JP2624003B2 - リードフレーム識別装置およびその方法 - Google Patents
リードフレーム識別装置およびその方法Info
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- JP2624003B2 JP2624003B2 JP6172391A JP6172391A JP2624003B2 JP 2624003 B2 JP2624003 B2 JP 2624003B2 JP 6172391 A JP6172391 A JP 6172391A JP 6172391 A JP6172391 A JP 6172391A JP 2624003 B2 JP2624003 B2 JP 2624003B2
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- Japan
- Prior art keywords
- lead frame
- area
- data
- shape data
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- Expired - Lifetime
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームの識別方
法および装置に関し、特に半導体製造装置に取り付けら
れ、リードフレームの種類を識別する方法およびその装
置に関する。
法および装置に関し、特に半導体製造装置に取り付けら
れ、リードフレームの種類を識別する方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、半導体製造装置に取り付けられ
リードフレームの種類を識別する識別方法および装置
は、図4に示すようにセンサ投光部13と、センサ受光
部14によりリードフレームの穴の有無を検出してい
た。識別方法としては予めリードフレームの種類に対応
した穴10,11をリードフレームに設けておきその穴
をセンサ投光部13と、センサ受光部により穴の有無を
検出しその検出した穴の位置及び個数が正しいかどうか
を判定していた。
リードフレームの種類を識別する識別方法および装置
は、図4に示すようにセンサ投光部13と、センサ受光
部14によりリードフレームの穴の有無を検出してい
た。識別方法としては予めリードフレームの種類に対応
した穴10,11をリードフレームに設けておきその穴
をセンサ投光部13と、センサ受光部により穴の有無を
検出しその検出した穴の位置及び個数が正しいかどうか
を判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のリードフレ
ーム識別方法および装置はリードフレームの穴のある位
置にその穴を検出するためのセンサーを設けなければな
らない為リードフレームの種類が変わるたびに位置合せ
等の調整が必要となる。さらに、同一リードフレームサ
イズで多種類の半導体製品がある場合は、各種毎に異な
るリードフレーム穴を設ける必要があるため、リードフ
レーム種類が増える度に穴数やセンサの数が増え、リー
ドフレーム強度不足やセンサーの信頼性(センサ受光部
が、真上にない穴を通ってきた光を感知して、穴が開い
ているとする誤った判別をすること。)及びフレキシビ
リティ性がなくなる等の問題点があった。
ーム識別方法および装置はリードフレームの穴のある位
置にその穴を検出するためのセンサーを設けなければな
らない為リードフレームの種類が変わるたびに位置合せ
等の調整が必要となる。さらに、同一リードフレームサ
イズで多種類の半導体製品がある場合は、各種毎に異な
るリードフレーム穴を設ける必要があるため、リードフ
レーム種類が増える度に穴数やセンサの数が増え、リー
ドフレーム強度不足やセンサーの信頼性(センサ受光部
が、真上にない穴を通ってきた光を感知して、穴が開い
ているとする誤った判別をすること。)及びフレキシビ
リティ性がなくなる等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、リードフレームの識別を
確実に行なえ、リードフレーム種類が増えても識別のた
めの変更が容易にできるリードフレーム識別装置及び方
法を提供することにある。
確実に行なえ、リードフレーム種類が増えても識別のた
めの変更が容易にできるリードフレーム識別装置及び方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
識別装置は、リードフレームの形状データを取りこむ撮
像手段と、取りこんだ前記形状データを多値化レベルに
変換しデータを蓄える画像処理装置と、前記多値化レベ
ルに変換された形状データの一部を抽出する抽出装置
と、前記抽出データと基準データとを比較する判定装置
とを有する。
識別装置は、リードフレームの形状データを取りこむ撮
像手段と、取りこんだ前記形状データを多値化レベルに
変換しデータを蓄える画像処理装置と、前記多値化レベ
ルに変換された形状データの一部を抽出する抽出装置
と、前記抽出データと基準データとを比較する判定装置
とを有する。
【0006】本発明のリードフレーム識別方法は、リー
ドフレームの形状データを取りこむ工程と、取りこんだ
前記形状データを多値化レベルデータに変換する工程
と、前記多値化レベルデータから抽出データを抽出する
工程と、前記抽出データと基準データとを比較する工程
とを有する。
ドフレームの形状データを取りこむ工程と、取りこんだ
前記形状データを多値化レベルデータに変換する工程
と、前記多値化レベルデータから抽出データを抽出する
工程と、前記抽出データと基準データとを比較する工程
とを有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。半導体製品7はリードフレームから切り離される前
にその表面に製品名等の文字が印刷される。この印刷装
置に、リードフレームをその向き、表裏の区別や種類を
考慮せずに送ると、文字が逆さに印刷されたり裏面に印
刷されたり、誤った製品名が印刷されるという問題が生
じる。本発明は、このような装置等のためのリードフレ
ームの向きの正誤や種類の識別に用いられる。
る。半導体製品7はリードフレームから切り離される前
にその表面に製品名等の文字が印刷される。この印刷装
置に、リードフレームをその向き、表裏の区別や種類を
考慮せずに送ると、文字が逆さに印刷されたり裏面に印
刷されたり、誤った製品名が印刷されるという問題が生
じる。本発明は、このような装置等のためのリードフレ
ームの向きの正誤や種類の識別に用いられる。
【0008】図1は本発明の一実施例の識別装置の構成
図である。リードフレーム識別装置は、半導体製品7及
びリードフレーム6の形状データを取り込むカメラ4
と、その取り込んだデータを多値化レベルに変換し、デ
ータを蓄える画像処理装置1と、予め基準となる位置を
抽出する抽出装置2と、認識判定するための基準値を登
録しておくデータ登録装置2と、両者を比較チェックし
良否を決める判定装置3と、モニタ5とから構成され
る。
図である。リードフレーム識別装置は、半導体製品7及
びリードフレーム6の形状データを取り込むカメラ4
と、その取り込んだデータを多値化レベルに変換し、デ
ータを蓄える画像処理装置1と、予め基準となる位置を
抽出する抽出装置2と、認識判定するための基準値を登
録しておくデータ登録装置2と、両者を比較チェックし
良否を決める判定装置3と、モニタ5とから構成され
る。
【0009】識別方法としては図2の分図A(カメラ4
がとりこんだリードフレームの画像データ又はモニタ5
の画像を示す。)に示すリードフレームパイロット穴1
0に対して基準ウィンド8を設けこの穴の中心を求め、
次に予めフレーム毎に決められている所定の補助穴11
の穴の面積を計測する計測ウィンドウ9を基準ウィンド
ウ8の中心からある距離離れた位置に設け、補助穴11
の穴の面積を計測する。これにより予め設定してある基
準値に対して計測した面積との一致を調べることにより
リードフレームの向き等が正しいかを判定する。例えば
図2の分図B(図2の分図Aに示されるリードフレーム
が裏がえしになった状態。)の場合計測ウィンドの場所
には穴が無いので計測面積は“0”となるので予め設定
しておくデータ(例えば“100”)とは明らかに異な
るので向き等が異常であると判断できる。この方法によ
りリードフレームの識別を行う。
がとりこんだリードフレームの画像データ又はモニタ5
の画像を示す。)に示すリードフレームパイロット穴1
0に対して基準ウィンド8を設けこの穴の中心を求め、
次に予めフレーム毎に決められている所定の補助穴11
の穴の面積を計測する計測ウィンドウ9を基準ウィンド
ウ8の中心からある距離離れた位置に設け、補助穴11
の穴の面積を計測する。これにより予め設定してある基
準値に対して計測した面積との一致を調べることにより
リードフレームの向き等が正しいかを判定する。例えば
図2の分図B(図2の分図Aに示されるリードフレーム
が裏がえしになった状態。)の場合計測ウィンドの場所
には穴が無いので計測面積は“0”となるので予め設定
しておくデータ(例えば“100”)とは明らかに異な
るので向き等が異常であると判断できる。この方法によ
りリードフレームの識別を行う。
【0010】次に本発明の他の実施例について図面を参
照して説明する。図3は本発明の他の実施例の識別方法
を示す図である。構成としては一実施例と同じ(但しカ
メラ,モニタの設置数は増えることもある。)であるが
識別方法は以下の点が追加されている。リード数計測ウ
ィンド15が設けられており、半導体製品の足の数又は
面積を求めることにより識別を行なうことができる。本
実施例によれば、同一サイズのリードフレーム,半導体
製品パッケージでリードの数が異なる場合にも識別を行
うことができるという効果がある。
照して説明する。図3は本発明の他の実施例の識別方法
を示す図である。構成としては一実施例と同じ(但しカ
メラ,モニタの設置数は増えることもある。)であるが
識別方法は以下の点が追加されている。リード数計測ウ
ィンド15が設けられており、半導体製品の足の数又は
面積を求めることにより識別を行なうことができる。本
実施例によれば、同一サイズのリードフレーム,半導体
製品パッケージでリードの数が異なる場合にも識別を行
うことができるという効果がある。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明はリードフレ
ーム形状データをカメラで取り込みそのデータを使用す
ることにより多種類のいかなる形状のリードフレームの
識別も可能になるので、リードフレーム品種切換時の調
整が不要になったり、多数のセンサが不要になり、装置
の信頼性やフレキシビリティを上げられる為生産性を向
上できる効果を有する。
ーム形状データをカメラで取り込みそのデータを使用す
ることにより多種類のいかなる形状のリードフレームの
識別も可能になるので、リードフレーム品種切換時の調
整が不要になったり、多数のセンサが不要になり、装置
の信頼性やフレキシビリティを上げられる為生産性を向
上できる効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の識別装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の識別方法を説明するための
リードフレームの平面図である。
リードフレームの平面図である。
【図3】本発明の他の実施例の識別方法を説明するため
のリードフレームの平面図である。
のリードフレームの平面図である。
【図4】従来の識別方法および装置を説明するための構
成図である。
成図である。
1 画像処理装置 2 抽出・データ登録装置 3 判定装置 4 カメラ 5 モニタ 6 リードフレーム 7 半導体製品 8 基準ウィンド 9 計測ウィンド 10 パイロット穴 11 補助穴 12 送り穴 13 センサ投光部 14 センサ受光部 15 リード数計測ウィンド 16 リード
Claims (2)
- 【請求項1】計測領域が設けられたリードフレームの形
状データを取り込む撮像装置と、取り込んだ前記形状デ
ータを蓄える画像処理装置と、前記形状データの前記計
測領域に対応する位置に形成されている穴の面積を計算
する装置と、前記穴の面積と予め設定されている面積と
を比較してリードフレームの種類を識別する識別装置と
を備えることを特徴とするリードフレーム識別装置。 - 【請求項2】計測領域が設けられたリードフレームの形
状データを取り込む撮像装置と、取り込んだ前記形状デ
ータを蓄える画像処理装置と、前記形状データの前記計
測領域に対応する位置に形成されている穴の面積を計算
する装置と、前記リードフレーム上に設けられた半導体
製品のリード数を計測する装置をさらに備え、前記穴の
面積および計測された前記リード数を予め設定されてい
る前記面積および予め設定されている前記リード数と比
較してリードフレームの種類を識別する識別装置を備え
ることを特徴とするリードフレーム識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172391A JP2624003B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | リードフレーム識別装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172391A JP2624003B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | リードフレーム識別装置およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04296032A JPH04296032A (ja) | 1992-10-20 |
JP2624003B2 true JP2624003B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13179430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6172391A Expired - Lifetime JP2624003B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | リードフレーム識別装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101398205B1 (ko) | 2008-09-18 | 2014-05-21 | 삼성테크윈 주식회사 | 전자 부품 정보 인식 및 처리 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59228725A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-22 | Hitachi Hokkai Semiconductor Kk | ボンデイング装置 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP6172391A patent/JP2624003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59228725A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-22 | Hitachi Hokkai Semiconductor Kk | ボンデイング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04296032A (ja) | 1992-10-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970204 |