JP2624044B2 - ダイオード変調器監視装置 - Google Patents

ダイオード変調器監視装置

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JP2624044B2
JP2624044B2 JP3213874A JP21387491A JP2624044B2 JP 2624044 B2 JP2624044 B2 JP 2624044B2 JP 3213874 A JP3213874 A JP 3213874A JP 21387491 A JP21387491 A JP 21387491A JP 2624044 B2 JP2624044 B2 JP 2624044B2
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diode modulator
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circuit
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正康 西崎
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、距離・方位測定装置に
用いられるタカン(TACAN)空中線のダイオード変
調器監視装置に利用する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイオード変調器監視装置は、図
2に示すように、被変調系と基準系の2系統から構成さ
れる。被変調系は、ダイオード変調器3の被変調波の検
波信号eである。ダイオード変調器3の変調信号cはア
ドレス信号nによってディジタルアナログ変換器(以
下、DA変換器という。)1で発生されたものである。
一方、基準系の基準信号dはアドレス信号nによってD
A変換器2で発生されたものであり、基本的にDA変換
器1からの変調信号cと同一波形である。従って、被変
調波の検波信号eと基準信号dを、RF信号aと同一タ
イミイグのコード信号bでそれぞれのサンプルホールド
回路4と5でサンプルホールドしたホールド信号fとg
を、レベルを合わせて差動増幅器6で差信号hを発生さ
せ、比較回路10で基準電圧VREF と比較することによ
って、ダイオード変調器3の異常を検知してきた。
【0003】基準電圧VREF は、例えば、140WのR
F信号aが3dB低下したときの差動増幅器6の出力に
設定する。
【0004】このようにすることによって、ダイオード
変調器3に異常が起こり、サンプルホールド回路4の出
力が3dB以上低下した場合、異常を検知できる。な
お、異常の検知時間は4秒以下である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のダイオード
変調器監視装置では、被変調信号系はRF信号を変調し
た検波信号であるため、RF信号の信号レベルによって
ダイオード変調器の検波レベルも変化する。従って、例
えば、RF信号が140Wのとき基準電圧VREF を−3
dBに設定すると、RF信号の運用範囲が±3dB許さ
れるので、ダイオード変調器は正常であるにもかかわら
ず、RF信号が−3dBになると異常として検知してし
まう欠点があった。
【0006】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、RF信号が±3dBの変化以内にあるときに
も、正しくダイオード変調器の異常を検知できるダイオ
ード変調器監視装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されるア
ドレス信号により変調信号および基準信号をそれぞれ出
力する第一および第二のディジタルアナログ変換器と、
前記変調信号により入力されるRF信号を変調しその一
部の検波信号を出力するダイオード変調器と、前記検波
信号と前記基準信号との差信号を発生する差信号発生回
路と、前記差信号を基準電圧と比較し前記ダイオード変
調器の異常を検出する比較回路とを備えたダイオード変
調器監視装置において、前記検波信号の振幅値を検出す
るピークホールド回路と、このピークホールド回路の出
力に応じて前記比較回路に対する基準電圧を発生する電
圧発生器とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記電圧発生器は、前記
比較回路に対する基準電圧のほかに前記第二のディジタ
ルアナログ変換器に対する基準電圧を発生する構成であ
ることができる。
【0009】
【作用】比較回路に対する基準電圧を、ダイオード変調
器の被変調波である検波信号の振幅値(ピーク値)に応
じて可変させるので、RF信号が例えば±3dBの変化
以内にある場合にも、ダイオード変調器の異常を正しく
検知することができる。
【0010】さらに、検波信号の振幅値に応じた基準電
圧を第二のDA変換器に与えることにより、検波信号と
基準信号のレベルが常に同一になり、よりダイオード変
調器の異常検出が正しく検知されるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。
【0013】本実施例は、入力されるアドレス信号nに
より変調信号cおよび基準信号dをそれぞれ出力する第
一および第二のDA変換器1および2と、変調信号cに
より入力されるRF信号aを変調しその一部の検波信号
eを出力するダイオード変調器3と、検波信号eと基準
信号dとの差信号hを発生する差信号発生回路としての
サンプルホールド回路4および5ならびに差動増幅器6
と、差信号hを基準電圧kおよびlと比較しダイオード
変調器3の異常を検出する比較器7および8ならびにオ
ア回路9を含む比較回路10とを備えたダイオード変調
器監視装置において、本発明の特徴とするところの、検
波信号eの振幅値を検出するピークホールド回路11
と、このピークホールド回路11の出力に応じて比較回
路10に対する基準電圧kおよびlを発生し、さらに、
DA変換器2に対する基準電圧mを発生する電圧発生器
12とを備えている。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
【0015】図1に示すように、本実施例は大きく三つ
のブロックから構成される。第一のブロックの被変調系
は、アドレス信号nを受けてDA変換器1で発生された
変調信号cでRF信号aに振幅変調を与え、その一部の
検波信号eを出力するダイオード変調器3を含んでい
る。
【0016】第二のブロックである電圧発生系は、検波
信号eを5秒以上(検知時間4秒と1秒の余裕)ピーク
ホールドするピークホールド回路11と、ピークホール
ド電圧jからダイオード変調器3が故障したときの±3
dB比較用電圧の正電圧の基準電圧k(+vR )と、負
電圧の基準電圧l(−vR)および基準系のDA変換器
2の基準電圧m(vD )を発生する電圧発生器12とを
含んでいる。従って、基準系のDA変換器2からの基準
信号dはダイオード変調器3の検波信号eと同一レベル
になるよう電圧発生器12からの基準電圧mが調整され
る。さらに、電圧発生器12は、RF信号aがあるレベ
ル以下(非運用領域)では+3dB用比較電圧はある値
になるようなバイアス電圧が与えられている。従って、
RF信号aが非運用領域の場合は、異常を発生しない回
路として作動するよう固定バイアスが与えられる。
【0017】次に、第三のブロックである基準系は、ア
ドレス信号nを受けて、DA変換器2で基準信号dが発
生されるが、その振幅は前述したように、電圧発生器1
2から基準電圧mが供給されるため、ダイオード変調器
3の検波信号eと同一レベルに調整される。
【0018】このようにして、RF信号aのレベルが変
化しても、ダイオード変調器3の検波信号eのピークレ
ベルが基準系のDA変換器2に帰還されるため、常にダ
イオード変調器3の検波信号eと基準系のDA変換器2
の基準信号dとは同一レベルになる。
【0019】ここで、仮にダイオード変調器3が故障し
て3dB以上低下すると、電圧発生器12からの基準電
圧k、lおよびmは少なくとも5秒以上の間故障の前の
状態を保持する。従って、ダイオード変調器3の故障検
出を正しく行うことができる。
【0020】被変調系の検波信号eと基準系のDA変換
器2の基準信号dとは、RF信号aと同一タイミイグの
コード信号bでそれぞれサンプルホールド回路4と5
で、サンプルホールドしたホールド信号fとgを、差動
増幅器6に加え、差信号hを発生させる。差信号hは比
較回路10で電圧発生器12からの±3dB基準電圧k
とlでそれぞれ比較され、差信号hが基準電圧kとlよ
り大きい場合異常信号を発生する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、RF信
号のレベルが変化しても、ダイオード変調器の検波信号
を5秒以上ピークホールドするピークホールド回路と、
このピークホールド電圧を受けて、それに比例した三つ
の電圧{(基準系のDA変換器の基準電圧(vD )、ピ
ークホールド電圧に対して±3dBの電圧(+vR )と
(−vR )}を発生する電圧発生器とを備えることによ
って、RF信号のレベルが±3dBの変化する運用領域
にあるダイオード変調器の故障を正しく検出できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】従来例を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1、2 DA変換器 3 ダイオード変調器 4、5 サンプルホールド回路 6 差動増幅器 7、8 比較器 9 オア回路 10 比較回路 11 ピークホールド回路 12 電圧発生器 a RF信号 b コード信号 c 変調信号 d 基準信号 e 検波信号 f、g ホールド信号 h 差信号 j ピークホールド電圧 k、l、m 基準電圧 n アドレス信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるアドレス信号により変調信号
    および基準信号をそれぞれ出力する第一および第二のデ
    ィジタルアナログ変換器と、前記変調信号により入力さ
    れるRF信号を変調しその一部の検波信号を出力するダ
    イオード変調器と、前記検波信号と前記基準信号との差
    信号を発生する差信号発生回路と、前記差信号を基準電
    圧と比較し前記ダイオード変調器の異常を検出する比較
    回路とを備えたダイオード変調器監視装置において、 前記検波信号の振幅値を検出するピークホールド回路
    と、このピークホールド回路の出力に応じて前記比較回
    路に対する基準電圧を発生する電圧発生器とを備えたこ
    とを特徴とするダイオード変調器監視装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧発生器は、前記比較回路に対す
    る基準電圧のほかに前記第二のディジタルアナログ変換
    器に対する基準電圧を発生する構成である請求項1に記
    載のダイオード変調器監視装置。
JP3213874A 1991-08-26 1991-08-26 ダイオード変調器監視装置 Expired - Lifetime JP2624044B2 (ja)

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JPH0552937A JPH0552937A (ja) 1993-03-02
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