JP2614739B2 - 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 - Google Patents
安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安定化されたパーフルオロポリエーテル組
成物に関する。更に詳しくは、末端アリールアミド基含
有パーフルオロポリエーテルによって安定化されたパー
フルオロポリエーテル組成物に関する。
成物に関する。更に詳しくは、末端アリールアミド基含
有パーフルオロポリエーテルによって安定化されたパー
フルオロポリエーテル組成物に関する。
パーフルオロポリエーテルは、粘稠な液体(粘度約5
〜1000cst/40℃)であり、化学的、物理的安定性が優れ
ているので、グリースなどの潤滑剤や、シール流体、熱
媒体、離型剤など様々な分野で利用されている。特に、
近年は、IC、LSIなどの製造に用いられるイオン注入装
置およびCVD装置の真空ポンプ油として、パーフルオロ
ポリエーテルは、その優れた低蒸気圧性および化学的安
定性の故に広範囲に利用されている。
〜1000cst/40℃)であり、化学的、物理的安定性が優れ
ているので、グリースなどの潤滑剤や、シール流体、熱
媒体、離型剤など様々な分野で利用されている。特に、
近年は、IC、LSIなどの製造に用いられるイオン注入装
置およびCVD装置の真空ポンプ油として、パーフルオロ
ポリエーテルは、その優れた低蒸気圧性および化学的安
定性の故に広範囲に利用されている。
パーフルオロポリエーテルは、直鎖状の分子構造を有
するものが、分子中に側鎖を有するものより優れてお
り、これらの直鎖タイプのパーフルオロポリエーテルの
中でも、 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf の構造を持つパーフルオロポリエーテルは、粘度指数、
低温流動性、蒸気圧などの点で特に優れている。しかし
ながら、これらのパーフルオロポリエーテルは、その構
造鎖中に(CF2O)基を含むため、鉄、ニッケル、クロム
などの金属と高温下(200℃以上)で接触すると、極め
て短時間に分解、ガス化し、揮散してしまうという欠点
を有する。
するものが、分子中に側鎖を有するものより優れてお
り、これらの直鎖タイプのパーフルオロポリエーテルの
中でも、 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf の構造を持つパーフルオロポリエーテルは、粘度指数、
低温流動性、蒸気圧などの点で特に優れている。しかし
ながら、これらのパーフルオロポリエーテルは、その構
造鎖中に(CF2O)基を含むため、鉄、ニッケル、クロム
などの金属と高温下(200℃以上)で接触すると、極め
て短時間に分解、ガス化し、揮散してしまうという欠点
を有する。
このような欠点を改良するために、モノおよびジカル
ボン酸パーフルオロポリエーテルのアリールアミド誘導
体をパーフルオロポリエーテルに添加する方法が知られ
ているが(特開昭47−1895号公報)、この方法は熱安定
性の点では若干改善されるものの、実用性の点で未だ十
分でなかった。
ボン酸パーフルオロポリエーテルのアリールアミド誘導
体をパーフルオロポリエーテルに添加する方法が知られ
ているが(特開昭47−1895号公報)、この方法は熱安定
性の点では若干改善されるものの、実用性の点で未だ十
分でなかった。
本発明の目的は、高温下で金属と接触させても分解、
ガス化せず、従って揮散しない直鎖タイプのパーフルオ
ロポリエーテル組成物を提供することにある。
ガス化せず、従って揮散しない直鎖タイプのパーフルオ
ロポリエーテル組成物を提供することにある。
本発明者らは、パーフルオロポリエーテルにパーフル
オロポリエーテルのアリールアミド誘導体とフォスファ
イト化合物を同時に含有させることにより、パーフルオ
ロポリエーテルの金属存在時の熱安定性が飛躍的に向上
することを見出した。
オロポリエーテルのアリールアミド誘導体とフォスファ
イト化合物を同時に含有させることにより、パーフルオ
ロポリエーテルの金属存在時の熱安定性が飛躍的に向上
することを見出した。
従って、本発明は安定化されたパーフルオロポリエー
テル組成物に係り、この組成物は、一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 A−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−CF2CON(R)Ar 〔I
I〕 (ここで、Aは炭素数1〜2のパーフルオロアルキル基
または−CF2CON(R)Arであり、Rは水素原子、アルキ
ル基または後記Ar基であり、Arは高級アルキル置換また
はアラルキル置換アリール基であり、mおよびnは前記
定義の如くである)で表わされる末端アリールアミド基
含有パーフルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔III〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる。
テル組成物に係り、この組成物は、一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 A−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−CF2CON(R)Ar 〔I
I〕 (ここで、Aは炭素数1〜2のパーフルオロアルキル基
または−CF2CON(R)Arであり、Rは水素原子、アルキ
ル基または後記Ar基であり、Arは高級アルキル置換また
はアラルキル置換アリール基であり、mおよびnは前記
定義の如くである)で表わされる末端アリールアミド基
含有パーフルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔III〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる。
一般式〔I〕で表わされるパーフルオロポリエーテル
基油は、テトラフルオロエチレンの光酸化重合で生成し
た先駆体を、完全にフッ素化することにより得ることが
できる。
基油は、テトラフルオロエチレンの光酸化重合で生成し
た先駆体を、完全にフッ素化することにより得ることが
できる。
一般式〔II〕で表わされる末端アリールアミド基含有
パーフルオロポリエーテルは、前記の基油の先駆体から
誘導される。即ち、テトラフルオロエチレンの光酸化重
合で生成する末端に酸フロライド基を有する化合物1モ
ルと高級アルキル置換またはアラルキル置換アリールア
ミド類2モルとの常法による反応により容易に得ること
ができる。
パーフルオロポリエーテルは、前記の基油の先駆体から
誘導される。即ち、テトラフルオロエチレンの光酸化重
合で生成する末端に酸フロライド基を有する化合物1モ
ルと高級アルキル置換またはアラルキル置換アリールア
ミド類2モルとの常法による反応により容易に得ること
ができる。
高級アルキル置換アリールアミンとしては、例えばo
−,m−またはp−位に高級アルキル基が置換されたヘプ
チル化ジフェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン
などが用いられる。また、アラルキル置換アリールアミ
ンのアラルキル基は、非置換体または低級アルキル置換
体であることができ、例えばジ〔4−(α,α−ジメチ
ルベンジル)フェニル〕アミン、ジ〔4−(α−フェニ
ルエチル)フェニル〕アミン、ジ〔4−(α,α−ジフ
ェニルエチル)フェニル〕アミンなどが用いられる。
−,m−またはp−位に高級アルキル基が置換されたヘプ
チル化ジフェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン
などが用いられる。また、アラルキル置換アリールアミ
ンのアラルキル基は、非置換体または低級アルキル置換
体であることができ、例えばジ〔4−(α,α−ジメチ
ルベンジル)フェニル〕アミン、ジ〔4−(α−フェニ
ルエチル)フェニル〕アミン、ジ〔4−(α,α−ジフ
ェニルエチル)フェニル〕アミンなどが用いられる。
また、一般式〔III〕で表わされるフォスファイト化
合物は、一般に高分子酸化防止剤として用いられるもの
であり、トリステアリルフォスファイト、トリデシルフ
ォスファイト、トリノニルフェニルフォスファイト、ト
リス(2,4−ジ第3ブチルフェニル)フォスファイトな
どが挙げられる。
合物は、一般に高分子酸化防止剤として用いられるもの
であり、トリステアリルフォスファイト、トリデシルフ
ォスファイト、トリノニルフェニルフォスファイト、ト
リス(2,4−ジ第3ブチルフェニル)フォスファイトな
どが挙げられる。
一般式〔II〕で表わされる化合物と一般式〔III〕で
表わされる化合物は、それぞれパーフルオロポリエーテ
ル基油に対し約1〜5重量%、好ましくは約1〜3重量
%、更に好ましくは約2.5〜3重量%の割合で混合して
用いられる。また、一般式〔II〕の化合物と一般式〔II
I〕の化合物の重量比は、通常10:1〜1:3の範囲内であ
り、好ましくは1:1である。
表わされる化合物は、それぞれパーフルオロポリエーテ
ル基油に対し約1〜5重量%、好ましくは約1〜3重量
%、更に好ましくは約2.5〜3重量%の割合で混合して
用いられる。また、一般式〔II〕の化合物と一般式〔II
I〕の化合物の重量比は、通常10:1〜1:3の範囲内であ
り、好ましくは1:1である。
本発明によれば、熱安定性が飛躍的に向上したパーフ
ルオロポリエーテル組成物が提供され、直鎖タイプのパ
ーフルオロポリエーテルを更に高い温度で実用に供する
ことを可能とする。
ルオロポリエーテル組成物が提供され、直鎖タイプのパ
ーフルオロポリエーテルを更に高い温度で実用に供する
ことを可能とする。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 内径60mmのシャーレに、末端ジフェニルアミド基含有
パーフルオロポリエーテル Ar′2NCF2CO(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2CONAr′2 〔I
I′〕 (ここで、Arはp−n−オクチルフェニル基であり、m:
nの重量比は20:80であり、MW=6300である。この化合物
は、末端酸フロライド基含有パーフルオロポリエーテル
とジ(p−オクチルフェニル)アミンとを窒素ガス雰囲
気中で攪拌しながら120℃迄昇温し、この温度で6時間
反応させた後、未反応のアミンおよびフッ酸塩を溶媒抽
出して除去することにより得られる。)0.02gおよびト
リス(p−ノニルフェニル)フォスファイト0.02gを秤
り取り、これにパーフルオロポリエーテル基油を0.6g加
え、混合して均一とした後、試薬一級の鉄粉を0.02g均
一に分散させ、300℃の恒温槽中に保持した。所定時間
毎に加熱減量を測定し、パーフルオロポリエーテルが完
全に蒸散する時間を求めると、26時間という値が得られ
た。
パーフルオロポリエーテル Ar′2NCF2CO(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2CONAr′2 〔I
I′〕 (ここで、Arはp−n−オクチルフェニル基であり、m:
nの重量比は20:80であり、MW=6300である。この化合物
は、末端酸フロライド基含有パーフルオロポリエーテル
とジ(p−オクチルフェニル)アミンとを窒素ガス雰囲
気中で攪拌しながら120℃迄昇温し、この温度で6時間
反応させた後、未反応のアミンおよびフッ酸塩を溶媒抽
出して除去することにより得られる。)0.02gおよびト
リス(p−ノニルフェニル)フォスファイト0.02gを秤
り取り、これにパーフルオロポリエーテル基油を0.6g加
え、混合して均一とした後、試薬一級の鉄粉を0.02g均
一に分散させ、300℃の恒温槽中に保持した。所定時間
毎に加熱減量を測定し、パーフルオロポリエーテルが完
全に蒸散する時間を求めると、26時間という値が得られ
た。
比較例1〜5 実施例1において、式〔II′〕化合物のAr′基および
/またはフォスファイト化合物を種々変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表1に示されるような結果を得た。
/またはフォスファイト化合物を種々変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表1に示されるような結果を得た。
実施例2 実施例1において、式〔II′〕化合物の末端ジフェニ
ルアミド基含有パーフルオロポリエーテルとして、Ar′
が4−(α,α−ジメチルベンジル)フェニル基であ
り、m:nの重量比が20:80であり、MW=6300のものを用い
ると、パーフルオロポリエーテルの完全蒸散時間は、36
時間という値が得られた。
ルアミド基含有パーフルオロポリエーテルとして、Ar′
が4−(α,α−ジメチルベンジル)フェニル基であ
り、m:nの重量比が20:80であり、MW=6300のものを用い
ると、パーフルオロポリエーテルの完全蒸散時間は、36
時間という値が得られた。
比較例6〜9 実施例2において、式〔II′〕化合物のAr′基および
/またはフォスファイト化合物を種々変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表2に示されるような結果を得た。
/またはフォスファイト化合物を種々変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表2に示されるような結果を得た。
これらの結果から、パーフルオロポリエーテル基油に
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテルと
フォスファイト化合物とを同時に添加した場合は、前者
の単独使用やArがフェニル基の場合と比較して、パーフ
ルオロポリエーテル基油の完全蒸散時間が飛躍的に伸
び、基油の分解、ガス化の防止に著しい相乗効果をもた
らすことが分かる。また、実施例1−比較例2〜5およ
び実施例2−比較例7〜9について蒸発損失(%)と加
熱時間との関係を経時的に測定すると、それぞれ第1図
および第2図のグラフに示されるような結果が得られ
た。
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテルと
フォスファイト化合物とを同時に添加した場合は、前者
の単独使用やArがフェニル基の場合と比較して、パーフ
ルオロポリエーテル基油の完全蒸散時間が飛躍的に伸
び、基油の分解、ガス化の防止に著しい相乗効果をもた
らすことが分かる。また、実施例1−比較例2〜5およ
び実施例2−比較例7〜9について蒸発損失(%)と加
熱時間との関係を経時的に測定すると、それぞれ第1図
および第2図のグラフに示されるような結果が得られ
た。
第1〜2図は、いずれもパーフルオロポリエーテル組成
物の加熱時間と蒸発損失(%)の関係を示すグラフであ
る。
物の加熱時間と蒸発損失(%)の関係を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/02 LQE C08L 71/02 LQE (C10M 169/04 105:54 107:38 133:16 133:56 137:02) C10N 30:08 (56)参考文献 特開 昭47−1895(JP,A) 特開 昭57−191407(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 A−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−CF2CON(R)Ar 〔I
I〕 (ここで、Aは炭素数1〜2のパーフルオロアルキル基
または−CF2CON(R)Arであり、Rは水素原子、アルキ
ル基または後記Ar基であり、Arは高級アルキル置換また
はアラルキル置換アリール基であり、mおよびnは前記
定義の如くである)で表わされる末端アリールアミド基
含有パーフルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔III〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる、金属と接触する用途に用いられるパーフ
ルオロポリエーテル組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091693A JP2614739B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091693A JP2614739B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01265048A JPH01265048A (ja) | 1989-10-23 |
JP2614739B2 true JP2614739B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14033593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63091693A Expired - Fee Related JP2614739B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614739B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8999192B2 (en) | 2008-09-26 | 2015-04-07 | Solvay Specialty Polymers Italy S.P.A. | Method for transferring heat |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112005003849B4 (de) * | 2004-09-14 | 2013-06-20 | NOK Klüber Co., Ltd. | Verwendung einer perfluorpolyether-ölzusammensetzung als schmiermittelzusammensetzung |
EP2014751B8 (en) | 2006-04-20 | 2013-09-25 | NOK Klüber Co., Ltd. | Lubricant composition for oil retaining bearing |
JP5391802B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2014-01-15 | Nokクリューバー株式会社 | フッ素系潤滑剤組成物 |
JP5391803B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2014-01-15 | Nokクリューバー株式会社 | フッ素系潤滑剤組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191407A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-25 | Hitachi Ltd | Rankine cycle system |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63091693A patent/JP2614739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8999192B2 (en) | 2008-09-26 | 2015-04-07 | Solvay Specialty Polymers Italy S.P.A. | Method for transferring heat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01265048A (ja) | 1989-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |