JP2613615B2 - リモートチェック機能付き熱感知器 - Google Patents

リモートチェック機能付き熱感知器

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JP2613615B2
JP2613615B2 JP6154288A JP6154288A JP2613615B2 JP 2613615 B2 JP2613615 B2 JP 2613615B2 JP 6154288 A JP6154288 A JP 6154288A JP 6154288 A JP6154288 A JP 6154288A JP 2613615 B2 JP2613615 B2 JP 2613615B2
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一成 森末
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は外部の離れた場所から感知器の感度をリモー
トチェックする機能を有したリモートチェック機能付き
熱感知器に関するものである。
[従来の技術] 従来の熱感知器で感度を検査する場合にはサーミスタ
等の熱感知素子の周辺或いは密接させて発熱体を設け、
この発熱体に電力を供給して温度上昇させることにより
感度チェックを行うものがあった。
[発明の解決しようとする課題 しかしながらこのような方法では発熱体によりサーミ
スタそのものへの熱伝導が阻害される不具合があった。
本発明はこの点に鑑みて為されたもので、その目的と
するところはサーミスタの自己発熱現象を利用し、特別
に発熱体を設けることなくリモートチェックが行えるリ
モートチェック機能付き熱感知器を提供するにある。
[課題を解決する手段] 本発明は受信機からの回線を接続する回線接続端子間
に接続したスイッチ素子と、上記回線から得る電源を安
定化する安定化電源部と、感熱温度に応じた抵抗値を示
すサーミスタを介して安定化電源部の出力電圧が印加さ
れる抵抗と、上記安定化電源部の出力により電源及び基
準電圧を得、この基準電圧と上記抵抗の両端電圧とを比
較する比較部と、この比較部の比較出力で上記スイッチ
素子を駆動するトリガ回路とを備えた熱感知回路からな
る熱感知器において、別電源が接続される電源接続端子
間の電圧を上記安定化電源部の電圧よりやや高い電圧に
設定する電源要素と、この電源要素の電圧でオンオフ動
作を繰り返すフリッカ要素と、上記抵抗に並列的に接続
され上記フリッカ要素の出力でオンオフを繰り返すスイ
ッチ要素とからなり、上記電源接続端子間に逆流防止の
ダイオードを少なくとも介して上記スイッチ素子を並列
接続し、且つ上記電源要素の出力電圧を上記比較部、ト
リガ回路及びサーミスタと抵抗の直列回路に別の逆流防
止のダイオードを介して接続したリモートチェック回路
を備えたものである。
[作用] 而してリモートチェック回路を使用して熱感知器回路
の動作チェックを行うに当たっては、別電源を電源接続
端子に接続すれば良く、この別電源によりフリッカ要素
が動作を開始し、このフリッカ要素の動作によりスイッ
チ要素がオンオフし、このスイッチ要素のオン時に上記
抵抗がスイッチ要素により短絡され、サーミスタが自己
発熱して抵抗値を変化させる。この変化により抵抗両端
の電圧も変化し、スイッチ要素のオフ時に比較部で抵抗
両端の電圧と基準電圧とが比較され、この比較により比
較部より比較出力が発生すると、トリガ回路を介してス
イッチ素子がトリガされ、スイッチ素子がオンとなる。
このオンにより電源接続端子の両端電圧が低下し、その
結果電源要素の出力電圧が低下し、サーミスタの自己発
熱が規制される。
同時に別電源側では電源信号が流れて、熱感熱器回路
が動作したことが分かる。
[実施例] 第1図は本実施例の回路を示しており、実施例の回路
は大別して熱感知器回路1と、リモートチェック回路2
とに分けられ、熱感知器回路1は受信機からの回線を接
続する回線接続端子L,Cの間に接続したサイリスタSCR
と、回線接続端子Lに直列に接続したトランジスタT
r5、このトランジスタTr5のベース電圧を一定にするた
めのツェナーダイオードZD2及び抵抗R17からなる安定化
電源部6と、抵抗R10〜R14及びトランジスタTr2,Tr3
らなり、上記安定化電源部6からの出力電圧を抵抗R12,
R14で分圧して得られる電圧を基準電圧Vsとする比較部
3と、抵抗R9に直列接続され、この抵抗R9とで安定化電
源部6からの出力電圧を分圧してこの分圧出力を比較部
3に比較入力Vtとして与える負特性サーミスタからなる
サーミスタ4と、比較部3の出力で駆動され、サイリス
タSCRをトリガするトリガ回路5とから構成されてい
る。
この熱感知器回路1は次のような感知動作を行う。つ
まりサーミスタ4が室温の上昇によって抵抗値が低下す
ると、この低下に伴う抵抗R9の両端電圧Vtの上昇により
基準電圧Vsを電圧Vtが越えると、比較部3のトランジス
タTr2がオンして出力を“L"とする。この“L"によりト
リガ回路5のトランジスタTr4がオンし、抵抗R15,R16
両端に安定化電源部6の出力電圧が印加され、サイリス
タSCRにトリガがかかることになる。
このトリガによりサイリスタSCRがオンして回線接続
端子L,Cの両端が短絡され、回線を通じて受信機に回線
電流が流れ火災発報が為される。
リモートチェック回路2は蓄電池Bを電源とし、この
蓄電池Bは検査時に電源接続端子T1,T2に接続されるよ
うになっている。電源接続端子T1,T2間には抵抗R18、逆
流防止用のダイオードD3を通じて上記サイリスタSCRを
接続し、更に抵抗R1、ダイオードD1を通じてツェナーダ
イオードZD1を接続している。ツェナーダイオードZD1
両端に逆流防止用ダイオードD2を介して上記比較部3、
トリガ回路5、サーミスタ4と抵抗R9の直列回路が夫々
接続される。
そしてこのツェナーダイオードZD1で定まる電圧を電
源とするオペアンプOPと、上記熱感知器回路1の抵抗R9
に抵抗R8を介して並列に接続し、オペアンプOPの出力で
駆動されるトランジスタTr1等を備えている。
このリモートチェック回路2は次のように用いられ
る。つまり通常の室温にて熱感知器回路1の動作検査を
行う場合には電源接続端子T1,T2の両端に受信機の予備
電源として用いる蓄電池Bを接続する。この接続によ
り、サイリスタSCRの両端には蓄電池Bの電圧が抵抗R18
とダイオードD3とを通じて印加され、またツェナーダイ
オードZD1で定まる電圧が比較部3、トリガ回路5、サ
ーミスタ4と抵抗R9との直列回路に印加される。ここで
ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を安定化電源部
6の出力電圧より少し(例えば1V程度)高めに設定して
おり、検査時の熱感知器回路1及びリモートチェック回
路2に電流を流す電源として蓄電池Bが使用されること
になる。
さてオペアンプOPは抵抗R2,R3,R4,R5とコンデンサC1
とによりオンオフ動作を繰り返すようになっている。こ
こでオペアンプOPがオンの時、その出力が“H"となり、
この“H"出力によりトランジスタTr1が第2図(a)に
示すようにオンし、このオンによってサーミスタ4には
抵抗R8とトランジスタTr1を通じて付加的な電流が流れ
る。ここでこの電源によりサーミスタ4が自己発熱する
ように抵抗R8の抵抗値及びオンオペアンプOPのオンオフ
周期を定めてある。
一方オペアンプOPがオフの時には、その出力が“L"で
あるためトランジスタTr1はオフ状態になり、熱感知器
回路2の比較部3ではサーミスタ4と抵抗R9とで分圧さ
れた電圧を比較入力とする。
而してオペアンプOPがオンオフを繰り返すことによ
り、つまりフリッカ動作を行うことにより、サーミスタ
4の抵抗値Rtが第2図(b)に示すように自己発熱によ
り低下し、その為トランジスタTr1のオフ時に比較部3
の比較入力として入力する電圧Vtが第2図(c)のよう
に段々と上昇し、やがて基準電圧Vsを越えることにな
る。電圧Vtが基準電圧Vsを越えると、比較部3の比較出
力が発生し、トリガ回路5を通じてサイリスタSCRをオ
ンする。サイリスタSCRがオンすると、抵抗R18、ダイオ
ードD3を通じて電源接続端子T1,T2の両端を短絡するこ
とになり、結果リモートチェック回路2の電源電圧が低
下して、これ以上のサーミスタ4の自己発熱を防ぐとと
もに、リモートチェック側に熱感知器回路1が動作した
ことを示す電流信号が流れることになる。
ここで抵抗R8及びオペアンプOPのオンオフ周期を適当
に設定し検査開始から熱感知器回路1の動作までの時間
を測定することで感知器の感度の検査が遠隔で行えるこ
とになる。
尚回線接続端子L,C、電源接続端子T1,T2に夫々ダイオ
ードブリッジを挿入接続して配線の無極性化を図っても
勿論よい。
又熱感知器回路1の動作時にリモートチェックを行う
場所でダイオードD3、抵抗R18による電流増加により発
光ダイオードを点灯させ動作表示を行うようにしてもよ
い。
[発明の効果] 本発明は叙述のように構成した熱感知器において別電
源が接続される電源接続端子間の電圧を上記安定化電源
部の電圧よりやや高い電圧に設定する電源要素と、この
電源要素の電圧でオンオフ動作を繰り返すフリッカ要素
と、上記抵抗に並列的に接続され上記フリッカ要素の出
力でオンオフを繰り返すスイッチ要素とからなり、上記
電源接続端子間に逆流防止のダイオードを少なくとも介
して上記スイッチ素子を並列接続し、且つ上記電源要素
の出力電圧を上記比較部、トリガ回路及びサーミスタと
抵抗の直列回路に別の逆流防止のダイオードを介して接
続したリモートチェック回路を備えてあるので、リモー
トチェックを行う際にサーミスタを自己発熱させこの自
己発熱を利用して熱感知器回路を動作させることがで
き、そのため発熱体を別に設ける必要がなく、また発熱
体によりサーミスタの熱伝導が害されることも無いとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は同上の動作
説明図である。 1は熱感知器回路、2はリモートチェック回路、3は比
較部、4はサーミスタ、5はトリガ回路、6は電源部、
R9は抵抗、OPはオペアンプ、Tr1はトランジスタ、ZD1
ツェナーダイオード、D2,D3はダイオード、Bは蓄電池
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機からの回線を接続する回線接続端子
    間に接続したスイッチ素子と、上記回線から得る電源を
    安定化する安定化電源部と、感熱温度に応じた抵抗値を
    示すサーミスタを介して安定化電源部の出力電圧が印加
    される抵抗と、上記安定化電源部の出力により電源及び
    基準電圧を得、この基準電圧と上記抵抗の両端電圧とを
    比較する比較部と、この比較部の比較出力で上記スイッ
    チ素子を駆動するトリガ回路とを備えた熱感知回路から
    なる熱感知器において、別電源が接続される電源接続端
    子間の電圧を上記安定化電源部の電圧よりやや高い電圧
    に設定する電源要素と、この電源要素の電圧でオンオフ
    動作を繰り返すフリッカ要素と、上記抵抗に並列的に接
    続され上記フリッカ要素の出力でオンオフを繰り返すス
    イッチ要素とからなり、上記電源接続端子間に逆流防止
    のダイオードを少なくとも介して上記スイッチ素子を並
    列に接続し、且つ上記電源要素の出力電圧を上記比較
    部、トリガ回路及びサーミスタと抵抗の直列回路に別の
    逆流防止のダイオードを介して接続したリモートチェッ
    ク回路を備えて成ることを特徴とするリモートチェック
    機能付き熱感知器。
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