JP2614421B2 - 静電チャック装置の製造方法 - Google Patents
静電チャック装置の製造方法Info
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Description
体的には、ワークピースと静電チャックの1つまたは複
数の電極との間の静電引力により、ワークピースを支持
する装置に関するものである。
間に、広範囲にわたる仕事がなされてきた。1つの例は
米国特許第5,055,964号に記載されているものである。
本発明は、上記特許に記載のチャックに対する改良であ
る。ウェーハに関する作業に関しては、IBM Technic
al Disclosure Bulletin 19巻6号(1976年11月)に「ガ
ス冷却」という論文がある。米国特許第3,993,123号に
は、隣接する表面の間の熱をガスを使って伝導する記載
があり、この記載によれば、公称同一平面の2つの表面
の不規則面の間にガスが存在し、インピーダンスの小さ
い供給領域からガスが拡散して、すきまに浸透する。ガ
ス圧は公称大気圧であって、したがって、ガスの平均自
由行路の等値、および両表面の間の平均距離によって特
徴づけられる遷移値よりも高い。
する平面を製造し、その平面に冷却ガスの流路を形成す
ることであり、且つ、上記特許第3,993,123号に記載さ
れているような双極チャックの2つの電極の間の誘電性
コーティングを介して起こる絶縁破壊を回避するように
することである。
クにおいて、2つの電極間の絶縁破壊電圧が高い構造を
提供するものである。
の製造方法に関する。要素部品が機械加工され、部分的
に陽極酸化されて、ウェーハに接触しない表面部品に硬
性の絶縁表面を形成し、次に、アセンブリを行い、その
後、ワークピースに隣接する頂面を機械加工して電極の
角に丸みを持たせることで電極の間の放電が抑えられ
る。
を持つ静電チャックの分解図を示す。チャックのより大
きな部分、すなわち基部電極200は機械加工によりつ
くられた電極凹部270を持ち、第2の電極すなわち環
状電極100を保持する。チャックを明瞭に示すため
に、環状電極100が軸50に沿って配置されている様
子を図示してある。基部電極200は高くなった中央ハ
ブ250を持ち、基部電極200の環状の縁220と共
に頂面210を形成している。公知のように、ワークピ
ースの下部表面上の誘導電荷による静電引力、並びに、
電極100および200によって形成されたキャパシタ
からワークピースまで延びる外縁電界により、双極チャ
ックは半導体ウェーハあるいはその他のワークピースを
頂面210に引きつける。
の間に形成された電極の間の小さいギャップを使用する
ことにより、ワークピースに対する高いクランプ力を提
供し、且つ、上記米国特許第5,055,964号のチャックの
全表面が可能な限り平面であるという利点を維持するこ
とを目的とする。
に垂直表面155を持ち、対応する中央ハブ250の垂
直表面255と組み合わせると、両垂直表面の間に内側
の凹部ギャップができる。同様に、相対応する外側表面
105と205により、外側の凹部ギャップができる。
一貫性のあるクランプ力が持てるように、これらのギャ
ップを高い精度で画定でき、繰り返し作れることが重要
である。電極凹部270の底部には2つの開口230が
あり、ピンを下からこの開口を通して環状電極100を
持ち上げ、頂面110が基部電極200の頂面210と
同一平面になるようにする。環状電極100の最初の厚
さは、凹部270の底部(酸化された凹部の深さ)と環
状電極100の底部(即ち環状電極100の酸化された
厚さが持てるような)との間に、公称厚みが0.0254mm
(0.001インチ)から0.0762mm(0.003インチ)、典型的には
0.0508mm(0.002インチ)の結合ギャップができるように
作られる。
00の断面図である。環状電極100を基部電極200
の上に示す。凹部270の中に、頂部丸み(radius)2
56が中央ハブ表面250と垂直表面255との間に機
械加工されている。本発明の実施例では、この表面の曲
率半径は0.381mm(0.015インチ)である。これに対応す
る、垂直表面255と底部表面265の間の底部の角2
58の曲率半径は1.524mm(0.060インチ)である。これ
らの丸みはカーバイド、セラミック、あるいはダイアモ
ンドの要具を用いた、数値制御された旋盤で機械加工す
ることが望ましい。対応する電極100の頂部の丸み2
56’、および底部の丸み258’の曲率半径は、それ
ぞれ0.381mm(0.015インチ)および2.286mm(0.090イン
チ)である。
切削は公称0.0508mm(0.002インチ)の切削深さの断面
操作精度で作ることが望ましく、また、ワークピースの
回転速度は、高品質の絶縁コーティングの形成がしやす
いように、公称25.4ミクロン(2マイクロインチ)仕上
がりの、なめらかな表面が作れるものが望ましい。電極
100の全表面も最終的に、頂面が上記の標準になるよ
うに機械加工される。
面層を有している。これは、アルミライト(Alumilite
(Aluminum Company of America社の登録商標))のよ
うなプロセスで形成され、丈夫で密度の高いコーティン
グを形成し、最低限ミル規格の規格番号 MIL-A-8625 Ty
pe III Class 1 の要求仕様を満たすものである。参照
しやすいようにこの種のコーティングはハード・コート
酸化物と称す。アルミニウム合金6061ーT6が基部
の材料として望ましい。
物質を広くサンプリングしてテストを行い、満足すべき
ビレットを見つけることが重要であることが分かった。
当業者には明らかなように、処理ステップ、製造後のエ
イジング、結晶粒の大きさ、および化学的組成のすべて
が酸化物コーティングの質に影響を与える。最も単純な
選択方法は、テストピースを単に陽極酸化することであ
る。
の陽極酸化、アルミナ、あるいは、他の絶縁体にかかわ
らず、コーティングが可能な限り非多孔性であって、そ
れにより、絶縁体の破壊電圧が可能な限り高くなるもの
でなければならない。絶縁破壊電圧が高くなればなるほ
ど両電極間のギャップが小さくなり得る。絶縁破壊電圧
は0.0254mm(0.001インチ)あたり少なくとも500ボル
トあることが望ましい。上述したように、絶縁体を適用
して最終的な厚さを0.0508mm(0.002インチ)にすること
が望ましい。この用途では、多孔度が重要である。プラ
ズマが小孔を通り電極に接触する可能性があると、プラ
ズマを介してアークができるか、電極がプラズマ電位に
至り、その電極を引き離すことが起こり得る。
ち、電極100および200の頂面が、アセンブリの
後、最終的な大きさになるように機械加工される様子を
示す。この方法は上記米国特許第5,055,964号に記載の
方法の改良であり、詳細は以下に述べる。図示した領域
はチャックの中央に近い電極100および200の間の
接合部である。図3(A)は、最初の陽極酸化のステッ
プ(このとき、頂面110および210はマスクされ
て、陽極酸化されない)の後に、電極100および20
0が位置合わせされ、接着された様子を拡大して示す。
垂直表面255および155は、凹部270および電極
100の底部と同様に、陽極酸化されている。底部の陽
極酸化ステップはオプションで、使用する絶縁体の質と
許容できる電流漏れの程度に依存する。以下に述べる位
置合わせを行った後、両電極は絶縁エポキシ254(例
えばH70S)で接着される。図3(A)に示すよう
に、両電極の最終的な頂面になる頂面の線210’の上
までエポキシが充填される。
が、最終の仕上げが101.6ミクロン(4マイクロインチ)
(実際的には50.8ミクロン(2マイクロインチ)に近
い)になるように機械加工され、丸み256および25
6’も機械加工されている。機械加工ステップでは、先
ず陽極酸化コーティングにダイアモンド・スクライブで
刻みを付け、次にプランジ・カットを行う。プランジ・
カットは、おおよそ丸み256/256’の大きさのツ
ールをエポキシに突っ込み、このツールを電極100の
外周に沿って動かす。実施例では、半径256は0.762m
m(0.030インチ)であった。当業者であっても、コーテ
ィングを機械加工で除去することは思いつかないであろ
う。コーティングはもろく、機械加工でなめらかになら
ずに砕けてしまうので、陽極酸化されたハード・コート
を機械加工すると、その結果、表面が粗くなることが分
かっているからである。新たななめらかな表面を作るた
めに機械加工をさらに内側に延ばすことはできるが、垂
直表面内部に水平段差ができてしまう。これは、過分な
機械加工によることと、酸化物がアルミニウム中に成長
して酸化物が形成されるからである。このような段差
は、その段差のところで高い電界強度ができ、それに伴
い電流漏れを起こす危険が増えるので、勿論望ましくな
い。さらに、新しいエポキシと古いエポキシとの間の界
面が段差の垂直位置にできる。新しいエポキシと古いエ
ポキシとの間の接着は、1つのエポキシのかたまりの内
部の接着よりも均一でないので、上記の界面は電流漏れ
にたいする抵抗が低い。少なくとも最小量のアルミニウ
ムが除去されるので、丸みにはある段差即ち鋭い変化が
形成されるのはやむをえない。半径256と256’
は、2つの機械加工プロセスで2つの要具を用いて、異
なるように作ることもでき、その結果、段差を垂直方向
のある距離だけ離すことができる。さらに、当業者には
明らかなように、機械加工工程でアルミニウムの粒子が
生じ、これが、エポキシの中に留まり絶縁破壊を起こす
弱点の原因になる。アルミニウム粒子は手で除くか、お
よび/または、丸み256と256’を機械加工した後
にエポキシだけを除く2回目のプランジ・カットを行
い、これにより、残っているアルミニウム粒子を除き、
また、古いエポキシと新しいエポキシとの間の接合部を
低くして、その結果、接合部が、新しい陽極酸化部と新
しい陽極酸化部との間の不連続部分と同じ高さにならな
いようにする。
工する。 2. 凹部270を機械加工で仕上げる。電極200
に、ジグで中央ドエルピンをつくる。 3. 垂直表面155と255、および電極100の底
部を機械加工で仕上げる。電極100および200に、
ジグでドエルピンが通る穴をつくる。 4. 凹部270の垂直表面155と255、および電
極100の底部を陽極酸化する。電極100と200の
頂面はマスクする。 5. プランジ・カットする領域の底部にダイアモンド
・スクライブの先端で刻みを付ける。陽極酸化された表
面をポリイミドでコーティングする。ダイアモンド・ス
クライブで刻みをつけた線の上方の陽極酸化されたハー
ドコートを必要に応じて機械加工で除去する。 6. ドエルピン位置合わせ(1マイクロアンプ以下の
手法)を用いて電極100および200を接着する。 7. 丸み256と256’を機械加工でプランジ・カ
ットする。頂面210’およびチャックの外側表面全て
を機械加工で仕上げる。 8. 表面210’およびチャックの外側表面を陽極酸
化する。 9. プランジ・カットされた丸みを熱伝導性の絶縁エ
ポキシ254’で密封する。
になるなら、両電極の間にポリイミドのシートを挿入し
てもよい。
の深さより小さくし、接着工程後の底部の両表面の間に
公称0.0508mm(0.002インチ)のギャップが作られる。
このギャップの均一性は、プラズマを持続させるようR
F電力がチャックを介して供給される、プラズマによっ
て引き起こされるエッチング工程に関連する。RFは通
常、底部ギャップを介して電極100の領域において容
量結合しているので、このキャパシタのインピーダンス
のために、この領域ではより少ないRFが供給され、エ
ッチング工程がRFの量に高度に敏感である場合、この
領域でのエッチング工程も影響される。工程によりそれ
ぞれRF電力に対する敏感性が異なるが、当業者であれ
ば、工程の敏感性を測定することは容易であろう。RF
を印加しない工程で使用されるチャックは上記の考慮に
よる影響は受けず、従って、より大きなギャップを持つ
ことができる。あるいは、電極100および200の各
々に適切な適応回路を介してRF電力を直接供給する別
の方法もある。
ワークピースをガス冷却するための冷却ガスの流路の詳
細の断面図を、部分的に描写図で部分的に図式図で示
す。図4の右に示すように、ガス(例えばヘリウムまた
はアルゴン)が、冷却ガス流路510を通り、電極20
0を通って上がり、電極200の縁のまわりを通る環状
通路即ちガス配給溝515に達する。熱伝導性のガスが
環状のガス配給溝515から放射状に拡散し、両表面の
間のすきまの中の圧力とガス配給溝515の中のガス圧
とが等しくなった時に拡散は止む。ガスが出口まで沿っ
て流れる内部にはインピーダンスとなる通路がないの
で、ガス圧の降下はなく、従って、ガス圧は必然的に均
一である。
ェーハの間の圧力を、チャンバの公称圧力(0.5m Torr
〜2 Torr)よりはるかに大きな公称値(例えば10 Tor
r)に保持する方法は、環状通路515と周囲の真空と
の間の短い通路という障害物「インピーダンス」を介し
て外側に向けてガスを流す方法である。環状通路515
の内側の圧力は、オームの法則にならって表現すれば、
ウェーハ600と基部電極200との間の非常に狭い通
り道というインピーダンスに流れを掛けた値に等しい。
したがって、表面の粗さ、およびチャックとウェーハ6
00(図4参照)との間の引力によってきまる「インピ
ーダンス」が与えられたとき、所望の範囲の圧力を保つ
のに十分な所定のガス量を流すことが重要であることが
わかる。上記の、ガス流を維持してガス圧を確立する手
法は、ガス流を妨げるOリングシール、あるいは、他の
弾性シールを使う、例えば米国特許第5,103,367号にあ
る従来技術とは根本的に異なる。この種のシールは、そ
の外側エッジ部分がプラズマによる攻撃を受けやすい。
ンプを用い、ガス圧を等しくできるほどにガスが自由に
流れることができる、少なくともウェーハと同じ厚さ
(0.508mm以上(0.020インチ))のガスチャンバを持つ
チャックの記載がある。密封は、ガスチャンバを画定す
るチャックの外側エッジ部の高くなったリップに対して
大きな力でウェーハを押さえつける機械的クランプによ
って得られる。クランプがエッジ部だけに適用されるの
で、クランプ領域におけるクランプ圧力は、静電チャッ
クの中の引力よりは、少なくともクランプ領域の割合だ
け大きい。静電チャックに対するクランプ圧力が20 Tor
r(チャックからウェーハを押し上げる冷却ガスの圧
力)の場合、全クランプ力は20 Torr × Atotal(A
totalはチャックの全領域を表す)である。機械的にク
ランプされたチャックが減少したクランプ領域Ac lampの
上で同じクランプ力を適用するには、クランプ領域での
圧力は、20Torr(Atotal/Aclamp)でなければならない。
例えば、直径200mmのチャックでリップの幅が5mmの場
合、Atotal = π1002mm2、 Aclamp = π(1002 - 952)mm
2、そして、 Atotal/Aclamp = 10.3である。このような
機械的にクランプされたチャックは静電チャックよりも
少なくとも10倍のクランプ圧力を発揮するべきであ
り、密封は圧力に従って単調に増える関数であるので、
従って、それに応じて良い密封ができる。
チ)の流路510の直径は0.762mm(0.030インチ)で、
その下の流路の直径は3.175mm(0.125インチ)である。
流路510はグロー放電を持続させるようなものであっ
てはならず、したがって、通常の隔壁あるいは他の手段
を用いてパッシェンの法則を満たさないようにし、グロ
ー放電が発生しないようにするべきである。長いガス流
路は、例えば石英の管あるいは絶縁された管を用いて、
チャックと結合しないようにし、場合によっては、余計
なガス量を減らすために、テフロンの細管を詰めるよう
にすべきである。
(0.020インチ)で、電極200の頂面220に接する
ところでの曲率半径が0.254mm(0.010インチ)、電極2
00の底部に接するところでの曲率半径が0.508mm(0.0
20インチ)である。ガス配給溝515と流路510とが
交叉するところは、必要に応じて丸みをつけても良い。
少ない放射状の溝を形成する構成に比べて、上記の構
成、すなわち、周辺に沿った、インピーダンスの少ない
ガス配給溝を通してガスを環状に配給し、拡散によって
ガスを放射状に配給するようにした本発明の構成の利点
は、前者の場合、溝が交叉するところに鋭い角部が形成
され、ウェーハにあたる冷却ガスを通して、上記の角で
の高い電界によって、放電が発生する危険があることで
ある。当業者には明らかなように、冷却ガスの流路には
他の構成があることは公知のことである。例えば、中央
開口を用いて供給口とし、ガスを放射状に真空の中に流
す方法もある。しかし、この方法には、半径によってガ
ス圧が異なり、したがって、冷却効率が変動するという
欠点がある。
ェーハ600の背面との間の平均距離よりかなり小さく
するようにすることが望ましい。高圧状況と称せられる
この条件の下では、ガス膜の熱伝導率は、約1 Torrから
大気圧にいたる広い範囲の圧力に殆ど影響されない。低
圧状況の下で平均自由行路が上記の平均距離に等しいか
より大きい場合、熱伝導率は圧力に対して指数関数的に
減少する。低圧状況下での操作については米国特許第4,
909,314号に記載がある。上記の特許で使用している用
語とは対照的に、本発明で使用している用語は標準的な
用法であり、「伝導」とは質量の流れを伴わない、粒子
の衝突の繰り返しによる熱伝導を意味し、「対流」と
は、通常、正味の質量の流れを伴い、エネルギーを持っ
た粒子が1つの場所から別の場所に運動することによる
熱伝導を意味する。したがって、低圧状況の下では、熱
伝導は対流によるものであり、熱せられたウェーハから
エネルギーを得た粒子が、衝突を伴わずに冷たい基部に
移動し、基部に衝突したときにエネルギーを放出する。
水)の流路を表し、流体はこの図の紙面に垂直に流れ
る。冷却水の使用は任意で、チャックによってワークピ
ースから除かねばならない熱に依存する。図4の左側
に、DC電圧とRF電力の電気的接続を示す。DC電圧
は公称600ボルトであり、電極200と100の間に
印加される。用途により、電圧は殆ど0ボルトから約8
00ボルトまでの間の広い範囲にわたる。RF接続は、
直径200mmのチャックに対し、13.56MHzで公称1000
ワットである。RF周波数と電力は、チャックを載せる
チャンバの製造者によって決められ、エッチング・ガス
のタイプ、エッチングされる物質、ウェーハの大きさ、
およびチャンバの大きさによって変わる。RF電力はゼ
ネレータ630から、2つのボックス610と620に
供給される。ボックス610と620はそれぞれ電極2
00と100に接続された、通常のインピーダンス整合
と電力配給のサブ装置を表す。通常のDC電源235
は、低域通過フィルタによって分離されていて、DCバ
イアスを供給する。当業者には明らかなように、RF電
力は、電極200の上方でプラズマに結合されている電
力と、電極100の上方でプラズマに結合されている電
力との間の平衡をとるために、いくつかの異なる点に供
給することができる。例えば、電極200に単一の供給
を行い、ギャップを介して電極100に容量結合をする
方法、あるいは、電極のどちらか一方に直接接続させ、
電極のもう1つにはインピーダンス整合および電力平衡
装置を接続させる方法、あるいは、電極200および/
または電極100をいくつかの点で接続する方法があ
る。RF電力の供給を、電極200と電極100との間
の余分なキャパシタンスを補償し、プラズマの中に結合
された電力を2つの電極にとって等しくするために使う
か、あるいは、供給を意図的に不均衡にして、チャンバ
の寸法のちがいの効果を補償し、ある部分により大きい
電力を供給してエッチングの均一性を保つようにするこ
ともできよう。
ず、他の多くの材料にも使うことができる。ウェーハや
他のワークピースを掴んで移動するマテリアル・ハンド
リング装置に使うことができる。
テップは、酸化物が形成された後、アセンブリの前また
は後に行う研磨ステップである。チャックが花崗岩ブロ
ックの表面、または他の非導電性の、不純物のない滑ら
かな表面の上に置かれ、455グラムないし2,270グラム
(1ないし5ポンド)の圧力で押さえる。上記のブロック
に載せたチャックを2分間ラビングした結果、ガス漏れ
率が2倍以上改善された。クランプ力はウェーハをチャ
ックからはずすのに必要なガス圧を測ることで容易に測
定できる。最初のクランプ力が満足できるレベルであれ
ば、チャックの電極に印加する電圧は減らすことがで
き、絶縁物質にかかる応力も減り、寿命も長くできる。
08mm(0.001ないし0.002インチ)に充填されたエポキシ
系のものを使用した場合、温度が20℃以上のときに、
電極100と200との間にかなりの漏れ電流があるこ
とが分かった。アルミナおよび窒化物硼素のような典型
的な充填剤は双方とも良い絶縁物質であるので、これは
意外であった。この漏れは、陽極酸化工程の後に残った
移動イオンが酸化物コーティングを通して流れ、徐々に
コーティングを弱めることによって起こるものである。
したがって、有機コーティング、または、イオン移動の
低いエポキシを使って、移動イオンの流れを遮断するこ
とが望ましい。厚さ0.0254mm(0.001インチ)のポリイ
ミドの膜を電極100と200との間に挿入して、垂直
表面と電極100の下部に沿って発生する漏れ電流を減
らすことができる。この手法をとった場合、温度100
℃で、漏れ電流が10μA以上であったものを1μA以下に
減らすことができた。電極をポリイミド樹脂のような有
機物質に浸漬する方法も使うことができる。
0に供給されていた前述の実施例とは対照的に、図5
に、電極100および200が電気的にデカップリング
されている別の実施例を示す。図5の実施例では、絶縁
環111(実施例として、アルミナ、窒化硼素、または
比較的高い熱特性を持つ他の絶縁体で形成されている)
が、両電極をデカップリングするのに十分な垂直方向の
厚さを持っている。図4の実施例では、環の内側および
外側のエッジにおいて2つの段差があった。実施例の20
0mmのチャックに対しては、両電極間のキャパシタンス
は500pF以下であることが望ましい。絶縁環111の形
状は単純な環状ではなく、半径の内側の部分が高い形状
のものである。コストをかけてもこのような方法を採用
する理由は、電極100と200の間のキャパシタンス
を減じ、RF電力配分を調整するためである。
ピースをよく掴むための外縁電界を強くするためには比
較的小さく(0.508mm(0.02インチ))すべきであるが、
ギャップを小さくするとキャパシタンスが増える。絶縁
環111が表面まで延びていないのは、外縁電界からの
上述の制約と、セラミックの熱伝導率がアルミニウムの
熱伝導率よりはるかに小さいという理由による。したが
って、セラミックが表面まで延びている場合には、半径
方向に温度の不連続が起こり得る。当業者には明らかな
ように、最終的な寸法は、結合されたRF電力の半径方
向の差異、温度差、および、ウェーハのクランプ力に対
するプロセスの感度を含む、通常の工学上のトレードオ
フに依存する。この実施例では、絶縁環111の厚さは
主部分で3.175mm(0.125インチ)の厚さ、内側部分で8.
636mm(0.340インチ)の厚さであった。電極100の内
径での公称の厚さは3.175mm(0.125インチ)であった。
側の縁210を欠いており、ガスを供給する環状通路5
15は電極100の中にあることに留意されたい。ま
た、この実施例には、絶縁性の電界形成環300があ
り、電界線をウェーハに対し垂直に維持できるようにし
ている。ボックス615は図6に示す結合回路を表して
おり、DC電源635はRFチョークにより分離され、
通常の方法でグラウンドに容量分路され、電極100お
よび200に、容量結合器と共に並列に接続されてい
る。容量結合器には、小さな固定キャパシタC2が可変
キャパシタC3と並列になっている。可変キャパシタC
3は、電極200の上のプラズマとは異なる影響を電極
100の上のプラズマに与えるチャンバの形状を反映し
た非均一な電界によって起こされるプラズマ生成の半径
方向の変動を調整し補償するために使用される。周波数
に依存したウェーハの導電率により、この装置はより高
い周波数においてより良く機能する。
の事項を開示する。 (1)静電引力によってワークピースを保持する静電チ
ャックを製造する方法であって、アルミニウム合金で基
部電極を機械加工により製作し、第2の電極を受ける電
極凹部を上記基部電極の頂面に機械加工して、上記電極
凹部が、内側および外側の凹部側面と上記頂面から凹部
の深さ分だけ下方の凹部底面とを有し、該凹部底面は第
2の曲率半径を持つ第2の遷移領域により上記凹部の両
側面に接続しており、それにより、凹部横軸距離を画定
するステップと、上記凹部横軸距離に関連させた第2の
横軸距離と、上記内側凹部側面に対応させた第2の内側
側面、及び、上記の外側凹部側面に対応させた第2の外
側側面と、並びに、上記凹部の深さに関連させた第2の
厚さとを以て、上記第2の電極を上記凹部に合致するよ
うに機械加工するステップと、上記基部電極および上記
第2電極が接合される部分の双方を少なくとも酸化アル
ミニウムの電極厚さで酸化し、それにより、上記基部電
極が酸化された凹部横軸距離と酸化された凹部深さとを
持つ酸化された凹部を持ち、上記第2の電極が酸化され
た第2の横軸距離と酸化された第2の厚さを持つように
し、さらに、上記の酸化アルミニウムの厚さと上記凹部
横軸距離と上記第2の横軸距離とが互いに関連して、上
記基部電極と上記第2の電極がアセンブルされたとき、
該両電極の間に内側および外側の凹部ギャップが形成さ
れるようにするステップと、上記の凹部側面および上記
第2の電極の側面の少なくとも1つを結合剤でコーティ
ングするステップと、上記基部および第2電極をアセン
ブルし、熱伝導性の電気絶縁エポキシで接着するステッ
プと、上記基部および第2電極の双方の頂面を機械加工
するステップと、上記両頂面の間で、かつ、上記内側の
凹部側面と上記第2の内側側面との間の遷移半径を内側
の溝の深さまで同時に機械加工するステップと、上記両
頂面の間で、かつ、上記外側の凹部側面と上記第2の外
側側面との間の遷移半径を外側の溝の深さまで同時に機
械加工するステップと、陽極酸化された全ての表面を機
械加工で仕上げるステップと、まだ陽極酸化されていな
い全ての表面を陽極酸化するステップと、上記基部およ
び第2の電極の間の溝を熱伝導性の電気絶縁エポキシで
充填するステップと、を有する製造方法。 (2)上記内側の溝の深さの下方および上記外側の溝の
深さの下方の上記絶縁エポキシを機械加工することによ
って、上記内側凹部側面と上記第2の内側側面との間、
および、上記外側凹部側面と上記第2の外側側面との間
からアルミニウム粒子を除去する付加的ステップをさら
に有し、そうすることにより、上記遷移半径と上記外側
凹部側面と上記第2の外側側面とが交叉する遷移領域の
下方に新しいエポキシ頂面を形成し、上記アルミニウム
粒子を除去し且つ上部と下部のエポキシ充填部材の間の
界面が上記遷移領域から転置されるようにしたことを特
徴とする、上記(1)に記載の方法。 (3)上記基部および第2電極をアセンブルするステッ
プが有機絶縁膜片を上記基部および第2電極の間の上記
内側および外側の凹部ギャップに挿入するステップを含
み、上記結合剤により上記絶縁膜と上記基部および第2
電極とを結合することを特徴とする、上記(1)に記載
の方法。 (4)上記基部および第2の電極を機械加工するステッ
プが、上記基部および第2電極の少なくとも1つの頂面
に、放射状のガス配給溝を作らずに、少なくとも1つの
環状のガス配給溝を機械加工によって作るステップを含
み、それにより、クランプ平面に沿ったガス流にインピ
ーダンスの低い放射状流路がないようにし、さらに、上
記環状のガス配給溝が上記静電チャックの半径よりイン
ピーダンス距離だけ小さい半径を有し、それにより、作
動の際に、上記冷却ガスが上記クランプ平面と上記ワー
クピースとの間のすきまを通って内に向かって放射状に
拡散し、上記インピーダンス距離に沿った上記クランプ
平面と上記ワークピースとの間のすきまによって形成さ
れたインピーダンスを通って上記冷却ガスが外に向かっ
て放射状に流れることにより、上記ガス供給溝の中で上
記冷却ガス圧が維持できるようにしたことを特徴とす
る、上記(1又は2)に記載の方法。 (5)上記基部および第2の電極の間に容量結合された
RF電力を所定の閾量以下に下げるのに十分なデカップ
リング厚さを持つデカップリング絶縁体を収めるために
上記第2電極の底部を機械加工するステップと、上記基
部および第2の電極をRF電力源に接続するための端子
を形成するステップとをさらに有する、上記(1ないし
3のいずれか1つ)に記載の方法。
ェーハ上のプラズマによって誘導された自己バイアス電
位に関してバイアスされ、プロセス中にウェーハ電位の
変動があっても、絶縁破壊に対する向上した抵抗が得ら
れるようにしたものであるが、さらに、電極の、特にワ
ークピースに隣接する頂面などの角を機械加工して丸み
を持たせたことで、電極間の放電を抑え、高い絶縁破壊
電圧を達成したものである。
す。
細断面図。
電力配給装置 615 結合回路 630 ゼネレータ
Claims (5)
- 【請求項1】 静電引力によってワークピースを保持す
る静電チャックを製造する方法であって、 アルミニウム合金で基部電極を機械加工により製作し、
第2の電極を受ける電極凹部を上記基部電極の頂面に機
械加工して、上記電極凹部が、内側および外側の凹部側
面と上記頂面から凹部の深さ分だけ下方の凹部底面とを
有し、該凹部底面は第2の曲率半径を持つ第2の遷移領
域により上記凹部の両側面に接続しており、それによ
り、凹部横軸距離を画定するステップと、 上記凹部横軸距離に関連させた第2の横軸距離と、上記
内側凹部側面に対応させた第2の内側側面、及び、上記
の外側凹部側面に対応させた第2の外側側面と、並び
に、上記凹部の深さに関連させた第2の厚さとを以て、
上記第2の電極を上記凹部に合致するように機械加工す
るステップと、 上記基部電極および上記第2電極が接合される部分の双
方を少なくとも酸化アルミニウムの電極厚さで酸化し、
それにより、上記基部電極が酸化された凹部横軸距離と
酸化された凹部深さとを持つ酸化された凹部を持ち、上
記第2の電極が酸化された第2の横軸距離と酸化された
第2の厚さを持つようにし、さらに、上記の酸化アルミ
ニウムの厚さと上記凹部横軸距離と上記第2の横軸距離
とが互いに関連して、上記基部電極と上記第2の電極が
アセンブルされたとき、該両電極の間に内側および外側
の凹部ギャップが形成されるようにするステップと、 上記の凹部側面および上記第2の電極の側面の少なくと
も1つを結合剤でコーティングするステップと、 上記基部および第2電極をアセンブルし、熱伝導性の電
気絶縁エポキシで接着するステップと、 上記基部および第2電極の双方の頂面を機械加工するス
テップと、 上記両頂面の間で、かつ、上記内側の凹部側面と上記第
2の内側側面との間の遷移半径を内側の溝の深さまで同
時に機械加工するステップと、 上記両頂面の間で、かつ、上記外側の凹部側面と上記第
2の外側側面との間の遷移半径を外側の溝の深さまで同
時に機械加工するステップと、 陽極酸化された全ての表面を機械加工で仕上げるステッ
プと、 まだ陽極酸化されていない全ての表面を陽極酸化するス
テップと、 上記基部および第2の電極の間の溝を熱伝導性の電気絶
縁エポキシで充填するステップと、 を有する製造方法。 - 【請求項2】 上記内側の溝の深さの下方および上記外
側の溝の深さの下方の上記絶縁エポキシを機械加工する
ことによって、上記内側凹部側面と上記第2の内側側面
との間、および、上記外側凹部側面と上記第2の外側側
面との間からアルミニウム粒子を除去する付加的ステッ
プをさらに有し、そうすることにより、上記遷移半径と
上記外側凹部側面と上記第2の外側側面とが交叉する遷
移領域の下方に新しいエポキシ頂面を形成し、上記アル
ミニウム粒子を除去し且つ上部と下部のエポキシ充填部
材の間の界面が上記遷移領域から転置されるようにした
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記基部および第2電極をアセンブルす
るステップが有機絶縁膜片を上記基部および第2電極の
間の上記内側および外側の凹部ギャップに挿入するステ
ップを含み、上記結合剤により上記絶縁膜と上記基部お
よび第2電極とを結合することを特徴とする、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項4】 上記基部および第2の電極を機械加工す
るステップが、上記基部および第2電極の少なくとも1
つの頂面に、放射状のガス配給溝を作らずに、少なくと
も1つの環状のガス配給溝を機械加工によって作るステ
ップを含み、それにより、クランプ平面に沿ったガス流
にインピーダンスの低い放射状流路がないようにし、さ
らに、上記環状のガス配給溝が上記静電チャックの半径
よりインピーダンス距離だけ小さい半径を有し、それに
より、作動の際に、上記冷却ガスが上記クランプ平面と
上記ワークピースとの間のすきまを通って内に向かって
放射状に拡散し、上記インピーダンス距離に沿った上記
クランプ平面と上記ワークピースとの間のすきまによっ
て形成されたインピーダンスを通って上記冷却ガスが外
に向かって放射状に流れることにより、上記ガス供給溝
の中で上記冷却ガス圧が維持できるようにしたことを特
徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項5】 上記基部および第2の電極の間に容量結
合されたRF電力を所定の閾量以下に下げるのに十分な
デカップリング厚さを持つデカップリング絶縁体を収め
るために上記第2電極の底部を機械加工するステップ
と、上記基部および第2の電極をRF電力源に接続する
ための端子を形成するステップとをさらに有する、請求
項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
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