JP2612834B2 - 殺菌機 - Google Patents

殺菌機

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JP2612834B2
JP2612834B2 JP63139140A JP13914088A JP2612834B2 JP 2612834 B2 JP2612834 B2 JP 2612834B2 JP 63139140 A JP63139140 A JP 63139140A JP 13914088 A JP13914088 A JP 13914088A JP 2612834 B2 JP2612834 B2 JP 2612834B2
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源晴 高野
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は食品、その他を蒸気殺菌する殺菌機の改良に
関するものである。
【従来の技術】
従来、食品その他の被殺菌物を蒸気殺菌する殺菌機
は、例えば実公昭62−35476号公報に見られるようにチ
ャンバー内の空気を真空ポンプで排気してから蒸気殺菌
しているのが現状である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような真空ポンプの利用方式はチャ
ンバー内の空気を確実に排除することが困難であり、残
留空気によって加熱殺菌効率が低下し長時間殺菌を行わ
なければならない問題点がある。 本発明はこれらの現状に鑑み、真空ポンプを使用する
ことなく加熱蒸気を利用してチャンバー内の空気を確実
に排除して加熱効率良く短時間で蒸気殺菌できるように
した殺菌機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】 本発明は前記目的を達成するために、被殺菌物を収納
でき、かつ下部に噴出蒸気パイプを配設した断面円形の
横型チャンバーの上部略中央に少なくともチャンバー径
の1/5以上の径の空気集結筒を連通するように直立して
設け、該空気集結筒の上部に空気排除時に開放する開閉
バルブを設けると共に空気集結筒の側部に内部を透視可
能な覗窓を設け、また覗窓には蒸気が空気と混合して発
生する霧状の白煙を検知できる光電管等のセンサーを設
けてこれを空気集結筒上部の開閉バルブと連結して開閉
バルブを自動的に制御作動するようにすることもでき
る。
【作用】
本発明は食品等の被殺菌物を収納してチャンバーを密
閉した後、チャンバー下部に設けられた蒸気噴出パイプ
から加熱蒸気を注入すると、蒸気は内部の空気と混合し
て白濁し霧状の白煙気体が発生するので、蒸気を引き続
き供給すると空気より重い蒸気はチャンバーの下層部に
留まり白煙状混合気体は次第に上方部に押上げられて空
気集結筒内に留まり、更に蒸気を供給すると霧状の白煙
状混合気体は開閉バルブから排除され、内部透視窓を覗
いて空気集結筒内の白煙が消えた時に開閉バルブを閉じ
る。 このようにしてチャンバー内の空気を排除した後更に
加熱蒸気を供給して被殺菌物を加熱殺菌する。
【実施例】
本発明の詳細を実施例の図面について説明すると、一
端部に開閉扉1を設けた食品等を収納できる断面円形の
横型チャンバー2の下部には噴出蒸気パイプ3が配設さ
れ、図示されていない蒸気発生装置から加熱蒸気を供給
できるように構成されると共にチャンバー2の上部略中
央には上端に開閉バルブ4を設けた空気集結体5が連通
するように直立して設けられ、更に該空気集結筒5の側
部には内部を透視できる覗窓6が設けられている。 しかして前記空気集結筒5の径はチャンバー2の径の
少なくとも1/5以上に形成するとチャンバー2内の残留
空気を迅速かつ効率よく空気集結筒5に誘導できると共
に覗窓6には更に蒸気と空気が混合して発生する霧状の
白煙を感知できる光電管等のセンサー7を設け該センサ
ー7を開閉バルブ4と連結して空気集結筒における白煙
の有無の検知と連動して白煙検知時に開閉バルブ4を自
動的に開放するように自動制御することができる。 従ってチャンバー2内に袋詰、缶詰等の被処理物を収
納し開閉蓋1を閉鎖して噴出蒸気パイプ3からチャンバ
ー2内に加熱蒸気を供給すると、蒸気はチャンバー2内
の空気と混合して白濁し霧状の白煙になり、引続いて供
給される蒸気は空気より重いのでチャンバー2の下層部
に留まり霧状白煙の混合気体を上層部に押上げてこれを
空気集結筒5に誘導して開放状態の開閉バルブ4からチ
ャンバー2外に排出する。そこで覗窓6からの目視又は
センサー7により空気集結筒5内の霧状の白煙が消えた
ことを確認してから開閉バルブ4を手動又は自動的に閉
鎖するとチャンバー2の空気は排除され蒸気のみになる
ので、その御は加熱蒸気によって被殺菌物を殺菌するも
のである。なおチャンバー1には図示されていないが、
通常の如く安全弁、処理物収容のための棚等が設けられ
ていることは勿論である。
【発明の効果】
本発明は断面円形の横型チャンバー内の空気を加熱蒸
気によりチャンバー上部略中央に直立して設けたチャン
バー径の少なくとも1/5以上の径の空気集結筒から開閉
バルブを介して排出するようにすると共にチャンバー内
の空気排除を蒸気が空気と混合して発生する霧状の白煙
混合気体の有無により空気集結筒側部の覗窓から検知確
認して行うようにしたので、食品等加熱殺菌前のチャン
バー内の空気を空気集結筒に効率よく円滑確実に誘集し
てこれを外部に排除しながら空気の排除を覗窓から検知
確認して加熱殺菌時の熱交換効率を向上して蒸気殺菌を
短時間で能率良く行い製品のコスト低下を図ると共に食
品等の被処理物のチャンバー内の殺菌位置による殺菌ム
ラも生ずることがなく品質も一定することができ、しか
も真空ポンプを使用しないのでその構成も簡易となりコ
ストも低下する優れた特徴を有する。 また本発明は覗窓にセンサーを設けて開閉バルブの作
動を自動制御することにより、チャンバー内の空気の排
除の検知確認及び被処理物の蒸気殺菌を自動的に連続し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明は一部切欠正面図、第2図は同縦断側面
図である。 1……開閉蓋、2……チャンバー、3……噴出蒸気パイ
プ、4……開閉バルブ、 5……空気集結筒、6……覗窓、7……センサー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被殺菌物を収納でき、かつ下部に噴出蒸気
    パイプを配設した断面円形の横型チャンバーの上部略中
    央に少なくともチャンバー径の1/5以上の径の空気集結
    筒を連通するように直立して設け、該空気集結筒の上部
    に空気排除時に開放する開閉バルブを設けると共に空気
    集結筒の側部に内部を透視可能な覗窓を設けたことを特
    徴とする殺菌機。
  2. 【請求項2】覗窓に開閉バルブを作動しかつ蒸気と空気
    との混合白煙を検知する光電管によるセンサーを設けた
    請求項1記載の殺菌機。
JP63139140A 1988-06-06 1988-06-06 殺菌機 Expired - Lifetime JP2612834B2 (ja)

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JPH01308728A JPH01308728A (ja) 1989-12-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235476U (ja) * 1985-05-17 1987-03-02
JPS6358637U (ja) * 1986-10-02 1988-04-19

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JPH01308728A (ja) 1989-12-13

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