JP2621108B2 - 板状体の非接触位置決め装置 - Google Patents

板状体の非接触位置決め装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェファやコ
ンパクトディスクなどの円盤状物体やカードやシート等
の矩形物体や、その他の板状体を非接触で位置決めする
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の板状体の非接触位置決め装置とし
ては、所定の大きさの板状体をその主面と平行な方向に
移動させ、静止固定している複数のホトカプラ(発光素
子と受光素子との組み合わせ)で構成されるセンサーユ
ニットで位置検出をするものや、静止固定されている所
定の大きさの板状体を該板状体の主面と平行な方向に移
動するセンサーユニットで位置検出するものがあった。
【0003】このような従来装置を示すものとして、技
術誌『自動化技術』第19巻 第8号(1987)pp
54〜60や特公昭61−3637号公報等が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所定の大きさの板状体
の主面と平行な方向に、該板状体とセンサーユニットを
相対的に移動させて位置検出する上記従来技術では、所
定の大きさの板状体とはサイズが異なる板状体を検出し
ようとすると、検出に必要な板状体あるいはセンサーユ
ニットの移動距離が大きくなり、位置検出に時間がかか
り、また移動機構も大きいものになってしまう。
【0005】この点を解決すべく光センサーの数を増や
して各種サイズの板状体の位置検出が短時間に完了する
ようにしたとしても、多数の光センサーの設置や配線さ
らには各光センサーの検出結果の処理回路などの面で装
置が複雑となる。
【0006】本発明の目的は、各種形状、サイズの板状
体の位置検出に対して正確かつ迅速に対応することが可
能で簡素な構成の板状体非接触位置決め装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、指向性の強い電磁波または音波で構成される集束
エネルギ線が板状体の縁に接することをセンサーで検出
して板状体の非接触位置決めを行なう装置において、複
数の集束エネルギ線を中心軸に沿って次第に収束、また
は発散する方向に放射するエミッション手段と、放射さ
れたエネルギ線をそれぞれ検出する検出手段を有するセ
ンサーユニットと、前記中心軸にほぼ垂直な面内に板状
体を保持するハンドと、前記板状体の縁が前記複数の集
束エネルギ線のおのおのに接するように前記センサーユ
ニットおよび板状体の一方を他方に対して相対的に移動
させる手段とを備えたことである。
【0008】また、本発明の他の特徴とするところは、
指向性の強い電磁波または音波で構成される集束エネル
ギ線が板状体の縁に接することをセンサーで検出して板
状体の非接触位置決めを行なう装置において、複数の集
束エネルギ線を中心軸に沿って次第に収束、また発散す
る方向に放射するエミッション手段と、放射されたエネ
ルギ線をそれぞれ検出する検出手段を有するセンサーユ
ニットと、前記中心軸にほぼ垂直な面内に板状体を保持
するハンドと、前記中心軸の方向に前記板状体またはセ
ンサーユニットのいずれかを移動させた場合に前記板状
体の縁が前記複数の集束エネルギ線のおのおのにそれぞ
れ接する時の板状体またはセンサーユニットの位置デー
タから前記板状体の面内方向での位置偏差を得る手段を
備えたことにある。
【0009】
【作用】中心軸に沿って次第に収束または発散する方向
に複数の集束エネルギ線を放射しつつ、中心軸にほぼ垂
直な面内に板状体を保持し、中心軸に沿って該板状体ま
たはセンサーユニットを相対的に移動させた場合に、複
数の集束エネルギ線の各々は板状体の縁で遮られる。
【0010】中心軸に垂直な面と、集束エネルギ線の各
々の交点を結ぶ図形は互いに相似形であるため、この図
形と板状体の形状を対応させておけば、板状体またはセ
ンサーユニットをわずかに移動させるだけで板状体を所
定の平板形状位置に一致させることができる。
【0011】すなわち、従来の2次元移動に比べて、収
束または発散する形状の検知ラインの採用と3次元移動
を採用することによって、短時間に板状体の位置決めが
できる。
【0012】検知ラインに用いる複数の集束エネルギ線
の本数は板状体の形状を特徴化できる数であればよいの
で、エミッタおよび検出器の数は少なくて済み、装置全
体は簡素なものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、2を参照し
て説明する。図1において、ガイドレール2がベース1
に固定され、その上をガイドブロック3が昇降する。ガ
イドブロック3には上部ブラケット4aとサポート4b
と下部ブラケット4cが固定されている。
【0014】上部ブラケット4aはホトダイオードやホ
トダイオードに接続された光ファイバ等の光検出器5
a、5b、5c、5dが設けられ、下部ブラケット4c
には半導体レーザ、発光ダイオード、またはこれらに接
続された光ファイバ等の発光素子17a、17b、17
c、17dが設けられており、光検出器と発光素子5a
と17a、5bと17b、5cと17c、5dと17d
がそれぞれ対をなし、全体として光センサーユニット2
0を構成している。
【0015】ハンド6は円形板状体7を前段機器から受
け取って固着し、板状体7の位置決めをしてから後段機
器に受け渡す。ボールねじナット8はサポート4bと結
合され、ボールねじ10と螺合されている。ボールねじ
10は、ベアリングユニット9に支持されカップリング
11を介してステッピングモーター12の出力軸に接続
されている。
【0016】制御機器15は、発光素子17a〜17d
に駆動電流を供給して各発光素子から光ビームを発射さ
せる。円形板状体7がない状態では、光検出器5a〜5
dはそれぞれ光ビームを受光する。円形板状体7によっ
て光ビームが遮られると、光検出器は受光しなくなり、
その出力を変化させる。このようにして、光検出器5の
出力信号によって円形板状体7の縁端部を検出できる。
【0017】ステッピングモーター12はベース1のモ
ーター固定用ブラケット13に固定されている。さら
に、ステッピングモーター12の出力軸にはエンコーダ
ー14が接続され、回転角度、従ってボールねじナット
8、センサーユニット20の高さを表す信号を発生す
る。
【0018】光検出器5a、5b、5c、5dの出力信
号およびエンコーダー14の出力信号は、制御機器15
に取り込まれる。制御機器15はステッピングモーター
12に駆動パルスを供給し、ドライバーの機能も果たし
ている。
【0019】ステッピングモーター12の回転はボール
ねじ10を駆動してセンサーユニット20を円形板状体
7の主面と垂直なZ軸方向に昇降させる。ハンド6は円
形板状体7の主面と平行なXY両軸方向に円形板状体7
を移動させることができ、その制御は制御機器15が担
当する。従って、光センサーユニット20と円形板状体
7はXYZの三軸方向に相対的に移動できる。
【0020】次に、位置決め動作について説明する。図
2は光センサーユニット20内の発光素子17a〜17
dから発射される光線16a、16b、16c、16d
と円形板状体7の関係を示している。光線16a、16
b、16c、16dは一点鎖線で示すようにZ軸を中心
軸とする錐状に放射され、その交点16Zは錐の頂点で
あり、二点鎖線で示すZ軸上にある。
【0021】各光線16a、16b、16c、16dと
Z軸に垂直な平面との交点を該平面上で結ぶ図形は、全
て相似形となる。図示の場合は正方形であるが、この正
方形が内接する円形とも等価なものとして扱える。
【0022】今、円形板状体7が点線で示す位置7aに
配置されているとする。この時、全光線16a、16
b、16c、16dは円形板状体7aの縁で遮られてい
ないため、光検出器5a〜5dでは全光線16a、16
b、16c、16dを検出する。これは円形板状体7が
所望の位置に配置されていないことを意味する。
【0023】そこで、円形板状体7をZ軸に沿って上昇
させる。実線で示す位置において、全光線16a、16
b、16c、16dを円形板状体7aの縁で同時に遮っ
たとする。
【0024】この時、光検出器5では全光線16a、1
6b、16c、16dを検出しなくなる。そこで、この
位置で円形板状体7が所望の位置にセットされたものと
判断して円形板状体7の移動を止める。
【0025】光センサーユニット20は円形の位置を指
定できる最低3本の光線を放つものでよいから装置全体
は簡素なものとなる。光線16a、16b、16c、1
6dは一点鎖線で示す錐状に放射されているから、光セ
ンサーユニット20に対して板状体7をZ軸方向にわず
かに移動させるだけで光線16a、16b、16c、1
6dを板状体7で遮ることができ、迅速に位置決めを行
なうことができる。
【0026】たとえば、厚さの異なる円形板状体の表面
を所定の高さに位置決めすることが容易に行なえる。さ
らに板状体7の径が異なる場合でも光線と板状体の相対
位置が変化するだけであり、同じ光センサーユニット2
0で位置決めすることができる。
【0027】次に、円形板状体7がZ軸方向だけでな
く、X軸やY軸の方向にずれている場合にそのずれを検
出し、必要に応じて修正する例を説明する。本例では、
静止しているハンド6に固定されている円形板状体7を
光検出器5a〜5dと発光素子17a〜17dとの間に
入れた状態で、円形板状体7を動かさず、代りにステッ
ピングモーター12によるボールねじ駆動でセンサーユ
ニット20を図2のZ軸に沿って移動させる。各光線が
円形板状体と接する位置を検出することにより、円形板
状体7の位置検出を行う。
【0028】センサーユニット20の光検出器群と発光
素子群の中心軸、即ち、錐状に放射されている各光線の
交点16Zの存在するZ軸と円形板状体7の中心軸が偏
心していると、円形板状体7の端縁が光線を遮る位置は
光検出器5a、5b、5c、5dで異なってくる。
【0029】それぞれの光線の遮られる位置を検出し、
その位置データを制御機器15で演算することによって
円形板状体7の中心軸がセンサーユニット20の中心軸
からどの方向にどれだけ偏心しているか、即ち、円形板
状体7の位置(面内偏差)を検出することができる。
【0030】この算出結果より、例えば、ハンド6を偏
心量だけ逆方向に移動させることで、円形板状体7を非
接触で正確にセンタリング(位置決め)することが可能
となる。
【0031】以下に制御機器15で行う位置データの演
算について詳細に説明する。図1のA1−A2矢視線の
方向を水平とし、円形板状体7を上面から見た状況を図
3に示す。XY面上に投影した状態で考察する。
【0032】円形板状体7のセンシングの軌跡は、光線
16a、16b、16c、16dの光路で表される。光
線16aと光線16cを結ぶ線は、センサーユニット2
0の中心軸Oaを通る一直線上にあり、また、同じく光
線16bと光線16dを結ぶ線もセンサーユニット20
の中心Oaを通る一直線上にあり、ハンド6の挿入方向
に対してそれぞれ45度の角度をなしている。本図は、
円形板状体7の中心Obが、センサーユニット20の中
心Oaから偏心している場合について示したものであ
る。
【0033】センサーユニット20をZ軸に沿って上下
に移動させると、光線16d、16c、16a、16b
の順番に静止しているハンド6に固定されている円形板
状体7によって光線が遮られる。
【0034】各光線が初めて遮光された時、光線16
a、16b、16cおよび16dの円形板状体7の外側
の部分の長さが判明する。円形板状体7主面へ投影した
長さをそれぞれLa、Lb、LcおよびLdとする。
【0035】Oaを原点とし、図3に示すように、ハン
ド6の挿入方向をY軸方向、ハンド6の挿入方向と直角
な方向をX軸方向とする。センサーユニット5の中心O
aと円形板状体7の中心Obの各軸方向の偏差x,y
は、偏差が円形板状7の半径に対して小さな場合、それ
ぞれ、 x≒〔(−1)/{4/(2)1/2 }〕{(Lc−La)+(Ld−Lb)} y≒〔(−1)/{4/(2)1/2 }〕{(Lc−La)−(Ld−Lb)} と近似できる。
【0036】なお、この演算で得られた偏差x,yから
La〜Lbを算出し、測定値と比較すること等によって測定
精度を改良することも容易に行なえる。したがって、各
光線16a,16b,16c,16dが円形板状体7で
遮光される時のエンコーダー14の信号を図1の制御機
器15に取り込み、予め分かっている発光素子の位置デ
ータなどから三角関数を利用して各遮光されてない部分
(円形板状体の外側部分)の長さLa,Lb,Lc,及
びLdを求め、上記両式で演算して偏差x,yを容易に
得ることが出来る。
【0037】次に偏差x,yだけハンド6を逆方向に移
動させると、中心軸Oaと円形板状体7の中心Obは一
致する。このようにして、円形板状体7の面内位置を測
定し、修正することができる。
【0038】以上の実施例においては、4本の光線を用
いているが円形板状体の場合、3本の光線を用いるセン
サーユニットでも位置合わせを行うことが出来る。ま
た、以上の実施例は、静止しているハンド6によって固
定されている円形板状体7の位置検出をボールねじ駆動
によるセンサーユニットの移動で行う場合について示し
ているが、位置固定されたセンサーユニット20内でハ
ンド6を移動しても良い。
【0039】また、4つの光線を4角錐状に配置してい
るが、図4に示すように5つ目の光検出器5x,発光素
子17xを追加し、5角錐状の配置を採用しても構わな
い。また、図5に示すように光線16の光路がらせん的
になるような光検出器と発光素子の配置や、図6に示す
ように光線16がある箇所Kで交差しているような光検
出器と発光素子の配置でも、上述の実施例同様の位置検
出を行うことができる。
【0040】3本以上の集束エネルギ線を収束または拡
散するように中心軸の周りに配置することにより、相似
形状の板状体の検出が容易に実現できる。さらに、図7
に示すように、円形板状体7からの反射光16Rをセン
シングするように光検出器5を配置しても位置合わせを
することができる。
【0041】また、円形板状体だけでなく、結晶面方向
を表示するためのオリエンテーションフラットを備えた
シリコンウェファとか矩形物体、その他の板状物体の位
置検出においても、同様の位置検出を適用できる。
【0042】図8はオリエンテーションフラットを備え
たウェファの位置検出用光センサーユニットの一例を概
略的に示す。オリエンテーションフラットは円弧の一部
に張った弦のような形であり、この向きも測定対象とな
る。
【0043】シリコンウェファ7Aのオリエンテーショ
ンフラット7As検出用に2組の平行な光線16p、1
6qを用い、これらがオリエンテーションフラット7A
sによって遮光されたことを2個の光センサー5p、5
qで確認することによりオリエンテーションフラット7
Asの位置を検出できる。
【0044】上記の実施例同様に錐状に放射される光線
16a〜16dによってウェファの中心位置を検出し、
両結果を組合わせることで、シリコンウェファ7Aのよ
うに非真円のものに対しても容易に位置合わせを実行で
きる。
【0045】以上の実施例においては、集束エネルギ線
16として半導体レーザや発光ダイオードから放射され
る光線を用いた。しかし、本発明は光線に限らず、その
原理から明らかなように、指向性の強い光以外の電磁波
や音波の利用も可能である。
【0046】また、ハンド6上に載置された板状体7で
は位置検出だけを行い、その結果得られるデータを次段
の機器に伝送して、そこで位置決めをおこなっても構わ
ない。
【0047】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各種サイズの板状体の位置検出を正確かつ迅速に行なう
ことが可能であり、簡素な構成を有する板状体の非接触
位置決め装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による板状体の非接触位置決
め装置を示す部分的斜視図である。
【図2】図1に示す位置決め装置における位置決めの動
作を説明する図である。
【図3】図1に示す位置決め装置を用いて行う別の位置
決め動作を説明する図である。
【図4】本発明の他の実施例による板状体の非接触位置
決め装置における光センサーユニットの構成を示す図で
ある。
【図5】本発明のさらに他の実施例による板状体の非接
触位置決め装置における光センサーユニットの構成を示
す図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例による板状体の非接
触位置決め装置における光センサーユニットの構成を示
す図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例による板状体の非接
触位置決め装置における光センサーユニットの構成を示
す図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例による板状体の非接
触位置決め装置における光センサーユニットの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 …ベース 2 …ガイドレール 3 …ガイドブロック 4a …上部ブラケット 4b …サポート 4c …下部ブラケット 5a〜5d …光センサー 5x、5p、5q …光センサー 6 …ハンド 7 …円形板状体 8 …ボールねじナット 9 …ベアリングユニット 10 …ボールねじ 11 …カップリング 12 …ステッピングモーター 13 …モーター固定用ブラケット 14 …エンコーダー 15 …制御機器 16a〜16d …光線 16Z …各光線の交点 17a〜17d …発光素子 17x、17p、17q …発光素子 20 …光センサーユニット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指向性の強い電磁波または音波で構成され
    る集束エネルギ線(16)が板状体(7)の縁に接する
    ことをセンサーで検出して板状体の非接触位置決めを行
    なう装置において、 複数の集束エネルギ線(16)を中心軸に沿って次第に
    収束、または発散する方向に放射するエミッション手段
    (17)と、放射されたエネルギ線(16)をそれぞれ
    検出する検出手段(5)を有するセンサーユニット(2
    0)と、 前記中心軸にほぼ垂直な面内に板状体(7)を保持する
    ハンド(6)と、 前記板状体(7)の縁が前記複数の集束エネルギ線(1
    6)のおのおのに接するように前記センサーユニット
    (20)および板状体(7)の一方を他方に対して相対
    的に移動させる手段(8、10、12)とを備えたこと
    を特徴とする板状体の非接触位置決め装置。
  2. 【請求項2】指向性の強い電磁波または音波で構成され
    る集束エネルギ線(16)が板状体(7)の縁に接する
    ことをセンサーで検出して板状体(7)の非接触位置決
    めを行なう装置において、 複数の集束エネルギ線(16)を中心軸に沿って次第に
    収束、または発散する方向に放射するエミッション手段
    (17)と、放射されたエネルギ線(16)をそれぞれ
    検出する検出手段(5)を有するセンサーユニット(2
    0)と、 前記中心軸にほぼ垂直な面内に板状体(7)を保持する
    ハンド(6)と、 前記中心軸の方向に前記板状体(7)またはセンサーユ
    ニット(5)のいずれかを移動させた場合に前記板状体
    (7)の縁が前記複数の集束エネルギ線(16)のおの
    おのにそれぞれ接する時の板状体(7)またはセンサー
    ユニット(5)の位置データから前記板状体(7)の面
    内方向での位置偏差を得る手段とを備えたことを特徴と
    する板状体の非接触位置決め装置。
  3. 【請求項3】前記集束エネルギ線(16)が光線、前記
    エミッション手段(17)が複数の発光素子を含み、前
    記検出手段(5)が複数の受光素子を含む請求項1また
    は2記載の板状体の非接触位置決め装置。
  4. 【請求項4】前記集束エネルギ線(16)が角錐の稜の
    位置に配置されるように前記エミッション手段(1
    7)、前記検出手段(5)が配置されている請求項1〜
    3のいずれかに記載の板状体の非接触位置決め装置。
  5. 【請求項5】前記エミッション手段(17)が複数の発
    光素子を含み、前記検出手段が前記板状体(17)の主
    面での集束エネルギ線(16)の反射光を検出するよう
    に配置された複数の受光素子を含む請求項1または2記
    載の板状体の非接触位置決め装置。
  6. 【請求項6】前記エミッション手段(17)および検出
    手段(5)が、複数本の平行な集束エネルギ(16)を
    放出し、検出する素子をそれぞれ含む請求項1または2
    記載の板状体の非接触位置決め装置。
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