JP2625491B2 - 袋へのカテーテルの取付け方法および装置 - Google Patents

袋へのカテーテルの取付け方法および装置

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JP2625491B2
JP2625491B2 JP63088012A JP8801288A JP2625491B2 JP 2625491 B2 JP2625491 B2 JP 2625491B2 JP 63088012 A JP63088012 A JP 63088012A JP 8801288 A JP8801288 A JP 8801288A JP 2625491 B2 JP2625491 B2 JP 2625491B2
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    • A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
    • A61J1/10—Bag-type containers
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、創傷ドレン袋などの袋にカテーテルを取付
ける方法および装置に関する。
従来技術と発明の解決すべき課題 この種のカテーテルの取付けを目的とする装置は、U.
K.特許明細書No.2135652およびヨーロッパ特許出願第16
3979号（ハウエル（HAUER））に記載されている。しか
し、最小数の手段もしくは部品から成り、容易に取扱う
ことができる取付方法および装置の出現が望まれてい
る。
本発明はこの要望を満足させることを目的とする。
発明の構成と効果 本発明は、袋壁の一部を介在して捕捉する一対のカッ
プリングリング、該捕捉部に切れ目を入れる丸形または
閉ループ状のブレードを有するカッター、およびカテー
テルをつかみ、カッターまたはカップリングリング対の
一方に接続しうるエラストマー部材から成ることを特徴
とするカテーテルを袋に取付ける装置を提供するもので
ある。
さらに本発明は、患者からの排出物を受容する袋にカ
テーテル保持部材を取付ける方法であって、内部および
外部のカップリングリング間に袋壁の一部を捕捉して、
両リング内に袋壁の伸張領域を形成せしめ、中空チュー
ブ状のカッターブレードを外部カップリングリングから
袋壁の中に押込め、該カッターブレードはそれに付着し
ているかまたはその一部を形成するエラストマーで実質
的円錐形のカテーテル保持部材を有しており、次いで中
空ブレードを内部カップリングリングの中に押し続け
て、ブレードの外面または内部カップリングリングの内
面のいずれかに設けた周囲戻り止めが、内部カップリン
グリングの内面にまたは場合によっては中空チューブ状
ブレードの外面に設けた対応する溝と掛合するようにす
ることを特徴とするカテーテル保持部材の取付方法を提
供するものである。
本発明の取付装置において、各部品は共に堅固に保持
されており、またエラストマーのつかみ部材によってカ
テーテルを所定の位置で保持することができる。
本発明の好ましい態様では、ブレードはその刃先の全
周囲ではなく主要部のあたりが鋸の歯のようになってい
る。これによって、袋壁材のディスクが袋壁から完全に
は切離されず、むしろ切られていない部分で袋壁に付着
した状態で維持される。
エラストマーの保持部材は、使用中カテーテルのゲー
トルとしての役目を演じ、該部材はカッターブレードか
ら離れる方向へ直径が小さくなった段付形状のものであ
ってよく、このため、１つのゲートルで各種外径の異な
るカテーテルをつかむことができる。
さらにまた本発明は、半径方向に延びるフランジを有
する第１（または内部）カップリングリング、同様に半
径方向に延びるフランジを有する第２（または外部）カ
ップリングリング、および第２リングの内径より小さい
直径を持つ実質的チューブ状の中空カッターブレードか
ら成り、上記第２リングは第１リングの非フランジ部を
ぴったり取り巻くようになった直径を有し、カッターブ
レードはカテーテルをつかみうるエラストマー部材と一
体となっているかまたは該保持部材に支持されているこ
とを特徴とするカテーテルを袋へ取付ける装置を提供す
るものである。
このように本発明のカテーテルを袋に取付ける装置
は、袋壁の一部を介在して捕捉する一対の内外部カップ
リングリングを包含する。円形または閉ループ状のブレ
ードを有するカッターは、上記捕捉した袋壁に切れ目を
入れ、そしてカテーテルをつかむエラストマー部材はカ
ッターまたは両リングの一方に接続することができる。
カテーテルはエラストマー部材から両リング内に挿入さ
れ、該エラストマー部材はゲートルの役目をする。
なお、本明細書でカップリングリングに適用する「内
部」および「外部」は、場合に応じて、袋に対して内部
および外部の意味で使用する。
また、かかる取付装置の用途については、前述の取付
方法の説明から理解されよう。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい具体例を
説明する。
第１図はエラストマー材料の実質的な円錐形部分を持
つカテーテル保持部材（ゲートル）の軸断面図であっ
て、該ゲートルはカテーテルを所定位置に保持して巻き
付ける。
第２および３図はそれぞれ、本発明で用いる内部カッ
プリングリングの一例の軸断面図および正面図である。
第４および５図はそれぞれ、本発明で用いる外部カッ
プリングリングの一例の軸断面図および正面図である。
第６および７図はそれぞれ、本発明で有用なカッター
ブレードの一例の軸方向に見た軸断面図および正面図で
ある。
第８図は第６図の一部を拡大した輪郭断面図であっ
て、歯が設けられていないカッターブレードの領域が示
されている。
第２および３図において、図示の内部カップリングリ
ングは中空円筒本体部11と横方向に延びるフランジ12か
ら成る。円筒本体部11のフランジ12と反対側の端部は、
14で示すように面取りされている。本体部11の外側面に
外部溝18が設けられている。この溝18は半円断面を有す
るが、他の形状でも採用することができる。本体部11の
内壁面に内部に突出する周囲リブ19が設けられている。
第４および５図の外部カップリング20は、実質的円筒
本体部22、横方向に延びるフランジ24、および該フラン
ジ24に対向する本体部端に位置する第２の横方向に延び
るフランジ26から成る。本体部22の内壁面には、内方の
延びる周囲突起（またはリブ）28が設けられている。図
示の如く、このリブ28は半円断面を有するが、他の形状
でも採用することができる。リブ28は、外部カップリン
グリング20を内部カップリングリング10上にはめ合せる
とき、内部リング10の対応溝18に掛合するようになって
いる。
第６および７図には、中空チューブ上のカッターブレ
ード30が示され、中空ブレード30の一端の周囲の主要部
のあたりが鋸の歯34のようになっている。このブレード
30は比較的厚みのある半径方向に延びるフランジ32を一
端に有し、他端に歯34が設けられている。限られた周辺
部36には歯は設けられていない。この部分36は、20〜60
度の中心角度の巾を有していてもよく、また好ましくは
約40゜の角度巾を有している。本発明の好ましい態様に
おいて、ブレード30の本体部はフランジ32に相当する端
部の大きい径から歯34に相当する端部の小さい径にわた
って少し先細になっている。この小端部の外径はたとえ
ば、フランジ32に直接隣接する本体部の外径より0.2〜
0.3％小さくてもよい。特に好ましい例では、直径の相
対差は0.26％であってもよい。
ブレード30の本体部の外面には、周囲溝38が設けられ
ており、これら３つの部品の組立位置において、溝38は
内部カップリングリング10の横方向に延びる丸リブ19と
掛合する。
構成部品10、20および30は、A.B.Sとして公知のプラ
スチック材料から作るのが好ましい。なお、ボルグ・ワ
ーナー（Borg Warner）の商品名「CYCOLAC」で市販さ
れているものが適当な材料の一つである。
ゲートル40は液状シリコーンゴムまたは熱可塑性エラ
ストマーから作るのが好ましい。その壁厚は0.020〜0.0
30インチ（0.51〜0.75mm）であってもよい。
使用に際し、すなわち、３つの構成部品を組立て、カ
テーテルをゲートル40で保持してドレン袋または人工肛
門用袋に接続する場合、内部カップリングリング10を袋
の内側に置き、袋壁の１つが内部リング10の開口端14上
に延びるように袋を配列せしめる。次いで外部リング20
を内部リング10上にスライドせしめ、袋壁の環状部がフ
ランジ24の下面とフランジ12の上面間で締付けられ、か
つ袋壁の他の部分（環状部内の）が開口端14上を“太鼓
の皮（drumhead）”のように伸張されるようにする。袋
壁の伸張状態および外部カップリングリング20の十分に
押込んだホーム（home）位置において、リブ28は溝18に
掛合して、これらの部品を共に保持する。次に太鼓の皮
のように伸張した袋壁に対して、カッターブレード30を
その鋸の歯34の縁を向けて、袋壁の中へ押込む。これに
よって、歯34はほぼ完全な円形に切断し、袋壁の切離し
た部分は、領域36に歯がないため、なお残っている接続
部によって袋壁の残余にくっついたままになっている。
このようにして、切り離したプラスチック材料のばら輪
の形成を回避することができる。次いで、構成部品10、
20および30に用いるプラスチック材料の固有レジリエン
スに基づき、リブ19が溝38にスプリング嵌合するまで、
カッターブレード30をホーム位置に押込む。これによっ
て、カッターブレード部をカップリングリング10に接続
せしめる。接続は強固であるが、手で離すことができ
る。このとき、リング20の面27とブレード30の面39は、
一定の間隔でわずかに離れている。
本発明装置を組立て、カテーテルを取付ける次の操作
段階として、エラストマーの部分円錐ゲートルまたはカ
テーテル保持部材40をたとえばハサミで、使用寸法のカ
テーテルを受容する適当な箇所で切断する。第１図に記
す数字から明らかなように、エラストマーの部分円錐保
持部材は直径（Ｄ）0.312〜0.625インチのカテーテルを
受容でき、同時にカテーテルの外面壁と滑り掛合し、か
つカテーテルをつかんで望ましくない動きから守る（部
材40の伸縮性に基づく）。エラストマー部材40の大径端
は内方に向いたフランジ42を有し、該フランジ42はカッ
ターブレード30のフランジ32の面39の後方に位置して、
ゲートルをブレード部に保持し、これによってゲートル
をカップリングリング10および20に保持する。要すれ
ば、切断操作の前に、ブレード部材30にカテーテル保持
部材40を組立てることができる。
当業者であれば、袋壁を太鼓の皮のように伸張し、次
いで軸上を移動しうる閉ループのカッターブレードを用
いて、必要なオリフィスを設けることを必須とする本発
明の技術点範囲から逸脱せずに、本発明装置の各種構成
部品を互いに固定する他の方法を採用しうることが理解
されよう。本発明の好ましい態様において、形成した切
れ目内の袋壁材を完全に分離せずに、切断を行う。
エラストマー保持部材40の各段に参照数字または文字
を付してもよく、これによって使用者が個々の外径を持
つカテーテルに適した切れ目をどこに入れるかを判断す
るのを助成することができる。
カッターブレードとエラストマーゲートルとはセパレ
ート部品として記載したが、これに代えて両者が一体ま
たは永久固定したものであってもよい。
構成部品10、20および30はそれぞれ、プラスチック材
料に適当な染料を含ませることにより、異なる色で着色
することが好ましい。これは使用者を助成し、すなわ
ち、使用装置の組立て法に関して記された指示に従うの
に便利である。
【図面の簡単な説明】
第１図はカテーテル保持部材の一例を示す断面図、第２
および３図はそれぞれ、内部カップリングリングの一例
を示す断面図および正面図、第４および５図はそれぞ
れ、外部カップリングリングの一例を示す断面図および
正面図、第６および７図はそれぞれ、カッターブレード
の一例を示す断面図および正面図、および第８図は第６
図の部分拡大図であって、 10:内部カップリングリング、11……内部リングの本体
部、12:フランジ、18:溝、19:リブ、20:外部カップリン
グリング、22:外部リングの本体部、24,26:フランジ、2
8:リブ、30:カッターブレード、32:フランジ、34:歯、3
6:非歯部、38:溝、40:エラストマー保持部材（ゲート
ル）、42:フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−22788（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−98185（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−129487（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−281962（ＪＰ，Ａ)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】患者からの排出物を受容する袋にカテーテ
    ル保持部材を取付ける方法であって、内部および外部の
    カップリングリング間に袋壁の一部を捕捉して、両リン
    グ内に袋壁の伸張領域を形成せしめ、中空チューブ状の
    カッターブレードを外部カップリングリングから袋壁の
    中に押込め、該カッターブレードはそれに付着している
    かまたはその一部を形成するエラストマーで実質的円錐
    形のカテーテル保持部材を有しており、次いで中空ブレ
    ードを内部カップリングリングの中に押し続けて、ブレ
    ードの外面または内部カップリングリングの内面のいず
    れかに設けた周囲戻り止めが、内部カップリングリング
    の内面にまたは場合によっては中空チューブ状ブレード
    の外面に設けた対応する溝と掛合するようにすることを
    特徴とするカテーテル保持部材の取付方法。
  2. 【請求項２】半径方向に延びるフランジを有する第１
    （または内部）カップリングリング、同様に半径方向に
    延びるフランジを有する第２（または外部）カップリン
    グリング、および第２リングの内径より小さい直径を持
    つ実質的チューブ状の中空カッターブレードから成り、
    上記第２リングは第１リングの非フランジ部をぴったり
    取り巻くようになった直径を有し、カッターブレードは
    カテーテルを保持しうるエラストマー部材と一体となっ
    ているかまたは該保持部材に支持されていることを特徴
    とするカテーテルを袋へ取付ける装置。
  3. 【請求項３】袋壁の一部を介在して捕捉する一対のカッ
    プリングリング、該捕捉部に切れ目を入れる丸形または
    閉ループ状のブレードを有するカッター、およびカテー
    テルをつかみ、カッターまたはカップリングリング対の
    一方に接続しうるエラストマー部材から成ることを特徴
    とするカテーテルを袋に取付ける装置。
  4. 【請求項４】カップリングリング対が、袋内の初期位置
    の内部リングおよび袋の外側の初期位置の外部リングか
    ら成り、両リングの堅固な接続を助成するため、リブお
    よび溝配列体を１つの相対軸位置に設けた請求項第３項
    記載の装置。
  5. 【請求項５】カッターと内部カップリングリングの堅固
    な接続を助成するため、リブおよび溝配列体を１つの相
    対軸位置に設けた請求項第３項または第４項記載の装
    置。
  6. 【請求項６】２つのカップリングリングとカッターの色
    が異なっている請求項第３項、第４項または第５項記載
    の装置。
  7. 【請求項７】エラストマー部材が段付きになっており、
    各段に文字または数字が付されている請求項第３項、第
    ４項、第５項または第６項記載の装置。
JP63088012A 1987-04-09 1988-04-08 袋へのカテーテルの取付け方法および装置 Expired - Lifetime JP2625491B2 (ja)

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GB8708493 1987-04-09
GB878708493A GB8708493D0 (en) 1987-04-09 1987-04-09 Attaching catheter to bag
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JPS63290579A JPS63290579A (ja) 1988-11-28
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US (1) US4925216A (ja)
EP (1) EP0286334B1 (ja)
JP (1) JP2625491B2 (ja)
AU (1) AU615648B2 (ja)
CA (1) CA1293662C (ja)
DE (1) DE3876834T2 (ja)
DK (1) DK192688A (ja)
ES (1) ES2036262T3 (ja)
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