JP2623559B2 - 光学式文字読取装置 - Google Patents

光学式文字読取装置

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JP2623559B2
JP2623559B2 JP62074446A JP7444687A JP2623559B2 JP 2623559 B2 JP2623559 B2 JP 2623559B2 JP 62074446 A JP62074446 A JP 62074446A JP 7444687 A JP7444687 A JP 7444687A JP 2623559 B2 JP2623559 B2 JP 2623559B2
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俊史 山内
康博 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学式文字読取装置に係り、特に歪みのある
手書き文字を認識する光学式文字読取装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕 従来の光学式文字読取装置においては、細線化された
文字の特徴を抽出する段階において、文字の黒点データ
の連なりから端点,分岐点,交点(総称して特異点)を
求め、これら各特異点間にある黒点をセグメントして分
割するという方法が採られていた。
一方、多くの光学式文字読取装置の読取対象である手
書き文字は、手書きの歪みにより、従来の方法によるセ
グメント抽出結果を示す図である第5図の(a)に示す
ような2つの文字ストロークが接続している場合と第5
図の(b)に示すような接続していない場合が存在す
る。
そして、第5図(a)の場合においては分岐点を介し
て3つのセグメントS1,S2,S3に分割されるが、第5図
(b)の場合においては2つのセグメントS1,S2に分割
される。なお、31は分岐点を示し、32はセグメント上の
黒点と端点を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の光学的文字読取装置では、文字データ
に歪みが生じた場合、分割されたセグメント数が不安定
であり、安定した特徴が抽出できないという問題点があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光学式文字読取装置は、細線化された文字パ
ターンに対し近傍の黒点数を計数しその係数した黒点数
により端点と分岐点および交点を検出する特異点検出部
と、この特異点検出部によつて得られた特異点検出デー
タを入力とし分岐点と周辺の黒点とを結んだ直線間の角
度を計算しその計算結果の大小関係を比較し分岐点を端
点とセグメント上の点に置きかえる分岐点変換部とを備
えてなるようにしたものである。
〔作 用〕
本発明においては、文字データの特徴を抽出する段階
において、細線化された文字の端点と分岐点および交点
を検出し、その検出した分岐点の周辺の黒点位置情報に
基づき分岐点を端点に置き換えることにより、安定に文
字データをセグメントに分割し認識する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明による光学文字読取装置の一実施例を
示すブロック図である。
図において、10は多値文字列データを入力とし白点
と黒点の2値の値に変換する光学的処理部、11はこの光
学処理部10からの2値化文字データを入力とし文字列
から個々の文字への切り出しを行う前処理部である。12
はこの前処理部11からの文字データを入力とする細線
化部、13はこの細線化部12からの細線化データを入力
とする8近傍点データ作成部、14はこの8近傍点データ
作成部13からの8近傍点データを入力とし、細線化さ
れた文字パターンに対し近傍の黒点数を係数しその計数
した黒点数により端点と分岐点および交点を検出する特
異点検出部、15はこの特異点検出部14からの特異点検出
データを入力とし分岐点と周辺の黒点とを結んだ直線
間の角度を計算し、その計算結果の大小関係を比較し分
岐点を端点とセグメント上の点に置きかえる分岐点変換
部、16はこの分岐点変換部15からの分岐点変換データ
を入力とするセグメント特徴抽出部で、これらは特徴抽
出部17を構成している。18はセグメント特徴抽出部16か
らの判定に有効な特徴を入力とする判定部で、この判
定部18からは読取結果が出力される。
第2図は第1図の特徴抽出部17におけるデータの流れ
を示す説明図で、(a)は文字データを示したもので
あり、(b)は細線化データ、(c)は8近傍点デー
タ、(d)は特異点検出データ、(e),(f)は
分岐点変換データを示したものである。そして、wは
白点、BKおよび*印は黒点を示し、19,20,21,22はデー
タ、23はハツチング部分は8近傍を示す。また第2図の
(e),(f)における25,26,27,28は各分岐点を示
す。
第3図は本発明におけるセグメント抽出例を示す説明
図で、(a)は入力文字データに細線化をほどこしたデ
ータを示したものであり、(b)は特異点検出処理デー
タ、(c)は(b)に示すデータに対し分岐点置換処理
を行つたデータを示したものである。そして、第3図
(b)における×印は端点を示し、◯印は分岐点、◎印
は交点を示す。
また、第3図における×印は端点を示し、・印は置換
された分岐点、◎印は交点を示す。
第4図は本発明におけるセグメント抽出結果を示す説
明図で、(a)は文字ストロークが接続している場合を
示したものであり、(b)は文字ストロークが接続して
いない場合を示したものである。そして、29は分岐点を
示し、30はセグメント上の黒点と端点を示す。
つぎに第1図に示す実施例の動作を第2図ないし第4
図を参照して説明する。
まず、多値の文字列データは光学的処理部10におい
て白点と黒点の2値の値に変換され、2値化データと
して前処理部11へ入力される。そして、この前処理部11
においては文字列から個々の文字への切り出しが行わ
れ、文字データとして特徴抽出部17へ入力される。
つぎに、この特徴抽出部17では、文字データの特徴
を抽出し、判定に有効な特徴を判定部18へ出力する。
そして、この判定部18においては、特徴データを基に文
字データの属するカテゴリーを決定する。
第2図に特徴抽出部17におけるデータの流れを示す。
まず、前処理11からの文字データ(第2図(a)参
照)は細線化部12において細線化され第2図(b)に示
すような細線化データになる。つぎに、8近傍点デー
タ作成部13において細線化データの各点における8近
傍点データ(第2図(c)参照)を作成する。例え
ば、第2図(b)に示すデータ19における8近傍点にお
いては下方向に黒点(*印)は存在するが、他の方向に
は黒点が存在しないことによりデータ19が得られる。つ
ぎに、各点における8近傍の黒点数を係数する。例え
ば、データ20では8近傍の黒点数4、データ21デは8近
傍の黒点数2となる。これらの黒点数を各座標に示した
ものが第2図(d)に示す特異点検出データである。
すなわち、この特異点検出部14では8近傍の黒点数を計
数し、黒点数が1を端点、黒点数2をセグメント上の黒
点、黒点数3を分岐点、黒点数4を交点とする(第2図
(d)参照)。
つぎに、分岐点変換部15について説明する。
第2図(e)に示す各分岐点25,26,28からlメツシユ
離れて連接している黒点をそれぞれ点a,b,cとする。こ
の点a,b,cと分岐点27を直線で結び、直線間の角度をθa
b,θbc,θcaとする。
そして、これら各角度θab,θbc,θcaの大小比較を行
い、角度θbcが最大のとき分岐点25を端点に置き換え、
分岐点26,27,28をセグメント上の黒点に置き換えること
により分岐点を消去し、分岐点変換データが得られる
(第2図(f)参照)。
ここで、もし、角度θabが最大であるとき分岐点26を
端点に置き換え、分岐点25,27,28をセグメント上の点と
する。
また、角度θcaが最大のとき分岐点28を端点とし分岐
点25,26,27をセグメント上の点とする。このように、分
岐点変換部15において分岐点を消去し、端点と端点間の
点の集合,交点と端点間の点の集合,交点と交点間の点
の集合をセグメントとして再定義する。
セグメントの抽出例を第3図に示す。この第3図に示
すS1〜S7のセグメント単位で特徴抽出を行い、判定のた
めの特徴とする。
前述したところか明らかなように、従来の光学式文字
読取装置では、第5図(a)に示す文字ストロークが接
続する場合と第5図(b)に示す接続しない場合によつ
て分割されるセグメント数が異つていたのに対し、本発
明による光学式文字読取装置では、第4図(a)に示す
文字ストロークが接続する場合と第4図(b)に示す接
続しない場合でもセグメント数が異ならない。よつて、
文字の変形がある場合においても安定な特徴の抽出を行
うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、文字データの
特徴を抽出する段階において、細線化された文字の端点
と分岐点および交点を検出し、その検出した分岐点の周
辺の黒点位置情報に基づき分岐点を端点に置き換えるこ
とにより、文字の変形がある場合においても安定な特徴
の抽出を行うことができるので、実用上の効果は極めて
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光学式文字読取装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は第1図の特徴抽出部における
データの流れを示す説明図、第3図は本発明におけるセ
グメント抽出例を示す説明図、第4図は本発明における
セグメント抽出結果を示す説明図、第5図は従来の光学
式文字読取装置におけるセグメント抽出結果を示す説明
図である。 14……特異点検出部、15……分岐点変換部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細線化された文字パターンに対し近傍の黒
    点数を計数しその係数した黒点数により端点と分岐点お
    よび交点を検出する特異点検出部と、この特異点検出部
    によつて得られた特異点検出データを入力とし分岐点と
    周辺の黒点とを結んだ直線間の角度を計算しその計算結
    果の大小関係を比較し分岐点を端点とセグメント上の点
    に置きかえる分岐点変換部とを備えてなることを特徴と
    する光学式文字読取装置。
JP62074446A 1987-03-30 1987-03-30 光学式文字読取装置 Expired - Lifetime JP2623559B2 (ja)

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