JP2620443B2 - 牛乳を遠心除菌するための自己排出型遠心ドラム - Google Patents

牛乳を遠心除菌するための自己排出型遠心ドラム

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JP2620443B2
JP2620443B2 JP3331653A JP33165391A JP2620443B2 JP 2620443 B2 JP2620443 B2 JP 2620443B2 JP 3331653 A JP3331653 A JP 3331653A JP 33165391 A JP33165391 A JP 33165391A JP 2620443 B2 JP2620443 B2 JP 2620443B2
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    • B04B11/08—Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C7/00—Other dairy technology
    • A23C7/04—Removing unwanted substances other than lactose or milk proteins from milk
    • A23C7/046—Removing unwanted substances other than lactose or milk proteins from milk by centrifugation without using chemicals, e.g. bactofugation; re-use of bactofugate
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    • A23C2210/25—Separating and blending
    • A23C2210/256—Removal or separation of bacteria, or a fraction containing bacteria, by centrifugation; Bactofugation

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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Dairy Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、牛乳を遠心除菌するた
めの自己排出型遠心ドラムであって、遠心ドラムの入口
室内へ牛乳を供給するための入口と、供給された牛乳の
除菌が行われる、互いに軸方向で離して配置された多数
の円錐形分離板から構成された円錐形分離板ユニット
と、を有し、円錐形分離板ユニットが濃縮物室を半径方
向内側で制限しており、かつ濃縮物室からは、菌の少な
い液を濃縮物室から排出するための、絞り孔を備えた通
路と、濃縮物室の濃縮物を遠心ドラム外周から搬出する
ための搬出開孔とが延びており、かつ、除菌された牛乳
を円錐形分離板ユニットの中央範囲から第１導出室内へ
導く通路が設けられており、かつ前記絞り孔が第２導出
室内へ開口しており、かつ第２導出室内には第２導出装
置が配置されていると共に、前記絞り孔を経て第２導出
室内へ排出された菌の少ない液を第２導出室から排出す
るための排出通路が延びている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】上記の形式の遠心ドラムは、ドイツ連邦
共和国特許第３８０２３０５号明細書により公知であ
る。この遠心ドラムにおいては、絞り孔を経て第２導出
室内へ排出された菌の少ない液を第２導出室から排出す
るための前記排出通路が排出導管に接続され、該排出導
管がさらに遠心ドラムの入口に接続し開口している。該
排出導管は、該導管の接続に必要とされる接続用エレメ
ントと共に、少なくない製作費を必要とする。さらに、
分解及び組立て作業にも手間が掛かり相応して高い経費
が必要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、製作
費及び組立費を低くすることができる遠心ドラムの構造
を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、はじめに述べた形式の遠心ドラムにおいて、絞り
孔を経て第２導出室内へ排出された菌の少ない液を第２
導出室から排出するための排出通路が遠心ドラムの入口
室へ直接に開口していることによって、解決されてい
る。
【０００５】
【発明の効果】菌の少ない液体を遠心ドラムの入口室へ
戻すために、導管、ねじはめ結合部又はシール部材等の
付加的な部品を必要としない。このことによって、遠心
ドラムの製作費を低くすることができるだけでなく、組
立ても簡単になり、組立に要する経費も少なくなる。さ
らに、排出導管がねじはめられる場合にみられる漏れも
発生しない。
【０００６】本発明の有利な一構成によれば、第２導出
室が第１導出室の下側に配置されている。これにより、
第１導出室及び第２導出室からそれそれぞれ出ている排
出通路相互の接触を避けることができる。それというの
は各排出通路はそれぞれ、隣接する導出室内の導出装置
から互いに反対方向に延びているからである。このよう
な配置形式はまた特に簡単な構造を可能にする。
【０００７】別の有利な一構成によれば、各絞り孔にそ
れぞれ１つの絞り部材が配置されており、濃縮物室から
絞り孔を有する通路及び第２導出室を経て入口室へ循環
させる、菌の少ない液の量を所望の量に調節することの
できる。
【０００８】
【実施例】次に図示の一実施例について本発明を説明す
る。
【０００９】図面において遠心ドラムは符号１で示され
ており、該遠心ドラム１の入口室２は入口３に接続して
いる。遠心ドラム１内には円錐形分離板ユニット４が配
置されており、該円錐形分離板ユニット４は、遠心ドラ
ム１内に互いに間隔をあけて配置されている多数の円錐
形分離板から形成されており、該円錐形分離板ユニット
４の中央範囲は通路５、６を介して第１導出室７に接続
しており、該第１導出室７内には第１導出装置８が設け
られており、該第１導出装置８の排出通路９は出口１０
へ通じている。第２導出室１１はその内部に配置された
第２導出装置１２を有し、かつ絞り部材１４を有する絞
り孔１３と通路１５とを介して、円錐形分離板ユニット
４によって半径方向内側で制限されている濃縮物室１６
に接続している。第２導出装置１２からは、入口３を同
心的に取り囲んでいる排出通路１７が入口室２内へ延び
ている。
【００１０】除菌される牛乳は遠心ドラム１の入口３へ
供給され、さらに入口室２を経て円錐形分離板ユニット
４内へ達し、菌はこの円錐形分離板ユニット４内で牛乳
から分離し濃縮物室１６へ移動する。除菌された牛乳は
通路５、６を経て第１導出室７内へ達し、さらにさらに
第１導出装置８及び排出通路９を経て出口１０へ達す
る。
【００１１】菌の少ない液の一部が遠心ドラム１の濃縮
物室１６から常時通路１５及び絞り孔１３を経て第２導
出室１１内へ排出され、さらに第２導出装置１２及び排
出通路１７を経て遠心ドラム１の入口室２内へ戻され
る。遠心ドラム１の外側から接近可能である、絞り孔１
３内の絞り部材１４によって、濃縮物室１６から入口室
２内へ戻される、菌の少ない液の循環液量を、遠心ドラ
ムを分解する必要なしに、遠心ドラム停止時に、調節す
ることができる。この調節は絞り部材１４に付された目
盛りマーク１８によって簡単に行うことができる。
【００１２】遠心ドラム外周に集まる菌は図示されてい
ない搬出開孔から適宜の時間的間隔をおいて搬出され
る。
【００１３】第１導出室７が第２導出室１１の上側に配
置されていることにより、第１導出室７から第２導出室
１１へ重力に関連して液膜が形成される場合に、既に除
菌された牛乳への影響は生じない。第１導出室７と第２
導出室１１との配置が逆の場合には、既に除菌された牛
乳への影響は容易に生じる。
【図面の簡単な説明】
【図１】遠心ドラムの部分的鉛直縦断面図である。
【符号の説明】
１ 遠心ドラム、 ２ 入口室、 ３ 入口、 ４ 円
錐形分離板ユニット、５，６ 通路、 ７ 第１導出
室、 ８ 第１導出装置、 ９ 排出通路、１０ 出
口、 １１ 第２導出室、 １２ 第２導出装置、 １
３ 絞り孔、１４ 絞り部材、 １５ 通路、 １６
濃縮物室、 １７ 排出通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−215238（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−252560（ＪＰ，Ａ) 特公 昭63−58625（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 牛乳を遠心除菌するための自己排出型遠
    心ドラム（１）であって、遠心ドラム（１）の入口室
    （２）内へ牛乳を供給するための入口（３）と、供給さ
    れた牛乳の除菌が行われる、互いに軸方向で離して配置
    された多数の円錐形分離板から構成された円錐形分離板
    ユニット（４）と、を有し、円錐形分離板ユニット
    （４）が濃縮物室（１６）を半径方向内側で制限してお
    り、かつ濃縮物室（１６）からは、菌の少ない液を濃縮
    物室（１６）から排出するための、絞り孔（１３）を備
    えた通路（１５）と、濃縮物室（１６）の濃縮物を遠心
    ドラム外周から搬出するための搬出開孔とが延びてお
    り、かつ、除菌された牛乳を円錐形分離板ユニット
    （４）の中央範囲から第１導出室（７）内へ導く通路
    （５，６）が設けられており、かつ前記絞り孔（１３）
    が第２導出室（１１）内へ開口しており、かつ第２導出
    室（１１）内には第２導出装置（１２）が配置されてい
    ると共に、前記絞り孔（１３）を経て第２導出室（１
    １）内へ排出された菌の少ない液を第２導出室（１１）
    から排出するための排出通路（１７）が延びている形式
    のものにおいて、前記絞り孔（１３）を経て第２導出室
    （１１）内へ排出された菌の少ない液を第２導出室（１
    １）から排出するための前記排出通路（１７）が遠心ド
    ラム（１）の前記入口室（２）へ直接に開口しているこ
    とを特徴とする、牛乳を遠心除菌するための自己排出型
    遠心ドラム。
  2. 【請求項２】 第２導出室（１１）が第１導出室（７）
    の下側に配置されていることを特徴とする、請求項１記
    載の遠心ドラム。
  3. 【請求項３】 それぞれの絞り孔（１３）に、調節可能
    な絞り部材（１４）が配設されていることを特徴とす
    る、請求項１又は２記載の遠心ドラム。
  4. 【請求項４】 絞り部材（１４）が遠心ドラム（１）の
    外側から調節可能であることを特徴とする、請求項３記
    載の遠心ドラム。
  5. 【請求項５】 絞り部材（１４）が、絞り位置を読み取
    ることができる目盛（１８）を有していることを特徴と
    する、請求項３又は４記載の遠心ドラム。
JP3331653A 1990-12-17 1991-12-16 牛乳を遠心除菌するための自己排出型遠心ドラム Expired - Lifetime JP2620443B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4040294.0 1990-12-17
DE4040294A DE4040294C2 (de) 1990-12-17 1990-12-17 Selbstentleerende Schleudertrommel zur zentrifugalen Entkeimung von Milch

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Publication Number Publication Date
JPH04284864A JPH04284864A (ja) 1992-10-09
JP2620443B2 true JP2620443B2 (ja) 1997-06-11

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ID=6420541

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EP (1) EP0491135B1 (ja)
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AT (1) ATE101004T1 (ja)
DE (2) DE4040294C2 (ja)
DK (1) DK0491135T3 (ja)
ES (1) ES2050027T3 (ja)
PL (1) PL167314B1 (ja)

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DE4040294C2 (de) 1994-06-16
DE59100995D1 (de) 1994-03-17
EP0491135A1 (de) 1992-06-24
ES2050027T3 (es) 1994-05-01
PL292718A1 (en) 1992-06-26
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EP0491135B1 (de) 1994-02-02
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