JP2614665B2 - エレベータ遠隔監視装置の電源装置 - Google Patents
エレベータ遠隔監視装置の電源装置Info
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- JP2614665B2 JP2614665B2 JP2056683A JP5668390A JP2614665B2 JP 2614665 B2 JP2614665 B2 JP 2614665B2 JP 2056683 A JP2056683 A JP 2056683A JP 5668390 A JP5668390 A JP 5668390A JP 2614665 B2 JP2614665 B2 JP 2614665B2
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- power supply
- elevator
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- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータ遠隔監視装置の電源装置の改良に
関する。
関する。
最近、ビルの管理費用を低減するために管理人をなく
し、その代りにエレベータの故障情報を端末装置で収集
し、この故障情報を通信回線を介して監視センタに発報
して集中監視するエレベータ遠隔監視装置が採用されて
いる。
し、その代りにエレベータの故障情報を端末装置で収集
し、この故障情報を通信回線を介して監視センタに発報
して集中監視するエレベータ遠隔監視装置が採用されて
いる。
ところで、この端末装置の電源は、常時は建屋電源か
ら供給されているが、建屋電源が停電すると予備のバッ
テリ電源に切換えるとともに、停電になったことを監視
センタに発報している。
ら供給されているが、建屋電源が停電すると予備のバッ
テリ電源に切換えるとともに、停電になったことを監視
センタに発報している。
尚、この種の装置に関しては、たとえば特開昭63−26
2798号公報に論じられている。
2798号公報に論じられている。
ところで、ビルの建屋電源とエレベータ電源とはビル
受電用電源は共通であるが、別電源となっている。その
ためビルの一部の工事を行なうために建屋電源は停電す
るがエレベータ電源は停電とならないことがある。この
時、エレベータは正常に稼動しているにも拘らず建屋電
源が停電となるため停電が発生した情報が監視センタに
発報され、その結果、保守技術員が前記ビルに出動する
という無駄な作業を行なう可能性があった。
受電用電源は共通であるが、別電源となっている。その
ためビルの一部の工事を行なうために建屋電源は停電す
るがエレベータ電源は停電とならないことがある。この
時、エレベータは正常に稼動しているにも拘らず建屋電
源が停電となるため停電が発生した情報が監視センタに
発報され、その結果、保守技術員が前記ビルに出動する
という無駄な作業を行なう可能性があった。
本発明の目的は端末装置の電源の停電時の不必要な保
守技術員の出動を少なくしたエレベータ遠隔監視装置の
電源装置を提供するにある。
守技術員の出動を少なくしたエレベータ遠隔監視装置の
電源装置を提供するにある。
本発明は上述の目的を達成するため、建屋電源が停電
し、かつエレベータ電源が停電していないとき、端末装
置の電源を上記建屋電源からエレベータ電源に切換え接
続する手段を設けたことを特徴とする。
し、かつエレベータ電源が停電していないとき、端末装
置の電源を上記建屋電源からエレベータ電源に切換え接
続する手段を設けたことを特徴とする。
本発明のエレベータ遠隔監視装置の電源装置は上述の
如き構成であるから、工事を行なうために、建屋電源が
停電になってもエレベータ電源が停電してない場合に
は、端末装置の電源はエレベータ電源より供給され、停
電発報は行なわれないので保守技術員の無駄な出動をな
くすことができる。
如き構成であるから、工事を行なうために、建屋電源が
停電になってもエレベータ電源が停電してない場合に
は、端末装置の電源はエレベータ電源より供給され、停
電発報は行なわれないので保守技術員の無駄な出動をな
くすことができる。
以下本発明の一実施例を図面によって説明する。
第1図はエレベータ遠隔監視装置の電源装置の電気結
線図である。
線図である。
建屋電源Uにはリレー1の常開接点1a1,1a2を介して
整流器3が接続され、この整流器3は並列に接続された
リレー1の常開接点1a3,1a4と後述するリレー2の常開
接点2a1,2a2を介して端末装置4が接続され、この端末
装置4は通信回線9を介して監視センタ10に接続されて
いる。
整流器3が接続され、この整流器3は並列に接続された
リレー1の常開接点1a3,1a4と後述するリレー2の常開
接点2a1,2a2を介して端末装置4が接続され、この端末
装置4は通信回線9を介して監視センタ10に接続されて
いる。
一方、エレベータ電源Vにはリレー2を介してエレベ
ータ制御装置8が接続されており、このエレベータ制御
装置8が故障した場合の故障信号は信号線81〜8nを介し
て端末装置4に送信される。またエレベータ電源Vは、
リレー1の常閉接点1b1,1b2を介して整流器3に接続さ
れている。このようにして整流器3はリレー1が付勢さ
れているときは建屋電源Uから給電され、リレー1が消
勢されるとエレベータ電源Vから給電される。
ータ制御装置8が接続されており、このエレベータ制御
装置8が故障した場合の故障信号は信号線81〜8nを介し
て端末装置4に送信される。またエレベータ電源Vは、
リレー1の常閉接点1b1,1b2を介して整流器3に接続さ
れている。このようにして整流器3はリレー1が付勢さ
れているときは建屋電源Uから給電され、リレー1が消
勢されるとエレベータ電源Vから給電される。
更に端末装置4には、両リレー1,2の常閉接点1b3,1
b4,2b1,2b2の直列接続体を介してバッテリ5が接続され
ている。従って、建屋電源Uおよびエレベータ電源Vが
供に停電すると、端末装置4はバッテリ5から給電され
る。
b4,2b1,2b2の直列接続体を介してバッテリ5が接続され
ている。従って、建屋電源Uおよびエレベータ電源Vが
供に停電すると、端末装置4はバッテリ5から給電され
る。
また両電源U,Vと端末装置4間には、リレー1の常閉
接点1b5とリレー2の常開接点2a3の直列接続体を介して
カウンタ7が接続されており、このカウンタ7は建屋電
源Uが停電しエレベータ電源Vから端末装置4に給電さ
れたときカウントする。尚、本実施例において端末装置
4はマイクロコンピュータによって構成され、CPU4a,RO
M4b,RAM4cを有し、信号線81〜8nを介して入力された故
障信号は一旦RAM4cに記憶される。
接点1b5とリレー2の常開接点2a3の直列接続体を介して
カウンタ7が接続されており、このカウンタ7は建屋電
源Uが停電しエレベータ電源Vから端末装置4に給電さ
れたときカウントする。尚、本実施例において端末装置
4はマイクロコンピュータによって構成され、CPU4a,RO
M4b,RAM4cを有し、信号線81〜8nを介して入力された故
障信号は一旦RAM4cに記憶される。
次に、エレベータ遠隔監視装置の電源装置の動作を説
明する。
明する。
今、建屋電源、エレベータ電源とも課電されていると
する。このとき、リレー1,2はともに付勢されて閉じた
接点1a1,1a2を介して、建屋電源Uに整流器3が接続さ
れ、さらに接点1a3,1a4を介して端末装置4に給電され
ている。尚、エレベータ電源Vは接点1b1,1b2が開いて
いるので、整流器3に対しては無関係であり、またバッ
テリ5は接点1b3,1b4が開いているので端末装置4に対
しては無関係であり、また、いずれの電源も課電されて
いるのでエレベータ電源故障信号は発報されない。
する。このとき、リレー1,2はともに付勢されて閉じた
接点1a1,1a2を介して、建屋電源Uに整流器3が接続さ
れ、さらに接点1a3,1a4を介して端末装置4に給電され
ている。尚、エレベータ電源Vは接点1b1,1b2が開いて
いるので、整流器3に対しては無関係であり、またバッ
テリ5は接点1b3,1b4が開いているので端末装置4に対
しては無関係であり、また、いずれの電源も課電されて
いるのでエレベータ電源故障信号は発報されない。
次に、ビル内で工事を行なうために、建屋電源Uが停
電したとする。するとリレー1が消勢され、接点1a1,1a
2が開くと供に接点1b1,1b2が閉じ、整流器3にはエレベ
ータ電源Vに接続され、端末装置4には接点2a1,2a2を
介して直流電源が供給される。このとき、接点1b5,2a3
も閉じているので、この条件をカウンタ7がカウントす
る。尚、エレベータ電源Vが課電しているのでエレベー
タ電源故障信号は発報されない。
電したとする。するとリレー1が消勢され、接点1a1,1a
2が開くと供に接点1b1,1b2が閉じ、整流器3にはエレベ
ータ電源Vに接続され、端末装置4には接点2a1,2a2を
介して直流電源が供給される。このとき、接点1b5,2a3
も閉じているので、この条件をカウンタ7がカウントす
る。尚、エレベータ電源Vが課電しているのでエレベー
タ電源故障信号は発報されない。
次に、たとえばビルの受電設備が故障し、建屋電源U
およびエレベータ電源Vのいずれにも停電になったとす
る。このときは、リレー1,2が共に消勢する。従って、
接点1a3,1a4,2a1,2a2が開き、接点1b3,1b4,2b1,2b2が閉
じるので、端末装置4はバッテリ5から供給電される。
このとき接点2a3が開いているので、カウンタ7は動作
しない。またエレベータ電源故障信号は信号線8mを介し
て、RAM4cに記憶され、通信線9を介して監視センタ10
に発報される。
およびエレベータ電源Vのいずれにも停電になったとす
る。このときは、リレー1,2が共に消勢する。従って、
接点1a3,1a4,2a1,2a2が開き、接点1b3,1b4,2b1,2b2が閉
じるので、端末装置4はバッテリ5から供給電される。
このとき接点2a3が開いているので、カウンタ7は動作
しない。またエレベータ電源故障信号は信号線8mを介し
て、RAM4cに記憶され、通信線9を介して監視センタ10
に発報される。
このように、建屋電源Uのみが停電したときには、端
末装置4はエレベータ電源Vに接続され、この情報はカ
ウンタ7にカウントされ監視センタ10に発報されないの
で、保守技術員が無駄に出動することを回避することが
できる。
末装置4はエレベータ電源Vに接続され、この情報はカ
ウンタ7にカウントされ監視センタ10に発報されないの
で、保守技術員が無駄に出動することを回避することが
できる。
尚、本実施例においては建屋電源Uのみが停電になっ
たときカウンタ7によりカウントしたが、CPU4aでカウ
ントし、RAM4cにカウント値を記憶するようにすること
もできる。
たときカウンタ7によりカウントしたが、CPU4aでカウ
ントし、RAM4cにカウント値を記憶するようにすること
もできる。
以上説明したように本発明は、常時端末装置を建屋電
源に接続し、この建屋電源が停電したときには端末装置
をエレベータ電源に接続するようにしたため、建屋電源
のみが停電した場合、監視センタには発報せず、従って
保守技術員が不必要にビルに出動することがない。
源に接続し、この建屋電源が停電したときには端末装置
をエレベータ電源に接続するようにしたため、建屋電源
のみが停電した場合、監視センタには発報せず、従って
保守技術員が不必要にビルに出動することがない。
第1図は本発明の一実施例によるエレベータ遠隔監視装
置の電源装置の電気結線図である。 1,2……停電検出リレー、4……端末装置、5……バッ
テリ、7……カウンタ、10……監視センタ、U……建屋
電源、V……エレベータ電源。
置の電源装置の電気結線図である。 1,2……停電検出リレー、4……端末装置、5……バッ
テリ、7……カウンタ、10……監視センタ、U……建屋
電源、V……エレベータ電源。
Claims (1)
- 【請求項1】建屋電源に接続された端末装置と、この端
末装置を介してエレベータ電源に接続されたエレベータ
の異常情報を監視センタに発報する手段とを備えたエレ
ベータ遠隔監視装置の電源装置において、上記建屋電源
が停電し、かつ上記エレベータ電源が停電しないとき、
前記端末装置の電源を上記建屋電源から上記エレベータ
電源に切換え接続する手段を設けたことを特徴とするエ
レベータ遠隔監視装置の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056683A JP2614665B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エレベータ遠隔監視装置の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056683A JP2614665B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エレベータ遠隔監視装置の電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259878A JPH03259878A (ja) | 1991-11-19 |
JP2614665B2 true JP2614665B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13034233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2056683A Expired - Lifetime JP2614665B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エレベータ遠隔監視装置の電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614665B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2056683A patent/JP2614665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03259878A (ja) | 1991-11-19 |
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