JP2624281B2 - 電球形蛍光灯 - Google Patents

電球形蛍光灯

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JP2624281B2
JP2624281B2 JP63024352A JP2435288A JP2624281B2 JP 2624281 B2 JP2624281 B2 JP 2624281B2 JP 63024352 A JP63024352 A JP 63024352A JP 2435288 A JP2435288 A JP 2435288A JP 2624281 B2 JP2624281 B2 JP 2624281B2
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武 松村
正嗣 三軒
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松下電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電球形蛍光灯に関するものである。
従来の技術 従来から省エネルギー照明を主たる目的として、口金
を有する外囲器内に、ダブルU字状等の非直線状発光
管,安定器,スタータおよび雑音防止用コンデンサ等を
収納した構造の取扱いが簡便でコンパクトな電球形蛍光
灯が実用化されている。前記外囲器は透光性グローブと
この開口部に固着されてカップ状の不透光性ケースとか
らなり、外囲器内にはホルダで仕切られて2つの空間が
形成されている。そして、非直線状発光管はその両端部
がホルダの筒状部内に挿入され接着剤で固定されたグロ
ーブ側に設けられており、一方安定器はホルダの内側に
接着剤で固着されてカバー側に設けられている。
さらに、従来の電球形蛍光灯について第7図および第
8図を用いて説明する。
非直線状発光管5はホルダ19の筒状部12の側面部に設
けられた接着剤注入孔20からシリコーン樹脂等の接着剤
8を注入している。その際、非直線状発光管5の形状の
バラツキや筒状部12への発光管端部の挿入が不充分であ
った場合には、筒状部12の底面と非直線状発光管5との
間にすき間が生じ、このすき間から接着剤8が非直線状
発光管5の一端側の、内部にアマルガム11を設けたガラ
ス細管10にも付着していた。
なお、第7図中、9は安定器を示す。
発明が解決しようとする課題 このように接着剤8がガラス細管10に付着すると、電
球形蛍光灯の点灯,消灯によりガラス細管10および接着
剤8が加熱,冷却され、接着剤8による膨脹,収縮の応
力がガラス細管10に加わってクラックを生じさせ点灯不
能になるおそれがあった。また、ガラス細管10への接着
剤8の付着の多少により光出力特性が大きくばらついた
り、光束立上り時間が長くなったりするという問題点も
あった。
なお、発明者の経験によれば、ガラス細管は発光管の
両端部に設けられているが、接着剤の付着によるガラス
細管のクラックはアマルガムを有していない側のガラス
細管、つまり排気管に比べてアマルガムを有する側のガ
ラス細管において圧倒的に多く発生することが認められ
た。その理由の詳細は現在のところ不明であるが、アマ
ルガムを有する側のガラス細管はアマルガムを有してい
ない側のガラス細管に比べて長さが長くなることが理由
の一つであると考えられる。
課題を解決するための手段 このような問題点を解決するために、本発明の電球形
蛍光灯は、ホルダの外側に、側面部に接着剤注入孔を有
する2つの筒状部を設け、前記ホルダの筒状部内に、内
部にアマルガムを設けたガラス細管を一端側に有する非
直線状発光管の両端部を挿入し、前記ホルダの内側から
前記接着剤注入孔を通して接着剤を注入して、この接着
剤により前記非直線状発光管の両端部を前記筒状部に固
着するものであって、前記ガラス細管が位置する側の接
着剤注入孔の入口に、内面に曲面を有するひさしを設
け、前記ひさしの内面に沿って前記非直線状発光管の端
部を当接し、前記非直線状発光管が固着された前記ホル
ダを外囲器内に設けたものである。
作用 本発明によると、非直線状発光管のホルダへの取付け
強度を低下させることなく、ガラス細管への接着剤の付
着を防止することができる。これにより、ガラス細管の
クラックの発生を防止することができるとともに、電気
的な特性のバラツキも小さくすることができる。
実施例 第2図に示すように、本発明実施例の電球形蛍光灯
は、ガラス,プラスチック等からなる透光性の球形グロ
ーブ1と、この開口部に固着されたプラスチック等から
なる不透光性のカップ状ケース2とからなる口金3付の
外囲器、この外囲器内においてケース2に固着されたホ
ルダ4、このホルダの外側に固着されたダブルU字状発
光管等の非直線状発光管5、ホルダ4の内側に設けられ
たスタータ6と雑音防止用コンデンサ7、同じくホルダ
4の内側にシリコーン樹脂等からなる接着剤8で固着さ
れた安定器9等からなっている。非直線状発光管5は両
端部に電極(図示せず)を有し内部に水銀と希ガスが封
入され、内面に蛍光体被膜(図示せず)が形成されてい
る。そして、第3図に示すように、非直線状発光管5の
一端側にはガラス細管10が設けられており、この中にア
マルガム11が設けられている。
次に、ホルダへの非直線状発光管等の固着構造および
その組立方法について、第3図および第4図を用いて説
明する。
第3図および第4図に示すように、ホルダ4の外側に
は非直線状発光管5の両端部を挿入保持するための2つ
の筒状部12と安定器9の一部を収容するための突出部13
が設けられている。また、このホルダには両筒状部12内
に臨むようにこれら筒状部の側面部にその内側から注入
された接着剤8をホルダ外側に流出させるための接着剤
注入孔14,15がそれぞれ設けられている。そして、第1
図および第5図に示すように、ガラス細管10が位置する
側の接着剤注入孔14の入口に、内面に曲面を有するひさ
し16を設け、このひさしの内面に沿って非直線状発光管
5の端部を当接している。さらに、ホルダ4の、非直線
状発光管5の屈曲部が接近する部分には別の接着剤注入
孔17が設けられ、その周囲に接着剤拡張阻止用の壁18が
設けられている。
しかして、筒状部12内に非直線状発光管5の両端部を
挿入した後、ホルダ4の内側に接着剤8を注入し、その
上から安定器9の一部を圧入すると、注入された接着剤
8が安定器9の側面に押し上げられるとともに、接着剤
注入孔17を通ってホルダ4の外面に流出して非直線状発
光管5の屈曲部に接するようになる。それと同時に、接
着剤8の一部がさらに接着剤注入孔14,15を通り、発光
管端部のテーパ状側面に沿って筒状部12内に流出する。
ところが、この場合、ひさし16の内面に発光管端部が当
接しているので、接着剤8は、前記のごとく発光管端部
の側面には流出するが、発光管端部の底面(第1図では
上側に位置する。)側には流出するのが阻止される。こ
のため、ガラス細管10に接着剤8が付着するのが防止さ
れる。接着剤注入孔15からはこれまでどおりに接着剤8
が筒状部12内に流出する。非直線状発光管5の両端部お
よび屈曲部は前記のようにしてホルダ4に強固に固着さ
れることとなる。
以上のように、ガラス細管10への接着剤8の付着がな
くなる結果、電球形蛍光灯の使用時における接着剤8の
膨脹,収縮応力によるガラス細管10のクラック発生を防
止することができる。
また、この実施例のように、ガラス細管10内にアマル
ガム11を設けたものにおいては、ガラス細管10への接着
剤8の付着を防止することができることにより、光出力
特性のバラツキを小さくすることができるとともに、光
束立上り時間を第6図に示すとおり短縮することもでき
る。第6図において、曲線Iは本発明実施例の電球形蛍
光灯の場合、曲線IIは従来の電球形蛍光灯の場合を示
す。
なお、上記実施例では内部にアマルガムを設けたガラ
ス細管が位置する筒状部側のみにひさしを設けた場合を
説明したが、アマルガムを設けていないガラス細管が位
置する筒状部側にも上記実施例と同様にしてひさしを設
ければなお一層好ましい。
発明の効果 以上説明したように、本発明の電球形蛍光灯は非直線
状発光管の内部にアマルガムを設けたガラス細管への接
着剤の付着をなくすることにより、ガラス細管のクラッ
ク発生による不点不良を防止することができ、またガラ
ス細管への接着剤付着の多少による光出力特性のバラツ
キを抑制することができるとともに、光束立上り時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電球形蛍光灯の要部を
一部切欠いて示す正面図、第2図は同電球形蛍光灯の一
部切欠正面図、第3図はホルダに非直線状蛍光灯を固着
した状態を示す縦断面図、第4図は同平面図、第5図は
同電球形蛍光灯の要部斜視図、第6図は本発明の実施例
の電球形蛍光灯と従来の電球形蛍光灯とを比較して示す
立上り時間の特性図、第7図は従来の電球形蛍光灯にお
けるホルダへの非直線状蛍光灯の固着状態を示す縦断面
図、第8図は同平面図である。 1……グローブ、2……ケース、3……口金、4……ホ
ルダ、5……非直線状発光管、8……接着剤、10……ガ
ラス細管、11……アマルガム、12……筒状部、14,15…
…接着剤注入孔。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダの外側に、側面部に接着剤注入孔を
    有する2つの筒状部を設け、前記ホルダの筒状部内に、
    内部にアマルガムを設けたガラス細管を一端側に有する
    非直線状発光管の両端部を挿入し、前記ホルダの内側か
    ら前記接着剤注入孔を通して接着剤を注入して、この接
    着剤により前記非直線状発光管の両端部を前記筒状部に
    固着するものであって、前記ガラス細管が位置する側の
    接着剤注入孔の入口に、内面に曲面を有するひさしを設
    け、前記ひさしの内面に沿って前記非直線状発光管の端
    部を当接し、前記非直線状発光管が固着された前記ホル
    ダを外囲器内に設けたことを特徴とする電球形蛍光灯。
  2. 【請求項2】非直線状発光管の他端側にアマルガムを設
    けていないガラス細管を有しており、このガラス細管が
    挿入される側の接着剤注入孔の入口にも、内面に曲面を
    有するひさしを設け、前記ひさしの内面に沿って前記非
    直線状発光管の端部を当接したことを特徴とする請求項
    1記載の電球形蛍光灯。
JP63024352A 1988-02-03 1988-02-03 電球形蛍光灯 Expired - Lifetime JP2624281B2 (ja)

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