JP2620595B2 - バタフライ弁の主副弁操作装置 - Google Patents

バタフライ弁の主副弁操作装置

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JP2620595B2
JP2620595B2 JP2277246A JP27724690A JP2620595B2 JP 2620595 B2 JP2620595 B2 JP 2620595B2 JP 2277246 A JP2277246 A JP 2277246A JP 27724690 A JP27724690 A JP 27724690A JP 2620595 B2 JP2620595 B2 JP 2620595B2
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明 大島
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明 大島
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、1つの操作キャップを操作するだけで主弁
および副弁のバタフライ弁を、好適に開閉操作できるよ
うにしたバタフライ弁の主副弁操作装置に関する。
【従来の技術】
従来は、第7図ないし第9図に示すように、中心部に
副弁(3)を有する主弁(2)を装備したバタフライ弁
において、主弁回動操作軸(4)および該軸(4)に嵌
挿した副弁回動操作軸(5)の上部を、弁箱(1)上方
の副弁開閉装置(7)内に延設し、該副弁開閉装置
(7)上方には副弁(3)を操作する副弁操作キヤツプ
(9)を延設するとともに、副弁開閉装置(7)の下位
に位置する主弁開閉装置(6)の横方向に突出する主弁
操作部の上方に主弁操作キャップ(8)を延設するよう
な構造になっていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのように主弁と副弁をそれぞれの操
作キャップによりそれぞれ開閉操作することになるの
で、一人で両操作を行う場合には、手間と時間がかかる
ことになり、また、弁箱の上方が複雑で大形構造とな
り、設備しにくくコストアップになる、といった不具合
を呈していた。
【課題を解決するための手段】
本発明は、そのような不具合を解決し、好適に実施で
きるよう工夫したものであり、そのため、主弁回動操作
軸および該軸に嵌挿した副弁回動操作軸の上部を弁箱の
上方に延設し、1つの操作キャップにより正逆回転駆動
できるようにして前記主弁回動操作軸の外周側に嵌装し
た受動輪と前記副弁回動操作軸の上部とを一体的に結合
し、前記主弁回動操作軸と前記受動輪との間には、所定
長の遊びをおいて受動輪に係合するとともに前記主弁回
動操作軸側に係合できる中間輪を介装して構成したもの
である。 また、主弁回動操作軸と中間輪との間には主弁回動操
作軸に係合するスリーブを制動可能に介装したり、副弁
回転操作軸の上端側に固設した回転可能の副弁開度指針
体を、回転可能の主弁開度指針体に所定長の遊び間隔を
おいて係合できるようにして構成したものである。
【作用】
したがって、両弁が全閉の状態から、操作キャップを
回動させ続けると、先ず、副弁が全閉の状態から全開状
態となってその後に主弁が全閉の状態から全開状態とな
り、閉じる場合には操作キャップを逆転させ続けると、
先ず、副弁を全閉させてから主弁を全閉させることがで
きることになり、その開閉状態を上方の両指針体により
良好に表示できることになる。 また、主弁の中間開度で流量調節を行なう場合は、ス
リーブを制動しておくと、主弁はその状態のままにし
て、副弁のみを操作して流量調節ができることになる。
【実施例】
次に、第1図ないし第6図に示す本発明の実施例につ
いて説明する。 第2図は弁装置全体の正面図を示し、中心部に副弁
(3)を有する主弁(2)を嵌装した弁箱(1)の上方
には操作ケース(11)を装備するとともに、主弁回動操
作軸(4)および該軸(4)に回動自由に嵌挿した副弁
回動操作軸(5)の上部を前記操作ケース(11)内に延
設し、前記主弁回動操作軸(4)の外周側には上方外周
にウオームホイル(14a)を形成した大径の受動輪(1
4)を嵌装し、該受動輪(14)の上面に各ボルト(19)
を介して固定した連結板(18)の中心ボス部を前記副弁
回動操作軸(5)の上部にキー(17)を介して嵌合固定
し、前記ウオームホイル(14a)に噛合させたウオーム
ギヤ(13)の軸先端には入力ベベルギヤ(10)を嵌着
し、前記操作ケース(11)の側部上方に突設した操作キ
ャップ(12)の下部を前記入力ベベルギヤ(10)に伝動
連結して、操作キャップ(12)をハンドル(図示省略)
により正逆転操作できるようにして構成するが、前記操
作キャップ(12)を正逆転モータにより回転駆動できる
ように構成することもできる。 前記主弁回動操作軸(4)の上部外周にはキー(16)
を介装してスリーブ(20)を嵌合し、該スリーブ(20)
の外周に圧接するようにして嵌合した中間輪(15)の外
周面には間隔をおいた両端側にカム面(b)、(b′)
を有するカムを形成し、前記中間輪(15)の外周に嵌合
する前記受動輪(14)の内周面には、前記カム面
(b)、(b′)にそれぞれ衝合できるカム面(a)、
(a′)を両端側に有して、カム面(b)、(b′)と
(a)、(a′)との間で所定長の遊び間隔(C)をも
たせることができるようにしたカムを形成し、また、前
記スリーブ(20)の下部外周には、操作装置(22)によ
り操作する両ブレーキシュー(21)(21)を圧接自在に
して構成する。 また、前記操作ケース(11)の上方の上蓋(29)より
前記副弁回動操作軸(5)の上端部を上方へ突設し、第
1図および第4図に示すように、前記操作軸(5)の上
端に主副弁両用開度指針体(24)を固設し、該指針体
(24)の下方には目盛を有する主副弁両用開度目盛板
(25)を固定して設けているものである。 したがって、主弁(2)と副弁(3)が全閉の状態か
ら、操作キャップ(12)を回動させ続けると、受動輪
(14)が回動しながら副弁回動操作軸(5)を開側に回
動させるとともに、主副弁両用開度指針体(24)も回動
しながら開度を示すことができることになる。副弁
(3)が全開するところで、カム面(a′)が(b′)
に衝合することになって、そのまま受動輪(14)が回転
され続けると、主弁回動操作軸(4)が開側に回動させ
られるとともに、主副弁両用開度指針体(24)は連継し
て開度を示すことができることになる。 また、閉じる場合には、操作キャップ(12)を逆転さ
せ続けると、先ず、副弁(3)を全閉させてから主弁
(2)を全閉させることができることになる。 その場合、主弁(2)の中間開度で流量調節を行ない
たい場合には、操作装置(22)を操作して、両ブレーキ
シュー(21)、(21)をスリーブ(20)に圧接して主弁
回動操作軸(4)を固定状態にすると、副弁(3)のみ
を操作して流量調節を行なうことができることになる。
【発明の効果】 このように本発明は、操作キャップ(12)を回転操作
することにより、全閉状態から全開状態に、また、全開
状態から全閉状態に、副弁(3)から先に、続いて主弁
(2)を連動させて良好に操作することができることに
なり、また、主弁(2)の中間開度では、スリーブ(2
0)を制動して副弁(3)のみを操作しながら流量調節
を良好に行なうことができることになり、しかも、上方
では両指針体(24)(25)を連動して回動させながら両
弁(2)(3)の開度を良好に表示できることになり、
1つの操作キャップ(12)を操作するだけで、両弁
(2)(3)の開閉操作を正確にかつ迅速容易に行なう
ことができることになり、しかも、弁箱(1)の上方は
小形にしてコンパクト構造にすることができることにな
ってコスト低減を達成でき、良好に設備できて好適に実
施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である要部の側断面図、第2図
は本発明の開閉装置を組付けたバルブ全体の正面図、第
3図はその側面図、第4図はその平面図、第5図は第1
図の一部の平断面図、第6図は第1図の下部側の平面
図、第7図は従来の弁装置全体の正面図、第8図は第7
図の側面図、第9図は第7図の平面図である。 (1)……弁箱 (2)……主弁 (3)……副弁 (4)……主弁回動操作軸 (5)……副弁回動操作軸 (C)……間隔 (12)……操作キャップ (14)……受動輪 (15)……中間輪 (20)……スリーブ (24)……主副弁両用開度指針体 (25)……主副弁両用開度目盛板 (26)……副弁開度指針体 (27)……主弁開度指針体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部に副弁(3)を有する主弁(2)を
    装備したバタフライ弁において、主弁回動操作軸(4)
    および該軸(4)に嵌挿した副弁回動操作軸(5)の上
    部を、弁箱(1)の上方に延設し、1つの操作キャップ
    (12)により正逆回転駆動できるようにして前記主弁回
    動操作軸(4)の上部外周にはキー(16)を介装してス
    リーブ(20)を嵌合し、該スリーブ(20)の外周に圧接
    するようにして嵌合した中間輪(15)の外周面には間隔
    をおいた両端側にカム面(b)、(b′)を有するカム
    を形成し、また前記中間輪(15)の外周に嵌合する前記
    受動輪(14)の内周面には、前記カム面(b)、
    (b′)に衝合できるカム面(a)、(a′)を両端側
    に形成し且つカム面(b)、(b′)と(a)、
    (a′)との間に所定長の遊び間隔(C)をもたせるこ
    とが出来る様にしたカムを設けるものとし、また前記ス
    リーブ(20)の下部外周には、操作装置(22)により操
    作する両ブレーキシュー(21)、(21)を圧接自在に形
    設し、更に前記操作ケース(11)の上蓋(23)より上端
    を突設させた操作軸(5)には主副両弁の開閉度指針体
    (24)を取付けてなるバタフライ弁の主副弁操作装置。
JP2277246A 1990-10-15 1990-10-15 バタフライ弁の主副弁操作装置 Expired - Lifetime JP2620595B2 (ja)

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JPH04151077A JPH04151077A (ja) 1992-05-25
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