JP2619885B2 - 細胞培養方法およびその装置 - Google Patents

細胞培養方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は細胞培養装置および細胞培養方法に関する。
より具合的には、繊維芽細胞、平滑筋細胞あるいは脳細
胞等の間質系細胞や、肝細胞、膵細胞、神経細胞、内皮
細胞、上皮細胞等の付着依存性細胞、及びリンパ球、顆
粒球、単球等の血液細胞を効率良く培養するための高密
度培養に係る。
〔従来の技術〕
細胞の大量培養法として従来最も一般的に行なわれて
いるのは、浮遊培養法である。この方法では、培養細胞
を培地溶液中に浮遊させて撹拌しながら培養する。しか
し、既述の高機能細胞は付着依存性が強いため、浮遊培
養法を適用しても細胞は培養容器の内面に付着して浮遊
せず、所期の培養効率が得られない。そこで、これら高
機能細胞に対する浮遊培養法の適用に際して適当なビー
ズを担体に用い、該ビーズ表面に細胞を付着させた状態
で培地中に浮遊させる手段が用いられている。
ところが、上記浮遊培養法では撹拌や暴気操作を必要
とし、生活環境が乱されるため細胞の活性低下を生じる
欠点がある。また、培地を回収して再利用したり、その
中に含まれる有用成分を単離するためには、細胞と培地
を分離するために遠心分離等の複雑な操作を必要とする
欠点がある。
上記の浮遊培養法の他、動物細胞の大量培養法として
は分離膜表面での培養法が行なわれている。例えば、中
空型物質交換装置における中空糸外面での細胞培養が報
告されている(Knazek R.A.et al;Cell culture on art
ificial capillaries.An approach to tissue growth i
n vitro.;SCIENCE,vol.178,65,1972)。しかし、この方
法では分離膜表面を細胞の付着場所としているため、分
離膜の表面積がそのまま培養可能な有効面積となる。こ
のため、大量培養のためには大きな膜面積が(例えば中
空糸の本数増加)が必要となり、装置が大がかりなもの
になってしまう欠点がある。
また、細胞活性を高く維持したままで高密度の培養が
可能な方法として、コラーゲンゲル内での培養が知られ
ている。コラーゲンは生体内に豊富に存在する細胞間物
質で、その細胞生着に対する適性については既に種々の
確認がなされており、細胞培養基質として市販されるに
至っている。更に、コラーゲンのゲル内に細胞を封入し
て培養を行なうと三次元的に立体培養が行なわれ、且つ
細胞の機能亢進が認められることが報告されている(例
えば、榎並淳平「マウス乳癌上皮細胞、乳癌細胞のコラ
ーゲン・ゲル培養」、組織培養研究vol.4,no.1,p76,198
5)。従って、この方法によれば活性を高く維持したま
ま細胞密度を高めることが可能となる。
しかし、このゲル内培養においては、細胞への栄養補
給並びに細胞から分泌された代謝産物の排出が何れもゲ
ル内の物質拡散により行なわれるため、物質代謝の効率
が悪い問題がある。また、ゲルの厚さが増大すると、栄
養補給および代謝産物排出の速度が低下して培養効率が
悪くなる問題がある。このため、長期に亙る安定な大量
培養には適さない問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記事情に鑑み本発明が達成しようとする課題は、付
着依存性の強い高機能細胞を、細胞活性を低下すること
なく、長期に亙って安定かつ高密度で大量培養できる高
効率の培養装置および培養方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために本発明が提供する培養装
置は、物質交換膜により隔てられた第一室および第二室
と、前記第一室に封入された培養すべき細胞、コラーゲ
ンゲル及び培地と、前記第二室に満たされた潅流液と、
該潅流液を交換するために前記第二室に設けられた潅流
液交換口とを具備したことを特徴とするものである。
また、本発明による細胞培養方法は、培養すべき細胞
を培地およびコラーゲンゲルと混合して混合液を調製す
る工程と、得られた混合液を物質交換膜で囲まれた培養
室内に封入する工程と、該培養室の外側に潅流液を循環
させることにより、培養に必要な物質を前記物質交換膜
を通して前記培養室内に導入すると共に、前記細胞から
分泌された代謝産物を前記物質交換膜を通して潅流液中
に取出す工程とを具備したことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
以下、必要な作用説明を含めて本発明の詳細を説明す
る。
本発明において、培養すべき細胞をコラーゲンゲルと
共に細胞室に封入すると、細胞が封入された比較的薄く
て均一なコラーゲンゲル層が形成される。即ち、本発明
ではコラーゲンゲル内で細胞の立体培養が行なわれるこ
とになる。従って、三次元培養による高密度の培養が行
なわれ、且つ細胞の機能亢進が誘導される。しかも、本
願発明における培養環境は、物質交換膜を新鮮な潅流液
と接触している。従って、培養環境と潅流液との間には
膜中の細孔を通して活発な物質交換が行なわれ、細胞へ
の栄養補給および細胞から分泌される老廃物等の除去が
迅速かつ効率よく行なわれる。このため、長期間培養し
ても培養効率は低下せず、安定な大量培養が可能とな
る。
本願発明における物質交換膜としては、透析膜、濾過
膜等を用いることができる。物質交換膜の最も重要な要
素は膜を通過する細孔の孔径である。その下限は所望の
物質が透過し得る大きさであり、また上限は封入された
細胞が漏出しない大きさである。具体的には、約5Å〜
1μm程度である。
本発明においては、人工腎臓あるいは人工肺として既
に実用化されている物質交換装置を好適に利用すること
ができる。これらの物質交換装置としては、中空糸型の
装置を用いるのが好ましいが、ここでいう中空糸は平膜
フィルター2枚を重ね、その周縁部をシールしたもので
あってもよい。
第1図は、中空糸型物質交換装置の外観を示す図であ
る。同図において、1は円筒状のハウジングである。ハ
ウジング1の両開口端には、下部蓋体2および上部蓋体
3が螺着されている。下部蓋体2には血液導入口4が、
上部蓋対には血液導出口5が夫々設けられている。ま
た、ハウジング1には透析液または酸素源ガスの入口6
および出口7が設けられている。更に、ハウジング1の
内部には多孔質ポリマーからなる中空糸(図示せず)が
多数配設されている。これら中空糸の下端は一つに纏め
られて血液導入口4に連通され、上端は同様にして血液
導出口5に連通されている。ハウジング1の内部で且つ
中空糸の外側の空隙(ハウジング空間)は、ハウジング
1に設けた入口6および出口7に連通している。例えば
人工腎臓の場合、中空糸内部を通して患者の血液を循環
させると共に、透析液をハウジング空間に循環させる。
これにより、血液中に含まれる尿素等の老廃物が中空糸
を構成する物質交換膜を介して透析される。人工肺とし
て用いる場合には、透析液の代りに酸素濃度の高いガス
をハウジング空間内に循環させ、血液中の炭酸ガスとの
間でガス交換を行なわせる。
上記の中空糸型物質交換装置を用いて本発明を実施す
る場合には、培養すべき細胞を適当な培地およびコラー
ゲンゲルと混合し、これを血液導入口4から中空糸内部
に圧入して封入する。次いで、潅流液を入口6および出
口7からハウジング空間内に循環させる。第1図(B)
は、このときの中空糸の状態を拡大して示している。同
図において、8は中空糸を構成する多孔質膜である。実
用されている中空糸の孔径は約200μm前後で、膜を貫
通する細孔の孔系は20Å〜0.6μm程度である。中空糸
の内部にはコラーゲンゲル9が充填され、その中に培養
さるべき細胞10が分散されている。中空糸の外側の矢印
は、ハウジング空間中の潅流液の流れを示している。こ
の潅流液と中空糸内部の培養環境との間には、図中矢印
で示すように培養に必要な物質交換が行なわれ、培養効
率を高める。
平膜型の人工腎臓等では、中空糸の代りに、第2図
(A)に示すような平膜フィルター11が用いられる。第
2図(B)は、平膜フィルター11の一部断面を拡大して
示している。平膜フィルター11の平面形状は、中央に貫
通孔12を有するドーナツ状になっている。この平膜フィ
ルターは、二枚の多孔質ポリマー膜13,14の間に目の粗
い織布15を挟み込み、内周および外周をヒートシール部
16,17で封着して構成されている。目の粗い織布15は、
多孔質ポリマー膜13,14の間に流体通路となる間隙を保
持する間隙保持材としての機能を有している。また、血
液をフィルター内部の流体通路内に循環させるために、
二つの貫通孔18,19が設けられている。この平膜フィル
ター11を、適当なハウジング内に多数収納することによ
り、フィルター内部の流体流路からなる血液循環路が形
成され、またフィルターの外側には透析液等を循環させ
るハウジング空間が形成される。この平膜型物質交換装
置の場合にも、平膜フィルター11の内部を培養室として
用いることにより、中空糸型物質交換装置の場合と同様
にして本発明を実施することができる。
本発明において、コラーゲンゲルとしては一般に市販
されているものを使用できる。一例としては、アテロコ
ラーゲン(高研株式会社製)が挙げられる。
本発明における潅流液としては、対象となる細胞の培
養に適した培地を用いることができる。例えば、下記組
成のグリーン氏培地(Rheinwald J.G.and Green H.,Cel
l vol.6,331〜334,(1975))が挙げられる。
DE 67.5% H am F−12 22.5% Fetal Calf Serum 10 % ハイドロコーチゾン 0.4μg/ml インスリン 5 μg/ml トランスフェリン 5 μg/ml T3 2×109M コレラトキシン 10-10M アデニン 8×10-4M Epidermal Growth Factor 10 ng/ml ペニシリンG 100 単位/ml ストリプトマイシン 100 ng/ml 重ソウ 10 mM H epes 20 mM 但し、「DE」はDulbecco's modified Eagle's mediu
m、「H am F−12」はNutrient mixture F−12を表わ
す。
潅流液を循環させて使用する場合には、循環路中にガ
ス交換装置を設けて潅流液に酸素を補給するのが望まし
い。
本発明によれば、各種臓器等の高機能細胞を活性低下
を伴うことなく高密度で培養できるため、例えば人工肝
臓等のような人工臓器としての応用が期待される。即
ち、上述した方法で肝細胞を物質交換装置内に高密度に
培養した後、潅流液の代りに血液をハウジング空間内に
循環させれば、血液中の有毒物質を肝細胞に代謝分解さ
せて解毒を行なうことができる。同様に、人工内分泌腺
等としての応用にも期待がもたれる。
〔実施例〕
以下に、本発明の効果を実証するために行なった実施
例および比較例を説明する。
実施例 Sprague−Dawley rat(雄,5〜8週令)からSeglenの
方法に準じて分離した肝細胞4.4×106cellsを、4℃に
冷却したグリーン氏培地およびアテロコラーゲンと混合
することにより、アテロコラーゲン濃度0.2%の混合液5
0mlを調製した。これを中空糸型物質交換装置の中空糸
内に充填した。中空糸型物質交換装置としては、テルモ
株式会社製の膜型人工肺(商品名「キャピオックスII−
08」)の熱交換部分を取除いたガス交換部分を用いた。
この物質交換装置は、約13,000本のポリプロピレン製中
空糸(内径200μm、有効長12.5cm)で構成されてい
る。
次いで、第3図に示す装置を組みたてて培養を行なっ
た。同図において、21は上記のようにしてコラーゲンゲ
ル中に分散した肝細胞を充填した中空糸型物質交換装置
である。この物質交換装置のハウジング空間に、ポンプ
22を用いて液容器23に満たしたグリーン氏培地を潅流し
た。また、潅流液の酸素分圧を高めるために循環路の途
中にガス交換器24を設け、潅流液に酸素を供給した。ガ
ス交換器24には既述したのと同じ中空糸型物質交換装置
である。その中空糸内部に潅流液を循環させると共に、
混合ガス(40%O2+55%N2+5%CO2)をハウジング空
間に循環させることにより酸素供給を行なった。なお、
培養温度は37℃とした。
7日間培養した後に細胞の状態を観察したところ、ゲ
ル内のいたる所で細胞の活発な伸展が認められた。
比較例 実施例と同様にして肝細胞4.4×105cellsの含む混合
液を調製し、この5mlを直径35mmのプラスチックシャー
レに分注した。37℃のインキュベータ中に収納し、50%
O2+45%N2+5%CO2のガス雰囲気下に培養を行なっ
た。
培養7日目に細胞の状態を観察したところ、ゲルの表
面では細胞の活発な伸展が認められたが、ゲル中央部で
は死滅細胞が多数認められた。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば付着依存性の強
い高機能細胞を、細胞活性を低下することなく、長期に
亙って安定かつ高密度で大量培養できる。また、本発明
は培養細胞による人工臓器の可能性にも途を拓く等、顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の実施に好適に使用できる中空糸
型物質交換装置を示す図、第1図(B)は第1図(A)
の物質交換装置を用いて本発明を実施したときの培養状
態を拡大して示す断面図、第2図(A)は本発明の実施
に好適に使用できる平膜型物質交換装置の平膜フィルタ
ーを示す平面図であり、第2図(B)はその一部を拡大
して示す断面図、第3図は本発明の一実施例を示す説明
図である。 1……ハウジング、2,3……蓋体、4……血液導入口、
5……血液導出口、6……ハウジング空間入口、7……
ハウジング空間出口、8……多孔質ポリマーの中空糸、
9……コラーゲンゲル、10……細胞、11……平膜フィル
ター、12……中央孔、13,14……多孔質ポリマー膜、15
……隙間保持部材、16,17……ヒートシール部、18,19…
…貫通孔、21……細胞培養器、22……ポンプ、23……潅
流液容器、24……ガス交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 有一 静岡県富士市大淵2656番地の1 テルモ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−215386(JP,A) 米国特許4220725(US,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】培養すべき細胞を培地およびコラーゲンゲ
    ルと混合して混合液を調製する工程と、得られた混合液
    を物質交換膜で囲まれた中空糸内部に封入する工程と、
    中空糸の外側に潅流液を循環させることにより、培養に
    必要な物質を前記物質交換膜を通して前記中空糸内部に
    導入すると共に、前記細胞から分泌された代謝産物を前
    記物質交換膜を通して還流液中に取り出す工程とを具備
    したことを特徴とする細胞培養方法。
  2. 【請求項2】前記潅流液を循環させるに際し、潅流液中
    に酸素を供給するようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の細胞培養方法。
  3. 【請求項3】物質交換膜により隔てられた中空糸内部お
    よび中空糸外側と、前記中空糸内部に封入された培養す
    べき細胞、コラーゲンゲル及び培地と、前記中空糸外側
    に満たされた潅流液と、該潅流液を交換するために前記
    中空糸外側に設けられた潅流液交換口とを具備したこと
    を特徴とする細胞培養装置。
  4. 【請求項4】前記物質交換膜が、孔径5A〜1μmの貫通
    孔を有する多孔質膜であることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項に記載の細胞培養装置。
  5. 【請求項5】前記中空糸外側には潅流液の入口および出
    口が設けられ、この入口および出口を介して潅流液が中
    空糸外側の内部と外部循環路との間を循環するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第3項または第4項
    に記載の細胞培養装置。
  6. 【請求項6】前記潅流液が循環される外部循環路に、酸
    素を潅流液中に供給するためのガス交換器を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の細胞培養装
    置。
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