JP2614673B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2614673B2 JP2325641A JP32564190A JP2614673B2 JP 2614673 B2 JP2614673 B2 JP 2614673B2 JP 2325641 A JP2325641 A JP 2325641A JP 32564190 A JP32564190 A JP 32564190A JP 2614673 B2 JP2614673 B2 JP 2614673B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばビデオテープレコーダ(以下、VTR
という)などのように、カセットホルダをキャビネット
の前面に開設されたカセット挿入口と対向する第1の位
置とキャビネット内に設定された媒体駆動部と対向する
第2の位置との間で往復駆動させるカセットホルダ駆動
機構を備えた磁気記録再生装置に係り、特に、媒体駆動
用モータの動力をカセットホルダに伝達する動力伝達機
構に関する。
[従来の技術] VTRなどの磁気記録再生装置においては、装置の小型
化、軽量化、それに低コスト化が最も重要な技術的課題
の1つになっている。
かかる要請に対応するため、媒体駆動用モータは別個
に、カセットホルダを駆動するためのモータを備えると
いった従来の構成に代えて、媒体駆動用モータでカセッ
トホルダを駆動するようにした記録媒体駆動装置が提案
されている。
第7図は、従来より知られているこの種のVTRのカセ
ットホルダ駆動機構の一例を示す説明図であって、1は
シャーシ、2はシャーシ1上に立設されたサイドブラケ
ット、3はサイドブラケット2に移動可能に保持された
カセットホルダ、4はシャーシ1の下面に設定されたキ
ャプスタンモータ(媒体駆動用モータ)、5はキャプス
タンモータ4の出力軸4aと平行に配列された軸に取り付
けられた平歯車列、6は平歯車列5を構成する一の平歯
車によって駆動されるウォーム、7はキャプスタンモー
タ4の出力軸4aと公差する方向に配列された軸に取り付
けられ、ウォーム6と噛み合わされたウォーム歯車、8
はウォーム歯車7と同軸に設けられたストローク吸収機
構、9はストローク吸収機構8の出力歯車、10は出力歯
車9と噛み合うアーム駆動歯車、11はこのアーム駆動歯
車10と一体に形成され、先端部がカセットホルダ3に係
合されたドライブアームを示している。
カセットホルダ3の駆動時には、キャプスタンモータ
4の動力は、キャプスタンモータ4の出力軸4aおよび平
歯車列5の入力軸5aとにそれぞれ取り付けられたプーリ
4bおよび5bと、これらのプーリ4bおよび5bに巻回された
ベルト12を介して平歯車列5の入力軸5aに伝達される。
そして、入力軸5aに伝達されたキャプスタンモータ4の
動力は、平歯車列5を構成する各平歯車、ウォーム6、
ウォーム歯車7、ストローク吸収機構8、ストローク吸
収機構8の出力歯車9、アーム駆動歯車10、ドライブア
ーム11を介してカセットホルダ3に伝達される。
ストローク吸収機構8は、キャプスタンモータ4の動
力をカセットホルダ3に伝達する場合には、ウォーム歯
車7と出力歯車9とを一体として回転させ、キャプスタ
モータ4の停止時にドライブアーム11を矢印Aの方向に
回動する力が作用した場合には、ウォーム歯車7に対し
て出力歯車9を特定の回転角度だけ空転させ、ウォーム
歯車7の力をウォーム6に伝達しないようにしたもので
ある。なお、この種のストローク吸収機構8としては、
例えば特開平2−199657号公報記載のものがある。
カセットホルダ3の側面には、ローラ13および14が取
り付けられており、サイドブラケット2には、このロー
ラ13,14を内挿可能なL字形のガイド溝15,16が開設され
ている。カセットホルダは、前記ローラ13,14を前記ガ
イド溝15,16内に内挿することによって、サイドブラケ
ット2に移動可能に取り付けられる。
カセットホルダ3は、テープカセット挿入前において
は、前記ローラ13,14が前記ガイド溝15,16の左端部近傍
にあり、その正面開口部がキャビネットに開設されたカ
セット挿入口(図示せず)に対向されている。図示しな
いカセット挿入口からカセットホルダ3内にテープカセ
ット17が挿入されると、所定の位置でテープカセット17
とカセットホルダ3とが係合し、テープカセット17とカ
セットホルダ3とが一体となってキャビネット内に押し
込まれる。カセットホルダ3が所定の位置まで押し込ま
れると、図示しないスイッチが起動し、キャプスタンモ
ータ4がローディング方向に回転する。これによって、
ドライブアーム11が矢印Aの方向に回動し、ローラ13,1
4がガイド溝15,16の右下端部に至るまでカセットホルダ
3が引き込まれ、カセットホルダ3に挿入されたテープ
カセット17がシャーシ1に設定された媒体駆動部である
リール台(図示せず)に装着される。
イジェクト時には、キャプスタンモータ4を逆転する
と、その動力がプーリ4b、ベルト12、プーリ5b、平歯車
列5、ウォーム6、ウォーム歯車7、ストローク吸収機
構8、ストローク吸収機構8の出力歯車9、アーム駆動
歯車10を介してドライブアーム11に伝達される。これに
よって、ドライブアーム11を矢印Bの方向に回動し、カ
セットホルダ3を原位置に戻す。
なお、テープカセット17内に収納された磁気テープの
走行時には、前記平歯車列5の噛み合いが解除され、キ
ャプスタンモータ4からカセットホルダ3への動力の伝
達が停止される。
[発明が解決しようとする課題] 以上説明したように、テープカセット17のローディン
グ時には、カセットホルダ3をテープカセット17と共に
押し込む動作が必要である。
ところが、前記構成の磁気記録再生装置は、キャプス
タンモータ4の出力軸4aと平行に配列された軸に取り付
けられた平歯車列5と、キャプスタンモータ4の出力軸
4aと公差する方向に配列された軸に取り付けられたアー
ム駆動歯車10との間に、ウォーム6とウォーム歯車7と
を設けたので、ストローク吸収機構8を備えないと、カ
セットホルダ3、ドライブアーム11、アーム駆動歯車1
0、出力歯車9ウォーム歯車7を介して伝達される力を
逃げることができず、従ってテープカセット17を挿入す
ることができない。
かように、従来の磁気記録再生装置はストローク吸収
機構8を必要とするので、部品点数が多くなって、部品
を設定するための広いスペースと、部品を組立るための
多くの工数が必要となり、装置が大型化、重量化、高コ
スト化するという問題があった。
本発明は、前記した従来技術の不備を解決するために
なされたものであって、小型、軽量、低コストの磁気記
録再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記の目的を達成するため、媒体駆動用モ
ータの駆動力をカセットホルダに伝達し、カセットホル
ダをキャビネットの前面に開設されたカセット挿入口と
対向する第1の位置とキャビネット内に設定された媒体
駆動部と対向する第2の位置との間で往復駆動させるカ
セットホルダ駆動機構を備えた磁気記録再生装置におい
て、前記媒体駆動用モータの駆動力を前記カセットホル
ダに伝達する動力伝達機構を、前記媒体駆動用モータの
出力軸と平行に配列された軸に取り付けられた平歯車列
と、前記媒体駆動用モータの出力軸と延長線が交差する
方向に配列された軸に取り付けられた第1の傘歯車と、
前記平歯車列を構成する一の平歯車と噛み合い可能な平
歯車と前記第1の傘歯車と噛み合い可能な第2の傘歯車
とが同軸に構成された組合せ歯車と、前記第1の傘歯車
と一体に形成されたカムによって駆動され、前記カセッ
トホルダに連結されたドライブアームとから構成した。
[作用] 媒体駆動用モータの出力軸と平行に配列された軸に取
り付けられた平歯車列と、媒体駆動用モータの出力軸と
延長線が交差する方向に配列された軸に取り付けられた
第1の傘歯車とを、前記の組合せ歯車を介して連結する
と、媒体(VTRにあっては、テープカセット)のローデ
ィング時に媒体をテープカセットと共に押し込んだと
き、その押圧力が、ドライブアーム、第1の傘歯車、組
合せ歯車、平歯車列、ベルトを介して媒体駆動用モータ
(VTRにあっては、キャプスタンモータ)に伝達され、
媒体駆動用モータを空転させることができるので、特別
なストローク吸収機構が不要となり、部品点数の低減を
図ることができる。
また、ドライブアームを第1の傘歯車に設けられたカ
ムにて駆動するようにすると、ドライブアームを歯車駆
動する場合に比べて該部の構成が著しく集約化される。
よって、これらの相乗作用によって、磁気記録再生装
置の小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を、VTRを例にとって説明す
る。
第1図〜第3図は本発明に係るVTRの動作説明図であ
って、第1図はテープカセット挿入前の状態を示す説明
図、第2図はテープカセット挿入時の状態を示す説明
図、第3図はテープカセットのローディング終了時の状
態を示す説明図である。また、第4図は本発明に係るVT
Rの要部分解斜視図、第5図はその平面図、第6図は動
力伝達機構の要部を示す断面図である。
これらの図において、21は第1の傘歯車、22は組合せ
歯車、23は第1の傘歯車21に開設されたカム溝、24は第
1の傘歯車21に突設された周面カム、25はカム溝23に係
合され、第1の傘歯車21の駆動に伴って駆動されるドラ
イブアーム、26は周面カム24に係合され、第1の傘歯車
21の駆動に伴って駆動されるスイッチアーム、26aはス
イッチアーム26の戻しばね、27はスイッチアーム26によ
って操作されるカセットホルダ駆動スイッチ、28は周面
カム24に係合され、第1の傘歯車21の駆動に伴って駆動
されるドアオープナー、28aはドアオープナー28の戻し
ばね、29はフロントリッド、30はフロントリッド29によ
って開閉されるカセット挿入口を示している。また、第
4図および第5図において、31はキャプスタン、32はピ
ンチローラ、33および34はリール台、35はリール台駆動
機構、36は回転シリンダ、37,38はテープガイド、39は
テープカセットより引き出された磁気テープを示し、そ
の他、第7図に対応する部分には、それと同一の符号が
表示されている。
第1の傘歯車21は、第4図〜第6図に示すようにサイ
ドブラケット2の側面部に回転可能に取り付けられてお
り、組合せ歯車22は、第6図に示すようにサイドブラケ
ット2の下縁部に回転可能に取り付けられている。
組合せ歯車22は、第6図に示すように、第1の傘歯車
21と噛み合う第2の傘歯車22aと、平歯車列5を構成す
る一の平歯車5aと噛み合う平歯車22bとを同軸の一体に
形成したものであって、第2の傘歯車22aは第1の傘歯
車21と噛み合わされ、平歯車22bは平歯車列5を構成す
る一の平歯車5cと噛み合わされている。
第1の傘歯車21には、第1図〜第4図に示すように、
カム溝23が開設されると共に、周面カム24が突設されて
いる。そして、カム溝23には、一端がサイドブラケット
2の内面(第1の傘歯車21の取付面と反対側の面)に回
動可能に軸支されたドライブアーム25より突設されたロ
ーラ41が係合されている。なお、ローラ41は、サイドブ
ラケット2に開設された円弧状の透孔42を通してその先
端部が第1の傘歯車21の取付面側に配設され、カム溝23
に係合される。また、前記ドライブアーム25の先端部に
は、カセットホルダ3の側面より突設され、サイドブラ
ケット2に開設されたL字形のガイド溝15に内挿された
ローラ13が係合される。
一方、周面カム24には、一端がサイドブラケット2に
回動可能に軸支されたスイッチアーム26と、略中央部が
サイドブラケット2に回動可能に軸支され、一端がフロ
ントリッド29に連結されたドアオープナー28とが係合さ
れている。
リール台駆動機構35は、第5図に示すように、キャプ
スタンモータ4と、キャプスタンモータ4の出力軸とプ
ーリ4b,5bおよびベルト12を介して連結された平歯車列
5の入力軸5aと、この入力軸5aに取り付けられた平歯車
44と、中間歯車45と、すべりクラッチ機構46と、このす
べりクラッチ機構46の軸46aに揺動可能に設けられたア
ーム47と、このアーム47の他端側に取り付けられ、すべ
りクラッチ機構46の出力側の歯車48に噛み合わされた歯
車49とからなる。
前記アーム47の他端側に取り付けられた歯車49は、記
録モード、再生モード、消去モード、または早送りモー
ドが選択された際には、第5図に示すようにテイクアッ
プ側のリール台33に刻設された歯車33aに噛み合わさ
れ、キャプスタン31とピンチローラ32との接動によるテ
ープ送りと協同して磁気テープ39をテイクアップ側のリ
ール台33に巻き取る。一方、巻き戻しモードが選択され
た際には、サプライ側のリール台34に刻設された歯車
(図示せず)に噛み合わされ、磁気テープ39をサプライ
側のリール台34に巻き取る。
なお、キャプスタン31、ピンチローラ32、リール台3
3,34、回転シリンダ36、テープガイド37,38について
は、公知に属するVTRに搭載されるものと同じであり、
かつ本発明と直接関係がないので、説明を省略する。ま
た、前出の図と同様の部分についても、重複を避けるた
め説明を省略する。
以下、前記実施例にかかる磁気記録再生装置の動作に
ついて説明する。
第1図に示すように、テープカセット17の挿入前にお
いては、カセットホルダ3はカセット挿入口30と最も近
接した位置に位置付けられており、これに伴ってドライ
ブアーム25は最も左方に回動した位置にあり、スイッチ
アーム26はカセットホルダ駆動スイッチ27を非操作の状
態にあり、ドアオープナー28はフロントリッド29によっ
てカセット挿入口30を閉じた状態にある。
人手などによってカセット挿入口30よりテープカセッ
ト17を挿入すると、戻しばね28aの弾力に抗してドアオ
ープナー28が周面カム24から離隔する方向に回動し、ド
ア43が開いてカセットホルダ3内にテープカセット17が
挿入される。
テープカセット17をさらに挿入すると、第2図に示す
ように、カセットホルダ3の端部3aとテープカセット17
とが係合し、これらカセットホルダ3とテープカセット
17とが一体となってサイドブラケットの奥行き方向に挿
入される。このとき、カセットホルダ3の挿入力は、ド
ライブアーム25、第1の傘歯車21、組み合わせ歯車22、
平歯車列5、ベルト12を介してキャプスタンモータ4に
伝達され、キャプスタンモータ4が空転される。
カセットホルダ3とテープカセット17とが所定の位置
(一般には、テープカセット17が外部から取り出せなく
なる位置)まで挿入されると、周面カム24とスイッチア
ーム26との係合が解除され、スイッチアーム26が戻しば
ね26aによって下方に押し下げられ、キャプスタンモー
タ4がテープカセット17のローディング方向に起動され
る。
そして、キャプスタンモータ4の動力が、ベルト12、
平歯車列5、組合せ歯車22、第1の傘歯車21、ドライブ
アーム25を介してカセットホルダ3に伝達され、第3図
に示すように、カセットホルダ3がガイド溝15,16に沿
ってサイドブラケット2の右方下端部まで挿入され、テ
ープカセット17に備えられたリールがリール台33,34に
装着される。
テープカセット17の装着完了は、カセットホルダ3が
スイッチアーム36の基端部を押圧することによって検知
される。第1の傘歯車21は、装着完了検知後も一定量回
転し、カム溝23が第3図に図示する位置に至ったときに
停止する。第3図に図示するカム溝23の位置では、キャ
プスタンモータ4を停止させた後においても、カム溝23
に係合しているドライブアーム25の位置が第1の傘歯車
21の円周方向にあるため、不用意にドライブアーム25が
動いてテープカセット17が所定の位置からはずれること
はない。
また、フロントリッド29は、テープカセット17を所定
位置まで引き込んだ後に、ドアオープナー28によって閉
じられる。
テープカセット17の排出時には、ユーザが図示しない
イジェクトボタンを操作すると、キャプスタンモータ4
がローディング時とは逆方向に回転し、その動力が、ベ
ルト12、平歯車列5、組合せ歯車22、第1の傘歯車21を
介してドアオープナー28に伝達され、まずフロントリッ
ド29が開放される。これと共に、キャプスタンモータ4
の動力が、第1の傘歯車21からドライブアーム25を介し
てカセットホルダ3に伝達され、カセットホルダ3がガ
イド溝15,16に沿って原位置に復帰され、カセット挿入
口30からテープカセット17の一部が外部に突出する。こ
れによって、ユーザがレープカセット17を記録媒体駆動
装置から取り出すことができる。
前記実施例の磁気記録再生装置は、キャプスタンモー
タ4の出力軸4aと平行に配列された軸に取り付けられた
平歯車列5と、キャプスタンモータ4の出力軸4aと延長
線が交差する方向に配列された軸に取り付けられた第1
の傘歯車21とを、組合せ歯車22を介して連結したので、
テープカセット17のローディング時にカセットホルダ17
をテープカセット3と共に押し込んだとき、その押圧力
が、ドライブアーム25、第1の傘歯車21、組合せ歯車2
2、平歯車列5、ベルト12を介してキャプスタンモータ
4に伝達され、キャプスタンモータ4が空転される。よ
って、特別なストローク吸収機構を必要としないので部
品点数の低減を図ることができる。また、ドライブアー
ム25、スイッチアーム26、ドアオープナー28を第1の傘
歯車21に設けられたカム溝23および周面カム24にて駆動
するようにしたので、該部の構成が著しく簡略化され
る。よって、これらの相乗作用によって、記録媒体駆動
装置の小型化、軽量化、低コスト化を図ることができ
る。
また、第1の傘歯車21と組合せ歯車22とを共にサイド
ブラケット2上に設定したので、両歯車間の軸間距離を
正確に保持することができ、動作の安定性が高い。
さらに、組合せ歯車22として、第2の傘歯車22aと平
歯車22bとが同軸の一体に形成されたものを用いたの
で、組合せ歯車22を小型化することができ、組合せ歯車
22設定部の構成を簡略化、集約化することができる。
なお、前記実施例においては、ドライブアーム25のほ
かに、スイッチアーム26とドアオープナー28も第1の傘
歯車21に形成された周面カム24に係合したが、これらス
イッチアーム26およびドアオープナー28については、別
異と動力伝達機構により駆動するようにすることもでき
る。
また、前記実施例においては、第1の傘歯車21と組合
せ歯車22とを共にサイドブラケット2上に設定したが、
互いに分割可能な基板、例えばシャーシ1とサイドブラ
ケット2とに各歯車21,22を別個に設定することもでき
る。
また、前記実施例においては、組合せ歯車22として第
2の傘歯車22aと平歯車22bとが同軸の一体に形成された
ものを用いたが、第2の傘歯車22aと平歯車22bとを別体
に形成し、同軸上に取り付けるようにすることもでき
る。
さらに、前記実施例はVTRを例にとって説明したが、
例えば光ディスクドライブなど、他の記録媒体駆動装置
にも応用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によると、平歯車列と第
1の傘歯車とを組合せ歯車を介して連結したので、特別
なストローク吸収機構を設けなくても媒体をローディン
グすることができ、部品点数の低減を図ることができ
る。また、ドライブアームを第1の傘歯車に設けられた
カムにて駆動するようにしたので、ドライブアームを歯
車駆動する場合に比べて該部の構成を著しく集約化する
ことができ、磁気記録再生装置の小型化、軽量化、低コ
スト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープカセット挿入前の状態を示す説明図、第
2図はテープカセット挿入時の状態を示す説明図、第3
図はテープカセットのローディング終了時の状態を示す
説明図、第4図は本発明に係る磁気記録再生装置の要部
分解斜視図、第5図はその平面図、第6図は動力伝達機
構の要部を示す断面図、第7図は従来より知られている
磁気記録再生装置の説明図である。 2……サイドブラケット、3……カセットホルダ、4…
…キャプスタンモータ、5……平歯車列、17……テープ
カセット、21……第1の傘歯車、22……組合せ歯車、23
……カム溝、24……周面カム、25……ドライブアーム、
26……スイッチアーム、28……ドアオープナー、30……
カセット挿入口。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体駆動用モータの駆動力をカセットホル
    ダに伝達し、カセットホルダをキャビネットの前面に開
    設されたカセット挿入口と対向する第1の位置とキャビ
    ネット内に設定された媒体駆動部と対向する第2の位置
    との間で往復駆動させるカセットホルダ駆動機構を備え
    た磁気記録再生装置において、前記媒体駆動用モータの
    駆動力を前記カセットホルダに伝達する動力伝達機構
    を、前記媒体駆動用モータの出力軸と平行に配列された
    軸に取り付けられた平歯車列と、前記媒体駆動用モータ
    の出力軸と延長線が交差する方向に配列された軸に取り
    付けられた第1の傘歯車と、前記平歯車列を構成する一
    の平歯車と噛み合い可能な平歯車と前記第1の傘歯車と
    噛み合い可能な第2の傘歯車とが同軸に構成された組合
    せ歯車と、前記第1の傘歯車と一体に形成されたカムに
    よって駆動され、前記カセットホルダに連結されたドラ
    イブアームとから構成したことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記第1の傘歯車
    と前記組合せ歯車とを、同じ基板上に設定したことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記組合せ歯車を
    構成する第2の傘歯車と平歯車とを、一体に形成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
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