JP2617463B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2617463B2
JP2617463B2 JP62072775A JP7277587A JP2617463B2 JP 2617463 B2 JP2617463 B2 JP 2617463B2 JP 62072775 A JP62072775 A JP 62072775A JP 7277587 A JP7277587 A JP 7277587A JP 2617463 B2 JP2617463 B2 JP 2617463B2
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discharge lamp
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preheating
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裕二 中林
成乃亮 小原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、高周波点灯・低周波予熱方式の放電灯点灯
装置に関するものである。
(背景技術) 従来、第4図に示すように、高周波インバータ3にて
発生させた高周波電圧を放電灯10の両端に印加すると共
に、放電灯10の各フィラメント11,12に上記高周波より
も低い周波数のフィラメント電圧を印加するようにし
た、高周波点灯・低周波予熱方式の放電灯点灯装置が提
案さている。このような点灯装置においては、高周波点
灯を用いていることにより、商用周波数での点灯に比べ
てフリッカが少なく、限流要素を小型軽量化することが
できると共に、低周波予熱を用いていることにより、充
分な予熱が可能で、条件によっては、放電灯10のフィラ
メント11,12に2輝点(ダブルスポット)を形成して、
放電灯10の高出力化や長寿命化を図ることができる。
このような点灯装置において、特性試験あるいは誤操
作のため、放電灯の両端を短絡(いわゆる2次短絡)す
ることがあるあ。ここで、高周波インバータ3の発振ト
ランス4の2次コイルは、高周波(通常40〜50kHz)の
点灯電圧について設計されているので、低周波(通常50
Hz又は60Hz)の予熱電圧に対しては低インピーダンスで
ある。このため、予熱トランス20から短絡箇所及び発振
トランス4の2次コイルを通じて過電流が流れることが
ある。
第5図によって、これを説明する。第5図において、
インバータ3aは第4図における整流器2と高周波インバ
ータ3とを合わせたものである。端子−間の短絡時
(第5図(a)参照)は、低周波予熱電圧の短絡ループ
は形成されないが、端子−間の短絡時(同図(b)
参照)、端子−間の短絡時(同図(c)参照)、及
び、端子−間の短絡時(同図(d)参照)には、そ
れぞれ低周波予熱電圧が短絡箇所及び発振トランス4の
2次コイルを通じて短絡され、過電流が流れる。このよ
うな過電流が流れると、発振トランス4あるいは予熱ト
ランス20が焼損するなど、好ましくない事態が生じる。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、放電灯の両端が短絡され
るようなことがあっても、フィラメント予熱用の低周波
予熱回路から高周波点灯回路の出力側に過電流が流れな
いようにした放電灯点灯装置を提供するにある。
(発明の開示) 本発明に係る放電灯点灯装置にあっては、上記の目的
を達成するために、放電灯の両フィラメント間にトラン
スおよび限流インダクタンスを介して高周波電圧を印加
する高周波点灯回路と、放電灯の各フィラメントに上記
高周波よりも低い周波数のフィラメント電圧を印加する
低周波予熱回路とを有し、上記フィラメントに2輝点を
形成する放電灯点灯装置において、高周波に対して低イ
ンピーダンスで、低周波に対して高インピーダンスを有
するフィルター回路を、高周波点灯回路の出力側に直列
的に接続して成るものである。
本発明にあっては、このように、高周波点灯・低周波
予熱方式の放電灯点灯装置において、高周波に対して低
インピーダンスで、低周波に対して高インピーダンスを
有するフィルター回路を、高周波点灯回路の出力側に直
列的に接続したので、放電灯の両端が短絡されるような
ことがあっても、フィラメント予熱用の低周波電圧によ
る電流は、前記フィルター回路によりカットされ、した
がって、高周波点灯回路の出力側を介して過電流が流れ
るようなことはないものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。商用交流
電源1の交流電圧は、整流器2にて整流される。整流器
2の整流出力端には、必要に応じて平滑コンデンサが並
列接続される。整流器2にて得られた直流電圧は、高周
波インバータ3にて高周波電圧に変換される。高周波イ
ンバータ3の出力側には、リーケージトランスよりなる
発振トランス4が接続されている。発振トランス4の2
次電圧は、フィルター回路5を介して放電灯10の両端に
印加される。発振トランス4のリーケージインダクタン
スは、放電灯10の管電流を限流する限流インダクタンス
となっている。この発振トランス4は、放電灯10の点灯
電圧が高周波であるから、小型・軽量化できる。放電灯
10は、例えば蛍光灯よりなり、両端に予熱フィラメント
11,12を有している。予熱トランス20は商用交流電源1
の交流電圧を降圧して予熱フィラメント11,12を予熱す
るフィラメント電圧を得るためのトランスであり、その
電源巻線23は、商用交流電源1に接続されており、予熱
巻線21,22は、それぞれ予熱フィラメント11,12に接続さ
れている。この予熱巻線21,22は、商用周波数について
設計されているので、放電灯点灯用の高周波電圧に対し
ては、余り低くはないインピーダンスであることが多
い。もっとも、ダブルスポットを安定に形成するため
に、予熱巻線21,22の高周波的なインピーダンスを所定
値以下に設計することもある。
而して、第1図の回路にあっては、発振トランス4の
出力側において、2次コイルと放電灯10との間に商用周
波数に対しては高インピーダンスで、高周波に対しては
低インピーダンスを呈するフィルター回路5(例えば、
コンデンサ)を挿入している。このような構成による
と、放電灯10の点灯時においては、発振トランス4の出
力に対してフィルター回路5は低インピーダンスを呈す
ることにより放電灯10は前記出力により正常に点灯す
る。また、そのとき、放電灯10のフィラメント11,12は
予熱トランス20の商用周波予熱電圧により通常通りに予
熱される。
また、放電灯10の両端が短絡されたとすると、予熱ト
ランス20の商用周波予熱電圧により、発振トランス4の
2次コイルを経て過電流が流れようとするが、これに対
してフィルター回路5が高インピーダンスを呈するの
で、その過電流が抑制されるものである。
第2図は本発明の他の実施例の回路図である。本実施
例にあっては、予熱トランス20の予熱巻線21,22は、そ
れぞれ中間タップを有しており、これらの中間タップの
間に高周波電圧が印加されており、この構成により、放
電灯10のフィラメント11,12に2輝点を形成している。
発振トランス4の2次コイルに生じる高周波電圧は、コ
ンデンサ5aを介して前記中間タップ間に印加されてい
る。コンデンサ5aは放電灯点灯のための高周波に対して
は低インピーダンスで、放電灯予熱のための商用周波数
に対しては高インピーダンスを呈するような容量値に設
定されている。
ところで、このようなコンデンサ5aを発振トランス4
の2次コイルと直列的に接続すると、放電灯10の一方の
フィラメント11又は12にエミッタレス現象が発生したと
きに、放電灯10には半波電流のみしか流れないようにな
り、この半波電流によってコンデンサ5aが充電されるの
で、コンデンサ5aの電圧が発振トランス2の2次電圧と
重畳して放電灯10に印加されるようになる。このような
重畳電圧が放電灯10に印加されると、放電灯10が破損し
たり、あるいは発振トランス4に跳ね返り電流が発生し
て、高周波インバータ3を破損したりすることがある。
第3図に示す実施例は、この点を改善したものであ
り、本実施例にあっては、放電灯10にインピーダンス素
子、例えばインダクタンス素子6を並列接続してある。
このインダクタンス素子6のインピーダンスは、正常点
灯時における放電灯10に対しては充分に高く設定してあ
り、放電灯10の正常な動作時には、何らの支障も来たさ
ない。ここで、放電灯10にエミッタレス現象が発生する
と、放電灯10に流れない半波電流はインダクタンス素子
6を介して流れるようになる。したがって、コンデンサ
5aには交流電流が流れることにより、一方のみの極性の
電圧の充電は起こらない。これにより、コンデンサ5aの
過電圧が発振トランス4の出力と重畳して放電灯10に印
加されるような事態は回避されることになる。
なお、本発明の放電灯点灯装置は、1灯用に限定され
るものではなく、多灯点灯用に用いても良いことは言う
までもない。また、管電流の限流インピーダンスはイン
ダクタンスのバラストを用いる構成について説明した
が、キャパシタンスのバラストを用いても良い。
(発明の効果) 本発明は上述のように、高周波点灯・低周波予熱方式
の放電灯点灯装置において、高周波に対して低インピー
ダンスで、低周波に対して高インピーダンスを有するフ
ィルター回路を、高周波点灯回路の出力側に直列的に接
続したので、放電灯の両端が短絡されるようなことがあ
っても、フィラメント予熱用の低周波電圧により高周波
点灯回路の出力側を介して過電流が流れるようなことは
確実に回避できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は本発明の
他の実施例の回路図、第3図は本発明のさらに他の実施
例の回路図、第4図は従来例の回路図、第5図(a)乃
至(d)は同上の動作説明のための回路図である。 1は商用交流電源、3は高周波インバータ、4は発振ト
ランス、5はフィルター回路、5aはコンデンサ、10は放
電灯、20は予熱トランスである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−46599(JP,A) 特開 昭60−143598(JP,A) 特開 昭63−237397(JP,A) 実開 昭55−109298(JP,U) 実開 昭58−104599(JP,U) 特公 昭50−147(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯の両フィラメント間にトランスおよ
    び限流インダクタンスを介して高周波電圧を印加する高
    周波点灯回路と、放電灯の各フィラメントに上記高周波
    よりも低い周波数のフィラメント電圧を印加する低周波
    予熱回路とを有し、上記フィラメントに2輝点を形成す
    る放電灯点灯装置において、高周波に対して低インピー
    ダンスで、低周波に対して高インピーダンスを有するフ
    ィルター回路を、高周波点灯回路の出力側に直列的に接
    続して成ることを特徴とする放電灯点灯装置。
JP62072775A 1987-02-28 1987-03-26 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP2617463B2 (ja)

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