JP2624226B2 - 割込みコントローラ - Google Patents

割込みコントローラ

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JP2624226B2
JP2624226B2 JP8091584A JP9158496A JP2624226B2 JP 2624226 B2 JP2624226 B2 JP 2624226B2 JP 8091584 A JP8091584 A JP 8091584A JP 9158496 A JP9158496 A JP 9158496A JP 2624226 B2 JP2624226 B2 JP 2624226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺ハードウエア
の出力する割込要求信号に応じて、中央処理装置に対
し、割込処理を要求する割込みコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータは多くの分
野において使用されるようになり、中でもシングルチッ
プマイクロコンピュータは、中央処理装置(以下CPU
と記す)、RAM、ROM、周辺装置をワンチップに搭
載した安価なマイクロコンピュータとして、エアコン、
炊飯器などの民生分野、ロボット、モータ制御装置など
の各制御装置等において広く使用されている。
【0003】こうしたシングルチップマイクロコンピュ
ータは、CPUと周辺ハードウエアを内蔵しているた
め、通常周辺ハードウエアからの割込を制御するために
割込みコントローラも内蔵している。
【0004】このような割込コントローラは、通常以下
の機能を有する。 各周辺ハードウエアの割込み要求を受け付けてCPU
に対して割込み処理を要求する。 CPUに割込みプログラムの先頭番地の格納先を通知
する。 複数の割込み要求が同時に発生した場合、または割込
み処理実行中に他の割込み要求が発生した場合に、優先
順位判別を行い、最も優先順位の高い割込み要求を受け
付ける。
【0005】以下では、図7、図8を用いて、従来の割
込みコントローラを前記の機能、即ち優先順位制御に
着目し、割込み要求ソース数8、優先順位レベル8のも
のに関して説明する。
【0006】マイクロコンピュータ010は、CPU0
50と、割込みコントローラ100と、周辺ハードウエ
ア040と、前記CPU050と割込みコントローラ1
00とのデータのやりとりを行う内部バス060とから
なる。
【0007】CPU050は、プログラム実行によって
割込みコントローラ100、周辺ハードウエア040に
対するデータのリード、ラインと動作を行う他に割込み
コントローラからの割込み処理要求信号170を受け付
ける。
【0008】周辺ハードウエア040は、オンチップの
周辺ハードウエアで割込みコントローラ100を介し
て、CPU050にデータの受け取りまたはデータ書き
込みを要求するための割込み要求信号400〜407を
出力する。
【0009】割込みコントローラ100は、割込み要求
信号400〜407の夫々に対して割込み要求の発生を
記憶する割込みフラグレジスタ(以下割込みフラグと記
す)110〜117、各割込み要求ソース毎に割込み要
求の発生を禁止する割込みマスクフラグ(以下マスクフ
ラグと記す)120〜127、各割込み要求ソース間の
優先順位を指定するための優先順位レベル0指定フラグ
(以下レベル0フラグと記す)200〜207、レベル
1フラグ210〜217、レベル2フラグ220〜22
7、レベル3フラグ230〜237、レベル4フラグ2
40〜247、レベル5フラグ250〜257、レベル
6フラグ260〜267、レベル7フラグフラグ270
〜277、現在受け付けている割込みの優先順位レベル
を保持するレジスタ(以下、レベル保持レジスタと記
す)320、現在受付可能な優先順位レベルの割込み要
求だけが割込みを要求する許可する許可要求信号420
〜427、同一レベルの要求に対する優先順位裁定を行
う優先順位裁定回路450を有する。
【0010】次に割込み要求信号400、割込みフラグ
110、割込みマスクフラグ120、レベル0フラグ2
10、レベル1フラグ220〜レベル7フラグ270、
許可要求信号420を例にとって各部の動作を説明す
る。
【0011】割込みフラグ110は、割込み要求信号4
00が発生すると”1”となり、CPU050が割込み
要求信号400の発生した割込みを受け付けると”0”
になる。
【0012】割込みマスクフラグ120は、割込みフラ
グ110による割込みの発生を許可/禁止するレジスタ
で割込みマスクフラグ120が”1”の時、割込みフラ
グ110による割込みの発生を禁止し、割込みマスクレ
ジスタが”0”の時、割込みフラグ110による割込み
の発生を許可する。
【0013】レベル0フラグ200〜207は、割込み
要求信号400〜407の各割込み要求信号の優先順位
レベルをレベル0に指定するフラグで、いずれのフラグ
もCPU050からリード/ライト可能である。
【0014】レベル0フラグ200〜207の値が”
1”の割込み要求信号は、レベル0に指定される。
【0015】同様に、各割込み優先順位レベル1〜7に
関してレベル1フラグ210〜217、〜レベル7フラ
グ270〜277があり、夫々各割込み優先順位レベル
に指定する割込み要求信号を示す。
【0016】レベル保持レジスタ320は、受け付けた
割込み要求の優先順位レベルを保持するレジスタで、割
込みを受け付けると受け付けた割込み要求の各レベルフ
ラグの値を取り込み、割込みしょりが終了するまで値を
保持し、割込み処理が終了するとリセット(”00”)
される。
【0017】許可要求信号420は、前述の割込み要求
信号400に対して指定した優先順位レベルがレベル保
持レジスタ320の保持している優先順位レベルよりも
高い場合にのみ割込みを要求する。即ちこの時”1”と
なる。
【0018】また、許可要求信号421〜427も同様
である。
【0019】優先順位裁定回路450は、前述の許可要
求信号420〜427の2つ以上が”1”になった場
合、受付ける割込み要求を決定するものである。
【0020】ここでは、割込み要求信号の番号の小さい
方が優先順位が高いものとする。
【0021】即ち、許可要求信号420と421が同時
に”1”になった場合は、許可要求信号420の方を受
け付ける。
【0022】次に割込み優先順位制御に関して説明す
る。
【0023】尚、ここでは”優先順位レベル0の方が優
先順位が高く、レベル7の方が優先順位が低い”ものと
して説明する。
【0024】通常、割込みコントローラにはハードウエ
ア的に決められた優先順位(以後デフォルト優先順位と
記す)があり、割込み要求信号が同時に発生した場合
は、デフォルト優先順位にしたがって受け付けられる。
【0025】しかしながら、こうしたデフォルト優先順
位がユーザの要求に適合するとは限らず、ユーザが各割
込み信号を希望の優先順位に設定するために前述のレベ
ル0フラグ200〜207、・・・、レベル7フラグ2
70〜277が使用される。
【0026】以下では、割込み要求信号400に関して
優先順位の指定方法を説明する。
【0027】ユーザが割込み要求信号400に関して優
先順位の指定方法を説明する。
【0028】ユーザが割込み要求信号400の優先順位
をレベル0に設定したい場合は、レベル0フラグ200
の値を”1”に設定する。
【0029】もし優先順位をレベル1に設定したければ
レベル1フラグ210を”1”に設定し、同様に優先順
位レベルを2〜7に指定する場合はレベル2フラグ22
0〜レベル7フラグ270に”1”を設定することによ
り、所定の優先順位レベルに設定する。
【0030】割込み要求信号401〜407に関しても
レベル0フラグ201〜207、レベル1フラグ211
〜217、・・・、レベル7フラグ271〜277に対
して同様に、レベル0〜7の設定を行う。
【0031】このような割込み優先順位レベルの設定
は、通常プログラムの冒頭の初期化プログラム内で行わ
れることが普通で、メインルーチン内では、優先順位指
定を頻繁に変更することは少ない。
【0032】次に、図8を参照してハードウエアの実際
の構成を説明する。
【0033】図8は、優先順位制御の実際のハードウエ
アで割込み要求信号400に関する優先順位制御部を示
している。
【0034】尚、割込み要求信号401〜407に関し
ても同様のハードウエア構成を取るためここでは、割込
み要求信号410〜407に関しての説明は省略する。
【0035】優先順位制御部は、レベル0フラグ20
0、レベル1フラグ210、レベル2フラグ220、レ
ベル3フラグ230、レベル4フラグ240、レベル5
フラグ250、レベル6フラグ260、レベル7フラグ
270、比較回路800、比較回路の出力信号(以下比
較出力と記す)810、割込み要求フラグ110、割込
みマスクフラグ120、インバータ700、アンドゲー
ト710、許可要求信号420から構成される。
【0036】ここでは、各レベルフラグは夫々スタティ
ックラッチで構成する。
【0037】割込みフラグ110は割込み要求信号40
0が発生するとセット”1”する。
【0038】比較回路800は現在受け付けている割込
みの優先順位を保持しているレベル保持レジスタ320
の値と、レベル0フラグ200〜レベル7フラグ270
へ設定された割込み要求信号400の優先順位レベルと
を比較し、割込み要求信号400の優先順位レベルの方
が優先順位が高ければ比較出力810を”1”にする。
【0039】したがって、割込みマスクフラグ120
が”0”で且つ、割込み要求フラグ110が”1”で且
つ、割込み要求の優先順位が現在受け付けている割込み
の要求の優先順位レベルよりも高ければ、許可要求信号
420が”1”となり、図7における優先順位裁定回路
450を介してCPU050に対して割込み処理要求信
号170を出力する。
【0040】上記動作と同時に、レベル0フラグ20
0、レベル1フラグ210、レベル2フラグ220、レ
ベル3フラグ230、レベル4フラグ240、レベル5
フラグ250、レベル6フラグ260、レベル7フラグ
270、の値をレベル保持レジスタ320に取り込み保
持する。
【0041】この動作によりレベル保持レジスタ320
は、現在処理中の割込みの優先順位レベルの取り込みを
行い、割込み処理中は値を保持する。
【0042】従って、現在受付中の割込み処理の途中で
他の要求信号が発生した場合も同様に、優先順位の制御
が行われる。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では割込み
の優先順位制御を行うレジスタをスタティックラッチで
構成していた為、レジスタを構成する半導体チップの面
積が大きくなるとともに、マイクロコンピュータが初期
化プログラム内で必ず優先順位制御レジスタの設定を行
わなければならないという問題点がある。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明の割込みコントロ
ーラは、 中央処理装置と、複数の割込み要求信号と、
複数の割込み要求信号が発生したことを記憶する割込み
要求フラグと、複数の割込み要求信号による割込み発生
を禁止する割込みマスクレジスタと、複数の割込み要求
信号の優先順位を制御する第1の優先順位制御部と、複
数の割込み要求信号の優先順位を指定する第2の優先順
位制御部と、中央処理装置が現在受付可能な優先順位レ
ベルを示す優先順位レベルレジスタと、中央処理装置に
対して割り込み処理を要求する割込み信号を有し、第1
の優先順位制御部は、中央処理装置によって書き換え可
能な第1の優先順位指定レジスタと、第1の優先順位指
定レジスタと優先順位レベルレジスタの値により、優先
順位判別を行う第1の優先順位判別回路からなり、第2
の優先順位制御部は、ROMで形成された第2の優先順
位指定レジスタの値により、優先順位判別を行う第2の
優先順位判別回路からなり、第1および第2の優先順位
判別回路の出力により、割込み要求信号の優先順位を制
御することを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0046】図1は、本発明の一実施例で、マイクロコ
ンピュータ020はCPU050と、割込みコントロー
ラ101と、周辺ハードウエア040と、前記CPU0
50と割込みコントローラ101とのデータのやりとり
を行う内部バス060からなる。
【0047】CPU050は、プログラム実行によって
割込みコントローラ101、周辺ハードウエア040に
対するデータのリード、ライト動作を行う他に割込みコ
ントローラからの割込み処理要求信号170を受け付け
る。
【0048】周辺ハードウエア040は、オンチップの
周辺ハードウエアで割込みコントローラ101を介し
て、CPU050にデータの受け取り又はデータの書き
込みを要求するための割込み要求信号400〜407を
出力する。
【0049】割込みコントローラ101は、割込み要求
信号400〜407の夫々に対して割込み要求の発生を
記憶する割込みフラグレジスタ(以下割込みフラグと記
す)110〜117、各割込み要求ソース毎に割込み要
求の発生を禁止する割込みマスクフラグ(以下マスクフ
ラグと記す)120〜127、各割込み要求ソース間の
優先順位を指定するための優先順位レベル0指定フラグ
(以下レベル0フラグと記す)200〜207、レベル
1フラグ210〜217、レベル2フラグ220〜22
7、レベル3フラグ230〜237と、各割込み要求ソ
ース間の優先順位を決定するための割込み優先順位レベ
ル4指定ROM(以下レベル4ROMと記す)340〜
347、レベル5ROM350〜357、レベル6RO
M360〜367、レベル7ROM370〜377、及
び現在受け付けている割込みの優先順位レベルを保持す
るレジスタ(以下、レベル保持レジスタと記す)32
0、現在受付可能な優先順位レベルの割込み要求だけが
割込みを要求する許可要求信号420〜427、同一レ
ベルの要求に対する優先順位裁定を行う優先順位裁定回
路450を有する。
【0050】次に割込み要求信号400、割込みフラグ
110、割込みマスクフラグ120、レベル0フラグ2
10、レベル1フラグ220〜レベル3フラグ230、
レベル4ROM340〜レベル7ROM370、許可要
求信号420を例にとって各部の動作を説明する。
【0051】尚、割込みマスクフラグ120、割込み要
求信号400、割込みフラグ110、レベル0フラグ2
00〜207、レベル1フラグ210〜217〜レベル
3フラグ230〜237、許可要求信号420〜427
の関係及び動作は、従来例と同様であるためここでの説
明は省略する。
【0052】レベル4ROM340〜347、レベル5
ROM350〜357、レベル6ROM360〜36
7、レベル7ROM370〜377は、機能的には従来
のレベル4フラグ240〜247、〜レベル7フラグ2
70〜277と同様であり、本実施例のレベル4ROM
〜レベル7ROMは、マスクROMで構成してある。
【0053】即ち、ユーザは、マイクロコンピュータの
初期化プログラム内で上記ROMで構成された部分に関
しては、優先順位指定レジスタの設定を行う必要がな
く、予めROMに設定したコードに従って優先順位制御
を行うことができる。
【0054】次に、本実施例における優先順位指定のハ
ードウエアの構成を図2を参照して説明する。図2は、
優先順位の実際のハードウエアで割込み要求信号400
に関する優先順位制御部を示している。尚、割込み要求
信号401〜407に関しても同様のハードウエア構成
を取るものとしてここでは、説明を省略する。
【0055】優先順位制御部は、従来例とほぼ同様であ
るが、レベル0フラグ200、レベル1フラグ210、
レベル2フラグ220、レベル3フラグ230、は夫々
スタティックラッチで構成され、レベル4ROM34
0、レベル5ROM350、レベル6フラグ360、レ
ベル7ROM370、は夫々ROMで構成されている。
上記回路の実際の動作は、従来例と同様であるためここ
では説明を省略する。
【0056】図8と図2を比較しても分かるように本実
施例の優先順位指定ROMは、一切トランジスタを使用
しておらず、従来例に比べてチップ面積を小さくするこ
とに貢献しうる。
【0057】次に、第2の実施例について説明する。本
実施例は、第1実施例の優先順位ROMを紫外線消去型
PROMで構成している。
【0058】本実施例では、優先順位指定レジスタをR
OM化してチップサイズを小さくする効果は、実施例1
よりもやや劣るが、ROMに設定した優先順位レベルを
消去可能にした点で、優先順位レベルの設定に不具合が
生じた場合に、対応可能であり、尚且つチップサイズを
地策構成できる。また、マクロコンピュータの初期化プ
ログラム内の優先順位指定部分が簡易化することは第1
実施例と同様である。
【0059】第3の実施例として、第1実施例の優先順
位指定ROMを電気的書き込み/消去可能なPROMで
構成している。本実施例では、優先順位指定レジスタを
ROM化してチップサイズを小さくする効果は、実施例
1よりもやや劣るが、ROMに設定した優先順位レベル
を電気的に書き込み/消去可能にした点で、従来ぎゅじ
ゅつのレジスタで構成した場合の自由度を保ちつつ、尚
且つチップサイズを小さく構成できる。また、マイクロ
コンピュータの初期化プログラム内の優先順位指定部分
が簡易化することは、第1実施例と同様である。
【0060】次に、本発明の第4の実施例について図
3、4、5を参照して説明する。図3で、マイクロコン
ピュータ021は、CPU050と、割込みコントロー
ラ102と、周辺ハードウエア040と、前記CPU0
50と割込みコントローラ112とのデータのやりとり
を行う内部バス050と、マイクロコンピュータ021
の回路テストを行う為のテスト信号600からなる。
【0061】CPU050は、プログラム実行によって
割込みコントローラ102、周辺ハードウエア040に
対するデータのリード、ライト動作を行うほかに割込み
コントローラ102からの割込み処理要求信号170を
受け付ける。
【0062】周辺ハードウエア040は、オンチップの
周辺ハードウエアで割込みコントローラ102を介し
て、CPU050にデータの受け取り又はデータ書き込
みを要求するための割込み要求信号400〜407を出
力する。
【0063】テスト信号600は、上記の割込みコント
ローラ102の回路記のチェックを行う際にテスト回路
を動作させる為の信号で通常は、信号値”0”をとる。
【0064】割込みコントローラ102は、割込み要求
信号400〜407の夫々に対して割込み要求の発生を
記憶する割込みフラグレジスタ(以下割込みフラグと記
す)110〜117、各割込みソース毎に要求の発生を
禁止するマスクフラグ(以下マスクフラグと記す)12
0〜127、各割込みソース間の優先順位を指定するた
めの優先順位レベル0指定フラグ(以下レベル0フラグ
と記す)200〜207、レベル1フラグ210〜21
7、レベル2フラグ220〜227、レベル3フラグ2
30〜237と、各割込み要求ソース間の優先順位を指
定するための割込み優先順位レベル4指定ROM(以下
レベル4ROMと記す)340〜347、レベル5RO
M350〜357、レベル6ROM360〜367、レ
ベル7ROM370〜377、現在受け付けている割込
みの優先順位レベルを保持するレジスタ(以下、レベル
保持レジスタと記す)320及びレベル4ROM340
〜347の出力値を制御するテストレジスタ500、5
01、レベル5ROM350〜357の出力値を制御す
るテストレジスタ502、503、レベル6ROMの出
力値を制御するテストレジスタ504、505、レベル
7ROMの出力値を制御するテストレジスタ506、5
07を有する。
【0065】次に、図3、4を用いて各部の動作を説明
する。
【0066】尚、割込みマスクフラグ120、割込み要
求信号400、割込みフラグ110、レベル0フラグ2
00〜207、レベル1フラグ210〜217〜レベル
3フラグ230〜237、レベル4ROM340〜34
7、レベル5ROM350〜357、レベル6ROM3
60〜367、レベル7ROM370の関係及び動作
は、前述の第1実施例と同様であるためここでの説明は
省略する。
【0067】テストレジスタ500〜507は、テスト
信号600が”0”の時、即ちテスト状態でないとき、
初期化された、テストレジスタ500、502、50
4、506は、”0”、テストレジスタ501、50
3、505、507は、”1”となる。また、上記テス
トレジスタ500〜507は、CPU050からリード
/ライト可能である。前記テストレジスタ500、50
1は、優先順位レベル4ROMの出力を制御する。具体
的にはテスト信号600が”1”の状態において、テス
トレジスタ501が”0”の時、レベル4ROM340
から347の出力をレベル4ROM340から347の
値の如何に拘わらず”1”に固定し、テストレジスタ5
01が”1”、且つテストレジスタ500が”1”の
時、レベル4ROM340から347の出力をレベル4
ROM340から347の値の如何に拘わらず”0”に
固定する機能を有する。
【0068】以下、テストレジスタ502、503とレ
ベル5ROM350〜357、テストレジスタ504、
505とレベル5ROM360〜367、テストレジス
タ506、507とレベル5ROM370〜377の関
係も同様である。
【0069】次に、本実施例における割込みコントロー
ラ102のテスト機能及びテスト回路に関して、図4、
5、6を参照して説明する。
【0070】図4は、本発明のテストレジスタ500、
501とレベル4ROM340の関係を示した論理図、
図5は、上記のハードウエアを最適化したものであり、
機能的には、等価である。
【0071】尚、ここでは、レベル4ROMと、テスト
レジスタ500、501を例に取って説明するが、他の
レベル4ROM340〜347及びレベル5ROM35
0〜357、・・・、レベル7ROM370〜377に
関しても同様である。
【0072】前述したように、レベル4ROM340の
出力はレベル4ROMの値の如何に拘わらず、テストレ
ジスタ500、501の値によって”1”固定、また
は、”0”固定となる。
【0073】上記の機能により、ユーザの指定したレベ
ル4ROM240の値がいかなる値であろうと、テスト
レジスタ500、501の値で背漁火の卯であるため、
割込みコントローラの優先順位制御のテストを実行する
際に、各ユーザのROMコード毎にテストパターンを作
成する必要はない。
【0074】具体的には、テストレジスタ501の値
を”0”にすると、レベル4ROM340の出力値
は、”1”となり、各割込みの優先順位レベルは”4”
になる。
【0075】テストレジスタ501=”0”、テストレ
ジスタ500=”1”にすると、レベル4ROMの値
は、”0”となり、補かな優先順位レベルのテストを実
行することが可能である。
【0076】上記の用にテストレジスタ500〜507
によってレベル4ROM340〜347、・・・、〜レ
ベル7ROM370〜377の値を”0”または、”
1”に固定することにより、各レベル毎に優先順位制御
回路の検証をレベル4ROM340〜347、・・・、
レベル7ROM370〜377の値に拘わらず実行でき
る。
【0077】かた、図6に図5と制御論理値が逆ではあ
るが、機能的に等価な回路を示す。即ち図6におけるテ
ストレジスタ500、501はテスト信号600が”
0”の時、夫々論理値”1”、”0”をとり、テストレ
ジスタ501が”1”の時、レベル4ROMの出力値
は、”0”、テストレジスタ501、500が”
0”、”0”の時レベル4ROMの出力値は、”1”に
固定される。
【0078】
【発明の効果】本発明の割込みコントローラ内蔵マイク
ロコンぴゅーらは、ROM構成の優先順位指定レジス
タ、及びテストレジスタを持つことにより、 優先順位指定のレジスタの構成がラッチ構成でなく、
ROM構成となるため、構成する回路が簡単になると同
時に、トランジスタを必要としないため、割込みコント
ローラが小さく実現できるため、マイクロコンピュータ
全体のチップサイズを小さくすることでき、安価なマイ
クロコンピュータを提供すること可能になる。
【0079】優先順位指定のレジスタの構成がROM
であるために、マイクロコンピュータの初期化プログラ
ムで優先順位指定レジスタの設定をする場合に、初期化
プログラムが簡易化され、ユーザプログラム開発効率を
あげることが可能となる。
【0080】で述べたように、優先順位指定レジス
タ部の構成トランジスタ数が低下するため、チップの故
障発生率の減少、及び故障検出率の上昇が図れる。
【0081】ユーザの指定したROMコードに従って
割り込みコントローラを実現してもユーザのコード毎に
テストパタンを作り替える必要がないため、チップの生
産効率を下げることがない。そのため、最終的なチップ
価格を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の割込みコントローラ
図。
【図2】本発明の第1の実施例の割込みコントローラの
優先順位制御部図。
【図3】本発明の第4の実施例の割込みコントローラ
図。
【図4】本発明の第4の実施例の割込みコントローラの
テスト回路図。
【図5】本発明の題4の実施例の割込みコントローラの
テスト回路図。
【図6】本発明の題4の実施例の割込みコントローラの
テスト回路図。
【図7】従来の割込みコントローラ図。
【図8】従来の割込みコントローラの優先順位制御回路
図。
【符号の説明】

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、複数の割込み要求信号
    と、前記複数の割込み要求信号が発生したことを記憶す
    る割込み要求フラグと、前記複数の割込み要求信号によ
    る割込み発生を禁止する割込みマスクレジスタと、前記
    複数の割込み要求信号の優先順位を制御する第1の優先
    順位制御部と、前記複数の割込み要求信号の優先順位を
    指定する第2の優先順位制御部と、前記中央処理装置が
    現在受付可能な優先順位レベルを示す優先順位レベルレ
    ジスタと、前記中央処理装置に対して割り込み処理を要
    求する割込み信号を有し、前記第1の優先順位制御部
    は、前記中央処理装置によって書き換え可能な第1の優
    先順位指定レジスタと、前記第1の優先順位指定レジス
    タと前記優先順位レベルレジスタの値により、優先順位
    判別を行う第1の優先順位判別回路からなり、前記第2
    の優先順位制御部は、ROMで形成された第2の優先順
    位指定レジスタの値により、優先順位判別を行う第2の
    優先順位判別回路からなり、前記第1および第2の優先
    順位判別回路の出力により、前記割込み要求信号の優先
    順位を制御することを特徴とする割込みコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記第2の優先順位指定レジスタを一度
    だけ書き込み可能なROMで構成することを特徴とする
    請求項1記載の割込みコントローラ。
  3. 【請求項3】 第2の優先順位指定レジスタを電気的に
    書き込み/消去可能なROMで構成することを特徴とす
    る請求項1記載の割込みコントローラ。
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