JP2620190B2 - 家具等の蓋付き梱包布団 - Google Patents
家具等の蓋付き梱包布団Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具等の輸送時にこの
家具等が傷付かないように、この家具等を包囲して梱包
する家具等の蓋付き梱包布団に関するものである。
家具等が傷付かないように、この家具等を包囲して梱包
する家具等の蓋付き梱包布団に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の家具等の梱包布団として
は、たとえば実公昭63−613号公報に開示されたよ
うなものがある。これを図6乃至図9とともに説明する
と、図6および図7に示すように、長方形状の表生地1
と裏生地2との間に、化繊綿等の緩衝部材3と帯状をな
す多数のゴム紐4を長手方向に対して伸長状態で等間隔
に配列し、前記表裏両生地1,2の全面にキルテイング
加工を行い、かつ長手方向両縁部をロック加工して長方
形状の布団Aを形成し、次に図8に示すようにこの布団
Aの両端縁を縫着接合して、筒状体の梱包布団を構成し
たものである。
は、たとえば実公昭63−613号公報に開示されたよ
うなものがある。これを図6乃至図9とともに説明する
と、図6および図7に示すように、長方形状の表生地1
と裏生地2との間に、化繊綿等の緩衝部材3と帯状をな
す多数のゴム紐4を長手方向に対して伸長状態で等間隔
に配列し、前記表裏両生地1,2の全面にキルテイング
加工を行い、かつ長手方向両縁部をロック加工して長方
形状の布団Aを形成し、次に図8に示すようにこの布団
Aの両端縁を縫着接合して、筒状体の梱包布団を構成し
たものである。
【0003】このように構成された家具等の梱包布団の
使用時には、図9に示すように、この筒状の梱包布団を
そのまま伸長して家具等の被梱包物Bにかぶせたり、被
梱包物Bをこの筒状の梱包布団に挿入したりすることが
でき、そうすることによって、被梱包物Bのほぼ全体を
包囲して梱包することができる。なお、5は被梱包物B
をこの筒状の梱包布団で梱包した上を縛ったロープであ
る。
使用時には、図9に示すように、この筒状の梱包布団を
そのまま伸長して家具等の被梱包物Bにかぶせたり、被
梱包物Bをこの筒状の梱包布団に挿入したりすることが
でき、そうすることによって、被梱包物Bのほぼ全体を
包囲して梱包することができる。なお、5は被梱包物B
をこの筒状の梱包布団で梱包した上を縛ったロープであ
る。
【0004】また、家具等の梱包布団ではないが、粉ミ
ルク缶用保護ケースとして、例えば実開昭59−178
258号公報に開示されているように、ミルク缶を収納
する軟質材から成る本体と、該本体の側周面に高さ方向
に設けられたチヤツクと、該本体の頭部にアーチ状に設
けられた軟質材から成る握りと、該本体底部の縁に取付
けられたパツドを有するミルク缶用保護ケースも公知で
ある。
ルク缶用保護ケースとして、例えば実開昭59−178
258号公報に開示されているように、ミルク缶を収納
する軟質材から成る本体と、該本体の側周面に高さ方向
に設けられたチヤツクと、該本体の頭部にアーチ状に設
けられた軟質材から成る握りと、該本体底部の縁に取付
けられたパツドを有するミルク缶用保護ケースも公知で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
において、前者の場合は、梱包布団が筒状体であるため
梱包を解くときは、被梱包物から梱包布団を引上げ、あ
るいは引下げる方法によらなければならず、また被梱包
物が特定の寸法の梱包布団にくらべて十分小さいとき
に、この梱包布団を被梱包物に巻き付けて梱包すること
はできず、また被梱包物が特定の寸法の梱包布団にくら
べて十分大きいときは、その大きさに合う別の大きさの
梱包布団を用意しなければならず、また、梱包布団に伸
縮性を付与するために、表生地と裏生地との間に、化繊
綿等の緩衝部材とともに入れたゴム紐の弾性が、長時間
経過すると弱くなり、また、家具等の被梱包物の両端部
(上下面部)に非梱包部が生じ、該非梱包部分の家具等
を損傷したり、あるいはそこから塵埃が入るなどの問題
があった。
において、前者の場合は、梱包布団が筒状体であるため
梱包を解くときは、被梱包物から梱包布団を引上げ、あ
るいは引下げる方法によらなければならず、また被梱包
物が特定の寸法の梱包布団にくらべて十分小さいとき
に、この梱包布団を被梱包物に巻き付けて梱包すること
はできず、また被梱包物が特定の寸法の梱包布団にくら
べて十分大きいときは、その大きさに合う別の大きさの
梱包布団を用意しなければならず、また、梱包布団に伸
縮性を付与するために、表生地と裏生地との間に、化繊
綿等の緩衝部材とともに入れたゴム紐の弾性が、長時間
経過すると弱くなり、また、家具等の被梱包物の両端部
(上下面部)に非梱包部が生じ、該非梱包部分の家具等
を損傷したり、あるいはそこから塵埃が入るなどの問題
があった。
【0006】また後者の場合は、取手のない粉ミルク缶
のように持運びにくく、かつまた底部の縁が固く、落下
した場合に危険であるものを保護するものであって、粉
ミルク缶の胴周りおよび上下両面を含む全周を完全保護
することはできないという問題点があった。本発明はこ
のような問題を解決した家具等の完全梱包をなし得る梱
包布団を提供することを目的としたものである。
のように持運びにくく、かつまた底部の縁が固く、落下
した場合に危険であるものを保護するものであって、粉
ミルク缶の胴周りおよび上下両面を含む全周を完全保護
することはできないという問題点があった。本発明はこ
のような問題を解決した家具等の完全梱包をなし得る梱
包布団を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、図に示すように、長方形状の表生地11と
裏生地12のうち少なくとも一方を伸縮布地とし、この
表生地11と裏生地12との間に、化繊綿等の緩衝部材
13を配設し、前記表裏両生地の全面にキルテイング加
工を行い、かつ長手方向両縁部をロック加工して長方形
状の梱包布団Cを形成し、この長方形状の梱包布団Cの
両端縁に沿ってチャック(ファスナー)、ホック、フッ
ク、ボタン、いわゆるマジックテープ等の着脱自在部材
14,14を取付け、前記長方形状の梱包布団Cの長手
方向両縁部に沿って、鳩目、布ループ、フック、リング
などの引掛部材15を設けて構成した梱包布団と、この
梱包布団の長手方向両縁部に沿って設けた前記鳩目、布
ループ、フック、リングなどの引掛部材15に対応して
周縁部に前記同様の引掛部材16を設けた蓋17とより
なることを特徴とするものである。
するために、図に示すように、長方形状の表生地11と
裏生地12のうち少なくとも一方を伸縮布地とし、この
表生地11と裏生地12との間に、化繊綿等の緩衝部材
13を配設し、前記表裏両生地の全面にキルテイング加
工を行い、かつ長手方向両縁部をロック加工して長方形
状の梱包布団Cを形成し、この長方形状の梱包布団Cの
両端縁に沿ってチャック(ファスナー)、ホック、フッ
ク、ボタン、いわゆるマジックテープ等の着脱自在部材
14,14を取付け、前記長方形状の梱包布団Cの長手
方向両縁部に沿って、鳩目、布ループ、フック、リング
などの引掛部材15を設けて構成した梱包布団と、この
梱包布団の長手方向両縁部に沿って設けた前記鳩目、布
ループ、フック、リングなどの引掛部材15に対応して
周縁部に前記同様の引掛部材16を設けた蓋17とより
なることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記のような家具等の蓋付き梱包布
団とすることにより、長方形状の梱包布団Cの両端縁に
沿って取付けた着脱自在部材14,14同士を接合して
筒状の梱包布団C′を形成し、この筒状の梱包布団C′
をそのまま伸長して家具等の被梱包物Bにかぶせたり、
また、被梱包物Bをこの筒状の梱包布団に挿入して、被
梱包物Bのほぼ全体を包囲し、さらに、梱包が完了した
被梱包物Bの両端側(上下面部)の非梱包部に前記長方
形状の梱包布団Cの長手方向両縁部に沿って設けた鳩
目、布ループ、フック、リングなどの引掛部材15に対
応して周縁部に前記同様の引掛部材16を設けた蓋17
を被せ、これらの引掛部材15,16を適宜紐などで係
合して前記蓋17を保持することができる。
団とすることにより、長方形状の梱包布団Cの両端縁に
沿って取付けた着脱自在部材14,14同士を接合して
筒状の梱包布団C′を形成し、この筒状の梱包布団C′
をそのまま伸長して家具等の被梱包物Bにかぶせたり、
また、被梱包物Bをこの筒状の梱包布団に挿入して、被
梱包物Bのほぼ全体を包囲し、さらに、梱包が完了した
被梱包物Bの両端側(上下面部)の非梱包部に前記長方
形状の梱包布団Cの長手方向両縁部に沿って設けた鳩
目、布ループ、フック、リングなどの引掛部材15に対
応して周縁部に前記同様の引掛部材16を設けた蓋17
を被せ、これらの引掛部材15,16を適宜紐などで係
合して前記蓋17を保持することができる。
【0009】 また、梱包を解くときには、前記被梱包物
Bの両端側(上下面部)の非梱包部を被った前記布体D
あるいは蓋17を取除いた後に、被梱包物Bから梱包布
団を引上げ、あるいは引き下げる方法によらなくても、
前記接合しておいた長方形状の梱包布団Cの長手方向の
両端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士の
接合を離すことにより梱包を簡単に解くことができる。
Bの両端側(上下面部)の非梱包部を被った前記布体D
あるいは蓋17を取除いた後に、被梱包物Bから梱包布
団を引上げ、あるいは引き下げる方法によらなくても、
前記接合しておいた長方形状の梱包布団Cの長手方向の
両端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士の
接合を離すことにより梱包を簡単に解くことができる。
【0010】 また、被梱包物Bが特定の寸法の梱包布団
にくらべて十分小さいときには、長方形状の梱包布団C
の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士
を接合して筒状にしないで、長方形状の梱包布団Cをそ
のまま被梱包物Bに巻き付けて梱包することができる。
にくらべて十分小さいときには、長方形状の梱包布団C
の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士
を接合して筒状にしないで、長方形状の梱包布団Cをそ
のまま被梱包物Bに巻き付けて梱包することができる。
【0011】 また、被梱包物Bが特定の寸法の梱包布団
にくらべて十分大きいときは、長方形状の梱包布団Cの
一端縁に沿って取付けた着脱自在部材14に、他の長方
形状の梱包布団C″の一端縁に沿って取付けた着脱自在
部材14′を接合して、大きくした長方形状の梱包布団
を被梱包物に巻き付けて梱包したり、また、この大きく
した長方形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱
自在部材14,14′同士を接合して筒状の梱包布団に
し、この筒状の梱包布団をそのまま伸長して被梱包物に
かぶせたり、被梱包物をこの筒状の梱包布団に挿入し
て、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱包することができ
る。
にくらべて十分大きいときは、長方形状の梱包布団Cの
一端縁に沿って取付けた着脱自在部材14に、他の長方
形状の梱包布団C″の一端縁に沿って取付けた着脱自在
部材14′を接合して、大きくした長方形状の梱包布団
を被梱包物に巻き付けて梱包したり、また、この大きく
した長方形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱
自在部材14,14′同士を接合して筒状の梱包布団に
し、この筒状の梱包布団をそのまま伸長して被梱包物に
かぶせたり、被梱包物をこの筒状の梱包布団に挿入し
て、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱包することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の家具等の梱包布団を図1乃至
図5に示す実施例に従って詳細に説明すると、図1およ
び図2に示す、11は長方形状の表生地、12は長方形
状の裏生地で、この表生地11と裏生地12のうち少な
くとも一方を、例えばスパンテックスのような伸縮布地
とする。
図5に示す実施例に従って詳細に説明すると、図1およ
び図2に示す、11は長方形状の表生地、12は長方形
状の裏生地で、この表生地11と裏生地12のうち少な
くとも一方を、例えばスパンテックスのような伸縮布地
とする。
【0013】 そして、この表生地11と裏生地12との
間に、化繊綿等の緩衝部材13と配設し、前記表裏両生
地11,12の全面にキルテイング加工を行い、かつ、
長手方向両縁部すなわち図における上下端縁部をロック
加工して長方形状の梱包布団Cを形成し、この長方形状
の梱包布団Cの両端縁に沿ってチャック(ファスナ
ー)、ホック、フック、ボタン、いわゆるマジックテー
プ等の着脱自在部材14,14を取付け、さらに前記梱
包布団Cの長手方向両縁部に沿って、鳩目、布ループ、
フック、リングなどの引掛部材15を設けて梱包布団と
し、さらに前記梱包布団の長手方向両縁部に沿って設け
た前記鳩目、布ループ、フック、リングなどの引掛部材
15に対応して周縁部に前記同様の引掛部材16を設け
た蓋17とよりなるものである。
間に、化繊綿等の緩衝部材13と配設し、前記表裏両生
地11,12の全面にキルテイング加工を行い、かつ、
長手方向両縁部すなわち図における上下端縁部をロック
加工して長方形状の梱包布団Cを形成し、この長方形状
の梱包布団Cの両端縁に沿ってチャック(ファスナ
ー)、ホック、フック、ボタン、いわゆるマジックテー
プ等の着脱自在部材14,14を取付け、さらに前記梱
包布団Cの長手方向両縁部に沿って、鳩目、布ループ、
フック、リングなどの引掛部材15を設けて梱包布団と
し、さらに前記梱包布団の長手方向両縁部に沿って設け
た前記鳩目、布ループ、フック、リングなどの引掛部材
15に対応して周縁部に前記同様の引掛部材16を設け
た蓋17とよりなるものである。
【0014】 本発明は前記のような家具等の蓋付き梱包
布団Cとすることにより、図3に示すように、この長方
形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材
14,14同士を接合して筒状の梱包布団C′を形成
し、この筒状の梱包布団C′をそのまま伸長して被梱包
物Bにかぶせたり、また、被梱包物Bをこの筒状の梱包
布団C′に挿入して、被梱包物Bのほぼ全体を包囲し、
さらに、図4に示すように、梱包が完了した被梱包物B
の両端側(上下面部)の非梱包部に、前記梱包布団の長
手方向両縁部に沿って設けた鳩目、布ループ、フック、
リングなどの引掛部材15に対応して周縁部に前記同様
の引掛部材16を設けた蓋17を被せ、これら引掛部材
15,16を適宜紐などで係合して前記蓋17を保持す
ることができる。なお、19は被梱包物Bをこの梱包布
団で梱包した上を縛ったロープである。
布団Cとすることにより、図3に示すように、この長方
形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材
14,14同士を接合して筒状の梱包布団C′を形成
し、この筒状の梱包布団C′をそのまま伸長して被梱包
物Bにかぶせたり、また、被梱包物Bをこの筒状の梱包
布団C′に挿入して、被梱包物Bのほぼ全体を包囲し、
さらに、図4に示すように、梱包が完了した被梱包物B
の両端側(上下面部)の非梱包部に、前記梱包布団の長
手方向両縁部に沿って設けた鳩目、布ループ、フック、
リングなどの引掛部材15に対応して周縁部に前記同様
の引掛部材16を設けた蓋17を被せ、これら引掛部材
15,16を適宜紐などで係合して前記蓋17を保持す
ることができる。なお、19は被梱包物Bをこの梱包布
団で梱包した上を縛ったロープである。
【0015】 また梱包を解くときには、前記非梱包部を
被った蓋17を取除いた後に、被梱包物Bからこの筒状
の梱包布団C′を引上げ、あるいは引下げる方法によら
なくても、前記接合しておいた長方形状の梱包布団の両
端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士の接
合を離すことにより梱包を簡単に解くことができる。
被った蓋17を取除いた後に、被梱包物Bからこの筒状
の梱包布団C′を引上げ、あるいは引下げる方法によら
なくても、前記接合しておいた長方形状の梱包布団の両
端縁に沿って取付けた着脱自在部材14,14同士の接
合を離すことにより梱包を簡単に解くことができる。
【0016】 また、被梱包物が特定の寸法の梱包布団に
くらべて十分小さいときには、図4に示すように、長方
形状の梱包布団Cの両端縁に沿って取付けた着脱自在部
材14,14同士を接合して筒状にしないで、長方形状
の梱包布団Cを被梱包物Bに巻き付けて梱包することが
できる。
くらべて十分小さいときには、図4に示すように、長方
形状の梱包布団Cの両端縁に沿って取付けた着脱自在部
材14,14同士を接合して筒状にしないで、長方形状
の梱包布団Cを被梱包物Bに巻き付けて梱包することが
できる。
【0017】 また被梱包物Bが特定の寸法の梱包布団に
くらべて十分大きいときは、図5に示すように、長方形
状の梱包布団Cの一端縁に沿って取付けた着脱自在部材
14に、他の長方形状の梱包布団C″の一端縁に沿って
取付けた着脱自在部材14′を接合して、大きくした長
方形状の梱包布団を被梱包物に巻き付けて梱包したりま
た、この大きくした長方形状の梱包布団の両端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材14,14′同士を接合して筒
状の梱包布団にし、この筒状の梱包布団をそのまま伸長
して被梱包物にかぶせたり、被梱包物をこの筒状の梱包
布団に挿入して、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱包す
ることができる。
くらべて十分大きいときは、図5に示すように、長方形
状の梱包布団Cの一端縁に沿って取付けた着脱自在部材
14に、他の長方形状の梱包布団C″の一端縁に沿って
取付けた着脱自在部材14′を接合して、大きくした長
方形状の梱包布団を被梱包物に巻き付けて梱包したりま
た、この大きくした長方形状の梱包布団の両端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材14,14′同士を接合して筒
状の梱包布団にし、この筒状の梱包布団をそのまま伸長
して被梱包物にかぶせたり、被梱包物をこの筒状の梱包
布団に挿入して、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱包す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
方形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱自在部
材同士を接合して筒状の梱包布団を形成し、この筒状の
梱包布団をそのまま伸長して家具等の被梱包物にかぶせ
たり、また、被梱包物をこの筒状の梱包布団に挿入し
て、被梱包物のほぼ全体を包囲し、さらに梱包が完了し
た被梱包物の両端側(上下面部)の非梱包部に、前記梱
包布団の長手方向両縁部に沿って設けた前記鳩目、布ル
ープ、フック、リングなどの引掛部材に対応して周縁部
に前記同様の引掛部材を設けた蓋を被せ、これらの引掛
部材を適宜紐などで係合して前記蓋を保持することがで
きるものであるから、被梱包物の全体を完全梱包するこ
とができ、その結果、被梱包物における非梱包部分が皆
無となり、家具等の損傷を確実に防止し得るとともに、
塵埃等の侵入を充分に防止し得るものである。
方形状の梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱自在部
材同士を接合して筒状の梱包布団を形成し、この筒状の
梱包布団をそのまま伸長して家具等の被梱包物にかぶせ
たり、また、被梱包物をこの筒状の梱包布団に挿入し
て、被梱包物のほぼ全体を包囲し、さらに梱包が完了し
た被梱包物の両端側(上下面部)の非梱包部に、前記梱
包布団の長手方向両縁部に沿って設けた前記鳩目、布ル
ープ、フック、リングなどの引掛部材に対応して周縁部
に前記同様の引掛部材を設けた蓋を被せ、これらの引掛
部材を適宜紐などで係合して前記蓋を保持することがで
きるものであるから、被梱包物の全体を完全梱包するこ
とができ、その結果、被梱包物における非梱包部分が皆
無となり、家具等の損傷を確実に防止し得るとともに、
塵埃等の侵入を充分に防止し得るものである。
【0019】 また、梱包を解くときは、前記非梱包部を
被った前記蓋を取り除いた後に、被梱包物から梱包布団
を引上げ、あるいは引下げる方法によらなくても、前記
接合しておいた梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱
自在部材同士の接合を離すことにより梱包を簡単に解く
ことができる。
被った前記蓋を取り除いた後に、被梱包物から梱包布団
を引上げ、あるいは引下げる方法によらなくても、前記
接合しておいた梱包布団の両端縁に沿って取付けた着脱
自在部材同士の接合を離すことにより梱包を簡単に解く
ことができる。
【0020】 また、被梱包物が特定の寸法の梱包布団に
くらべて十分小さいときには、梱包布団の両端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材同士を接合して筒状にしない
で、長方形状の梱包布団をそのまま被梱包物に巻き付け
て被梱包物を梱包することができる。
くらべて十分小さいときには、梱包布団の両端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材同士を接合して筒状にしない
で、長方形状の梱包布団をそのまま被梱包物に巻き付け
て被梱包物を梱包することができる。
【0021】 また、被梱包物が特定の寸法の梱包布団に
くらべて十分大きいときは、梱包布団の一端縁に沿って
取付けた着脱自在部材に、他の梱包布団の一端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材を接合して、大きくした長方形
状の梱包布団とし、これを大きな被梱包物に巻き付けて
梱包したり、また、この大きくした長方形状の梱包布団
の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材同士を接合して
筒状にし、この筒状の梱包布団をそのまま伸長して大き
な被梱包物にかぶせたり、大きな被梱包物をこの筒状の
梱包布団に挿入して、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱
包することができる。
くらべて十分大きいときは、梱包布団の一端縁に沿って
取付けた着脱自在部材に、他の梱包布団の一端縁に沿っ
て取付けた着脱自在部材を接合して、大きくした長方形
状の梱包布団とし、これを大きな被梱包物に巻き付けて
梱包したり、また、この大きくした長方形状の梱包布団
の両端縁に沿って取付けた着脱自在部材同士を接合して
筒状にし、この筒状の梱包布団をそのまま伸長して大き
な被梱包物にかぶせたり、大きな被梱包物をこの筒状の
梱包布団に挿入して、被梱包物のほぼ全体を包囲して梱
包することができる。
【0022】 また、被梱包物に伸縮性を付与するため
に、表生地と裏生地とのうち少なくともどちらか一方を
伸縮布地とすることにより、被梱包物に伸縮性を付与す
るために、表生地と裏生地との間にゴム紐を配設するも
ののように、長時間経過してゴム紐の弾性がなくなる、
と云う欠点を解決し得る等種々の効果がある。
に、表生地と裏生地とのうち少なくともどちらか一方を
伸縮布地とすることにより、被梱包物に伸縮性を付与す
るために、表生地と裏生地との間にゴム紐を配設するも
ののように、長時間経過してゴム紐の弾性がなくなる、
と云う欠点を解決し得る等種々の効果がある。
【図1】本発明の梱包布団を長方形状に延ばした平面図
である。
である。
【図2】本発明の梱包布団の一部の断面図である。
【図3】本発明の梱包布団を筒状に形成した斜視図であ
る。
る。
【図4】長方形状に延ばした本発明の梱包布団を被梱包
物に巻き付けて梱包した斜視図である。
物に巻き付けて梱包した斜視図である。
【図5】長方形状に延ばした本発明の梱包布団を二つ連
結した平面図である。
結した平面図である。
【図6】従来の梱包布団の展開状態を示す平面図であ
る。
る。
【図7】従来の梱包布団の一部の断面図である。
【図8】従来の梱包布団の斜視図である。
【図9】従来の梱包布団の使用状態の斜視図である。
1 長方形状の表生地 2 長方形状の裏生地 3 化繊綿等の緩衝部材 4 ゴム紐 5 ロープ 11 長方形状の表生地 12 長方形状の裏生地 13 化繊綿等の緩衝部材 14 引掛部材 15 引掛部材 16 着脱自在部材 17 蓋 19 ロープ B 被梱包物 C 梱包布団 C′ 梱包布団 C″ 梱包布団
Claims (1)
- 【請求項1】 長方形状の表生地と裏生地のうち少なく
とも一方を伸縮布地とし、この表生地と裏生地との間
に、化繊綿等の緩衝部材を配設し、前記表裏両生地の全
面にキルテイング加工を行い、かつ長手方向両縁部をロ
ック加工して長方形状の梱包布団を形成し、この長方形
状の梱包布団の両端部に沿ってチャック(ファスナ
ー)、ホック、フック、ボタン、いわゆるマジックテー
プ等の着脱自在部材を取付け、さらに、前記長方形状の
梱包布団の長手方向両縁部に沿って、鳩目、布ループ、
フック、リングなどの引掛部材を設けてなる梱包布団
と、この梱包布団の長手方向両縁部に沿って設けた前記
鳩目、布ループ、フック、リングなどの引掛部材に対応
して周縁部に前記同様の引掛部材を設けた蓋とよりなる
ことを特徴とする家具等の蓋付き梱包布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220439A JP2620190B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 家具等の蓋付き梱包布団 |
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JPS63613U (ja) * | 1986-06-17 | 1988-01-06 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5220439A patent/JP2620190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5873016A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-05-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS63613U (ja) * | 1986-06-17 | 1988-01-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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