離してお
き、セットした段階でペーパベイルを元の位置に戻すと
いう操作が必要となる。このため、カット紙を自動的に
セットするプリンタにおいては、ペーパベイルを自動的
に開閉する機構が必要となって、構造が複雑化するとい
う問題がある。
（目的） 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであ
って。その目的とするところは特別の紙押え操作を不要
としたプリンタ用紙押え機構を提供することにある。
って。その目的とするところは特別の紙押え操作を不要
としたプリンタ用紙押え機構を提供することにある。
（実施例） そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本発明が適用されたプリンタの一実施例を示
すものであって、図中符号１はプリンタの筺体で、ここ
には図示しない制御装置や、プラテン、印字機構を移動
させるキャリッジが収容されている。２は、回動可能な
上蓋本体で、印字ヘッド側の筺体上面端部で回動可能に
取付けられ、これの先端には後述するリブ４が形成され
た透明高分子材料からなる紙押機構３が固定されてい
る。なお図中符号９は用紙位置規制機構を示す。
すものであって、図中符号１はプリンタの筺体で、ここ
には図示しない制御装置や、プラテン、印字機構を移動
させるキャリッジが収容されている。２は、回動可能な
上蓋本体で、印字ヘッド側の筺体上面端部で回動可能に
取付けられ、これの先端には後述するリブ４が形成され
た透明高分子材料からなる紙押機構３が固定されてい
る。なお図中符号９は用紙位置規制機構を示す。
第２図は前述のリブ４の一実施例を示すものであっ
て、上蓋２をプリンタ１にセットしたとき、用紙セット
時に紙の先端を受け止めてプラテン表面奥側に案内する
第１の斜面５と、用紙をプラテンＰに可及的に小さい間
隙でもって押付ける頂点６と、印字が終了した部分を上
方に案内する第２斜面７とから形成され、第３図に示し
たようにプラテンの軸方向に亘って一列にプラテン軸と
直交するように複数個配設されている。
て、上蓋２をプリンタ１にセットしたとき、用紙セット
時に紙の先端を受け止めてプラテン表面奥側に案内する
第１の斜面５と、用紙をプラテンＰに可及的に小さい間
隙でもって押付ける頂点６と、印字が終了した部分を上
方に案内する第２斜面７とから形成され、第３図に示し
たようにプラテンの軸方向に亘って一列にプラテン軸と
直交するように複数個配設されている。
次にこのように構成した装置の動作を第４図に基づい
て説明する。
て説明する。
上蓋本体２をプリンタ１に固定して、上部からプラテ
ンＰと紙案内板Ｇの間に用紙Ｋを挿入すると（同図
Ｉ）、図示しないセンサーが用紙の挿入を検出してプラ
テンＰを回動させる。これにより、用紙ＫはプラテンＰ
に巻込まれるようにして、その先端をキャリッジＣの紙
案内部Ｄから突出させる。さらにプラテンＰにより紙送
りが行なわれると、用紙先端がリブ４の第１斜面５に当
接し（II）、この斜面５に沿って前方（図中 右方向）
に移動して頂点６に到達する（III）。
ンＰと紙案内板Ｇの間に用紙Ｋを挿入すると（同図
Ｉ）、図示しないセンサーが用紙の挿入を検出してプラ
テンＰを回動させる。これにより、用紙ＫはプラテンＰ
に巻込まれるようにして、その先端をキャリッジＣの紙
案内部Ｄから突出させる。さらにプラテンＰにより紙送
りが行なわれると、用紙先端がリブ４の第１斜面５に当
接し（II）、この斜面５に沿って前方（図中 右方向）
に移動して頂点６に到達する（III）。
これにより、用紙Ｋは印字ヘッドの真近上部において
頂点６により、用紙の弾性、つまり腰の反力に抗して押
えられることになり、プラテンＰ軸方向に対する抵抗力
が付与される。
頂点６により、用紙の弾性、つまり腰の反力に抗して押
えられることになり、プラテンＰ軸方向に対する抵抗力
が付与される。
このようにして所定位置まで用紙が挿入されると、プ
ラテンＰの回動が停止し、印字が開始される。１行分の
印字が終了すると、これに見合う幅だけプラテンＰが回
動して紙送りがなされる。この過程において、印字が終
了した部分は第２斜面７に沿って上方に移動して上方に
排出される（IV）。なお、用紙の先端が斜面５の途中に
到達した段階で、用紙が紙詰まりを起こした場合には、
リブ４とリブ４との間隙に指を挿入すれば、用紙を簡単
に取出すことができる。
ラテンＰの回動が停止し、印字が開始される。１行分の
印字が終了すると、これに見合う幅だけプラテンＰが回
動して紙送りがなされる。この過程において、印字が終
了した部分は第２斜面７に沿って上方に移動して上方に
排出される（IV）。なお、用紙の先端が斜面５の途中に
到達した段階で、用紙が紙詰まりを起こした場合には、
リブ４とリブ４との間隙に指を挿入すれば、用紙を簡単
に取出すことができる。
第５図は本発明の第２実施例を示すもので、中央部、
つまり用紙装填時にキャリッジが待機する部分に配置さ
れるリブ10、10、10‥‥の用紙先端案内用の第１斜面21
の拡き角に対して、両側側に配置されるリブ20、20、20
‥‥の用紙先端案内用斜面21の拡き角を若干大きくし
て、プラテンＰの端部側に位置するリブ20、20程、プラ
テンＰと斜面21の用紙進入側との間隙を大きくしたもの
である。
つまり用紙装填時にキャリッジが待機する部分に配置さ
れるリブ10、10、10‥‥の用紙先端案内用の第１斜面21
の拡き角に対して、両側側に配置されるリブ20、20、20
‥‥の用紙先端案内用斜面21の拡き角を若干大きくし
て、プラテンＰの端部側に位置するリブ20、20程、プラ
テンＰと斜面21の用紙進入側との間隙を大きくしたもの
である。
この実施例において、用紙紙の装填時において、用紙
中央部は、キャリッジの案内板に規制されながらリブ1
0、10、10‥‥、20、20、20‥‥に向かって上昇し、他
方、用紙の種類によっては、案内部Ｄ（第４図）による
中央部のタワミを受けて手前側に変形して上昇して来る
が、側方に配置されているリブ20、20、20‥‥は第１斜
面21に大きな拡き角が与えられているため、少々の紙の
曲がりにも対応してこれを捕えられ、第１斜面21に沿っ
て頂点22まで案内する。
中央部は、キャリッジの案内板に規制されながらリブ1
0、10、10‥‥、20、20、20‥‥に向かって上昇し、他
方、用紙の種類によっては、案内部Ｄ（第４図）による
中央部のタワミを受けて手前側に変形して上昇して来る
が、側方に配置されているリブ20、20、20‥‥は第１斜
面21に大きな拡き角が与えられているため、少々の紙の
曲がりにも対応してこれを捕えられ、第１斜面21に沿っ
て頂点22まで案内する。
この実施例によれば、比較的生じ易い用紙両側部の変
形を、両側のリブにより吸収させることができて、セッ
ト時に生じ易い紙詰まり、いわゆるジャム発生を未然に
防止することができる。
形を、両側のリブにより吸収させることができて、セッ
ト時に生じ易い紙詰まり、いわゆるジャム発生を未然に
防止することができる。
なお、上述の実施例においては、紙押機構を別体とし
て構成しているが、蓋体と一体的に構成しても同様の作
用を奏することは明らかである。
て構成しているが、蓋体と一体的に構成しても同様の作
用を奏することは明らかである。
（効果） 以上、説明したように本発明においては、キャリッジ
の紙案内部から上昇した用紙の先端を上方に案内すると
ともに、用紙排出側においてプラテン表面に最も接近す
る斜面とを具えたリブを、複数、プラテンの軸方向に間
隔を設けてプラテンの上部に配設するようにしたので、
ペーパベイルを不要として部品点数と組立工数を減少さ
せ、もってコストの引下げを図ることができるばかりで
なく、用紙装填時には用紙先端を斜面により案内するた
め、ペーパベイルを使用したときのような特別の開閉機
構が不要となって自動装填動作の簡素化を図ることがで
きる。
の紙案内部から上昇した用紙の先端を上方に案内すると
ともに、用紙排出側においてプラテン表面に最も接近す
る斜面とを具えたリブを、複数、プラテンの軸方向に間
隔を設けてプラテンの上部に配設するようにしたので、
ペーパベイルを不要として部品点数と組立工数を減少さ
せ、もってコストの引下げを図ることができるばかりで
なく、用紙装填時には用紙先端を斜面により案内するた
め、ペーパベイルを使用したときのような特別の開閉機
構が不要となって自動装填動作の簡素化を図ることがで
きる。
第１図は本発明を適用したプリンタの一実施例を示す斜
視図、第２図はリブの一実施例を示す正面図、第３図は
第１図における紙押え機構の一実施例を示す斜視図、第
４図は同上装置の動作を示す説明図、第５図は本発明の
他の実施例を示す斜視図、及び第６図は第５図における
リブを拡大して示す正面図である。 １……プリンタ、２……上蓋本体 ３……紙押機構、４……リブ ５……第１斜面、６……頂点 ７……第２斜面
視図、第２図はリブの一実施例を示す正面図、第３図は
第１図における紙押え機構の一実施例を示す斜視図、第
４図は同上装置の動作を示す説明図、第５図は本発明の
他の実施例を示す斜視図、及び第６図は第５図における
リブを拡大して示す正面図である。 １……プリンタ、２……上蓋本体 ３……紙押機構、４……リブ ５……第１斜面、６……頂点 ７……第２斜面
Claims (2)
- 【請求項１】キャリッジの紙案内部から上昇した用紙の
先端を上方に案内するとともに、用紙排出側においてプ
ラテン表面に最も接近する斜面とを具えたリブを、複
数、前記プラテンの軸方向に間隔を設けて前記プラテン
の上部に配設してなるプリンタ用紙押機構。 - 【請求項２】前記リブは、その斜面が前記プラテンの端
部側に位置するもの程、前記プラテンと用紙進入側の間
隙が大きくなるように形成されている特許請求の範囲第
１項に記載のプリンタ用紙押機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7932787A JP2625714B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | プリンタ用紙押機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7932787A JP2625714B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | プリンタ用紙押機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242577A JPS63242577A (ja) | 1988-10-07 |
| JP2625714B2 true JP2625714B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=13686790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7932787A Expired - Lifetime JP2625714B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | プリンタ用紙押機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2625714B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2725068B2 (ja) * | 1989-11-15 | 1998-03-09 | 富士通株式会社 | プリンタ用セパレータ |
| JP2006026931A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
| JP4086869B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2008-05-14 | Ｎｅｃインフロンティア株式会社 | プリンタ、排出機構、及び用紙ジャム防止方法 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7932787A patent/JP2625714B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63242577A (ja) | 1988-10-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |