JP2621546B2 - 無線パケット通信方法および無線パケット通信方式 - Google Patents

無線パケット通信方法および無線パケット通信方式

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JP2621546B2 JP2040997A JP4099790A JP2621546B2 JP 2621546 B2 JP2621546 B2 JP 2621546B2 JP 2040997 A JP2040997 A JP 2040997A JP 4099790 A JP4099790 A JP 4099790A JP 2621546 B2 JP2621546 B2 JP 2621546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線パケット通信方式に関し、特に移動局の
サービスゾーン間の移動の際にスムーズに通信できる無
線パケット通信方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に無線パケット通信システムにおいては、第2図
に示されるように、第1乃至第3の基地局11〜13がそれ
ぞれ第1乃至第3のサービスゾーンを管理し、第1乃至
第の基地局11〜13の上位には全システムを管理する集中
管理局2があるという構成になっている。
第3図において、情報の単位として1回の伝送量をパ
ケット、n個のパケットが集まってブロックという単位
を構成する。各基地局と集中管理局2との間の伝送単位
はブロックで行われる。
以下、第4図を参照して、従来の無線パケット通信方
式(昭和63年特許願第29066号)について説明する。
尚、第4図において、データ(m,n)は第mのブロック
の第nのパケットを示している。
今、移動局3が,第2図に示されるように、第1の基
地局11の第1のサービスゾーンから第1のサービスゾー
ンに隣接する第2の基地局12の第2のサービスゾーン側
へ移動しながら第1の基地局11との間で通信を行ってい
るとする。そして、移動局3が第mブロック(ラストブ
ロック)の第(n−1)パケットまでの伝送が終了した
時点で、移動局3が第2の基地局12の第2のサービスゾ
ーンへ移ったために、第の1の基地局11との通信が不可
能になったとする。
このとき、移動局3は第2の基地局12に対して再発呼
要求をする。これを受けた第2の基地局12は集中管理局
2に移動局3が再発呼要求を出してきたことを知らせ
る。集中管理局2はこの通知から、その前までは第1の
基地局11と移動局3が通信を行っていたことを知る。
このとき、集中管理局2は第1の基地局11に対して移
動局3とどこまで(第何番目のブロックまで)通信をし
ていたかを聞くと同時に、第1の基地局11と移動局3と
の間の通信を切るように再発呼指示する。第1の基地局
11は再発呼指示を受けると、第1の基地局11と移動局3
との間の通信内容(前通信情報)を集中管理局2に教
え、移動局3との通信をアイドル状態にする。集中管理
局2は第1の基地局11より前通信情報を受けると、第2
の基地局12に次はどのブロックから受信すべきかの情報
を含んだ再発呼応答を伝える。
第2の基地局12は集中管理局2から再発呼応答を受け
ると、移動局3にどのブロックから送信すべきかという
情報を含んだ再発呼応答を送り、再発呼処理を終了す
る。移動局3は再発呼応答を受けると、その中に示され
ているブロックからの通信を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の無線パケット通信方式では、集中管理
局2が第2の基地局12に対して伝える再発呼応答に含ま
れる情報は、第1の基地局11から通知される前通信情報
のみである。
従って、第5図を参照して、以下に述べるような場
合、基地局と移動局3との間にてデータの順序の異常が
発生する。
移動局3が下りのラストブロック(第mブロック)の
ラストパケット(第nパケット)を受信したと同時に再
発呼要求したとする。このとき、第1の基地局11がラス
トブロックが移動局3まで届いたか否かの確認がとれな
いとする。このとき、集中管理局2からの再発呼応答に
対して第1の基地局11は前通信情報として“ラストブロ
ックを移動局3に伝えていない”と応答する。そのた
め、第2の基地局12は移動局3へ再発呼応答を送ったの
ち、再度ラストブロックを送ってしまう。しかし、この
とき、移動局3は下りデータを最後まで受け取ったため
に、上りデータを送信しようとしている状態である。
このため、移動局3は重複したブロックを受信するこ
ととなり、回線の効率が低下する。また、移動局3は重
複したブロックを受信したことを検出する処理やその時
のデータの処理方法等、非常に複雑な処理を行う必要が
ある。
従って、本発明の目的は、移動先基地局と移動局との
間で、無駄な通信を行うことなく、正しい通信を継続す
ることができる無線パケット通信方式を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による無線パケット通信方法は、それぞれ複数
のサービスゾーンを管理する複数の基地局と、前記複数
のサービスゾーンを移動する移動局と、前記複数の基地
局を集中管理する集中管理局とを有し、前記移動局がパ
ケットにより前記複数の基地局のいずれか1つの基地局
を通して前記集中管理局との間で通信を行う無線パケッ
ト通信方式に於ける、通信中の前記移動局が互いに隣接
する第1の基地局の第1のサービスゾーンから第2の基
地局の第2のサービスゾーンに移動する場合の無線パケ
ット通信方法において、 前記移動局は、前記第1の基地局からの下り信号の受
信が完了しているとき、前記第2の基地局に上りデータ
勧誘要求を指定した再発呼要求を送信し、 前記第2の基地局は該再発呼要求を前記集中管理局へ
伝え、 前記集中管理局は前記第2の基地局からの前記再発呼
要求に応答して前記第1の基地局に対して前記移動局と
の通信内容をたずねると共に前記第1の基地局と前記移
動局との間の通信を切るように再発呼指示を送出し、 前記第1の基地局は前記再発呼指示に応答して前記下
り信号の送信が完了していることを示す前通信情報を前
記集中管理局へ伝え、 前記集中管理局は前記再発呼要求に含まれる通信内容
と前記前通信情報に含まれる通信内容とから前記移動局
と前記第1の基地局との間で前記下り信号の送受信が正
しく行なわれたと判断し、上りデータを勧誘するような
指示を含む再発呼応答を前記第2の基地局へ送出し、 前記第2の基地局は前記再発呼応答を前記移動局へ送
り、 前記移動局は前記第2の基地局からの前記再発呼応答
に従って、前記第2の基地局との間でパケットの通信を
行う ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の無線パケット通信方式のシーケンス
フローを示す図である。
第2図に示されるように、今、移動局3が第1の基地
局11の第1のサービスゾーンから第1のサービスゾーン
に隣接する第2の基地局12の第2のサービスゾーン側へ
移動しながら第1の基地局11との間で通信を行っている
とする。そして、第の1の基地局11がラストブロック
(第mブロック)のラストパケット(第nパケット)ま
で送信した時点で、移動局3が第2の基地局12の第2の
サービスゾーンへ移ったために、第の1の基地局11から
の信号が受けられなくなったとする。そして、移動局3
がラストブロックのラストパケットまでの信号の受信が
完了しているとする。この場合、移動局3は第2の基地
局12に対して上りデータ勧誘要求(up)を指定した再発
呼要求をする。
これを受けた第2の基地局12は集中管理局2に移動局
3が再発呼要求を出してきたことを知らせる。集中管理
局2はこの通知から、その前まで第1の基地局11と移動
局3が通信を行っていたことを知る。
このとき、集中管理局2は第1の基地局11に対して移
動局3とどこまで(第何番目のブロックまで)通信をし
ていたかを聞くと同時に、第1の基地局11と移動局3と
の間の通信を切るように再発呼指示する。第1の基地局
11は再発呼指示を受けると、第1の基地局11と移動局3
との間の通信内容、つまりラストブロックまでの信号を
送信したことを集中管理局2に伝える。
集中管理局2は、上述した前通信基地局(第1の基地
局)11からの情報と移動局3からの再発呼要求内に示さ
れた情報とを比較して、第1の基地局11から移動局3へ
ラストブロックのラストパケットまで正しく送られたと
判断する。そして、集中管理局2は、第2の基地局12
対し上りデータを勧誘するような指示を含んだ再発呼応
答を伝える。
第2の基地局12は集中管理局2から再発呼応答を受け
ると、移動局3にどのブロックから送信すべきかという
情報を含んだ再発呼応答を送り、再発呼処理を終了す
る。
このように、第2の基地局12は再発呼応答を送出する
と、集中管理局2からの指示に従い、移動局3に対して
上りデータの勧誘要求又は下りデータ送信を行い、デー
タを継続して送信させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、サービスゾーン間移動した移動
局からの再発呼要求の中に上りデータ勧誘要求か下りデ
ータ要求かを識別する情報を設け、集中管理局にて前通
信基地局からの情報と移動局からの再発呼要求に含まれ
る情報からどこまでのデータの受け渡しが終了したかを
判断することにより、移動先基地局とサービスゾーン間
移動をした移動局との間の通信を、無駄な通信を行うこ
となく、正しく継続することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無線パケット通信方式において下りラ
ストブロック、ラストパケット送信時にゾーン間移動を
したときのシーケンスフローを示す図、第2図は無線パ
ケット通信システムの構成を示す図、第3図は伝送単位
の構成で、パケットがn個集まると1ブロックとなるこ
とを示す図、第4図は従来の無線パケット通信方式にお
いて上りデータ送信時にゾーン間移動をしたときのシー
ケンスフローを示す図、第5図は従来の無線パケット通
信方式において下りラストブロック、ラストパケット送
信時にゾーン間移動をしたときのシーケンスフローを示
す図である。 11,12,13……基地局、2……集中管理局、3……移動
局。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ複数のサービスゾーンを管理する
    複数の基地局と、前記複数のサービスゾーンを移動する
    移動局と、前記複数の基地局を集中管理する集中管理局
    とを有し、前記移動局がパケットにより前記複数の基地
    局のいずれか1つの基地局を通して前記集中管理局との
    間で通信を行う無線パケット通信方式に於ける、通信中
    の前記移動局が互いに隣接する第1の基地局の第1のサ
    ービスゾーンから第2の基地局の第2のサービスゾーン
    に移動する場合の無線パケット通信方法において、 前記移動局は、前記第1の基地局からの下り信号の受信
    が完了しているとき、前記第2の基地局に上りデータ勧
    誘要求を指定した再発呼要求を送信し、 前記第2の基地局は該再発呼要求を前記集中管理局へ伝
    え、 前記集中管理局は前記第2の基地局からの前記再発呼要
    求に応答して前記第1の基地局に対して前記移動局との
    通信内容をたずねると共に前記第1の基地局と前記移動
    局との間の通信を切るように再発呼指示を送出し、 前記第1の基地局は前記再発呼指示に応答して前記下り
    信号の送信が完了していることを示す前通信情報を前記
    集中管理局へ伝え、 前記集中管理局は前記再発呼要求に含まれる通信内容と
    前記前通信情報に含まれる通信内容とから前記移動局と
    前記第1の基地局との間で前記下り信号の送受信が正し
    く行われたと判断し、上りデータを勧誘するような指示
    を含む再発呼応答を前記第2の基地局へ送出し、 前記第2の基地局は前記再発呼応答を前記移動局へ送
    り、 前記移動局は前記第2の基地局からの前記再発呼応答に
    従って、前記第2の基地局との間でパケットの通信を行
    う ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  2. 【請求項2】集中管理局と、割り当てられた各サービス
    ゾーンを管理する複数の基地局と、前記各サービスゾー
    ンを移動する移動局とを有し、前記基地局を通し通信す
    る無線パケット通信システムにおいて、 前記移動局は、通信中の前記移動局が第1の基地局のサ
    ービスゾーンから第2の基地局のサービスゾーンに移動
    した場合、前記第1の基地局からの下り信号の受信が完
    了しているとき、前記第2の基地局に上りデータ勧誘要
    求を指定した再発呼要求を送信する第1の手段と、通信
    する順序指示を受ける第2の手段と、前記指示を受けた
    時に指示された順番のパケットを通信する第3の手段と
    を有し; 前記基地局は、前記集中管理局から前記第1の基地局と
    通信をしていた前記移動局が前記第2の基地局と通信す
    る要求がある事を知る第4の手段と、前記要求を知った
    とき前記第1の基地局が前記下り信号の送信が完了して
    いることを示す前通信情報を前記集中管理局へ伝える第
    5の手段と、前記集中管理局から前記第1の基地局が通
    信していた通信内容を受ける第6の手段と、前記通信内
    容を受けた時該当する前記移動局に前記通信内容を送る
    第7の手段とを有し; 前記集中管理局は、今まで通信していた前記移動局が前
    記第2の基地局へ前記再発呼要求を出した事を知る第8
    の手段と、前記再発呼要求を知ったとき今まで通信して
    いた前記第1の基地局に対し前記移動局との前記通信内
    容をたずねると共に前記第1の基地局と前記移動局との
    間の通信を切るように再発呼指示を送出する第9の手段
    と、前記通信内容を前記第1の基地局から受ける第10の
    手段と、前記再発呼要求と前記前通信情報から前記移動
    局と前記第1の基地局との間で下り信号の送受信が正し
    く行われたと判断する第11の手段と、前記第2の基地局
    に前記通信内容を教える第12の手段とを有する ことを特徴とする無線パケット通信方式。
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