JP2624612B2 - 鋼片加熱炉の開口部シール装置 - Google Patents

鋼片加熱炉の開口部シール装置

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JP2624612B2
JP2624612B2 JP5074086A JP7408693A JP2624612B2 JP 2624612 B2 JP2624612 B2 JP 2624612B2 JP 5074086 A JP5074086 A JP 5074086A JP 7408693 A JP7408693 A JP 7408693A JP 2624612 B2 JP2624612 B2 JP 2624612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキストラクタ方式あ
るいはチャージャ方式で鋼片を装入・抽出する加熱炉の
開口部シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウォーキングビーム式加熱炉など
の鋼片加熱炉として、図13に示すように、鋼片118
の装入部と抽出部に、鋼片通過用開口部103と、この
鋼片通過用開口部103の下方に所定間隔ごとに連設し
た複数のエキストラクタ用開口部104を有し、矩形移
動するエキストラクタフォーク105またはチャージャ
により、鋼片通過用開口部103を介して鋼片118を
装入あるいは抽出するものが知られている。
【0003】この鋼片加熱炉では、まず鋼片通過用開口
部103とエキストラクタ用開口部104を閉鎖してい
る扉101を上昇してエキストラクタ用開口部104を
開放し〔図13(a),(b)参照〕、エキストラクタ
用開口部104を通じてエキストラクタフォーク105
を炉内に装入する〔図13(c),(d)参照〕。次
に、扉101を上昇させて鋼片通過用開口部103を開
放するとともに、エキストラクタフォーク105を上昇
させ、このエキストラクタフォーク105で鋼片118
を支持する〔図13(d),(e)参照〕。続いて、エ
キストラクタフォーク105を炉外に後退させ、鋼片通
過用開口部103を通じて鋼片118を抽出する。そし
て、鋼片118を完全に炉外に抽出した状態で扉101
を下降させ、鋼片通過用開口部103とエキストラクタ
用開口部104を閉鎖する。最後に、エキストラクタフ
ォーク105を下降させ、鋼片118を図示しない搬送
テーブルに載置し、これにより1サイクルの鋼片抽出作
業が終了する。なお、鋼片装入作業は上述と逆の動作を
させることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記鋼
片加熱炉100では、一つの扉101で鋼片通過用開口
部103とエキストラクタ用開口部104を開閉するよ
うにしているので、鋼片118の抽出にあたって扉10
1を上昇すると必然的にエキストラクタ用開口部104
も開放される。つまり、エキストラクタフォーク105
が炉外に待機している状態にあってもエキストラクタ用
開口部104が開放される。また、エキストラクタフォ
ーク105の後退時も、エキストラクタフォーク105
と鋼片118が完全に開口部103,104から退避し
なければ、鋼片通過用開口部103は勿論、エキストラ
クタ用開口部104も閉じることができない。そのた
め、炉内に外気が多量に侵入してO制御を困難にした
り、輻射熱が外部に多量に漏れたりして、熱損失が大き
くなるという問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたもので、鋼片通過用開口部とこ
の鋼片通過用開口部の下方に連設した複数のエキストラ
クタ用開口部を有し、エキストラクタフォークの矩形運
動により鋼片通過用開口部から鋼片を装入あるいは抽出
するようにした鋼片加熱炉において、上記鋼片通過用開
口部とエキストラクタ用開口部を開閉する昇降式第1扉
を設けるとともに、上記エキストラクタフォークの進退
運動に連動してエキストラクタ用開口部を開閉する回動
式シール扉を上記第1扉と加熱炉本体との摺動面より炉
内側に配設して、上記シール扉を炉内側に回動可能に配
設し、上記第1扉の外側に第2扉を昇降可能に配設し、
上記第1扉の開状態時に上記エキストラクタ用開口部を
除く領域において、前記鋼片加熱炉が外気を吸い込むの
を防止するための第3扉の一端を、鋼片通過用開口部の
前方ハースライン直下で軸支するとともに、該第3扉の
上面が前記鋼片通過用開口部の下端にほぼ一致するよう
に前記第3扉の他端を上記エキストラクタ用開口部を除
く領域に当接自在に支持したものである。
【0006】
【0007】
【作用】鋼片装入作業の場合、上記加熱炉の開口部シー
ル装置では、まず昇降式第1扉が上昇してエキストラク
タ用開口部の前方から退避する。しかし、エキストラク
タ用開口部は回動式シール扉によって閉鎖されている。
次に、鋼片を支持したエキストラクタフォークがエキス
トラクタ用開口部に向かって前進してくると、このエキ
ストラクタフォークの運動に連動して回動式シール扉が
回動し、エキストラクタ用開口部が開放される。また、
昇降式第1扉も上昇して鋼片通過用開口部が開放され
る。続いて、炉内に進入したエキストラクタフォークの
下降により炉内の支持台に鋼片が受け渡されると、昇降
式第1扉が下降して鋼片通過用開口部が閉鎖される。最
後に、エキストラクタフォークが炉外に後退すると、そ
の運動に連動してシール扉が回動し、エキストラクタ用
開口部が閉鎖される。また、昇降式第1扉が下降してエ
キストラクタ用開口部の前面を覆う。
【0008】鋼片抽出作業の場合、まず昇降式第1扉が
上昇してエキストラクタ用開口部の前方から退避する。
しかし、エキストラクタ用開口部は回動式シール扉によ
って閉鎖されている。次に、エキストラクタフォークが
エキストラクタ用開口部に向かって前進してくると、こ
のエキストラクタフォークの運動に連動して回動式シー
ル扉が回動し、エキストラクタ用開口部が開放される。
続いて、炉内に進入したエキストラクタフォークが鋼片
を支持すべく上昇すると、昇降式第1扉が上昇して鋼片
通過用開口部が開放される。最後に、エキストラクタフ
ォークが炉外に後退すると、その運動に連動して回動式
シール扉が回動し、エキストラクタ用開口部が閉鎖され
る。また、昇降式第1扉も下降して鋼片通過用開口部と
エキストラクタ用開口部を覆う。
【0009】上記第2扉は、昇降式第1扉が上昇して鋼
片通過用開口部を開放している状態において、鋼片通過
用開口部に下降して幅射熱等の漏れを防止する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1,2は鋼片加熱炉のエキストラク
タ用開口部を含む領域の抽出側断面図、図3,4は鋼片
加熱炉のエキストラクタ用開口部を含まない領域の抽出
側断面図である。これらの図に示す加熱炉1の抽出側の
炉壁2には、鋼片18の通過する鋼片通過用開口部3
と、この鋼片通過用開口部3の下方に所定間隔ごとに連
設したエキストラクタ用開口部4が形成されており、鋼
片通過用開口部3の下端が鋼片搬送基準レベルH.L
(ハースライン)にほぼ一致させてある。
【0011】上記開口部3,4を開閉する開口部シール
装置10において、昇降式第1扉11は炉壁2の外側に
昇降自在に設けてあり、鋼片通過用開口部3とエキスト
ラクタ用開口部4を開閉するようにしてある。第2扉1
2は昇降式第1扉11の外側に昇降自在にかつ昇降式第
1扉11の下方に突出できるように設けてある。回動式
シール扉13はエキストラクタ用開口部4に配置され、
図5に示すように、下端部が軸14によって炉内に向か
って回動するように支持されている。また、回動式シー
ル扉13には水冷ボックス15が形成されており、冷却
水の供給管を兼用する上記軸14より冷却水が供給され
ている。
【0012】エキストラクタ用開口部4を含まない領
域、つまり図5に示すX領域では、炉外に第3扉16が
回動自在に支持され、シリンダ17によって、昇降式第
1扉11から退避した待機位置(図3参照)と、上面を
鋼片通過用開口部3の下端にほぼ一致させ、一端側(炉
側)を炉壁2に当接した動作位置(図4参照)とに切り
替えできるようになっている。
【0013】上記開口部シール装置10では、図1,3
に示すように、昇降式第1扉11が閉じているスタート
状態において、回動式シール扉13はエキストラクタ用
開口部4を閉鎖し、第3扉16は昇降式第1扉11の前
方に退避している。
【0014】炉内の鋼片18を抽出する場合、まず昇降
式第1扉11が上昇し、その下端が鋼片通過用開口部3
の下端、つまり鋼片搬送基準レベルH.Lに到達した時
点で停止する。このとき、回動式シール扉13はエキス
トラクタ用開口部4を閉鎖している。したがって、この
状態で炉内へ外気が侵入することはない。また、外気が
炉内に侵入することがあっても、その量は極めて僅かで
ある。
【0015】次に、第3扉16が矢印b方向に回動し、
図4の動作位置に切り替えられる。また、エキストラク
タフォーク5が炉内に向かって前進し、エキストラクタ
用開口部4を介して炉内に進入する。このとき、回動式
シール扉13は、エキストラクタフォーク5の運動に連
動し、これと干渉しないように矢印a方向に回動してエ
キストラクタフォーク5の進路を開放する(図2参
照)。エキストラクタフォーク5の炉内進入動作が終了
すると、このエキストラクタフォーク5が上昇し、その
上面に鋼片18を支持する。このとき昇降式第1扉11
がエキストラクタフォーク5の動きに連動して上昇し、
昇降式第1扉11とエキストラクタフォーク5の干渉を
防止する。
【0016】続いて、エキストラクタフォーク5は炉外
に向かって後退し、鋼片通過用開口部3を通じて鋼片1
8を炉外に抽出する。このとき、回動式シール扉13は
エキストラクタフォーク5の運動に連動しながら、これ
と干渉することなく矢印a’方向に回動してエキストラ
クタ用開口部4を閉鎖する。一方、第2扉12は、昇降
式第1扉11が鋼片通過用開口部3を開放している状態
で、鋼片18やエキストラクタフォーク5と干渉しない
レベルまで下降し、第3扉16と共に、鋼片通過用開口
部3からの外気の炉内侵入、炉内雰囲気の漏れ、および
炉内幅射熱の漏れを防止する。
【0017】最後に、エキストラクタフォーク5が下降
し、炉外の搬送ステージ6に鋼片18を載置してスター
ト位置に復帰する。また、第3扉16が矢印b’方向に
回動して待機位置に移動し、昇降式第1扉11が下降し
て図1のスタート状態に復帰し、これにより1サイクル
の鋼片抽出作業が終了する。
【0018】炉内に鋼片18を装入する場合、回動式シ
ール扉13はエキストラクタフォーク5の動きに連動
し、これと干渉することなく回動する。また、昇降式第
1扉11は鋼片18およびエキストラクタフォーク5の
装入時に上昇して鋼片通過用開口部3を開放し、第2扉
12と第3扉16が鋼片通過用開口部3の前方に移動し
て外気の炉内侵入、炉内雰囲気および幅射熱の漏れを防
止する。
【0019】次に、本発明にかかる開口部シール装置1
0を備えた加熱炉と従来のシール装置(図7参照)を備
えた加熱炉において、扉の開閉に伴って炉内に侵入する
1サイクル当たりの空気量を、図7,13を参照して比
較する。
【0020】鋼片抽出サイクルの場合、抽出作業スター
トからエキストラクタフォーク5,105がエキストラ
クタ用開口部4,104に進入するまでの間〔図7
(a)〜(c)、図13(a)〜(c)〕、本発明の開
口部シール装置10ではエキストラクタ用開口部4が回
動式シール扉13によってシールされているので、外気
の侵入はほとんどない。これに対して、従来のシール装
置では、フォーク開口部104が開放状態に置かれるた
め、極めて多量の外気が炉内に侵入する。
【0021】エキストラクタフォーク5,105がエキ
ストラクタ用開口部4,104に進入してから、エキス
トラクタフォーク5,105が上昇するまでの間〔図7
(c),(d)、図13(c),(d)〕、両者の外気
侵入量は等しい。
【0022】エキストラクタフォーク5,105が炉外
に向かって後退する間〔図7(d),(e)、図13
(d),(e)〕、本発明の開口部シール装置10では
第2扉12と第3扉16によって外気の侵入が阻止され
るとともに、炉内雰囲気や幅射熱の漏れ放出が防止され
る。これに対して、従来のシール装置では、第2扉、第
3扉がなく、その分多くの外気が炉内に侵入し、炉内雰
囲気や幅射熱の漏れも多い。
【0023】エキストラクタフォーク5,105がエキ
ストラクタ用開口部4,104から退避してからスター
ト状態に復帰するまで〔図7(e)、図13(e)〕、
本発明の開口部シール装置10では、エキストラクタ用
開口部4が回動式シール扉13によってシールされ、こ
のエキストラクタ用開口部4からの外気の侵入や炉内幅
射熱等の漏れがほぼ完全に防止されるが、従来のシール
装置では扉101がエキストラクタ用開口部104を完
全に閉鎖するまでの間に多量の外気が炉内に侵入し、炉
内幅射熱等も多量に漏れる。
【0024】具体的なケースについて炉内侵入空気量を
計算したところ、エキストラクタフォークのサイクルタ
イムが同一(38.5秒)のケースでは、従来の加熱炉
では炉内侵入空気量は782Nm/hであったが、本
発明のシール装置を備えた加熱炉では炉内侵入空気量は
204Nm/h(従来の加熱炉の26%)に減少する
という結果が得られた。また、従来の加熱炉におけるエ
キストラクタフォークのサイクルタイムを29.3秒に
早めても、炉内侵入空気量は602Nm/hに減少す
るだけで、本発明のシール装置を備えた加熱炉に比べる
と、依然として高い数値であった。
【0025】なお、以上の説明では、本発明のシール装
置を鋼片抽出開口部に適用した場合について説明した
が、鋼片装入開口部にも同様に適用できることは勿論で
ある。
【0026】開口部シール装置の他の実施例を図8〜1
2に示す。これらの図に示す開口部シール装置20にお
いて、回動式シール扉21はフォーク開口部4の一端側
底部から突出した鉛直軸23に支持されている。この鉛
直軸23は二重管構造になっており、回動式シール扉2
1の内部に形成されている水冷ボックス22に連通さ
れ、図示しない冷却水供給装置から供給された冷却水が
上記鉛直軸23を介して水冷ボックス22を循環するよ
うになっている。また、鉛直軸23は軸受24,25に
回転自在に支持されており、炉壁2と平行にかつ水平に
配設された駆動軸27にアーム26を介して連結されて
リング機構を形成し、駆動軸27の矢印d,d’方向の
移動に基づいて回動式シール扉21が矢印c,c’方向
に開閉するようになっている。なお、エキストラクタ用
開口部4を含まない領域の構成は上記実施例の開口部シ
ール装置10と同一であり、説明は省略する。
【0027】上記開口部シール装置20は、エキストラ
クタフォーク5が炉外に位置している状態では、図8,
10,11に示すように、回動式シール扉21がエキス
トラクタ用開口部4を閉鎖し、このエキストラクタ用開
口部4からの炉内雰囲気や炉内輻射熱の漏れ及び、外気
の炉内侵入を防止している。
【0028】一方、エキストラクタフォーク5が炉内に
進入する場合、図9,12に示すように、図示しない駆
動源により駆動軸27が矢印d方向に移動し、これによ
り回動式シール扉21はエキストラクタフォーク5の運
動に連動しながら干渉することなく矢印c方向に回動し
てエキストラクタ用開口部4を開放する。また、炉内に
進入したエキストラクタフォーク5が炉外に後退する場
合、駆動軸27が矢印d’方向に移動し、回動式シール
扉21はエキストラクタフォーク5の運動と連動しなが
ら干渉することなく矢印c’方向に回動し、エキストラ
クタフォーク5が炉外に後退すると同時にエキストラク
タ用開口部4を閉鎖する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるシール装置によれば、エキストラクタフォークの
動きに連動してエキストラクタ用開口部が回動式シール
扉によって開閉されるので、昇降式第1扉を開けてもエ
キストラクタ用開口部から自由に外気が炉内に侵入した
り、炉内雰囲気や炉内幅射熱が外部に漏れたりすること
がなく、炉内雰囲気の制御が容易になる。また、第2扉
によって、鋼片通過用開口部からの外気の侵入、炉内雰
囲気および幅射熱の漏れを更に減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋼片加熱炉の開口部シール装置を示す断面図
である。
【図2】 鋼片の装入・抽出時における回動式シール扉
の動きを示す断面図である。
【図3】 第2扉と第3扉の動きを示す断面図である。
【図4】 第2扉と第3扉の動きを示す断面図である。
【図5】 回動式シール扉の横断面図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 昇降式第1扉と回動式シール扉の開閉動作を
説明する図である。
【図8】 開口部シール装置の他の実施例の断面図であ
る。
【図9】 他の実施例に係る開口部シール装置における
回動式シール扉の動きを示す断面図である。
【図10】 他の実施例に係る開口部シール装置の一部
切断正面図である。
【図11】 図10のXI−XI線断面図である。
【図12】 図10に示す回動式シール扉の開放状態を
示す断面図である。
【図13】 従来の加熱炉における扉の開閉動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1…加熱炉、3…鋼片通過用開口部、4…エキストラク
タ用開口部、5…エキストラクタフォーク、10,20
…開口部シール装置、11…昇降式第1扉、12…第2
扉、13…回動式シール扉、16…第3扉、18…鋼
片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鼻岡 修 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 竹嶋 力男 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 吉田 邦雄 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 海老原 正則 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社千葉製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭60−169521(JP,A) 実開 昭61−187366(JP,U) 実開 平3−6454(JP,U) 実公 昭61−2665(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼片通過用開口部とこの鋼片通過用開口
    部の下方に連設した複数のエキストラクタ用開口部を有
    し、エキストラクタフォークの矩形運動により鋼片通過
    用開口部から鋼片を装入あるいは抽出するようにした鋼
    片加熱炉において、上記鋼片通過用開口部とエキストラ
    クタ用開口部を開閉する昇降式第1扉を設けるととも
    に、上記エキストラクタフォークの進退運動に連動して
    エキストラクタ用開口部を開閉する回動式シール扉を上
    記第1扉と加熱炉本体との摺動面より炉内側に配設し
    て、上記シール扉を炉内側に回動可能に配設し、上記第
    1扉の外側に第2扉を昇降可能に配設し、上記第1扉の
    開状態時に上記エキストラクタ用開口部を除く領域にお
    いて、前記鋼片加熱炉が外気を吸い込むのを防止するた
    めの第3扉の一端を、鋼片通過用開口部の前方ハースラ
    イン直下で軸支するとともに、該第3扉の上面が前記鋼
    片通過用開口部の下端にほぼ一致するように前記第3扉
    の他端を上記エキストラクタ用開口部を除く領域に当接
    自在に支持したことを特徴とする鋼片加熱炉の開口部シ
    ール装置。
JP5074086A 1992-12-28 1993-03-31 鋼片加熱炉の開口部シール装置 Expired - Lifetime JP2624612B2 (ja)

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JPH06248325A JPH06248325A (ja) 1994-09-06
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