JP2622981B2 - 型締シリンダーのための増圧機構を内蔵したプレフィル弁 - Google Patents

型締シリンダーのための増圧機構を内蔵したプレフィル弁

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/67Mould opening, closing or clamping devices hydraulic

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、合成樹脂材料などの射出成形機における
型締シリンダーのためのプレフィル弁に関するものであ
り、特に増圧機構を内蔵したプレフィル弁に係わるもの
である。
<従来技術> 一般に、合成樹脂材料の射出成形機における型締装置
においては、増圧機構を用いて型締シリンダーを駆動し
て型締めする方式が多用されている。又、型締装置は高
速での型閉じ工程と高圧での型締め工程とを組み合わせ
て作動することが普通であるから、かかる型締装置の型
締シリンダーにあっては、高速型閉じのためにプレフィ
ル機構を備えて、型閉じ時の型締ピストンの高速移動に
応じて型締シリンダー内に作動油を補填しておくことも
行われている。
しかるところ、従来技術では、上記のプレフィル機構
をもった型締装置において、増圧機構を使用する場合に
は、プレフィル弁と増圧シリンダーとを別個に備えてこ
れらを組み合せて使用していた。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来技術においては、プレフィル弁と増圧シリン
ダーとが別個に装備されるので、構造が複雑になるばか
りか、設備スペースが大きくなるという問題点があり、
しかも、型締のための増圧機構の作動中にプレフィル弁
を確実に閉じておくためのインターロック機構も必要に
なるという問題点もあった。
<問題点を解決するための手段> この発明は、上記従来技術に基づく型締シリンダーの
ためのプレフィル弁と増圧機構の構造上の制約による構
造複雑化等の問題点に鑑み、型締シリンダーに連通して
増圧シリンダーを設け、該増圧シリンダー内に増圧ピス
トンを摺動自在に挿入し、該増圧ピストン内に形成され
た中空部にプレフィル弁体を摺動自在に組み込むことに
より、前記問題点を解決せんとするものである。
<作 用> この発明の構成は、高速型閉じのためのプレフィル作
業時には、プレフィル弁体を増圧ピストンから開放して
増圧ピストン中空部を型締シリンダーに連通し、大流量
での作動油を増圧ピストン中空部から弁開放部経由で型
締シリンダー内に充填し、型締めのための増圧作動時に
は、プレフィル弁体を閉じて型締シリンダーと増圧ピス
トン中空部間の連通を断ち、増圧ピストン全体をプレフ
ィル弁体とともに型締シリンダー側に押圧して該型締シ
リンダー内に充填された作動油に高圧を付与するように
作用するものである。
<実施例> 次に、この発明の実施例を図に基づいて説明すれば以
下のとおりである。
第1図において、型締シリンダー1に連通して増圧シ
リンダー2が付設されており、該増圧シリンダー2内に
は、増圧ピストン3が摺動自在に挿入されている。増圧
ピストン3内には、中空部4が形成されていて、該中空
部4は窓5及び増圧シリンダー2に穿設されたプレフィ
ル開口6を経て、図示しないプレフィル用油タンクに連
通している。
上記増圧ピストン3の中空部4には、プレフィル弁体
8が摺動自在に組み込まれていて、該弁体8は、増圧ピ
ストン3の中空部4が型締シリンダー1と連通する先端
開口部4aに形成された弁座9に対して、当接離脱可能に
着座している。プレフィル弁体8の弁杆10の後端部に
は、ピストン部11が形成されており、該ピストン部11
は、増圧ピストン3の後部に形成された弁作動室12内に
摺動自在に収容されている。そして、該弁作動室12のピ
ストン後部側は開口13及び増圧シリンダー2に穿設され
た側部孔14経由で、図示しない油圧源に連通している。
前記プレフィル弁体8と増圧ピストン3との間の弁杆10
上には、戻しバネ15が介装されていて、弁体8を常に弁
座9に着座する方向に付勢している。
又、増圧シリンダー2の端部は蓋体16によって閉じら
れており、増圧ピストン3の後端との間に増圧作動油室
17が形成されていて、該増圧作動油室17は、蓋体16に穿
設された後部孔18を介して、図示しない油圧源に連通さ
れている。
しかるところ、上記増圧ピストン3の後端の断面積、
即ち、受圧面積は、先端の断面積より大きくなるように
形成されていて、作動時に油テコの作用を奏するように
なっている。
尚、20は可動型板で、型締シリンダー1のピストン21
のピストンロッド22に連結されていて、型閉じ乃至型締
め時に上昇するものであり、24は該可動型板20に連結さ
れていて、これを型閉じ時に、高速で上昇させるための
型閉じブースタである。そして、23aは該シリンダー1
のピストン上部室23の空気を外部に逃がすための排気孔
である。上記構成において、型閉じを行うために、型閉
じすブースタ24により、可動型板20と一体的に型締シリ
ンダー1のピストン21を高速で上昇させるときは、第2
図に示すように、増圧ピストン3の弁作動室12に、図示
しない油圧源より、側部孔14及び開口13経由で高圧作動
油を実線矢印沿いに供給し、ピストン部11を戻しバネ15
に抗して前進させて、プレフィル弁体8を弁座9から離
脱させ、中空部4と型締シリンダー1とを連通させる。
この状態で、型締シリンダー1のピストン21が高速上昇
させられると、図示しないプレフィル用油タンクからプ
レフィル開口6及び窓5経由で作動油が、実線矢印沿い
に増圧ピストン3の中空部4に流入し、ここから更に、
弁体8が開放された先端開口部4aを経て型締シリンダー
1内に流入して該型締シリンダー1内に作動油が大流量
で補填されていくものである。
次いで、型締めを行うときには、第3図に示すよう
に、弁作動油室12と油圧源との連通を断って該弁作動油
室12を開放すると、ピストン部11が戻しバネ15に付勢さ
れて後退し、プレフィル弁体8が弁座9に着座して、こ
れにより、型締シリンダー1と中空部4との連通が断た
れる。そして、図示しない油圧源から後部孔18経由で、
高圧作動油が増圧作動油室17に導入されると、増圧ピス
トン3全体がプレフィル弁体8ともども前進して、プラ
ンジャとして作動し、型締シリンダー1のピストン21に
高圧を作用させる。このとき、増圧ピストン3は、後端
の受圧面積が前端断面積より大であるので、油テコ作用
が働いて型締シリンダー1には増圧された高圧が付与さ
れることになる。
なお、この状態から型開きを行うときには、増圧作動
油室17を油圧源から遮断して開放し、側部孔14から増圧
シリンダー2内に第2図で実線矢印沿いに作動油を導入
すると、先ず、第2図で点線矢印沿いに作動油圧を受け
て、増圧ピストン3全体が後退して蓋体16に当接し、そ
の後、弁作動室12に流入する作動油によってプレフィル
弁8が弁座9から離されて、増圧ピストン3の中空部4
の先端開口部が開放される。そして、型締シリンダー1
のピストン21の下降に伴って、該型締シリンダー1内の
作動油は増圧ピストン3の中空部4を経てプレフィル用
油タンクに戻されるものである。
<効 果> 上記のようにこの発明によれば、型締シリンダーに連
通して付設された増圧シリンダー内に増圧ピストンを摺
動自在に挿入し、該増圧ピストンに形成された中空部内
にプレフィル弁体を摺動自在に組み込んで、プレフィル
作動時には、プレフィル弁を開放して、作動油を増圧ピ
ストンの中空部経由で型締シリンダー内に大流量で補填
し、型締め時には、プレフィル弁を閉じて、増圧ピスト
ン全体をプレフィル弁ともども前進させて、型締シリン
ダー内に増圧された高圧を付与するようにしたことによ
り、プレフィル機構をもつ型締装置に増圧機構を使用す
る場合に従来はプレフィル機構と増圧機構とが別個の装
備であったものを、増圧機構にプレフィル機構を巧みに
組み込んで一体化することができて、装置の複雑化を防
ぐとともに、取付けスペースを大幅に節約できるという
優れた効果が奏せられる。
また、型締めのための増圧作動時には、プレフィル弁
体が常に閉じられる方向に作動するので、従来必要とさ
れていたインターロック機構が不要なものとなるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すものであり、第1図は断面
側面図、第2図及び第3図は作動を表わす作動説明図で
ある。 1……型締シリンダー、2……増圧シリンダー 3……増圧ピストン、4……中空部 8……プレフィル弁体、9……弁座 10……弁杆、11……ピストン部 12……弁作動油室、17……増圧作動油室

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型締シリンダー1に連通した増圧シリンダ
    ー2と、該増圧シリンダー2内に摺動自在に挿入された
    増圧ピストン3と、該増圧ピストン3内に形成された中
    空部4内に摺動自在に組み込まれたプレフィル弁体8と
    から成り、該プレフィル弁体8は、前記増圧ピストン3
    の、型締シリンダー1に連通する先端開口部4aに形成さ
    れた弁座9に対して着座可能であるとともに、該プレフ
    ィル弁体8の弁杆10の後端部には、前記増圧ピストン3
    後部に形成された弁作動油室12に摺動自在に収容された
    ピストン部11が形成されており、前記増圧ピストン3の
    中空部4はプレフィル用油タンクに連通可能であり、前
    記弁作動室12及び前記増圧シリンダー2内の増圧ピスト
    ン3後端は油圧源に連通可能であることを特徴とする型
    締シリンダーのための増圧機構を内蔵したプレフィル
    弁。
  2. 【請求項2】前記プレフィル弁体8と増圧ピストン3間
    には戻しバネ15が介装されていて、プレフィル弁体8を
    増圧ピストン3の弁座9に着座させるように付勢してい
    ることを特徴とする請求項1に記載された型締シリンダ
    ーのための増圧機構を内蔵したプレフィル弁。
  3. 【請求項3】前記増圧シリンダー2内の増圧ピストン3
    後端の受圧面積が、該ピストン3先端の断面積より大き
    く形成されていることを特徴とする請求項1に記載され
    た型締シリンダーのための増圧機構を内蔵したプレフィ
    ル弁。
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