JP2615211B2 - シート材給送装置における押圧装置 - Google Patents

シート材給送装置における押圧装置

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JP2615211B2
JP2615211B2 JP1181563A JP18156389A JP2615211B2 JP 2615211 B2 JP2615211 B2 JP 2615211B2 JP 1181563 A JP1181563 A JP 1181563A JP 18156389 A JP18156389 A JP 18156389A JP 2615211 B2 JP2615211 B2 JP 2615211B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機又はレーザービームプリンタ等の画
像形成装置に用いられるシート材給紙装置に係わり、詳
しくは、封筒等の厚紙状のシート材を1枚ずつ分離して
給送する装置において、シート材の先端を押圧する押圧
装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、画像形成装置に給紙されるシート材として、通
常のシートの他に、封筒等の厚紙からなるシート材を給
送し得るようなシート材給送装置をオプションとして構
成して画像形成装置に着脱自在にしたものが提案されて
いる。第8図〜第10図はこの種のシート材給送装置の一
例を示しており、第8図はその特徴を最もよく表わす縦
断側面図、第9図は同じく平面図、第10図は駆動系が配
設されている側面図をそれぞれ示している。
同図において、シート材給送装置1は、その前端部
(第8図において左端部)に1対の位置決め部材10を有
しており、この位置決め部材10をレーザービームプリン
タ2の本体3の側部上面に設けられた取りつけ穴に挿脱
することにより、シート材給送装置1はレーザービーム
プリンタ2に着脱自在となっている。シート材給送装置
1の下方には、レーザービームプリンタ2に着脱自在に
装着されたカセット11が配設されており、このカセット
11は通常のシートが積載されるものである。また、上記
レーザービームプリンタ2の側面におけるカセット11の
上方には、手差しシートを挿入するための手差し口3aが
開設されている。
上記シート材給送装置1の本体13は、シート材Sを積
載するための積載台15を有しており、この積載台15に
は、シート材Sの幅方向への移動を規制する規制板16a,
16bが配設されている。この規制板16a,16bの下方には、
積載台15の幅方向に沿う1対のラック17,19がスライド
自在に配設されており、このラック17,19は、積載台15
の裏面側に回転自在に配設されたピニオン20とそれぞれ
噛合している。これによりラック17,19及びこれらと一
体の規制板16a,16bは、互いに連動して幅方向に移動し
うるようになっている。
積載台15には、シート材Sの有無を検知する紙なし検
知レバー21が軸22により支承されていて、その下端部は
積載台15の裏面側に設けられたフォトインタラプタ23内
に進退してこれをオン/オフする。積載台15上にシート
材Sがない場合には、上記検知レバー21の上端部は積載
台15の上面側に延出する向きに回動してシート材Sなし
を検知する。
上記フォトインタラプタ23の下流側には、積載台15に
積載されたシート材Sを下側から給送するための給送ロ
ーラ25が回転自在に配設されている。この給送ローラ25
の上方には重錘26が配置されていて、その両端に形成さ
れた突起部を本体13に設けられた1対のガイド溝27(第
9図参照)に遊合させることにより上下動自在になって
いる。この重錘26は、後述するようにして上記重錘26に
シート材Sを押圧する作用を行なう。なお、上記シート
材Sは、例えば封筒等の厚紙状のものからなっている。
上記重錘26の下流側に固設されている取りつけ部材29
には、積載台15上のシート材Sの先端部を整合して規制
するための先端規制部材30が配設されていて、その下端
と積載台15の前端とは所定距離だけ離隔しており、その
離隔部からシート材Sを給送しうるようになっている。
上記取りつけ部材29の下面側に固着された取りつけ台31
には、高摩擦部材からなる分離板32(以下分離パッドい
う)が取りつけられていて、積載台15から給送されるシ
ート材Sの給送方向に対して適宜の角度に傾斜してい
る。上記分離板32に対向した位置には、可撓性を有する
弾性部材33が固設されていて、給送ローラ25から給送さ
れるシート材Sを上記分離板32に押圧させてシート材S
の重送を防止している。
上記分離板32の下流側には、シート材Sをガイドする
1対の搬送ガイド35,36及び搬送ローラ37がそれぞれ配
設されており、この搬送ローラ37にはピンチローラ39が
不図示のばねにより押圧付勢されている。上記搬送ガイ
ド35,36の上部に固着されているブラケット40には、マ
イクロスイッチ41が固着されている。
さらに上記ブラケット40には、レーザービームプリン
タ2に対するシート材給送装置1のセット状態を検知す
るための検知レバー42が段ビス43により枢着されてお
り、この検知レバー42は両端をブラケット40と検知レバ
ー42とにそれぞれ固着された捩りばね45の弾力により第
8図において反時計方向の回動習性が与えられている。
シート材給送装置1の取りつけ時には、上記検知レバー
42が本体3により押圧されて第8図において時計方向に
回動し、検知レバー42の突起部42aが上記マイクロスイ
ッチ41の作動レバーを押圧することにより同スイッチ41
をオンしてシート材給送装置1の取りつけを検知する。
次に、上記シート材給送装置における駆動系を第9図
及び第10図において説明する。
図において、シート材給送装置1は1対の側板46,47
を有していて、前述した重錘26をガイドするガイド溝27
はこの側板46,47にそれぞれ形成されている。側板46の
外面側に複数の支柱を介して基板49が固着されており、
この基板49は、側板46の内面に固着された駆動モータ50
の制御や、前記レーザービームプリンタ2とシート材給
送装置1間の信号の授受を行なっている。他方の側板47
には、シート材給送装置1とレーザービームプリンタ2
の本体3とを接続するケーブル51の一端が接続されてい
る。
上記側板46に固着されたブラケット52には、後述する
ばねクラッチの制御を行なうソレノイド53が固着されて
おり、このブラケット52は前述した搬送ローラ37を支承
しているメタル軸受56を介してアースに落すためのアー
ス板の役目を兼ねている。
第10図に示すように、上記側板46に適宜の間隔をもっ
て固設された支持板57には、中継ギヤ59aと一体の中継
ギヤ59が軸60により枢支されており、この中継ギヤ59
は、前記駆動モータ50の出力軸50aに固着されたギヤ61
に噛合している。さらに上記支持板57には、中継ギヤ59
に噛合している中継ギヤ62,63が軸64により、そして中
継ギヤ59aに噛合している中継ギヤ65が軸66によりそれ
ぞれ枢支されている。上記支持板57は、軸64を介してブ
ラケット52と導通しており、従って、ブラケット52をグ
ラウンドに落すことにより、給送ローラ25の軸25a及び
搬送ローラ37の軸37aもグラウンドに落ちる。
上記中継ギヤ59に噛合している中継ギヤ62は、一般に
知られたばねクラッチを有するクラッチ部55を介してギ
ヤ63と連結されており、クラッチ部55は前記ソレノイド
53のオン/オフ制御によりオン/オフして、両ギヤ62,6
3の駆動力伝達のオン/オフを行なっている。上記ギヤ6
3は、前記給送ローラ25(第8図参照)と一体の軸25aに
固着されたギヤ67に噛合している。また、上記中継ギヤ
65には、前記搬送ローラ37が固着されるいる軸37aに装
着されたギヤ69が噛合している。上記軸37aとギヤ69間
には図示しないワンウェイクラッチが介在していて、第
10図においてギヤ69が反時計方向に回転したときには軸
37aも同方向に回転し、ギヤ69が時計方向に回転したと
きには軸37aは空転するようになっている。
側板46に固着されたダボ70には捩りばね71が装着され
ていて、その両端はピンチローラ39と一体の軸39aと軸6
6とにそれぞれ係止されており、この捩りばね71の弾力
によりピンチローラ39は搬送ローラ37に圧接している。
第9図において符合72は、搬送ローラ37を支承している
メタル軸受73を介して搬送ローラ37に電気的導通をとる
接続部材であり、この接続部材72は上記側板46に基部を
固着され、かつその自由端は軸66にビス止めされている
と共に、ギヤ69のカバーも兼ねている。
上記構成において、レーザービームプリンタ2の本体
3からの給紙信号により駆動モータ50が回転すると上述
のギヤ列を介して搬送ローラ37が回転を始める。給紙信
号が発生してから所定時間T1経過後にソレノイド53がオ
ンとなって、給送ローラ25が回転し、封筒等のシート材
Sの給送を始める。
上記ソレノイド53は、所定時間T2経過後にオフとな
り、給送ローラ25への駆動伝達は断たれる。その時、シ
ート材Sの後端は給送ローラ25の上にかかっているが、
その先端は搬送ローラ37,39に到達しており、これによ
りシート材Sは搬送ローラ37,39により送られると共
に、給送ローラ25はワンウェイクラッチの作用により従
動回転する。シート材給送装置1から給送されたシート
材Sは、第11図に示すレーザービームプリンタ2の給送
ローラ75により本体3内に送られる。また、レーザービ
ームプリンタ2の手差し口3aから給紙されるシート材S
は、第11図に示す紙検知センサ76により検知され、手差
しモードと同様のシーケンスで紙検知センサ76に達した
後、給送ローラ75によりレーザービームプリンタ2の本
体3内に送られ、ここで印字された後排出される。
次に、第12図及び第13図によって、シート材Sが分離
されて繰り出されて行く動作を説明する。
先端規制部材30に先端を当接することにより先端を整
合されて積載台15の上に積載されたシート材Sは、重錘
26による押圧力と給送ローラ25の矢印方向への回転によ
り、最下位のシート材Saから順次繰り出されて行く。そ
の際、次のシート材Sb、Sc等は、シート間の摩擦力によ
りシート材Saに引きずれれて連れ出されるが、その先端
が摩擦係数の高い分離板32により押し留められるので、
給送ローラ25の給送力を直接受けるシート材Saのみが分
離板32の摩擦抵抗に打ち克って前進し、第13図に示すよ
うに分離板32の先端32aを越えて給送されていく。
図において、弾性部材33は可撓性をもった薄板片から
なっていて、支持板77に基部を固着されている。弾性部
材33は、シート材Saが給送されると図示のように先端が
給紙方向に撓んで、その反力でシート材Sa,Sb,Sc等を上
方の分離板32へ持ち上げてその分離の補助を行う。
分離板32の先端32aを越えたシート材Saは、搬送ガイ
ド35,36に案内されて搬送ローラ37とピンチローラ39間
に送られて搬送されていく。次のシート材Sb,Scについ
ても同様の動作が繰り返されて、その分離・繰り出しが
行われる。
ここで、第14図〜第17図を用いて、重錘26についてさ
らに説明する。
第14図及び第16図は、それぞれのシート材Sが積載台
15上にないときと、ある枚数以上あるときの、第1図に
おけるB-B断面図、第15図及び第17図はそれぞれの縦断
面図を示している。
同図において、重錘26は、大きく分けて外錘79と内錘
81とから構成されている。外錘79は開口部が上方を向い
てU字型をなしており、この外錘79に内装されている内
錘81は開口部が下向きのU字型をなしている。この内錘
81の内側には複数(図においては2枚)の補助錘82が固
着されており、この補助錘82は上記内錘81の重量を調整
するためのものである。
上記外錘79には、重錘カバー83が嵌装されており、こ
の重錘カバー83は、重錘26を作業者の手でつかむための
ものである。重錘カバー83と外錘79とに貫通して抜け止
めされている1対のピン85は、内錘81及び補助錘82にそ
れぞれ穿設された上下方向に長尺の長孔80にそれぞれ挿
通している。これにより、内錘81は外錘79に対して上下
方向に移動可能になっている。内錘81の両側部には、突
起81a,81bがそれぞれ形成されており、この突起81a,81b
にそれぞれ対向した下方位置には、本体13の側板46,47
に形成された段部からなるストッパ46a,47aが配置され
ている。外錘79には、アースばね86の一端が接続されて
おり、このアースばね86は上記外錘79をアースに落すた
めのものであって、その他端は不図示のアース板に固定
されている。
第16図及び第17図に示すように、シート材Sが積載台
15上にある枚数積載されている状態のとき、上記突起81
a,81bはストッパ46a,47aよりも上方にあり、この状態で
は内錘81は外錘79の底部79aにより支持されている。従
ってこの状態では、シート材Sには外錘79と内錘81及び
重錘カバー83を主要部とする重錘26の全ての重量が押圧
力として作用している。積載台15上のシート材Sが次々
と給紙されて積載枚数が減少してくると、重錘26は次第
に下降していって内錘81の突起81a,81bがストッパ46a,4
7aにそれぞれ突き当たる。
さらに積載枚数が減少すると、内錘81は外錘79の底部
79aから離れて、シート材Sには内錘81と補助錘82との
重量を除いた重錘26の他の部分の重量がだけがかかるよ
うになる。これをグラフで示すと第5図のようになる。
シート材Sの満載時から突起81a,81bがストッパ46a,47a
に突き当たるまでの押圧力は一定で、図においてイ点か
らロ点へ移動する。突起81a,81bが、ストッパ46a,47aに
突き当たった時点で押圧力はロ点からハ点に減少する。
その後、積載枚数が0になるまで押圧力は一定でハ点か
らホ点に至る。
このように、押圧力を段階的に変化させる目的は、シ
ート材Sに対する最適な押圧力がシート材Sの多いとき
には高く、シート材Sの少ないときには低いからであ
る。もし、シート材Sに対する押圧力が最適でないと、
給紙不良や重送等の不具合が発生する。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来例においては、シート材
Sに対する押圧力を段階的に減少させるように構成して
いるが、シート材Sの積載枚数の残りが例えば数枚程度
に極めて少なくなったときには、シート材Sに対する押
圧力がまだ高すぎてシート材Sの重送を起こしてしまう
ことがあった。
そこで、本発明は、積載台に積載されているシート材
Sの積載枚数がある枚数に減少すると、これ以後はシー
ト材Sに対する押圧力を連続的に減少可能にしたシート
材給送装置における押圧装置を提供することにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、 積載されたシート材を下位側から順次給送するための
給送手段と、該給送手段に対向して設けられ、シート材
を前記給送手段に押圧するための押圧手段と、を備えた
シート材給送装置において、 前記押圧手段は、 前記積載されたシート材に押圧力を加えるための第1
の押圧部材と、 前記第1の押圧部材に対しシート材押圧方向に沿って
移動自在に装着され、積載されたシート材に押圧力を加
えるための第2の押圧部材と、 前記積載されているシート材が所定量よりも少なくな
ったときに、前記第2の押圧部材の押圧方向の移動を規
制するストッパと、 前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材との間に配
置され、前記第2の押圧部材をシート材の押圧方向とは
逆方向に付勢するばねと、 を有することを特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、積載されたシート材は、押圧手段
により、給送手段に押圧されており、このシート材は下
位側から給送手段により給送されていく。シート材の積
載枚数が多い場合には、シート材は押圧手段の第1の押
圧部材と第2の押圧部材とによる押圧力により押圧さ
れ、シート材の積載枚数が所定量まで減少すると、上記
第2の押圧部材はストッパに係合して、シート材への押
圧を停止し、第1の押圧部材は押圧作用を継続する。
このとき、第1の押圧部材は、ばねによりシート材の
減少に応じて押圧力が比例的に低減する方向に付勢され
て、シート材の給送時における重送が防止される。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、前記従来例の図面に示すものと同じものには、同
一符号で表わしてその説明は省略する。
第1図及び第2図は、積載台15にシート材Sが積載さ
れていない時の重錘(押圧手段)5の状態を、そして第
3図及び第4図はシート材Sが積載されている時の状態
をそれぞれ示している。
図において、重錘カバー83と内錘(第2の押圧部材)
6間には、コ字型の(チャンネル字型)をなす基部7aを
有する板ばねからなる付勢部材7が配設されており、上
記基部7aの上部側の折り返し片は上記重錘カバー83の裏
面に圧接している。上記折り返し片が対向している付勢
部材7の両側縁には前後方向(幅方向)を向く1対の突
起7b,7cが形成されており、この突起7b,7cを、外錘(第
1の押圧部材)9の両上側部にそれぞれ形成された切り
欠き9b内に圧接することにより上記付勢部材7の基部7a
は支持されている。上記付勢部材7の自由端7dは円弧状
に湾曲していて内錘6の上面中央部を押圧している。
第3図に示すように、ある枚数以上のシート材Sが積
載台15上に積載されている状態のとき、内錘6の側部に
設けられた突起6a,6bはストッパ46a,47aの上方にあり、
この状態では、内錘6は外錘9の底部9aに支持されてい
る。このとき、たとえ付勢部材7が内錘6に対してある
押圧力を加えていても、その圧力はシート材Sを押圧す
る力にはならない。
従って、この状態では第16図及び第17図の重錘26と同
様に、シート材Sには外錘9と内錘6及び重錘カバー83
をはじめとする重錘5の附属部品全ての重量が押圧力と
してかかっている。積載台15上のシート材Sが順次給紙
されて積載枚数が減少し、内錘6の突起6a,6bがストッ
パ46a,47aに突き当たってからさらに積載枚数が減少す
ると、内錘6は外錘9の底部9aから離れるが、今度は内
錘6の上面と重錘カバー83の下面との距離hが次第に小
さくなって付勢部材7のたわみが次第に増大する。
これにより、シート材Sには、内錘6及び補助錘82の
重量と付勢部材7の弾性力との作用力の合計を重錘5の
総重量から除いた重錘5の重量がかかることになる。上
記距離hは、シート材Sの積載枚数が少なくなるにつれ
て小さくなるから、重錘5によるシート材Sの押圧力も
第5図に示すように連続的に小さくなっていく。すなわ
ち、重錘5の押圧力は、第5図において点イ、ロ、ハ、
ニと変化し、シート材Sが0枚時の押圧力は従来例のそ
れよりも小さくなっている。
なお、上記実施例において、内錘6に対する付勢部材
7の作用点を内錘6のほぼ中央としたのは、シート材S
としての封筒の膨らみが左右でことなった時、左右の押
圧力が異ならないように自動調整できるようにしたため
である。
上記重錘5、外錘9及び付勢部材7等を導電性部材か
ら構成して、これらを相互に接触させておけば、重錘5
と外錘9を電気的に導通させることができるので、重錘
5のアース取りを完全に行なうことが可能となる。
第6図及び第7図は、本発明の押圧装置の別の実施例
をそれぞれ示している。
同図において、重錘5の重錘カバー83と内錘6間に配
設された付勢部材7は、圧縮コイルばねから構成したも
のであり、その他の構成は第1図及び第2図に示す重錘
5と同様になっている。本実施例の重錘5によりシート
材Sを押圧しても、第1図の重錘5と同様の作用・効果
を実現することができる。本実施例及び第1図の実施例
における付勢部材7は、重錘カバー83及び内錘6間に介
在させてある構成で説明したが、重錘カバー83はピン85
を介して外錘9と一体構成であるので、付勢部材7は外
錘9及び内錘6間に介在していることと同じ意味をもつ
ものである。
なお、上記各実施例では、重錘5の作用を段階的に切
換える回数が2回である場合について説明したが、この
切換え回数を例えば3回にして重錘5による押圧力を連
続的に低減させることも可能である。
また、上記各実施例では第5図の点イ、ロ、ハ、ニで
示すように付勢部材7の初期付勢力が0である場合につ
いて説明したが、この付勢部材7に適宜の初期付勢力を
与えておいて、第5図の点イ、ロ、ヘ、トで示すように
押圧力を変化させることができることは勿論である。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、第1の押圧部
材と第2の押圧部材との間にばねを介在させ、積載され
ているシート材が、ある所定量から少なくなるときに、
第2の押圧部材によるシート材の押圧を停止させると共
に、ばねにより第1の押圧部材の押圧力を比例的に低減
させたので、シート材の積載量に応じてシート材に対す
る最適な押圧力をシート材に与えることが可能となり、
シート材の重送を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すシート材給送装置に
おける押圧装置のシート材が積載されていないときの縦
断正面図、第2図は同じく縦断側面図、第3図はシート
材が積載されているときの縦断正面図、第4図は同じく
縦断正面図、第5図はシート材の積載枚数と重錘の押圧
力との関係図、第6図は本発明の別の実施例を示すシー
ト材給送装置における押圧装置の縦断正面図、第7図は
同じく縦断側面図、第8図は従来の押圧装置が適用され
ているシート材給送装置の一例を示す縦断側面図、第9
図は同じく平面図、第10図は同じく駆動系を示す側面
図、第11図〜第13図は同じく作用図、第14図は従来の押
圧装置のシート材が積載されていないときの縦断正面
図、第15図は同じく縦断側面図、第16図はシート材が積
載されているときの従来の押圧装置の縦断正面図、第17
図は同じく縦断側面図である。 1……シート材給送装置、2……レーザービームプリン
タ、S……シート材、5……重錘(押圧手段)、6……
内錘(第2の押圧部材)、6a,6b……突起、7……付勢
部材、9……外錘(第1の押圧部材)、15……積載台、
46a,47a……ストッパ、83……重錘カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−156931(JP,A) 特開 平1−321217(JP,A) 実開 昭59−64836(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載されたシート材を下位側から順次給送
    するための給送手段と、該給送手段に対向して設けら
    れ、シート材を前記給送手段に押圧するための押圧手段
    と、を備えたシート材給送装置において、 前記押圧手段は、 前記積載されたシート材に押圧力を加えるための第1の
    押圧部材と、 前記第1の押圧部材に対しシート材押圧方向に沿って移
    動自在に装着され、積載されたシート材に押圧力を加え
    るための第2の押圧部材と、 前記積載されているシート材が所定量よりも少なくなっ
    たときに、前記第2の押圧部材の押圧方向の移動を規制
    するストッパと、 前記第1の押圧部材と前記第2の押圧部材との間に配置
    され、前記第1の押圧部材をシート材の押圧方向とは逆
    方向に付勢するばねと、 を有することを特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】前記押圧要素と前記ばねとが、導電性部材
    からなると共に、相互が接触することにより、電気的導
    通である請求項1に記載のシート材給送装置。
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