JP2622825B2 - 軸植設加工方法 - Google Patents
軸植設加工方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K23/00—Making other articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
支するポストや、バネの一端が固定される様な突起軸を
平板部材から植設する軸植設方法に関するものである。
材の厚みより長い軸を植設する場合、図4に示すように
平板部材102の所望する位置に突起軸103と略同径
の孔110を穿設し、この孔110に線材を所望する突
起軸103の長さL3に平板部材の板厚L4を加算した
長さに切断して軸素材109を形成し、この軸素材10
9を孔110に圧入したり、装着してから端部をかしめ
たり、強度が必要なものではロー付けにより固定するよ
うにしていた。
3を平板部材102から植設するものでは、平板部材1
02への孔あけ加工や軸素材109の形成並びに固定加
工に多大の手間と時間を要することから、生産性が低
く、製造コストも高価になってしまうという問題があっ
た。
プレス装置により平板部材から突起軸を植設する軸植設
方法も一部には考えられている。これは先端部を図5に
示すように先細り208に形成した押出しパンチ204
や図6に示す上端面全体を球面状209に形成された押
出しパンチ204及び図7に示す先端の角部分を球面状
210に形成した押出しパンチ204で成形用平板部材
の一側面から押圧し、成形用平板部材の他側面に押出さ
れる平板部材の素材を孔で所望する軸に加工するように
したものである。
を先細り208や上端面全体を球面状209にしたり、
先端の角部分を球面状210に形成した押出しパンチで
成形用平板部材の一側面から押圧すると、成形用平板部
材の素材(肉部分)の大部分が押出しパンチで側方に押
出され、軸形成用として作用するボリュームが少なく、
充分な高さ(例えば成形用平板部材の板厚以上の高さ)
の軸を立設することが出来ないという問題があり、実用
化できないと言う問題があった。
で、生産性を高めながらも充分な高さの軸を立設できる
軸植設加工方法を提供するのを目的とするものである。
に、本発明は、押出しパンチによる平板部材から突起軸
を植設する軸植設方法であって、先端面を平坦ないしは
緩やかな球状凹面に形成した押し出しパンチであって、
押し出しパンチの直径を形成する突起軸の直径に対して
1.5〜 2.5倍の直径とし、突起軸を形成する成形用孔の
ストレート部分の長さは形成される突起軸の長さの半分
以上で且つ突起軸の長さ以下にするとともに、押出しパ
ンチのストロークを形成される突起軸の体積に対して
1.5〜 4.0倍の体積が押出されるストロークにした押出
しパンチで成形用平板部材の一側面から押圧して成形用
平板部材の他側面に押出される平板部材の素材を成形用
孔で所望する軸に加工するようにしたことを特徴とする
軸植設加工方法である。
平板部材の突起軸を形成する部分を位置させる。次に、
先端が平坦ないしは緩やかな球状凹面に形成された押出
しパンチで成形用平板部材をその一側面から押圧する
と、成形用孔方向に押圧される作用力が強く、この成形
用孔方向に押出された成形用平板部材が成形用孔で軸状
に成形されるのである。
が 1.5〜 4.0倍にしてあるので、成形用孔で軸状に形成
される高さは成形用平板部材よりも高い充分な高さにす
ることができるのである。
に基づいて説明する。図1はプレス装置を利用して押出
しパンチで平板部材から突起軸を植設した部品の全体斜
視図であって、図中符号1は平板部材2から突起軸3を
植設した部品を全体的に示す。
パンチ4で裏面から押圧して所望する太さφ2と長さL
3を平板部材2から一体に形成したものである。
3を形成するダイス6にあけた成形用孔5及びこれらで
形成される突起軸3の径及び長さの関係は図3に示すよ
うになっている。即ち、押し出しパンチ4はその上端
(先端)面4aが平坦に形成され、周縁の角部分は0.1
R程度の糸面取りされており、押し出しパンチ4の直径
φ1は形成する突起軸4の直径φ2に対して 1.5〜 2.5
倍の直径となるようにしてある。
起軸3の直径φ2に対して 1.5〜 2.5倍の直径にしてあ
るのは、 1.5倍以下の場合には押し出しパンチ4を作動
させた時に押し出しパンチ4の周囲に逃げる平板部材2
の肉が多く、成形用孔5に供給される平板部材2の体積
が少なくなって、突起軸3の高さを所望する高さに形成
することができないためである。
を突起軸3の直径φ2に対して 2.5倍以上にすると、押
し出しパンチ4の押圧力が必要以上に大きくなり、駆動
装置も大型のものを必要とするだけでなく、突起軸3と
平板部材2との連結部分の厚みが薄くなってしまい、突
起軸3の強度が充分に保てないためである。
圧するストロークSは、平板部材2の押圧される体積部
分が突起軸3の体積に対して 1.5〜 4.0倍となるように
なっている。これは押し出しパンチ4のストロークS
が、平板部材2の押圧される体積部分が突起軸3の体積
に対して 1.5倍以下の場合には、成形用孔5に供給され
る平板部材2の体積が少なく突起軸3の高さを所望する
高さに形成することができなくなり、押し出しパンチ4
のストロークSが平板部材2の押圧される体積部分が突
起軸3の体積に対して 4.0倍以上では動力損失が大きく
なるためである。
前記押し出しパンチ4の直径との関係とは相対的に反比
例する関係にあり、本例では先ず、押し出しパンチ4の
直径φ1が設定された後、ストロークSが決定されるよ
うになっているがこれは逆であってもよいことは勿論で
ある。
出しパンチ4側に形成されるストレート部分5aとこれ
から末広がりに形成されたテーパ部分5bとからなり、
ストレート部分5aの長さL1は植設する突起軸3の高
さL3の半部より長く突起軸3の高さL3より短くして
ある。このストレート部分5aの長さL1を上記のよう
に植設する突起軸3の高さL3の半部より長く突起軸3
の高さL3より短くしたのは、突起軸3の高さL3より
長くした場合、形成された突起軸3がストレート部分5
aに硬く密着しすぎて取り出し難くなってしまい、逆に
ストレート部分5aの長さL1を突起軸3の高さL3の
半部より短くした場合には形成される突起軸3がストレ
ート部分5aをでた時に膨れ易く抜き難くなると言う問
題が生じるためである。
平板部材2と突起軸3を形成するダイス6に設けられた
形成用孔5を用いて突起軸3を形成する手順を次に説明
する。先ず、図外のプレス装置に押出しパンチ4及び成
形用孔5をあけたダイス6を装着した後、押し出しパン
チ4と成形用孔5との間に平板部材2の突起軸3を形成
する部分が位置するように平板部材2を供給する。
部材2の裏面を押圧すると、平板部材2の肉は押し出し
パンチ4の先端部が平坦に形成されていることからその
大部分が成形用孔5側に押出される。
材2の肉はダイス6の成形用孔5で所望する突起軸3に
成形されるのである。この時、成形用孔方向に押圧され
る作用力が強く、この成形用孔方向に押出された成形用
平板部材2が成形孔5で軸状に成形されるのである。こ
の時、押し出しパンチ4で押圧された平板部材2の肉の
体積は突起軸3を形成するに充分な量供給されるので平
板部材2の板厚よりも長い突起軸3を確実に形成するこ
とができるのである。
端部を平坦に形成して平板部材2の肉が側方へ逃げるの
を可及的に防止するようにしてあるがこれを緩やかな球
面の窪みにすることができるのは勿論である。
平坦ないしは緩やかな球状凹面に形成された押出しパン
チで成形用平板部材をその一側面から押圧し、成形用孔
方向に押圧される作用力が強く、この成形用孔方向に押
出された成形用平板部材が成形用孔で軸状に成形するこ
とができる。これによりプレス装置で短時間で簡単に生
産することができると言う利点がある。
1.5〜 4.0倍にしてあるので、成形用孔で軸状に形成さ
れる高さを成形用平板部材よりも高い所望する充分な高
さの軸を容易に立設することができると言う利点もあ
る。
らプレス装置で押出しにより突起軸を形成すると、成形
用平板部材から突起軸に亙って金属組織の流れが切られ
ず、強度並びに剛性に優れた突起軸を形成することがで
きると言う利点もある。
ある。
ある。
側面図である。
例の側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】押出しパンチによる平板部材から突起軸を
植設する軸植設方法であって、先端面を平坦ないしは緩
やかな球状凹面に形成した押し出しパンチであって、押
し出しパンチの直径を形成する突起軸の直径に対して
1.5〜 2.5倍の直径とし、突起軸を形成する成形用孔の
ストレート部分の長さは形成される突起軸の長さの半分
以上で且つ突起軸の長さ以下にするとともに、押出しパ
ンチのストロークを形成される突起軸の体積に対して
1.5〜 4.0倍の体積が押出されるストロークにした押出
しパンチで成形用平板部材の一側面から押圧して成形用
平板部材の他側面に押出される平板部材の素材を成形用
孔で所望する軸に加工するようにしたことを特徴とする
軸植設加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7024117A JP2622825B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 軸植設加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7024117A JP2622825B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 軸植設加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215768A JPH08215768A (ja) | 1996-08-27 |
JP2622825B2 true JP2622825B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12129386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7024117A Expired - Lifetime JP2622825B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 軸植設加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2622825B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004330334A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Nakamura Mfg Co Ltd | 金属板と一体の構造体の形成方法 |
JP5008306B2 (ja) * | 2006-01-05 | 2012-08-22 | 日新製鋼株式会社 | バックルベース部材のダボ出し加工方法 |
JP4943374B2 (ja) * | 2008-05-16 | 2012-05-30 | 茨城スチールセンター株式会社 | 自動車変速機用ピストンのバネ座止まり穴加工方法 |
DE102009051128A1 (de) | 2009-10-28 | 2011-05-05 | Norma Germany Gmbh | Schlauchschelle |
WO2023182027A1 (ja) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 株式会社デンソートリム | 回転電機、回転電機用ロータ、及び回転電機用ロータの製造方法 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7024117A patent/JP2622825B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08215768A (ja) | 1996-08-27 |
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