JP2617162B2 - スイッチ付コンセント - Google Patents
スイッチ付コンセントInfo
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- terminal
- switch
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Description
に関し、さらに詳しくは防爆構造であってプラグ差込み
完了時にコンセント本体側に設けられたスイッチがオン
となるスイッチ付コンセントに関している。
り、プラグの差込み完了時に当該スイッチがオンになっ
て通電可能となるコンセントは周知であり、又、コンセ
ントが防爆構造で形成されているものもよく知られてい
る。
ントは、爆発の危険がある場所においても安全に使用で
きるようになっているが、コンセントには接続用端子が
あり、当該接続用端子は防爆容器の外側に設けられてい
る。従来技術においては、プラグの差込み完了時に接続
用端子の接合が完了する構造なので、当該端子は爆発の
危険がある場所で使用されるものでありながら、通電中
に両者が擦れ合う状態が生じている。
が、直ちに爆発の危険を伴うものではないが、通電中に
金属部品どうしが擦れ合う状態は安全性の点で望しいこ
とではなく、防爆機器においては僅かな危険でもこれを
回避する必要がある。
する課題は、プラグ側及びコンセント側の各端子が完全
に接合を完了した後にスイッチをオンさせることによっ
て安全性の高いスイッチ付コンセントを提供することで
ある。
決するための手段は、コンセントに設けたコンセント口
に複数の接続端子を設け、プラグに設けたプラグ基盤に
上記接続端子と係合させると共に当該接続端子の数と対
応する数の差込端子を摺動自在に設け、該差込端子は上
記プラグ基盤との間に装着したスプリングによってプラ
グ先端部に向って付勢され、該スプリングは上記差込端
子が上記接続端子と係合して完全に接合するまでは圧縮
されない弾力を備え、上記コンセントのコンセント口に
上記接続端子及び差込端子が完全に接合されたときにプ
ラグ先端部と接合し、かつプラグの押込みによってコン
セントに設けたスイッチをオン動作させるスイッチ軸を
設けたことを特徴とするものである。
むと、各差込端子30は接続端子9内に挿入される。コ
イルスプリング34の弾発力は差込端子30を接続端子
9の挿入口10内に差込んでも圧縮されない力に設定さ
れているので、差込端子30はフランジ部33が接続端
子9の先端部と接合するまで挿入される。差込端子30
と接続端子9は完全に接合されたが、この位置でスイッ
チ13はまだ作動していないのでプラグとコンセントと
は通電していない。さらにプラグを差込むと、プラグ先
端部がスイッチ軸11を押込んでスイッチ13をオン動
作させると共に、差込端子30は差込部28に対して相
対移動を行う。すなわち差込端子30はフランジ部33
がコイルスプリング34を圧縮しながらプラグ基盤26
から突出する。
コンセント口8の底部から離れ、スイッチ軸11が押出
されると共にスイッチ13がオフ動作を行ない、この時
点で通電状態は遮断される。要するに、金属製品である
端子が接合、離脱のために擦れ合う間は当該端子に通電
しないので安全が確保される。
ントの正面図、図3はプラグの正面図、図4はプラグと
コンセントの一部断面図、図5は作動手順を表わす断面
図で、Aは挿入途中を、Bは挿入完了時を表わしてい
る。
されている。これらの図において、1はコンセント本体
であって、図面は一部が省略されており、プラグの差込
口側のみが図示されている。コンセント本体1には、基
端部が開放されたコンセント筐体2の開口部に筒状口4
が形成されたフランジ3がボルト5によってコンセント
本体1の外側から取付けできるように結合されている。
又、該フランジ3には、裏面部に突出口7を有する基盤
6が設けられており、該突出口7は当該フランジ3の筒
状口4の内側に位置して設けられる。さらに、コンセン
ト筐体2及びフランジ3は金属製であるが、突出口7を
含む基盤6は樹脂製である。なお、フランジ3と基盤6
とは一体成形されているので、コンセントには、筒状口
4と突出口7とによってコンセント口8が形成されてい
る。
られており、該各接続端子9はコンセント口8の開口部
に向って突設され、先端部にプラグ側の端子が挿入され
る挿入口10が形成されている。この他、基盤6には、
上記接続端子9と同じ方向に向う複数のスイッチ軸11
が当該基盤6に設けられた埋込金具12によって支持さ
れ、かつ軸方向に摺動自在に設けられている。又、該ス
イッチ軸11は基盤6を貫通して設けられており、基盤
6の内側部分、すなわちコンセント本体1の内側部分に
設けられたスイッチ13と対応している。
はスイッチ軸11を押出しており、スイッチ軸11の進
入によってオンとなるように構成されている。そして、
接続端子9がスイッチ13と接続されている。実施例に
おいて、接続端子9は4本設けられており、又、スイッ
チ軸11は2本設けられている。
た端子14が設けられており、該端子14に結合した電
線15をコンセント本体1に設けた導線引込部16に結
合している。そして、この導線引込部16にコンセント
本体1に接続する図示しない電源コードを結合する。
れる。プラグ本体20はプラグ筐体21に形成された一
方の開口部に電源コードの口金22が設けられており、
もう一方の開口部に筒状部24を有するフランジ23が
ボルト25によってプラグ本体20の外側から取付けで
きるように結合されている。又、フランジ23には、プ
ラグ基盤26が設けられ、該プラグ基盤26には上記筒
状部24の方から突出するターミナル部27とフランジ
23の方から突出する差込部28とが形成されている。
さらに、プラグ筐体21及びフランジ23は金属製であ
るが、ターミナル部27及び差込部28を含むプラグ基
盤26は樹脂製である。なお、フランジ23とプラグ基
盤26とは一体成形されている。
トの接続端子9の個数に応じ、かつ当該接続端子9が挿
入可能な穴部29が軸方向に平行して設けられ、又、該
穴部29内に差込端子30がプラグ基盤26に設けられ
た埋込金具31によって支持され、かつ軸方向に摺動自
在に設けられている。なお、差込端子30は先端部が球
状に形成されると共に、先端部から軸方向に沿う切込み
32が形成されていて、該切込み32は当該差込端子3
0が接続端子9に挿入されるときにスプリング効果を奏
させるものである。
が形成され、さらに該フランジ部33と埋込金具31と
の間にコイルスプリング34が装着されていて、当該差
込端子30は差込部28の先端、すなわちコンセント側
に向って付勢されている。一方、該差込端子30の基端
部はプラグ基盤26から突出しており、該基端部にター
ミナル金具35が小ネジ36によって取付けられてい
る。なお、このターミナル部27は、上記各ターミナル
金具35が隣接のものと接触しない高さを有すると共
に、仕切り27aによってターミナル金具35の取付域
を区分している。又、差込部28の先端には、コンセン
ト側に設けたスイッチ軸11と対応する位置に埋込金具
37が設けられている。
プリング34は、プラグをコンセントに差込むとき、当
該差込端子30が接続端子9内に挿入される迄は圧縮さ
れない弾力を有している。
は、開口部を非円形とする平坦部8aが形成されてお
り、又、プラグの差込部28には、該平坦部8aと対応
する切欠部28aが形成されており、プラグをコンセン
トに差込むときに、当該平坦部8aと切欠部28aの位
置を合せることで正確な取付位置が得られるようになっ
ている(図2,3)。
に電源コード40がパッキン41を介して挿入され、該
電源コード40を構成する母線42はそれぞれターミナ
ル金具35に接続されている。
グを引き抜いた状態を表わしており、差込端子30はコ
イルスプリング34の弾力によって差込部28の先端に
向って付勢されている。すなわち、プラグ差込み前は、
ターミナル金具35はターミナル部27に達している。
切欠部28aをコンセントのコンセント口8の平坦部8
aに位置合せをして差込むと、各差込端子30は接続端
子9内に挿入される。コイルスプリング34の弾発力は
差込端子30を接続端子9の挿入口10内に差込んでも
圧縮されない力に設定されているので、差込端子30は
図5Aに示すように、フランジ部33が接続端子9の先
端部と接合するまで挿入される。そして、この状態が、
プラグ及びコンセントの各端子が完全に接合したときで
ある。
れたが、この位置でスイッチ13はまだ作動していない
のでプラグとコンセントとは通電していない。図5Aと
図1とは端子の接合状態が同じ位置を表わしている。図
1において、差込部28の先端はコンセント口8の底部
に達しておらず、当該差込部28の先端部に設けた埋込
金具37がスイッチ軸11の先端部に達したことを示し
ている。
を差込むと、プラグ先端部がスイッチ軸11を押込んで
スイッチ13をオン動作させると共に、差込端子30は
差込部28に対して相対移動を行う。すなわち図5Bに
示すように、差込端子30はフランジ部33がコイルス
プリング34を圧縮しながらターミナル部分がプラグ基
盤26から突出する。
及びコンセントが通電可能となり所望する方向に電気を
供給することができる。
いる状態であり、プラグを引抜くときは、プラグの差込
部28が後退しはじめると当該差込部28の先端部がコ
ンセント口8の底部から離れ、スイッチ軸11が押出さ
れると共にスイッチ13がオフ動作を行ない、この時点
で通電状態は遮断される。そして、この間はコイルスプ
リング34の弾力によって差込端子30が元の位置に戻
るだけであり、該差込端子30と接続端子9は接合され
たままである。なおも、プラグを引抜くと差込端子30
は接続端子9から脱出する。このように、実施例におい
ては端子どうしが擦れ合う間は通電しない。
造で形成されているものについて説明したが、本発明は
何らの変更を加えないで防爆構造以外のものにも適用で
きるようになっている。
が接合、離脱のために擦れ合う間は当該端子に通電しな
いようになっているので安全性の高いスイッチ付コンセ
ントが得られるものである。
Bは挿入完了時を表わしている。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンセント側にスイッチが設けられてお
り、プラグの差込み完了時に当該スイッチがオン動作し
て通電可能となるスイッチ付コンセントにおいて、 コンセントに設けたコンセント口に複数の接続端子を設
け、 プラグに設けたプラグ基盤に上記接続端子と係合させる
と共に当該接続端子の数と対応する数の差込端子を摺動
自在に設け、 該差込端子は上記プラグ基盤との間に装着したスプリン
グによってプラグ先端部に向って付勢され、 該スプリングは上記差込端子が上記接続端子と係合して
完全に接合するまでは圧縮されない弾力を備え、 上記コンセントのコンセント口に上記接続端子及び差込
端子が完全に接合されたときにプラグ先端部と接合し、
かつプラグの押込みによってコンセントに設けたスイッ
チをオン動作させるスイッチ軸を設けたことを特徴とす
るスイッチ付コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564593A JP2617162B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | スイッチ付コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564593A JP2617162B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | スイッチ付コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275342A JPH06275342A (ja) | 1994-09-30 |
JP2617162B2 true JP2617162B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=13864563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8564593A Expired - Lifetime JP2617162B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | スイッチ付コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617162B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0800483B1 (pt) * | 2008-03-05 | 2013-10-15 | Conector isento de centelhamento | |
JP3200970U (ja) * | 2015-09-03 | 2015-11-12 | 昌樹 松本 | スイッチ付コンセントと改良プラグ |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP8564593A patent/JP2617162B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06275342A (ja) | 1994-09-30 |
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