JP2622572B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2622572B2
JP2622572B2 JP63012282A JP1228288A JP2622572B2 JP 2622572 B2 JP2622572 B2 JP 2622572B2 JP 63012282 A JP63012282 A JP 63012282A JP 1228288 A JP1228288 A JP 1228288A JP 2622572 B2 JP2622572 B2 JP 2622572B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はISDN(統合ディジタルサービス網)に接続さ
れる通信システムに関する。
(従来の技術) 例えば、公衆電話回線に接続されるファクシミリ装置
では、音声通信とイメージ通信とに関していずれか一方
のみを実行するかまたは一方づつ交互に実行するように
している。
これは、前述の公衆電話回線は基本的に情報1チャン
ネル分の帯域しか持たず、この帯域を用いて音声情報と
イメージ情報を同時に伝送しようとすると情報の劣化、
伝送速度の低下をきたすことから、これらの要因に起因
するサービス品質の低下を回避するためにとられる処置
である。
しかしながら、今日、ISDNが実用化されるに至って、
ファクシミリ装置においても音声情報とイメージ情報を
同時に伝送することが可能となりつつある。
周知の如くISDNは、電話機、テレックス、ファクシミ
リ装置等の性格が異なるサービス機器を統合的に取り扱
うディジタル統合網であり、複数の情報チャンネルを有
している。
そこで、通常、このISDN中の空いている2つの情報チ
ャンネルを用いて音声通信とイメージ通信とを同時に行
うわけである。
係るISDNの実用化に伴い当該ISDに接続されるファク
シミリ装置に対する新たなサービスも種々可能になって
いる。
例えば、このファクシミリ装置に更にホストコンピュ
ータを接続してなる通信システムにおいて、当該ホスト
コンピュータからの操作により前記ファクシミリ装置の
動作制御を行うことなどは、その代表的な例である。
しかしながら、この種の従来の通信システムでは、ホ
ストコンピュータからの操作により実行できるファクシ
ミリ装置の動作制御は、当該ファクシミリ装置側で予め
設定した特定の動作制御に限られていた。
これは、この種の従来の通信システムが予めファクシ
ミリ装置側に準備されたサービスプログラムをホストコ
ンピュータからのコマンドにより起動するといういわゆ
るJOB起動型の制御方式を採用していたためであり、ホ
ストコンピュータ側から見れば充分なサービスとはいい
がたいものであった。
ここで多様なサービスに対応した様々な動作制御が是
が非でも行おうとする場合には、前述したサービスプロ
グラムを追加あるいは変更することが必要になる。
また、この種の従来の通信システムにおけるファクシ
ミリ装置が持つ機能の1つに被呼側端末に対してワンタ
ッチのキー入力操作により発呼する場合等に用いるワン
タッチ情報の登録が可能であるワンタッチ登録機能が知
られている。
このワンタッチ登録機能では、キー入力部から入力し
たワンタッチ情報をメモリ上にテーブル情報として登録
しており、その登録内容の確認は、キー入力部からの指
令によりメモリから読出した前記テーブル情報を前記フ
ァクシミリ装置の本体に設けたディスプレイへ表示する
ことによって可能となる。
しかしながら、通常、この種の従来の通信システムに
おけるファクシミリ装置のディスプレイは必要最少限の
情報を表示すべく表示領域が限定されており、登録内容
が多数の場合、これを一度にみることはできなかった。
従ってこの登録内容を全て確認するためには、ディス
プレイ上で画面をスクロールさせる等の処置が必要であ
り、操作が繁雑であり、かつ不便であった。
(発明が解決しようとする課題) このように上記従来の通信システムでは、ファクシミ
リ装置とホストコンピュータとを接続した関係において
JOB起動型の制御方式を採用していたため、ホストコン
ピュータからファクシミリ装置に対して限られた動作制
御しか行うことができないという問題点があった。
また上記従来の通信システムでは、ファクシミリ装置
が有するワンタッチ登録機能に関する登録内容の確認は
当該ファクシミリ装置の本体に設けたディスプレイ上の
表示を参照することによって可能であるが、このディス
プレイの表示領域が非常に小さかったために、、登録内
容が多数におよぶ場合、当該登録内容を確認するための
操作が繁雑で、かつ不便であるという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、サー
ビスプログラムを追加あるいは変更することなくホスト
コンピュータからファクシミリ装置に対して限定的でな
い様々な動作制御を実施することができ、しかもワンタ
ッチ登録機能に関する登録内容の確認を容易に行うこと
のできる通信システムを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の通信システムは、イメージ主制御部の制御の
もとでイメージ処理を行うイメージ処理回路系と、音声
主制御部の制御のもとで音声処理を行う音声処理回路系
と、前記イメージ処理回路系および前記音声処理回路系
の処理に対応してそれぞれ独立に動作する2つの網制御
部と、該網制御部のそれぞれの動作を統合ディジタルサ
ービス回線中に空いている2つの情報チャンネルに割り
当てる網インターフェース部と、前記イメージ処理およ
び前記音声処理を起動するために必要な情報を入力する
入力部と、該入力部での入力操作によりメモリに登録さ
れるテーブル情報にもとづき前記イメージ主制御部およ
び前記音声主制御部の制御を起動するオペレーション制
御部とを有し、前記イメージ主制御部および前記音声主
制御部は前記オペレーション制御部による制御の起動を
受けて所定形式のメッセージコマンドを発生し、当該メ
ッセージコマンドにもとづき前記イメージ処理回路系お
よび前記音声処理回路系を構成する各モジュールのそれ
ぞれの処理動作を制御するものであるファクシミリ装置
と、該ファクシミリ装置にホストインターフェース部を
介して接続されるホストマシンであって、前記イメージ
主制御部および前記音声主制御部から発生するものと同
種のメッセージコマンドを作成し、当該メッセージコマ
ンドを前記ホストインターフェース部を通じて前記ファ
クシミリ装置に伝送することにより前記イメージ主制御
部および前記音声主制御部と同様に前記イメージ処理回
路系および前記音声処理回路系を構成する各モジュール
のそれぞれの処理動作を制御する制御手段と、情報を表
示する表示部と、前記オペレーション制御部のメモリに
登録されるテーブル情報を前記ホストインターフェース
部を通じて前記ファクシミリ装置から読出し、読出し当
該テーブル情報を前記表示部に表示させる表示制御手段
とを有するホストコンピュータとを具えて構成されてい
る。
(作用) 本発明の通信システムでは、ホストコンピュータから
ファクシミリ装置に対するJOB起動型の制御方式を改
め、ホストコンピュータで作成したファクシミリ装置単
独での動作起動用のものと同種のメッセージコマンドを
ホストインターフェース部を通じて前記ファクシミリ装
置に伝送することによりその動作を制御するようにした
ものであり、ファクシミリ装置が本来持っている機能動
作であれば限定せずにこれを起動することができる。
また係る制御方式にともない本発明の通信システムで
は、前記ホストインターフェース部を通じてファクシミ
リ装置からホストコンピュータへ任意のテーブル情報を
収集することができ、このテーブル情報をより大きな表
示領域を有する当該ホストコンピュータの表示部を利用
して表示するようにすれば、ワンタッチ登録機能等に関
する登録内容が多数におよぶ場合もこれを一括して認識
することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづき詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る通信システムの全体構成を概念
的に示すブロック図であり、ISDN回線100にファクシミ
リ装置200を接続する一方、このファクシミリ装置200に
更にホストインターフェースバス300を介してホストコ
ンピュータ400を接続してなる。
このうちファクシミリ装置200のみの詳細構成ブロッ
ク図は、第2図に示されている。
第2図において、1は液晶ディスプレイ、ランプ等か
ら成り発着呼に関する操作ガイダンス等の表示を行う表
示部、2はテンキーを有する操作パネル等から成り発着
呼に関するキー入力操作を行うキー入力部、3はキー入
力部2のキー入力操作等に伴うオンフック状態またはオ
フフック状態を呈するフックスイッチ部、4はオペレー
タの操作に伴うキー入力部2およびフックスイッチ部3
からの入力の状態に応じた動作制御すなわちマンマシン
インターフェースを司どるオペレーション制御部、5は
イメージ通信に関する送信、通信、コピー等の統括的な
動作制御を行うイメージ主制御部、6は通話を実現すべ
く通話回路の制御等の音声通信に関する統括的な動作制
御を行う音声主制御部、7はディスク等を用いてイメー
ジ情報を記憶保管するイメージファイル部、8はG4手
順、G3手順等のファクシミリ手順に従ってイメージ情報
の伝送制御を行うイメージ伝送制御部、9はイメージ情
報の読取り走査を行うイメージスキャナ部、10はイメー
ジ情報をハードコピー(プリントアウト)するイメージ
プリン部、11および12は網に対して発着呼に関する呼手
順を実行する網制御部、13は網との間のインターフェー
スを司どる網インターフェース部、14は網を構成するIS
DN回線(第1図のISDN回線100に相当)、15は第1図に
示すホストコンピュータ400とのインターフェースを司
どるホストインターフェース部、16はホストコンピュー
タ400と接続されるGP−IB、LAN等のホストインターフェ
ースバス(第1図のホストインターフェースバス300に
相当)である。
第2図の構成からも明らかであるように本発明のファ
クシミリ装置は、イメージ主制御部5と音声主制御部6
とを別々に持ち、これらのそれぞれに対応して網制御部
11および12が設けられている。
これにより網制御部11および12は、網インターフェー
ス部13との間の連携制御のもとに、ISDN回線14の2つの
空き情報チャンネルを用いてのイメージ通信および音声
通信に係るそれぞれ独立した動作を可能としている。
次に、このファクシミリ装置の動作を詳述する。
まず、発呼時における最初の動作としてオペレータは
発呼側のファクシミリ装置のキー入力部2から発呼に必
要なキー入力操作を行うか、あるいはオフフック操作を
行ってフックスイッチ部3にオフフック状態を検知させ
る。
これらの操作状況は、オペレーション制御部4に知ら
される。
これによりオペレーション制御部4は、これから行う
サービス(イメージ処理および音声処理)の選択を含む
操作ガイダンスを表示部1に表示し、オペレータに対し
て入力操作をうながす。
ここでオペレータは、表示部1に表示された操作ガイ
ダンスに従ってキー入力部2を操作することによりサー
ビスの選択や被呼側のファクシミリ装置のダイヤル番号
等に関する発呼情報の入力を行う。
係るキー入力操作により選択されたサービスがイメー
ジ処理である場合、オペレーション制御部4はイメージ
主制御部5の処理動作を起動する。
これとは別に選択されたサービスが音声処理である場
合、オペレーション制御部4は音声主制御部6の処理動
作を起動する。
その後イメージ主制御部5および音声主制御部6は、
イメージ処理および音声処理に係る各動作の主制御すな
わち処理の開始、継続、異常の有無の検出、終了等を個
別に監視しかつ実行する。
ここではまずイメージ主制御部5の処理動作から先に
述べる。
すなわちイメージ主制御部5は、イメージ処理に関す
る各種サービスの選択操作により得られるキー入力情報
にもとづき管理下にあるイメージファイル部7、イメー
ジ伝送制御部8、イメージスキャナ部9、イメージプリ
ンタ部10の各動作を統括的に制御し、これにより対応す
るサービスを実現する。
例えばコピーサービスの要求に答える場合、イメージ
主制御部5はイメージスキャナ部9に対して当該イメー
ジスキャナ部9での読取り走査によって得られるイメー
ジ情報をイメージプリンタ部10へ出力するような指令を
発し、イメージスキャナ部9からの終了を通知を受ける
までのその処理動作を監視する。
まだ、イメージファイル部7に記憶しておいたイメー
ジ情報のプリントアウトの要求に答える場合、イメージ
主制御部5はイメージファイル部7に対して前記イメー
ジ情報をイメージプリント部10へ出力するような指令を
発し、イメージファイル部7から、終了の通知をうける
までその処理動作を監視する。
更に、イメージ情報を被呼側のファクシミリ装置へ伝
送する要求に答える場合、イメージ主制御部5は、イメ
ージスキャナ部9に対してその読取り走査によって得ら
れるイメージ情報をイメージ伝送制御部8に出力するよ
うな指令を発し、イメージスキャナ部9から終了の通知
をうけるまでその処理動作を監視する。
このときイメージ伝送制御部8は、イメージ主制御部
5の制御にもとづき網制御部11に対し発呼要求を通知す
る。
この要求に対して、網制御部11は、網インターフェー
ス部13を通じてイメージ伝送に係る呼手順を実行する。
この呼手順によりISDN回線14の複数の情報チャンネル
のうちの空いている1つの情報チャンネルが捕捉され、
イメージスキャナ部9からイメージ伝送制御部8に転送
されたイメージ情報の被呼側のファクシミリ装置への伝
送が行われる。
次に音声主制御部6の処理動作についてのべる。
すなわち音声主制御部6は、先にのべたキー入力部2
での音声処理サービスに関する選択操作により得られる
キー入力情報にもとづき管理下にある網制御部12に対し
発呼要求を通知する。
この要求に対して網制御部12は、網インターフェース
部13を通じて音声伝送にかかる呼手順を実行する。
この呼手順によりISDN回線14の空いている1つの情報
チャンネルの捕捉が成された後、音声主制御部6は通話
回路等の制御を行うことによって前記情報チャンネルを
通じて被呼側のファクシミリ装置との間の通話を実現す
る。
また、着信時における本発明のファクシミリ装置の動
作は以下のように行われる。
すなわちISDN回線14から着信が発生すると、網インタ
ーフェース部13は当該着信がイメージ着信であるか音声
着信であるかを判断し、イメージ着信である場合には網
制御部11に、また音声着信である場合には網制御部12に
それぞれ着信がある旨の通知を行う。
イメージ着信の場合、網制御部11は、イメージ伝送制
御部8にもこの着信の通知を行う。
更にイメージ伝送制御部8は、イメージ主制御部5に
その着信を通知し、その後イメージファイル部7または
イメージプリンタ部10に対し着信したイメージ情報を送
出する。
イメージファイル部7またはイメージプリンタ部10
は、イメージ主制御部5の制御のもとに前記イメージ情
報の記憶およびプリントアウトをそれぞれに実行するこ
とになる。
これに先立ちイメージ主制御部5はオペレーション制
御部4に対し表示部1へ「イメージ着信に応答をうなが
す表示」を行うような指令を発し、その後はイメージ伝
送制御部8から終了の通知をうけるまでこれらの処理動
作を監視する。
これに対し音声着信の場合、網制御部12は音声主制御
部6にこの着信の通知を行う。
これにより音声主制御部6は、通話回路等を制御する
ことによって発呼側との間の通話を行うことになる。
これに先立ち、音声主制御部6は、オペレーション制
御部4に対し表示部1へ「音声着信に応答をうながす表
示」を行うような指令を発し、その後終了するまでその
処理動作の監視を行う。
このように本発明に係るファクシミリ装置200は、イ
メージ主制御部5および音声主制御部6にそれぞれ対応
して設けた網制御部11および12を網インターフェース部
13との間の連携制御のもとに独立して動作させることに
より、ISDN回線14の空いている2つの情報チャンネルを
用いたイメージ通信と音声通信との同時処理が可能とな
る。
ここで本発明のファクシミリ装置200内の各モジュー
ル例えばイメージスキャナ部9、イメージプリンタ部10
等は全てコマンドで動作するように構成されている。
これによりイメージ主制御部5は、イメージスキャナ
部9等の各モジュールを制御するときは、対応するコマ
ンドを送出することによってこれを実行する。
また、処理動作の終了通知等の制御は例えばイメージ
スキャナ部9等がイメージ主制御部5に対応するコマン
ドを送出することによってこれを実行する。
このように本発明のファクシミリ装置200は、コマン
ドで動作する各モジュールを持つことでホストインター
フェースバス16(300)を介してホストインターフェー
ス部15に接続されるホストコンピュータ400によっても
その動作を制御することが可能となる。
第1図にも示すようにこのホストコンピュータ400
は、制御部30、キーボード40、ディスプレイ50、フロッ
ピーディスク60を具備して構成されている。
このうちの制御部30に着目したホストコンピュータ400
の詳細構成ブロック図は、第3図に示されている。
第3図において制御部30を構成する各モジュールのう
ち、31はCPU、32はI/Oインターフェース部、33はメモリ
部、34はディスク制御部、35は表示制御部、36は外部イ
ンターフェース部であり、この制御部30以外の構成は第
1図と同様である。
係る構成を有するホストコンピュータ400によるファ
クシミリ装置200の動作制御は、前述した如くのコマン
ドを用いることにより可能である。
第4図は、このホストコンピュータ400によるファク
シミリ装置200の動作制御に用いられるコマンドの一例
を示したものであり、あて先フィールド20、発信元フィ
ールド21、メッセージ部22から構成されている。
係るコマンドの構成に対応して前述した各モジュール
例えばイメージ主制御部5、イメージスキャナ部9、イ
メージプリンタ部10等にはファクシミリ装置200内での
運用と重複していない体系のアドレス番号が割りうられ
ていて、あて先フィールド20、発信元フィールド21、メ
ッセージ部22にはそれらの対応するアドレス番号が入れ
られている。
また、メッセージ部22には「起動」、「終了」等の意
味をもつバリナリコードが入れられている。
さて、実際にファクシミリ装置200を動作させるに際
し、ホストコンピュータ400はキーボード40からのキー
入力指令をI/Oインターフェース部32を通じて受け取る
ことでCPU31により前述した形式を有するコマンドを作
成し、このコマンドを外部インターフェース部36からホ
ストターフェースバス16(300)を通じ、ホストインタ
ーフェース部15を経てファクシミリ装置200に転送す
る。
これによりファクシミリ装置200では、例えばイメー
ジスキャナ部9が起動コマンドによって動作を開始する
が、このとき当該起動コマンドの発信元がどこであるか
は問題とせず、処理動作の終了通知は起動コマンドの発
信元アドレスに返送されるのみである。
このためホストコンピュータ400は、イメージ主制御
部5がコマンドを送出するのと同様にホストインターフ
ェース部15にコマンドを送出してやることによりファク
シミリ装置200を対応する様々な動作で制御することが
できる。
ところで、ISDN回線100に接続されるこの種のファク
シミリ装置200は、ワンタッチ情報を登録するワンタッ
チ登録機能を有することは従来の技術の項でも述べた通
りである。
このワンタッチ登録機能に関するワンタッチ情報とし
ては例えば被呼側端末に対してワンタッチのキー入力操
作により発呼する場合等に用いる相手先(被呼側端末)
番号や宛先名等があり、通常、オペレータのキー操作に
よりキー入力部2から入力され、オペレーション制御部
4の図示しないメモリ内にキャラクタコードから成るテ
ーブル情報として記憶される。
従来、このワンタッチ登録機能の登録内容を確認する
方法は、キー入力部2からのキー入力指令により前記オ
ペレーション制御部4のメモリから前記テーブルを読出
し、読出した当該テーブル情報をファクシミリ装置200
の本体に設けた表示部1に表示する方法しかなかった。
このため表示部1の表示領域が小さいというこの種の
装置の一般的な構成では、ワンタッチ登録機能に関する
登録内容が多数の場合、その確認を一括して行うことは
できず、画面スクロール等の繁雑な操作が必要となって
非常に不便であった。
この点に関して本発明の通信システムでは、前述と同
様の方法でホストコンピュータ400からファクシミリ装
置200の動作を制御し、当該ホストコンピュータ400のデ
ィスプレィ50を用いて前記テーブル情報を表示すること
により上記不都合を解消することができる。
この際ホストコンピュータ400は、キーボード40から
のキー入力指令をI/Oインターフェース部32を通じて受
け取ることでCPU31によりワンタッチ登録内容を確認す
るためのコマンドを作成し、このコマンドを外部インタ
ーフェース部36からホストインターフェースバス16(30
0)を通じ、ホストインターフェース部15を経てファク
シミリ装置200に転送する。
ファクシミリ装置200では、このコマンドをホストイ
ンターフェース部15を経てオペレーション制御部4に取
り込む。
ここでオペレーション制御部4は、前記コマンドにも
とづき自回路内のメモリから予め登録されているワンタ
ッチ登録機能に関するテーブル情報を読出し、読出した
当該テーブル情報を前述とは逆の経路を通じてホストコ
ンピュータ400に転送する。
一方ホストコンピュータ400は、ファクシミリ装置200
から転送されてくる前記テーブル情報を外部インターフ
ェース部36を経てメモリ部33に受信記憶した後、受信記
憶した当該テーブル情報を制御部35を通じワンタッチ登
録内容としてディスプレィ50に表示する。
ここでホストコンピュータ400のディスプレィ50に
は、通常、CRTディスプレィ等からなる表示領域の大き
なものが用いられているため、前記ワンタッチ情報をフ
ァクシミリ装置200の表示部1(表示領域が小さい)に
表示していた従来のシステムに比べその登録内容の一括
確認が極めて容易に行えるようになる。
その後ホストコンピュータ400では、確認した前記ワ
ンタッチ登録内容にもとづきファクシミリ装置200に対
して所定のコマンドを発することにより、当該ファクシ
ミリ装置200からのワンタッチ発呼等の動作制御をも行
うことが可能となる。
以上のべた構成および制御によって本発明の通信シス
テムにおけるファクシミリ装置200の全体的な動作の流
れは、第5図に示す動作状態遷移図に従って処理される
ことになる。
第5図において、500はアイドル状態を示している。
同様に502はイメージ動作中、504は音声動作中、506
はイメージ音声同時動作中、501,507はイメージ処理操
作ガイド中、503,506は音声処理操作ガイド中の各状態
を示している。
ファクシミリ装置200は、何の動作も行っていないと
きはアイドル状態500にある。
ここで例えばキーボード(キー入力部2)からイメー
ジ処理用キー(ファクシミリ装置のダイヤル番号キー
等)のキー入力操作がなされると、ファクシミリ装置20
0はイメージ処理サービスを選択させる等のためのイメ
ージ処理操作ガイド中の状態501に遷移する。
その後この操作ガイドにもとづく操作によりサービス
が決定すると、ファクシミリ装置200はイメージ動作中
の状態502に遷移する。
また、このファクシミリ装置200は、アイドル状態500
でイメージ着信があったときは、直接、イメージ動作中
の状態502に遷移する。
この状態502でイメージ処理が終了すると、ファクシ
ミリ装置200は再びアイドル状態500に復帰する。
一方、アイドル状態500において、音声処理用キーま
たはオフフックの操作がなされると、ファクシミリ装置
200は音声処理操作ガイド中の状態503に遷移する。
この状態503で表示される操作ガイドにより通話に必
要なキー入力操作が終了すると、ファクシミリ装置200
は音声動作中の状態504に遷移する。
また、このファクシミリ装置200はアイドル状態500で
音声着信を受けたときは、直接、音声動作中の状態504
に遷移する。
更に、イメージ動作中の状態502で音声動作要求が発
生したとき、ファクシミリ装置200はイメージ動作を続
行しながら音声処理操作ガイド中の状態505を経てイメ
ージ音声同時動作中の状態506に遷移する。
尚、イメージ動作中の状態502で音声着信があったと
き、ファクミリ装置200、状態505を経ずに、直接、イメ
ージ音声同時動作中の状態506に遷移する。
また、音声動作中の状態504でイメージ処理用キーの
キー入力操作がなされると、ファクシミリ装置200は音
声動作を続行しながらイメージ処理操作ガイド中の状態
507を経てイメージ音声同時動作中の状態506に遷移す
る。
尚、音声動作中の状態504でイメージ着信があったと
き、ファクシミリ装置200は状態507を経ずに、直接、イ
メージ音声同時動作中の状態506に遷移する。
更にこのファクシミリ装置200は、イメージ音声同時
動作中の状態506で音声処理が終了するとイメージ動作
中の状態502へ、またイメージ処理が終了すると音声動
作中の状態504へそれぞれ状態を遷移する。
係る状態遷移図に従ったファクシミリ装置200の動作
は、前述の如くのコマンドの発令によってホストコンピ
ュータ400からも同様に制御することができる。
これにより例えばアイドル状態500でホストコンピュ
ータ400から発呼起動用のコマンドの転送をうけたファ
クシミリ装置200では、当該アイドル状態500からイメー
ジ動作中の状態502へ速やかに状態を遷移し、指令通り
の発呼動作を起動する。
その後、ファクシミリ装置200は、この発呼先との間
のイメージ処理が終了すると同時にアイドル状態500へ
復帰することになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の通信システムによれば、
ホストコンピュータで作成したファクシミリ装置単独で
の動作起動用のものと同種のメッセージコマンドをホス
トインターフェース部を通じで前記ファクシミリ装置に
与えることによりその動作を制御するようにしたため、
ファクシミリ装置が本来持っている機能動作であれば全
てこれを起動することができ、限定的でない様々なサー
ビスの提供が可能となる。
また係る制御方式にともない、対応するメッセージコ
マンドを送出することでファクシミリ装置からホストコ
ンピュータへ任意のテーブル情報を収集することがで
き、このテーブル情報をより大きな表示領域を有する当
該ホストコンピュータの表示部を利用して表示すること
によりワンタッチ登録内容が多数におよぶ場合もその確
認を極めて容易に行うことができるという優れた利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる通信システムの全体構成を示す
ブロック図、第2図は第1図におけるファクシミリ装置
200の詳細構成を示すブロック図、第3図は第1図にお
けるホストコンピュータ400の詳細構成を示すブロック
図、第4図は本発明の通信システムにおいてファクシミ
リ装置200に対するホストコンピュータ400からの動作制
御に用いるメッセージコマンドの一例を示す概念図、第
5図は本発明の通信システムにおけるファクシミリ装置
200の処理動作の流れを示す動作状態遷移図である。 100,14……ISDN回線、200……ファクシミリ装置、300,1
6……ホストインターフェースバス、400……ホストコン
ピュータ、1……表示部、2……キー入力部、3……フ
ックスイッチ部、4……オペレーション制御部、5……
イメージ主制御部、6……音声主制御部、7……イメー
ジファイル部、8……イメージ伝送制御部、9……イメ
ージスキャナ部、10……イメージプリンタ部、11,12…
…網制御部、13……網インターフェース部、15……ホス
トインターフェース部、30……制御部、31……CPU、32
……I/Oインターフェース部、33……メモリ部、34……
ディスク制御部、35……表示制御部、36……外部インタ
ーフェース部、40……キーボード、50……ディスプレ
ィ、60……フロッピーディスク60、20……あて先フィー
ルド、21……発信元フィールド、22……メッセージ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージ主制御部の制御のもとでイメージ
    処理を行うイメージ処理回路系と、音声主制御部の制御
    のもとで音声処理を行う音声処理回路系と、前記イメー
    ジ処理回路系および前記音声処理回路系の処理に対応し
    てそれぞれ独立に動作する2つの網制御部と、該網制御
    部のそれぞれの動作を統合ディジタルサービス回線中の
    空いている2つの情報チャンネルに割り当てる網インタ
    ーフェース部と、前記イメージ処理および前記音声処理
    を起動するために必要な情報を入力する入力部と、該入
    力部での入力操作によりメモリに登録されるテーブル情
    報に基づき前記イメージ主制御部および前記音声主制御
    部の制御を起動するオペレーション制御部とを有し、前
    記イメージ主制御部および前記音声主制御部は前記オペ
    レーション制御部による制御の起動を受けて所定形式の
    メッセージコマンドを発生し、当該メッセージコマンド
    にもとづき前記イメージ処理回路系および前記音声処理
    回路系を構成する各モジュールのそれぞれの処理動作を
    制御するものであるファシミリ装置と、 該ファクシミリ装置にホストインターフェース部を介し
    て接続されるホストマシンであって、前記イメージ主制
    御部および前記音声主制御部から発生するものと同種の
    メッセージコマンドを作成し、当該メッセージコマンド
    を前記ホストインターフェース部を通じて前記ファクシ
    ミリ装置に伝送することにより前記イメージ主制御部お
    よび前記音声主制御部と同様に前記イメージ処理回路系
    および前記音声処理回路系を構成する各モジュールのそ
    れぞれの処理動作を制御する制御手段と、情報を表示す
    る表示部と、前記オペレーション制御部のメモリに登録
    されるテーブル情報を前記ホストインターフェース部を
    通じて前記ファクシミリ装置から読出し、読出した当該
    テーブル情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と
    を有するホストコンピュータと を具えたことを特徴とする通信システム。
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