JP2619371B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JP2619371B2 JP61278614A JP27861486A JP2619371B2 JP 2619371 B2 JP2619371 B2 JP 2619371B2 JP 61278614 A JP61278614 A JP 61278614A JP 27861486 A JP27861486 A JP 27861486A JP 2619371 B2 JP2619371 B2 JP 2619371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気車制御装置に係わり、特に暴走を防止す
るための保護回路を有した電気車に好適な電気車制御装
置に関する。
〔従来の技術〕
フオークリフト等の電気車では、暴走を防止する目的
で制御装置に保護回路が設けられる。この回路の従来例
としては、実開昭55−154975に記載のように、電機子電
流をオンオフするコンタクタを駆動するためのコンタク
タコイルと直列にサイリスタ及びシートスイツチを接続
したものがあつた。この保護回路によると、運転者が前
進又は後進コンタクタをオンとするようにスイツチ操作
をしてトラクタから離れた時、シートスイツチがオフし
てサイリスタをオフとし、これによつてコンタクタもオ
フ状態へ戻してしまう。従つて運転者又は他の人が乗つ
て、コンタクタ入を知らずにアクセルを踏んでも電動機
が回転せず、暴走の心配をなくすことができる。
また、特開昭58−141601号公報には保護回路が動作し
た時のリセット方法として、前後進切換スイッチを中立
位置に戻した時に行うことが開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記前者の従来技術では、運転者が車両のスイツチ類
を投入したまま車両から離れたときには、もう一度スタ
ートからの操作をやり直さないと動かないという安全回
路である。このためノイズ等の外乱で保護回路が誤動作
したときも同様であつて、車両のキースイツチを一度オ
フにしたのちオンさせて保護回路をリセツトする必要が
あつた。このため本当に不具合があり保護回路が動作し
たときはよいが、ノイズ等の誤動作による場合などは運
転者がいちいちキースイツチを操作し直すことになり、
不信感を与える原因となつていた。
また、後者の従来技術では、前者の問題点を前後進切
換スイッチを用いることにより解決を図ろうとしたもの
であるが、やはり誤動作が生じた時には前後進切換スイ
ッチを操作するといった動作が必要な事から、運転者の
不信感を全く拭うことができないと言った問題があっ
た。
本発明の目的は、上記した問題点をなくし、誤動作の
場合は運転者に気付かせずに保護回路をリセツトできる
ようにした電気車制御装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、アクセルが戻されたときに短時間、サ
イリスタをオフして保護回路をリセツトさせるよう動作
するアクセルリセツト回路を設けることにより達成され
る。
〔作用〕
保護回路がノイズ等のためにたまたま誤動作したとき
はコンタクタがオフにされるから車両が停止する。この
ため運転者が踏んでいたアクセルを離す。そこでこのア
クセルが戻つたことを検出して保護回路のリセツトを行
うと、次にアクセルを踏んだときそのまま運転を継続で
き、キースイツチの操作等を必要としない。一方、実際
に異常のために保護回路が動作しているときは、アクセ
ルリセツト回路によるリセツトの後にすぐにまた作動状
態に戻るから、本来の保護動作を維持できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。同
図において、バツテリー1の正極より前進用コンタクタ
2、後進用コンタクタ3、電動機の界磁コイル4、電動
機の電気子5、チヨツパ用サイリスタ6、バツテリー1
の負極へ至る経路が主回路を構成し、通流率指令回路1
1、発振停止回路9、暴走防止回路10を含むその他の回
路がチヨツパ用サイリスタ6を制御する制御部を構成
し、その中には本発明の特徴とするアクセルリセツト回
路13も含まれている。アクセル12は、その踏みぐあいに
応じて、出力電圧が0Vから次第に上昇する方式であり、
その中にはアクセルを戻したとき(ニユートラル時)は
オン状態になるアクセルスイツチ121が設けられてい
る。また前後進切換スイツチ7には、前進側に操作した
ときオンになる前進スイツチ71、後進側のときオンにな
る後進スイツチ72,そして中立状態のときオンになり、
前進或いは後進のときオフ状態になるニユートラルスイ
ツチ73がある。
本実施例の動作を説明する。まずキースイツチ20を投
入する。前後進切換スイツチ7が中立のときは前進スイ
ツチ71,後進スイツチ72がオフでニユートラルスイツチ7
3のみオンである。このとき前進用コンタクタ2、後進
用コンタクタ73はともに動作しない。そしてニユートラ
ルスイツチ73がオンのためツエナダイオード21のカソー
ドの電圧vは0V(バツテリー1の負極電位)で、トラン
ジスタ22はオフされ、コンタクタコイル23および24(そ
れぞれコンタクタ2および3をオンオフする)は投入不
可状態にインターロツクされている。またv=0によつ
て発振停止回路9が動作し、通流率指令回路11をロツク
している。
つぎに前後進切換えスイッチ7を時刻t1で前進側また
は後進側に入れると前進または後進スイツチ71または72
がオンし、ニユートラルスイツチ73がオフする。すると
ダイオード25、抵抗26、ツエナーダイオード21を介して
トランジスタ22のベース電流が流れ、(電圧vが上昇)
トランジスタ22がオンする。これによつて前進用コンタ
クタコイル23が励磁されて前進又は後進用コンタクタ2
又は3が投入される。この状態で第2図の時刻t2にアク
セルを踏み込むと、電圧vの上昇により発振停止回路9
の動作は止まつているので、通流率指令回路11がアクセ
ル開度に応じてチヨツパ用サイリスタ6を駆動し、電機
子5は回転状態となる。更にこの回転状態で何らかの異
常により暴走防止回路10が動作すると、この回路はサイ
リスタ27を点弧する。そうすると電圧vがほぼ0に低下
し、以下ニユートラルスイツチ73オンの時と同様にトラ
ンジスタ22オフ、前進または後進用コンタクタ2又は3
の開放、通流率指令回路11のロツクが行われ、異常時の
暴走が防止される。そしてサイリスタ27のリセツト(オ
フとすること)は、前後進切り替えスイツチ7を中立と
してニユートラルスイツチ73をオンにし、ダイオード28
及びサイリスタ27の回路を短絡することにより行う。な
お、この実施例では、サイリスタ27がオンで保護状態、
オフでリセツト状態となり、前述の従来例とは逆になつ
ているが、これは回路構成のちがいによるものであつ
て、それ以上の意味はない。
以上は通常の保護動作であるが、次に本発明の特徴と
するアクセルリセツト回路13の動作について述べる。ま
ずアクセル12を踏むとアクセルスイツチ121はオフとな
る。そうするとアクセルリセツト回路13内のオペアンプ
131の反転入力端には抵抗134経由で安定化電源の電圧
(例えば10V)が印加される。この電圧は、抵抗135,136
で分圧された非反転入力端の電圧より高くなり、このた
めオペアンプ131の出力はローレベルになる。するとコ
ンデンサ139に充電されていた電荷はオペアンプ131、ダ
イオード137、抵抗138を介して放電される。このときト
ランジスタ132はオフのままである。次にアクセル12を
戻すと、アクセルスイツチ121がオンとなり、オペアン
プ131の反転入力端の電圧が、抵抗134、ダイオード133
を流れる電流のために低下し、オペアンプ131出力はハ
イレベルとなる。そうするとコンデンサ139の充電電流
が抵抗139,140、トランジスタ132経由で流れ、この経路
の時定数で定まる時間Tだけトランジスタ132がオンす
る。トランジスタ132のオンは暴走防止用のサイリスタ2
7オンと同様の効果をもち、電圧vをほぼ0とする。こ
れによつて、もしサイリスタ27がオンしているとこれを
短絡してオフとしてしまうから、保護動作がリセツトさ
れる。即ち、もしアクセルを戻した時に、ノイズ等にも
とづく誤動作で一時的に保護回路が動作していても、こ
れを自動的にリセツトし、以降の操作では保護動作のリ
セツトを意識する必要がなくなる。なお、このトランジ
スタ132のT時間のオンにより、電圧vも第2図のよう
にT時間約0Vになる。しかし、コンタクタ2又は3の開
放は、前進又は後進スイツチ71又は72の開放から100〜1
50msかかるため、スイツチ71又は72をオフとする時間T
をこの時間より十分短く、例えば10msぐらいに設定して
おけば、前進用あるいは後進用コンタクタ2,3が開放し
てしまう心配はない。なお、実際に異常が発生して暴走
防止回路が働いた時は、T時間のリセツト動作の後にま
たサイリスタ27がオンされてしまうから、コンタクタ2
又は3が開放され、運転者は異常を知ることができる。
第3図は、アクセル12にアクセルスイツチ121が設け
られていない場合の対処法の一実施例を示したもので、
アクセルスイツチ121の代わりを中立検出回路14で実現
している。即ち、アクセル12からの出力をオペアンプ14
1でインピーダンス交換し、これと安定化電源8の電圧
を分圧したものとをオペアンプ142で比較する。そして
アクセルからの電圧が低いときに中立(アクセルの戻つ
た状態)と判定してオペアンプ142出力をローレベルと
する。むろん逆のときはハイレベルにする。これでアク
セルスイツチと同じ機能を持たせることができるのは明
らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アクセルを戻した時に保護回路のリ
セツトを行うから、誤動作した場合には運転者はこれを
意識することなく次の操作が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は第1図の
実施例と動作説明図、第3図はアクセル中立検出回路の
実施例を示す図である。 2……前進用コンタクタ、3……後進用コンタクタ、6
……チヨツパ用サイリスタ、7……前後進切換スイツ
チ、9……発振停止回路、10……暴走防止回路、12……
アクセル、13……アクセルリセツト回路、14……中立検
出回路、121……アクセルスイツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 康紀 勝田市大字東石川西古内3085番地5 日 立オートモテイブエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 小林 誠 勝田市大字高場2520番地 株式会社日立 製作所佐和工場内 (56)参考文献 特開 昭53−60019(JP,A) 特開 昭57−80202(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両駆動用電動機の電機子電流のオン,オ
    フ及び電動機の回転方向の切り換えを行う切換え手段
    と、アクセル踏み込み量に応じた上記電機子電流の値を
    制御する電機子電流制御手段と、電機子回転異常時に上
    記切換え手段と電機子電流制御手段が上記電機子電流を
    オフし、電動機の回転を停止させるように作動する保護
    手段とを有した電気車制御装置において、 前記アクセルが踏み込まれていない中立位置にあること
    を検出する中立位置検出手段と、踏み込み状態にあった
    前記アクセルが戻されて上記中立位置にあることが検出
    されたときに、前記切換え手段が切換わらない範囲の時
    間内で前記保護状態を一旦強制的にリセットするアクセ
    ルリセット手段とを備えていることを特徴とする電気車
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記中立位置検出手段は、アクセルからの
    その踏み込み量により出力される電圧が予め設定された
    値より小さいとき中立位置と判断する電気回路であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気車の制
    御装置。
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